■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

無謀なる挑戦へ・・・ - 2007年02月28日(水)

断腸なる思いで決心したことがある・・・。それは自らの体にとって辛く厳しい道程を歩むことに繋がるのだが、それを乗り越えてみたいと心に決めた。

・・・って、そんな大層なことじゃないんだけど、いよいよ花粉症シーズンに突入し毎日辛い日々を送っている。今年は昨年並みに少な目ということだけど毎年苦しめられている我が身にとっては多い少ないは大きな問題じゃない。まあ、昨年は例年に比べて幾分楽ではあったので今年もその程度に収まってくれればいいなとは思っているのだが実際にはさてどうであろうか・・・?

楽ではあるけど症状が出ないということではないし、目が痒くてショボショボし、処構わずクシャミと鼻水の垂れ流し・・・。おまけに喉も痛くなり、夜に酒なんて飲んだら鼻が詰まって眠れやしない。でも、飲んじゃうんだけどね・・・(でも、今は自主規制の禁酒中)

そもそも薬を服用しても完全に症状が治まることなどなく、やや楽になるという程度の子供騙しみたいなものである。朝起きると全部の部屋の窓を全開にして空気を入れ替えるのだが、当然そうすれば花粉は入って来る訳でその瞬間にクシャミ連発、鼻水ダラダラとなる。例え窓を開けなくても部屋には前日の花粉だって残っているので起きた瞬間にそれらの症状が待ってましたとばかりに訪れる・・・。

雨だろうが、風が吹こうが、寒かろうが空気を入れ替えないと嫌なので毎朝続けているのだが、それを止めたからといって花粉症の症状がなくなるわけではないし、スカッとした気分で一日のスタートを切りたいのである。

今年も2月中旬くらいから症状が出始めて来たが今のところ薬を服用はしていない。飲んでも少しだけ楽になる程度だし、自分の体に合った薬は服用後物凄い睡魔が襲ってくるので、とてじゃないがまともに仕事なんて出来やしない・・・。

飲めば少し症状が和らぐけど副作用としての尋常ならぬ睡魔と、少し辛くなるけど飲まずに我慢するということを天秤に掛けた結果、今年は一切薬に頼らず素の状態で乗り切ってみようと心に決めたのである。どうせ辛いのは一緒だから睡魔のない方がまだましということでこの辛い季節を乗り越えてみたい。

巷ではいろいろ症状を緩和するものがテレビや雑誌等で紹介されているが、自分にとって常にそれが効くというものではなく、効いたり効かなかったりと様々・・・。結局はそんなもん気休めでしかなく辛さは変わらないのである。

幸い今のことろ辛い日々が続いてはいるが服用せずとも乗り切れているのであと一ヶ月程度我慢すれば薬に頼らずシーズンを終えることになる。さあ、どこまで我慢できるであろうか・・・?


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著作権か・・・ - 2007年02月27日(火)

某歌手の名曲と言われている歌の件が巷を賑わしている・・・。最初はあの爺さん何言ってんだろうと思っていたのだが、正確には作詞家の許可を得ずに手を加えることは著作権法に抵触する可能性がらしいとのこと。まあ、これが問題視されたとしても歌手本人の責任ではなく事務所やその関係者のものであろうが、歌っている本人に文句言われてしまうのは有名税というところか・・・?

でも、コンサートとかでアレンジ変えたりちょっと手を加えたりすることってあるけども、それもイチイチ許可を得る必要があるのだろうか?コンサートとかは特定された人が見るもので、テレビは不特定多数という括りになればコンサートは良くてテレビは駄目ということにもなるのかもしれない。

コンサートなんて必ずアレンジは変わるし、原曲とは全く異なるものに変わることだってある。演歌にとって詩というのはメロディーだけが引き立つ最近の曲と異なり、その曲そのものであり作詞家も相応のプライドを持って仕事をしていると思う。それを知らないうちに勝手に手を加えられていたら怒るよね。

アポ無しで謝罪・・・なんて報道されているけど、どうしてマスコミがくっ付いていくのかな・・・?相手には連絡していないんだからアポ無しだけども、マスコミ引き連れて俺は謝罪しに行ってるんだよというパフォーマンスにも映る。本当に謝罪しようと思っているのならマスコミを撒いてでも一人でこっそり行くもんじゃないのかな?相手が在宅していてもマスコミがいたら出てくる訳ないじゃんか・・・!

そんなくだらないことはさて置き、デザインにも著作権というものは存在するのだが、固体としてのデザインは割と明確化されているけど、店舗や建築といったものに対してのそれってどうなっているんだろうか?まあ、作品つくっている訳ではないから仕方がないとは思うが、知らない間にいろいろと変わっていたりするとガッカリすることもある・・・。

手を加えることによって良くなるケースもあれば逆のケースもあるんだよね。一言言ってもらえればちゃんとしてものをつくることが出来たのに・・・って思うこともしばしば。ちょっとしたことなんだけどそれによって全てが台無し・・・ということだってあるんだよね。中には見るも無残ということも・・・。

その辺は明確なる著作権というものが存在しない世界だからこういうことが起こるんだろうけど、有名なデザイナーともなると店の宣伝とかでその人の名前を使う権利だけで数百万も支払ったりするんだって・・・。それとデザイン料だって半端じゃないしね。世の中には凄い人達が大勢いるってことだよね。

でも、如何にもそういう人達のデザインをパクッたという店が巷には沢山存在するということは著作権が明確ではないからなんだよね。工業デザインとかはモノが小さいから法的に守られるけども、店舗や建築ってモノが大きいだけに一部だけを真似しても他が違えば問題視されなくなってしまうということなんだろうね。だから法的云々で語ることは難しいのかもしれない・・・。


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これが最新のシステムだけど・・・ - 2007年02月26日(月)

今日はクライアントからの要望で最新鋭の厨房内システムのショールームを見学して来た。厨房区画の天井内に給排気のシステムを組み込み悪環境と言われていた厨房内を快適にするというものである。いろいろと異なる条件でのリサーチもしたかったが、それに近い状況下でのものは確認できても実際に今回の店ではどのうような効果を齎すのかは明確には知り得ることは出来なかった。

実際の施工例を見るとかなり大規模な厨房区画でのものが多く、個人経営の小規模な日本蕎麦店の厨房区画はせいぜい10〜15平米であるから本当にそのシステムが活かせるのかをもっと慎重に考えなければならないであろう。日本蕎麦店の厨房には蕎麦を茹でる釜がある。物凄い湯気と共に高熱を発しているし、コンロもフライヤーも狭い空間にある。

