弱Sonファイブ

■2001年08月31日(金) 無題。


今日の昼すぎ、

会社の近くにある公園に

散歩しに行きました。

この公園は

会社のすぐ近くにあるので

どんなにノロノロ歩いても

すぐにたどり着きました。

そこでベンチに座って

少し空を眺めていました。

どんよりとした厚い雲に

空が完全におおわれています。

東京の空は

こんなに汚いのかと思うと

背中の奥に

ピリピリした緊張が走ります。

おいらは少しむせて

咳をしながら息を吐き出します。

もし自分が、

グリーンマイルの黒人の大男なら

黒い灰の塊が出てきたのだろうか

って考えました。

とそこに、

砂場の方にあるベンチに

カラスが舞いおりてきました。

器用にゴミを漁っております。

ゴミといっても

案外食えそうなものは

多いのです。

何かを見つけたのか、

カラスはまたすぐに

飛び立って行きました。

建物と建物の間を

サアアーと抜けていきます。

もしおいらがカラスなら

あんな器用に

飛んでいけるのだろうか。

飛び続けた先に

ビルさえもなくなって

それでもまだ飛び続けた先に

うっそうとした

大きな森があったとして

その森を見たとき

本能の底から

自分は喜べるのだろうか。

やはりどんなに鳴いても

人間にはカアとしか

聞こえないんじゃないか

などと思いながら

メロンパンを食っておりました。

するとパンくずが

ポロポロとこぼれていきました。

そのこぼれたパンくずは

たまたま通りかかったアリによって

即発見されて、

持っていかれました。

そのアリは仲間のアリに

おい、あそこにはええモンが落ちてるぞ

って言いふらすのでしょうか。

おいらは、そのパンくずのそばに

またパンくずをまきました。

おいらの口からこぼれた

黒い黒い灰入りのパンくずを

お前ら、

ひとつ残さず食らいやがれ

って思いながら。


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横ちんさんの日記




■2001年08月29日(水) さだまさよし。


はい、こんばんは。

加護でございます。

いやー、月曜日はなんと、

ともちんと悠宇ちんと舞ちんが

すげー仲良さげに遊んでたらしいです。

おしえてください。

なんでそんなに3人とも仲良いんですか?

なんで加護さんはムシされますか?

海は死にますか?

さびしくなって電話かけたら

なんで舞に加護ーって

呼び捨てにされますか?

愛は死にますか? 

どうして9月末まで

東京ホテル暮らしが延長ですか?

風はどうですか?

静岡にいないのにどうして

家賃払ってるんですか?



ラララー。





















セックスしたらちゃんとみんなー




















逝けて
しまいますかー






ラララー、ラーララーララー...




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悠宇ともちん


お知らせ:

加護は来週の月曜日、

「TBSワンダフル」にて

TV出演します。



■2001年08月27日(月) 上野デート。


はい、おはようございます。

加護でございます。

舞ちんが売れっ子ソープ嬢になったら

当たり屋を装って一生かけて

ゆすってやります。

自分に関わるすべてを踏み台にする男、

加護あい命でございます。

おいらと関わっているあなたは

恐怖のあまり、

おしょれおののくがよいわ!

さて、今日は

土曜日の上野デートのことを書きます。

昼くらいからです。

えー、

とりあえずハラがへったので

近くのサテンに入ったんです。

そんでメシが来るのを待っている間に

舞が柏木さくらにメール打ってました。

あんたら、いつの間に仲良くなってるの?

って思いましたが、

ふと、さくらってどんなヤツなんや

とも思いました。

「おい、舞、電話かけてこさせろ」

って言いました。

舞、メール打ちました。

そしたら

「どうして?」

って返ってきます。


グダグダぬかすな、
加護さんがかけてこいと
いったらかけてこい



と言いました。

舞、メール打ちました。

そしたら電話がかかってきました。

おいら開口一番、

...

あやまりました。

さくらはどうせ、

夜のネットアイドルだから

昼は寝てるだろうと

思ったからです。

でも彼女はちゃんと起きてました。

受け答え、ちゃんとしてくれました。

そのあとはメシを平らげて、

美術館にでも行こうかと思いました。

舞も加護も美術館好きだからです。

ドラクロワとかいいですね。

ラグナロクではないですよ。

でも実際やってたのは、

アメリカの何とかっていう

ショボイやつだったので、

入るのやめました。

じゃあ動物園に行くかーって思いました。

そしたらそばに子供遊園地がありました。

それを見て舞は

目をキラキラさせてました。

3秒後には入園してました。

乗り物券買いました。

6枚で500円です。

まず空飛ぶ飛行機に乗りました。

わあお、高いぜー

って思って

ふたりで大はしゃぎでした。

次はどれに乗るかいなー

って言うてました。

と、そのときベンチにおっさんが

座ってました。

おっさんは脇の荷物に寄りかかりながら

なんと、

一服しようとしています。

子供遊園地でタバコを吸うとは

貴様それでも大人か!

って思いました。

怒りがわいてきました。

マンガ喫茶で大声で英語をしゃべってる

外人と同じくらい許せないです。

次に乗るやつは決定です。

くるくる回る、ゾウさんの乗り物です。

上昇、下降をくりかえす

高性能爆撃機です。

爆撃機のパイロットになったおいらは

ビューン!

真珠湾の奇襲攻撃よろしく

おっさんにむかって

ツバを吐きかけてやりました。

奇襲だけあって

おっさんは

雨かな?って顔してました。

トラトラトラ、

ワレ、ドウブツエンニイキタイ

というわけで、気がすんだので

動物園に行きました。

以前ジュンが、

「コブラええぞ、コブラ」

って言ってたので

コブラを見ること以外

頭にありませんでした。

いろいろ道に迷った挙句

両生類爬虫類館に行きました。

入ってすぐの水槽に

ビックリ!

