■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

大塚のお店で昼酒!そして・・・ - 2006年09月30日(土)

今宵は同級生との飲み会が池袋である。午前中に渋谷での打ち合わせを終え、一旦帰ってからまた出て来るのも時間が勿体無いので、こりゃ何処かで昼酒するしかないよねって天からのお告げがあり、半年ちょっと振りに大塚のお店へと向かった。そう言えば前回も昼酒だった・・・。知人と夜中から朝まで飲み明かし、ちょっと仮眠してからそのまま昼酒しに来たのである。あの頃はまだ若かった・・・。ん・・・?

1時半過ぎていたのでゆっくり店長と話が出来るかなと思ったらトンデモナイ!次から次へとお客様が入って来て途中で席を移動しなければならなかったり、満卓でお帰りになった方もいたりと大繁盛であったが、ちょっとホールスタッフの誘導が悪かったので効率良く捌けなかったのが気になったけど・・・。

まずは秋の気配と共に人肌が恋しくなり「人肌恋し」をぬる燗で頂きながら「3種盛り」(燻り豆腐・牡蠣の塩辛・ほやのこのわた)を肴に昼酒がスタート。続いて「たまか」(特別純米)をぬる燗で。前回は連れがいたのでテーブル席だったので外の景色は見えなかったが、今日はカウンターに座り、そこから望む雑踏と都電の姿はそれだけで酒の肴にもなる。そして、ストロボ焚いて写真撮るような野暮な人もいなければ心地良く過ごせるしね。

夕方の待ち合わせまでは時間があるけど、昼からこんなにも飲んだら夜が大変と思ったが、店長が出て来る余裕はない状況なのでもう一杯と言うことで、「白岳仙」(純米吟醸)と「焼き海苔」をオーダー。そして、〆にはやはり「せいろ」を頂き、蕎麦湯を飲んでいる頃に店長も手が空き、ホールに出て来られて暫く話しをしたが、やはり頑張っているところの店主は表情もいいね。いろいろなことをきちんと考えてもいるし、それが好結果に結び付いていると思う。でも、現状の数字よりももっともっと上を目指せる店だからこれに満足することなく頑張って欲しい。

お店を出てから池袋へ移動したが、飲み会まではまだ時間がある・・・。少し散策しながら街の様子を見るとホント独特の色というか空気を感じるところだね。横浜で言うと伊勢佐木町っぽい感じかな・・・?いろいろな人がいるというか・・・まあ、なんというか・・・。でも、何故か飲み会はいつも池袋なのである・・・。たまには違うところでもいいんじゃないかなとも思うけど・・・。

以前は俺が手掛けたお店でやっていたんだけど、だんだん人数も増えてくるとかなり五月蝿くなってしまうのでお店に迷惑を掛けてしまう。そして、大騒ぎしても大丈夫な居酒屋にとって代わったんだけどね。そう言えば最後に飲み会やったのが大塚のお店だった・・・。ここでちょっと騒ぎ過ぎて他のお客様やお店にご迷惑をお掛けしてから居酒屋での開催となった。ホントはもういい年なんだから大人しくしなければならないんだけど、みんな集まると10代に戻っちゃう・・・。

夜の飲み会も総勢15人で大騒ぎの数時間・・・。お開き後、遠方の人は帰ったが残った人達は2次会へと暗闇の中に消えて行った。俺は流石に昼から飲んでいるので今宵は大人しく帰って来ました。実は待ち合わせ時間まで大塚のお店以外でも飲んじゃったし、かなり酔ってしまいました・・・。でも、みんな年はとったが元気である。


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・ - 2006年09月29日(金)




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ラーメン産業展 - 2006年09月28日(木)

昼過ぎまでユーカリが丘のお店のイメージスケッチを何枚か描き、午後からはみなとみらいのパシフィコ横浜で開催されている「ラーメン産業展」を見に行って来た。蕎麦に関しては恒例の「めん産業展」というのが毎年行われているが、ラーメンに関してのここまでの規模の展示会というのは初めてなのでは・・・?

別にラーメン屋さんをつくる訳でもなく、今後もそういう業種に関しては全く考えてはいないのだが、近所であるのと共に蕎麦の展示会と比べてみたかったので行くことにした。招待券がなければ事前登録制で入れるし、3000円のチケットを買わなくても済むので数日前に申し込んでおいた。まあ、3000円も払うのなら行く心算なんてないけどね。

最近のラーメン業界も以前とは変わって来ているだろうし、どういう部分がシステム化されているのか、蕎麦に置き換えて考えられるものがないかというリサーチを兼ねていたが、結論としてはそれほど大きな収穫はなかったと言えるかもしれない・・・。蕎麦の「めん産業展」とあまり変わらないというか、結局は重複している部分も多く真新しいものは無かった。

でも、蕎麦と違っていろいろなしがらみやらが無さそうだから今後の展開によってはもっと有意義なイベントに持っていけるのではなかろうか?蕎麦も昨年は「大江戸めん祭り」と称して大きく様変わりした一大イベントを開催し、試食会と物産展的なブースは大盛況だったが、本来の「めん産業展」としての部分は素人が沢山乱入し、商いにならなかったりと完全な企画倒れとなてしまった。

多額の負債も・・・という噂も耳にしたが、今年は従来通りのスタイルに戻るみたいである。そもそも毎年同じような旧態依然の展示内容やらスタイルでは出展を控える企業も増えるだろうし、蕎麦業界が抱えている全体的な且つ根本的な問題をもう少しきちんと考えていかなければならないのでは・・・?

