MOTOYANの日々題
DiaryINDEX|past|will
夏休みの最後の日、40日を惜しむかのように過ごした。わが家でいちばん頑張ったのは、毎日のようにあさ6:15に起きてラジオ体操に出かけた、史佳だった。起こさなくても自分で起きるのが不思議なほどだった。昨年と違うところは、起きて顔を洗って、髪をくしでといてから出かけるところだった。女の子としての目ざめだったかもしれない。
中高校生も登校前に身だしなみに相当な時間を費やすと聞く。くるくるドライヤーで髪の毛が茶色に変わるくらいまでに。女の子だけでなく男の子も。丸坊主の時代では全く考えられないことだ。そこまで身だしなみを整えていながら、シャツのすそを出してだらしない格好をして歩く。このあたりが、私には理解できない。
明日から、新学期、「シャツを入れろ」「靴のかかとをふみつぶすな」「ジュースのコップをごみ箱に捨てろ」など口にする日々がはじまる。
きょうは、久々にまとまった雨が降った。よりによって降り始めの頃から1番ホールのティグラウンドに立っていました。久々にゴルフに出かけたのになんってこった。100たたきは免れたものの雨と霧の中で方向も距離もわからない状況だった。
今年の3月に卒業した教え子とのラウンドでとても楽しかった。授業では、教師と生徒にははじめから距離があるが、趣味の世界では、対等であり教え教えられての雨中の数時間だった。
ゴルフは、なるべく少ない打ち数で終わった者が1位になるが、ダブルペリア方式というハンディ戦がよく行われる。上手下手に関係なく順位が決まる方式でコンペでよく使われる。「隠しホール」があり、そのホールで大たたきしてもハンディとして数えられるもので18ホール中12ホールが隠しホールになる。したがって残りの6ホールをいかに少なく打っていくかが勝負となる。隠されているから、ホールアウトするまではわからない。
隠しホールにしっかり当たってハンディを27.5ももらってアンダーパーで1位だった。実際に打った数をグロス、ハンディを引いた数をネットという。
2001年08月29日(水) |
ロケット成功、デジカメ失敗 |
ロケットも無事に上がったようで何よりでした。ニュースで平均株価が下がって大変な事態みたいです。株には全く手を出していないので他人事ですが、日本の経済が落ち込んでいることは確かでしょう。そんな折に1機80億円のロケットを捨てていいのかなどという疑問も湧いてくる。
デジカメでのロケット撮影は失敗でした。桜島の火山灰が大隅半島の方へ流れて、晴れてはいるもののかすんでいて大隅半島の山々さえ見えなかった。発射時刻の16:00になってもいっこうに見えない。またしても延期か思いきやテレビではすでに発射の放送が終わっていた。動画を撮影できるデジカメを借りてまで準備万端だったのに、残念だった。
四国の義弟に3人目の子供が生まれた。女の子だったらしく、男・男・女で嬉しかったことだろう。また、私を「おじさん」と呼ぶ人間が一人増えた。
あす種子島からH2Aロケット1号機が打ち上げられる。ロケットに関しては鹿児島が最先端を行く。日本全国で2ヶ所しかない打ち上げ場が2つともある。大隅半島の東側の内之浦と種子島、直線距離は100kmも離れていない。
日本初の人工衛星が内之浦から打ち上げられた頃には、大崎町(内之浦から20kmほど)に住んでいて発射のたびにオレンジの光を放ちながら上がっていくロケットを見つめたものだ。種子島の場合、ロケット自体が大きいので鹿児島市からも炎が見える。
今回の打ち上げは、新型のロケットということで衛星は搭載していない。しかし、失敗続きの日本の宇宙開発の将来がかかっていて失敗は許されないようだ。発射は、午後1時の予定、絶対に忘れないように目覚し時計をお昼の1時にセットしておこう。デジカメを三脚に固定して待ちましょうか。
先日、デジカメで花火を撮影するのはむずかしいと書いたが、ロケットは1回限りだから緊張する。ある方から「今の新しいデジカメは動画の撮影ができるから、流して撮って後で編集すれば」とアドバイスを受けた。今のところはそんなデジカメは持っていないのでワンチャンスにかけるしかないだろう。
車のナンバープレートに、色のついたシールを貼っているのをよく見る。聞くところによるとオービス(自動スピード違反取締りカメラ)にナンバープレートが写らないシールらしい。取り締まりから逃れるためにレーダーをつけたりいろいろな工夫をしているドライバーがいる。1〜3万円でいずれも販売されている。1回の違反で同額の反則金を払うから、長期的にみればお得かも。
ETC(ノンストップ自動料金支払システム)が、高速道路に導入される。高速道の出入り口で停車してカードを取ったり、料金を支払う必要がない。高速道の渋滞は料金所で発生したり、助長したりするので有効なシステムと思う。車に取り付ける機器が3〜4万円で必要か否かは、高速道路を利用する頻度にかかわってくる。
お盆や年末年始の高速道が渋滞する頃は、フリー(無料)にすれば渋滞はかなりなくなるし、ETCなど必要ない。ETC設置の経費までも高速を利用するものから徴収するわけだから、高速料金が法外に高いはずだ。
そのうちにETCが車を感知しないシールか機器ができてフリーパスで通れる商品が必ず出てくると思う。これなら10万円でもとぶように売れるだろう。商標名「とおりゃんせ」がいいかな?
