a fish called datsu -だつという名の魚-
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2003年12月31日(水) |
2003年個人的ベスト映画 またはだつアワード2003 |
2ちゃんの映画板のベスト映画スレ(ttp://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1070063755/l50)のために考えた今年度公開作品ベスト5をベスト10にした物にコメントを添え、ワーストもあと2つ加えてみました。 ベスト 1: デブラ・ウィンガーを探して 2: めぐりあう時間たち 3: 猟奇的な彼女 4: Kissing ジェシカ 5: アンダーカバー・ブラザー 6: シティ・オブ・ゴッド 7: ボーン・アイデンティティー 8: ジョニー・イングリッシュ 9: 夏休みのレモネード 10: フォーン・ブース ワースト1: シカゴ 2: シモーヌ 3: マトリックス レボリューションズ ================================================= 今年の映画の感想: あんまり新作を見ない年でした。見たかった映画も沢山あったのに、見切れていません。『ボウリング・フォー・コロンバイン』とか、『24アワー・パーティー・ピープル』などがそうです。あと、『おばあちゃんの家』も見てみたい。 1位は言いたいことを伝えるための情熱に打たれた様な感じです。DVD早く出て欲しいけど、吹き替えのキャスティングが難航して遅そう。 2位は3大演技派女優揃い踏みという趣でした。一番良かったのは、ニコール演じるヴァージニア・ウルフと夫の駅でのシーンです。素晴らしかった。 3位と4位はどちらを上にするかで迷いました。どちらも上質なラブコメでした。3位は延長戦が要らないと感じましたが、もの凄く笑えて、切ないところがうまい。4位は脚本も書いた主演2人の女子校感覚がよろしかったです。ただ、落ちがねえ。ハッピーエンドでも良かったかも。 5位はバカ映画ぶりが素直に楽しめた上、選曲も楽しめた。日本盤での特典をもっと増やすといいのに。 6位は巧い。考え抜かれたプロットに、かっこいい映像。だけど、疲れてたから途中で少ーし寝てしまいました。この映画の隠しテーマは童貞だと思う。 次点は『HERO』で、その次が『キル・ビル』です。前者は物語が錯綜しすぎ、後者はベストやワーストで選ぶ映画ではないと思いました。
ワーストの『シカゴ』だが、あんな落ちイヤだなあ。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を無理矢理ハッピーエンドにしたみたいな内容もダメダメ。『シモーヌ』はヴァーチュアル・リアリティを舐めすぎ、『マトレボ』は1作目が偉大すぎただけに、痛すぎると思った。 旧作で良かったのは、『ナタリーの朝』と『ライフ・オブ・ブライアン』です。前者はNHKの衛星で真夜中に見たんだけど、身につまされました。『ミュリエルの結婚』という映画にあらすじが似てると思うけど、こっちの方が断然いいです。後者はずっと見たいと思ってたけど、レンタルで吹き替え版を遂に発見しました。やはり最高です。2つともいい作品なのに、どうして日本盤DVDが出ないのだろう。特に後者はコアなファンが沢山いるので、出したら絶対に売れるのに。
私とこれを見て下さってる皆様が2004年にいい映画を見られますように。2004年もどうぞ宜しく。
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