大規模厨房はそれぞれの作業に応じたスペースが確保出来ており、全体的に快適な空間にするというこのうようなシステムは有効的であろうが、狭い空間でいろいな熱源が全体的にレイアウトされているところでは現実的にはどうなんだろうか・・・?この辺のことがもっとクリアにならないと最終的に導入するという結論には至らないかもしれない。

それとネックになるのが費用である。そのシステムだけで今回の規模では凡そ300〜350万円の費用か掛かり、それに付随して別途工事となるダクティングや空調設備、電気工事等を含めると最低でも150万くらいは必要となってくる。通常の設備と重複する工事内容もあるので丸々450〜500万円がプラスされるという訳ではないが、ざっと計算してみても350〜400万程度が余分に掛かるということである。

しかし、厨房内に空調システムを入れていないお店だってあるからそういう店から比べたらかなりの違いが出て来る。担当の方にこのシステムのデメリットを聞いたところやはり高価なものということを挙げたが、大規模厨房ならかなりの効力を発するものとは思われるが果たして今回の規模ではどうなんだろう・・・?

実際には他にも幾つかの問題点もあり、スラブ下(2階床面の下場から1階の床までの高さ)で3500ミリは必要とのことで、こういう階高がある建物はそうあるものではない。一般的な建築ではそこまで取らないし、それが低くなればなるほど実際の厨房内の天井面が下がり効率が悪くなると言う。今回の物件ではスラブ下で3200あるかないかというものだから現実的な面に於いても導入が難しいのかもしれない。

まだまだ施工例が少ない分高価でもあり、ドイツから船便にて運んで来るということで納期もかなり掛かってしまうらしい。幸いなことに今回は小規模なので国内にある部材を加工して対応出来るかもしれないということだが、様々なる課題を解決していかないと最終決定には至るまい・・・。

他にもいろいろな機器の進化は目覚しいものがある。最近どの展示会とかに行っても進められるスチームコンベクションオーブンという機器があるのだが、高価な機器でもあり簡単に使えるようで実際には難しいもの。というか、上手に使いこなせればこれほど便利なものはないと言われているものだけど使いこなせなかったらただの金属製の箱。

しかし、メリットしか説明せずに売ろうとしてところが結構多く、デメリットや詳細を確認せずに導入して宝の持ち腐れになってしまっているところも多いはず。以前、店が必要ないと言っているのにしつこく売り付けようとしていた業者がいたが、業種的に日本蕎麦店では和食系のメニューを増やさない限りはそうそう使う必要性はないし、小規模の店ではその必要性に迫られることは少ない。

便利なものというだけど安易に導入することは無駄なお金を使うということでもあり、しっかりとしたリサーチの下で客観的に検討する必要があるものと思う。


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ポッチーランド 10年目のスタート - 2007年02月25日(日)

今日はポッチーランドにとって9回目の開業記念日であった。思い起こせば訳の分からないことで難くせ付けられて辞めたサラリーマン人生であったが、今では辞めたことに関しては全く後悔もしていない。もし、あの時に俺自身がまともな感性を持ち合わせていなかったら未だにサラリーマンを続けていたかもしれないが、一応は標準的な常識は持ち合わせている心算なので丁重に退社の手続きを取らせてもらった。

笑っちゃうくらいに訳の分からない難くせ付けられた事に関して自ら当時のことを恥ずべきだと思う反面、あの程度のくだらない次元のことでどうこう言われる筋合いもないと反論すべき面もある。まあ、常識ある人間ならそのことを話せば答えは明白であるのだが、その当時の経緯を知っている人は未だに相手の次元の低さに閉口している。

自らの保身の為に部下を会社に売った上司。その嘘を明白にしながらももう愛想が尽きた我が身であり、そして翌日には退社した。その当時の上司が独立して一緒に仕事をしたいと言って来た時には呆れ果てて「あんたと一緒に仕事なんかする心算はない!」ってハッキリ言ったが、その後も同じことを言って来た。俺はそんな奴と仕事をするような考えは天地が逆さまになっても持ち合わせていないよ。

まあ、そんなくだらないことはさて置き、今日からはポッチーランドにとって10年目の新たなるスタートであり、月日が経つのは本当に早いもんである。あの出来事からもう9年も経つんだからね・・・。

今後も独立当初から崩さずに守り通した自分自身のスタンスは変える心算はないし、それを守り続けることがポッチーランドとしての姿勢であり、自らの誇りでもあると思っている。オベンチャラ言って仕事を取ることなんか出来ないし、自らの考えに反してその異なるものに迎合なんてする心算は全くない。

それが俺自身の変えられない本当の生き方でもあると思っている。記念日だからもっと軟らかい内容にしようとも思ったが、当時のことを思い出したらこうなってしまったのである・・・。でも、こういうくだらないことに関しては考えを曲げることは一切ないが、まともなことに関しては柔軟な姿勢を持ち合わせている。


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たった一人で変わる店の空気 - 2007年02月24日(土)

某所のとあるお気に入りのお店でのこと・・・。ここ半年くらい前からであろうか、ホールには年配の男性が立つことが多くなっていた。これまでは時々店主のご子息がサポートすることはあったが女性の花番さんだけで廻しており、店の雰囲気と共にまったりとした空気が流れていた。そして、それが堪らなく好きでもあった・・・。

その男性は店主の息子にはタメ口を利き、花番さんにも指示を出しているので店主の親族とかそれなりの立場の人かと思っていた。年が違うのでタメ口でもいいとは思うのだが、他の人への応対も違和感を感じざるを得なかった。でも、その人がホールに立つようになってから店の空気があきらかに変わってしまったのである。なんか落ち着かないんだよね・・・。

客に対しての言葉遣いも一応は気を遣っているようなのではあるが上から見下ろしたような感じは否めないし、これまでの店の良さを全て帳消しにしてしまうかの如く違和感を感じてしまう。それにしても不思議で堪らないこと男性の存在は一体なんなのか?思い切って前回行った時に古くからいる花番さんにお会計の際に聞いてみたのである。

店主の親族でも関係者でもなく、単に修業で入っている人で本来は厨房内で仕事をしてもらう筈なのだが、入れる人数が限られているのでどうしても溢れてしまいホールに立たざるを得ないということだった。店主を知らない人が見たらその人が経営者だって思うくらいの立ち振る舞い。それが単なる修業の身の立場の人間であったのである。

