■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

大晦日の一日・・・ - 2006年12月31日(日)

いよいよ今年も今日で終わり・・・。在り来たりの言葉だが長いようで短かったこの一年。

朝から大掃除の残りと年賀状のプリントアウトを済ませ、午後からは鎌倉・鶴岡八幡宮へ一年間の感謝のお参りへと向かった。毎月のお参りとは別に年末と年始は別に行くことにしているのだが、それも早いもので今年で13回目となる。

大晦日の鎌倉は除夜の鐘の音と共に始まる一年で最高の賑わいを迎える為の準備をしており、八幡宮の境内では人を制限する目印の柱が立ち、大きなスクリーンも設置されている。人出は思ったほど多くはなかったが、通常の土日くらいの混み様というところかな?

一年のお礼と感謝のお参り済ませてから引いた御神籤は「吉」であった。信念を曲げずに自分を信じて一途に突き進めという内容だったが、今年は既に終わるし来年への展望として捉えれば良いのだろうか・・・?

続いて恒例の年越し蕎麦はやはりお気に入りのお店で済ますことに。一度目は満卓で諦めて他へ向かったが、その店では変な席へ誘導されたので店を出て改めて最初のお店へと向かい、今度は空席があり入ることができた。

こういう時だから一瞬は空いてもまた混んでくることが予想されるので「板わさ」を肴に「樽酒」を一杯だけ飲んで直ぐに〆の蕎麦を頂いたが、手掛けたお店も50軒を越えると年越し蕎麦を何処に食べに行くかを決めることが出来ないので、例年この鎌倉の地で済ますことにしている。今年も満足の年越し蕎麦であった・・・。

横浜まで戻って今宵と正月の食材を買い物をしたがデパ地下は物凄い混み様である。帰宅してから旨い酒飲みながら紅白を観て過ごす年越しの夜・・・嗚呼、なんとも言えない幸せ気分である。でも、何処のお店の方々も一年で一番の忙しい時を過ごしているんだよね。だからちょっと申し訳ない気もすえるけど・・・。

11時を過ぎたところで恒例の山下公園のカウントダウンに向かう為に家を出て、途中で知人と合流し、乾杯のビールを仕入れていざ公園へ。10秒前からカウントダウンが始まり、日付が変わり20007年を迎えると一斉に停泊中の船の汽笛が鳴り響き、幻想的な横浜の新年が始まる。そして、観衆は歓声を上げて新らしい年を迎えたことを喜ぶ。

山下公園を離れ中華街へと向かうと彼方此方で爆竹の音が鳴り響く。警察の監視も厳しくなり以前ほど騒がしくはなくなったが、これも横浜の年越しの風物詩である。甘酒飲んであんまんを食って帰宅したのが2時過ぎだったようだが、その後のことはあまり覚えていない・・・。


ということで、今年も無事に一年を終え、そして新たなる年を迎えることも出来た。いろいろな方々に感謝し、新たなる一年を迎えたい・・・。





























































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恒例の〆蕎麦は・・・ - 2006年12月30日(土)

大晦日は手掛けたお店に行かないのは昨年の今の時期の日記にも綴ったが、手掛けた中で最後に行くのは今日の店。もう今年で7年連続となる・・・。それだけ思い入れもあったという事なのだが、気になる噂も耳にしている中での訪問。

お気に入りのカウンター席が空いていたので古くからいるスタッフがそこへ誘導してくれたが、やはりこの席が一番居心地が良いんだよね。勿論、自分が座りたくて作った席でもあるから・・・。

時間も遅かったので品切れのメニューが多かったが、それよりも気になったのが店の雰囲気の変化である。2月末以来だから10ヶ月ぶりの訪問で、大きく体制が変わったのもこの時期であった。実際には昨年の今頃からその変化が気になっていたのだが、体制が変わった後はそれが顕著になり、あちらこちらからいろいろな噂話も入って来た。

正直ショックだった・・・。ここまで変わってしまったとは・・・。言葉に出ないやるせなさというか、刹那さというか、あのリニュアール時の思いが蘇りつつも遠い昔のこととなってしまったんだろうかと・・・。

最後に店主と話しをしたが、いろいろと大変なことが続いたらしい・・・。でも、今の状況に比べたらリニュアール前や準備中の苦労の方が大変だったはず。今でもその時のことを思い出すそうだが、俺だって同じ思いである・・・。これだけ時間を掛けてつくったお店はないんだからね。

その時のことが今でも走馬灯の如く蘇ってくるし、今からでも時間を戻すことが出来るのならそうしたい。それくらいに大きく変わってしまったのである・・・。でも、店主が頑張れば良い時の状態に戻すことだって出来るはず。あれだけ頑張ったんだから今の苦しい時期を乗り越えられればきっとそうなる。

気付いたことは伝えたが誰でもいいから傍らに信頼できる人を配置して再興して欲しいと思う。現状では調理場を見るので精一杯だろうし、ホールをきちんと仕切れるスタッフを置けば何とかなるであろう。自分ひとり・・・という考えではなく、周りには多くの協力者がいると思ってもう一度頑張ってもらいたい。

〆の蕎麦だった・・・。確かに出てきた物は満足できるものが多かったが、それを美味しく食することの出来る空間ではなかった・・・。


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大掃除開始・・・そして、夜は野毛へ! - 2006年12月29日(金)

残すことあと三日・・・。否が応でも尻に火が点いた状態になり大掃除を始めた。しかし、今からやって全て満足いく状態まで清掃出来るはずがない。別名「手抜き」という裏業を使わざるを得ないのは仕方がないね・・・って勝手に決めて掛かっている。

家の掃除はプロの業者さんに頼もうかとも思ったが結構な費用が掛かるのと日程的に無理があったので自分でやるしかない。何とか明日までに仕事部屋を含めた生活スペースを片付けようと思っている。倉庫代わりとなっている資料室は図面やらカタログやらいろんなもんがもう足の踏み場もないくらいの満員御礼状態である。

流石にここに手を付けたら数日は出て来れないかもしれないので「開かずの間」としてそっとして置こうと・・・。年明けに時間を取って不用品を処分していかないと他のものが入らない状態なので早く何とかしなければならない・・・。

夕方から年賀状の準備やなにやらの買い物を終え、今年最後の野毛「武蔵屋」さんへと向かうことにした。今日あたりが最終日だと思うし、5時を少し回ったところだったので大丈夫かなと不安であったが、なんと!残念ながら大掃除の真っ最中である。年明けは9日からということで残念ながら最後の「武蔵屋酒」は叶わなかった・・・。

しかし、おばあちゃんにも会えて、「良いお年をお迎え下さい」と挨拶をして店を後にした・・・。最初からここしか考えていなかったのでショックであったが、某焼き鳥屋さんへと向かうと丁度二人分の席が空いていた。

初めに絶品の「鳥刺し」を頂いたが、ささみと共に出される白レバーがなんとも言えない美味しさである。いつもは6時半くらいまでは残っているのだが、今日は早々と5時台にはなくなってしまった。これを食わずしてこの店を語れないというくらいの逸品であるが、モツとレバー(それぞれタレ)も誰もが必ず食う美味しさ。小一時間の滞在であったが、外には数組のウエイティングもあり野毛一番の焼き鳥屋さんという称号に間違いなしと言ったところか・・・。

