くたびれるほど
使い慣らす方がいい
だいじに取っておいても
しょうがない
これくらい大丈夫と 太々しく たかをくくっている
抱える不安に 向き合いたくなくて うそぶいている
大丈夫と 意味なく口にする みな同じ穴にいる
その人の陽気さを見ていて
楽しくなってきて嬉しかった
そうだ 陽気にしていればいい
きっとうまくいく
いつから私は
その言葉から離れてしまったのか
自分の心の飢えを 自覚しているか
埋まらない 心の飢えを
ものを手に入れても 汗をかいても旅に出ても 埋まらないと思う
人の心の飢えを埋めるのは 人の心だと思う
人をいたわり 人といたわりあって 埋まるのだと思う
あたたかくなって ベランダから見える公園に よちよち歩きの子たちが ママとよく来ている 春らしいかわいい光景 気持ちがほっこりする
そのあと ちょこちょこ歩きの子たちが 走り出しそうな速さで動き回る おっとっと ママが追いかける
放課後は 男児といえる少年たちが 毎日集団になって 壮絶な感じのボールあそび
君たちすごいよ コロナなんて関係ない きっとすごい能力が 蓄えられていってるよ
知らない子たちから エネルギーをもらってる
春の光の中で 春の作業を 少しずつ始める
いろいろ思いながら 急がずゆったり 安らぎの速さで
メジロがたくさん来て にぎやかに囀っている
何かに耐えて じっとしているのは
何の気づきもない
あら捜しをしていても しかたない
いやとか辛いとか しんどいとか そうではなくて
生きるのが 怖くなっている
それはきっと 怯(ひる)む という気持ち
泣かずにきた ひとりで泣いた
きのう夢で会って 思い切り涙を出させてくれた
あなたは誰だったの
失った時間を
取り戻せなくて
それで
何かに反発している
そういうことだと思う
きれいな色の折り紙に
葉っぱの色もつけて
大らかな慈瞳さんの手が
魔法のようにくるくるして
可愛い薔薇がころんと出た
その薔薇を折りたくて
何枚も失敗
だんだん眠くなってきて
悪戦苦闘している
まっすぐ信じてきたものを
少し疑った
そして揺らいだ
そのことが
自分の苛立ちになった
まっすぐ信じることは
安らぎとなるのだ
ということを思い出せずにいる
腹を立てる前に 小さな優しいことを
シードパールや メレダイヤのように
あつまって光になる 花色に虹色に
腹を立てずに優しくいよう
そう思いながら外へ出る
きみの残したバイバイ五つ
結局は手を貸した
一歩譲った
自分を許す祈りの姿を
描けるだろうか
人を許せずに 腹を立ててばかりいる 嫌な気分
ひとを許せないのは 何故だろう
結局 自分を許せていないからだろう
自分を許せるってどういうこと 自分がなすべきことを 全うしていること その上でのこと
何をそんなに急ぐの
モットーは 慌てる乞食は貰いが少ない 急いては事を仕損ずる 急がば回れ だったでしょ
アンチ 時は金なり 先んずれば人を制す だったしね
焦らずに慌てずに 笑っていよう
葉の落ちた木の 芽吹きを待って
まだ動き出せずにいる 思いを重ねている
甦れ頑張れよ 祈り続ける
何かを振り切って 飛び出したかった 飛び立ちたかった
その思いだけで 結局は行動しない
でも 何かできるはず
俳句番組で 梅沢さんの
『トリミング終えて仔犬の腹や春』
いいなぁ 好きな句
ほんとに仔犬のおなかって ぽったりやわらかくてあたたかい 「や」がいいなぁ
今日の梅沢さんは 終始にこにこ上機嫌だった
前回の パンサー向井さんの
『花疲れ臓腑に溶けるチョコレート』
これも好き 勝手に夜桜見物を思った ほわんと甘い気怠さが残る感じ 「臓腑に溶ける」って男っぽい
ちゅんちゅんと声がして
見上げると電線に雀
冬のふっくらさんでなく
ちょっとこじんまり
スマートに見えた
春バージョンかな
その線に沿って進むのか
越えながら進むのか
毎日試される
何のために
選び損じたのだという後悔と
上手に選べた人を羨む気持ち
自分をコントロールできなくて
ぶくぶくと泡立ってくるもの
なんだっけ
火口の真っ赤なマグマから
ぼこんと噴き出すあの泡
木立の下の 枯れ葉のかさなる中を 透明な雪解け水が ちいさく流れてゆく
あちらこちらに フキノトウや福寿草
春のはじまり 鶯はまだ
言動やものの取り扱いが 乱暴にならないようにと 教わってきた
そのことは 落ち着いて暮らす上で 大切なことだと思う
でも今思う ちょっと乱暴にしてみても いいんじゃない?
何かを発見するかも知れない
空気がしっとりしている
肌にやさしい
雨の予感
ひとつ春に近くなる
追記
花柄と思ったのは違った 花吹雪なわけない だいたいノルウェーの花ってなに 調べるとヒースだった ヒースには見えない 雪の華?
何度も見てみた きっと氷の片 飛び散る雪や氷の片 流氷や湖面の氷が 割れてゆくかたち ・・かなぁ?
流れを感じる きれいなデザインだと思う
ノルディック世界選手権2021 男子スプリントclassic決勝 ノルウェーが123フィニッシュ 3人が機関車のようにパワフルだった さすが王者の国
この種目の ノルウェーのユニホーム大好き 遠目で見ると短パンにスパッツ みたいなデザイン 右腕左脚にカラー 左手首右足首にも小さくカラー 国旗の色の配置が楽しくてノリノリな感じ 動きを見ていると元気になる 地模様に花柄も入ってる とにかくかわいい 王者なのに
今年の水仙は とても元気に咲いている
自粛生活でつまらないから 外の元気はできるだけ そのままにしている
いつもは切って部屋に飾るものも 今年は庭にずっと咲かせている
アネモネもゼラニウムも ビオラもクリスマスローズも ガーデンシクラメンも とりどりの色で 咲き続けてくれる
庭に出て元気な花たちをみると 春を感じてほっとする
あともう少しの辛抱だと
いろいろ自粛してますが 山歩きに行きたいなぁ
行けばもっと脚が痛んで でも疲れで飛ぶかもしれない
健康に疲れることは よいことだと思う
何もしないで痛むより
体のどこかが痛いと 苦しい夢ばかり見る
途中で目覚めて あぁ夢でよかった これは夢だからここで切っておこう 決着はつけないで そう思う
すぐ眠ると続きを見そうで怖いので しばらく起きている
そんな日が続いている どうにかして流れを止めたい
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