弱Sonファイブ

■2004年02月29日(日) 3日目の朝のできごと。


夢を見たの。

縁側で寝そべって

小学校のときの金持ちの友達が

「女っていうのはなあ」

とか一生懸命語ってるのを

ふんふん

て言いながら聞いていて

空いた手では

傍らにいる金魚に

エサをやっているの。

で、

いつの間にか

上から女が覆い被さってきて

チチもんだり

キスしたりするんだけど

友達の話は

ふんふんって同じように聞いてるの。

そこで突然

さむい!

って思って起きたら

毛布がずり落ちていたってわけ。

オナニーせずに迎えた

3日目の朝のできごとです(笑)

...

今日は買い物に行きました。

無印良品で

名刺ホルダーを買っておりました。

取引先から

電話かかってきたとき

名刺の店開きするの、

けっこう恥ずかしいんだよね。

そして他には

レターセットも買いました。

文通する気マンマンです(笑)

そのまま声かけ。

「今日はどこ行ってきたの?」

「買い物」

「オレ、文通にハマっててさー」←脈絡なし

「...」

「ほら、
 レターセット買ってきちゃった」

「ふーん」

...

反応悪し。

っていうか、

ただ単に言いたかっただけ(笑)

なのにさ、

なんかすっごく負けた気分(笑)

おいらさー、

禁欲したら

もっとオラオラーっていう

オーラ出るかなーって

思ったんだけどさ、

今日はイマイチだったね。

明日は区役所と税務署に行くため

お休みをもらった。

会社に行く時間と同じように起きて

午前中にやることやって

午後は○○、

思いっきりテレビで行こうと思います(何が)



■2004年02月28日(土) 春なのでブーメラン。


もうね、

グダグダなんですよ。

「あ、これやって」

「ああ、いいところにいた」

「ちょっと手伝って」

「今日の昼から時間取れないかな?」

「部署全体のホワイトデー
 カンパして買ってきて」

って

なんだか加護さん

あっちこっち呼ばれて

街の電気屋さん状態になってます。

...

こんなんじゃあ、

自分の仕事ができないのよ。

ね、わかって。

こんな調子で

加護さんどんどん残業したら

人件費がドバーーンって

ハネ上がるのよ。

携帯といっしょなのよ。

便利だからって使いすぎると

あとでたいへんなのよ。

そんなわけで

今日も出撃よ(おねえ調で)。

今日は残業してたから

時間がないのよ。

グダグダだけど、

短期間で

街に溶け込むテンションに

仕上げなきゃダメなのよ。

まず加護さんは

いつものスポットを歩きながら

声をかけずに

向かってくるソロっ子を見て

頭の中で

オンとオフを分けてたわよ。

あの子はオン、

あの子はオフ、

オフ、オフ、オフ、

オン!あ、ソロじゃないオフ...

オン!オンオン、あれはオン!

オフ...

...

う、

通りの端まで来てしまった。

うん?

あの子。

ウオークマンのリモコンが光ってる。

おいおい、

金曜日の夜に

ウオークマンのリモコンいじって帰るのかい?

加護さんが

お前の

そのくだらなーい一日の終わりに

春風を吹き込んでやるぜー。

「チーーース!」

「...」

「...」

「?」

ウオークマンをはずしてくれた。

日本はいい国ですねー。

といっても

外国のこと知らんけど(笑)

「帰んの?」

「はい」

「飲みにいかへん?」

「明日早いんで」

「仕事?」

「友達の結婚式です」

「それってオレのこと?」

「え?」

「オレも29で年貢の納め時かあ(笑)」

「29才なんですか?」

「そ」

「もっと若いかと思った」

「いくつに見える?」

「23,4ぐらい...」

「そんなお上手言っても
 何もオゴんないぞぉ〜(笑)」

「(笑)」

「今度遊ぼうよ」

「え?」

「オレ連絡するからさ」

「えー」

「じゃあさ、文通しよう?」

「文通(笑)」

「ちょっと待って、
 オレメモ帳の裏に住所書くからさ、
 気が向いたら文通してよ」

「マジで言ってるんですか?(笑)」

「名前は?」

「○○」

「いや、本名じゃなくてペンネーム(笑)」

「ペンネーム(笑)」

「ビヨンゼにしよう」

「なんで英語の名前なんですか?」

「ビヨンゼ知ってる?
 オッオー、オッオー、オオー、オベベ
 って歌ってる人」

「ああ、はいはいはい」

「あれのビデオクリップに出てくる
 一番右はしのおねえちゃんに
 あんた似てるよ」

「それって微妙(笑)」

「じゃあこれね、
 メールして、筆で!(笑)」

「はーい、わかりましたー(笑)」

...

