MOTOYANの日々題
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2006年01月31日(火) 夏に頑張れ!徳之島

春の選抜に21世紀枠として推薦されていた、徳之島高校は残念ながら2校に入れなくて出場できなかった。鹿児島の離島から初の出場かと期待されていたが、願いは叶わなかった。
2000年から始まった21世紀枠だが、推薦されるには、県大会・地区大会である程度の成績を残し、学校に話題性があることが条件であり、離島というだけではだめだった。過去に離島として出場したチームがあったからかもしれない。
===============以下、毎日新聞から引用
21世紀枠は真岡工(栃木)と金沢桜丘(石川)に決まった。21世紀枠特別選考委員会(委員長、脇村春夫・日本高校野球連盟会長)の選考作業では、「地域との連携」と「高校野球の理想像」がポイントになった。

 真っ先に選ばれた真岡工は、主に地域との密着度が評価された。小中学生や社会人チームを含めた指導者講習会開催に尽力し、地域全体のレベルアップに貢献。「真岡市全体の野球ネットワークの中心」「地域の求心力になっている」と複数の委員から称賛を受けた。選手自ら打撃ケージを作るなど、工業校らしい姿勢が好感を呼び、過去に関東地区から選出がない点も追い風になった。

 一方、金沢桜丘はその模範的な姿が支持された。昨夏以降、全国の各校で指導者や部員の不祥事が相次いだことを受け、各委員は「高校野球の原点を見直し、お手本の学校を選びたい」との思いを共有。文武両道の校風に加え、クラス委員長を務める選手が多いなど校内でリーダーシップを発揮していることなどが高評価を得た。強豪私学の壁を破った実力も考慮され、離島のハンディを乗り越えた徳之島や、多くのOBが県内の指導者として活躍している成章などをわずかに上回った。
================
負け惜しみをいうなら
人口の少ない徳之島を出しても毎日新聞は売れない。
同じ離島なら日本最南端の八重山島から出ているではないか。

徳之島は、力のあるチームだから夏にチャンスは十分にある。中学時代に全国大会出場、駒大苫小牧が合宿地として徳之島で合同練習をやっている、など強豪としての地位を確立しつつある。今の思いを夏へむけてがんばれ!




2006年01月25日(水) イカのおすし

児童の連れ去り事件などの多発で各県の警察が、登録者の携帯メールに情報を送るサービスがある。鹿児島県警は「あんしんメール」と名づけて県内で起きた事案を具体的に送ってくれる。1日に2件ほどの受信がある。

小中学生が、登下校中に知らない人から声をかけられた、車に引きずり込まれそうになった、変質者が出没したなどの情報がほとんどである。今日送られてきた文章に「イカのおすし」の「すぐ逃げる」を実行したため無事でした。というものがあった。「イカのおすし」とは?ということで警視庁のHPで調べてみると、歌やおどりまでつけて「イカのおすし」を奨励していた。

「イカのおすし」とは、警視庁生活安全部が考えた、子供が危険にあわないようにするための注意事項で「ついて(行か)ない」「(乗)らない」「(大)声を出す」「(す)ぐ逃げる」「(知)らせる」である。小学校では警察の協力を得て防犯教室を開くことがあり、覚えやすいようにとこの標語を教えている。

見知らぬ人を見たら悪人と思え、人に道をたずねられても答えるな、などほんの一握りの悪人のために地域でのコミュニケーションが取りづらくなってきている。知らない場所で子供に道をたずねることはタブーとなってしまった。以前は、素直な気持ちであいさつをして親切に教えてあげなさいという教育がなされていたはずでおかしなことになっている。

善人か悪人かを見極めるのはとても難しい。ホリエモンはどっちだろう?逮捕されたから悪人なのだろうか?


2006年01月24日(火) 「だいち」地球の円周軌道に

ライブドア事件で騒がしい世の中で,強度偽装問題や大雪の被害のニュースなどが霞んでしまっただ。雪は順調に融けているのだろうか?