暫く酔い醒ましに歩いてから関内のスタンディングバーへ。流石に仕事納めも終わった後なので客は少なく、その分静かにゆっくりとうまい酒を飲むことが出来た。スタンディングということもあるけど、シングルモルトは普通のBarの半分以下であるし、畏まって飲むのは嫌いだからこういうところで気軽に楽しく飲んだ方が好きである。

野毛も今年に入ってから行くようになったが一体何回行っただろうか・・・?かなりの回数を野毛で過ごしたとは思うが、なんとも言えない風情ある店が多く、楽しい酒を飲むことが出来るし、結構旨いもんを食わしてくれる店も多いんだよね。来年は未開拓の店にも行ってみたいな・・・。


さあ、今年も明日と明後日の二日を残すだけ・・・。残った大掃除と年賀状のことを考えると憂鬱であるのだが・・・


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たまプラーザのお店で昼酒しちゃった! - 2006年12月28日(木)

久々にたまプラーザのお店へ行って来た。ご夫妻とは他の場所で会ったりしているのだが、お店に伺うのは9月以来だから約3ヶ月ぶりのこと。用件はメンテナンスの打合せだったが女将さんから「飲みますよね」って言われたら「ハイ!」って言うしかない。

雁木(純米無濾過生原酒)を頂きながら生湯葉、鮭の白子ポン酢、公魚の南蛮漬けを肴に昼酒を楽しんだ。〆にせいろを頂いたがオープニング当初に比べたら格段に良くなっているし、一品料理も増えて酒飲みには堪らない店になったね。確実に成長の跡が窺えるている姿に安心した。

客層も良いみたいだし、自信も付いてきている中で来年は大きく飛躍して欲しいと願っている。やはりきちんとした形が見えてくるのは半年、一年という月日が必要である。短期間で結果など出ないし出せないのである。その辺を理解した中での販促活動やメニュー構成を考えているというのももう直ぐ半年という経験から来るもの・・・。

客として店を見渡しても居心地の良さを感じるし、随所に自分たちの色を出し始めて来ている。ファサードもちょっとした小物が良い雰囲気を醸し出しているね。中々最初からこういうことは出来ないし、少し余裕が出てきたということでもあるのかな。本当は夜に行ってゆっくり寛ぎたかったけど、スケジュールの都合で昼になってしまったが、楽しき昼酒となりました・・・。

ご馳走様でした・・・。


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ぶったまげちゃったー!!! - 2006年12月27日(水)

仕事ネタではないけど凄いもん見ちゃった!元町での用件を済ませ、山下公園経由で関内まで歩いて「宿泊だけではなく、休憩という利用方法もある、女性と一緒でないと入り辛い施設」の前を通りかかった時のこと・・・

何気なくふと見上げると2階の部屋のカーテンが開いていた。客が帰りベッドメイクしているのかなと思ったらそこから見えて来たものは・・・。仁王立ちの男性の前に跪いた女性が何やら一生懸命に動いている。えっ?マジかい・・・?嘘だろ?まさかそういう行為を見せているのかい?

まあ、見せるというプレー・・・というものがあるのは知っているが、実際に目の前でそれを見ることになるとは・・・。近くに居た通行人も驚きを隠せない表情で見ているたが、少しすると体を入れ替えて別の動きを・・・。これ以上書くと官能小説になってしまうので止めておくが、いやー・・・凄いというか、なんというか。

男性はカーテンで顔の部分だけ隠して女性は仮面舞踏会のような凄いアイマスクをしている。2階の高さだから殆ど丸見え状態である。一緒に見ていた通行人は女性だったがやはり興味があるんだろうか、キャーキャー言いながらも結構まじまじと見ていたのにも驚いたが、見せるということに快感を覚える変態プレーというのかな・・・?

しかも、真昼間からこんとこころに来るなんて余程暇な人か、夜の仕事の人なのかは定かではないけど、世の中にはこういうことが好きな人っているんだねぇ〜・・・。AVだけの世界かと思ったが実際に目の前で繰り広げられるとは・・・只々驚くばかりであった。


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考えさせられちゃうな・・・ - 2006年12月26日(火)

でも、どうして・・・?





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あと一週間じゃん! - 2006年12月25日(月)

14日から昨日までの間の殆どがユーカリが丘に居た。流石にこれだけ不在にすると他の仕事にも大きな支障が出て来る。それと仕事以外にも・・・。大掃除や年賀状も全くの手付かず状態で、この一週間の間に仕事をこなしながら進めていくことになる。

でも、オープニングの立会いが終わるとドッと疲れが出るんだよね・・・。緊張から解き放たれる・・・というか、安堵感が芽生える・・・というか、だから今日は事務処理をしてから少し横になっていた。物凄い睡魔も襲って来たし・・・。

一軒のお店を立ち上げるというのは物凄いエネルギーとパワーを必要とする。デザイナーとしての仕事と比べれば格段の違いがあるし、達成感としては辛いことも沢山あるけど遣り甲斐は全く違う。だからこの仕事を続けているんだけどね。

夕方からは買い物でちょっと出掛けたが、街中がクリスマス一色である。20店くらいのケーキ屋さんがずらりと並んだ地下街の特設売り場では大声で投売りしているし、この騒ぎが終わると一週間で今年も終わるだんね・・・。

まあ、ここまで来たら慌てずのんびりと過ごしていきたいな・・・。


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ユーカリが丘のお店・抜き打ちチェック - 2006年12月24日(日)

まさか今日とは・・・そう思ったに違いない。昨日までオープニングの立会いでいたので抜き打ちチェックはもう少し先になるであろうと・・・。実は最初から今日の日と決めていたのであった。今日は最初の日曜日で混雑が予想される日。流石に夜はイブということもあり空いているだろうから昼に行くことにしていた。

予め電話にて営業時間と席があるかどうかの確認をしたが、これもチェックの一つで、別の日にも2度ほどスタッフの対応をチェックする為に出前の有無や営業時間等の問い合わせの振りをして教えられたことをきちんと覚えているかどうかをみる。今日の対応は合格点であったが、先日は出前の有無の対応に関して問い合わせた際はちょっと戴けなかった。

店に着くと一同驚いた様子で、二人だったので個室風の2人席へ誘導されたが、厨房の前のカウンター席に座らせてもらうことにした。座る方としては全てが見えるのでいいのだが、店側からしたら全てを見られるので嫌だったはず。でも、折角のチェックだからここしかないし、前から抜き打ちチェックの際はここに座るよと言っていたのである。

4人掛けの席は二つとも埋まっており、二人席とカウンターが3席残っている状況下で4名のお客様が来店された。カウンターに3人座って横に一つ椅子を持って来て座りたいと言ってきたようだが、それでは配膳等に不都合なのでお断りしていたが、彼女のその対応に関しても合格点かな・・・?直ぐに4人席の一組が帰ったのでそちらに移動することが出来たが、限られた席数なのでこれからもこういうことは沢山起こるだろうからいいトレーニングにもなったと思う。

自分だけの判断ではなく店主への確認も忘れていないし、他の仕事振りを見ていてもきちんとお客様の方を向いた仕事が出来ている。こういうスタッフが常時いてくれると店としては助かるのだが、他の仕事もあるようなので中々思うようには行かないものである。