その花番さんには凄く違和感を感じるんですけどね・・・って言ったら彼女も笑っていたが、たぶん同じように感じているんだろうね。修業者として預かっている以上は何らかの仕事をさせなければならないし、かと言って厨房には入れないから仕方なくホールに立たせている・・・。でも、それによって店の空気が大きく変わり、店にとってマイナス的要因となっているのは明確なる事実。幸いなことに一見さんだけでも回していける立地だから大きな問題にはならないが、そうじゃない立地で地域密着型の店だったら客足は確実に減るであろう。

修業しているということは何れ自分の店を構えることになるのであろうが、そういう人が本当にその店を守り続けることが出来るのだろうかと不安になる。そういう人間にこの店の良さなど知る由もないだろうし、繁盛している店だから修業に来た程度の認識では開業したところで成功する筈はない。何故、ここがこれ程までに繁盛しているのかということをきちんと分析し、更にはここと同じことをやろうとしても無理なのだからちゃんと自分のスタイルを確立して店を開いた方がいいだろう・・・。

たぶん前職はサラリーマンでそれなりの役職だったか、自営で何か商売をしていた人かもしれないね。その立場を捨てきれないから態度も変わらない・・・。でも、きちんとした人はどういう立場にいたとしても自らの立場が変わればそれに順応出来るもの。それがサービス業というものなんだよね。

よく有名店で修業した人が失敗するケースがあるが、それは修業先の店と同じことをやろうとして失敗するのである。店の規模然り、知名度然り、歴史も違うんだから同じようになる筈もないんだよね。それに気付かずして勘違いを続けたまま営業して何れ店を閉めるということに繋がる。

彼の場合も本当にそれに気付かなければ修業なんてしても無駄である。店の空気を壊していることに気付かず我が道を行くというレベルでは当然のこと。そして、たった一人の不釣合いな行動で店の空気は一変するのである。


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・ - 2007年02月23日(金)




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蕎麦屋と居酒屋の線引き・・・ - 2007年02月22日(木)

ここ何年間かで蕎麦屋で酒を出す店が増えている。まあ、昔から蕎麦屋酒という言葉があるように蕎麦屋で酒を飲むという行為はあった訳だが、あくまでも蕎麦屋としての範疇を逸しないものであった。うちが手掛けるお店も酒を提供しているし、飲みたくなる雰囲気を意図的につくっている。

しかし、巷で増えている業態として居酒屋が蕎麦を申し訳程度に出しているというスタイルの店があるが、それでも看板は蕎麦屋である。こりゃどうみても居酒屋だろっていう店も平気で蕎麦屋を名乗るのにはどうも抵抗感がある。夜、そういう店に行って蕎麦だけ食う人はまずいないだろうし、店側がそういう空気を作っていない。

普通の居酒屋として料理を出して酒を飲ませる・・・。
メニューには蕎麦があるが〆にそれを食わない客だって大勢いる・・・。
それでもメニューに1〜2品の蕎麦があるだけで「蕎麦屋」を名乗る・・・。

蕎麦屋をつくる立場の者としての線引きは酒は飲ませても蕎麦だけでも入れる余地をちゃんと作っておくこと。必ず酒を飲まなきゃ入れないという店は蕎麦屋としての位置付けは考えられないと思っている。

蕎麦と酒・・・これは切っても切れない結びつきがあるし、蕎麦屋で飲む行為は大好きである。自分が客として行ってみたいからあのような店をつくっているということもあけど、最低限の線引きだけは崩したくないんだよね。

蕎麦屋のいいところは自分の懐具合や利用動機で使い分けが出来るという点である。懐が温かい時にはちょっと贅沢に沢山抓んで沢山飲んで、そうじゃない時は簡単に済ませる。または蕎麦だけで済ませる時もあれば一杯やって蕎麦で〆る時もある。居酒屋に入って酒も飲まず、抓まず、いきなりお茶漬けくれって言う人はまず居ない。本来は店としてはそういうオーダーも受け入れなければならないのだが、それを受け入れない暗黙の空気が流れていたり、普通の人は躊躇してそういうことを言わないよね。

でも、蕎麦屋にはそれが出来る。店に入って「せいろ一枚」と言って「えっ?せいろだけですか・・・?」なんてことを言われたら激怒しちゃうし、蕎麦と酒は切れない間柄だけども別々にきちんと分けられるのが蕎麦屋である。そして、これからもそういう蕎麦屋本来のスタイルを崩さない店をつくっていきたいね。

店のデザインは蕎麦屋っぽくないけど、やっていることは普通の蕎麦屋なんだけどね。蕎麦屋じゃないとかと批判する店に限ってラーメン出したり、定食やったり、レトルト沢山使ってるんだよね。そして、蕎麦自体に工夫も努力もしていなかったり、論点がおかしくなったりしていることが多いのである。


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勿体無いなぁ〜・・・ - 2007年02月21日(水)

とある店が開店して一ヶ月で改装してしまったようだ。勿論うちが手掛けた店のことではないが、最初に見た時どうしてこういうレイアウトにするんだろうと不思議に感じていた。これじゃ店が半分しかないのと一緒で、半分のスペースが死んでしまっているのと同じこと。絶対にこの席には座りたくないよね・・・っていう感じのもので、案の定殆ど稼動していなかったようだ。

で、開店一ヶ月そこそこで改装してしまったのである。最初からきちんと考えればこういうことにはならないのだが、安直且つ貧困な発想で造ってしまったから無駄金を使うことになるんだよね。それ程お金掛けた造りではないにしてもそれなりの金額は掛かっている。それにプラスして今回の改装費用が上乗せされるのだから最終的に高価なものとなってしまう。

でも、見た目にはそう見えない・・・。無駄なお金を掛けてしまっているからそうなるのであって、本来きちんとした飲食の店づくりというものは想像以上にお金が掛かる。中にはコストを抑え過ぎたりして2度3度と手を加えて最終的に多額の費用が掛かったりすることもある。

うちの近所で最近閉店した居酒屋は3年ちょっとの営業期間に5〜6回は大規模な改装工事をしている。しかし、最初から最後までチープで何の魅力もない店であった・・・。最終的に掛かった費用は莫大なるものだったと思うが、そういう無駄な投資が資金ショートを起こしてしまい閉店に追い込まれてしまったのだろう。最初にしっかりと考えてビシッと造っていれば何度も何度も多額の費用を掛けて改装する必要はないのである。