ラーメン産業展との違いはこの辺なのかなとも思ったが、蕎麦業界は昔ながらの普通のお店はどんどん衰退していく現状があり、どちらかというと新規参入組みの方が元気が良いし、組合等にも加入しない。彼らは「めん産業展」へは特別期待もしないが何か見つかれば良いかな・・・?と思って行く人が多いと聞く。ただ単に商品を並べただけの展示ブース。出展者からの提案があるのは悲しいかなレトルト食品のブースくらいで業態が異なる彼らには関係ない・・・。

厨房機器にしても常に進化を考えて提案をしているのは極々僅か、というより1社だけかな?中には他の飲食業業界で流行っているからと言って知識も無いままに必死にその高額な機器を売り込だりするところもある。それをどう活かせるか?どう活かさなければならないかなんて提案も無く、ただ便利だからというだけのことで売り込むようだが、現実的に店の規模や業態、メニュー構成等のあらゆる条件を踏まえた上で検討しなければならないものである。

ラーメン業界にしても同様で、新規参入組みや従来通りの考え方ではいけないと危機感を感じたところだけが生き残って行けるだろう・・・。そういう意味では蕎麦よりもラーメンの方が歴史というか食文化などの違いで割り合いスムーズに移行出来たりするのかもしれない。ただ、今日見た限りでは当然ながら「めん産業展」も視察しているだろうが、それの悪いところだけを真似してしまったような気がしないでもない。

「めん産業展」も来月行われるようだが、スケジュール的に厳しそうなので行けるかどうか分からない。本当はまた手掛けたお店に声を掛けて有志だけでも集まって交流会をやりたいのだが、会場の確保や連絡等のこともあるし、迷っているところでもある。


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緊張感のない職場・・・ - 2006年09月27日(水)

夕方に区役所に用事があり行って来た。電話で済ますことも出来たのだが、歩いて数分の距離だし、ずっと篭りっきりで仕事をしていたので外の空気も吸いたかったから直接行くことにした。でも、それが過ちの本だった・・・。

こういうところに来るのは久し振りである。銀行みたいにカウンターで整理券を受け取り待合ベンチで10人くらい待つこととなった。このフロアでは数10人の職員が働いているが、どの人を見てもテキパキと動いている人はいない・・・。表情も然りで、緊張感がまるで感じられない澱んだ空気がフロア中に充満しているようであった。

うわぁ〜・・・なんだろう、ここは・・・。オッ、こいつは仕事が出来そうだぞ!とかという奴は見当たらない。もう少しで業務終了なので、それ以降のことを考えているのかな?でも、まるで朝眠たそうに出勤して来た人達がけだるそうに「あ〜あ、今日もこれから仕事か・・・」と思っているよう見えてしまう。だから、こういう人達は朝から同じ感じなんだろうね。

業種職種にもよるだろうが、結構ちゃんとした民間企業ではまず使い物にならないタイプだよね。とてもいい仕事をするようには見えないし、仕事そのものに対しての意識が全く違うであろう・・・。行く前に確認したら「5時15分までなので遅くとも5時までに来て下さい」と言われたけど、もう帰ることを考えていて残業しようなんてことはこれっぽっちも頭にはないのかな?まあ、規則だから仕方がないんだろうけど・・・。

全ての人達がそうではないだろうけど、この緊張感のない澱んだ空気の中にいたら皆そうなっちゃうんだろうか・・・?必要以上に頑張ろうとする人なんかは煙たがれるのだろうか・・・?どうみてもそういう風にしか感じられないこの職場。絶対に俺には勤まらないな。動きもまるでスローモーションのビデオを観ているような感じで、誰一人としてテキパキ動き回っている人はいない。

我々のいろいろな税金使ってこういう人達を養っているのかと思うと腹が立つね。言葉は悪いがどいつもこいつも目が死んでいる。こういう環境の中では自然にそうなってしまうんだろうが、俺からみれば可哀相に思うけど彼らにはこういう職場環境が合っているし、それを求めているから公務員になるんだろうね。

長くいるとこの嫌な感じが自分の中に入り込んで来るんじゃなかろうかと不安になったが、血税使って給料貰っているんだからもう少しちゃんとして欲しいな。こういうところ来て気分が良くなったことってまずないよね・・・。民間人に不快感を与える公務員っておかしくないかい?

とても帰ってから仕事をする気になれなかったので、そのまま野毛まで行ってしまったのである・・・。行こうと思ったお店は何処も満員御礼。仕方なしに初めてのお店に行くことにした。天ぷら屋なのだがネットでの評判を見る限りは決していいものを出しているようではなく、野毛らしいというか、野毛独特の雰囲気を持った店というものである。ここを受け入れられなければ野毛には来れない・・・とも書いてあったが、よくある普通の小料理屋みたいな小さなお店で、テーブルが3卓と小上がりに1卓という本当にこじんまりとしていいる。

盛合せを頼んだが、最初に桜海老のかき揚げと牛蒡天が出て来た。天つゆかお塩でお召し上がり下さいと言われたが、とても塩で食えるレベルのものではない。正直言ってプロの仕事ではないし、一般家庭でももっといいものを出せるかもしれない。その後に海老とキスが出て来たがレベルは同じ・・・。これはそのままというより丼つゆたっぷりかけた天丼として食った方がいいかもしれない。