Vinoさんがいてました。

Vinoさん、

いつの間にか女子大生から

天然記念物になってます。

いやー、彼女も出世したなーて思いながら

下のプレートをよく見ると

オオサンショウウオ

って書いてありました。

先に進むと、でかい魚が

水槽に入ってたので

水槽を乗り越えて

水面をバチャバチャしてやりました。

でかい魚が逃げていきます。

家族づれがいっせいに注目します。


ざまあみろ、
キサマよりおいらが
目立ってるぜ



って思いました。

さらに先に進むと、

2mくらいのワニが

水槽に入ってたので

水槽を乗り越えずに

素通りしました。

...


ざまあみろ、
今日のところは
引き分けにしといてやる



って思いました。

そんで待ちに待った

コブラとご対面です。

...


ショボい。


ふてくされたので

ベンチでフテ寝して

閉園で追い出されて

道に迷って

クレープ食べて

デパートうろうろして

迷って

舞が商品をこわして

店員さんに気を使わせて

ドリブンの前売り券を買って

デパートを出たらまた迷って

舞に映画館の場所を

交番で聞いてもらって

上演10分前に

舞がウンコ行っててギリギリで

見終わったら

60セカンズと同じくらい感動して
















車60台盗んだ







車ドロボウ、

ニコラス刑事に、











おしょれおののくがよいわ!



■2001年08月26日(日) ケイウンスク。


はい、おはようございます。

加護でございます。

上野のマンガ喫茶からです。

なんで上野にひとりでいるのかというと

なんとなくです。

加護は

誰かとつるむのと同じくらい

ひとりでいるのが好きなのです。

さて昨日は

カプセルホテルに泊まりました。

金がないときは

常に野宿だったおいらですが

最近は少し出世したのです。

まずビル4階の受付にいきました。

クツをクツ箱に入れてください

と言われました。

なぜ?とか言ってもしょうがないのです。

その人はそれ以外の言葉を発しようと

しないのですから。

それでクツを入れてカギをかけると

受付の人に渡します。


逃亡するなら
ハダシで



ってことでしょうか。

そんでクツのカギを渡して

3600円(税込)払うと

服とバスタオルとロッカーのカギを

もらいます。

服はあの、病院とかで着る

ナウイヤツです。

それで身に付けているものを

すべてロッカーにぶち込んで

ナウイ服とバスタオルをもって

フロに行きます。

ロッカーのカギは

リストバンド式で

常に携帯します。

フロに行くと

とにかく黙々と

何かを洗わなければなりません。

なぜなら

そういう雰囲気だからです。

おいらひとりだけ

何も洗わずに

ラジオ体操第2の

ゴリラのポーズみたいなヤツを

やりましたが

2、3回やってやめました。

なぜなら

そういう雰囲気だからです。

体、顔、頭を洗って、

ヒゲそって歯を磨きます。

そんでミエを張って

亀頭をむきだしにしてみました。

なぜなら

そういう雰囲気だからです。

そんで心ゆくまでジャグージやって

フロから出て体重はかって

ダサい服着て扇風機にあたってました。

「おい、僕」

え?

なんかやり方まちがえましたか?

って思いました。

「扇風機はいつまで使うの?」

って言われました。

「いや、もういいです」

って言ってどけました。

そんで頭を乾かしてから

リストバンドに2275って

書いてあったので

2階に行きました。

そしたら

2200番台はココって書いてあるので

その部屋に入ります。

そしたら上下2段のカプセルが

左右にずらーと並んでました。

2275のプレートが

ついてるカプセルを見つけて

中に入りました。

モスボックスの中に入るような

感覚ですね。

ちょうどタタミ一畳分の広さぐらいです。

そんなに狭いと感じなくて

秘密基地みたいな感じです。

中に入るとフタを閉めます。

フタというか

布製の幕のようなものです。

そんで

寝ながらテレビを見られるしくみなので

テレビを見ながら寝ます。

エロビデオもタダで見られます。

でもティッシュとゴミ箱がないですが

オナニーしようと思えばできます。

おいらはテレビもつけず

オナニーもやらず

ケイタイもロッカーに入れたまま

ゆっくり物思いにふけりながら寝ました。

...

やはりというかなんというか、

チェックアウトの時間に

思いっきり遅れました。

受付で開口一番、


「いや、あの、うちのオヤジがもう長くなくて

 でもオヤジが好きなケイウンスクのCDを

 持っていってやりたくて、終電が来たから

 仙台まで行けなくて、そしたらさっき

 今夜がヤマバですとか言われて、病院の位置を

 聞いてて、もうICUに入っているから

 ケイウンスクは聞けないかもしれないって言われて

 タクシーで来た方が早いって言われて

 乗り場とか確認してたら今になりました」



って言うと、

「早く行っておあげなさい」

って言ってくれました。

「ありがとうございます!」

と言って出てきました。

...


ありがとう!












ケイウンスク!




追伸:

加護がカプセルホテルに泊まる前のことは、

舞ちんが書いてくれてます。

舞ちんの日記



■2001年08月23日(木) ヤヌスさんのうわさ。


はい、おはようございます。

誠実系でございます。

朝、出社したら

...

