2003年05月31日(土) |
それは神秘、それは運命。 |
多くの犠牲を生み出したそれは。 二十年の歳月を経て。 全く同じ日に。 再び我等が眼前に姿を現した。
まるで悪夢のよう。 まるで運命のよう。
不謹慎にも、神秘に触れた気分。 不謹慎にも、笑みが零れる自分。
書斎で揺り籠を揺らす老婆と、 静やかな寝息をたてる赤子は、そこにはいない。
泣きたいのは、こっちの方なのに。 ズルイなぁ。
2003年05月21日(水) |
本音を隠す という行為 |
嫌われるのは慣れてる。
それは本当。
嫌われて、後の日常が面倒なのは嫌い。 嫌われず、今の日常が面倒なのも嫌い。
個人として活きていくのに必要なのは前者。 人間として生きていくのに必要なのは後者。
どっちにしても疲れる。
もし私が嫌われる事に慣れ過ぎたなら、確実に人を傷つけ続ける。 もし私が好かれる事に慣れ過ぎたなら、人の痛みなんて知らない。 もし私が嫌わず、且、好かれないなら、傷つけず、且、痛まない。
要は、どれの自分を選ぶかって事。
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