そもそも野毛ってB級グルメの町であって、飛び切り上等なものは滅多にお目に掛かれないのであるが、ここはB級とは言えないC級レベルである。もう少しいいものを期待していたのでその分落胆の度合いも大きくなったのだが、ちょっと次はないかな・・・?というお店であった。天ぷらだけを毎日揚げているんだからもう少しいいもの出さなきゃね。いつもガラガラというのも当然かもしれない・・・。

口直しに最初に行こうと思ったお店を何軒か覗いてみたがやっぱりダメ・・・。その後は酔い醒ましに吉田町から伊勢佐木町に行き、馬車道のスタバでひと休みして帰って来ました・・・。


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雨の日には傘を持って・・・ - 2006年09月26日(火)

オープンして1ヶ月ほど経った横浜駅東口の「BAY QUARTER」に行って来た。メインの用事はそごうの「北海道物産展」と「ロフト」での買い物だったが、折角なので1ヶ月経った様子を見に行った。前回はオープニング当日ということもあり館内はごった返していたが、今日は生憎の雨で閑散としていた。まあ、平日の夜は雨じゃなくてもそれ程変わらないのかもしれないが・・・。

飲食店は何処もガラガラだし、スタッフが入口で呼び込みしている店もあったりとかなり苦戦を強いられているようでもあった。そもそもこういう商業施設は観光客によって成り立つもので、週末に客が集中して平日は閑散とする・・・というのが通説。まだ、そごうの中から直通の通路で結ばれているからいいけど、そごう休館日や閉店後は暗〜くて他には店も何もない一般道を通らなければここには来れないから更なる苦戦も当然か・・・。

そもそも横浜駅周辺、特に東口には観光客なんていない。地元客を引っ張るにしても規模的に中途半端というか、この倍くらいのキャパで魅力あるテナントを引き入れないとこの立地では厳しいものがある。みなとみらいなら未だしも、この先には何もないようなところに年間1000万人の集客を目論むなんてちょっと甘過ぎやしないかな?こういう商業施設で開業1ヶ月で閑古鳥では先が思いやられれる・・・。

しかも、驚いてしまったのが上下階を結ぶ3基あるエスカレータの内ふたつが吹き抜けで屋根がない。当然、雨が降っていればびしょ濡れ・・・。回遊性の悪い構造だからイチイチ中央部のエスカレータまで異動するのも面倒臭いから非常階段を使うことになる。海外のデザイナーを起用して豪華客船をイメージしたそうだが、館内なのに雨が降ればエスカレータ使う度に傘を差さなければならないというのはちょと不便である。

今日見た限りでは飲食店も稼働率2〜30%程度だし、物販店にしても地元民がどれだけお金を落としてくれるか疑問が残る。高い家賃払っているだろうから年内に撤退するテナントも出て来るだろうし、早急なるテコ入れが必要かもしれない。残念ながら狙いどころが中途半端だということだよね。


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松蔭神社のお店で夜蕎麦! - 2006年09月25日(月)

今日は午後からユーカリが丘のお店のプレゼンであった。現在、兄弟子である松蔭神社のお店で研修させて頂いているので近所の喫茶店に場所を移してプランの説明をした。和食を絡めてのスタイルになるので厨房区画が通常よりもかなり大きめとなり、その分席数が減ってしまうことを了承して頂き、概ね今回提案した内容で詳細図面を進めていくこととなった。

一部カウンターを手直しして小さな個室風のスペースを確保することとなったが、これは最後の最後まで悩んだ部分でもあった。限られた席数の中で組客数を如何に多く取り込むことが出来るかを主に考えたプランであったが、やはり個室は欲しいということでその部分を一部変更した。これで詳細図面を進めていくことになるが、施工業者さんへの現説までは10日位しか取れないのでかなりタイトなスケジュールとなりそう。

その後、松蔭神社のお店に戻りご主人と今度のお店の件で打合せをしてから軽く一杯やっていこうと思い席に着いた。手掛けたお店で一杯やるのは久し振りである。たまプラーザのお店に行って以来だから一ヶ月振り位であろうか・・・?やっぱり手掛けたお店で一杯やるのはいいもんである。

「志太泉」(本醸造)を飲みながら「湯葉」「小松菜のしたし」「秋刀魚煮」の三種盛りを肴に至福のひとときのスタート。平日、特に月曜日の夜は割り合い静からしいが、それでも次々とお客様が入って来る。ご夫婦あり、女性の一人客ありと、いい感じの客層である。日々の努力の成果がこういう結果を生むことになるんだね。

続いて新メニューの「湯葉の揚げ出し」「鴨ぬき」を抓みながら「雪の茅舎」(純米吟醸)を頂く。ちょっと飲んでみたらぬる燗でもいけるのではと思い、軽く燗を付けて貰うことにした。ちょっと熱かったが冷めてくると面白い味わいとなるね・・・。〆には「せいろ」ではなく、一度食べてみたかった「温蕎麦」をオーダーした。蕎麦湯を張ったどんぶりに蕎麦が入り、薬味と醤油で好みの味に仕上ていくのだが、柚子胡椒を入れることによって一風変わった蕎麦となる。

