消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1921年11月30日(水)

手作りのパンとマーマレードをもらった

とびきり美味しくてびっくり

米粉のかわいいコッペパンみたいなので
ほんのり塩味と弾力がじんわり
どのパン屋さんのより美味しかった

甘夏のほたほたのジュレみたいなの
素材感とホロ苦みがじんわり
涙目になりそうに美味しかった

こんなの作れるなんてプロ級と思う
でも売り物じゃなくて
さりげないお返し

毎年この時期に楽しんで作ってるからって
いただいて喜ばれた

なんかいい人だなぁ
とってもおいしかったです
ものすごく美味しかったです


1921年11月29日(火)


迷わぬといふ修行かな春吹雪

悔やまぬも修行のひとつ春吹雪


ぐるぐるとエンドレスの迷いや悔やみを
ストップできる力を


1921年11月28日(月)

パンドラの箱で決着
呪文のようにパンドラの箱
何だってパンドラの箱
便利だね

封をしてリボンで結んだ

そこまでです


1921年11月27日(日)

それは時間の問題
あなたには届かない

あやふやなまま
 ん? あやふやって
 漢字があると思ってた
 無いんだね

止まって消えた時間は
もう届かない

記憶の底に沈んでいった
小石はみつからない

パンドラの箱にリボンを


検査の結果は
良いとは言えない
自分の意志次第


1921年11月26日(土)

そこに小さなマットを一枚敷いただけ

たったそれだけのことで

たくさんの難儀から解放された


そこに初めから在る風情で

どんなトラブルがあったかも

もう思い出せないほど馴染んで

在るべくして在る


1921年11月25日(金)

案を作って色々出して

でも結局

練り直しの時間をしっかり取れなかったよね

いちばん大事な事なのにね

だから失敗作になったんだと思う


1921年11月24日(木)

小鳥を下から撮った写真は

本当に愛らしい

ふっくらしたおなかの羽毛は

小さな鼓動でひくひくしているようにすら見える

掌にのせればあたたかいだろうね

軽さに驚くだろうね


1921年11月23日(水)

最近 夕日も星も月も

見ていない気がする 
 
花と地面ばかり見ている


1921年11月22日(火)

しまった
迂闊だった
ネボケてた

窓を開いて忘れてた
そのままにして
ほかの事をしてた

あーぁ
いやな虫が入ったかも
不安です


1921年11月21日(月)

丹念に調べること
軽率に判断しないこと
そうすれば
良い方向良い結果へと
向かうように思う


1921年11月20日(日)

はじめ唐突に感じたミモザ

去年は世話が大変だったけれど

今年は元気をもらってる

まだよく馴染めないけれど

前より好き


1921年11月19日(土)

公園の桜が

ふわふわと白っぽく満開

風もなく冷えもなく

夜桜にばっちり


1921年11月18日(金)

ミモザの下の作業
陽が射すと
黄色というより
黄金が降り注ぐよう

疲れる気がしない


1921年11月17日(木)

レトロな浴室は
湯殿な感じで好きだった

新しいのはゆったりきれいだけれど
バスルームとしかいえない
なんかどこかシャープでクリア
ぼんやりと湯気が膨らんでゆく気配がない

外の作業で汗をかいたので
久々にさっぱり系のBSを使った

気分いいです元気出ます
明日の力になります


1921年11月16日(水)

ミモザをたくさん切ってきて

ボヘミアガラスの花瓶にふんわり入れた

夜はよけいに香りを感じる

そこだけ明るい欧な風景


1921年11月15日(火)

外の作業を無理して始めた
のどは痛いけれど
花粉もあるけれど
風が強いけれど

暑いほどの明るさで
一気に桜全開で
あちこち入学式らしかった

花壇を広げて
苗木の植え込み
鉢の植え替え
まだまだ明日も

疲れたけれど
汗もかいたし
いい日だった

明日もはかどるといいね
ミモザの明るさに元気が出る


1921年11月14日(月)

つぶやきでもなく

アピールでもなく

ただ淡々と記したい

綻びから

こぼれ落ちた気持ちを


1921年11月13日(日)

つとスマートな文体に憧れて

女子的フリルに気をつけてみたけれど

他人事みたいな言葉になってゆく

なんか変だよ ね

フツーにそのまま気負わずに 

1stに戻って ね


1921年11月12日(土)

ミモザが開いてわさわさしてきた

顔を寄せても一つではわからないのに

辺りがほわっと香っている

空気が黄色くなったみたいに


ミモザが冬から春を知らせる祭りもあるけれど

お国柄それぞれうれしさが違う

日本はやっぱり梅から桜


1921年11月11日(金)

のどが焼けつくように痛い
焼けつくという感覚を実感した

ヒリヒリどころか 血の味がする
きっと真っ赤なんだろう

うがいも薬も即効ではない
でもここで止めたい
中まで入るな
今は厄介


1921年11月10日(木)

感謝という文字のつく品を見ると
うわべだけっぽい気がしていやになる

母の日父の日敬老の日
お中元お歳暮
そういった類のものに
くだらないメッセージをつけるな と思う

いっそ ギリですにすれば?

日ごろ口に出して言えない言葉を というけれど

心を込めて選んだもの自体に気持ちがあふれてると思う
受け取る側にも伝わっていると思う

胡散臭い薄っぺらなカードのくっついた品ほど 胡散臭い

その「感謝」の飾り いりません
選んだこの品に込めてますから


1921年11月09日(水)

名前が決まっただけなのに
もう令和な気分

時代がかわってゆく
自分も変わり
人生変わるという期待


1921年11月08日(火)

興味本位に欲しくなり

手に入れればケロリと忘れる

まるで子ども


1921年11月07日(月)

拒もうとして
後ろに逃げ場がなかった
そういう状態

反発を出せずに決める
そういう選択

責任のとりようがない


1921年11月06日(日)

反発したから
選択を失敗してこんな結果になった

素直であることは難しい

宗教や ・・の教えというものは
素直であれるように
在るのかも


1921年11月05日(土)

親は子の名前を
たくさんたくさん書いて育てる

『名前は、
 いちばん短いラブレターだと思う。』

このCM いいなぁ


1921年11月04日(金)

二文字のどちらかに
和という字が入るといいな と思っていた
あと 文と永と久と恵 のどれかをつけて

そんな候補を考えたりして
出典なしで楽しんでいた

令和 きれいでいい感じ
和が入っていてうれしい
令和にふさわしい佇まいのひと・国 に
なれるだろうか

梅?
やっぱりもとは中国からなんですね

前に誰かが唱えた 美しい国日本 
似ている感じもします

令な和へ ですから


1921年11月03日(木)

新しい機器の

その箇所のメンテを初めてした

結構手間のかかる形

時間もかかって

なんとか完了バンザイ

きれいだね気持ちいい


1921年11月02日(水)

いまさら もう

その言葉ばかり浮かぶ

どうもならない
どうにもならない
何も変えられない
変えようがない 

そんな思いばかり浮かぶ

この頃楽しい顔ををしないよね
楽し気な人を避けるよね
楽しそうにしている人を避けるよね


自分の何かをかえないと
すすめない

わかっているけれど

苦しい


1921年11月01日(火)

書類はできた

あとは結果待ち

なんだか人生が変わる




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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