はー、いい子だった。

...

そのあと2,3いったんだけど、

テンションあがらないし

寒いからやめた。










本日の結果、

3声かけ1住所ブーメラン(文通希望)



■2004年02月27日(金) ふきんで付近を拭きん始めた。


社員食堂で

カレーを食べようとした。

最近、

ご飯がうまくてたまらない!

モリモリ食べます。

まるでご飯を食べるために

働いているようなものだ!

って

これは当たり前か(笑)

カレーの係の人が

「ご飯は普通で?」

と聞くので

「いや、大盛り。
 コロッケもつけて。
 生卵も。
 お味噌汁も大盛りね!」

って言うと

「はいおまち!」

って威勢良く

カレーが飛び出てきた。

ビチャッ。

...

威勢良すぎて

カレーがその辺に飛び散った。

カレーの係の人が

「服大丈夫ですか?」

って言うので

「ふきん」

って言うと

「服大丈夫ですか?」

って言うので

「ふきん」

って言うと

「服大丈夫ですか?服」

って言うので

「ふきん」

って言うと

ふきんが出てきた。

加護さんはそのふきんで

その付近を拭きん始めた。

思わず

「ふきんで
 付近を拭きん始めた」

とつぶやいてしまった...

「いや、そんなけっこうです」

って係の人が言うので

「それより
 うしろの人のカレーを
 よそってあげてください」

って言っておいた。

うしろの人が

クスクス笑っていたので

「すいませんすいません」

ってペコペコしておいた。

そんで機嫌よくカレー食ってると

さっきの子が

支払いを済ませて

歩いていたので

「ここ空いてるよ〜」

って手を振ってあげた。

その子はニコニコして

こっちにやってきた。

...

うーん?

さてはお前、

おしゃぶり上手だな?

...

「何、大盛り?」

「いえいえいえ、
 普通盛りです」

「コロッケは?」

「そんなに食べられないです」

「実は
 おいらも頼みすぎて
 コロッケ食えないんだよね」

「(笑)」

「いる?」

「いらないです(笑)」

というわけで

楽しい夕食を過ごしたわけだが

なんかその様子を

思いっきり

同じ部署の人に

見られてしまったみたいなのね。

で、

部署に帰るとソッコウで

「加護くんが食堂で女の子ナンパしてた」

って言いふらされていた。

そしたら部長より上の

統括部長というのがやって来て

「加護くん食堂でナンパしてたの?」

って聞きに来る。

これって

統括部長がわざわざやってくることか?(笑)

「してませんしてません」

って無視して

エクセルの文書打ってたら

部署の人があることないこと

調子に乗って

他の人に言ってんの。

しかも

「な、加護くん?」

っていちいち相槌を求めてくる。

これだから

サラリーマンってやつは...

ってムカムカしながら

「え?」

って言っておいた。

何回言われても

「え?え?何?」

って返しておいた。

...

あークソ、

今日のこの

やり場のない怒りは

すべて

オナニーで昇華させよう...



■2004年02月26日(木) バース大好き。


というわけで

出撃してまいりました。

出撃すると思うと

なんだか興奮します。

いつもは

会社のエレベーターとか乗ると

率先してパネルの操作をしますが、

出撃の前は

いっしょに乗ってきた

女性社員にやらせます。

でも出るときは

扉を押さえて先に出してあげます。

男は出すから女は先なんです。

どうもこんばんは!
















うーん?

どうせお前も

おしゃぶり上手だろ?

...

で、

今日も頑なに

「こんばんは!急ぐ?飲みにいかへん」

の一点張りです。

いいんです。

常にホームラン宣言なんです。

バースが大好きなんです。

ライバルは手相の人なんです。

やつらは声に抑揚がないから

おいらの方が勝ってるんですが、

加護さんは一声一声

気合をほとばしらせてるので

エネルギーがすぐに切れます。

しかし

ヘタってからが勝負だと思うんです。

昔はオナニーするとき

イキそうになったら

すぐにイっちゃいましたが、

最近はトシのせいか

遅漏気味なんです。

しんどいところで

こらえるステージとして

もはやオナニーを選べないんです!!

加護さんは

おらあ、もいっちょう!

って言いながら

三越から有楽町方面に

歩き出しました。

...

オラ!







オラ!オラ!オラァ!!






発見!

ひとりで歩いてる人!

外見!

スカートはいてるからメス!

オッケー!

「オッス!」

「ビックリしたあ...」

「急ぐ?」

「え?」

「飲みいかへん?」

「仕事帰りですので...」

「急ぐというか、ホンマはヒマやろ?」

「ちょっと!失礼よね〜」

というわけで

メスの第一印象を

真芯でとらえてやりました。

うーん、

オレかっこいい。

オレはバースだよ!

