ネタばれしてます。ご注意ください。
前作から一年たっているので、子供らが成長していて驚いた! ことに、ロンは声が低くなっていて最初のうち違和感を覚えたくらい。 ハリーは女の子みたいに肌がきれいで、アップにうっとり。 TVインタビューに出ているのとかを見たが、メガネかけてハリーの扮装してるほうが可愛いなあ。
もちろん原作を読んでから行ったのだが、そうでないと話についていくのが大変じゃないかと思った。ツギハギ感は前作と同じ。 2時間40分の長さだが、原作のエピソードを詰め込もうとするとああなってしまうのは仕方ないかな。 一緒に見に行ったBJは、全く話がわかっていなかったので後で色々説明してやった。
一作目はスピード感やスリルが少なくてエキサイティングでなかった、という評判だったのを踏まえての事だろう、今回は冒頭から派手なシーンが続く。 でも、原作にない汽車と飛ぶ車のチェイスなんて、入れる必要なかったと思うんだけどなあ。
マルフォイのお父さんは原作(のイメージ)よりもハンサム。 今回出てきた新キャラクターであるギルドロイはイマイチだったなあ。もっとハンサムな人使って欲しかった。ファビオなんかいいね(冗談です)。
ギルドロイのエピソードが説明不足だったので、原作で出ていた彼の可笑しさというのが出ていなかった気がした。 マルフォイのパパにしても、唐突な感じが否めない。
一番良かったのは使い魔ドビー。 これは良く出来ていて、原作のイメージにもぴったりだった。
ロンの妹が重要な役なのに、彼女についての描写がほとんど無く、事件が解決したあとも説明が無かったのは納得いかんなあ。 あれじゃ、映画だけ見たお客さんは何がなにやら、だろう。 それとも、全員原作を読んでしっかり理解してから来るから構わないという前提なのか??
でもさ〜・・・それにしても、あのバシリスクってモンスター・・・
ヘビというよりはウツボみたいだったんですけど。厚みがあるから。
ちょっとマヌケなデザインだったなあ。
2002年11月09日(土) |
Nuns on the Run |
邦題「ナンズ・オン・ザ・ランー走れ!尼さんー」
1990年、英国。
モンティ・パイソンのエリック・アイドル主演。 日本で公開された時に見たかったのだけど見損ねていて、今回初めてビデオで見た。
いや〜〜、笑った笑った。
随所にモンティ・パイソンっぽいくだらないお笑いが細かくちりばめられていて、そこまでやるかあ、というので笑ったせいもあるが。 アメリカの笑いとはやっぱりちょっと違う感じ。
殊に、キリスト教をからかうユーモアが本当に可笑しかった。 キリスト教を知ってないとあまり笑えないかもしれないけど。
「だからさ、三位一体ってなんなんだよ。」
「説明してやるよ。神様と、息子(キリスト)と、聖なるお化け(聖霊)がいるだろ? これが、3つ別のもんなんだけど、ひとつなんだよ。」
「なんだよそりゃ。全然意味がわかんないぞ。」
「そりゃそうだよ。誰にもわかんないもんなんだよ。 だから、『信じなきゃいけない』んだし、『信仰』ってもんが必要なんだ。」
・・・・これって、すごい説明。キリスト教の真髄を一言で表してるわ。
モンティ・パイソンの笑いって、昔は良くわからなかったんだけど。 今見たらもっと面白いのかもしれないなあ。
2002年11月02日(土) |
The Majestic |
2001年、アメリカ。 ジム・キャリー主演。
「トゥルーマン・ショー」で、意外に演技もうまいんだなと感心したジム・キャリー主演による感動のヒューマン・ドラマ・・・・なんだろうけども。
「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」を撮ったフランク・ダラボン監督作品なのだが、それほど「感動した!」って感じではなかったな。 それなりに良かったし、ジム・キャリーも悪くはなかったが。
アメリカ映画お約束の「法廷での弁論」シーンがあったけど、あれがもうちょっと盛り上がりを見せるかと思ってたのでちと拍子抜け。 それから、全体に冗長な感じがした。これはこの監督の特徴なのかも知れないが。
ジム・キャリーが、往年のTVコメディ「奥様は魔女」のダーリンにそっくりなのに途中で気づいてなんだか可笑しくなってしまった。 この人ってこんな顔してたっけ??
古き良きアメリカの風俗やファッションを見るには楽しい映画かも知れない。
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