2003年03月02日(日) |
最近見た映画 その3 |
ニューヨークの恋人 原題「Kate and Leopold」。メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマン。 タイムスリップという要素を加えたとこがアイディアなんだろうけど、要するに典型的メグ・ライアン主演のロマンティックコメディとしか言いようがない。 ヒュー・ジャックマンがいい味出してて良かった。 安心して見ていられるデート向き映画。
ウインドトーカーズ Wind Talkers。ニコラス・ケイジ主演。 第二次大戦中に使用され、ついに破られることの無かった暗号はナバホ族の言語であった・・・・ という事実に基づいた戦争映画。 機密中の機密だったため、つい最近までこのナバホ族言語が使われていた事は一般に明らかにされていなかった。 ・・なーんてのを先にどっかで読んじゃったもんでね。ちょっといいかもなあなんて思って見たのだけど。 でもどうせハリウッド映画だから「白人中心、アメリカ万歳」なストーリーだろうとは思っていた。 どうせ作るなら、ナバホ族の青年を主人公に据えたらよかんべ、なんで今更ニコラス・ケイジなのさ〜、とか。 でも他に見るもんなかったからビデオ借りてきたんだけどね。 なんせ対戦相手が日本、戦場はサイパンだもの。うーむ、うーむ。 日本人としては、どーも素直に楽しめなかったが。 そこここに出てきた「日本語」はアヤシイハリウッド日本語でなかっただけマシ。 ケイジが日本語を喋るシーンもあって驚いたが日本語には聞こえないねありゃ。 ナバホ族のまじないのシーンは多すぎたような。
良かったのはナバホの青年、ベン役を演じたアダム・ビーチ。 最も英語がうまかったから、彼のナバホ語は実際どの程度のもんだかわかりゃしないが・・・。
麗しのサブリナ Sabrina。ビリー・ワイルダー監督、オードリー・ヘップバーン主演。 ・・・とばかり思っていたら、これ、ほんとはハンフリー・ボガート主演って言うべきなのか!?? 全然知らなかったわ〜〜〜! しかしボガートって、どこが魅力的なの?変わった顔だよねえ。背も低そう。 ヘップバーンはめちゃくちゃきれいでかわいかった〜〜! 白黒だなんて思えない。 それにしても、大富豪で実業家のボガートが運転手付きで乗っているクルマには自動車電話がついていた。1954年の作品ですわよ・・・・。 車庫のドアは電動でワンタッチだしさ〜〜。なにかが違う。
ボガートはどうもこの映画にしっくり来なくて似合わないなあ、と思っていたらどうやらワイルダーは当初ケーリー・グラントを起用するつもりだったそうで。 ああ、わかるわかる。ケーリー・グラントならぴったりだ〜。でもちょっとハンサムすぎるかなあ。 グラントに断られたため、ボガートにお鉢が回ってきたそうな。ふむ。道理でね。 もうちょっとコミカルで明るい俳優を使ったほうがずっと面白くなったと思うな、やっぱり。
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