もう直丸5年を迎えるお店だけあって安心感があるし、進化して来た過程が窺えるそれぞれの品であった。前記の通り手掛けたお店でのんびりと過ごす至福のひとときは本当にいいもんである。客層もいいし、皆それぞれの楽しみ方をしている光景も狙い通りの雰囲気。マニアックな人はかなり減ったとのことで、それもいい雰囲気を醸し出す為には必要な要素である。

当然カメラ構えている人なんていないし、デカイ声で薀蓄言う人もいない。静かに食事を楽しむ人達に愛される店となっている。これが本来の飲食店のあるべき姿であると思うし、蕎麦屋よりも数倍客単価の高いような店でカメラ構えられたりすると苛立ちさえ覚える。メシくらいちゃんとマナー守って食えよ!ってね。自分の家でカメラ構えようが何しようが好きにすればいいが、こういう不特定多数の方がいるところでそういうことを平気でする人が理解できない。

やはり食事は静かにマナーを守って食べたいものである。マニアが集う店もあるようだけど、それはそれで店主が良しとしているのだろうが、そういう店には一般客は寄り付かなくなってしまうし、その店の旬が過ぎればそして誰も居なくなってしまった・・・ということになる。

普段手掛ける店はマニアではなく、極普通の人達に楽しんで食事をして頂きたいと思っているし、そういうマニア達に評価されようなんて思っちゃいない。そして、とやかく言われる筋合いもないしね・・・。そもそものターゲットが違うんだから・・・。


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快晴の休日・鎌倉〜元町へ - 2006年09月24日(日)

今日は午前中だけ仕事であったが、午後からは恒例の鎌倉・鶴岡八幡宮へのお参りに行行ったりと、久々にのんびり過ごすことが出来た。鎌倉へ着くといつもの休日よりも人出が多い気がしたが、やはり秋の訪れと共に過ごし易さからのことであろうか?

八幡宮へ着き、手水舎でお清めし、階段を登って本堂のところまで来ると行列が出来ている。行列最前列を見るといつもは大きな賽銭箱があるのだが、今日は何故か小さなものが置かれている。これじゃ3〜4人しか並べないから行列が出来ても当然か・・・。5〜6分程待ったであろうか・・・?もう少しで自分の番という時に目の前でお参りをしていた女性客の口がモゴモゴ動いている。

ガムを噛みながらお参りかい・・・?それじゃなんのご利益を得られないよ!近くにいたお年寄り達も口々に同じ事を言っているが、同じ事を思う俺も年寄りか・・・?まあどういうスタイルでお参りするかは個々の自由だけど、クチャクチャガム噛みながらするなんてちょっとお頭の中身を疑っちゃうよね。

お参りをしてから昼メシ食いに(当然一杯やる心算で)お目当ての蕎麦屋に行ったが、この人出と時間的に無理がありました・・・。いつもは夕刻に行くのだが、今日は2時を過ぎたばかりで当然ながら空席は無いし、待合には数組が・・・。

もう一軒のお店にも行ってみたが、ここは庭を眺められるお気に入りの席が空いていなければ入らないので先客がおり断念。仕方なく暫く鎌倉の町を散策したが、入ってみたいと思う店もなかったので横浜まで戻ることに・・・。それにしても鎌倉の町はいいもんである。ここ暫くはどうしても土日しか来れなかったが、今度こそ平日にゆっくりと訪れてみたい。

横浜まで戻ってからみなとみらいに行こうか、元町に行こうかと迷ったが、元町に最近出来たらしい美味しいと評判のお店があったので根岸線に乗り換え石川町まで・・・。駅を出て驚いたが物凄い人出である。えっ、何?お祭りかい・・・?この人出は恒例の「チャーミングセール」であった・・・。

毎年恒例の行事であるが、あまりこのイベントの際に来ることはなかった。大概が売れ残りの在庫処分市的な商品なので買う気にはならない・・・。たまに買うお店数軒に寄ってみたが、普段は売れそうにない色合いやデザインの服が山積みされている。何処も本当にお買い得なものがあったりするのだが、サイズがMとかSが多いので欲しくても買えない・・・。

途中の路地を入ってお目当てのお店に行くと10数人の行列が出来ている。回転の速い店だから待とうかと思ったら道路の反対側にも同じくらいの行列が・・・。なんだい?この人達も待っているの・・・?そんな20人もの人が待っているんじゃ仕方がない。普段も行列が出来るらしいが、今日はチャーミングセールじゃ余計に無理だね。この間、テレビにも出ていたので暫くはこの状況が続くだろうから少し落ち着いてから再訪してみたいを思う。

久々にのんびりと過ごせた今日の休日。年内はかなりタイトなスケジュールなのでこのようにのんびり過ごせる休日はあと何回あるだろうか・・・?