一ヶ月で改装した店もちょくちょく中途半端に改装を繰り返すようだと先が思いやられるね・・・。多少余分な時間を掛けてもきちんとしたものを造ることが長い目で見たら大切なのことなのである。


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横柄な言い回しで・・・ - 2007年02月20日(火)

朝早く・・・と言っても普通の人にとっては決して早くはない時間だが、目覚めてコーヒーを飲みながら仕事モードに切り替えようとしている時のこと。突然事務所の電話が鳴ったのである。

とあるお店の住所と行き方を教えてくれとのことだった。同業者(蕎麦店)か開業希望者の方ですかと聞いたところそうではなく単に食べに行く為に知りたいと。一時期に比べて減ったので助かっていたが、どうも素人さんが食べ歩きする為に問い合わせてくる。うちは食べ歩きの為の案内所じゃないよ・・・って思いながらもPC開いてファイルを探し出して教えているが、電話番号教えてくれとかという依頼もある。でも、店名が分かっているのなら番号案内で調べれば分かるはずなんだよね。

時には地図を送ってくれということも言われたりするが、個々のお店の地図なんて用意してないし、最寄り駅からの行き方などを説明するのだが土地勘がないとか言われても困っちゃう。それでもきちんと丁寧な言葉遣いでの言い回しならまだいいが、今朝の電話はホント横柄な言い回しで最後にありがとうの一言もない。俺はNTTの番号案内に電話したって最後にありがとうございましたって言うけどね。俺だけじゃなく普通はそういうのが常識だけど、一体あんた何様なんだよって思っちゃうね。

一時期はあまりにも多いので同業者以外には対応しない心算でいたが、イチイチ相手の素性を詳しく聞くことも面倒臭いしウソ付かれても分からない。それとデータ非公開のお店のことも教えろと言われたりもしたが、申し訳ないがそれに対してはお答え出来ないのでお断りしたこともあった。

食べ歩きはその人の趣味であって、それに対してはどうこう言う心算はないが、ネットに実名挙げてどうこうどうでもいい事を書かれてしまうのが嫌なんだよね。店にとってマイナスとなることを客観的な視点ではなく個人的価値観で書かれてもね〜・・・。まあ、全ての人がそういう訳じゃないし、そういう問い合わせもお店にとっては売り上げに繋がることにもなるし、出来る限りの対応をしていくようにしているが、横柄な態度で言われると腹も立つ。

同業者や開業希望者からの問い合わせってきちんとした言葉遣いで丁寧な言い回しで電話してくるけど、素人さんの食べ歩きの為の問い合わせはそうじゃないことが多いんだよね。だから困っちゃうし、対応したくなくなったりすることになってしまう。不思議で仕方ないけど、どうしてああいう言い方しか出来ないんだろうか?ひょっとして店に行っても横柄な振る舞いとかをするんだろうか?

人にモノを尋ねる時ってそれなりの言葉遣いや態度ってあると思うけどね・・・。そして、最後には「ありがとう」の一言くらい付けなさい!子供じゃないんだからそんなことくらい分かるでしょ!



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今日も昨日の続きだけど・・・ - 2007年02月19日(月)

先日のことであるが、年末に店を閉めたという年配の経営者の方と話しをする機会があった。そこそこの売り上げもあった店らしいが、いろいろと検討した結果店を閉めることにしたと。その中で自らの努力不足を嘆いていた言葉が印象的だった。業界の置かれている状況は時代と共に変化して来ている中で、それに気付かず昔ながらのやり方で満足し、本当の努力をして来なかったツケが今大きくこの業界に圧し掛かっていると。

店を構えていながら出前だけに走ったり、折角蕎麦や汁は手作りなのに他はレトルト物に走ったり、何処も右倣え的に同じような店ばかりになってしまった結果、それが大多数のお店が直面している切実なる問題となってしまった。そば店は飲食業の中でも労働生産性が著しく低い業種でもある。客単価が低いというせいもあろうが、生産性が低いから少しでも楽になるためにレトルト物に手を出した店も多いと思う。

でも、結果として消費者がそれによって離れて行ったという現実もから目を逸らしてはならないのではなかろうか?レトルト物も全てを否定はしないし、業態によっては使うべきだとも思っているが、全てをそれに頼ってしまってはファミレスと何ら変わらなくなってしまう・・・。

先に述べた経営者がもう少し早く現実に気付いていれば業界も大きく変わっていたのではなかろうかとも言っていた。修行先で教えられたことだけを頼りに何十年と商売を続けて来たが、その修行先だって変化しているはずだし、業界全体だって変化して来ていいる現実を見れなかった・・・と。

この3日間業界の置かれている現実に関して綴って来たが、気付いていながら改革に走れなかった店もあれば、気付きもしないでそのまま衰退する店もある。でも、そういう多くの店をまとまる立場のところは一体何をしてきたのか・・・?これから何をしようとしているのか・・・?そういうところを頼らずに独自で努力していくしか道は残されていないのか・・・?

この現実は厳しく、辛く、悲しいものでもある・・・。


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昨日の続きだけど・・・ - 2007年02月18日(日)

普段手掛けているお店では絶対に有り得ないことだけど、あれは普通の町のおそば屋さんでは極当たり前のように繰り広げられている光景ということなんだよね。奥の方からメモ用紙片手に「何にしますか〜?」ってオーダー取る花番さんがいたり、油でベトベトのおぼんで持って来られたり、前に茹でて残っている麺に新たに茹でた麺を加えて出したり(食感がバラバラになる)、立ち喰いでもないのに茹で置きしたものを平気で出すというような様々なる光景が繰り広げられている。

こういうことを日常的に行えば結果としてどうなることくらい分かるはず。自分達が外食をしに他の店に入って同じようなことをやられたらどう思う・・・?どうしてもう少しきちんとした仕事をしようとしないのか不思議で堪らない。でも、これまで普通にやってきたことだから今更改められるものでもないということなのだろう。それよりもそれが当たり前という認識でしかないのだろうか・・・?