繁華街を歩くとき、こちらに向かって歩いてくる人と鉢合わせしそうな時にどちらが横によけるのか決まったルールはない。ルールーがなくても正面衝突することはめったにない。どちらかが自然のうちに横によっている。 車が狭い道路で離合するときには、ゆずりあいの精神でどちらかがはしに止まって離合する。その後に手を上げたり、頭を下げたり、クラクションを鳴らしたりしてお礼をする。
学校の廊下で先生と生徒がすれ違うときに横いっぱいに広がって歩いている生徒達は、先生の通り道を確保するようにさっと横によけて一礼する、なんていうのは今は昔の話である。ほとんどの場合、先生が横によける状態が見受けられる。先生の格が落ちたのか、生徒が無礼になったのかわからないが、この子達が大きくなったら気づくかもしれないが、情けないことである。
昔は「先生」というのは子供にとっては「親父」「おまわりさん」と並んで怖くて威厳のある存在だったし、家庭でもそのように教育されていた。この3大恐怖者は絶対だった。しかし、タメ口で話す、挨拶しない、注意指導をきかない、暴力をふるうなど学校現場は、想像を絶する状態になっている。
「今の生徒は、友人も先生も同じ、自分の要求を聞いてくれるかどうかですべてを判断する」「殴られるより自分の車を傷つけられた時の方がショックだった」と明かす全国の中学教師の声にあきらめにも似た声が漏れている。(南日本新聞)
うちの学校ではそこまではないが、食堂に行く途中に中学の女子生徒が避けないので足の痛いのを我慢してサイドステップを何回もやりながらたどり着いた。授業を担当している先生とそうでない先生では生徒の対応が全く違うというのは当たり前のことだろうか?
あす、大規模な花火大会が開催される。真っ暗な夜空に上がって大きな音とともに炸裂し、光(火)の大輪をひらく。一瞬のうちに光が消えて残像が浮かぶ。人の目で見るからこその花火の美しさだ。1発?万円、とてもぜいたくな夏の風物詩である。
デジカメが普及して花火が撮影の対象となった。しかし、デジカメの特徴としてスマートメディア等に記録するため、シャッターを切るよりも少し遅れた画像が記録される。だから、花火を撮影するのはむずかしい。何度も挑戦するが、なかなかいいモノが撮れない。
理論的には、撮影したいシーンを予測して早めのシャッターでいいはずである。 それは、野球の変化球を打つタイミングと共通している。たとえば、本塁ベース上で突然に落ちる、フォークボールの場合、ボールの予測軌跡より、下の部分にバットを出さないと打てない。
花火の写真をとっていると肉眼では、花火をまったく楽しめない。だから、花火は写さないほうが賢明だ。どうしても撮りたいならば、三脚に固定して早め早めのシャッターが必要だ。
夏休みの宿題が、やっと終わった。時刻は4:06 明日(今日)の午後からのミーティングの資料作りだった。久しぶりの半徹夜だ。最近は、徹夜することを「オール」と言うらしい。「ハーフオール」とでもよんでおこう。1ヶ月も前からわかっていたことだったが、追い詰められないとやらない性分がいまだに健在だった。1時頃に眠気が襲ってきたが、それを過ぎたら目がさえてきた。数日はこのリズムに悩まされそうだ。
1年前のこの頃、家族が里帰りし、一人で寝食を忘れてMOTOYAN.comを3日で作ったときもこんな感じだった。午前中はまだ元気でも午後は夢うつつ状態でどうしようもない状態だった。午後からのミーティングは大丈夫だろうか?
