消えてゆく小さなこと

1933年02月28日(火)

北欧
湖畔
木の家
白樺
デッキチェア
夕暮れ

風が冷えてくると
星が次々に瞬き始める

キーワードだけで
空気が澄む

1933年02月27日(月)

とても明るくはっきり見えた
南西から月の上を通って
ゆっくり上がってゆく
北東に消えるまで見上げていた

付け足しで
アルタイルベガデネブアンタレス
はっきり確認とれた

暑い日だったけれど
すべてチャラになった

1933年02月26日(日)

私はJUMPして離れた
誰かと出会うまで
そこに佇む

1933年02月25日(土)

女々しくしないで
攻撃に火をつければいい
反撃すればいい
それは血を巡らす一番の術

赤か青か白なのか
被り物を脱いで
生の声でうたえ
カナリアを肩に

1933年02月24日(金)

オチの決まらぬ４コマ
戯れ言はそんなもの

三文芝居の小屋
おひねりを待つのだろうか

幼稚園の発表会
意気揚々とお辞儀する

毎日描いて出して終わりの
小１の絵日記

推敲も切磋琢磨もない
ライバルもいない

そういうことだよね
そう考えると期待も消える

妙に肩が軽くなった

1933年02月23日(木)

立ち歩いていたのに
そのソファーに座ると
突然眠気に襲われる

角度とか姿勢なんだろうか
沈み込むと
何かお腹に伝わるような

1933年02月22日(水)

笑顔で暮らしたい
どうすればいい？

1933年02月21日(火)

ネット上に
個人情報をチラ出しする人
パズルのようにはまってゆくのを
分かっているのだろうか
怖れないのだろうか
公表したいだけなのか
その長閑さは何？
家に鍵など掛けない地域？

1933年02月20日(月)

想像が追いつかない
理解できない言葉
意味の分からない言葉
だから共感もない
不安要素でしかない
さわるな危険アラート

1933年02月19日(日)

あなたの
未来に

それは
必要ですか

役立つかもしれない
ではなく

必要ですか

1933年02月18日(土)

あの岩陰から続いている
砂浜の足跡
向こうの岩をまわり
どこまで続くのか
ジャパントレイル

私ひとりの足跡
誰もいない

1933年02月17日(金)

上手くいってるのか
どうかな
分からない
そこに居ない方が自由

自分の居場所は
自分で片付ける
各々がそう

だから
気にしてくれるな

1933年02月16日(木)

俯きたいときは俯けばいい
蹲るなら蹲ればいい

穴に入りたければ入ればいい
隠れたければ隠れたらいい

消えたければ消えればいい

そうして時を費やして
また戻ればいい

無責任でないなら
逃げも隠れもアリだから

1933年02月15日(水)

最近タッチミスが多い
ひょっとすると
タッチペンというのは
古くなると悪くなる？
知らなかったよ
ソッコーで替えることに決めた

1933年02月14日(火)

全体が曇りだと
ずいぶん秋らしい気温
水撒きもゆったり

バッタが飛び出したり
大カマキリがのそっと出たり
楽しんで眺めてる

1933年02月13日(月)

入会者利用者双方に特典がつく
紹介システム

紹介となると
評判がよいという証になるわけで
上からの圧の強いフランチャイズでは
利用者に無断で
入会者が誘導されてる場合も

会員にお知り合いの方いらっしゃいますか？
その方のご紹介ということで
その方にも特典がございます

その人は
物品で喜んでるみたいだけれど
公表してよいのかな

いつもスタッフに紹介を声かけされ
うんざりして辞めた人もいるけど？

1933年02月12日(日)

社交辞令を嫌う人が
なんで「いいね」にすがるんだろう
他者を認めていないのに
自分は認められたい人　へのいいねなんて
大半が社交辞令の足跡だろうに？
何だかんだ取り繕っても
なるちゃんなだけ

1933年02月11日(土)

心配性の
取り越し苦労
青ざめないよう
笑顔のポーズで
明るい声で
さらっと

災難だったね

1933年02月10日(金)

量販店の駐車場で
車を擦られたと連絡が来た
時間かかってるみたいで
心配したけれど
取り敢えず手配済む
暑いのに災難だったね
修理メンドイね

1933年02月09日(木)

ほんとうに不思議だ
もちろん天体は規則正しい
ただ　そのことを
不思議に思うだけ

昨日沈みゆく三日月は
金星のすぐ下方にあった

今日は沈みゆく金星の
少し離れて左（南）少し高めにある

各々の規則正しい運行
学者にはわかりきった理論でも

天は不思議
毎日不思議
ながめて飽きない
風は秋

1933年02月08日(水)

他者にも周りの物事にも
関心を持たぬ者が
己れを変えられるのか
ずっとそのままではないのか

1933年02月07日(火)

夢を持つというより
希望をもちたい

未来はかわってゆくと

所詮　から始まるけれど
未来は変えられると

1933年02月06日(月)

ゆるす　は

じぶんを緩めるきもち

自分のため

1933年02月05日(日)

夏の終わりだけれど
西瓜ジュースが美味しくて！！

西瓜アイスも好き
西瓜飴も好きだった

メロンよりだんぜん好き

1933年02月04日(土)

今更うろうろしていて
何になるというんだろ
もっとまっしぐらに
行くべきじゃないのか
目的地が定まらず
いや定めずに
何所へ進めるというんだろ
見据える決めるって
覚悟の問題だ
見失ったものを拾え
決着をつけよ

1933年02月03日(金)

夕映えの中
細い三日月と
その上方に金星
きれいだ
ほーっとする夕風

1933年02月02日(木)

何かを取りに行って
呼び止められて
他のことを手伝って
忘れて帰ってきて
普通に別の作業をして
暫くは忘れている

それを何度か繰り返して
さすがに不便
今度こそ取ってくるぞ
途中他の作業をしないこと

止まってる時計の
新しい電池を取りにいって
すぐ戻ること

1933年02月01日(水)

ゆるす

そのつもりで
つながれば

軽くなる

許すでも赦すでもない
ひらがなのきもち
それは
緩めるに近いゆるす

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　　　　　　　　　　　天窓より

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