種子島からH2Aロケットの8号機が打ち上げられて,衛星「だいち」を切り離して成功した。JAXAのネット中継を見ながら外を眺めたら快晴の空に見事にロケット雲を残しながら宇宙に消えていった。2月にも9号機が打ち上げられるそうで成功が続くといいですが。

この衛星は,宇宙空間から見た地球の陸地のデータを集め世界的規模の地図の作成や、災害が起きたときの状況把握に役立てようというもので,地上の2.5mの物体を識別できるそうで,使い方によっては偵察衛星にもなりえそうなものである。10号機では,偵察衛星を打ち上げる予定があるとか。そんなに多くの偵察衛星が必要なのか疑問だ。また例のごとく,中国や韓国から日本の軍事化を批判されるような心配もある。

広い宇宙だから衛星同士がぶつかることはないだろうが,寿命を過ぎた衛星がゴミのように多くさまよっているとか聞く。これこそ国際協力が必要だろう。


2006年01月23日(月) 「こめたろう」のウラは?

コイン式精米機「こめたろう」でもみを白米に精米することが多い。鹿児島の米どころ蒲生町漆の米をもみつきで分けてもらって1週間分くらいずつ,精米する。
「こめたろう」は,もみを入れて100円硬貨を入れると5分ほどで10kgほどの白米が出てくる。見ていても楽しく,おもしろい機械で24時間使える便利さもあり,真夜中にでかけることもある。

1回100円でもみを入れすぎると途中で止まってしまい,100円を追加しなくてはならないので1回に入れる量の加減には熟練を要する。これにもギャンブル性があり,楽しい理由かもしれない。1表の米袋35kgが3〜4回で終わるので約2ヶ月400円かかる。「安い」「安すぎる」。機械への設備投資や24時間営業の電気代が取れるのだろうかと心配になるほどで,これには何かウラがあるのではとも思える。想像だが,副産物として出る「もみがら」や「こめぬか」が高く売れるとか?そうでなければゼッタイに赤字だと思う。携帯電話が1円とかで売られても月々の使用料でペイできるのと同じような何かがあるのだろう。

「こめたろう」を設置してある場所のには,必ずジュースの自販機がある。そちらは120円,精米よりも高いからそれで稼いでいるなんて単純なものでもなさそうだ。せっかくなら「こめたろう」の横で米も売っているともっと便利なのだが・・・。


2006年01月22日(日) 朝の風景

朝早くに目覚めると若い頃は,二度寝をして1分でも長く寝ていたいものだった。最近は時間が惜しくて起きてしまうようになった。5時くらいに起きて近所をながめるとほとんど電気が消えていて深夜と同じ状況で当たり前だろう。しかし,5時半頃になるとポツリポツリと明かりがつき始める。遠くに通学通勤する家族がいる家では,それが通常となっているだろう。

新聞配達のバイクの後に,6時頃になるとガレージから車の出る音が聞こえ,通勤ラッシュを避けての早出とも思われる。散歩する人が通り過ぎた後に高校生が通学する姿がみえ,ゴミを出しにいく姿,そして小学生の登校と空が明るくなるにつれて徐々に騒がしくなる。中学生が一番遅いのではと思う。それも不機嫌で眠そうな顔をして通り過ぎる。

今朝は,日曜で7時ごろ起きて,高千穂連峰を見ると昨日の雪が残り,しかも青空で一刻も早く,写真を撮りに出かけたくなり,10時頃出発した。スイフトでのドライブも楽しみの一つだった。車のCDでは,オフコースの曲を流し,快適に霧島を一周してきた。帰りはしっかりETCの通勤割引を使って7時に帰宅した。


2006年01月21日(土) ICプレーヤーの不具合

東京が初積雪の今日,大学入試センター試験が行われた。センター試験の日程にあわせたように天候が悪いのは毎年の事で不思議とも思える。

今年から導入された英語のリスニング試験でプレーヤーの不具合で4百人以上が再試験という。そもそもリスニングが必要か?という基本的なこともあるが,50万人に配布するプレーヤーがすべて完全な状態であるはずがないことをどれほど認識していたのか,それともある程度のことは想定していたのか,「想定外の事態」と入試センターは発表したが,50万分の450という数字は,かなり上出来の製品ではないだろうか。