バース大好きだよ、

やっぱスポーツといえば

バースだよね!

有頂天になりましたが

で、どこ行くの?って言われて

不二家の2階に向かって

歩いてるときには

そうでもなくなりました。

最近オナニーして出したあと、

そんな気分になります。

階段を先に登らせながら、

メジャーを片手で持って

「こんなスカートの丈では
 私立加護学園の生徒になれないわよ!」

ってヒステリックに叫びながら

バシバシひざを

たたいてやりたい衝動に駆られました。

それで食後のコーシー飲んで

「いっつもそんなことやってるの?」

って言われたので

「いっつもっていうか
 隔週の水曜日と日曜日にやってる」

って答えてやりました。

「なんで?」

と言われたので

「朝のラッキー占いで
 みずがめ座のあなたは
 アウトドアライフを満喫しましょう
 って言ってたから」

と言ってやりました。

そしたらなぜか話がはずんで

趣味の話に広がりました。

彼女はフラメンコの教室に

通ってるそうです。

話聞いてたら

「ヒマを持て余してるんだったら
 いっしょにフラメンコやらない?」

って誘われました。

「ええ、まあ...」

とか言ってしまいました。

「断る!」

って言いかけたんやけど

なーんかかわいそうで、

頭の中で

アクセルとブレーキを

同時に踏んじゃったのね。

ううう、

イエスでもノーでもない自分に喝!

自分への罰として

帰るときTMGしませんでした。

別れ際

「そう」

って言う彼女の表情に

少し胸がしめつけられました。












ああ、














今日は

いいオナニーができそうだ...



■2004年02月23日(月) 正直に言いますと、


出撃します、

と言いつつ次の日は

家でゴロゴロしながら

ゲームボーイしてました。

加護でございます。

どうもごめんなさい!

ゲームボーイなんだから

どこでやってもいいんですけど、

どこでやってもいいんだったら

家でやってもいいじゃないか

と思った次第なんです。

そこまでして

ハマってたゲームというのは

「ファイアーエンブレム」

というゲームです。

加護さん高校のときに

めちゃくちゃハマってた

RPGだったんですけど、

ムチャクチャ難しいんですよ。

だって

仲間が死んだらそれっきりですもん。

生き返らないんです。

30面くらいあるんだけど、

高校のときは27面くらいで

30人中4人くらいしか生きてなくて

結局断念しちゃいましたね。

またやりたいなと思ったのは

やっぱストーリーが良いんですよ。

30人くらいの仲間みんなに

生い立ちがある。

戦う理由がある。

その中で主人公格が3人、

誠実な青年と

不良の大男と

負けず嫌いの少女がいるんだけど、

この3人の会話シーンが

なんか感じ良いのね。

ひたすら良いの。

われわれ下々の者のように

金だ女だとガツガツしてない(笑)

金と女をテーマにした日記を

web上で公開したりしてない(笑)

何て言ったらいいのかな、

例えば山口百恵さんの

イミテイションゴールド。

倉木麻衣さんがちょっと前に

カバーしたよね?

あれの出だし、

♪シャワーの後の 髪のしずくを
 乾いたタオルで 拭き取りながら

 彼が窓辺で話しかけるわ
 流れる雲さえ 季節の色だと

 私は軽いめまいを感じ
 マニキュアの指 かざしてみるの♪

...

っていうやつ。

この歌詞を見てどう思う?

感じ良くない?

10代が歌う歌詞にしては

フェロモンあり過ぎない?

「流れる雲さえ 季節の色だ」と

シャワーのあと

窓辺から話しかけてくる男がいたら

気の迷いで終わらせるの

もったいないとか思わない?

いろんな意味で(笑)

まあ、

これが加護という男だったら

何て話しかけるかなあ?

今ちょっと聞いてみるよ。











...











「あー、もう一回ブチこみてぇ」

だとよ。

これじゃあちょっと

ファイアーエンブレムの世界に

入れてもらえそうにないねェ〜



■2004年02月21日(土) ケミストリー声かけ。


よっしーに

5時に新宿でやりましょう

と言われて

言われるままに

ノコノコと行ってきた

指示待ち人間の加護でございます。

どうもこんにちは!

久しぶりによっしーと会って見ると

よっしーは

エスキモーみたいなカッコしてて

かなりウケました。

お前今日は

北海道富良野市から来たの?

もしかして

犬そり選手権の帰り?

自慢のシベリアンハスキー

アレキサンダーは元気?