受験生も同じような日々を1年余り過ごすわけで彼らの午後に同情したい。受験勉強ほど健康に悪いものはない。しかし、若さゆえの体力があるからやっていけるのだろう。あの頃の体力はないし、節制しなければと思いつつも・・・。
8月13日、四国での川遊びで日焼けをした。紫外線が強すぎたらしく、3時間ほどの時間だったが背中を中心に真っ赤になった。それが、ここにきて背中がかゆくなり皮がむけ始めた。数年ぶりのことで懐かしくも思う。
人の皮膚は日焼けしなくても新陳代謝で自然のうちに更新されるらしいが、第1度やけど状態でもむけてしまう。子供の頃は、毎年のように夏になると経験していたが、大人になるとなかなか経験できない。オゾンホールができて紫外線の量が増えて皮膚がんになりやすいという報告もされていて、日焼けはなるべく避けたほうが賢明のようだ。
同僚が、韓国旅行に出掛けて「あかすり」を体験してきた話を聞いた。信じられないほど「アカ」が出てきて痛いほどだったとのこと。もしかして、その「アカ」は皮膚ではないのだろうか?今、やってもらうとすごいだろうなぁと思う。
お土産に韓国本場のキムチをもらった。キムチは好物だが、それはそれはとても辛かった。韓国の人はいつもこんな辛いものを食べているのだろうか?のどから食道、胃の皮がむけそうなくらいだった。
台風11号が北上し、ニュースで被害の状況やLiveが報道されている。被害に遭われた方やこれから不安な夜を過ごす皆様にお見舞いを申し上げたい。幸いにも鹿児島は避けて進んでくれたので準備したわりには、どうってことはなかった。
台風に限らず、災害の情報はとても重要なことで、新しく確かな情報を入手したいのは人の常である。南方の海上に台風がいて、九州地方に近づく頃の全国ニュースでは、ほとんど取り上げられない。しかし、九州を通り過ぎて関西や関東に近づく頃には、トップニュースとして時間を延長して伝えられる。人口の分布と政治経済の中心地に関係で仕方のないことかもしれない。
そこで重要になるのが、ローカル局の存在だ。鹿児島には、民放4局があり、争うように情報を流してくれる。インターネットのHPでも更新の頻度が高くなる。4局のうちニュースを掲載しているのは2局だけだが、老舗的存在のMBC(南日本放送)のHPは特にありがたい。天気に関しては、どこにも負けないほどの情報量を誇っている。天気予報は、ほとんどそこを頼っている。TBS系列でTVはそれほど面白いとは思わないが、HPは充実している。
以前、「地方の時代」と言われた頃があったが、マスメディアが地方のリーダー的存在として頑張ってくれればありがたいと思う。テレビに映る、ラジオで流されることに地方の人間は、恥ずかしさとともに誇らしさを感じるものだ。公正な報道、正確な情報を発信してほしい。
8月3日の日記に高校生クイズ全国大会出場のことを書いたが、その全国大会が16日から行われ、本日決着がついた。47都道府県の代表が敗れた時点で帰されるわけだが、なかなか帰ってこない。今日からはサマースクールの後期が始まるというのに。
夕方、「準優勝」の連絡があり、驚いた。明日の近江−日大三の甲子園の決勝戦を前に全国2位の快挙である。9月7日21:00〜の放送は見逃せない。日テレのHPにある高校生クイズのコンテンツには、インターネット版クイズがある。100問の二者択一・三者択一があり、試しにやってみたらやっと50%をこえるほどの正解率である。ゆっくりと考えると8割は解ける。しかし、数秒のタイムリミットがあり、焦って間違ってしまうのだ。
http://www.ntv.co.jp/quiz/
TVカメラの前でかなり緊張してのクイズはとても難しいと想像する。その中での好成績は高い評価に値する。一生に一度しかチャレンジできないチャンスをしっかり手中にするとは、あっぱれだ。
2001年08月18日(土) |
DA PUMPに負けた |
沖縄出身の人気グループ「DA PUMP」のコンサートが、北埠頭で行われた。全国5ヶ所のうちの一つで1万2千枚のチケットが「あっ」という間に売り切れたらしい。1枚6,000円だった。