電化製品や車,パソコンなど日常的に購入する場合でも初期不良や使用しているうちに早期の不具合はよくあることで大量生産や部品の精度のよしあしが大きく関係している。ましてICプレーヤーなら精密なIC部品だから当然だと思う。人でも機械でも完璧はありえない。かなりの時間と手間をかけて作った入試問題でもミスがあるのだから,人よりも機械の方が確率的にミスは少ないのではないだろうか。

高1・2年生は,全国一斉の模擬試験が行われた。高1の英語のリスニングは,ある高校生が登校する様子の話で「7:30にスクールバスに乗って学校に8:15に着く,スクールバスに乗車している時間は何分か?」というものだった。答えは45分であるが,80分とした生徒が多かった。15と50の違いを聞き取れるかが出題者の意図であるが,たとえ50と聞き間違えたとしても常識的に考えると推測できる。スクールバスに80分も乗ることは考えられないし,学校の始業時間がそんなに遅いはずがない。だいたい8:30には始まるのだ。もし,15ではなくて50だとしたら問題的にはおもしろいが,常識的でない不適当な問題とされるだろう。この辺を理解できないのが高校1年生の実力だろう。いつも遅刻してくる生徒に80分が多かったような。


2006年01月20日(金) 百人一首は苦手

高1のクラスで小倉百人一首大会のためのクラス予選が行われた。上の句と下の句を別紙に印刷し,それぞれをつなぎ合わせて記号で答える形式だった。上の句100と下の句100をつなぐ作業は,予想以上に苦労するらしく,時間をかなり費やしていた。

1句ずつ探すと100の候補に目をやらなければならず,最初のほうにあればラッキー,最後のほうにあると悲惨なことになる。ほとんどはそのようなやり方をしていたが,賢い生徒は,まず下の句をじっとながめて,おかれている場所を記憶してから進めていた。実際のかるた大会と同じように知っていてもどこに置いてあるのかをわかっていないと勝てないわけで結果的に早く終了したようだ。ちなみに結果は,満点5名,半分以上できた者が7割ほどだった。

こういう類のものは基本的に覚えていないとできない。推測で選ぶなんて平安時代の時代背景や物事の道理を知り,自然への感性が高くないときびしい。また,古典文学への興味・関心も問われる。案の定,1問もできなかった者もいた。おもしろかったのは,99点という点数をとった生徒だった。全部を答えて1問だけ間違うことはありえないことでみんなに聞かれると記号を書き間違ったミスだった。

明日から大学入試センター試験が始まる。本人が気づかないマークミスが結構あるのでは思われる。知っていても間違うという学力とは無関係の部分が出てしまう試験であり,作業の正確さが要求されるので慎重にといてほしいものだ。

さて,百人一首の話題に戻るが,試験監督をやりながら解いてみた。結果は1点。「田子の浦に・・・」しかわからなかった。自慢ではないが,高校時代から覚えたためしは全くないし,そもそもこれまでの生活の中に全く必要も興味もなかった分野で最も苦手なエリアに思われる。これから興味が出れば覚えもしようが,萎縮しつつある脳が動いてくれるかが気がかりだ。


2006年01月19日(木) 保険代理店

スイフトが来てから,1週間が過ぎた。1300ccでパワーには欠けるが,よく曲がる車です。後輪の幅が広いためか,カーブを思いのままに曲がってくれる。山道はまだですが,コーナリングがよさそうだ。

任意保険の車種変更の必要があり,車検証をファクシミリで保険屋サンに送ったが,最近の車検証は偽造防止のため工夫がなされていて,コピーすると大きな字で「COPY]と表示され,デザインも複雑になっている。だから送るのに5分以上かかる。しかも,濃さを「薄く」にしないと真っ黒になって読めない。

ETCの購入手続きをネット上でやってくれるサイトがある。そこでは車検証は画像にして送るように記されている。デジカメで撮影するか,スキャナーで読み込んでメールに添付する方法でファクシミリよりも鮮明で送りやすい。ファクシミリが売り出された頃は,どういう仕組みで文字を送るのだろうと不思議だったが,今では鮮明さで画像に劣り,文書だけなら十分だが,写真や複雑な物には適さないことがわかってきた。