ちゃんと会社がありました。

台風でつぶれてしまえば

おもろかったのに。


さて昨日は、楓ちんに

焼き鳥食いに行くお誘いを

受けてました。

だもんで仕事を終えてソッコウ

行くつもりだったんですけど、

シャワー浴びてから行こうと思って

いったんホテルに戻りました。

で、テレビをつけると

ネプ一家が

ディズニーシーに行ってました。

笑顔で絶叫マシンに乗る企画で

タイゾーがひとりだけ渋い表情だったのが

笑えました。

何をしにホテルに戻ったのか忘れたので

そのまま待ち合わせの駅まで行きました。

駅につくと

目の前にいきなりカツラ屋さんがありました。

よし、最初のあいさつは


いらっしゃ〜い


やな

って鼻息を荒くしてると、

電話がかかってきて、

電車に乗ってあと3駅移動しなさいって言われました。


いらっしゃ〜い


を誰にも聞いてもらえないのかと思うと

せつなくて胸がしめつけられました。

そんで3駅移動してみると

道案内でともちんが来てくれました。

コーディネートがばっちりキマっていたからなのか、

昨日のともちんはとてもかわいかったです。

そんで焼き鳥屋に行くと

楓ちんと悠宇ちんが先にいてました。

そんで4人でカンパ〜イってやりました。

前においらのトコの掲示板で

いつかみんなで焼き鳥食えたらええねー

って言っていたのが現実になってうれしかったです。

うれしかったので、

楓ちんが頭につけてたウイッグネタで

さんざんいらってやりました。

そしたら楓ちんは喜んでました。

こいつはゼッタイですわ。

それから悠宇ちんには福島旅行のミヤゲをもらいました。

福島といえば

akiraくんという遊び人が有名ですが

世間一般ではガラス製品が有名らしくて

ガラスの灰皿もらいました。

その灰皿は、

手作りっぽくてステンドグラスみたいで

もらってうれしかったです。

あと、店のおっちゃんが神経こまやかで

親しみやすくて

ええなあ、って思いました。

みんなで額を寄せてデジカメの画像を見てると

おっちゃんも見たかったのか、

後ろのほうでがんばって背伸びしてたのが

かわいかったです。

それと

聞いたところによると

以前おっちゃんは

楓ちんがヤヌスさんをこの店に連れてきたときに


あの男からは
悪のオーラが出ている



とつぶやいたそうです。

いろんな人からヤヌスさんのうわさは聞きますが

彼の人柄について

希望のあるコメントは

ひとつも聞いたことがないです。

なんかギャフンて感じだったので

お開きにしました。

楓ちんと悠宇ちんは無事帰りました。

でもともちんは

ヤヌスさんの生霊が乗り移った加護に

襲われてました。

おもろい夜でした。





...

そして次の日の朝、

出社したら

びっくりするくらい





会社が

なんともなっていませんでした。



強いて言えば

西本が

スカートを前後ろ逆に履いていました。




...

所詮大型台風って

そんなもんですか?



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悠宇ちんの日記

楓ちんの日記

ともちんの日記

「子悪魔」ヤヌスさん

福島の名物男(お約束)




追伸:

SPA!読んでくれたあなた、

ありがとう。

やっぱ、読んでもらえると

うれしいです。


編集の山田さん、ありがとう。

雑談があんなかっこいい文章になっていて

加護は驚きです。


あとひとつ聞いてください。

あの記事で加護が言ったコメントは

自分の言葉でもあり

仲間との結びつきを大事にする

メンズビッチの

メンバーとしての

言葉でもあります。


ささやかですが

加護のそんな気持ちをこめて

あの掲載記事を

代表の

みのるちんに

捧げます。



■2001年08月22日(水) 16時間仕事したらこうなる。


はい、こんばんは。

加護でございます。

す、

す、

するめ、

め、

めるてぃーきす、

す、

す、

するめ、

くさい、

ごめんくさい、

さい、

さい、

さい、

さい、

さい、

さい、

ぱらさいとー。

あー、

ですえんじぇるあくと3ききてー、

うぃどんけあーわちゅーせい、

ふぁっきゅー、

おーばーきる、

おーばーきる、

めたるちゃーち、

さーかすだんぱのらまとうにかえる、

じごくよりあいをこめて、

あばれんぼうしょうぐん、

みほー、

もーむすー、

す、

す、

するめー、

(上に戻る)



■2001年08月20日(月) 偶然。


はい、おはようございます。

加護でございます。

ともちんが最近、

新宿で声かけされたらしいんですけど

うまいなーと思ったので公開します。


とりあえず

1回目はコーヒーを飲もう

2回目はホテルに行こう

3回目は結婚しよう

だから今、ケイタイ番号を教えてくれ



みたいな感じです。

なんか山崎まさよしの歌みたいで

ステキやないですか?

仮にこれをおいらがやると


1回目はコーヒーを飲もう

2回目はホテルに行こう

3回目はジャグージがついてるホテルに行こう

4回目は朝からインスタントコーヒーを飲もう

だから今からホテルに行こう



となるわけです。

こんな思考回路なので

武蔵バリのブーイングを受けることも

しばしばです。

さて今日の朝のこと、

いつものようにジュンの家を民宿代わりに使って、

月曜の朝ダリーとかいいながら

ジュンとウダウダ朝の支度をしておりました。

そんでいつもは大門で降りるジュンが

今日は気まぐれで

おいらといっしょに三田で降車しました。

「お前、左出口やろうが」

「いや、実は右やねん」

「オレも右よ、途中までいっしょに行くか」

てな感じでエスカレーター上って

その途中で

横にデカいやつがいたので

あいつはチャクリキドージョー出身や

とか言いながら地上出口に出て

ジュンの行きつけのコンビニまで

ヨタヨタ歩いていきました。

「ほんならおいらここを右やから」

「ほうか、いつもは左やけど今日は右でつきあったるわ」

「なんや、遠回りちゃうんか」

「いや、ホンマは右の方が近いのよ」

でドンドン歩いていって

「じゃあおいらこの先の青いビルやから」

「おう、オレは水色のビルや」

「ほんならな」

「じゃあな」

って言って別れました。

...

「だからなんやねん?」

「お前こそ何やねん」

「ついてくんなよ」

「方向いっしょやからしゃあないやろ」

「お前、そのビル、1階に売店あらへんか?」

「あるよ、お前トコは?」

「あるある、ほんならおいら、ココやから」

「オレもココよ」

「なんや、いっしょやんけ、お前何階?」

「6階」

「おいら13階、ほな、あとで」

...

いやー、

実は

東京に来てから毎日ずっと

ジュンと同じビルで働いてたみたいです。

広い東京で偶然にも同じビルです。

驚きです。

クサレ縁もここまでくると、

アンビリーバボーです。

でもそれより驚きだったことがあります。

それは、

ふたりとも、

その事実に対して、


ノーリアクション


だったこと。







新事実、

モーニング娘。の追加メンバーは


武蔵が本命


ほらほら、

あの無表情で

ゴマキや石川といっしょに

♪ホーホラいこうぜー。





...

