誰も見ない日記だから、本当のことを書けるといいけれど、浮かんだと思ったら次には意識が誤魔化したがって消すというか、隠すというか、つかまらなくなる気がする。 そんな事を繰り返しながら、結局自分とは向き合う術をなくして生きているから、それを形として、部屋の乱雑さが物語る事はなはだしい。
最近疲れて夜は寝ぼけ眼というよりは、頭をたれて意識をなくしてすっと、眠りに入り込んでいるのに気がつくパターンを繰り返している。体調がよかった頃にそうだったように、すっと眠りに入る感覚は悪くない兆候か。
自分の本当がチラリと垣間見えた気がした。それをそのときにきちんと書き留めて置けばよかったのに、 今になると、勇気がうせる。
なんで勇気がないんだろう。また、なんで勇気がいるんだろう。誰も知りはしないのに、何を書こうと、書くまいと。 自分自身にさえ見栄を張っているわけか・・。そこがそもそもの、根本的な道の誤りね。
最後の一枚のクッキーを食べたら、何を書こうか。
ずっとずっと遡って、自分の歴史を辿らなければ。 眺めてみなければいけない。
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