自動車保険の代理店は,まだアナログが主流で訪問による契約・集金のため,インタネット経由の保険加入がお得とわかっていても,なかなか切り替えられない。1年1回,その時期にやってくるなじみの保険屋さんの顔を見ると多少高くてもということになる。しかし,大手の保険会社は,契約・集金もネットや銀行・コンビニ振込みに統一化してきている。事務手続き上は,ネットの方ががわずらわしくなく,1年ごとに会社を選べるし,いいのだけど。

今回は車種変更と新車に近いということで車両保険も追加して明日,例の保険屋さんが,追徴金を集金に来るそうな。25,900円の出費。


2006年01月18日(水) 土曜の授業

今日は水曜日だが,学校の授業は土曜日の授業を一部入れ込んだ。3学期の授業日を数えると,ほとんど土曜日がつぶれて授業がないために代替を実施した。あと3回ほど計画されている。

学校週5日制になって久しいが,私立学校では相変わらず土曜日にも授業を実施している場合が多く,最近ではそれを「売り」にしている。しかし,土曜日と月曜日は他に比べて極端に授業が少なく,週に1回しかない教科が入っていると年間で十数時間少ないことになる。第2土曜日を休日にしているのと学校行事や模擬試験等が入ってくるのでそうなってします。それなら週1時間しかない教科は入れなければいいと思われるが,国英数を入れると担当教員は3時間連続授業になり,文句がでる。

土曜日の授業は少ないということは最初からわかっていることでそれに応じた進度を考えているが,年間で十数時間となると対応できない。授業時数の確保は大切なことだろうが,数だけ多ければそれでいいという問題でもなさそうだし,現に試験をしても少なかったクラスが平均点が低いという状況でもない。これは,生徒が危機感を持っていて真剣に取り組んでいるのか,教師の授業展開術の未熟さなのかわからないが,いわゆる「詰めこみ教育」がベストではないということがうかがえる。生徒のやる気と詰めこみがうまくマッチすれば成績はかなり上がると思われるが,勉強法を含めたやる気を引き出すための施策が先決だと思う。昔のようにハングリー精神は,ほとんどない今だからこそ。


2006年01月17日(火) あれから11年

阪神・淡路大震災からはや11年,神戸の街はほとんど新しく生まれかわり,かなり前の出来事のようだが,ニュースの特集によると住民の心の中には,いまだに深い傷跡として残っているとのことだった。あれから,日本全国の課題として与えられた地震に強い建物を造ろうという教訓も強度偽装事件で何のことやら・・・。「のどもと過ぎれば熱さを忘れ」にしては早すぎます。

IT関連企業の有力者ライブドアが東京地検特捜部の家宅捜索を受けて,株価が急落するのではと懸念され,事実IT関連株は,軒並みの下落という状況でせっかく経済が回復して来ている兆しに水が差された。最悪のことを思うとその株を保有していることの恐ろしさをわかって売りに出されたのでしょう。株の売買ができない時間帯での特捜部の家宅捜索11時間で驚いた投資家も多かったことでしょう。

週末の大学入試センター試験を中心に入学試験が続く。インフルエンザ流行警報も出され,受験生に限らず,1年のうちで最も体調を整えなければならない季節であろう。人ごみを極力避け,十分な栄養と睡眠,手洗い・うがいの励行が必要だ。栄養だけは年中十分なので,睡眠を大切にしよう。


2006年01月12日(木) スズキスイフト納車

先代ジムニーに代わるスイフトがやってきた。12年ぶりの乗換えでワクワクしながら待っていた。さっそく,100kmのドライブだったが,期待通りの走りで満足だった。坂道が少し重たいかな?と思ったが,1300ccだからこんなものだろう,しかも価格的にリーズナブルな車だから。

昨年度の新車販売台数の発表があった。普通乗用車では,1位は相変わらずトヨタカローラで16万台,次がビッツ,3位がフィットだった。カローラは,多くの兄弟車があり,商用車にもカローラ・・というのがあり,トヨタが販売台数1位を確保するために売っている車と言ってよい。実際にカローラセダンに乗っている人はそれほど多くない。ところが,日本独特の軽自動車部門では,スズキワゴンRが22万台とカローラを圧倒的にリードしている。ダイハツムーブも17万台と普通乗用車を上回っている。