客としていろいろと細かいところをチェックしたが、不備もある中で現時点では合格と言えるけど、狙っている層を捉まえるにはまだまだ厳しいと言わざるを得ない。中には最初から高レベルのオペレーションを指導できる店もあるけど、スタッフ全体のレベルを考えるとまだそこまでの底上げは難しいので普通のレベルに抑えたが、年明けに再度店に入り、教えたことがきちんと出来ているかどうかのチェックと、更なる上のレベルのオペレーションを指導をする予定になっている。

客として店全体を見た感想は課題はあるものの、出て来る物はちゃんとしているし、提供スピードも新規開業として見れば早い方である。しかし、年明けからスタッフを通常シフトにして、更にご両親が抜けた際のオペレーションもこれから再構築しなければならないし、スタッフのレベルの差をどう埋めていくかが課題とも言える。

ホールスタッフも慌てず落ち着いて仕事をすれば大丈夫なのだが、忙しくなった際にまだまだ慣れていないので躓いてしまう。まあ、これも時間が解決してくれるだろうし、問題の懸念している件に関しては店主が結論を出すであろう。

一人では食べられる量に限界があるが、二人で行くことによっていろいろチェック出来る範囲も広がる。一通りにチェックした中でもう少し手直しした方が良いものや、ちょっと気になるものとかをどう軌道修正出来るか・・・?この辺も経験と意識が変えて行ってくれるであろう。遠方なのでちょくちょく行くことは出来ないが、行く度に成長している姿を見るのが楽しみである。


<本日の献立>

■ ビール  エビス(中瓶)
■ 特別純米 福祝(ぬる燗)
■ 純米吟醸 雨後の月・九嶺(冷酒)(ぬる燗)

■ だし巻き
■ そばがき
■ 子持ち昆布
■ 水菜ときのこのさっと煮
■ 大根と豚肉の炊き合せ

■ 天せいろ
■ きのこそば

■ そばがきぜんざい


以上、とても美味しゅうございました・・・ご馳走様。
メニューも和食経験者だからどんどんチャレンジして欲しいな。早速、同業者(某ホテルの結構なレベルの方らしい)も来て褒めているのだから焦らずに確実に良い仕事をしていけば大丈夫。但し、大きな課題といわれている面をきちんと修正するという条件付だが・・・。


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ユーカリが丘のお店・マニュアルではなく自分の頭で! - 2006年12月23日(土)

ユーカリが丘のお店も今日でオープン4日目。立会いも今日までとなるのでチェックや指導もより厳しいものとなる。昨日も普通にやればなんでもないことをミスしたスタッフには厳しく言ったが、私がいなくなれば自分たちで判断してやらなければならないのである。それをいつまでも頼っていてはいけないし、トレーニングの際にも何度となく言い続けてきたのが「自分の頭で考える」ということ。

今日もハッキリ言えばどうでもいいことというか、イチイチこちらに確認すべき次元ではないことを手招きしてまで俺を呼んだスタッフを叱責した。「イチイチ聞いてくる内容じゃないでしょう・・・!そんなことを聞いてきたことにがっかりした・・・」と。

あまりにも低次元でそれくらいのことを判断できずにこの先の仕事なんか出来るはずがない。厳しい言い方かもしれないが店が目指すもの、私が指導すること・・・を考えると大きな違和感を感じてしまう愚問。大手のファミレスなどのマニュアルで雁字搦めにする店ならいいだろうが、このような小規模の個人店でそんなことをしたらつまらない店になってしまうし、残念ながらそういうスタッフは弾かざるを得ない・・・。

しかし、まだ始まったばかり・・・。再三注意してきたことをきちんを直していければまだ余地はある。明日からは店主自らがホールのことまで事細かくチェックしなければならなくなるのでその点は十分に気を付けてもらいたい。オープニング時点で考えれば合格点をあげられるが、いつまでもこのレベルでは困るということ。日々向上、成長していかなければ客足は伸びないし、狙っている客層を繋ぎ止めることは出来ない。

4日間見ていて感じたことは都内や近郊の大きな街でなくても十分に狙っている客層を捉まえられるということである。地元には行きたい店がないから遠くまで出掛けたり、外食を控えたりするのであろう・・・。昨晩入った某店なんかはとてもじゃないがまともとは言えなかった。でも、このお店には昨日の店のような客層は来ない・・・。店の構えとコンセプトがそうさせているのである。

何故、デザイン的にきちんを造り込むかというと実は捉まえる客層に起因する。狙う客層を絞り込み、そういう方々に興味を惹くデザインを施すことによって入ってみたいという気持ちを起こさせる。でも、そういう方々の見る目は厳しい・・・。通やマニアは蕎麦と汁が良ければそれで満足・・・。しかし、一般客はそんなことだけでは満足などしない。

料理、接客、空間・・・その他にも多くのことをトータル的に判断して店を評価する。だから接客の指導もするし、面倒臭いオペレーションで仕事をしてもらい厳しいことも言う。それは狙っている客層の方々に満足頂ける店になる為のもの。美味しいものを出すのは飲食店として当たり前・・・。これだけ飲食店の数が増えてきた中で何が客を惹きつけるか・・・?それを考え実行するのが経営者としての才覚となる。

時には店を守るための英断もしなければならないし、鬼にならざるを得ないこともあるということをしっかりと理解してもらいたい。更なるスタッフのレベル向上は不可欠。自らの調理技術の向上は自分が努力すれば出来ることだけど、スタッフの向上は彼女らが店主の気持ちや考え方をしっかりと理解し、努力していかなければ出来ないこと。それがなければこういう立地での成功は有り得ない。

スタッフに対しての教育は「自分の頭で考えろ」・・・これがポイントである。言われたことしか出来ないスタッフではなく、失敗しながらも努力していたり、頑張ろうとする姿勢を見せる子の方が伸びるものである。


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ユーカリが丘の夜は更けていく・・・ - 2006年12月22日(金)

泊まりの出張の楽しみと言えば夜の散策。面白そうなお店を見つけて入ってみる。時には外れもあるけど結構いい店に巡り会うことが多い。未だにその地に行った際は必ず立ち寄るお店もあるし、長いお付き合いをさせて頂いているところも多い。

で、今回は19日の晩からユーカリが丘に泊まっている。昨晩は家の枕が恋しくなり一旦横浜に戻ったが今宵もこの地に泊まることにした。都合3泊したことになるのだが、3晩ともチェーン店での晩酌となってしまった・・・。駅周辺に飲食店はあることはあるのだが、その殆どがナショナルチェーン等の大手資本の居酒屋さん。そんなところに一人で入るのも嫌である。

出張してまでこんなところに入りたくもないし、出張でなくても入ることは滅多にないカテゴリーのお店。しかし、そういうところしかないから仕方がない・・・。新興住宅地だから昔ながらの風情ある小料理屋や頑固オヤジがやっていそうな居酒屋は見当たらない。大手の居酒屋は避けて入ってはみたけど・・・


一泊目・・・K族亭が経営する新業態の「そば居酒屋」

オペレーションの酷さはこのレベルの店なら当たり前か・・・。期待などしないで入ったので落胆はなかったが、もう少しまともな仕事をして欲しいね。だから7〜80席はあろうかという大箱なのに客は俺と店のスタッフがプライベートで来ていた二組のみ。普通の客だってそれくらいのことは気が付くというもの・・・。