とか

よっしーをからかいながら

サクサクと声をかけます。

チース!急ぐ?飲みいかへん?

ばっかりです。

直球ばっかり。

なんていうのかな、

声かけで

策を弄するというのは


すごくけがれている感


が最近強いのでありまして、

B29が飛んできたら

道路標識を叩き割って

先を尖らせて突いてやれ

みたいな気持ちでやりました。

ヤリだけに。

ほんで、

エイヤアって

10近く行ったんですけど、

急ぐと言われるとすぐに

あっそ、話してくれてあんがとね!

で切り上げる。

...

いまいち気合入んねえし、

あきてきた。

ハラも減ってきた。

そんで回転すし食いに行くと

よっしーのとなりの子が

関西弁話してた。

そうか関西弁か、

ふっふっふ、

こっちには隠し玉

北海道富良野市弁がいる(笑)

だもんで、

「関西の方ですか、
 僕は北海道富良野市出身です」

と言え

とよっしーに耳打ち。

「わかりました」

って小声で即答しながらも

よっしーは明らかに

オロオロしてる。

困ってるよっしーは

かわいいなあと思った(笑)

でもよっしーは男前、

ちゃんと言ったね!

というわけですし食いながら

女の子ともアクセス。

「おれたちバンドやってるんだけど
 よっしーは何やってるように見える?」

「ドラムかな」

「加護さんは?」

「ボーカル」

...

以前、

新宿でやった即席コンパで

誰かが同じこと聞いて

そのとき加護さん

「ドラム」って言われたことを

未だに根に持ってたのだったが(笑)

これで恨みは晴れた(笑)

で、

女の子が和みサイン出してるので

「よっしーTMG!」

って耳打ちする。

よっしーは意を決していいました。











「ふたりとも気をつけて帰ってね」












...










よっしーのアホウ。










彼のためにはならないから

きちんとしかっておいたけど、

個人的には

見事にオチてて笑ってしまいました。

そのあと気合入れていこうって

口では言ってるんだけど

加護さん自体が

腹がふくれてやる気が出てない。

ダルいので

帰ってしまおうかと思ったんだけど

やっぱりよっしーのことも

見てあげないといけない。

仕方ないので

よっしーに

エスタロンモカを飲ませて

あれ行きなさい、これ行きなさい

って言ってました。

すると

「なんか楽しくなってきました」

と言うので

あとは薬用効果に任せて放置(笑)

そのまま

ソロでいってしまいました。

腹がふくれて

やる気ないままやけど(笑)

だから

南口のユニクロの前あたりで

ゆるーい足取りの子がいたので

反射的に足が動きましたが

脳みそが停止してた。

ピッピッピッが

ピーーーーってなってた(笑)

だから最初の声かけも

「ヤッ!」

じゃなくて

「やぁ〜」

って間延びしてしまった。

加護さん自分の声を聞いて

思わず笑ってしまいました。

「え、何?」

って言われたので

「だっておかしいんやもん」

と言って

後輩によっしーというやつがいて

おれと

ケミストリーのコピーバンドをやろうぜ

って言って

♪夏草が〜〜

って歌うと

そいつもいっしょになって

歌ってくれたの。

ほんでおいらが

♪夏草が〜〜

のとこで歌うのやめたら

よっしーもとまるのね、

で、その先は?って言うと

よっしーね、

「わかりません...」って(笑)

そしたらその子、









「で?」








って言いやがった!!!









しょうがないからそのまま

「新しいバンドメンバーを探しに行くから
 楽器屋までつきあってくんない?」

って言うと

「急ぐんで...」

と言われてしまった。


ガックーーン!


KO!

KO!

KO!

加護さん、

戦意喪失状態になり、

そのままスゴスゴと

引き下がりました。

ああ、

新宿の壁は厚い。

...

しかし

こうして家に帰ってきて

日記を書いている今、

だんだんくやしい気持ちが

湧き上がってきました。

だから明日も出撃します。




追伸:

出撃はしますが

ケミストリーのコピーバンドはやりません。

ベースとかやることなさそうだし(笑)



■2004年02月19日(木) 19才の芥川賞作家を水に例えると。


ざーとらしく会社の机に

「蛇にピアス」

を置いておいた。

「加護ちゃん何読んでるの?」

「えー、芥川賞受賞の19歳の方?
 どう、おもしろい?」

「うーん、ちょっとよくわかんないすね」

...

自分・人・空間、

100.0000%

コンマ1ミリもずれない予定調和だ。

それに対して

「蛇にピアス」というタイトルは

コンマ1ミリもずれてない美だ。

「蛇」と「ピアス」の間は

「に」以外には考えられないから。

ちょっと考えてみろよ。

お前さ、

99.99%きれいにはまってるパズルに

残り0.01%のピースを

自分の責任ではめるのは避けるだろ?