スイフトはその日本一の販売台数を誇るスズキの普通車で性能がよく安いにもかかわらず,セールスのまずさ(軽が売れているから危機感に乏しい?)からそれほど売られていない。この点が今回の車種決定のポイントとなった。石を投げればビッツやフィットに当たるほど走っている車より気分がいい。このまま,軽が売れてくれると助かる。

軽自動車は,狭い国土と道路に対応するために売られていて,税金や高速道路通行料などでかなり優遇されている。最近の軽は馬力の割りに力が強い。高速で普通車をスイスイと追い抜いていく。ターボがつけばなおさらで,坂道はジムニーの方が力強い走りだった。軽から普通車に乗り換えたから出費を覚悟しなければなるまい。今だから言うけど「軽を優遇しすぎ!」


2006年01月11日(水) 雪崩(なだれ)は方言

大雪の被害が報告される中で,この週末に気温が高くなり,全層雪崩の危険があるという。住宅は谷あいにあり,雪崩の被害が懸念される。冬に起きやすい「表層雪崩」は積もった雪の表面だけが崩れ落ちる現象でパワーはそれほどない。しかし「全層雪崩」は雪と地面の間に水が流れ出し,すべての雪が崩れ落ちることで春に起こりやすい。土石流と同等のパワーがあり,危険度が高い。

雪が崩れると書いて「なだれ」となぜ読むのだろうかと思っていたが,調べてみるともともとは越後地方の方言らしい。方言が当て字となって使用されているものである。雪崩をあらわす方言は日本中で114種もあるそうだ。著名な登山家が雪崩にあって命を落とした例も多く報告されている。雪に埋もれてしまえば,呼吸ができなくなる。空からひらひらと落ちてくる軽い雪でも積もれば土と同じになる。体育館が雪の重さでつぶれた所もあったようだ。

南国に住んでいると雪には大きな憧れがある。年に数回しか降らないし,積もるのも1,2回で昼過ぎには融けてしまうので雪崩には全く無縁であるし,学校が臨時休校になったり,雪合戦ができるので早朝起きて周囲が雪で明るいとわくわくしたものだ。雪が深く積もって家が真っ暗になるという北国とは正反対である。

国語の漢字の問題で「こうせつ」(降雪)は例年になく,正解率が高いらしい。メディア等でよく見かけているからだろうか?


2006年01月10日(火) 荒ぶる

ワセダのラグビー部に日本一になったときにしか歌わない(歌えない)部歌がある。『荒ぶる』という名で大学選手権の後半になると,これを歌うことを目標にモチベーションを高める。
歌詞は「荒ぶる吹雪の逆巻くなかに 球蹴る我等は銀塊くだく 早稲田のラグビーは斯界になびき いざゆけ我等がラグビーワセダ ラ ラ ワセダ ラ ラ ワセダ ラ ラ ラ ラ ワセダ 」という短いものであるが,今年も部員100名で声高らかに歌った。ただし,最初の一節はそのときの主将が単独で歌うのだそうだ。歌の実力も問われる大所帯の主将も大変だろうが,ラグビー日本一になり,荒ぶるを独唱できるなんて男冥利に尽きる。
だれでも日頃の生活の中で口ずさむ歌がそれぞれあるようだ。そのときの気分で自然と出る歌,本人は気づいていなくても必ずある。気分のいい時は「巨人の星」,落ち込んだときは「人生楽ありゃ苦もあるさ」などその候補かもしれない。。もう25年も連れ添っているうちのかみさんは,都はるみの「北の宿」をよく口ずさむ,と娘が指摘した。そう言われると車を運転しながら歌っているようだ。「心に太陽を唇に歌を!」というフレーズが昔あったような?ロッテ歌のアルバムの司会者玉置さんが言っていたのかな?


