詩
2003年07月17日(木) もしかしたら 私がここにいなかったら もしかしたら 私が言葉を紡ごうと思わなかったら もしかしたら 私が何も感じなかったら もしかしたら 私が外を見ようとしなかったら もしかしたら 私が誰にも会おうとしなかったら もしかしたら 私がすべてを忘れてしまったら もしかしたら 私が何もかも信じなかったら もしかしたら 私が誰をも愛さなかったら もしかしたら 私は詩を書けない キツケクスリをください 2003年07月08日(火) たぶん ごめんね も ありがとう も 言えない性格なんだね あと さよなら も さっさと 消えちまうんだ あの子 自分から 逃げちまうんだ あの子 きのうは 手を振って えがおで またあした きょうは ここの この目の前にも 現われやしなかった あしたは どうなるか なんて それは あの子しだい あの子に ふりまわされてる なんて 言わないで 耳もとで 教えようとしたり しないで うそだよ うそだよ うそだよ って信じちまうんだ だから エムディーだいおんりょう だれの声も聞こえなくするんだ コンプレックス 2003年07月04日(金) 簡単なことだと思った 生きるのも 死ぬのも 難しくするのは いつも自分で 本当は 簡単なことなんだと思う ブランコに乗れば 誰だって ぶらぶらと揺れる すべり台を滑れば 誰だって するりと下りていく そんなもんだ そんなもんだ 複雑を愛するのなら 単純に生きたい なんて言わなければいい もう 少女じゃない |