いろんなアーチストのコンサートや催し物は、首都圏を中心に行われる傾向にあったが、最近は地方でもかなり行われるようになり、楽しみが増えた感じがするが、チケットを入手するのに一苦労である。プロ野球の公式戦も年に1,2回あるが、電話による先行予約は、数十回ダイヤルしてやっとつながる状態ですぐに入金を迫られる。実際、球場に行ってみると結構空席があったりするからよくわからない。
さて、今日から部活動を再開したが、20人いるはずの部員が13人しかいない。5人は「DA PUMP」だった。昔に比べて、高校生の楽しみや趣味が多様化して「○○一筋」なんて死語になってしまっている。好きな彼女にふられても立ち直りは実に早い。1週間もしないうちに別の彼女と一緒に歩いているなんて珍しい光景ではなくなった。
明日から、模擬試験の監督を手始めにいよいよ夏休み後半戦が始まる。20日からはサマースクール再開で2学期が始まるようなものだ。今年の夏休みも終わった感じで毎年の事ながら、後悔が募る。四国に里帰りした以外は特にこれといって特別なことをした気がしない。(これが当たり前かも)
高校野球もベスト8が揃い始めているが、21日からは市の新人大会がはじまる。市の大会は強豪校が多く、樟南や鹿実などとあたる可能性があり、楽しみといえば楽しみである。
台風11号が接近してきた。20日前後に上陸の可能性がある。暑い夏が終われば、次は台風の季節、穏やかな日々はいつやってくるのだろうか?
霧島で未来教育プロジェクトの研修会が開かれた。 約70名の参加で3日間エンカウンター・ポートフォリオを中心としたもので時間を惜しむように進んでいった。
これまでの研修会に参加した場合、教科中心の研修のため体育会系の人間の集まりが主であったが、今回はいろいろな方面の人たちで最初はとまどった。しかし、エンカウンターの研修らしく、ゲームを中心にして初めて出会った人と人が瞬時に仲良くなれる企画がなされ、打ち解けることができた。人見知りを得意とする私であるが、自己開示を自然のうちにさせられて少しは成長したような気がする。
この時代に喫煙をする者(自殺志願者?or多額納税者)は、最初の休憩時に灰皿の周りに集まってすぐに仲良くなれるというすばらしいエンカウンターを発見したこともこの研修の収穫だった。
八幡浜11:45発のフェリーに乗船、14時に臼杵に上陸した。往路と同じ道ではつまらないので、いつものようにドライブが始まった。里帰りのもう一つの楽しみは、ここにある。時間が許せば、行ったことのない所へ遠回りをして帰ってくることだ。数年前は、愛媛、香川、岡山、鳥取、島根、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本と日本の裏側、日本海から東シナ海沿いに海岸線を走ってきた。10年前には、北海道の稚内・礼文島・利尻島経由で帰ったこともあった。もちろん車で。
今回は、竹田から久住高原、黒川温泉、小国の方へ向かって走った。阿蘇の広大な景色を眺めながら、進んでいくと小国で右は八女(福岡)、左は熊本の標識があった。もちろん、車は八女に向かった。国道447号線、地図ではいい道にに見えるが、実際は運転しながらでも車酔いしそうなとんでもない道だった。こんな道は好きだが、同乗者は死んでいた。
八女から南関へ、そして「セキアヒルズ」という観光地?に寄ってその中にある「ナイキ・アウトレットショップ」でショッピングをして、23:40に帰着した。主目的はナイキ製品の買い物だった。そこへ行くのに447を利用したわけだがあまりおすすめの経路ではない。
遠回りの家路にはもうひとつ大きな理由がある。それは、子供がじいちゃん・ばあちゃんに大事にされて、甘えて、ついつい「わがまま」になるので家に着くまでに本来の家族のパターンに戻す時間をとる必要を感じるからである。
子供達は、朝から川へ出かけたが、体調不良(だれ)でのんびりとすごす。岩屋寺にある国民宿舎の温泉に出かけた。洗い場が10人分しかないのに20名ほどが入浴中で大賑わい。ゆっくりとはできなかったが、だれがやんだ。(疲れがとれた)
温泉には、脱衣場に泉源・効能などを書いたプレートがかかっている。どこの温泉へ出かけてもよく読むのだが、その温泉のものを読んで目を疑った。泉源での温度が13.7℃と書いてあった。それは、どんな水よりも低い温度だからだ。温泉と言えば、地下から湧き出るお湯のことで水よりも冷たい温泉なんてありえない、と思っていた。鹿児島でも60℃程度の高温泉と45℃前後の低温泉の2種類がある。
