失礼になったかもしれない 配慮が足りなかった 悔いが残ります
月と木星がまぶしく並ぶ
もう起こらない 安堵してた矢先
災いはほんと忘れたころに 戻ってくる
朝から情けなくなったし 一日しょぼんとする それだけ
責める元気もない
反省があれば またやり直せる 落ち着く形を探せばいい
縦も横も関係なく 正面を見て 新しい形を
世の中には 真逆のスタンス考え方があるのだ ということを
心というより 頭がすっきりした
道学先生の大目に見るのメモを
反故にしたことを
おおめにみる
彩雲になりそうだったけれど
いまひとつ光の条が定まらず
神々しい輝きも
しだいに翳ってしまった
冬の雲はあつい
足元ばかり見ないで 虚ろに仰がないで まっすぐ前を見る 大きく広く前を見る そうすれば その中に地面も空もある そして見るべきものが目の前にある
人生の折々に幾度か出会った 心の何かが切りかわった気がする絵
何かが切りかわった ずっと心に残る そんな絵のようだった
白の高揚は花ふぶきに優る
こだわる暮らしをする人たちは 選ぶにも続けるにも エネルギーがいるだろう
流れにのるなら意思はいらない
誰かのエネルギーの中でみな同じ
悲しむ涙
嘆くため息
涙を選ぶ
ぐるぐると
渦巻く中から一つ
つまみあげる言葉
乗り越えて大人になった者は
堂々とつよく ゆったりと美しい
まわりに安らぎをくばりながら
しっかりと歩を進めるみち
人が自分をどう見ているか 自分はどう見られているかでなく
自分が自分をどう見るか そこから始まるこたえ
冬の星が見え始めると
秋星は弱々しく見える
それでも
見失いはしない
見届けている
この部屋は静か 外の音は遠い
ソファーに沈んで考えますか あたたか過ぎるので 窓辺に立って思いますか ココアが少し重かった
また検査 何て言われるか
明るく年を送りたい
白と黒の攻防は あるいは興亡は fade-out でなく すっぱりと
偽りに振り回された時間を 振り返りはしない
個の重視というのは 各々が自分を確立し 互いにそれを認めるということで
他と違わなければいけない ということではないと思う
人と違って目立てばいいというのは 結局は人の目を気にした自己アピール
個の重視というのは 自分の内側を大切にすることであって そこから出るものが外に伝わるのだと思う
白み始めるころ
樋や雨戸の戸袋の上で
ことこと音がして
小さな羽ばたきが聞こえる
眠っていた雀が起きだしたのだろうか
どこからかもう遊びに来たのだろうか
ささやかな朝の気配
子どものころ あの日のあの公園の 真っ紅な葉は何だったんだろう
オレンジや黄色もあって つやつやであまりにきれいで たくさん袋に集めた
ずっと思っていたけれど 記憶を頼りに思うのは ナンキンハゼみたい
そのあとそれをどうしたか まるきり思い出せないのに 拾い集めたときの鮮やかさは 記憶に残っている
古めの木のベンチがある公園
ペイントのない筋ばった木肌
過去に座った人たちを覚えているような
前を過ぎるだけで季節を感じる
天気のよい昼
ふれると温もりがある
しあわせをあげたとき 自分もしあわせ そう信じていた日々
気取りも気負いもいらない そのままでいてほしい 気休めも気遣いもいらない そのままを話してほしい
薪の煙 はぜる音
今できることを考える
日々の作業や衣食住やそういう 一本の棒に貫かれたような なすべきことではなく
しゃぼん玉のように そこからぽっと離れた どんなことをできるかを
迂闊だった そのチェックを忘れていた 忘れた頃にまた同じこと
前は悔んだけれど
これからもするだろう 何回もするだろう ゼロにはならないだろう 人は失敗するんだから
そう思うようになった
ハッシュタグも キャッチコピーも 興味がないし 私には関係ない
大仰な看板もポップも 無いほうがいい 景色もお店も きれいに見える
どうあるべきかの教育を受け続けた者と 個の権利を主張する教育を受け続けた者
あたたかな輪はその人物の魅力に集まるけれど 後ろの利益に集まる輪はきっと
大人はオトナでありましょう
境内の奥に 細くて長い棒を持った数人の男たちが 待ち伏せのようにうろうろしているのが見えた
私たちはすぐに横から出て商店街に避難した お店の誰かが通報していた
あの夢はいったい何だったのだろうか
意味がわからない怖さ
噴火した炎は落ちて石となり
冷えしずまりて夜となる
星なき闇に烏啼く
暦上に重きを言う人もいるけれど 中国から伝わった暦には 今の日本では ずれがあるらしい
季節は感じるもの 個人の五感でいいと思う
冷たい雨が吹き払ってゆく 公園は大きな水たまり 水輪が次々に生まれる 銀杏の大樹たちは黄色の箒状 桜たちは紅くまだ散らず まだ晩秋感 冬はそこ
神主さんの白い紙のぴらぴらとか 巫女さんの鈴みたいなシャラシャラとか よく知らないけれどお祓いのイメージ
その空気感が花ふぶきにはある 邪なものがはらわれてゆく気がする やさしく気持ちが清められてゆく感じ
そこに立つ小さな自分を感じるとき 何かふわっと力をもらえた気がする
今 自分が頑張って生きてる感はない 投げ出したりはしていないけれど 日々の流れをこなしているだけで 大きな目標を持ってはいない
でも花ふぶきは ゆっくりおだやかに包んでくれる がんばれる気になる この気持ちは何だろう
ヨガの人が 大自然のパワーを入れるようなのかな
ずっとこれで 忘れずにいきたい
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