そもそもK族亭自体のレベルが低いから仕方がないんだろうけど、その冠を出さずに勝負している割には中身が一緒・・・。スタッフの教育と言うよりマニュアル自体を見直さないとまともな客は付かないであろう。

二泊目・・・K楽苑という低価格が売り物の「ラーメン店」

全く期待なんてしてません。時間も遅かったのでやっている店は殆どない状態でのセレクト。とりあえずビールが飲めればいいやという感じで入ったのだが、昨晩の某店よりもきちんとしたオペレーションで驚いた。出て来るものには全く期待もしないし、実際にそうだけどもこういう店でもスタッフ教育が行き届いることでまあまあの晩酌となった。

三泊目・・・Tんでんという関東ローカルの「和風ファミレス」

居酒屋を除いてやっているところは前二泊のお店くらいしかない・・・。焼き肉屋はやっていたが明日も仕事があるのでそれは食えない。少し足を延ばすと見えて来たのがこの店。群馬で一度入ったことがあるけどかれこれ15年以上も前のこと・・・。

中身は知っていたので期待などしていなかったが、それを裏切ることはなく激怒することとなった・・・。最後の料理が運ばれて来た際のスタッフの仕事振りに激怒!大きな声は出さなかったが小さな声でスタッフを叱責した。本人も自らがやったとんでもない行為を反省したが既に時遅し・・・。

まあよくもこんなことを客の前でやれるな・・・と思ったが、所詮はこの程度の仕事しか出来ない店。全国チェーンのファミレスではまず見られない光景であるし、チェーン展開していると言っても関東ローカル。料理のレベルはファミレスだからこんなもんだろうけど、あんな酷い仕事を見たのは初めてだね。普通の町のそば屋さんでもラーメン屋さんでも見たことないよ・・・。


3軒ともこういう店だから出て来るもんには全く期待もしていないが、飲食店としての店側の姿勢と現実の仕事振りでハッキリと差が出るね。でも、折角の出張の楽しみがなかったのは残念至極!

そんなこんなで今宵もユーカリが丘の夜は更けていった・・・。


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ユーカリが丘のお店・オープン2日目 - 2006年12月21日(木)

昨日は沢山の助っ人がいる中でこなすことが出来たが、今日は通常シフトのメンバーで望むこととなり、どうなるかちょっと心配な面もあったが、幸いなことに客数は少なく昨日に比べて幾分でも一つ一つの仕事を確認しながら出来たのではなかろうか?

昨日は何がなんだか分からなかったはず・・・。今日になって漸く我に返り仕事をしたという実感が沸いたのではないかと思う。暫くはそういうことの繰り返しが続くであろうが、出来る限り早く自分のペースというものを掴んで欲しい。時間に流される仕事ではなく、時間をきっちりと把握し飲み込んだ中での一つ一つの仕事と作業。

技術面では殆ど心配はしていないが、メンタル面に於ける起伏の激しさはともすれば命取りになるやも知れない重要事項。それを如何にして瞬時に軌道修正できるかがポイントとなる。自らの動きや感情はそのまま店の空気となって全体に現れてくる。いい時に来たお客様は大いに満足し、そうでない時のお客様は不満足・・・ということのないようにしなければならない。

必要以上に細かく、且つ厳しく言うのは技術面は修行先のご主人も認めるだけの力を持っているが、飲食店経営とはそれだけでは長続きさせることは出来ない。経営者としての才覚も必要だし、日々それを意識して自らを変えていけるか・・・?周りからも言われているように早くいい伴侶を見つけて二人三脚で歩んでいければ素晴らしい名店になるかもしれない。

それだけの技量を持った人だけにマイナス点を早く修正し、バランスの取れた経営者になってもらいたいと思っている。修行先のご主人という目指すべき素晴らしい方がいるのだから常に目標を高くし、ご両親を早く休ませてあげられるようにしなければならない。

今回も狙っている客層以外の方々に来られても困るので住所や連絡先のデータは公開しないということとなった。あくまでも地域の人に喜んでいただける為のお店であり、静かにマナー良く楽しむお客様の為のお店でありたいということである。

車で通ると見過ごしてしまうかもしれない立地だけど、あえて大きな看板をつけることはしない。静かにジワジワと知れ渡る方が力をつけながら成長していけるのだからそうしている・・・。


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ユーカリが丘のお店・オープン初日 - 2006年12月20日(水)

ユーカリが丘のお店が今日無事にオープニングを迎えることが出来た。途中で物件が変わったり、いろいろとアクシデントも発生した中で何とかこの日を迎えることが出来てホッとしている。途中は一体どうなってしまうんだろう・・・と思うこともしばしばあったが、いろいろな方々のご協力で何とか・・・である。

修行先のご主人と料理長が朝早くから弟子の門出に駈け付け、午後からはそのお店のスタッフや同じお店で修行したたまプラーザのお店のご夫妻と可愛い可愛いホントに可愛いお子さんがお祝いに駈け付け、さながら同窓会の様でもあった。私も遠方なので前日から宿泊し、最終チェックをしてこの日を迎え、気持ちを引き締めていた。

まあ、これだけのスタッフが揃っていればどんなことがあっても乗り切ることが出来るので今日は全く心配はしていなかった。開店と同時に一気にお客様がいらっしゃったがご主人と料理長の手際良い仕事振りで難なくこなしていき、あっという間に昼の営業が終わったのであった・・・。

夜は本当に良い感じのご家族が来られ大いに満足して頂いてお帰りになりました。狙い通りの客層とはまさにこの通りで、一組だけちょっと違うかなという方もいらっしゃったが、基本的にはこの立地条件で狙える層が来たのではなかろうかと・・・。

静かに美味しいものをゆっくりとお召しあがり頂く為の空間であり、時間でありたいという願いが篭められているお店。だから食事のマナーも知らない写真を撮り捲くる下品な客は不要であるし、野暮な薀蓄もここには存在して欲しくはない。


































<みんなで記念撮影>

修行先のご主人や料理長をはじめとしてスタッフの方々とたまプラーザのお店のご夫妻を交えて店主とご両親勢揃いで一枚。早く店主の隣に座る可愛い女将さんが見つかるようにみんなが祈っているのだが・・・

やはり微妙に空いた隙間が寂しい・・・








































<ファサード>

ちょっといつもとは違うイメージのデザインです。シンプルでスタイリッシュな感じを出しました。








































<店内イメージ>

カウンターはお店一番の見せ所。無垢材を使った迫力ある存在感を示しています。








































<個室風コーナー>

カウンターの裏側にある小さなスペースは個室風に設えました。他とはちょっと異なるイメージの壁面や空間でゆったりと過ごして頂きます。




<追記>

たまプラーザのお店のお子さんが本当に可愛いのであるが、俺がニコニコしながら見つめると目を閉じてしまった。最初は偶然かと思ったがどうやら意識的に目を閉じているようだ。しかも、一回だけではなく3〜4回ほど・・・。凄くショックである。そして、この年で寝た振りまでするとは末恐ろしい・・・大物の気配が!