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ユーカリが丘のお店・プランニング - 2006年09月23日(土)

途中で物件が変わったり、店舗区画が変わったりとスケジュール的にかなり遅れを取っていたのであるが、先日に今後のオープンまでのスケジュールを打合せしてそれに則って業務を進行している。

今日はこれまでラフスケッチとかでイメージしていたものを具現化して平面プランをまとめたのだが、和食と蕎麦ということで通常の厨房区画では機器が納まらない。これまで手掛けた平均的な面積からすると1坪弱分くらい余分に区画を広げないといけないので同じ坪数でも席数が減るのは仕方のないことだが、何とかレイアウトを工夫して商売的に必要な最低限の席数は確保出来たと思う。

厨房区画も大きくなってしまったが、出来る限り無駄なスペースをなくして立体的に考えてまとめたので作業導線もスムースにいくのではないかと・・・。パントリー機能にしてもかなり使い勝手は良いと思うし、限られたスペースで非常に効率の良いレイアウトにまとめることが出来た。

鎌倉で和食を、神田の老舗と八王子の名店で蕎麦を修業し、現在は世田谷の兄弟子のお店で最後の仕上げをしている。夢であった開業までもう少しであるが、現実的には修業はあくまでも修業であり、自分のお店を持って初めて経験することや、苦労や心労もこれから・・・である。精神的に大変な自営業はこれを乗り越えなければ継続は困難で、巷にはそれが出来ずに閉店となる人も多い。

結局は商売を甘く見ているケースが殆どで、中途半端な気持ちと知識や目論見がそうさせている。この日記で何度も触れたが、お金さえあれば誰でも開業することは出来る。しかし、それを継続させるのは並大抵の努力では成し得ないということを忘れずに頑張って欲しいと思う。

本来は明日まで掛かるかと思ったが、なんとか今日中にまとまったので明日は清書だけで済みそうなので午後からは休むことにした。半日でも休めるのでちょっと疲れてしまった体を癒したいと思う・・・。先々週の日曜日は完全休業出来たが、それ以来は全く休めなかったし、深夜まで仕事をする日が多かったので体力的にも精神的にも疲れがピークに達していた。


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信念 - 2006年09月22日(金)

信念を曲げることは自分自身に嘘をつくこと。そして、これまでやってきたことも否定することに繋がる。だから特例は無い。あくまでもその信念に基づいて仕事をしていくことを忘れずにこれからもそれを守り通していきたい・・・。


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レベル低下が顕著に・・・ - 2006年09月21日(木)

これだけ飲食店が増えれば当然なのかもしれないが、ホールスタッフのレベル低下が著しいかな・・・?特にチェーン展開している割と低価格帯で勝負しているところなんて酷いね。よくもこんな人を採用したね・・・ってレベルのスタッフを見掛けるケースが増えた。

こういう店に行くのは良くも悪くも平均点的な安心感というか、特別な期待もせずそれなりに気分を害することも無く食事が出来るという利用動機になるのだが、本当に酷い人材がこんなにも増えてしまったのか・・・と嘆かわしくもなった。

数年前なら採用されなかったレベルの人材も店舗展開が加速するのと比例して採用せざるを得なくなってしまった。やることは決まっているのに要領を得ないというか、頓珍漢な動きや言葉が目に付く。企業側としてはとにかく人材を確保しないと出店出来ないし、店が廻らないので多少は目を瞑っているのだろうが、それと共に個々の店長や彼らを指導する立場にあるスーパーバイザーやエリアマネージャー的な人材もレベル低下しているのではと思う。

エリアマネージャーのレベルが低ければスーパーバイザーのレベルも低下し、個々の店長のレベルも右に倣えで、当然ながらそういう店で働く末端のスタッフも然りとなる。こういう業種業態でのレベル低下は暫くは続くのだろうが、企業側がそれに気付き改めることは無いんだろうね・・・。

飲食店に限らずコンビに等も然りで、うちの前の店なんてホントに酷過ぎる。昨日もレジの兄ちゃんがトロトロやっていて、つり銭間違えるは何言ってんだかわからない話し方に激怒して睨みつけたら睨み返して来やがった。間違えたんはお前やろ!


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綱島のお店・基本設計提出 - 2006年09月20日(水)

今日は午後から綱島のお店の基本設計を提出した。プレゼンの際は50分の1の縮尺であったが今回は30分の1に拡大してより詳細部分も表現出来るようにした。厨房は現状のまま使うのでその分が少なくなるがなんやかんやで20枚以上の図面となった。厨房が絡むと25〜30枚程度が基本設計図の必要枚数となり、気合を入れて描いても丸々数日間は掛かることになる。

若い頃は集中力が持続して殆ど休憩時間なしで描き続けられたが、今となっては1時間程度が限界となってしまった・・・。数分間でもちょっとひと休みをしてから再開するのだが、目が疲れてしまい目の前の図面がかすれて見えなくなってしまったりすると暫くは描くことが出来なくなる。これって、もう年なのかな・・・?

金曜日に各施工業者さんを呼んで図面の内容を説明し、見積りを提出して頂くことになる。その間に実施設計を進めていくのだが、部分的には10分の1や原寸での作図が必要となってくる。家具図面やその他の詳細図面を含めると基本設計とほぼ同じか、それプラスαの枚数が必要となってくる。

15坪前後のお店で50〜60枚程度の図面が必要となってくることになるのだが、楽しようと思えば施工業者さんにスケッチ渡して「後はヨロシク!」で済ますことだって出来るけど、そんなことは俺には到底無理な話である。50分の1の図面で施工させるところもあるだろうが、それでは表現しきれないところが沢山出て来るし、それをお任せ的に頼んでしまったらまともなものは出来上がらないだろう。

縮尺も50分の1と30分の1では表現出来る範囲も作図時間も全く異なり、倍近い時間も掛かるし、詳細を考えながら描くので無い頭も使うので体力も消耗する。更に詳細図は10分の1や原寸となるから当然乍同じ枚数でも所要時間は全く異なる。現場を進めながら描く図面も出て来るので小さな製図板を買ってその場で描ける様にでもすると便利なんだろうけどね・・・。