つんく、半笑い。



■2001年08月19日(日) 渋谷のラブホ。


はい、こんにちは。

加護でございます。

有楽町のビックカメラから

更新でございます。

タダでインターネットできます。

ええトコでんな。

さてここしばらくは

ともちんとおデートばっかりです。

お台場に行ったり

横浜に行ったり

コテコテのとこに行きました。

お台場は

いいとこですね。

行くだけでロマンチックな雰囲気が

漂ってますね。

加護は子供ではないので

ともちんといっしょに

フツウにベイブリッジ見てました。

そんでいろんな話をしているうちに

舞ちゃんの日記見てるよ

って言われました。

加護のバカンスのことですな。

あー、泣かれたりするのかなーて

思いました。

そしたら舞ちゃんとも仲良くしていきたい

って言いました。

悠宇ちゃんとはとても仲良くしてるから

加護さんと悠宇ちゃんが仲良く遊んでても

せつなくならない、

だから舞ちゃんと仲良くなれば大丈夫、

って言ってました。

おいら、

ヘンなリクツや

って思いました。

でもまあ、彼女の目は

とてもまっすぐにおいらを見ていたので

彼女なりのルールで

おいらにかけがえのないものを

捧げようとしてくれているのだろうと思い、

彼女をとても愛しく思いました。

で、そのあと渋谷に行って

ホテルを探しに行きました。

そのつもりが

ドンキホーテで

バドガールの服とかピンクローターとか見てて

金曜の夜だし、

もしかして野宿かと思いましたが、

なんとか空室を見つけました。

ブラックライトの部屋です。

が、

内装があんまりよくなかったです。

フロ場にスポンジもなかったし。

くやしいので、

ベットのわきにあったらくがき帳の表紙に

http://kago69.com/

って書いときました。

油性ペンで宣伝です。

そっかららくがき帳の内容を

ともちんとふたりで見ました。

日本語、フランス語、英語、

いろいろ入り混じってました。

同棲生活最後の記念に来た人、

好きな人がいるのに

その人でない人と来た人、

仕事の合間を縫って

逢瀬を楽しんでいる人、

君を「幸あせ」にしたいって

連発してる人、

いろいろな人がいてました。

いろいろいてましたが、

書いてることは似通ってます。

内装があんまりよくなかったです

フロ場にスポンジもなかったし

です。

おお、あんたらもか。

おいら、ため息をつきながら

らくがき帳を閉じ

裏表紙を見て

ここの内装が気に入らないと思った人は

「加護69」に行こう

って書いておきました。

もう一度URLも書いておきました。

広報活動命でございます。

...

そのあとは何回も何回も

ともちんを求める

ケモノになりました。

汗をかいたら

フロに入って

また汗をかきました。

そんで、元美容師の彼女に

頭を洗ってもらいました。

さすがです。

ウデは一流でした。

ついでにミニアフロも

洗ってもらいました。

さすがです。

ウデは超一流でした。

そんで気がついたら朝でした。

そそくさと支度して

ホテルを出ました。

出たとたんに彼女は

おばちゃんに道聞かれてました。

こっ恥ずかしいのをこらえて

彼女は一生懸命答えてました。

あー、かわいいなあって思いました。

まぶしい朝日に目を細めながら

おいらはその様子を眺めてました。

本当においらは満足です。








WWW書くの
忘れてたこと以外は




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ともちんの恋愛日記



■2001年08月15日(水) あの日のバカンス。


はい、こんにちは。

加護でございます。

いやいやいや、

バカンスが終わって

久しぶりに会社にきたら

おいらの机がありませんでした。

ハハハ...







ハァ。






さてさて、

引っ越しの話は横に置いておいて

あの日の話です。

始まりは、舞の

「海に行きたいなー」

のひと言です。

それで

あー、ほんなら海岸で花火でもやるかなー

て思って

おいらはカーナビを舞の実家の近くの海に

セットしました。

なんちゃって、

カーナビなんて持ってないです。

で、その海のそばに車を停めて、

花火とバスタオルを持って

舞とふたりで

夜の海に行きました。

たぶん夜の1時ころです。

そこは堤防が設けられてあって

おそろしく人気がなくて

外灯が灯台の光以外ない

静かな場所でした。

工藤静か

と言いたいのをグッとこらえて

堤防の上に乗って

海を見ました。

「ここで空を見ると地球が丸いことがわかるよ」

って言われたので空を見ました。

そしたら

...

別に何とも思いませんでした。

それを正直に告げると、

ロマンチックなムードがこわれました。

そんなことより

月明かりに照らされて笑う

舞の横顔がすごく白くてきれいで

おもわず見とれてしまいました。

「もっと近くまで行こうよ」

って言う舞の言葉に

思わずビクッとしてしまいました。

そんでふたりで海岸に行きました。

舞のヒールがサクサク砂浜に刺さって

歩きにくそうでした。

おいらはそんなのおかまいなしに

fuuu!って言いながら

海岸に走っていきました。

で、波がザーザーいうところまできました。

「ほんとはね、海にはいりたかったの」

って舞が言うので

おいら、とりあえず水が冷たいかどうか

調べてやろうと思って

ズボンをまくって

ちょっとだけ海に入りました。

おお、ええ感じの冷たさやんけ

と思ったおいらは、

舞のことはほっておいて

ひとりでバシャバシャやってました。

そしたら舞も

サンダル脱いで

ワンピースの裾をたくしあげて

バチャバチャやってはしゃいでました。

それを見ながらおいらふと、

そういや今年はまだ海で泳いでないな

って思ったので

ズボン脱いで

シャツ脱いで

パンツも脱いで


要するに
マッパになって



ファオー!って

海に飛び込んでいきました。

そんでウッヒョーって叫びながら

泳ぎまくってました。

あー、全裸スイミングサイコー。

そしたら舞が

「あのさー、ここ遊泳禁止区域だよ」

って言いました。

そんなこと、泳いでから言うな。

と思ってムシしてると

「ここで何人も死んでるんだけど」

って言われました。


そんなこと早く言え
コノヤロウ
今お盆で
なんかこわいやないか!