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そんなことまでするなら止めろ! - 2006年12月19日(火)

客として実に不愉快である。ここ暫くユーカリが丘の行き帰りにJR総武線の横浜〜船橋間を往復しているのだが、グリーン車に見慣れぬ制服を着た、且つ違和感ありありの男性が乗り込んで来るのである。しかも、グリーンアテンダント(以下GA)の後を追い掛けて・・・。

デッキからGAが入って来ると少し距離を置いてその男性が入って来る。検札したりしてGAが立ち止まると彼も距離を開けて立ち止まる・・・。彼の職業はGAを守る警備員である。何故に電車に警備員が乗って来るんだい・・・?って思うのだが、実はこれには訳があった・・・。

グリーン車を連結する路線が増え便利にはなったが、普段そういう車両に乗り合わせない客層が悪さをするのである。GAにセクハラ紛いの行為をしたり、それに近い行為やら言葉を浴びせたりする輩が増えた為に彼女らを守る為に警備員が同乗するようになったらしい。

しかし、客として警備員がくっ付いて来る光景は実に不愉快である。客を信用していないから彼らがいるのであり、そういう悪行に全く関係ない普通の客にはあきらかに不快感を覚える。全ての電車に乗り合わせているのではなさそうだが、従来からの利用者であるサラリーマンが多い時間帯や、割合い客層が良いと思われる区間は乗っていない。

昼間の客数の少ない、且つあまり良いとは言えないであろう区間に乗車しているようなのだが、そこまで心配なら従来の男性車掌に切り替えたらって思う。客を不愉快にてまで彼女らを守ろうとするのならね。まあ、おかしなことする客が一番悪いのだが、グリーン車両の範囲を増やした結果が客層の悪化に繋がり、このような事態を引き起こしたということをどう考えるか・・・?

商売優先主義が起こしたツケが客に降り掛かるというのは企業が目指さなければならない本当のサービスとは言えない。それにしてもホントにマナーを守らない客が増えてしまったね・・・。特に休みの人かは物凄い光景を目にすることになる。これはセクハラ行為とは違う次元の悪行であるが、善良なる客としては何とかして止めさせて欲しいんだけどな・・・。

大騒ぎしたり、大声で電話したり、本来のグリーン車という有料の快適空間を台無しにする輩を追い出してもらいたい。デッキでの携帯電話も注意する時としない時があったりと曖昧だし、先日も書いたタダ乗り客の取り締まり然り・・・。


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パトロールが出来ない・・・! - 2006年12月18日(月)

師走の街を歩くのが好きである・・・。パトロールと称して年の瀬の慌しさと冬の肌寒さを感じながら訳もなく街を彷徨い歩く・・・。嗚呼・・・今年ももう直ぐ終わるんだって思いながらね。

でも、今年はそれが出来そうにない。昨日まではユーカリが丘のお店のトレーニングと試食会だったし、明後日からはオープニングの立会いが始まり、前日から暫くは現地に宿泊することになる。当然ながらイブの向こうで過ごすことになるだろう・・・。今年も寂しいクリスマス・・・。

昨年も蓮田と所沢と長野の物件の同時進行で、クリスマスは雪深い厳冬の長野で過ごすこととなった。23日はシェフと二人で日付が変わってから飲みに行き、イブも12時過ぎまで仕事をやり、引き続いてシェフからのお誘いがあったが、流石に幾ら出張先でもイブに男同士で過ごすのは嫌だったので知り合いの子に連絡して過ごすことに・・・。ホテル勤務の子だったの深夜までの勤務でその後は空いているとのことだったので助かったのだが・・・。

今年も千葉という初めての土地で迎えるクリスマス・・・。寂しい・・・そして、パトロールも出来ないので更に寂しい・・・。


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ユーカリが丘のお店・試食会3日目 - 2006年12月17日(日)

今日はトレーニング最終日。昼だけであったが人数的に一番多かったので違う意味の期待をしていた。別に意地悪なのではないがこのトレーニング期間にどんどんバタつき、失敗を繰り返して欲しいのである・・・。本番では許されないことでもこの場では許されるし、失敗をした中でどう建て直したりお客様へのフォローをすればいいかを学べるのである。

そういう意味では今日は大きな収穫があったが、出来ればこれくらいの人数であと2回くらい試食会をしたかったな・・・と。昨日までの2日間は人数が少なく、ホールも一つ一つの仕事を確認しながら出来たという点に於いては良かったが、本当にバタついた際の対処に関しては未経験のまま本番に突入することになる。

厨房も然しで、もっともっと大変な状況下を体験して欲しかった・・・。






































エントランスをちょっとだけ・・・




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ユーカリが丘のお店・試食会2日目 - 2006年12月16日(土)

昨日に引き続いての試食会形式のトレーニング。昨日はバタつきも少なく、大きな問題もない中で終了したが、今日はスタートから課題が露見してしまった。どんな時でも、どんな人でもそうであると思うが、順調に行っている時は問題はない。しかし、一旦何らかの原因で躓いてしかった時にどう対処できるか・・・?

しかも、全体に指示を出す立場にある店主であればその時の行動や判断はとても重要である。昨日は大きなトラブルもなかったのでスムースに進んだが、今日はちょっとしたアクシデントが発生してしまった際に厨房内が一気にバタついてしまった。

この辺も想定済みなことなのでこちらとしては驚きもしないが、どういう風に立て直しを図るかをチェックすることが出来たのはある意味収穫である。だからどんどん失敗したりアクシデントが発生した方がトレーニングとしては良いのである。

一番懸念していたこういう状況下でのバタつきは期間中に何度か経験してもらう中で本人がどう意識を変えていけるかがポイントと言える。基本的な仕事は流石に名店で任されていただけあって新規開業者としてみたらこれまでの中ではトップレベル。順調に行っている時の手際の良さは手打教室を出ての開業者とは大きく異なる。

但し、一旦躓いてしまった際の建て直しに関してはまだまだ課題が多過ぎる・・・。今日も数回そういう状況になったが、その際にお客様が少なければ問題はないけど、オーダーが溜まっている状況下ではちょっと怖い気もする・・・。


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ユーカリが丘のお店・試食会初日 - 2006年12月15日(金)

今日から3日間に渡っての試食会形式のトレーニングが始まった。いろいろなお客様をご招待してお披露目を兼ねて実践的にトレーニングをさせて頂くのである。事前にこういうスタイルで行いますということをお伝えしているので実際にお客様が戸惑うことは少ないが、どうしても遠慮してオーダーも簡単なものや品数も少なくなるので、こちらから声を掛けて敢て面倒臭いものや沢山のオーダーを頼んでいただくように仕向けるのである。

それが大変であればあるだけ有意義なトレーニングとなるし、より実践的な動きや手順を把握出来ることになる。昨日行ったマニュアルの説明も読みながら言葉で伝えるよりもこういうトレーニングの場で現実的に覚えてもらった方が飲み込みも早い。

ご招待といっても趣旨も伝えてあるし、あくまでも実践的なトレーニングの場であるから失敗しても怒ったりはしない。しかし、一旦ストップして細かい説明や指導をしていく中で飲み込みが悪ければちょっとだけ・・・となることもある。

今日はお客様の人数も少なかったので思ったほどのバタつきもなく、初日としては合格点をあげられる内容であったと言える。


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最初が肝心・・・ - 2006年12月14日(木)

今日はユーカリが丘のお店のスタッフを集めてのマニュアル説明を行った。当初は中々応募がなく焦っていたようだが最終的には十分な人数を確保することが出来た。いつものことだがマニュアルといっても最低限のものにとどめている。あまり細かく雁字搦めにすることは嫌だし、出来る限りそれぞれの個性を出した接客をしてもらいたいと思っている。

