MOTOYANの日々題
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2004年01月08日(木) 2割、3割は当たり前

正月休みに四国へ里帰りした。4日間のあわただしい日程のため大学卒業後に6年間過ごした讃岐へは足を伸ばせなかったが、暖かい天候に恵まれて久しぶりの長距離ドライブだった。九州から四国へ行くには、海を渡らなければならない。最も近いのが大分県の臼杵から愛媛の八幡浜へのフェリーを使う方法である。鹿児島を出て熊本・阿蘇・竹田経由で5時間、フェリーが2.5時間で8時間弱で四国に着く。もう20回近く利用しているが、フェリーは大きくなり時間も短くなってきて、四国が徐々に近くなっていく。高速道の発達が大きな要素で20年前は12時間ほどかかっていた。
そのフェリーであるが、JAFの割引で2割引、早割りで3割引、優待券で4割引と完全な価格破壊に陥っている。5m弱の乗用車で1万円というもともとの安さもあるが、4割引となると6千円で渡してくれる。この航路には、2社のフェリーが競合していて2時間おきに代わる代わる運航されている。平素はトラックが中心で乗用車は少ない。どちらの会社も経営的には苦しいらしいが、値下げ合戦で客を奪い合って必死にがんばっている様子が見られる。新造船も次々と導入され、すさまじいことになっている。
この3月から鹿児島と新八代の間に新幹線が登場する。鹿児島−福岡間のお客の奪い合いが、JR・バス・航空機でし烈に行われそうな気配である。それぞれの特典を生かして、相手の運賃を見ながら価格設定をしているようだ。利用者にとってはこの上ない競争であるが、戦いの末に共倒れという事態は避けてほしいものだ。
競合する競争相手がいるとサービスが向上し、それぞれの力を十分に発揮しやすい。明日から私立中学校の入試が始まる。数倍の競争率を突破するために今まで培ってきた実力を出し切ってほしいものだ。少子化でどの私立学校も優秀な人材集めに必死だからきっとサービスは向上すると思うのだが・・。


2004年01月07日(水) 朝の渋滞

学校の冬休みも今日までで、明日から3学期が始まる。10〜12日まで3連休になるので13日から始まればと思う子供も多いだろう。
4日が仕事始めで学校以外はすでに始まっている。ところが朝の交通渋滞がみられない。おそらく明日からはいつも通りの渋滞が起こると予想される。つまり、渋滞の一因は、学校にあるのではないか?という奇妙なことがわかってきた。児童生徒が、車を運転するわけではないので学校の先生たちの通勤の車があの渋滞を作り出している。渋滞している車の運転者に「先生は、クラクションを鳴らしてください」というと列のあちこちでブー・ブーと鳴ることだろう。しかし、この説には疑問が残る。先生たちは、渋滞が起こる時間帯よりも少し早い時間に出勤する。(私のようにギリギリと楽しんでいる一部の先生を除いて)では、なぜだろう。
子供を学校や学校の近くまで送る親の車のせいではないだろうか?昔は、子供を学校まで車で送るなんて考えられなかったが、今の世では、当たり前のようになりつつある。公立の学校は、通学範囲が決まっているのでそうでもないが、広範囲から通学してくる高校や私立学校では、公共の交通機関を使うより便利で安上がりの場合が多い。そしてもう1つ、その「安全性」である。事故や考えられない事件が子供たちを狙っている。特に登下校時は、気丈な親でも不安がある。だから、「子供を車で学校に送り迎えするな」とは言えない状況になっている。「雨にも負けず、風にも負けず・・・」はもう死語となりつつある。
2学期の終業式の日に小学1年生が、踏み切りで電車にはねられた。祖母の家に泊まりにいっていて朝、学校の近くまで送ってもらった直後の事故だった。下ろした場所が、踏み切りの手前だったことが命取りとなった。
明日から子供を送る親の車で渋滞が起こる。送るなとは言わないからせめて校門までにしてほしい。玄関まで送られると校門から玄関までの間で車の衝突事故が起こりそうだから。


2004年01月06日(火) 50歳の節目の年にあたって

2004年が幕開けした。今年の誕生日で50歳を迎える特別な年になりそうだ。人生50年と言われた頃に育ってこの歳になると人生80年ということになってしまっている。普通に生きればあと30年ということだろうが、何の保証もないのだから健康に留意した日々を送ることが大切なことだろう。「気持ちだけは、若い頃と変わらない」と思ってすごしてきたこの10年とは生き方を変えていかねばなるまい。
父がこの世を去ったのが53歳の時で周囲から「若くして・・・」と言われた。しかし、24歳だった自分は「確かに人生半ばにして惜しいことだと思いつつも、そこそこのおじさんの歳だからしかたがないか。」と少し感じたことも事実だった。自分がその歳に近づいてみると「とんでもない年齢で逝ってしまったのだ」とあらためてその無念さを思う。
子供の頃、50歳の人はおじさんからおじいさんへ変わる頃と思っていた。今でも子供から見ればそのように見られているのだろう。今は、おじいさんというのは80歳以上の方々である。そんなおじいさんでもしっかりとゴルフを楽しんでおられる方も多い。元気なおじいさんをめざして健康第一で日々を送ることの重要性を年頭にあたって思うことである。


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