そう思うとムカムカしてきたので

波打ち際でウダウダしてる舞を

ガシッとつかんで

そのまま海にザブザブ入って

バシャーンと突き飛ばしてやりました。

バイオハザードを

ひとりでプレイできないおいらに

そんなことを言ったバツです。

おいら笑ってると

舞はノーリアクションで

砂浜にもどります。

あ、下着が透けててセクシーって思いました。

そしたら舞は

おいらの服一式を持って戻ってきて

海の中にポイってしました。

しかもパンツだけは

オーバースローで投げやがりました。

「あたしの服だけ濡れて不公平」

だそうです。

しょうがないやつやなーと思いながら

指をポキポキ鳴らして

自分の服をしぼって

お前の服もしぼってやるから

と言って舞のワンピを脱がしました。

ついでにブラとパンツも脱げって

言いました。

えー、恥ずかしいからイヤって言う口を

ムリヤリおいらの口でふさいで

超ハヤワザで脱がしてしまいました。

これで舞も裸族の仲間入りです。

そのまましばらく立ったまま抱き合って

ずーとキスしてました。

そのうちおいら、ふと思い立って

舞から少し離れました。

そんで舞の全身をしげしげと眺めました。

誰もいない真っ暗な海で

月の光を浴びて立つ裸の舞は

ちょっとした芸術品のようでした。

全身がとても白くて

でも大きな目だけが

こっちだけを見て笑ってて

おいらはこんな光景を

独り占めできてるということに

すごく興奮しました。

と同時に

なにかとても黒い気持ちが

自分の中に沸き上がってきて

おいらは舞に

ケモノのように襲いかかりました。

舞は、きゃああとか言ってましたが

彼女の全身は

驚くほど興奮しておりました。

おいらは舞の中を

これでもかというくらい

しつこくかきまわし

それでも立っていることを

強要しました。

そのうち何がなんだかわからなくなり

いつも間にか

舞はおいらのモノを

口に含んでおりました。

そうなるとおいらは舞に

「セックスするか?」

とささやくことしかできません。

そこで、

どこですんの?

っていう現実が

おいらに襲いかかります。

...

うーん、

1.立ちバックでする

2.フツウのバックでする

3.海に入ってする

4.スカイダイビングしながらしてみたい

と0.2秒ほど考えてから

結局バスタオルと花火があるところまで

戻ることにしました。

服を着てないサルがふたりです。

ウッキィ、

戻るときにはふたりとも

おもいっきり素の状態に戻ってました。

ああ、恥ずかしい...

んで、もう一回ムードを高めてから

バスタオルを砂浜に敷いて

やっとチンコ入れました。

...

舞が乱れながら、

その白い肌が

黒い砂にまみれていくのを見て

すごい興奮しました。

そして彼女は知らなかったようですが

実は遠くから

朝の散歩をしているおっさんが

近づいてきました。

この状態ででは

どんなに言い訳しても

120%やってる状態です。

アオカンというより


公開ファック


の世界です。

しかしそのおっさんが

呆然としてそれを見ているのに

気づいたおいらは

かつてないほど興奮しました。

見られていると

こんなに興奮するのか

ってビックリしました。

そのうち

おっさんはどっかにいきました。

そっからは

おいらは本気で

舞の熱くてうねる空間を

堪能しました。

そしてイクってときに

ふたりとも両手砂だらけなのに

どうやって外に出すの?

って現実がおいらに襲いかかります。

うーん、

1.とかやってる場合ではないので

とにかくチンコ抜きます。

そして何を思ったのか

おいらいきなり正常位の形から


仁王立ち


です。

うおおお、

仁王立ちになってどないすんねん

って言おうとしたとき


ピュッ

ピュッ


と1ccほどの液体が

海に向かって飛んでいきました。

遠くでかもめが鳴いていました。

おいら仁王立ちのまま









メェ





と鳴きました。

おわり。

















と言いたいのですが、

オチがあるんです。

おいらのパンツと

舞のパンツ

ふたりそろって


海に
忘れてきました。



朝の5時から

ふたり必死になって

パンツ取りに行きました。

幸運なことに

舞のパンツは

朝日をキラキラを浴びて

落ちてました。

おいらのパンツは

舞のパンツの位置の

はるかかなたに

落ちてました。

たぶん

犬がくわえていったのでしょう。

なんとなく

ドックフードくさかったです。

...

これが

2001年、

加護と舞のふたりでつくった

夏の

バカンスです。

おわり。

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舞(93)の日記



■2001年08月14日(火) 加護のバカンス。


はい、こんばんは。

加護でございます。

夏のバカンスから帰ってまいりました。

青い空、

輝く海、

吹き付ける熱風、

何もかもがすばらしかったです。

東京のはるか南国、

静岡。

すばらしきかな、

静岡。

加護の心の故郷、

静岡。

抱いてくれたらいいのに、


工藤静岡。


いや、やはりお盆の季節ですし

何をするにしても人がいっぱいで

たいへんじゃないですか、

移動とか。

本音を言うと

金がない。

学生さんは金がない。

加護はそれより

金がない。

ご利用が計画的では

決してない。

そんでひとりでバカンスしても

さみしゅうございますので、

舞ちんを呼びつけました。

舞ちんはこの前

おいらの家のアパートの鍵を

持っていった子です。

再会時には罰として

アバラを2、3本折ってやりました。

ウソウソ。

かわいいから許す。

で、バカンス開始です。

...

うーん、

バカンスって何だ?

...

自問自答します。

やはり...

南国っぽく...

欲望のままに過ごすことだ!

食欲、

睡眠欲、


色欲、


セックスだ。

セックスだ。

セックスだー!

ビバ、南国セックス!!

というわけで朝起きていきなり

舞ちんをスッポンポンにして

セックス!