それより

100%の絵を眺めて

「この絵は100%であることを
 私が保証します」

って言う方がなんとなく気持ちいいだろ?

そのとき

100%の絵に対して

自分がたった0%なんだ

ということをお前は意識できるか?

意識できるならお前は

それをどう受け止めるんだよ?

...

金原ひとみという作者は

1200円のミネラルウォーターを

作ったんだと思うよ。

たった0%の成分なのに

えらい丁寧に調整してあるわ。

それに比べて

加護さんの日記は品川区の水道水やね。

でもその分、

いつでも飲めるようにしてあるし、

飲むこと自体はタダなんだからさ、

お前、

多少不純物が多くても

グダグダ言うなよ(笑)



■2004年02月18日(水) 今日は加護さんの誕生日です。


今日で

29才になりました。

おめでとうございます。

おかげさまで

職も得られました。

給料でました。

ブランドもんの時計買いました。

スナックに通い始めました。

女はできませんが

セックスはできてます。

そして今、

加護さんがどうしてもほしいのは、

プリマ・ファシエ・ケース。

それともうひとつ、

あなたからの

お祝いの言葉でございます。



■2004年02月17日(火) 高校生の生活と意識に関する調査。


ヤフーのニュース見てたらさ、

日米中韓の

「高校生の生活と意識に関する調査」

で、

日本の高校生は

「男は男らしく」

「女は女らしく」

といった性差意識が突出して低い

っていうのがわかったそうだ。

だから日本の教育方針がどうだ

っていう話は

加護さんの知ったことではなくて、

ただ、日本っていいなあ

って思うわけよ。

みんなダラダラやってるのが

普通なんでしょ?

それでええやん?

自分が食いたいから

チョコ買えばいいじゃん?

月曜日は

プライドを楽しみに見ればいいじゃん?

ラストサムライとか見て

「男の道とは何か?」

を人に語って

お前の硬派を見せつけてやればいいじゃん?

この前さ、

スナックでお客さんとしゃべってたんよ。

まー、

ぶっちゃけヤクザなんだけどね。

会ったら

「加護ちゃん名刺いる?」

って言われてるんだけど、

「今日はいらない」って答えてる。

明日も明後日もいらないんだけど(笑)

このお客さんが

お店の女の子と

六本木の界隈歩いてるとき、

お客さんがキャッチに向かって

「おい、タバコ買ってきてくんない?」

って言ったそうだ。

するとキャッチが

ガーーーと走っていって

タバコ買いに行ったそうだ。

銘柄も聞かないで走って行ったので

女の子はてっきり

お客さんの知り合いかなと思い、

「あの人誰?」

って聞くと

「さあ...」

って答えてたらしい。

ったく、

ゆとり教育だかなんだか知らないけど

やるならこういうやつを

徹底的に教育してやれよな。



■2004年02月16日(月) ダメダメ初出撃。


ホントもうね、

ダメなんですよ。

弟子のよっしーから

電話があってですね、

久しぶりに声かけして

5の0です、

でも笑顔もらえたりして

いい感じでした

という報告をもらったわけよ。

そのとき加護さんは

おもしろおかしく

スナックで飲んでおりました。

師匠やりましょうと言われて

まあ近いうちに

とお茶を濁していたのだが、

よく考えてみると

お弟子さんが声かけして

5の0とか報告してるのに

加護さんがおもしろおかしく

スナックで飲んでいては

いくらなんでもマズいだろう。

というわけで

2004年度初出撃することにした。

弟子が5行ったなら

師匠はその3倍、

15は行かないといけない。

タイムリミット2時間で、

30分で5人声かけして

5人にひとりTMGゲット、

さらにその中のひとりと

残り30分で茶決めるという計画を立てた。

なにぶん久しぶりなので

まずは手相で声かけてる人を見て

テンションを高めていく。

駅ターミナルはシカ度が高そうなので

三越方面に移動。

一人歩きをねらい撃ち。

加護さんは最近

しゃべりにネタを仕込んでない。

まるごしで突っ込んでいく。

「ヤッ!」

「...」

「急ぐ?」

「はい」

「ごめんねっ!」

っていうのを3回繰り返して

かなりヘコむ。

駅の売店でピンキー買って食いながら

弟子が5回で

師匠が3回で終わっては、

今度からよっしーのことを

師匠と呼ばなければならない

と思った。

そのままトボトボ歩いてると

ニッサンのショールームがあり、

その中では

ヴィンテージのスーパーカーが

飾ってあった。

ショールームの中で

MRレイアウトのスーパーカーが

クルクル回ってる。

...

