MOTOYANの日々題
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2005年06月08日(水) 秒単位の時代

「午前○時○分○秒をお知らせします。ピッ・ピッ・ピッ・ポーン」と、正確な時間を10秒ごとに自動音声で知らせる「117」は、天気予報サービス「177」に次いで古い。今年の6月10日の時の記念日で50年を迎える。

50年前といえば,個人で電話を持っていることが貴重なころで正確な時刻はラジオの時報で知るのが一般的だっただろう。秒単位の正確な時刻が必要なかった頃でもある。

時代が変わり,時計は正確に時を刻む電波時計が当たり前で10万年に1秒も狂わないという。しかも壁掛けの電波時計が1,980円で売られている。パソコンでもインターネット時計で簡単に正確な時刻を知ることができる。

どこの学校でも使われている「チャイム」。行事や試験などで頻繁に鳴る時間を変更する必要があるが,セットしてある時刻に電源が入り,実際に音が出るまで十数秒かかる。内蔵されている時計も結構狂うし,セットに気を遣う。教室の時計や個人が持つ時計に合わせるためにチャイム内蔵時計を早めておくか,セット時刻を早めておかないと「ぴったし」というわけにいかない。この十数秒が微妙でなかなか合わない。机の上にある電波式卓上時計と同調して鳴り始めると他人には理解できない満足感を味わう。


2005年06月07日(火) 最近のカギ事情

親戚宅の玄関の鍵がなくなり,「カギ屋」を呼んで取り替えてもらった。30分ほどで見事に交換が行われた。作業中に見ていていいものだろうか?と思いつつも以前から興味のあった分野だったのでいろいろと話を聞いてみた。この仕事を30年も続けているベテランの方で昨今のカギ事情をいろいろ聞けて楽しかった。

市内の2000軒ものマンションや事業所を担当していて年間に8,000件の依頼があるらしい。カギの紛失,取替え,閉じこみ,金庫の開錠など様々で24時間営業という看板を下ろさなければならないほどの盛況らしい。1件10,000円として80,000,000円の収入で「技術は宝だ」と思ったが,実際にはそんなにおいしい話ばかりではないらしい。マンションや事業所には「マスターキー」なる,どのドアでも開けることができる魔法のカギが存在する。管理者だけが持てるカギでこのスペアキーを作ることはお札をコピーするようなもので簡単にはできないらしい。(技術的な問題ではない)

あるマンションの住人がカギを失くしたとする。そこに出かけていってありあわせのカギをつけることは簡単なことであるが,管理者の持つマスターキーで開けられなければならないという条件がついてくる。そのために2000軒のそれぞれのマスターキーに合う2000種類のカギを準備しておかないとならないそうだ。緊急性を要求される場合が多く,取り寄せる時間はない。その在庫の有る無しが,商売として成り立つか否かにかかっているとのことであった。材料費と技術料で1万円もらっても2割程度の収益にしかならないそうだ。

鍵メーカーの新技術と鍵開けのテクニックは常にいたちごっこで最近は負けてしまうことが多いらしい。「いろんな業者が挑戦をして開けられなかった事案を開けた時の快感がたまらない。」という本音?を最後に聞いて教員生活29年の今,他人が教えられないことを教えるという快感を求めていこうと思った・・・・?。


2005年06月06日(月) 三者面談初日

三者面談が始まった。18年目にして初の経験で親と子を前にしてどんな話題を提供しようかなどと思案もしていたが,始まってしまえば25分という時間はすぐに過ぎてしまう。生徒が一番緊張しているかのようで何を怒られるのだろうか?何をばらされるのだろうか?など不安な顔をしている。
通学範囲が狭い学校では,家庭訪問を行うが,家から家への移動に時間的なロスがあるし,緊急な場合でも地図やカーナビを頼りにいつでも訪問できる時代になっているので必要悪と思われる。家庭訪問を機に家が見違えるほどきれいになることくらいが,恩恵だろう。