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おまわりさ〜ん、助けてぇ〜!!! - 2006年09月19日(火)

既に12時を廻った深夜のこと・・・。なにやら外が騒がしいのでベランダに出てみるとパトカーが一台停まっていて、大声で喚き散らしている酔っ払いが1人とおまわりさんと思われる3人が大捕り物を演じている。

勿論、主役は訳の分からないことを大声で喚き散らしている酔っ払いのオジサン。こういう寸劇でないと主役なんて張れない売れない役者。おまわりさん相手に「おまわりさ〜ん、助けてぇ〜!」って言っているが、相手はおまわりさんではないのかい・・・?それとも制服マニアのニセ警官なの・・・?

ところどころ話しの内容が理解出来たのだが、なにやら無銭飲食をして通報されたようである。「今度持ってくるからいいじゃねぇか!」とか言っているが、支払いをせずに店を出た以上は無銭飲食となるのは子供でも分かること。交番に連れて行こうとして3人がかりでパトカーに乗せようとしているのだが、酔っ払いの馬鹿力なのかどうか車の周りを押し問答しながらクルクル廻っている光景は誠に滑稽である。

通行人らしき人が「お前、うるせぇんだよ!」と言いながら近づくと、酔っ払いはその人に食い掛かってきた・・・。オイオイ、アンタが戦う相手は違うだろう!アンタはおまわりさんと格闘しなければパトカーに乗せられて交番に行き、最悪は一晩お泊りしなければならなくなるんだよ・・・。2〜30分の格闘の末、ついに酔っ払いのオジサンは観念してパトカーに乗せられて去って行きました・・・。

それにしてもこういう酒癖の悪い奴は嫌だね。もう少し楽しく酒を飲めないのかな?無銭飲食もたぶん常習者だろうし、いろんなお店でトラブルを起こしているんだろう。流石に手掛けたお店にはこういう性質の悪い客は殆ど来ないが、結局は店の雰囲気や客層があまり良いとは言えないところにこういう客が出没するのである。

店の雰囲気が良いと不思議とおかしな客は入って来ない。そういう客を排除したいからのデザインでもあるし、静かに楽しく食事をして頂きたいが為の空間である。こういう客が来るというのは少なからず店側にも原因があるということ。


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お祭り・・・? - 2006年09月18日(月)

朝から大騒ぎだったみたいだが、そこまでどうこう騒がなければならないレベルのことだろうか?蕎麦がない蕎麦屋みたいな牛丼のなかった牛丼屋さんが限定で米国産牛肉使用のメニューを復活させた。

名付けて「牛丼復活祭!」・・・とな。

お祭りかい・・・?それにしても前夜から並んでいた客もいたらしいが、一体何をそこまでのことを彼らにさせてしまうのか?単なる行列マニア?牛丼ヲタク?各局で取り上げていたのでついつい見てしまったが、何処でも映っていた如何にもそれ風の男達は何故か皆リュックを背負っているのも不思議な光景である。

何でも100万食限定で殆ど売れ切れたらしいとのこと。一人で何杯も食べた人もいるだろうが、単純計算で100人ちょっとに一人が食べた計算になるけど、ホントにそんなに食べたんだろうか・・・?だって100人に一人だよ・・!

でも、何軒も廻って10杯くらい食べた人もいるんだろうね。次にいつ食えるかわかんないから食い溜めしたのかな?それともこれから冬眠でもするんかいな・・・?まあ、蕎麦にしても、ラーメンにしても、この牛丼にしても、そこまでして食べ続けることに生甲斐を感じているのかどうか分からないが、かなりのマニア的な人ってホントに多いよね。

チケット取る為に並んだりとかというのは理解出来るが、牛丼1杯食う為に寒空の下で前夜から並ぶなんて常軌を逸しているとしか思えないけどな・・・。


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都落ち・・・? - 2006年09月17日(日)

それなりの立地で商売をやっていて上手く行かない人が路地裏に引っ込んだところで上手く行くはずもない。通りすがりの一見さんも拾えなくなるし、マニアックに攻めるにしてもそこまでの技量があるのかどうか・・・?そもそも商売そのものの本質が見えていないから苦戦するのであって、これだけの好立地で駄目な経営者が本当に真価が問われる路地裏に行って何をするのか?

勘違いというか、飲食店経営者としての資質が欠如しているからの結果なのにそれに気付かずまた失敗を繰り返す・・・。巷にはこういう訳の分からない飲食店が結構ある。駄目な原因は「うちの客は俺の味が分からない・・・」とかって言うんだよね。それは味よりもあんたのやっていることそのものが分からないんだけどね・・・。

経験だけは長いが商売が上手く行かない経営者の典型例がこういうこと。飲食店ってなに・・・?という基本中の基本が理解出来ていない。サラリーマンでも経験の長さだけしか自慢出来ないワカランチンも沢山居るけど、彼らはタイムカード押せば給料貰えるが、自営の飲食店経営者はそれをしたところで給料なんて貰えない。

でも、長年やってきた変なプライドだけが先に立ち、目の前にある大切なことに気付かず無駄な時間とお金だけが目の前から遠ざかって行く・・・。可哀相だがそういう人って結局はいつまでも同じ事を繰り返していくことになる。そして、そのサイクルが段々短くなるのもよくあるパターン・・・。