スゲー、

かっちょえー。

加護さんはしばらく眺めたおして、

そのまま中に入っていった。

すると受付のおねえさんが満点笑顔で

「こんにちは!」

って言ってくれた。

ああ、

君は都会のというオアシスに咲く

一輪の胡蝶蘭だよ!

...

「ここってタダなん?」

「ああ、無料ですので
 ご自由にご覧になってください」

「田舎もんやと思って
 だまそうとしてない?」

と言うと

おねえさんが

カウンターから出てきたので

「スーパーカースーパーカー...」

ってつぶやきながら中に入った。

中に入ったら

別のおねえさんがいた。

「おねえさん、
 どっからどこまでタダやねん?」

「ご覧になるのは無料ですよ」

て言われて笑われた。

目の前のカップルを見る。

男の方と目が合う。

...

「何、こんなん買いたいの?」

...

無視される。

...

そのまま横にあったイスに座って

となりの子に

「何、月賦で買おうとか思てんの?」

って言うと

うしろからおねえさんが飛んできて

「他のお客様に迷惑ですので...」

とボディランゲージで

退店を促された。

しぶしぶショールームから

ヨタヨタと出てくる途中、

思いっきり目の前の子と

目が合ってしまった。

加護さんおもむろに

サイフから3万出しながら

「金ならあるから...」

って近づいていった。

そしたら

「お金はわかりましたから
 しまってください!」

って言われた。

言いながら

彼女はツボに入ったらしく

しばらくひとりで

応答不能状態になっていた。

...

ぜったい見られてた。

で、

少し待って

「お前の家、ニッサンの車乗ってる?」

って聞くと

乗ってないというので

「ニッサンの車なんか買うなよ!」

って小声で言うと、

「わかった」

って言うので、

「あー、家帰って寝よ」

とつぶやきながら

回れ右して駅に向かった。








...







2,3メートルほど歩いて振り向くと

彼女も回れ右して

遠くに行きつつあった。







...







回れ右!
そしてダッシュ!
ダッシャー!
ダッシェスト!








彼女の右手がお留守だったので

そのまま右手をつかんで

「おい、行くぞ」

と言って

反対向きに歩き出した。

そしたら案の定、

「これから用があるから困るんだけど」
 
って言われたけど、

ずんずん歩きながら

「お前にも用があるけど、
 おれにも用がある。
 用と用がババーンとぶつかりあって
 寄り切り、栃の若の勝ちや。
 このままいくと琴イナヅマは
 黒星が続いて
 相撲何とか協会に顔が立たんやろ?
 ちゃんこは和風やけど、
 とりあえず何か食いに行くか?」

と言うと

わかったからはなしてと言われて

そのままロッテリアに

茶をしばきに行った。

...

まあ、

目の前がロッテリアだったから

加護さんはおとなしく

エビバーガーを食べたのであって、

もし目の前がラブホテルやったなら

ぜったいセックスしてたね!

そのくらい調子に乗っていた。

だから氷川きよしのモノマネもやった。

似てないといわれたので

北酒場を歌ってやった。

五木ひろしじゃんって言われたけど、

五木ひろしのモノマネをしてる

氷川きよしと言い張った。

ロッテリアの後は

ホントに用があるらしいので

そのまま別れた。

別れ際に

「もう追っかけてこないでね」

ってクギをさされた。

思いあがんなスト4が!

って思ったけど

口には出さなかった。












そのまま歩きながら

ヒザ上+レッグウォーマー+ピンヒールで

抱きかかえたら誘拐できそうだったので

スト4じゃなくて

スト5だなと思った。









いや、メイクが地味だったから

やっぱ4.5かなあ?










でも、

犯しまくって泣かしてやりたい度を加味して

スト4.8ということで。












本日の結果、

3声かけTMG0。


















今度からよっしーのことを

師匠と呼ぼう...



■2004年02月15日(日) バレンタイン代休。


えー、

加護さんのリンクから行けた

「オンナの戦い」執筆のレナさんは

日記をやめたそうです。

再会する予定もないそうです。

だから

リンクからははずしてあります。

まあ、

あれだけのテンションで

淡々と執筆されていて

突然やめはるというのは

すごく残念ではあるけど、

その一方で

なぜやめはるのかということは

彼女の日記をよく読んでいれば

なんとなく察していただけるとは

思います。

さて2月14日。

なんでこんな日があるねんやろなあ?

日頃からメンテしてるやつは

別に日を設けてもらわなくても

メンテすると思うし、

あげる相手のいない女子は

ふつうにチョコが食べたいと思っても

過剰反応されてややこしいやん?

