写真を整理しなくては。 想いが褪せる前に。
生きて証しするということは 日々積み重ねて成ること 日々重ねてゆかねばならぬこと むずかしい
ほしいもの みつからないもの
トップからラストまで ずっと好き が続くフレグランス あるいは 自分と同化して 忘れてしまう香り
書いたけれど消した 書き直して でもやっぱり消した 結局はノーコメントと同じことになった
悔やんでいるだろう人をバッシングするカタチはよくない 本来バッシングすべきことから 目がそれる 過ちを悔やむことなく強引に突き進めようとする相手にこそ 向けるべきだ
冬の陽射しだった 冬の風が足早に行った朝だった
昼にあたたかくなって気づくと ジンジャーが咲き出していた 初花が 真っ白に大きくて ずっと雨だったからか虫もいない
諦めていたから本当にうれしくて 思い切ってガラスの花瓶に入れました 真珠の光がさすようです 大好きな香りは生のアロマテラピー
貴方のこと ふっと思いました いつも寒い寒いとこぼしてた 動けば暑いとばてていた
東京湾景はどうなったかなぁ 始めしか見なかったから
貴方はなれそうにない 今でも寒い暑いをくり返してるから
とても明るいお爺さんと話した 老犬を可愛がっている 犬のお医者のことよく知っている 厳しい目で評価している うちの犬はおとなしくしていた
朝方まで 頭の芯は覚めていると感じながら 夢を見続けていた 長い長い夢 旅行か合宿か何か友達と 時間に間に合うとか合わないとか
私なにか隠し事してごまかして いやなコになってた 目覚めても哀しい嫌な夢だった 起きてほっとして でも独りでムッツリしてた 今日はおだやかに眠りたい
風なら全て知っている そう思うけれど 飛び立つ勇気がなくて 風の背中ばかり見ている
何が理由?と思われているでしょうね 私の嫉妬とでも勘違いされているかも知れない 寧ろその方がいいけれど 人に落胆される理由など自分にはないと 自尊心の強いあなたは思っているから
構わないよ 誤解のままで 私の落胆のわけ 真実を告げても理解できないと思うから
疲れ知らずの顔をして 突っ走り続ければいい
わたしの中の夢中が消えて あなたの夢中についてゆけなくなった 周りの夢中にもついてゆけない
自分から捨てたのではないから 捨て去った人の気持ちにもついてゆけない
どちらでもない哀しさ でも願っている 思い出せると思っている
真夜中に窓を開けたら 天空いっぱいに シリウスの大円弧とオリオン どれも大粒に光っていた
あぁ この季節になっていたんだ 予期してなかったので胸が一杯になった 深く深く息を吸いこんだ 冷たく透明だった
Mr.Winkle 彼が証明していることは 命は 神が与えたということ そして 神は祝福しているということ
彼に出会うすべての命あるものは 生きることへの希望をもらう 祝福されていると知るから
大風が去って 横倒しになっていた遅れ咲きの小向日葵たちが 一気に起ちだした すごいね 金いろに輝いているのだもの ほんとにpureな色 可憐と言ったけれど 立派 です
私が「山」と呟いて あなたが「川」と叫んでも ここは開かない
今日は「ドングリ」 あしたは「クマ」かもしれないし 今日は岩戸で明日は竹垣かもしれない
人の気持ちなんてそんなものですから
メリーゴーランドを欲しくて 手回しのオルゴール あなたもどうぞ 金の飾りの黒馬に わたしは白い駱駝が好き
人は妄想の中で生きる
エビはタイを釣ったと思い タイはエビを喰ったと思う
それでも人は妄想を抱いて生きる
秋の陽が金色をして 甘い風が吹いてきたので あちこちに色んな種を播いたのですよ でもね 芽なんて出るでしょうか 知らん顔の種たちです 遅れ咲きの小向日葵が pureな黄色で咲き誇っています 少し可憐 でも だから 勇気をもらった 小さな勇気
突然に メリーゴーランドというものを思い出した 最後に乗ったのはいつだったろう 退屈になったのはいつだったろう あなたは覚えている人ですか
今なら いつまでも降りないだろう 涙が溢れ続けるのか 笑みがこぼれるのかわからない 時の流れを忘れるだろう
頬に射す赤い陽が 冷たく長い影にかわる
二人の間のそういう一瞬 いつだったろうか いつかあったはず
夜にはもう思い出せない
大地に踏ん張った生活ではなく
今 わたし 無重力の暮らし
きのう出会った人を思い出せない きのう考えたことを思い出せない
小さな青い火がちらちらしている ネオンブルーのパライバトルマリンのような色 いつもどこからか 少し離れて じっとこちらをうかがうように 美智の不機嫌な子どもの目のように
白いふさふさした尻尾の先にとまって 追いかけてくるかもしれない 外に出るのが怖い
嵐でいろんなものが飛びすさんだ そしてまた ここへ吹き溜まった落ち葉の中に 鮮やかなピンクの薔薇の花弁
何処にあってもどきりと香る
大きな風が通り過ぎ 船や樹木をなぎ倒し 私の心をゆさぶった ソレデイイノ? ホントニイイノ? 道端に座り込んでる子ども顔のキミ 煙草は似合わないよ 林檎を磨いてよ 今夜は星が出るだろう 白い月も出るだろう 会えなくとも確実に 少しばかり膨らんで
秋の午後の 青い花は旋律に うす紅の貝はひく波に ランプは海辺のミュージアムに ブリキの缶はばらばらに
遠くなりました
酔っ払いは嫌いだし からまれるのは嫌だし 男みたいな女も 女みたいな男も嫌いだし 男らしすぎるのも女らしすぎるのも苦手だし そういうのでなくて真っ直ぐがいい 気持ちの姿勢のいい人は悪い言葉を使わないから
雨の日の自分の大馬鹿さに笑う 台風情報気にして 出すの忘れた燃えないゴミ 捨てたいものあったのに
妖精を撮るというのなら 森の時間を止めないで 土の響きを固めないで 風の言葉聞こえるように たった一瞬を切り取ってきて
記念写真はいらない
熱帯温室へ行きたい 今まで好きだと思ったことはないのに むせ返る溜まった匂いが嫌いだったのに 風の通らないガラスの空が嫌だったのに 際立つ原色に苛立ったのに 顔にかぶさる重い葉が怖かったのに 不気味な鳴き声がしたから
なのに今 無性に行きたい かき分けて彷徨いたいのだ 凝り固まったものを溶き捨てるのだ
こんにちは のあとは さようなら やっぱり サヨウナラ 結局は サヨウナラ それしかないんだ それしか
何だかどうでもよくなって 冷たい風にとんでゆく雲ばかり じっと見上げていたら 涙がこぼれる 窓辺は哀しい 赦したいのか 赦されたいのか それすらわからない
|