2006年01月09日(月) 王者鹿実,惜敗

新春恒例の高校サッカーの決勝戦で2連覇を狙った鹿実が延長の末,滋賀県の野洲高校に敗れた。ゲームのほとんどでボールを支配しながら決定力不足で得点できず,相手はわずかのチャンスを活かしての2ゴールだった。
対戦前からそのスタイルの違いがいわれ,鹿実の総監督は「サウスポーと戦うような感じ」と言っていた。スピードと個人技重視の走るサッカーをするチームへの苦手意識が結果として現れたようだ。
しかし,3年連続国立へ進出した鹿実は立派で「王者」と呼ばれる風格を漂わせているので来年も正月が楽しみである。

最近,高校のサッカーや野球で「総監督」という立場の指導者がふえている。共通する点として定年退職を迎えたが,長期にわたる部活動指導の功績があり,日頃の練習では直接的な指導は「監督」に任せているが,大きな大会では実質的な指揮をとるという形をとっている。特に強豪チームにその傾向があり,テレビ中継でも「監督」は無視されて総監督へのインタビューが行われている。勝利第一主義(私立高校で顕著)だから仕方がないが,監督の立場は微妙である。実質的に指導していても優勝したら総監督の名前があがり,監督の名前など誰も知らない。コーチなら仕方ないが。

功績者の引き際の難しさを象徴することであるが,60や65歳の定年が人によっては,早すぎるという事実もあるようだ。


2006年01月07日(土) 春の七草

「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ 七草」と古くから歌われているように,野菜や野草を使って七草粥を作り,薬膳として正月の暴飲暴食で狂った体調を元に戻す,春の七草がやってきた。スーパーで七草粥セットも売られているので簡単に作れるが,いまだにおいしいと思ったことはありません。薬膳だからそんなものかとは思いますが,できれば遠慮したい食事です。

七草といえば,鹿児島独特の行事として数え年で7歳になる子供たちが,お宮参りを済ませて,隣り近所を回り,七草粥を少しずつ分けてもらい成長を願うという,ならわしがある。つい最近まで全国的な行事かと思っていたが,そうではなさそうです。子供の成長を願うものとして全国的には七五三が有名ですが,鹿児島では七草の方が盛大に行われる。3才・5才・7才と3回もするより1回ですむからでしょうか。

新潟・秋田・長野では,記録破りの豪雪で大きな被害が出ている。南国鹿児島でも普通に雪が降る状況で北半球の寒気の流れがいつもと違うようです。これから受験シーズンを迎え,天候が安定し,どこの受験生にも平等な条件で実施されることを願う。大学入試センター試験の会場は,暖房が入っていない。平等な条件でということだろうが,寒いほうが調子の出るもの,寒いとだめなもの,人それぞれ違うからこれから受験生は,「寒いほうがいい」というように体質改善をする必要がありそうだ。


2006年01月06日(金) さらばジムニー

平成5年12月登録のジムニーがついに旅立っていった。主に通勤に使用していたため、12年間の走行距離は7万7千kmとそれほど多くなかったが、6回目の車検を迎えてオイル漏れ、エアコンの不調、タイミングベルトの交換時期など車検に通常以上の経費がかかりそうで今後2年間で重大な故障が発生しそうだったので思い切って買い替えを選択した。
俗にいわれる「新古車」を探してもらい、平成17年8月登録の走行距離1,600kmのスズキスイフトにした。新車価格より10万程度しか安くないが、1日乗れば中古車ということを考えると十分だと思える。
スイフトは、昨年のカーオブザイヤーとなり、低価格とスタイル、走行性で話題の車でトヨタビッツ、ホンダフィット、日産マーチ、マツダデミオなどと同列のコンパクトカーである。スズキの販売力(セールス力)の乏しさのおかげでそれほど街で見かけないという点が決め手となった。同じ車種が信号待ちなどで横に並ぶとなんか変な気分になるのは私だけかも知れないが、トヨタ・ホンダは、完成度が高いが、多すぎる。したがってその車に飽きてくる一因になる。
これまでの車歴をみると30年間にいすゞ・いすゞ・スバル・スズキ・スズキとなっている。セカンドカーはトヨタ・日産・トヨタ・トヨタと乗り継いでいるが、「自分専用の車はビッグ3は使わない」という信念が形成されつつある。(セカンドカーのほうはかみさんが主に使用)長く乗り続いているのも、ほとんどモデルチェンジをしない、めったに走っていないからだと思う。
12年も毎日のように使うと愛着があるのだろう。涙こそ出ないが、寂しさの方が次に来る車への期待よりも大きな感じでスクラップになるか、別の人が乗るか、海外へ売り飛ばされるかわからないが、自分から離れていったことには間違いない。先月の大雪時に4駆の強さを見せつけて雪道を難なく走った実力は生涯忘れないことだろう。