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一気にラストスパート! - 2006年09月16日(土)

巷では今日から3連休らしい・・・。今度着工するお店の基本設計があまり進んでいない状況では休んでなんていられない。平面プランは前回のプレゼンでまとまったものの意匠面で悩むところがあったり、コストとの取り合いも考えるともう少し練り込んだ上での作図が望ましいと考え、イメージスケッチを何枚も描きながらまとめていた。

いつものことだがホントにギリギリまで追い込んで一気に描き上げるというのが自分のパターンなので今回もまとめ上げていたスケッチを基にこの連休中で描き終える心算である。1日くらい休みたいと思ったが描かなければならない図面の枚数を考えたら到底無理かもしれない・・・。

意匠と言えばとあるお店が何処と何処と同じと言っていたのを見たが、使っている素材の一部は同じであるが意匠は全く違うんだけどね・・・。意匠と素材をごちゃ混ぜになっているのかな?意匠ってデザインであり形状であり、意匠が同じというのではなくテクスチャーが同じなのである。まあ、とやかく言われる筋合いはないが、この件に限らず分かっているようで分かっていない人って結構いるんだよね。

話は反れてしまったがこの連休中は生憎天候が悪いらしいから篭りっきりで図面を描くにはいいかもね。あまりにも天気が良過ぎるとついつい出掛けたくなってしまうかもしれないし、この3日間に描き上げないと着工が間に合わなくなってしまう・・・。他にもほぼ同時進行で着工しなければならないお店があるが、せめて半月くらいはずらさないと厳しいかもしれない。


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ゴムのような茹で麺が手打ちそば? - 2006年09月15日(金)

数年振りに入ったとある立ち喰いそば屋。ハッキリ言って美味いもんが食える訳ではないが、空腹だけど時間がなかったのでそれを承知で立ち寄ってみた。モチモチした黒くてゴムのような茹で麺で、オーダーが入ってから軽く湯がいて提供しているのだが、それはそれで別に構わないけども、なんで看板に「手打ち」って書かれていたり、「手打ちそば」の幟が立っているんだい?

本物の「手打ちそば」を食ったことのない人って結構いるんだよね。熱狂的なマニアとかは毎日のように食っているだろうけど、極々普通の人達って所謂町場のそば屋さんで同割り程度の機械打ちの「うどん」のような「そば」しか食ったことがない人が多い。それも立派な「そば」だけど、ちゃんとした手打ち蕎麦とは似て非なるもの。

でも、それを食べたことがない人はここの店のこんな「そば」でも「手打ちそば」と書かれていればそれを信じてしまう人もいることだろう。何を持って「手打ち」とするかというのはいろいろと意見が分かれている。機械打ちでも手作業だから「手打ち」と名乗っている店もあるし、中には「手打ち風」と名乗る店もある。でも、なんだい?手打ち風って・・・?

完全に機械打ちであったり、この店のように茹で麺でも「手打ちそば」と。これって消費者を騙す誇大広告には当たらないのだろうか・・・?標準営業約款(Sマーク)もすっかり話題にもならなくなったし、そば業界の不透明さというか、可笑しなところは改まる様子もない。

今でこそ見掛けなくなったが以前は鶏肉を使っていながらメニューには「鴨南蛮」と表記されていたんだよね。それが一般的にまかり通っていた時代もあったということ。それを見た時に悪戯で「鴨」の「甲」の部分をペンで消したこともあったが(やったのは一回だけですけどね)、だから手打ちじゃなくても平気でそれを看板に掲げてしまったりする。そしてレトルト物を多用し、調理に関しての努力をしなくなった。でも、消費者って利口なものでそんなレトルト物を避け、そういう店からどんどん遠ざかって行ってしまった。

町場のそば屋さんが衰退しているのはこういうことが原因。昔はもっとしっかりとした商売をしていた店も何処かで歯車が狂ってしまい、安易な方向へ走ってしまったツケが今になって出て来たと言うことである。


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楽しくなければ仕事じゃない! - 2006年09月14日(木)

嫌々やってもいい仕事なんて出来やしない・・・。そして、どんな仕事だって楽なことだけじゃない・・・。辛くて大変なことの方が多いはずだけど、そんな中にでも楽しいと思えることを見出さなければその仕事を継続させることは出来ない。

蕎麦屋の仕事だってこんなに大変だとは思わなかったと店を開いてから初めて気付く人も多いだろう。蕎麦打ちが好きだからと始めても実際は一日のうちで蕎麦を打つ時間なんてほんのちょっとでしかない。その他は本当にいろいろなことをこなしていかなければ商売なんて出来ない。皿洗いも汚れた厨房の清掃も大切な仕事だし、お客様へのクレーム処理も頻繁に訪れる商売とは関係のない営業マンへの対応も同じ。帳簿付けも給料計算もそういう開業前は見えていない部分が何れ見えてくる。

デザイナーの仕事も同じで一見格好いい商売に思えるけど、現実的にはデザインしている時だけが仕事じゃないし、現場に行けばホコリまみれになることもある。時間なんかも普通のサラリーマンから見れば信じられないくらいに不規則且つ激務。仕事が終わっても終わらなくても5時になったらタイムカード押して帰れるような内容じゃない。当然土日なんて関係ない。図面が遅れれば土日関係ないし、現場やオープニングの立会いも土日は関係ない。