つまり、この表示が表記ミスでなければ、温泉とは、湧き出るお湯の温度ではなく、その中に含まれる成分が重要であり、ミネラルや化学物質やphで決まることになる。今度、ゆっくりと調べてみたい。
朝6時のチャイムで目がさめて、すがすがしい朝を迎えた。朝食など済ませてもまだ7時半、10時から川へ出かけた。鹿児島から持参した、アユとり用の引っ掛け竿(蒲生でやったことのある漁法で1mの竹の先に釣り針をつけて泳いでいるアユを引っ掛ける:外園さんに作ってもらった)で挑戦したが、なかなか引っかからない。アユが大きくて警戒心が強いことと未熟さのためにうまくいかない。結局、4時間で2匹の釣果だった。 涼しいといっても日差しは強く、背中がひりひりして入浴時にはとても痛かった。美しい水の川で久しぶりに気持ちがよかった。
いよいよ、美川村へ。松山から50km高知県との県境に近い標高700mの地にあり、冬はスキーもできる。夏は涼しくてクーラーはいらない。面河溪(おもごけい)からきれいな水が流れてくる美しい川があり、川遊びは最高の場所でもある。
夜になるととても涼しくてぐっすりと眠れた。あすの川遊びに備えて10時には床についた。といってもここではどの家もそれぐらいの時間に寝て、朝は6時頃から活動が始まるのだ。早寝早起きがいまだに残る地域である。
出発時刻が遅れて、9:00に出発した。15:40の臼杵→八幡浜のフェリーに乗る予定。熊本経由阿蘇、竹田のルート57でいつもの通りの道順だった。熊本から阿蘇までが渋滞するかしないかが問題である。やはり渋滞、竹田を過ぎる頃から久しぶりの雨を見た。 国道10号線、犬飼から野津、臼杵へ向かったが、時間はせまる。1本乗り遅れると2時間待ちはきつい。臼杵市街地で15:30、あと10分。37分にフェリー乗り場に到着。セーフだった。大急ぎで切符を購入する。JAFの会員証で2割引。家族4人で1万円弱の運賃。 出発時間に3分前に到着するのと1分でも遅れて2時間待つのとでは、大きな差がある。人生の持ち時間を2時間分の損失である。他にやることがあれば別だが、乗り物を待つ時間ほど退屈はない。とてもラッキーだった。
無事に19:30に松山について義弟宅でゆっくりできた。
小学校1年生の夏休みの宿題に自分が育てている「アサガオ」が咲いた花の数を毎日記録するのがある。夏休み中に117の開花が最高記録らしい。1学期に鉢に種を蒔き、成長の様子を観察して枯れるまでを記録するというとてもすばらしい観察だと思う。
今日までは何とか記録できた。ところが、明日から家を留守にするために花も数えられないし、水もやれない。1週間のうちに雨が降らなかったら確実に枯れる。娘は、持って行くと言う。アサガオを積んだ車など見たことがない。
犬や猫などのペットはいないが、夏祭りの夜店ですくった金魚が2匹いる。この頃の金魚はなかなか死なない。昔の金魚はすくってきた次の日には、死んでいた。金魚も連れて行くと言う。
動物や植物を相手に仕事をしている人は、長期の休みは取れない。連れて行くわけにも行かないので隣のおばさんにお願いするとしようか。
合宿が終了した。炎天下のもと、みんな日焼けして真っ赤になって球場を後にしていった。人が去った後に残るものが、疲労と静寂とごみの山。このごみ処理が大きな問題である。どこの運動施設でもごみは持ち帰りが常識だが、遠くから出かけてくると簡単には持ち帰ることができない。
以前は野球場の隣にある、ごみ焼却場で燃やしてくれた。ところが「ダイオキシン」が登場してから分別に加えて燃やせないということになり、とても不便に思う。環境問題を得意とするMOTOYANだから、ぐちを言うつもりはないが、「なぜ、こんなにごみがでるのか?」ということを考えてみた。厄介なごみは、3日間の昼食の残りである。弁当屋に注文したが、疲れと暑さのためかぜんぶ食べないのである。運動部といえば、大食い者の集まりのようなイメージがあるが、それは昔の話で現代っ子は、心配になるほど食べない。
結局、新車のガイアにいっぱい詰め込んで帰ってきた。納車後1週間でごみ運搬車の運命にあったとは思いもしなかっただろう。その生ごみのにおいをかぎながら四国まで里帰りはいかがなものか?来年からは、ごみの出ない合宿を考えよう。