かといって

資本主義である限り

バレンタインを廃止することはできないので

メンテしたヤツは

相手からメンテ証明書を発行してもらって

それを役所にもっていくと

一日分の給料が手当てとしてもらえ、

会社は給料を出さないけど

一日休みを許可する


バレンタイン代休


を導入するべきであると思ったりする。

...

いや、待て。

それだとバレンタイン代休の日に

出社する人はみんな

モテない人ということになってしまう。

バレンタイン代休の資格はあるねんけど

クライアントに言われて

泣く泣く出社する人とか

おれはモテるから!

って言い訳しながら

出社しないといけない。

これはこれでおもしろいけど

加護さんはモテないから

バレンタイン代休の日は

確実に出社だね!

...

以上、前フリです。

おわり。



■2004年02月12日(木) つーわけで復活だ。


社に帰ってくるや上司が

「加護くんは今日はどこへ行ってきたの?」

と聞くものだから

「大井町の方で打ち合わせです」

と答えると

「行き先掲示板が秋葉原になってるよ」

と言われよく見ると

確かに秋葉原になってる。

「願望がそうさせたんでしょうか」

と答える。

「で、秋葉原で何買ってきたの?」

と言われて思わず

「ゲームキューブです」

と答えてしまいました。

2004年2月12日。

今年初めて、

自分をいつわりました

加護でございます。

...

ジュンがね、

ううう、

即マン決めてくれました。

出会って数時間でゴール決めたそうです。

ご丁寧に

仕事前に一枚(ラブホで)、

仕事中に一枚(黒ブラ画像)、

仕事後に一枚(女の顔写真セピア色に加工して)

リアルタイムに

写メール送ってきました。




...




アホやこいつ!

3枚合わせて

ハットトリックだよ!

...

思わず加護さんは

叫んでしまいました。

ふつふつと

母性がこみ上げてまいりました。

ちゃーんとゲットできる

ジュンは復活しました。

ついでに

加護69も暫定復活です。



■2004年02月11日(水) 加護さんのお願い。


とある子が

うつ病で

ちょっとたいへんだったらしい。

(ビーバー似はインフルエンザで
 ちょっとたいへんだったらしい)

(ジュンはやっぱり戦国無双を
 買ったらしい)

(るうさんはメディアに紹介されて
 たいへんなことになってるらしい↓
 http://amds.jp/ar/501/501.mp3

(りょうさんの参謀・ケイさんが
 さるさるでまた日記始めたらしい↓
 http://www4.diary.ne.jp/user/423354/


そこで加護さんは

その子のために

何かできることないかなあと

ちょっとした合間に考えていた。

うーーーーん。









...











zzz...









というわけで寝てばかり。

なんかさー、

鬼のような速さで

客先との打ち合わせを終え、

直帰扱いにして

秋葉原のアダルトショップに

行ってるときと

WinMXで

アダルト動画交換の交渉をしてるとき以外は

脳波が停止してしまってるんよ。

今日も祝日なので

パッケージの女の子にだまされて買った

弥生会計を開いて

仕訳入力とかしてるのだが、

キャバクラで

飲食代として切った領収書を

いかにして接待費で落とすのか

というところを考えるところで

脳波が停止した。


「加護のきらいなもの」


1.楽しんだ後のあとかたづけ
2.ぎんなん



...

というのは前フリで、

テレビの8チャンで

弓道にいそしむ高3女子高生の

青春ドラマ見てたのね。

主人公は、早気(はやけ)にかかってるのね。

早気っていうのは

「矢を引いて法のごとく納まらず、
 自分の意に反して離してしまう癖」

っていうこと。

(要は、的に当てたいのに当てられない)

悩んだ挙句

弓道をやめようとした主人公に

主人公のおばあちゃんは、

的に当てることにこだわらない

強い意思を持てばいい、と言う。

でもさあ、

ふつうこだわるよね?