寝ぼけながらもエロエロモードで

セックス!

叫んでみろ

セックス!

クーラーのないアパートで

南国セックス!

で、シャワー入って、ハラへって

バーミヤンで

ラーメン、ギョウザ、チャーハン、デザート

かきこんで

まったりドライブして

街で買い物して

物陰で隠れてキスをして

わさびソフト食って

早めにフトンに入って

いちゃいちゃして

またもや

セーーーックス。

セックス、

セックス、

セーーーックス!

てなことをことの繰り返しでした。

気がついたらやっちゃってる

みたいな。

だからごめんなさい。

おいら

頭がぶっ飛んでて

メルマガ発行するの

忘れてました。

もうひとつごめんなさい。

舞なんて

頭がぶっ飛んでて

彼氏の誕生日

忘れてました。







ごめんなさい。




かわりに
ハメときました。











なんて笑って言えるのは

今だからです。

あの日ふたりは

狂ってました。

あの日ふたりは...


あーらしをー

おーこしてー

すーべてをー

みーせるわー











工藤静岡。










いや、気が向いたら書きますって。



■2001年08月10日(金) お知らせ。


しばらくバカンスに行きます。

加護を探さないでください。



■2001年08月08日(水) 道山先生。


はい、おはようございます。

加護でございます。

少し前にサントスが東京に来たとき

エイプのカバンを忘れていきました。

加護としては、

当然中身をあさります。

あー、

女からの手紙が入ってるー。

なんでヤツはこんなプライベートなものを

忘れて行くんですか?

罰として、

中身を読みます。

...

...

ふうん、

なるほど。

さて、火曜日の夜、仕事が終わって

田町の駅にともちんに会いにいきました。

待ち合わせ場所に行くと

ちっこいのんが、ベンチに座っておりました。

ひさしぶりに会った彼女は

ものすごく

やさぐれオーラを出してました。

親とケンカして家出してきた高校生みたいでした。

で、話を聞いてみると、

まんざらその例えは

はずれてませんでした。

本人「プチ家出」とか言ってました。

しょーがねーからかくまってやるかー

って思いました。

とりあえずコンビニでエサ買いました。

支払いになると、彼女、二人分出してくれました。

家出とか言ってるクセに羽振りいいです。

そんで、ふたりでエサをたいらげたあとは

近所の公園で花火です。

打ち上げ花火をポンポンやりました。

チームBのれんにもらったやつもやりました。

「5衛門」とか書いてあったのに

3連発目したあと、

いきなり花火筒は沈黙してしまいました。


チームBの誰かが
死んだのかもしれない



と思いました。

そのあとはウンコ花火をちょこっとやりました。

火をつけると

ウンコがにょきにょき出てくるやつです。

ともちんは、チンコとかオナニーとか

過剰反応するので

ウンコでもかなりウケてくれました。

そのあとは、フツウのやつをやりました。

ともちんが

「わーい、きれいだぜー」

とか言ってました。

お前の方がきれいだぜって言おうと思ったけど

照れくさいのでやめときました。

「なんか言おうとしてなかったー?」

とか追求してきたので

かく乱のために

オラー!って花火を投げてみました。

そしたらピューンって飛んでいって

建物の中に入っていきました。

ハハハ、なんか燃えてるー、

ケーオービーエーエヌ、


KOBAN


これはまずいと思ったので、ちょっと逃げてから

火が出ないウンコ花火でまた盛り上がりました。

5個くらい同時に火をつけてみました。

ブオオオオー。

1分ちょいでいっぱいウンコができました。

そこで、この公園はこれからウンコ村公園と

呼ぶことにしました。

そんでホテルにもどってからは

ともちんが電話で悠宇と話していたので

おいらはともちんのチクビとお話してました。

どちらの会話もおおいに盛り上がって

ともちんが電話を切ったあとはもう、

やって

やって

やりまくりました。

三木道山も愛のあるセックスに精を出せって

言ってますし。

...

それにしても、

やりすぎると次の日の仕事に

支障をきたすとは

一言も言ってくれなかったな、

道山先生。

おわり。



■2001年08月06日(月) 悠宇と花火やった。


おしえてほしい、

ファンファ〜〜〜〜〜〜!

ファンファンファン、

ファックユー、

弱Sonファイブでございます。

さて昨日は

蒲田のマンガ喫茶を出たあと

悠宇と遊びました。

プリクラを取りに行くのが目的でした。

悠宇は蒲田のことをよく知っているらしくて

どんどん目的地に向かって歩いていきました。

おいらは金魚のフンみたいに

プランプランついていきました。

でもそれは

オモチャ屋さんの前でプチって切れました。

ガンチラでプラチラだったからです。

で、ガンプラをさんざん眺めたおして

そのあとは上の階に行って

悠宇といっしょに

ぬいぐるみコーナーで遊んでました。

その一角の

バスケットの中に

にぎりこぶしくらいの

パンダとかうさぎとかのぬいぐるみが

いっぱい詰まってました。

おいら試しに

そこにトトロのぬいぐるみを詰め込みました。

そしたらすごい密度になりました。

まるいパンダが

ちょっとタテ長になってます。

それがすっごいおもしろくて

ちがうコーナーからいっぱい

ぬいぐるみを持ってきて

バスケットに詰め込みまくりました。


これを世間では
営業妨害といいます



なんかパンダの顔が

ムンクの叫び、みたいになってました。

悠宇は

「やめなよー」

とか言いながら

でっかいヘビのぬいぐるみを

ヌンチャクみたいに

ふりまわそうとしてました。

まだまだ遊びたかったのですが

ホタルの光が流れてたので

ハラへったなーとか言いながら

学食みたいな味のラーメン屋に行って

ダービーオーナーズクラブやって

近くの公園で打ち上げ花火やりました。

花火が終わったあと、

近くにこじゃれたブランコがあったので

おいらなんとなく乗ってみました。

む、

この乗り心地は...

