アテネオリンピックの女子マラソン選考でシドニー金メダルの高橋尚子選手が、落選した。選考レースでの失敗と最終レースで土佐選手の思わぬ？好走で日本陸連も苦渋の選択を強いられた。
選考レースを設定している以上、今回の結果は妥当であり半数以上のマラソンファンが納得していると思う。これが逆の選考結果になれば、今以上に不満の声があがるに違いない。

アスリートにとってオリンピックは最高の舞台であり、スポーツを志す者は「夢」としてオリンピック出場を掲げる。そして「金メダル」を目標に大きな代償を払って日々練習を行っている。今回選ばれた３名もこれからかなりのプレッシャーと戦いながら本番まで苦しい毎日が続くと思われるが「オリンピックは参加することに意義がある」というクーベルタンの名言どおりにしっかり楽しんでほしい。

野球の監督選考もこれからたいへんだろう。病床にある本命者に配慮し、一次メンバーに登録したそうだが、驚異的な回復をしているとの事でかすかな希望はあるが、どんなものだろうか？本人からの辞退が出ると再度の選考が行われるだろうが、これもマラソン以上に困難になることだろう。

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