消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1918年04月30日(火)

満開のロウバイだと思っていた
でも気づけばそれは
開き始めた水仙のかおり

青空
空気のきらめきの中のあたたかさ
春を兆すもの

メダカが水面にきて
元気にはねた


1918年04月29日(月)

してあげる のでなく

してあげられる 
してあげることができる のは

はるかにありがたいことだ

しあわせなことだ

感謝の思いは祈りになる



宗教に関係なく


1918年04月28日(日)

大手を振って歩いていたかった

でも今

小さく歩いている

ひっそり静かに歩いている

健康という力の

大きさに平伏 (ひれふ) して


1918年04月27日(土)

何も増やさず減らしもせず

<BR>の二つ三つ

ただそれだけのこと

こころのゆとりと平安に

ちいさなきっかけ


やり過ごす という<BR>


1918年04月26日(金)

扉を開けると

あまりに景色が変わっていて

躊躇した

慣れるまで時間がかかると思う

でもそのうち気にならなくなるでしょう

日常に溶け込んで馴染むでしょう

やっと元の暮らしに戻れるでしょう

そして新しい元気をみつければいい


1918年04月25日(木)

時に流されて
ばらけて散ったまま
拾い集めることも
並べて糸に戻すこともできないままの
ネックレスのよう

もうそのままそっと
箱にしまっておきましょう
開くこともないかもしれないけれど
そこにあると覚えているから
それでいい


1918年04月24日(水)

人を不幸にするのは

悲しみでも

苦しみでもなく

猜疑心


1918年04月23日(火)

もう力は残っていません
使い果たしてしまいました

だから新たに
生み出すしかありません


1918年04月22日(月)

まるくなるより ☆になれ って

CMで言ってた

でも

パールがいい


1918年04月21日(日)

進む道がわからなくなったら

今いる道を

整えていたらいい


1918年04月20日(土)

夢はない

そう決めずと

夢はつくればいい


1918年04月19日(金)

めをさませ

ときはなて

自分を


1918年04月18日(木)

次々に重なってエンドレスだ
そう言ったけれど

ジエンドは
自分で作るものだね


1918年04月17日(水)

追われていると思わずに
立ち止まって
たたずめばいい

音のない世界

呪縛から
解き放たれたいと祈る


1918年04月16日(火)

冬の夜の雨はいい

空気が重くなって

逆立った神経をしずめてくれる


1918年04月15日(月)

日々の暮らしに万全のルートを求めなくても
用意周到に準備しようとしなくても
何かが起これば知恵と機転で越えればいい
知識や体験のストックを使えばいい
成り行きを楽しめばいい

生きてゆくことは旅と思って
偶発性に期待を持てばいい
安心安全のパックツアーじゃ面白くないでしょ

そう思えば軽くなった


1918年04月14日(日)

わたしは熱中するタチです
あなたとは熱中度が違うの
だから傾斜が違うのスピードが違うの

あなたはそのことを分かっていない


1918年04月13日(土)

にぎやかにメジロたちの愛らしい声がした
どこの庭を通っているのだろう

その時期になった

ここにも
蜜柑 置いていますよ


1918年04月12日(金)

とてもおだやかな気持ちが満ちてきた
あたたかな力が漲る気持ち
幸せなのかもしれないとふと思えるような

窓の外に冬のあたたかな陽ざし
一日ずっと陰ることなく
道向こうの白壁に明るく映えていた

その窓を見ながらゆっくりと小さな買い物をした
上質の計量スプーンをいくつか選んだ
たいした買い物ではないけれど
くだらない買い物ではない

何か美味しいものを丁寧につくりたくなって

気持ちが穏やかなときの幸せな買い物

ただそれだけでしあわせが満ちた
あたたかな力を得た

ここずっと不幸な気持ちでいた気がする
いろんなことが重なって
解決に向かったとしても
ベースが何か重かった

でも優しい歌を聴いて気持ちがほぐれた
同じ歌でも歌い手によってまるで違った歌に聞こえた

力強い応援歌と思っていた歌が
しみじみとして優しい表情になった

今日は歌と買い物で蘇りました
がんばれるし人に優しくできる
自分の力を人のために出せるよ


1918年04月11日(木)

八重のクリスマスローズを買った
花はまだだけれど
桜色への回帰

さくらいろだ
さくらいろ
しばらく離れていたさくらいろ

身の回りを桜色で固めたくなった

ほんのり何かの兆しとして


1918年04月10日(水)

主に小中高生の吹奏楽部用の
楽譜を作る人の記事だった
そういう仕事もあるのだと知った

子ども達が合奏する嬉しさを味わえるように
その大前提の編曲作曲だから 難しくしない
少し物足りないと言われることもあるらしいけれど
どんな環境の吹奏楽部も楽しめるように
部員が投げ出さずに練習できるように
そのポリシーは崩さない

それぞれのパートに花を咲かせる工夫
パートが支えあう工夫
素晴らしいなと思った

子ども達の吹奏楽部というのは
芸術への入り口でもあるけれど
音楽教育なんだなと思った
成長を促し見守り
そういうスタンスの仕事っていいなと思った


1918年04月09日(火)

生き方を変えるというのは

考え方を変えることで
価値観を変えることで
記憶を変えること


1918年04月08日(月)

尻尾の出てたキツネくん

わたしにシッポはあるのかな


1918年04月07日(日)

面倒だから手近な店で即買いして
失敗ばかり

ちゃんとした店に出かけないとね

買物に時間をとられるのが面倒になってる
コレって老化現象?


1918年04月06日(土)

銅のケトルもカレー鍋も
私は使わない ずっと箱のまま

どこかへ無くなっていいよ

誰かには役立つかも
それがリサイクルなのだろうけれど

このごろ思う
ほんとにそうかな
そんなに凸凹はまるかな

ここで終わりもあっていい


1918年04月05日(金)

黄色くなり始めた葉に
ラストのジンジャーが開く
なごり惜しい
来年はもっとゆっくり
ずっと楽しみたい

この夏はたいへんだった
でも一応みな笑顔で退院できた
よしとしよう


1918年04月04日(木)

余ったもの残ったもの
無駄捨てせず使い切る 
と決意した途端 
普段以上にやたら几帳面に
こまごま使っている

がっつり大胆に
大雑把にできるのに


1918年04月03日(水)

効率やスピードを練る生活ではなく
できるだけ手間をかける暮らしを
追いかけてみようかな とふと思う

そのあと
是非そうしよう という気持ちが起きてきた

手間をかける暮らしを楽しみながら生きてみる
そういうスタンスで暮らしてみる
それが健康につながると思う
健康は心の平穏のもとだ

点から点の一直線な移動でなく
昔のように曲がりくねった道を歩く
そんな暮らし方

あなたを見ながら小さな発起


1918年04月02日(火)

祟りなら 禊ぎして 祓え


厄ならば 身を清め 祈れ


1918年04月01日(月)

それは私に 白い樹の祟り?

それとも貴女に 神の警告?




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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