レカロだ。

と思い、うれしくなったので

立ちこぎしはじめました。

そしたらまたたく間にゆれ方がすごくなって

バーイシコー!
バーイシコー!
アイウォントゥーライマイ、
バーイシコー!
バーイシコー!

って感じでした。

無我夢中で漕ぎまくりました。

そしたら悠宇が乗りたそうにしてたので

替わってあげました。

そのとたん...

いきなりムネがムカムカしてきました。

「なあ悠宇、気持ち悪い」

って言うと、

「あんなに漕いでたら当たり前だよー」

って言われました。

「何か飲むもの買ってきてあげるよ」

って彼女は自販機に行きました。

なんだ、その態度はって思いました。

おいらがブランコごときで

まいったと思ったのでしょうか。

なめやがってって思いました。

あ、そうだ、

酒を飲んだら迎い酒だった

じゃあブランコ乗ったら

迎いブランコだろうと思ったおいらは

再びブランコを漕ぎました。

バーイシコー、

バーイ...

...

そのあとは迎え酒代わりに

悠宇と和太鼓のゲームをやって

限界が来て

ジュンの家に着くなり全部吐いた。

おわり。
















だーかーらー、

もう出すもんなんかない。



■2001年08月05日(日) ソイヤ!


はい、おはようございます。

加護でございます。

さて今日は、蒲田に来てます。

マンガ喫茶に行くためです。

そしたら案の定、道に迷いました。

半泣きになりながらウロウロしていると

地元の町内会で

神輿祭りをやってました。

小さな神輿で、

ソイヤ、ソイヤって

繰り返してました。

それだけなんですけど、

おいらはそれを聞いて

体がとても熱くなって

いっしょにソイヤ!ソイヤ!って

叫んでました。

叫びながら神輿といっしょのペースで

ついていきました。

そしたらなんか

ゴッって蹴ってしまって

それがヘンな感触だったので

下を見ると

寝っ転がってるオッサンが痛がってました。

あああ、ごめんなさい、

って思いながら

ムシしてソイヤ!ソイヤ!って歩き出すと

ちょいと僕、って呼び止められました。

ギクッ。

おいら、ドキドキしながら

頭の中でいくつかの選択肢を思い浮かべました。



1.いきなりあやまる

2.ソイヤ!ソイヤ!って言いつづける

3.たたかう

4.にげる

5.どうぐ



躊躇せずに5を選びます。

たしかカバンの中にサングラスがあるから

コージー冨田のモノマネで

切り抜けようと思いました。

そんで手探りでカバンの中を探ると


なぜかサングラスじゃなくて
ひげそりが入ってました



...

おいらはマイク・ベルナルドじゃないから

ひげそりを出して

オレじゃなーい

とか言えません。

観念してあやまりました。

そしたら

「いいよいいよ」

って言ってくれて

ファンタもらいました。

なんだかうれしくて

おいらは蒲田の街が

いっぺんに好きになりました。

ソイヤ!ソイヤ!

おわり。





■2001年08月04日(土) むーむーさんと会った。


はい、おはようございます。

加護でございます。

おいらの会社の近くにある定食屋さん、

キスとエビとヒレカツの

3品揚げ物セットがあるんですけど、

これで何定食って言うと思います?

わかった人にはご褒美あげます。

さて、昨日はむーむーさんという人と会いました。

彼女は、

おいらがちょいと日記の更新をサボってころ、


早く再開しなさいー


って喝メールを送りつけてきた人です。

うれしいこと言ってくれるじゃないかコノヤロー!

そんで、さるさるではむーむーという名前で

日記書いてますって書いてありました。

だもんで、さるさる日記で、

むーむーで検索しました。

2件ヒットしました。

両方見てみました。

そしたら片っぽの日記のプロフィールに

彼女の写真が貼ってありました。

その写真を見た瞬間、

ロンドン、
ロンドン、
ロンドン、
ロンドン、
ロンドンゲーム、
僕もアタイも
ロンドン、
ロンドン、
ロンドン、
ロンドンゲーム!

タヌキ顔!(ヘイ!)
タヌキ顔!(ヘイ!)
タヌキ顔!(ヘイ!)
タヌキ顔!(ヘイ!)

スチャスチャスチャ!

みたいな感じでした。

自動的に

こっちのむーむーさんだ

って勝手に思ってました。

てなわけで、東京に来るという彼女に会いに

ロンドンロンドン〜って口ずさみながら

ホテイのようにクルクル回りながら

待ち合わせ場所に行きました。

そしたらなんとそこには、

スレンダーな知念里奈がいてました。

イエス、タヌキ顔!

まあ、

とりあえずディナーです。

入ったところは

立食パーティ形式でした。

おいらは彼女をエスコートしながら

小粋なマダムに

食券のフダをわたします。

「ワンもりそばプリーズ♪」

「あいよー!」

なんて感じで

ふたりでズルズルそば食いました。

これが東京のそばかーって

彼女、にこにこしながら言ってました。

そしたら彼女の目もとがさがって

ますますタヌキ顔でした。

ロンドン、ロンドン、ロンドン...

そのあとは彼女をBARに連れて行きました。

適度にうす暗くて

東京の夜景がダイレクトに見える場所です。

彼女は桃のカクテルをオーダーします。

おいらはゴリッチュです。

カンパ〜イ。

夏なので野外BARです。

んで、いろいろ話しました。

どんな話してたか、ですか?

それはもう、

甘くてせつない、


株の話。


これでふたりはロマンティックなくらい、

盛り上がりました。

昨日からの株価の動きと同じくらい

盛り上がりました。

ロンドン、ロンドン、ロンロン...

楽しい時間は早く過ぎるものです。

お別れの時間がやってきました。

おいらは彼女とともに夜を過ごせたら

どんなにいいことだろうと思いました。

しかし彼女は

明日朝早く起きて

秋葉原にモデムを買いに

行かなければなりません。

というわけでおいらは

お別れのしるしに唇をいただいて

青空BARをあとにしました。

そこから最寄の駅まで歩いていたときに

彼女はポツリと2つの言葉を

おいらに伝えてくれました。

もしその言葉が、

彼女の本心ならおいらはすごい幸せ者です。

そんな気持ちを内に秘めながら

彼女にお別れを言ったあと、

おいら駅で

1つの言葉をつぶやきました。












...