最初はどうしても硬さもでるし、不慣れな分ぎこちなさは出てしまうが、半年一年と経った時に良い感じになればいいと思っている。これまで手掛けたお店も皆そうである。最初から個性を全面に出すのは難しいし、危険も孕んでいる。

最初は出来る限り基本に忠実にしっかりとした仕事をして欲しいのである。どんな店でも時と共にいろんなことが崩れてくる。だから最初はきちんと基本に則ったオペレーションで仕事をして欲しいと願っているのである。

どうしても楽な道、楽な方法を選択しがちであるが、先日の日記にも綴ったけど最初に大変なことをやればそれが標準となる。最初から楽してはレベルの高い接客など出来やしない・・・。敢て面倒臭いことを基本としてやってもらっていくのである。



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信念・・・ - 2006年12月13日(水)

彼是弄くるのではなく、しっかりとした信念の下でそれを貫き通すことが出来るかどうか・・・?お店が始まればいろいろなお客様がやって来る。そして、いろいろなことを言って来る・・・。それは大切な意見として聞くことは大切だが、全てを受け入れようなんてしないこと。そんなことをしたら店が滅茶苦茶になってしまう・・・。

それらの意見や指摘をきちんと整理分析し、店にとって何が必要で何が不必要かを店主が理解しなければならない。信念がある店は苦しい時でも弄くることはしないし、それを守り通す努力をする。しかし、意志の弱い経営者はそれらの意見に惑わされて自らの首を絞めてしまうことになる。

全体的な視点からの見方と、一転に絞った見方では同じ意見でも中身は全く異なる次元のものとなってしまうということも理解しなければならない。小さな視点での彼是言われる指摘はそれはそれで正しいものもあるが、全体的な視点として見た場合大きな問題にならなかったり、答えが違ってくる場合も多い。

商売というものはホントに大変である・・・。自らの信念をどれだけ貫き通せるかということが継続への道である・・・。


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美味礼讃・・・嗚呼、満足! - 2006年12月12日(火)

今宵は半分仕事の半分プライベートな感じで知人を誘って蓮田のお店へ行って来た。先月伺った際は時間がなくて食事をしないで帰ったが、今宵は食事がメインなので楽しみにしての訪問である。

こういう場合、一人で行くと食べられる量にも限界があるのでどうしても品数が少なくなってしまうが、二人で行けばいろいろと試してみることが出来るし、一度行ってみたいと言っていたので誘うことにした。


<今宵の献立>

□ 蟹のちり酢
□ 蒸し白子の赤ワインゼリー添え
□ かぶら海老真丈
□ お造り4点盛り <鮪、金目鯛、かんぱち、紋甲いか>
□ 小芋揚げ
□ 野菜炊き合せ
□ 鮪ほほ肉ステーキ
□ 炙りからすみ
□ 鯛の酒盗

□ 生ビール
□ 純米酒  ひこ孫<ぬる燗>
□ 山廃純米 菊姫
□ 本醸造  麒麟山
□ 白ワイン グラス シャルドネ
□ 赤ワイン ボルドーハーフボトル
□ 芋焼酎  ○○○原酒 特別限定品


いや〜ホントに美味しかったです。お店の雰囲気も良いし、お料理も美味しいし、唯一残念なのは横浜から遠い・・・ということである。近所にあったら頻繁に通えるのになぁ〜・・・って。まあ、遠いと言っても湘南新宿ラインで乗り換えなしの小1時間で着いちゃうから楽ではあるが、でも遠い・・・。

お料理も綺麗に盛り付けられあり、こういうのを見ると写真を撮りたくなる気持ちも分からないでもないが、個室とか貸し切りならいざ知らず、他のお客様もいる状況下で食事の場のマナーとしてはやってはならぬ最低の行為であると思っているし、喫煙可の店で煙草吸うこと云々よりもやってはいけないことである。

したり顔でああだこうだと言う割にはマナーを知らない人が多いが、こういう人達と時間と空間を共有するのだけは勘弁願いたいね・・・。だって、折角の食事が台無しになってしまうから・・・。

今宵もほぼ満席に近い状態で、週末はいつも予約も取れないという状況らしいが、これだけの努力をしているのだからそれも当然か・・・。料理、接客、空間、それぞれがしっかりと個性を表現し、自立しながらもきちんとコラボレーションされているが、これがトータルバランスということである。





































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客のことなどまるで考えちゃいない・・・ - 2006年12月11日(月)

とあるお店での出来事・・・

フルオープンキッチンの蕎麦屋のカウンターで食事をした。ここは22時LOの23時閉店であるが入店したのが21時半頃・・・。あと30分でラストオーダーだったけど他を探すのも面倒臭いしビールと数品の肴をオーダーした。

話が弾んであっという間にラストオーダーの時間。肴と〆の食事を頼むと閉店まで1時間もあるにもかかわらずドリンクもラストだというので燗酒をオーダーし、別に焼酎を後から1杯ずつ持って来て欲しいと頼み、まだ飲むので当然食事も後からにしてもらった。

ところが燗酒が半分近く残っているところでなんと焼酎が運ばれて来た。ここは徳利じゃなく片口に入っているので中が見えるのにどうして中途半端な時に持って来るんだろう?(片口だから冷めるのも早い・・・)その理由は直ぐに分かったのだが、焼酎に手も付けていない時に厨房にいる店主らしき人から一言・・・「食事の方はもうお作りしても宜しいですか?」とな・・・。

その時22時10分。他の席は殆ど食事まで済んでいたので早く片付けたいんだろうね。オープンキッチンのカウンターの目の前では洗剤でゴシゴシ厨房機器を洗う行為が延々と繰り広げられている。そんなもん見せる為のオープンキッチンかい?焼酎も半分以上残っている時にホールの子がお茶持って来たから「もう作っていいです」と言ったが、もう早く終わらせることしか考えていないんだよね。

最後の食事を作れば釜もコンロも全て掃除が出来る・・・。もう厨房スタッフ全員でゴシゴシ、ジャバジャバ大掃除。これじゃあ落ち着いてメシなんか食っている環境じゃないよな。洗剤の臭いだってメシ食いながら嗅ぐもんじゃないし、そもそもフルオープンカウンターで客の目の前で、しかも食事中にする行為じゃないよ。

これじゃ閉店の23時までは居れる環境じゃない。急いで食って22時半過ぎには店を出る羽目になったが、こんなことするんだったら閉店時間を22時半とかにすればいいじゃんか!他の席では明日の昼のセッティングを慌しく進めているし、酒飲んでいるときに食事よりも先に食後のお茶を持って来るし、どういう考え方で商売をしているのか理解に苦しむ。

何度か店の前を通った際も22時半前には明かりが消えていいることもしばしば・・・。ここはとにかくラストオーダー過ぎたら急いで客を追い出すことしか考えていない店だね。以前、ラーメン屋で「生ビール」「餃子」「ラーメン」を頼んで生ビールを飲み干し、ラーメンを半分近く食ってから餃子が運ばれて来たが、こういう場合は気を利かしてラーメンは後から作るもんだろうが、まあラーメン屋だからそんな客の方を向いた商売なんて考えちゃいないだろうから我慢したが、ここは蕎麦屋でもデザインだけは洒落ていてもやっていることは町のそば屋となんら変わりはない・・・。

結局はこういう中途半端なことやっているとどんどん客が遠のいてしまうということに経営者が気付くかどうか・・・?フルオープンキッチンだから掃除を見せるのも演出の一つかい・・・?