合宿で宿泊している、金峰町「いなほ館」。第3セクター方式の温泉・プール・宿泊施設で3年前に建てられた。1億円の「ふるさと創生資金」の頃から各地方公共団体は温泉掘削に試み、8割の確率で成功した。周囲の市町村にも同じような施設があり、地域住民の健康増進・憩いの場となっている。
このように営利を目的とせずに多少の赤字は覚悟で運営されていると思うが、1年を通して計算するとかなりの赤字というのが実情ではないだろうか。夏休みにもかかわらず、客室はほとんど空室、温泉も時間帯によっては貸しきり状態、従業員のほうがお客さんより多いような感じにも取れる。
しかし、これは大いに結構なことだと思う。住民への還元という意味で損失補てんを税金からやればいいのでは。銀行へのそれよりよほど筋が通る。ただ、アイディアや工夫は必要だろう。地元以外の人にいかに利用してもらうかがかぎで今回のような運動部の合宿や学校の宿泊研修にも使用できるような施設を作ったらどうだろうか?温泉という人をひきつける大きな魅力があるのだから。
ちなみに今回の宿泊料は1泊2食付で5,000円(オール込み)だった。食事がおいしくて、いなほ館の名に恥じない。今年の新米を食べさせてもらった。
野球部の合宿が始まった。この時期は新チームになったばかりで基本練習の繰り返しで単調さと暑さとの戦いが先に来る。鹿児島に比べて風が涼しいし、桜島の灰が混ざってないので幾分やりやすい。
今年で4回目になるが、グラウンドの状態が毎年悪くなる気がする。地方の球場の特徴かもしれない。出来立ては、土も芝生も最高の状態だが、メンテナンスの不備で荒れてくるのだろう。使う頻度が少ないので予算もとれないのではないか。 使用料は、1日8時間で1,000円程度で一般の常識からすると信じられないほど安い。硬式野球のボール1個分の値段だ。個人でも借りられるし一度は家族で借り切ってみたいものだ。何をやろうか?
規制緩和がいろんなところで行われている中で、野球でこの秋から規制強化(変更)が行われる。金属バットの規格でサイズと重さが新たに定められる。最大径67mm未満、質量900g以上となる。最近は、軽いバットが主流で850g前後の重さのものを振り切ると、ヘッドスピードが速くなる。打球のスピードが増して危険だから重さを増量したらしい。
筋力アップや道具の軽量化が投手受難の傾向にある最近の野球だが、投手が投げるボールのスピードが120〜140km/hで打ち返された打球の速さは、160〜180km/h程だから確かに危険はある。2年前から予告されていたが、ついにその時がやってきた。バットの値段は、1本22,000円だから購入時の負担は大きい。でも持っていなければゲームができない。ほとんどの野球部が痛い出費となるだろう。品薄のため値引きがほとんどない。ところが、インターネット通販では、1本16,000円程度で販売されている。野球用品もネット通販の時代になった。
金属バットは2年くらいは十分に使える。そこで購買力を増強するためにメーカーと野球規則を作る本締めが結託しているのではという愚痴も聞こえてくる。
あすから、18日まで居住地を離れることが多く、ネット環境のない場所では書き込みができません。この日々題もおそらく毎日は書けないと思います。
8月の第1土曜日は鹿児島市内の3高校同窓会総会が行われる。高台にあるホテルで2校、繁華街のホテルで1校、総勢3,000人ほどが集う。20数年ぶりに出席した。同期が30名集まっていた。今年は21世紀最初の会ということで動員がかかった。
21期生(50歳)までは、クーラーの利いたホールの座席でそれ以降は自然の風の吹くガーデンで立食だった。会費の差は2,000円で最初に聞いたときは「安くであがる、食い物は同じだ」と思った。ところが、自然の風はなし、空気が熱い、みんな全身汗だくでまるでサウナだった。夜の屋外は涼しいはずなのにとても暑い。今年の夏を象徴するようだった。
会は盛会のうちに終わったと思うが、最後までつきあえる状態ではなく、早々に2次会へ移動だった。クーラーの利いたスナックで30人が入ると熱気がムンムン。クーラーもフル稼働だった。年に1度の同窓会総会、若いうちはそれほどでもないが、高校時代の友人とのおしゃべりが楽しみな年齢になったとつくづく思うこの頃だ。
2001年08月03日(金) |