今、業界が置かれている現状をどう認識しているのか・・・?上層部でもしっかりと認識している人ってあまりいないんだろうし、当然ながら末端のお店にまではそんなことは伝わらない。飲食店はサービス業でもあるという認識を持って日々商いをしているお店ってどれだけあるの・・・?現実的には極々僅かでしかないと思っているし、それがこの業界の現状でもある。

どんどん増える新規開業者と外部からの参入者に対し、衰退の一途を辿る多くの既存店という構図。全体の軒数はあまり変わらないという中で参入者が増えているということは既存の店が閉店に追い込まれているということでもある。後継者がおらず已む無く閉店する店だってあるだろうが、子供がいても継ぎたくはないというケースだって多いと思う。

では、何故後継者が育たないのかという現実もしっかりと認識しなければならないのではなかろうか・・・?なにも親の仕事を継ぐことだけが子の務めであるとは思わないのが、この先数十年経ったら既存店の数はどれ程になっているのだろうか・・・?

それと不思議に思うのがちょっと工夫すれば改革の余地は沢山あるのにも関わらずそれに取り組もうとはしないということ。諦めの境地なのか、そういう努力もしたくはないということなのかは分からないけど、生き残っていく術はまだまだ沢山残されているということも忘れないで欲しいな。

ただ、双方の格差だけは確実に大きくなっているという現実からも目を逸らしてはならない・・・。


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これが現状か・・・? - 2007年02月17日(土)

とあるお店にての出来事・・・。この時の店は暇だった。厨房から女将と思われる年配の女性が出て来て隣のテーブルに座った。ほぉ〜休憩かい・・・?一旦席を立ってスポーツ新聞を持って来てテーブル一面に広げて読み出したかと思えば、今度はアイスクリームを食べ始めたのである。

なにも客の隣で食わなくてもいいじゃん!・・・って思ったが、この人はそんな常識など持ち合わせていないみたいである。読み終えた新聞もきちんと畳むでもなく、グチャグチャにしたまま元の場所に戻したのであった・・・。普通は次に読む人のこと考えてきちんと畳むと思うけど、そういう常識すら持っていないということか・・・?というより、客がそういうことをするのですら理解出来ないけど、店の人間、ましてや経営者自らがそういう行為に走るというのはどういうこと?

ビールを飲んだ後にお酒を燗で頼んだのだが、出されたものを一口飲んで驚いた。これがホントに日本酒なんかい・・・?ウソだろ〜!良く見ると何やら濁っているし、そば湯の味がするからきっと釜でお燗している時にお湯が入ったんだろうね。とてもじゃないが不味くて飲めやしない。以前も何処かのお店で同じような目に遭ったことがあったが、その際は飲めないし、店にクレームをつけたが代金はしっかりと取られ、謝罪の言葉もなかったが、どうしてこういう町のそば屋さんではきちんとした仕事が出来ないんだろうか?

きっとこの程度でいいと思っているからなんだろうね。まあ、平気で客の隣で新聞広げてアイス食える経営者だからこんなことくらい気にもならないんだろうし、こういう店が業界の標準って思われるのも嫌なことだけど、実はまだまだこれが現状というか現実なのかもしれないね・・・。

全体的にオペレーションの悪い店が多過ぎるこの業界。接客やおもてなしなんて言葉は一切ない店。更には常識が通じない店・・・等々、町場のそば屋さんではまだまだ多く見掛けるスタイルである。

客の方を見て仕事をしていないからこういうことが出来るのであって、誰の為に営業しているのかが全く理解していないということでもある。今現在、客不在で成り立つ店はこの先もホントに存続していけるのかな・・・?


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撮りたくなる気持ちも分からんでもないが・・・ - 2007年02月16日(金)

でも、やっぱり目の前でカメラ構えてバシャバシャやられると不愉快になる。何でこんな静かないい雰囲気の店で写真撮るんだい・・・って思うけど、テーブルにはきれいに盛り付けられたお料理が並ぶ。だから写真撮りたくなる気持ちも分からんではないけどね。

こういう人って周りが嫌な思いをしていることに全く気付かず、我が道を行くって感じなんだろうけども、ここで何度も何度も苦言を呈してきたが巷には相変わらず沢山いるんだよね・・・。メシ食う為に入ったのか、はたまた写真撮る為に入ったのか分からない客には全く持って閉口するが、ひょっとしてマスコミが報道の義務とか言って勝手に撮り捲るのと同じように考えているんだろうか?

まあ、いくらきれいなお料理だって周りのことをもう少し気遣って欲しいけどな。自分達が静かに食事している隣で同じことやられたらどう思う・・・?例えば大切な人との貴重な時間かもしれないし、大事な商談中ってことだってあり得るんだから・・・。

お願いだからもう少し常識を弁えて欲しいと思うけどね。


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更に良いものを・・・ - 2007年02月15日(木)

クライアントとの打合せでレイアウトや方向性が決まったのだがもう一度ゼロから考えてみた。もっと良い案があるかもしれない・・・、もっと効率良い導線に出来るかもしれない・・・。既に決まったものだからそれを具現化していけば良いことだけど、それが簡単というか普通に考えれば当然の仕事の流れ。

でも、本当にこれで良いのか・・・?もう少し発想を捻ることによってまた違ったものが生まれるのではという気持ちになった。それでなくてもスケジュール的にはそういう時間を取ることは許されない状況下であるが、丸一日それに費やすことによって他のスケジュールにも影響を及ぼすことは分かっている。それでも敢て練り直したのには店主の拘りと商売に対しての思いもある。

本物の本気・・・。誰でも本気で取り組んでいるのは当然であるが、それを超越した何かを感じさせる気持ちが人の心を動かすものである。あれだけ真剣に向き合う姿を見ればもっともっと良いものを考えてあげたいという気持ちになるのは当然だと思う。普段でも時間を惜しまずより良いものを・・・という気持ちで取り組んでいるけど、それに輪を掛けて熱中し、のめり込ませるものを感じるからのことである。


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あまりにも次元が低過ぎる・・・ - 2007年02月14日(水)

なんだかなぁ〜・・・という感じ。何を言わんとしているのか全く理解に苦しむ。何を根拠にその理屈になるのか?何を根拠に責任転換するのか?そんなことをして恥を掻くのは誰と誰・・・?

もう少し次元の高いところでの話しなら真実を明白にする行動にも出るが、あまりにも低次元で関わりたくもない馬鹿馬鹿しい話しである。直ぐにばれる嘘ついたり、恥ずかしくはないのかな・・・?

でも、何をどうしたらそんな屁理屈になるんだい・・・?