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気合を入れて頑張れ! - 2006年12月10日(日)

ここまで来たんだからもうやるしかない!
だから出来ないじゃなくやってみること!

やってみて駄目だったらそれは結果的に許されること・・・
でも、やる前から出来ません・・・・では許されないこと・・・

大変だから楽そうな道を選ぶんじゃなく
大変だからこそ今の内にそれを選ぶんだ

先輩たちは皆乗り越えて来た道なんだから・・・
誰一人として楽な道を選んだ人はいないよ・・・

冷静になって考えれば落ち着いてやれば出来ることばかり
難しく考えればどんなことでも難しくなってしまうんだよ

だから周りを落胆させることはしちゃいけない・・・
真の頑張る姿には必ず応援する人が増えるもの・・・


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何事も最初が肝心なんだけどね・・・ - 2006年12月09日(土)

何かを始めようとした際に大切なのは最初から楽しようなんて思わないことである。最初に大変な思いをした方が結局は後が楽になるということ。なんでもそうだが、時と共にどんどん崩れていくことが多いし、最初から手抜きを覚えてしまえばそれ以上のことは出来なくなる。

サラリーマン時代に3つの会社を経験した・・・。最初の会社はとんでもなく厳しかったが、その後は・・・である。最後はこんなもんで実社会で通じるんだって思ったほど。最初に大変な思いをしているからどんどん楽になったのである。その逆だったらとてもじゃないが独立なって出来なかったであろう・・・。そして、楽なところしか知らなくても同じこと・・・。

蕎麦屋の新規開業とて同じこと・・・。最初に辛くて大変な思いをすればそれが基準となる。だから大変だと分かっていてもきつくて大変なことをしてもらっている。そしてきちんとそれをこなしている店は結果も出している。それが現実である・・・。商売というものは考えている以上に厳しく大変なもの。これだけ街中に店が溢れ、出来ては潰れていくという現実を考えているから厳しいことも言う。

崩れるのは一瞬!・・・些細なことで崩れてしまう    
そして崩すのも一瞬!・・・たった一つのことでも崩れてしまう

だから口を酸っぱくして何度も何度も同じことを繰り返して言うのはそうなって欲しくないから・・・。それを分からずして成功なんて有り得ないと言い切れる。

そして、きちんと結果を出している店は見た目以上に努力を重ねている。アスリートが人目に付かないところで黙々とトレーニングを重ねるのと同じ。その積み重ねや努力が結果を生み出しているんだよね。パット見だけでこの程度か・・・なんて考えているようじゃまだまだである。

結局は飲食店経営を成功させるのは技術よりも経営者としての才覚と戦略である。美味しいものを出すのは当たり前のこと。当たり前のことは当たり前に出来ていなければならないわけで、それ以外の本当に大切なことをどれだけ理解して実行出来るかがポイントである。

店のデザインで来るなんて最初だけなんだよ・・・。あとに繋げるのは店側の努力ということをきちんと理解すれば何をどうしなければならないかが分かるはず。そして、自らが何をどうしたいのかをきちんと明白にしなければ店としての自己主張が感じられないただの「箱」となる・・・。

厳しい言い方をすれば「大人のおもちゃ箱」・・・である。

こういう店を沢山見てきた中でポッチーランドとして手掛ける店は絶対にこうなって欲しくないという思いがあるからこその苦言である。普段はあまり蕎麦屋とは縁がないような客層を取り込まなければ客の間口は広がらない・・・。だからこのようなデザインの店をつくり、客の目を向かせることから始める。

デザインはその取っ掛かり・・・ということ。そこから大切なことはきちんとしたオペレーションでしっかりとした接客をすること。よくマスコミとかに出ている一部の特殊な店を見てこんなんでも大丈夫なのか・・・なんて思ったら大間違いである。そんな特殊な店なんて極々僅かでしかない。

それ以外の店はそれぞれが努力に努力を重ねて客を挽き付け、逃さぬように日々頑張っているのである。客が支払った金額にどれだけの満足感があったか・・・?今どき美味しいなんて当たり前。それ以外の何かを感じさせなければ長続きはしない。

シンプルな蕎麦屋ならではのメニューを導入するのもその為。まずは蕎麦屋とはどういうものか・・・?蕎麦好きや頻繁に食べに行っている人だけで賄えるほど商売は甘くない。客の全てが蕎麦屋のイロハを知っている訳じゃない。だからそれを店が教育していくんだよ。教えていくんだよ。定番メニューは蕎麦屋での楽しみって何・・・?ということをそんなことを知らない客層に教えるためのものなのである。ちょっと間違えるとここは蕎麦を出す居酒屋さん・・・?蕎麦を出す喫茶店・・・?となってしまうんだよ。

それと単なるマニアや通ぶる客層でないからトータル的に店を見て判断されることになる。店だけが綺麗で洒落ていても中身が伴ってなければ本当に一度限りで終わってしまう。ここんところを間違えるととんでもないことになるんだよ・・・。

そして繰り返すが商売を甘く見たら大きな間違いを起こしてしまうことになるということを理解して欲しい・・・。


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漸く叶った機種変更 - 2006年12月08日(金)

仕事用で使用していた携帯電話がボロボロになってきた・・・。ラバーが取れて瞬間接着剤でくっ付けてはまた取れて・・・そしてまたくっ付けて・・・と。おまけにボディは傷だらけ・・・。

時々ショップへ行っては機種を探していたのだが、一旦預けて再度取りに行く時間との調整などで中々変えられないでいた。巷で話題のMNP(Mobile Number Portability)を利用して他者へ乗り換え・・・?まあ、一度決めたものを彼是変えるのは性に合わないし、番号は移行できてもメールアドレスは変わるのでこれは不便・・・。

それと最近の機種は何かといろんなものがくっ付いてデッカイし、オジサンには何がなんだかチンプンカンプン。更にショップへ行くと店員は最新機種しか勧めてこないんだよね・・・。古い機種を手に取るとすぐさま離れていく・・・。なんだよ!こいつら!

そんな店員の機嫌なんて考える必要もないし、自分が買いたいもんを買えばいいので一番シンプルなデザインのものにした。半年ほど前に出たらしく某グラフィックデザイナーの作品らしいこの機種は手に持った感じは正直悪いが、その辺は少し我慢すれば問題ないだろう・・・。

今回はD社のポイントがかなり貯まっていたのでそれで全部賄えたから費用は掛からなかったが、今どきの若い子達は新しい機種が出る度に買い換えたりしているようだが、メシ代ケチってもこういうのに廻すというという心理も理解に苦しむね・・・。

それと問題になっているS社の誇大広告・・・。せこいと言うか、姑息な手段で客を取り込もうとするから取調べを受けることになるんだよな。

でも、今の時代、携帯電話無しで仕事をするなんてホント大変になったね。スケジュールも携帯内で管理している人もいるようだし、何から何まで携帯頼りというこの風潮もどうかとは思うのは古い考えか・・・?






