全国高校生クイズ選手権 |
高校生にとって夏の恒例行事は、甲子園の高校野球と日テレの全国高校生クイズ選手権だろう。野球は8日から、クイズは16日から行われる。そのクイズに志學館創立12年目にして鹿児島県代表の座を勝ち取り、出場する。
12年間、毎年挑戦を続けていたようでたぶんに運命が勝敗に影響するらしい。夏の補習をサボってほとんど日帰り状態で福岡まで出かけて挑戦した3人組も卒業生の中には多いことだろう。今年のチームは意気込みが違った。三者面談で保護者が、クイズ出場の旨を伝え、補習を休む許可をもらっていたようだ。
3人組を分析すると、A君は体格・体力に優れ、N君は数学に強い慎重派、S君は八方破れ、この3人の体力・知力・時の運がマッチしてとんとん拍子に決勝まで進み、決勝では1−3と相手(出水高校)にリーチをかけられてからの3連勝で逆転勝ちだったらしい。
全国大会のレベルはテレビで見る限りでは、かなり高い。しかし、せっかくつかんだチャンスだから頑張ってほしい。お盆過ぎの楽しみがまた一つ増えた。
2001年08月02日(木) |
超おすすめ ぽすこみ |
多くのインターネットサービスの中でFREE(無料)のものが、インターネットの普及に貢献している。掲示板・プロバイダ・メールアドレス・ホームページなどの前に「無料」をつけるとすべて存在している。広告がつくが、時にはそれがアクセントになって楽しい場合もある。私もかなりのものを使わせてもらっている。
ところが、昨日メールが入り、3つも使っているツリー型掲示板のサイトが今月いっぱいで廃業するとのことだった。無料だから文句は言えないし、今までの感謝を言いたいほどだった。さっそく、別の無料掲示板に乗り換えたが、お気に入りの掲示板だったので残念だった。
有料と言っても、月に200円程度で大きな出費にはならないのだが、無料があるからつい敬遠してしまう。いつまでも無料○○が続くとは思わないし、その維持存続には大変な苦労が察せられる。頭の下がる思いだ。
さて、今日はとても信じられないような無料サービスの紹介をしたい。 郵便局が、ハイブリッドメールを売り出しているが、これはパソコンで手紙を書いてメールで送るとその手紙を出してくれるもので料金は当然かかり、クレジットカード決済である。これが出たときにすばらしい!と思ったが、このサービスの無料版が見つかった。はがき限定だが、写真が入れられるところが最高だ。パソコンで画像を選び、文章を送るとなんと無料でそのはがきを作成してくれて配達してくれるものだ。欠点と言えば広告が入る点と東京から投函するため1週間ほどの時間がかかることくらいで無料にしては超すばらしい。
グリーティングカードのはがき版で暑中見舞いや諸連絡や使い道は広い。一度に20通まで出せるのでこれからどんどん使おうと思っている。皆さんにもおすすめです。さっそく、下のURLに移動してして使ってみてください。パソコンを持っていない人にもメールが送れるのです。
http://www.postcom.co.jp/ ぽすこみ
携帯電話の普及で数年前にはありえなかった事件が、頻発している。特にiモードが出始めてから、大変なことになってきた。兵庫での女子中学生死亡事件や若い女性を中心にiモードに殺されてしまった事例が多い。諸悪の根源は「出会い系サイト」にある。私は、iモードを持っていないのでよくわからないが、その手のメールが一日に何本も入るらしい。無視すればいいのだが、好奇心ややけくそ心でその世界へ入ってしまうのだろう。 携帯のメールアドレスを変更してもすぐに新しいソフトが開発されて「いたちごっこ」と新聞の夕刊に書かれていた。「道具は人なり」どんなにすばらしい道具でもそれを使う人によってどうにでもなるということで、道具を使う人のモラルが重要だ。
包丁は、料理に使う道具でとても便利なものだ。けっして、それを振り回して人を切るものではない。野球のバットは、野球というスポーツでボールを打つもので親を殴るものではない。
薬物乱用とは、薬物を本来の目的以外に使用することである。カナダでガン末期患者を対象にモルヒネの使用が許された。これは本来の目的であり、ガン末期患者以外が使うと乱用になる。
薬物に限らず、この世の多くの道具を「乱用」しないように高いモラルをもって生きていきましょう。
|