弓道って的に当てる競技なんだからさあ。

主人公もそこでつまづくのね。

そんなとき

主人公に仲間や先輩が現れて

進路の悩みとか、恋心とか、

いろんなことをさらしあって、

高3という1年間を

みんなと駆け抜けていくうちに

いつの間にか主人公は

早気を克服してしまうのよ。

実は、これがもうひとつの

早気をなおす方法なんだそうだ。

加護さんは

うつ病のなんたるかはわからないけど、

うつ病だとカミングアウトしても

許してくれる人に

どんどん言っちゃってさ、

悩んでることとか

思ったまんまのことを

思いついたまま

ポンポン言っちゃえばいいと思うのよ。

加護さんも

もうすぐ三十路なのに

去年の暮れまで無職だったし、

キャバクラ通いで

会社設立するための資金を

半分ぐらい使っちゃったし、

後輩にオナニーグッズ見つかってるし、

側道でベンツにひかれて

足がじんじんするのに

賠償金とか言われたらこわいと思って

だまってたし、

だいたいそういうことを


全部あなたに
カミングアウトしてるけどさー



まあ、なんとかなってる。

やっぱ笑えることに笑って

(相手に失礼なことほどおもしろい)

きれいなものを見て感動して

(オレンジレンジのボーカルとか
 ロードオブザリングの弓使いのやつとか。
 加護さんの場合は、野原りんのAV)

眠いときには寝る。

(冬は冬ごもり、春眠暁を覚えず、
 夏は上海ハニー、秋はわかんねえ)

ぜんぜんがんばんなくていいからさ、

一歩ずつ歩いて行こうよ。

そして体調が良くなった暁には

ぜひ一発やらせてください。

もうすぐ29才になる

加護さんのお願いです。



■2004年02月05日(木) アンデスメロン。


「アンデスメロンって知ってる?」

「ええ」

「...」

「...」

「なんでアンデスメロンは
 アンデスっていうか知ってる?」

「...」

「...」

「アンデスで作ったメロンだからでしょ?」

「それがちがうんだな」

「そうですか」

「...」

「...」

「メロンて高いでしょ?
 でもアンデスメロンはお手ごろ価格だから
 簡単に買えて安心です
 っていう意味なんだよ。
 つまり略してアンデス」

「それってカタカナで書くから
 ややこしいことになるんじゃないですか?
 ひらがなでアンデス書けばいい、
 っていうか漢字がいいんじゃないんですか?」

「漢字ってどう書くの?」

「...」

「...」

「安死」



■2004年02月03日(火) 会社に行くのが楽しみです。


職場の直属上司はかなりのSだ。

加護さんは

めちゃめちゃMというわけではないので

ときどきそれがムショーにムカつく。

今日もくしゃみをしていると、

「加護くん、大丈夫?」

って言うので、

「誰かがうわさしてる」

ってつぶやくと、

「なんかのウイルスに感染してんじゃない?鳥とか」

と言われる。

「それは鳥インフルエンザということですか?」

って言うと、

「うつすなよ」

とか言われる。

それは何だ、

おいらが致命的なばい菌を

持ってるということですか?

ここは小学校か!?

こういうことから社内いじめが流行るのです。

そして加護さんは

いじめを苦に自殺を図るのです。






...







待てよ、

もし自殺したとして

そのまま誰もおいらのことに気づかず

ついに近隣の人が

異臭で騒いで110番したとしよう。

死体解剖の結果

死体から細菌でも発見されたら...








...








これはみんなに(特に上司に)

注意を呼びかけないといけない!

取り急ぎ

部署の入り口に


鳥インフルエンザ感染区域


という張り紙を貼っておきました。

これで感染は

最小限にとどまるはずです!




...







誰もはがさない...









チラッと見ても

見て見ぬフリをする東京...










でも誰かがせきをすると

誰かがが振り向く...






仕事とはまたちがったスリルが

午後の部署内に駆けめぐった気がします。

確実に。

やっぱ、

リストラされないサラリーマンとは

かくあるべきだなあと

改めて確信を持ちました。

ただ

一点残念なところもあります。

外出→直帰で帰ってきたので

その張り紙が

今ごろどういう騒ぎになっているのか

確認できないのです。

だから明日、

会社に行くのが楽しみです。



■2004年02月01日(日) なんでだろう...


「お願い!同伴する人がいないから同伴して」

「はいよ」

「じゃあ8時50分にお店の前で」

「ええ」

...

今、7時だ。

なのに待ち合わせが8時50分なの

なんだろう...

同伴してないのに同伴料金取られるの

なんでだろう...

年末年始北海道に帰ると言ってたのに

お土産が泡盛

なんでだろう...

包み紙シ〜ザ〜


ガオ〜〜ン!


飲めないって何回も言ってるのに

泡盛そそぐの

なんでだろう...

ケイタイ見てたら

となりのホステスと

しゃべらせようとするの

なんでだろう...

となりの席のお客さん

表社会のにおいがしないの

なんでだろう...

お金を払って

仕事より気を使ってしまうの

なんでだろう...

ランさん、

いつの間にか

金を出すときしかかまってくれないの

なんでだろう...

なんでかよくわからないことに

10万以上使ったの

なんでだろう...

なんでだろうなんでだろーう

な、な、な、な、なんでだろう...




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