2006年01月05日(木) すべてがサービス業化

正月3カ日は終わり,新年の業務がスタートした。官庁や企業では年始式があり,それぞれの組織のトップから今年の目標や叱咤激励の言葉が発せられ,正月気分も吹っ飛んだことだろう。学校は,今年は10日が始業式で少し余裕がありますが,3学期は入試・年度末・卒業・入学準備と多忙になります。つかの間の充電をしましょう。
今年初めての外食で焼肉に行きました。店に入って,メニューを渡されて10秒も経たないうちにアルバイト?の店員さんがやってきて「お決まりですか」にビックリした。(初めての店でそんなに早く決まるわけないだろう)(私たちがいつ入店したか見ていたの)と「まだ」という返事がついつい大きな声になってしまった。
思うにここ1・2年,道理に合わないこと,気配りのないことに,つい声が大きくなっているような気がする。歳とってだんだんと頑固親父になりつつあるのでしょうか?
しかし,年末からのつかの間の一人暮らしでろくな食事を摂っていなかったためか,おいしい焼肉だった。食事は楽しく食べるのが一番のご馳走。食事前に気分を害するような状況は作りたくないし,作ってほしくない。田舎のレストラン様,従業員への叱咤激励をよろしくお願いします。
昔の話を持ち出すと歳をとったといわれるかもしれないが,大学時代,新宿のレストランでバイトしていたころ,フロアーマネージャーが客の入店・出店をしっかりチェックし従業員をうまく動かしていたように思う。その基本にはタイミングのいい,タイムリーなサービスをということがあった。「お客様は神様です」が全従業員に浸透していた。30年ぶりにその店を利用したが,しっかり30年前と同じように繁盛していた。
現代はどの業種も「サービス業」化しているしそうでなければ,長続きしない。学校の教師もサービス業の典型,今年はどんなサービスを徹底させようか?


2006年01月04日(水) 殺人犯イチロー(ドラマの世界)

テレビの新春スペシャルであのイチローが殺人犯になるドラマが,放映された。古畑任三郎シリーズファイナルとしてイチロー自身が出演し,殺人事件を起こし,警部補古畑がトリックを見破り,真犯人を追い詰めて行くというストリーだった。俳優さんが悪人役になっても違和感はなかったが,世界で活躍する超有名人だけにリアルに思えた。“率”もかなり上がったことだろう。「フェアーな殺人者」というテーマでほとんど嘘もつかず,素直に敗北を認めあっけない一件落着だったが,本当の殺人犯はアンフェアーだらけだからこんなに簡単ではない。

酒癖の悪い兄を戒めようと杉木にくくり,1時間後に様子をみに行ったら,すでに死んでいたという事件が発生した。悪さをする子を庭の木にくくりつけたという話は,昔のよくある話だ。普通なら1時間で死に至るなど考えられないので司法解剖して真相を確かめるとのことだった。

昨年の交通事故による死亡者が,全国的に数十年ぶりに低い数字だったと発表された。一時期1万2千人が亡くなっていた頃に比べると半数になった。交通事故防止対策のおかげと思うが,大きい要因は,シートべット着用の定着と救急医療の発展だろう。ただ,その半数は,お年寄りの歩行中の事故であり,道路や車に対する認識度の低さだと思う。若い頃は,ほとんど車もなく,道路は歩行者のためのものだった。しかし,今の道路は明らかに車のものとなり,衰え行く判断力や行動力がついていけない状況になっているのだろう。早朝の4時とか5時にお年寄りが道路を歩いているなんて現代人の誰が想像しているだろうか。