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時間がない・・・じゃないんだよね。 - 2007年02月13日(火)

開業してからは中々時間が取れない・・・。だから勉強が出来ないという声を聞く。確かに開業準備中とは明らかに生活サイクルも変わるし、朝から晩まで店に篭りっきりになっていれば自由になる時間はないだろう・・・。

しかし、きちんと勉強の時間も機会も作っている経営者も大勢いる。特に忙しいお店の経営者にそのタイプが多い。普段から忙しいのに貴重な時間を使って商売の勉強をしているんだよね。だから売り上げも伸びて行く・・・。

時間がないというのは言い訳なのかなって思うことも・・・。時間は誰にでも平等に与えられている。その中で定期的に勉強会に参加したり、新しく出来たお店のリサーチをしたりしている経営者もいる。で、その反面、全くそういう勉強などしない経営者もいる。

では、その違いって何だろう・・・?要は意識の問題であると思っている。自らの肥しの為に貴重な時間を有効活用しているのはその時間は誰の為でもない、自分自身の為の時間なのだから・・・。

商売をどういう意識で、考え方で捉えているのか?
暖簾を出せば黙っていても客が来ると思っているのか?
一度来たお客様をきちんと満足させて次に繋げているか?

頑張っているお店は常に商売のことを意識してそれに対しての向上心を持っており、その為の勉強なのである。目を向けなければならないことをしっかりと理解し、それに対しての行動を起こすことが店の繁栄と存続に繋がるのである。


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休もうと思ったけど・・・神はそれを許さない。 - 2007年02月12日(月)

夕べ深夜まで頑張り半日休めるかなと思ったらそう甘くはなかった・・・。今朝はちょっと寝坊してしまったのでスタートが遅れたのとなんやかんやであっという間に午後になってしまった・・・。仕事が少し残っていたが気分転換と腰痛のリハビリを兼ねて出掛けようとした時に一本の電話が入った。

蓮田のお店からでいろいろ検討したところ計画内容が変わったということであった。当初は一旦こちらの手を離れて建築設計の方で図面を起こしてからのスタートということであったが、2階の住居部分の一部を使うことに変更となった。そうなると建築設計ではなくこちらのプランが先行することなり、こちらのプランに基づいて建築設計側が外部階段スペースや建築法規等の検討に入るという順番になる。

図面を引っ張り出してどういう形が考えられるのかと睨めっこしていたらもう夕方である・・・。青空の下で写真撮りに出掛けようと思っていたがもう遅い。結局この3連休は丸々お仕事連荘となったのであった・・・。

それと今進めている案件の全てが途中で計画変更である・・・。蓮田のお店はまだ着手していないが他の案件はプランを提出後に大幅変更・・・。一旦頭の中をリセットしてからスタートするのは簡単なようでそうではないんだよね。


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今日も朝から夜中まで・・・ - 2007年02月11日(日)

どうも最近腰が痛いと思っていたが、漸く多分それだろうという原因が分かった。ここ暫くは製図台に向かっていることの方が多いので当然椅子に腰掛けている。ずっと同じ体勢で座っていると腰に負担が掛かるし、段々に腰が重くなってくるのでそれが大きく起因していると思われる。

腰を真っ直ぐ伸ばして普通に歩こうとすると鈍痛が走る・・・。肩からバッグを掛けたりすると更に腰に負担が掛かり痛みが増すことになる。これまでも何度となく腰痛には悩まされて来たのであるが、気をつけていながらも時々このように再発してしまう。もうあの辛さは沢山と思いながらもこれ以上悪化しないようにと願い、更に気をつけなければと・・・。でも、図面描きは座ってないと出来ない作業だし、横の机の資料を体をひねって見たりするともっと負担が掛かるので最悪である。

今日も朝から図面と睨めっこを続け、気付けばあっという間に夕方である。気分転換にちょっと近所を散歩したら今度は花粉に悩まされる。なんか目が痒いなと思っていたら鼻水流れてくしゃみを連発・・・。即座に戻って仕事を再開したが、花粉症や腰痛と闘いながらも頑張り何とか深夜にはプランがまとまったのであった・・・。

この3連休は天気がいいらしい・・・。今日で少しは目処が付いたので明日は午後からでも出掛けられるかもしれないが、出れば出たで花粉症との闘いが待っている。


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悩むレイアウト・・・ - 2007年02月10日(土)

巷では今日から3連休らしい・・・。予定では長野の「灯明祭り」なるものに行く心算でいた。昨年は行きそびれたので何としても今年こそは・・・と思っていたのだが、どうやらこの3連休は終日仕事となりそうである。

世田谷のお店のプランニングを始めたのだが、スケジュールが厳しいので早めにレイアウトをまとめてクライアントと打合せをしなければならない。例えば面積的には問題ないけれども建物の形状や間口と奥行きのバランスでロスも出たりすることがあるので一概に面積だけで良し悪しは計れないのだが、今回の案件に於いては店舗区画の真ん中にある階段スペースや地下へ下りる為の開口部がネックになるので結構苦戦を強いられている。

厨房に関しては希望する内容を全てきちんと網羅すると当然ながら面積が広がり導線が長くなる問題が発生する。それを防ごうとすると一つ一つの作業スペース等に制約が出て来たり、今度はパントリー機能の充実が適わなかったりとあちらが立てばこちらが立たず・・・状態となる。手打場やバックヤード的なスペースにも制約が出て来る始末。

席数もクライアントが希望する36席を確保するとなると厨房区画をかなりコンパクトにしなければならないし、レイアウト上にも支障が出て来ることになる。本来は一つのプランをプレゼンするのだが、今回は数パターンのものを出して検討してもらうしかないかもしれない。その中でそれぞれのメリットデメリットを説明し、希望内容に優先順位を付けた中でまとめあげていく心算である。


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・ - 2007年02月09日(金)





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世田谷のお店・滅茶苦茶タイトなスケジュール - 2007年02月08日(木)

当初は建て替えの予定で進めていた案件であるが、先日近くに空き物件が出てそちらへの移転という計画に急遽変わった・・・。今日は不動産の契約でそれに立ち会ったのだが、その後現場で採寸し早急にプランニングに入らなければならない。新築計画でのプランはほぼまとまってたので頭の中もそれ一色となっていたが、一旦リセットして急いで頭の中を切り替えなければならない。

でも、こういうことって簡単に出来るものでもない。一軒のお店をつくるのは物凄い労力を必要とするし、普段から必要以上にのめり込んでの仕事をしているのでそれをリセットするだけでも大変である。そして、スケジュール的にも新築計画の場合は幾分余裕があったが、移転計画では5月中旬にオープンしなければならない。

今日は2月7日。5月17日のオープン予定だからほぼ100日しかない。1ヶ月で設計をまとめて3月初旬に各社へ見積もりを依頼し、業者決定をして20日には着工しなければGW連休中の引渡しは間に合わない。他の案件との取り合いもあるし、普通に考えれば無理なスケジュールであるが、店主の熱い思いを痛切に感じた中で無理を承知で老体に鞭打って頑張るしかない。


体は大丈夫か・・・?
そ、それは神のみぞ知る・・・。


というところかな・・・?