<New Mobile Phone>


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・ - 2006年12月07日(木)




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野毛ツアー・・・第二幕 - 2006年12月06日(水)

今宵は予てから計画していた「たまプラーザ」のお店のご夫妻と5ヵ月振りとなる2回目の野毛ツアーを行った。(因みに前回の様子は7月5日分の日記参照)

4時半にJR桜木町駅にて待ち合わせをし、先月再開となった「武蔵屋」さんへと向かう。既に1組が店の前で待っているし、開店と同時にカウンターは埋まり、小上がりにも1組が・・・。我々はテーブル席に陣取り、まずはビールで乾杯。今回は私の知人も同伴しての4人の酒宴のスタートである。

暫くすると店内は満卓ならぬ、本当の満席となってしまった。カウンターや小上がりは狭いところで譲り合ってみんなで楽しく過ごすのが武蔵屋ファンののいいところ。我々とは別のテーブルには3組の客が相席しているし、互いに知らない同士でも同じく楽しめる店・・・。

ビールをもう1本飲んでからお酒に移ろうと思ったが中々注ぎに来て貰えない・・・。よくよく見るといつもはお婆ちゃん姉妹の他に二人いる若い子の内の一人がいない。これだけ客が入っていると3人で廻すのは厳しいものがあるかもしれないね。

2杯目のお酒を飲んで3杯目をお願いしようかと思ったが、次に予定しているお店は予約を入れているのでもう向かわなければならないし、2杯分でのお勘定を済ませて店を後にした。ここは3杯しか飲めないが、何が何でも3杯飲まなければならない訳ではなく、2杯で終わってもいいのである。

続いて向かったお店は最近嵌っている焼き鳥では野毛一番の人気店「末広」である。時間は7時丁度・・・通常ならまず入れない時間帯であるが、前日に予約を入れておいて良かったね。それと6時台にはなくなってしまう名物の「とり刺し」も取り置きしてもらっていた。そして、ここはメニューにはお酒とか日本酒ではなく「たぬき」と書かれている。「大たぬき」に「小たぬき」と2種類の大きさがあり、1本2本ではなくたぬきだから「1匹」「2匹」と呼ぶんだよね。「ハイ、大たぬき2匹ね〜!」っておにいちゃんが持って来てくれる。

焼き物は「なんこつ」「砂肝」「ぎんなん」「ししとう」をオーダー。「うずら」も食べたかったが既に終了とのこと・・・。最後はお決まりの絶品「もつ」&「レバー」をタレで・・・。ここに来てこの「モツ・レバ」を食べなければ蕎麦屋で〆の「そば」食べないのと一緒。飲み過ぎたのか途中で連れが寝込んでしまったが、あっという間の9時までの楽しき酒宴であった。

仕事を忘れ、且つ離れてこういう宴を催すのも楽しいものである。前回は開業前だったので朝まで飲み明かしたが、流石に明日は店があるし、私も朝から図面描きがあるので早めの解散となったが、またの再会を期して駅でお別れ・・・。

ご夫妻と別れてから酔い覚ましにみなとみらいまで写真を撮りながら歩いたが、クイーンズスクエアにある大きなクリスマスツリーでイベントが行われると館内放送が流れていたので向かうことに・・・。時計を見ると既に10時であるが、こんな遅い時間にイベントやるんだね・・・。

館内照明が落とされパイプオルガンの音色と共にイルミネーションが変化し、10分程度の素晴らしい光のページェントであった・・・。
























































































<クイーンズスクエアのクリスマスツリー>




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新しいお店はどんな感じ・・・? - 2006年12月04日(月)

ユーカリが丘のお店もセミオーダーの家具が搬入され、ほぼ全体像が分かるようになってきた。でも、その全体像が分かる画像は後日改めて公開するとして今日はほんのちょっとだけ・・・。


















































<カウンターから望む個室&サイン>



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師走の鎌倉散策・・・そして至福の昼酒を - 2006年12月03日(日)

当初は仕事をする予定だったが、なんとなく出掛けたくなり、思い切って休むこにして鎌倉まで行って来た。流石に日曜日ということもあり何処も混雑していたが、蕎麦屋を梯子してのんびりと休日を過ごさせてもらった・・・。

早速お参りを済ませてからお気に入りのお店へと向かうが案の定満卓、且つウエイティングが数組も・・・。仕方なく久々に駅近くのお店へ・・・。丁度行列が途切れて直ぐに入れ、「もり」ではなく珍しく「かけ」を食べたのが、どことなく素朴な味わいで嫌いではない。それと一杯やりたかったがここで飲んだことはないし、なんとなく飲む雰囲気じゃないんだよね・・・不思議と。

それより驚いたのが厨房、ホールで10名ものスタッフが働いているのである。テーブルが3卓で15席、カウンターの9席を加えても24席しかないのにも拘らずこんなにもいるのは何故?しかもホールは人数はいるけど入って来ても誘導も満足に出来ないし、ただいるだけというオバちゃんばかり・・・。う〜ん、よく分からないお店である。

嘗てここの女将は温かいそばを頼むと「うちは冷たいのがおいしいんです!」とか、そばがきとそばを頼むと「そんなに食べれませんよ!」と決まって客に言い返すので有名だったが、最近はどうしちまったのか凄く大人しくなってしまった・・・。

きっと本当の大人になったってことなのかな・・・?

1時間ほど散策してから先ほど入れなかったお気に入りのお店へと向かう。3組も待っていたが直ぐ空きそうだったので待つことに・・・。相席になったがお決まりのメニューを順番に頼み、暮れ時間近のちょっと遅い昼酒を堪能できた。やはり、ここは安心感があるというか、女将の人柄が前面に出ているいい空気が流れているね。

たまにデジカメ構える野暮な客がいるけど、不思議と能書き垂れたり薀蓄言う客はいないんだよね、ここは。だから居心地いいんだろうね・・・。今月は毎月のお参りとは別で一年間の感謝のお参りもあるので月初めに来たが、月末にはまたこの至福の空間で蕎麦屋酒を堪能したいな・・・。


























































<鶴岡八幡宮の紅葉と大銀杏>




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お洒落だね・・・元町商店街 - 2006年12月02日(土)

午後からは私用でみなとみらい経由で元町まで出掛けてきた・・・。元町に着いたのは夕暮れ時となったが、ここは少し暗くなってきてからの方が雰囲気が出る街。帰り際に最近オープンした喫茶店に寄ってみたが中々いい感じで結構使えそうである。セルフ形式だけどスタッフの教育が行き届いているし、その辺の中途半端なフルサービスのお店と比べても断然こちらの方がレベルが高い。

通りのイルミネーションも上品だし、全体的な調和が取れている街と言える。どうしても商店街って好き勝手にやる店があったりで調和が取れないところが多いけど、流石に元町商店街だね・・・。

恒例だった人工降雪のイベントも昨年からなくなってしまったのは残念だけど、何故か年の瀬には来たくなるのも不思議である・・・。






























<元町商店街入口のオブジェとイルミネーション>



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「そばうどん 36号」 広告 - 2006年12月01日(金)

今年も「そばうどん」(柴田書店)が12月4日(月)に発売になる予定だが、今日一足早く広告代理店より届いた。広告デザインは昨年のものが結構気に入っていたのでそれを使い、写真だけを差し替えた・・・。








































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