2006年01月03日(火) 現代年賀状考

今年も年賀状をたくさん頂いた。インクジェット紙の年賀状が多く発売されて8割以上はパソコンで作成し,印刷されたものになっている。写真やイラストがきれいに印刷され,読む(みる)楽しみが増えている。裏面にも負けず劣らずの表面に注目すると,つまり宛名をパソコンで入力するとあっという間に出来上がる。郵便番号のマスに番号がぴったりとはまっているものがほとんどで,数年前までは,マスに入れるのに微調整が必要ではみ出しているものが多くみられたが,年賀状ソフトの進化が著しい。
今年は,市町村合併で住所表示が変わったところがあったが,郵便番号は変わらずソフトもいち早く対応するものが発売され,ますます年賀状も機械化されてきている。「自筆がいい」とか「パソコンのやつは心がこもっていない」とかいうほうが「野暮なことを」という時代になっている。しっかりと心のこもったパソコン作成の年賀状が多く見受けられる。
差出人の欄も家族全員の名前を入れたものが多く,家族構成を確認するのに助かる。今年はカタカナで書かれた家族が多かった。ラッキー・サリーなどいつの間にか外国人の子供を養子にしたのだろうか・と思ったら犬や猫の名前であり,今年は戌年ということでペットの犬たちが家族の一員として昇格したという次第だろう。ついでに猫もランクアップ。だって猫年はないからこの時しかチャンスがない。


2006年01月02日(月) 野球部OB会発足

夏に15年功労賞を高野連からもらい,もうそろそろ足を洗う頃かな?と思っている野球監督業。今日は15年間に世に送り出した100名余のOB会が発足した。1期生の元主将が音頭をとり,25名が集まった。昼間にOB戦をやり,夜の部まで続いた。
ゲームのほうは,オールド組とヤング組に分かれて対戦したが,予想を覆してオールド組の勝利だった。オールドといっても最高位年齢33歳でマスターズにはまだ早すぎるメンバーながら卒業後バットもボールも握っていない連中がほとんどだったが,打撃に関しては,現役時代よりも確実にうまくなっていた。「野球ってこんなに簡単なもの?」と思うほどヒットが出て,オーバーフェンスこそなかったものの出てきたお腹のせいか,飛距離も打球の早さも十分でヤング組はたじたじだった。ただ,足はヤングに分があり,レフトオーバーシングルヒットなど珍プレーも見られた。
野球というゲームを離れた場所から見て,思いをつのらせることが力まないプレーにつながり,いわゆるベテランの域に達する例であろう。
上下関係が希薄で社会に出て縦社会でやっていけるだろうか?と心配していたが,和やかな中にもしっかりと上下関係ができていて一安心だった。荷物持ち,グラウンド整備などヤングマンが率先してやっていた。
さすがに進学校の野球部で25人中6名がドクターかその卵で,けがや急病が起きても安心してみていられるスポーツ活動は指導者冥利に尽きる。
あすから,来年のこの会まで元気でそれぞれの場で活躍してほしい。


2006年01月01日(日) 2006Start

大晦日の夜は雨で初日の出は見られないかな?と案じていましたが,朝起きてみると快晴で天の恵みでした。夜更かしして起きた時は,日の出から時間が経過していましたが頑張った人にとってはよかったです。
新年が来るたびに,今年こそは,と誓いをたてるのですが,長続きしたためしがありませんので開き直って今年もだらだらと生きて行きたいと思います。ご指導・ご鞭撻の程をよろしくお願いします。
今年は,うるう秒で例年より1秒長くなります。この1秒を有意義に使いことは無理でしょうが,判断の前に1秒待って決断する年にしようかと思います。元NHKアナの鈴木さんが「気くばりのすすめ」のなかで「それでほんとにいいの?」と自問自答することが気くばりにつながると書いています。この1秒をこれに使えたらいいですね。
今年もいろいろな事件・事故,楽しい出来事,つらい出来事が起こるでしょう。自分のペースをしっかりキープして日々を充実させたいものです。今年も相変わらずよろしくお願いします。


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