でも、店主のパワーというか、商売に賭ける姿勢には本当に敬服する。繁盛の原点はこういうところにあるんだよね。


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蓮田のお店・増床計画 - 2007年02月07日(水)

昨年1月にオープンした蓮田のお店であるが、早くも次なる計画が持ち上がっている。敷地内にもう一棟建て、そこを店舗兼バックヤードとしての拡張工事である。席数もオープニング当初は36席でスタートしたが現在では50席を確保するまで増えた。しかし、それでも取りこぼしてしまうことが多いので今回の計画となった。

30〜36席を確保する予定なのだが、隣接住宅との兼ね合いで法的には目一杯の建築が可能なのだが幾分セットバックしなければならなくその分客席のスペースが減る。これも建築法規の問題で階段スペースを防火区画ではなく、同フロア内に設けられるような方法がないかを建築設計の先生を含めて議論を重ねていったが、構造的な問題、施工的な問題、コスト的な問題、既存店舗との取り合いの問題、他にも多くの問題を一つ一つ解決していかなければ先へは進まない。

4月には着工しなければならないので建築設計と店舗設計は同時進行でなければ間に合わない。他の案件との調整もしなければこっちもパンクしてしまうかもしれないが、開店1年でのこの大きなステップアップに夢の膨らむ仕事を依頼される喜びを感じ、期待に応えられる店づくりをしていきたいと思う。

折角来たので食事をして帰ろうと思ったのだが、ちょっとご無沙汰しているお店があるのでそちらへ顔を出すことにした。電車を乗り継いで向かった先は西浦和のお店。ほぼ1年振りくらいに来たのだが、まだちょっと苦戦を強いられているようだけど基本的な仕事としては問題なかったし、ホント何かの切欠で伸びそうな気もする。

いい仕事しているし、真面目に商売に取り組んでいる姿は必ずお客様にも通じるものと思う。前回はご主人と来られたお客様が今日は友人を連れ立って来店していたが、狙っている客層そのものだし、そうやって少しづつ口コミで広がっていけば客数も増える。幾つか気になる点もあったが、既に経営者として切り盛りしているので一から十まで彼是と言う必要もないし、本当に必要な点だけに口を挟んだが、今の苦しい時期を乗り越えられれば明るい光も見えてくるものと思う。


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商売を簡単に考えちゃいかん! - 2007年02月06日(火)

どんなに繁盛している店だって辛く厳しい時代を経て今の地位があり、言葉では言い表せない大変なことも多かったはずである。それほど商売って難しいもので、一日一日の長い積み重ねによって成り立つもの。だから簡単に結果が出るというものではない。

立地条件、業態、店主の姿勢、その他多くの要素が複雑に入り組んだ中でそれぞれ異なる結果が現れる。大手のチェーン店はある程度の予測が立つけども個人店はそんなデータなんてないのである。他がどうだから・・・とか、あっちがこうだから・・・という理屈なんて存在しない。

また、商売って結果が簡単に出るほど甘いもんじゃない。先に述べたようにいろいろな要素が複雑に絡まってほんのちょっとしたことでも大きく異なる結果にもなるし、マニュアル本なんて何の役にもならない。それが個人店であるとも言える。

それを理解せずして商売を成就させようなんて考えちゃいかん。誰でも商売を長く続けようと思って日々頑張っている。例えば半年で軌道に乗る店もあれば一年二年掛かる店もある。それはデータが示すものではなくいろいろな要素がある中でそれぞれ全く異なってくる。

また、本当の努力とは旨いもんを出すだけじゃない。小綺麗な店を構えることだけでもない。そして、本当の評価は食べに来て下さるお客様が下すもの。幾ら努力してますと言ってもお客様が評価しなければ商売の継続は出来ない。だからと言ってそれに必要以上に迎合することもない。

一から十まで決まりごとがある中での商いなんて有り得ないのである。マニュアルがあってその通りやれば誰でも成功するのなら世の中全てが上手く行く。そうじゃないのは何故なのか・・・?何の違いで結果が異なるのか・・・?ということを自分なりに考えることも必要だと思う。

商売の核心の部分をいつの段階で把握できるか・・・?それをどう形にしていけるかを自らがきちんと答えとして出せる時までは本当の意味での結果など出ないし、出せないということである。

それと大切なことは常に前向きな姿勢で取り組むことである。本来目を向けなければならないことをしっかりと見据えて日々努力を重ねなければいつまで経っても成果は上がらないということである。


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相模原のお店・プレゼン - 2007年02月05日(月)

前回はリニューアルプランでのプレゼンを行ったのだが、建て替えということに計画が変わり新築プランをまとめていた。時間が掛かったのは先日の日記にも綴ったが、いろいろな条件を全て網羅してのプランなんて無理であるし、それらを一つ一つ検証しながら優先順位を付けた結果がこのプランとなった。

商売としてどういう店づくりで、どういう形態で運営することがベストかを考えるとこうなったということを時間を掛けて説明していった。途中で白熱した部分もあったりしたが、夕方5時から11時半までの5時間半もの長きに渡る打合せとなり、終わった時には血圧は最高潮に上り詰めていたかもしれない・・・。

途中でお手洗いに立った際に目眩がしてぶっ倒れるかと思ったが、それだけ熱くのめり込んでの打合せだったということである。概ねプラン的にはご理解を頂いたと思うが、実行予算との兼ね合いでこれから先それほど簡単には進まないだろうという点が気に掛かるところでもある。

予算の問題はさておき、とにかく商売として魅力ある店になれるかどうかという点に比重を置いて考えていかなければならない。駐車場の件も4台と6台とでは大きく違うが、台数を優先することによって店が中途半端になり、本来目指す方向性とは異なるような気もしたので4台に留めて店舗面積を優先した。

6台分を確保することによって店舗面積は22坪から16坪に減少する。リニューアルの際は2階に置く予定だった手打場や一部厨房機器を含めると実際に使える面積はどんどん減ってくる。そういうこと含めて店舗面積を優先したプランとなったのだが、駐車場の件は近隣で探すとかという手段も残されているのでこれからの課題としていきたいと思う。

