消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1921年02月28日(月)

口を固く結んで俯いて進むより

前を見あげて
遠くはるかに涼しい眼をやって
少し微笑みを思い出して

その方がよくない?

その基準で手放しませんか?


1921年02月27日(日)

哀しい思いにつながるだけなら

もう手放しても 

いいんじゃないですか?


1921年02月26日(土)

やってみたけど 
できなかった
それで終わり

それでいいんじゃないですか?


1921年02月25日(金)

人に心を盗み取られ
神の裁きを受ける

そんな言葉を見た

天罰と神の裁きは
同じだろうか
少し違うだろうか

筆をとめ
時間をおいて
考えていた

神が裁くまでもなく
天罰は定まっている気がした
個々の裁きではなく
はじめからあるものとして

天イコール神というより
天のもとに神も在るような気がしている
もし神不在の場があったとしても
天はある 

多種の神にかかわらず
そのベースとなる
不変の大きな天

人々が神を意識せずとも
天はある
今はそんなふうに思う

そしてそれは
人の心かもしれない と


1921年02月24日(木)

迷いに迷って決まらない

でも

余命xxxxと思えば

究極の取捨選択ができる


1921年02月23日(水)

初めてのページの
端っこにあるスタイルが気になって
その広告写真をクリックして
色々見ていて途中で気づいた
前にも買ったことのある店だった

ファッションの好みって
かわらないものなんだね
すきな感じって同じ

アクセサリーでもコートでも
好きなモチーフはかわらない


1921年02月22日(火)

古い手帳が出てくる

使っていないのは 

せつない


1921年02月21日(月)

変化なしというのは

膠着状態でもあって

何か自分だけ取り残されていくような

少し淋しい不安

変化が多いと煩わしく感じるのに


1921年02月20日(日)

急がば回れとか
急いてはことを仕損じるとか
慌てる乞食は貰いが少ないとか
よく聞かされた

守ってきたつもりだけれど
この頃急ぐよね
急いで そのあと後悔してる
忙しいのと急ぐは別の字
急ぐのは性に合わない
遅いと思われても
じっくりでいい

忙しい人 いつも急いでる人
せっかちな人 慌ただしい人
そう思って敬遠していた人に
合わそうとしてる
自分を見失ってる
そう感じる

自分をよーく思い出して
慌てないでいいよ
ゆっくりじっくりいこう
そう思おう


1921年02月19日(土)

夕日を見たいけれど
最近 見逃してばかり
タイミングが合わない
夜が早くなって寒い

朝はあまり楽しくない
午前の陽だまりがいい
あたたかくなってくる陽ざしに
ほっとする
のんびり嬉しい
ゆったり何でも出来そうな気持ちになれる
ゆっくりやればいいと思える


1921年02月18日(金)

経年劣化ということもある

ソッコーでぶっ壊そうとしなくても

そのうち消えるかも

気長にするのがいいかも


1921年02月17日(木)

よくやっていると思うよ
勉強家でよく知っていると思う
若いのに

でもスピードがでたらめ
走ったり休んだり

ペースを配分しないとね
淡々と進まないと
ミスが多くなるよ


1921年02月16日(水)

漂っているように見えても
水底に根があるように見えて

流れのままを楽しんでいるかのようで
抗い続けているようで

本当は大空をジェットしたい
大宙へロケットしたい と
思っているのかも


1921年02月15日(火)

直前の事を
忘れてしまうことがある

何をしようとしていたかより
何を考えようとしていたかの方が
思い出せない


1921年02月14日(月)

プラスアルファの一手間だった

良いけれど少し面倒な手間だった

でも慣れてくると早くなって

するのが当たり前になって

しないと不安になって


やっぱり面倒でも

良い一手間はかけ続けるのがいい


1921年02月13日(日)

お菓子のパッケージに
いっぱい食べよ♪ とあった

それを見て思った

いつも当たり前に使ってる♪マーク
?や!は文章できちんと使われる記号だけれど
♪は文字ではないものね
でもすごく便利
るんたったの気持ちにピッタリ
昔からあるの?どこから来たの?
世界共通?


1921年02月12日(土)

屋内の通る所に
 
時計がほとんどないという面倒

チラ見できない

みな時間が気にならないのか不思議


1921年02月11日(金)

馴染むという以前に

慣れない という戸惑い


1921年02月10日(木)

馴染んでくると
目新しさが薄れ
目に飛び込んでこなくなる
昔からあった景色のようになる
そしてやっと自分の場所になる
と思う

でもまだ目新しい
目にまばゆい
落ち着かない


1921年02月09日(水)

こじんまりした24Pの向こうに

枇杷の木が見える古い民家があった

台風で屋根にブルーシートだったのが

養生シートに囲まれて

やっと補修工事の順番が来たかなと思っていたら

更地になった 建て替えかな

周りは大きな家の土地が売られて

統一感のあるリッチな新築エリアになっている

今度はどんな家が建つのだろう

駅近だから高いかな

それとも24Pが広がるのか

関係ないけれど楽しんでいる


1921年02月08日(火)

書きとめておきたいことは

何に残しても同じだろうけれど

手帳にはもう書かなくなった

なのにエンピツ 

っておかしいけれど

ここがすき

ずっと在ってほしいと願い続ける

星に願いたい気持ち


1921年02月07日(月)

街路樹がハナミズキの道を通った

どれも葉が赤くなってきている

もうそんな時期かと思うと

急に空気を冷たく感じた

そういえば日の入りが早まって

最近 落ちた後の夕映えしか見ていない


1921年02月06日(日)

あららっ と

声を出してしまうような

ポカミスを連発

忘れていたり 繰り返したり

カンカンカンと音たてて落っことしたり

そして笑って平気

慣れてしまったのかな

落ち込まないのが 自分で怖い


1921年02月05日(土)

色々やってみたけれど
上手くいかない
これ以上は思いつかない
もう道がない
諦めても納得できる

そう思っていたら
細々とした道が通じていた
ここまで辿り着いていた
やってみるものだね
また道が開けた


1921年02月04日(金)

木の実のシルエットがすき

林檎 葡萄というような 
甘い果実ではなく
野山の実がいい

山帰来 ヤドリギ ウメモドキ
野葡萄 ナンキンハゼ
のような種として色づくもの
小鳥がついばみにくる木々

リースにできるような
秋冬の木の実のかたち
高く梢に残るシルエットがすき


1921年02月03日(木)

君に
ズボラした
大義名分の手抜きした
きっとその天罰


1921年02月02日(水)

元気だ そう感じる
行動にスピードを感じる
パワーも

悪いところなんてないよ
そう思っていたい


1921年02月01日(火)

探して探して
探し回って晩強して
やっと納得いくものを選べた
調べてゆくとだんだんわかってくるんだね
今まで知らなかったことの知識が増えた
遠かった世界に急に飛び込んだ気がする
自由に楽しめるかどうかは
まだわからないけれど




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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