終電
あらへんがな...




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むーむーさんの女の子日記



■2001年08月03日(金) シンくんと会った。


はい、こんにちは。

加護でございます。

昨日はSNP−Sのシンくんと

ラーメン食いに行きました。

シンくんというのは

毎日5回のオナニーが日課、

オナニー界のタイガーウッズこと、

ノッチくんのツレです。

彼はまあ、

誠実そうな外見をしておりました。

時間にもキッチリでした。

早め早めに行動です。


21世紀の遊び人は
そうあるべきなんですか?



彼が田町についたとき

おいらはまだ仕事してました。

でも、

彼を待たせちゃ悪いかなあって思って

仕事を終わらせました。

そんで帰ろうとすると、先輩に

加護、今日もデートか?

って言われました。






おいら


そうですよ!


って親指立てて答えました。

それくらいの気合で行きましたね。

で、彼とはいろいろお話しました。

いや、ちがいますね。

質問攻めでした。

声かけはいつやってるのか?

どんな感じでやってるのか?

ゲット率は?

社会人だときつくないですか?

今日はどんなパンツはいてますか?

ファイナルファンタジー10は買いですか?

靖国神社参拝問題についてはどう思いますか?

なんでコカコーラはNoReasonがテーマですか?

なんでマンガ喫茶のトイレでウンコ流さないんですか?

どうしてホテル備え付けのシャンプーとリンスを混ぜて

ローションの感触に近づけようという

涙ぐましい努力をするんですか?






お答えしましょう。

自分でもわかりません。

でも社会人たるもの、


いかにわからないことを
わかったように答えるか



というのは

ある意味、重要なスキルであるので

そんな質問は朝メシ前です。

ひととおり話し終えて

おいらはマンガ喫茶に行きました。

シンくんも「行く」といいました。

で、おいらは自分のパソコンで

シンくんのページを見て

シンくんは自分のパソコンで

おいらのページ見てました。

だから何がしたいんだすか?

そのあと、おいらはシコシコと

メルマガ書き出すと

いつの間にか彼はいなくなってました。

おいら一段落して

彼を探しに行きました。

すると、

彼は3階の

成人コミックのコーナーにいました。

「シンくん、シンくん」

ちょっと離れたところから呼びます。

...

没頭してます。

少し近づいて呼びます

「シンくん、シンくん」

返事しやしねえ。

...

おいらは彼に近づきながら

ああ、


類は友を呼ぶ


って強く思いました。

SNP−Sのシン、

彼のアダ名は決定しました。

オナニーマシン2号です。

短縮して2号。

2号のホームページ、

「SNP−S」

よかったら訪問してあげてください。

おわり。





■2001年08月01日(水) 西本。


はい、おはようございます。

西本でございます。

派遣の仕事でここに来て1週間、

やっとひととおりのことを

こなせるようになってきました。

今、ひと段落ついて

休憩してる最中です。

...

あ、彼からのメールかな?

チェックチェック、

私のケイタイ、J−phoneだから

ここ、あんまり電波の入り、

よくないんですよね。

...

ん?

またあいつだ。

ちょっと聞いてくださいよ、

私、

机の斜め前にケイタイ置いてるんですけどね、

メール来てるかなーって

ちらっと見るんですよ。

そしたらね、

いっつも斜め前の男と

目が合うんですよ。

ホント、キモい目をしてるのよね、

あの加護あい命という男。





はい、おはようございます。

加護でございます。

今必死に

仕事してるフリをしています。

それはそうと、

貧乳西本の横に


ハゲがいてます。


ここしばらく

30℃をこえる暑さが続く中、

真夏の日差しを浴びて

ピカピカ光る頭が

まぶしいです。

なんであんなにハゲているのに

マユ毛だけは

ふさふさですか?

あれは植毛ですか?

とにかく正面を向いて仕事できません。


おかしくて。


そんで目をそらすと

いつも西本がおいらの方を見てます。

なんだこいつ、

おいらに気があるんだろうか?

あ、

西本が左から上司に話しかけられています。


うへえ、ハゲ上司。


ふんふん、なんかコッテリと

レクチャーされてます。

...

しかしおもろいなあ、この構図、

ハゲ、貧乳、ハゲ

スペシャルコンビネーションです。

はさみ将棋の要領で

あの貧乳もハゲがうつればいいのに。

...

「加護さん?」

え、

兵藤さん?

はいはい、何ですか?

あ、はい、

報告書の訂正についてですね。

...

...

ええ、ええ、

そうですね、

あなたのおっしゃることは正しいです。

ただ、だからといって、

ユーザーさんを頭ごなしに毛無し

じゃなくて

けなすのもどうかと思います

あ、そうだ、

その件に対しては

西本に相談して下さい。

彼女がマニュアルを持っておりますので...

え、西本は忙しそう?

大丈夫です、もうすぐ終わりますから、

彼女のデスクの後方でお待ちください。














プッ。












接近中、接近中。

西本警戒距離に


もうひとり
ハゲが接近中。



行け、兵藤。

西本に接近せよ!

...

兵藤「あのー、西本さん」

おいら、笑いをこらえて西本を見ます。

そしたら彼女、

思いっきりこっち見てます。

「西本さん、兵藤さんが呼んでますよ」

って言ってやりました。

西本は

「はい」

って言ってました。

「勝った」

って思いました。

あの女は先日、

「あなたのような失礼な人とは口を聞かない」

ってほざいましたから。

リベンジ成功です。

...

あー、

ハゲ・ハゲ・ハゲに囲まれて

冷静に仕事してる西本は

本当にかわいいです。

彼女のケイタイはJ−phone。

受信料無料で


ハゲがどんどん
降ってくる。



おわり。




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