とにかく入ってみたいと思わせる店づくり・・・。これかでの客層は極小さなパイでしかなかったし、もっともっと幅広い客層を取り込む為のファサードであり、空間演出であり、メニュー構成や接客が必要である。現状ではそういう面に於けるマイナス点を是正するプランこそが今回のテーマであり、これまでと同じことをやっても本来の目的は果たせない。

また、ご両親の為の帳場的なスペースも確保出来そうだし、家族が揃って運営に参加していけることによって更なる結束が生まれ、ほのぼのと温もりがある店が出来るのではなかろうか。


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こりゃあ大変かもしれない・・・ - 2007年02月04日(日)

朝から図面と睨めっこ・・・。とあるお店の増築計画が持ち上がっているのだが、現状の導線を活かしながら増築部分を効率良くレイアウトしなければならない。限られた面積でいろいろな使用目的を網羅していく必要があるのだが、4階建ての計画だけどその中に嵌め込まなければならないものを一つ一つ検証し、優先順位を付けて考えていかないとどうみてもまとまらないような気がしてきた。

建築法規との絡みもあるし、住居部分との取り合いや既存の店舗との連動をどうするかなどなど課題は山のようにある。そう簡単にはまとまらないということが身に沁みて感じた時「今日はもう終わり・・・!」ってカメラ持って散歩に出掛けたのであった。


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便乗商法 - 2007年02月03日(土)

今日は節分。うちにはもう鬼がいないので豆まきはしなかったが、近所にスーパーに行ったら惣菜売り場に山のように詰まれた巻き寿司・・・。数年前かな・・・?恵方巻きという縁起物がどこかで評判になり、毎年この時期になると便乗商法が蔓延る。

そもそもこれってどっかの地方のものだったんじゃなかったっけ・・・?まあ、そんな薀蓄はどうでもいいことだけど、これに限らずいろいろな行事やイベントの時期になると出て来る便乗商法。世の金儲け主義がこういう現象を生んでいると思うんだが、どんどんいろんなものにエスカレートしているようだよね。

それだけ商売と言うものが厳しくなっているから便乗商法が生まれるのだと思うけど、お国を良くしてくれるはずの政治家のオジちゃん、オバちゃん達がいつもいつもいろんなことで忙しいからいつまで経っても良くはならない。だからこういう便乗商法で金を稼がなければならなくなる・・・。

でも、いちいち政治のせいにしたところでいつまで経っても彼らが変わることはないだろうから、それぞれが頑張らなければならないとは思うけど、なんでもかんでも何かの真似事ばかりでは何の解決にもならない。本来は商いをする人間は自分で何をすべきかを考えなければならないもの。それを一番安易な何かの真似をする・・・という手段に出てしまっているうちは何の解決にもならない。

逆の見方をすればそれだけ必死ということなんだろうけど、とにかく何でもいいから便乗して少しでも売り上げを上げなければならないと形振り構わず節操のない商いに走ることになる。でも、今日のスーパーのあの山のような巻き寿司には驚きと言うより呆れ果ててしまった・・・。二つのコーナーを使ってこれでもかっていうくらいに山積みされていたんだよね。


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的がずれているんじゃ・・・? - 2007年02月02日(金)

毎度毎度の問題発言で巷を賑わしているが、言っちゃいかんことを言った当の本人が一番悪い。でも、なんで野党は論点をずらして大騒ぎするんだろう・・・?確かに問題発言だけど、審議欠席という手段に出るのとは論点がずれているんじゃないのかな?なにかあると言葉尻だけを捉えたり、揚げ足とって大騒ぎしてしまう。

ここぞとばかりにカメラの前に立って物凄い形相で熱弁を振るう某女性党首は見ていて不愉快にもなる。何かあるといつもこうやって大騒ぎしているが、本来政治家としてやらなければならないことをせずに、論点をずらして与党を引き摺り落とそうとする。そうやっているうちはこの党は勿論だけど野党第一党さんも政権なんて奪えやしない。

政治論争で戦うのならまだ見ていて不快感はないが、なんでいつもいつも揚げ足取ることしか出来ないんだろう・・・?これか逆の立場になっても同じこと。政治家っていい大学出ている人が多いのに問題発言含めて一般的常識に欠けているいる者が多過ぎる。

政治家の仕事って何・・・?そう思っている人って多いと思うが、お利口そうに見えて実は・・・という人が殆ど。だから毎度毎度同じようなことで大騒ぎしている。問題起こす人と揚げ足取る人がなくなることはないだろうから、これから先も延々と同じことを繰り返していくんだろうね・・・。

本来目を向けなければならないこととは違うところに労力を使う様は何処かの現状にも似ていると思うんが・・・。


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なんとかまとまりそうである・・・ - 2007年02月01日(木)

相模原のお店の計画がリニューアルから新築へと変わり、一からやり直すことになったのだが、当初のスケジュール(他のオープニング等)を変えることは出来ずに先送りになっていた。とは言っても年末から方眼紙を手放さずにいつもイメージしながら考えていたのだが、結構いろいろな制約があり苦戦を強いられていた。

予算の関係もあり出来る限り面積を小さくしようとプランを練っていたのだが、折角一から造るのだから厨房も客席もある程度余裕を持った方が良いのではと考え、何度も何度も練り直しをすることとなった。厨房はリニューアルの場合は一部機器を2階へ上げて使用という考えだったのが、新築は平屋となるのでそれを含めた中でのレイアウトが必要となり、客席もカウンターが良いのか、ビッグテーブルが良いのか大いに迷った。

それと宴会需要を取り込むかどうかも迷ったところ。リニューアル案の際は個人客のみの対応をメインとし、せいぜい6〜8人程度までの取り込みを考えていた。しかし、現在のメニュー構成や近隣の競合店をみた場合に宴会需要の取り込みは必要と考え、14〜16名のキャパで個室に出来る区画をつくることにした。

リニューアル案ではその人数を収容すれとなるとバラバラの席となるし、その際には他の客を取ることは難しいが、今回の案ではその宴会需要を取っても更に半分の席数をフリー客で使えることになる。その分、厨房も1坪弱広くしたし、もう少し細部を煮詰めていけば他の問題点も解決するであろう。

あとは予算的にどうなるかということ。今後は早く工務店さんに概算の見積りを算出してもらう為の資料をまとめることにしなければならない・・・。


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