去年の今頃は奈良にいた。夏の猛暑も少しも苦にならずに満喫できた。 夢が叶うことの喜びに浸りきる時間。こんなに連休を頻繁にとって許される 職場がそうあるはずないこと、わかっていたかもしれない。職をゆずることへの序曲なのだ。 この年春から数えて6回の遠出の旅をしている。当然 その分 信頼関係を壊そうともしていたことも分かっているし あえてそんな風に持っていったのは自分のほうからでもあった。
恩に対しての感謝の気持ちも充分には示していないまま 最後の勤務の日から4日後に新しい職場へ入る。 その有給休暇の間にはまた いつかしてみたかった阿蘇から別府へ抜ける旅に 調子付いて広島までも足を延ばし 有難い時間を作ることができている。 人のことよりも自分のことばかりだ。
今の仕事は望んでいたとおりのもの。すべてが私にとって調度あうのでは・・。 同じように 馬鹿でまぬけでお粗末な自分をこれからはちゃんと 自分で料理しなければいけないと思う。その時間と体力の余裕はしっかりと もらえていると思う。まるで用意してもらっていたかのような出会いが身近な場所にあったことが 不思議でしかたないとずっと思っていくといい。
感謝も継続しなければ 意味がないのだろうきっと。すべてのことにも 言えそうだ。
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