20年ほど前に2年ほど家庭訪問をやったことがあるが,帰りにお土産をもたされることがあった。時期的にタケノコが出る頃で1日に大きなタケノコを数本持ち帰ることもあった。台所がどうなるかは想像していただきたい。自分の子どもがお世話になる担任の先生に自分の家でとれた産物を贈ることこそ最高のおもてなしで,ありがたく頂戴し,3食タケノコ尽くしのご馳走になった。「土産」はその土地の産物をいい,旅行した時に親しい人に贈るものでもらう側も楽しみである。

学校にわざわざ来ていただくので学校にしかないお土産を渡すように心して面談を行っている。教室での生き生きとした様子,掃除時間のまじめな作業の様子,友達とおしゃべりしている時の楽しそうな顔の様子など探せばいくつでも見つけることができる。親としてそんなお土産が何よりもうれしいはずである。


2005年06月05日(日) 車窓から読む文字

川内にある「れいめい高校」との練習試合のために東九州自動車道を走った。つい最近,市来から串木野まで開通し,鹿児島から以前より20分も早くつけるようになった。片側1車線ではあるが有料の高速道路で信号がなく快適である。市来までは以前から開通していて何度も利用したが串木野までは初めてだった。串木野から北へ工事が進んでいてそのうちに川内・出水そして八代までつながり九州自動車へ続いていくのでしょう。
ところで高速道路には,県や市や町の境界線にはその場所を案内するプレートが掲げられている。100kmのスピードで走っていても地名がわかる。平成の大合併で川内市は薩摩川内市へ変わり5文字となった。まだ読めそうである。しかし,初めて訪れる人にとっては厳しいかも知れない。その手前にある市来町と串木野市はまもなく「市来串木野市」となる。地元の人は読み方も由来もわかる。しかし初めての人には全く理解できない6文字になるのでは?と思う。停車して読んでもわからないものを走行中に理解できるわけがない。また50ccの原付につけるナンバープレートに「市来串木野市」をどうやって入れるのだろうかと心配になる。それぞれの住民の希望によって決まったようだがもう少し工夫はできなかったものだろうか?「命名はスマートたるべし」


2005年06月04日(土) 中華料理の様変わり

中華料理といえば,回転テーブルに次から次へと料理が出され,取り皿に好きなだけ取って食べる。食べても食べても次から次へ出されてしまいにはお腹いっぱいになって「もう結構」というイメージがあった。
今宵は,久しぶりに宴会が中華だった。コース料理にもかかわらず品数は少なく一皿の量も少なかった。ちょっぴり不満も残ったが,使われている食材はどれも高級そうなもので,例えば豚肉はスペイン産の「イベリコ豚」(ブタの一品種。スペインのイベリコ(Iberico)地方で,どんぐりなどを飼料として飼育された黒豚。肉質が良く,脂肪に独特な味があり,栄養価も高いことから珍重される)とか素材にこだわったメニューで,この歳になると「はらいっぺ」よりもいいのかもしれません。
「食べ放題」「バイキング」からは,もう遠ざかった方がいいのでは,と遅きに失する思いになっています。今日の宴会は,友人の誕生祝に名を借りたものでバースディケーキも準備された。直径25cmほどの生クリームケーキだったが,自分の中にいる別人の?声が聞こえてきた。「このケーキならまるまる1個食えるぞ!」と。「食ったらシヌゾ」の自分の声で12等分されたケーキの切り身を1口で飲み込んだ。


2005年06月03日(金) ガードレールに金属片?

全国でガードレールの切れ目に金属片が挟まっているという,ミステリーが話題となっています。いたずらにしては多すぎるし,事故による車のボディならばガードレールが傷ついているはずなのに無傷,これはガードレール設置者のみが知る事実ではないかと思えます。工事の過程で継ぎ目に挟む物をとり忘れているとかでこれくらいしか考えられない。そのうちに「なんだ!」ということになりそうな気がします。
地震が各地で起こっていて敏感な人は,平穏な日々が送れてないのでは?と気がかりです。自然には逆らえないのでそのときはその時です。
梅雨入りが遅れているようです。平年なら鹿児島は5月29日だそうで最も遅かったのが6月21日だそうです。どちらにしても必ずやってきますので自然にまかせましょう。


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