だから双方共に好きじゃなければ出来ない仕事。そして、何処かに楽しさを見出さなければ出来ない仕事。丹精込めて作った蕎麦や料理を「美味しかったよ!」と、お客様が言って下さった時の嬉しさと喜び。苦労して考えたデザインで思い通りの店が完成した時の達成感・・・等々。そういう時の喜びやら達成感を忘れられないから継続出来ている。

中々結果が出ないお店もいろいろと辛いことや苦労が絶えないと思うけど、気持ちの切り替えも必要だし、発想の転換も重要なるターニングポイント。ほんのちょっとした事から好転する事だってあるんだし、だから常に前向きに努力を惜しまず頑張って欲しいと思っている。


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ピンストライプの誇り - 2006年09月13日(水)

怪我で戦線離脱していたヤンキースの松井が今日復帰した。第一打席の際のスタンディングオベーションには鳥肌が立つほどの感動であった。日本にいる時よりも大きく感じるのは気のせいか・・・?実際に体型も大きくはなっているのだが、それ以上に存在そのものが大きくなっているように思えた。

日本を離れて正解かな・・・?ジャイアンツファンとしては行って欲しくないという気持ちと向こうで頑張って欲しいという複雑な思いでの渡米。そのまま日本にいたら毎年ホームランキングとなり、やがて王貞治の記録を抜けたかもしれない。でも、ピンストライプのユニフォームを着て違う夢を追い掛けている姿に共感するファンは多いだろうと思う。

怪我からの生還でここまでの歓迎を受けた松井も幸せ者。この声援の凄さが彼の実力と日々の姿勢の現われであろう。悲しいかな今のジャイアンツに怪我から復帰してここまで大きな声援を受ける選手がいるだろうか・・・?小久保、高橋由、阿部ら主力が怪我から復帰した際に今日の松井ほどの歓迎を受けたであろうか?

小久保も好きな選手の一人。率先して苦言を呈しチームを引っ張る姿や実力的にも十分にジャイアンツの主将たる存在として異議はない。でも、今の松井と比べたらどうしても小粒に見えてしまう。ジャイアンツが衰退しているのもこういう大きな存在の選手がいなくなってしまったのと関係があるのでは・・・。

去年まで在籍した清原は人気はあったがチームに与える悪影響は計り知れなかった。だから出された訳だが、彼が怪我から復帰した際は今日の松井に劣らないほどの歓迎を受けたこともあった。でも、その本当の存在価値というのは天と地ほどの大きな違いがあった思う。そこが松井の本当に大きさであり凄さでもある・・・。4安打目を打った際、ベンチでのMr.ヤンキース・ジータの苦笑いが松井の凄さを物語っていた・・・。

そしていつか更に大きくなって我がジャイアンツに帰って来て欲しいという願いもあるけど、最後まで背番号55のピンストライプのユニフォームを着て選手生活を終えて欲しいな。


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便利なんだけど、、、でも・・・ - 2006年09月12日(火)

近場のお店は時間がない時とかに利用する機会が多いが、シビアな目で見る限りまともなところは殆どないというのが実情。ここから徒歩1〜2分圏内に一体何軒の飲食店があるのだろうか?こんな小さな町でも50軒以上の店がひしめいている。その中で本当に満足出来て且つ評価出来る店は・・・である。

まあ、まともなものを食いたかったら近所の店には行かない・・・というのが鉄則であるが、もう少しまともなお店が出来ないものか?自宅で食べない限りは外食となるのだが、出掛けた際の帰りなら横浜駅周辺や関内まで足を伸ばすことは可能。また最近嵌っている野毛まで出陣することになる。でも、どうしても近隣で済まさなければならない時は大変である。

飲食店として・・・、経営者として、どういう意識で商売をしているのか?ホント酷い店が多いのは寂しい限り。かなり譲歩してとにかく空腹を満たすだけで良いというレベルの店は何軒かあるが、結局はそういう限りあるところに行くしかないので直ぐに飽きてしまう。ちょっと創意工夫をすればもう少しまともになるという店もあるが、仕事じゃないので態々店にそれを言う必要もないし、言うべきではないとも思っている。

そんなことは経営者が自ら考え、悩み、模索していかなければならないこと。そういう経営者は少しは他のレベルの高いところとかに行って自らの店と比べてみて欲しい。そこで何をどう気付くか・・・?まあ、こういう商売しか出来ない経営者にそれが分かるはずもないだろう・・・。だからの現状なのだから・・・。

商品レベル、接客、清潔感・・・挙げたらキリがないが、全体的に見て合格点が取れる店がないというのはどういう町か?結局はそれに満足しているのか、それに見合った客層しかいないのか、あまり良いイメージの町ではないことだけは確かである。

でも、不思議なのはそういう店でも潰れずに生き残っているということである。何軒かは入れ替わり立ち代り経営者が変わっているところもあるが、極々少ない常連客によって何とか維持出来ているということか・・・?


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罰則が軽いからやってしまうのか? - 2006年09月11日(月)

飲酒運転事故が多発している・・・。でも、最近になって多くなってきた訳ではなく、以前から毎日のように事故は起こっていた。結局はマスコミの過熱した世間を煽る報道によって福岡の事故以来頻繁に起こっているかのように報道しているが、こういう事故は昔から多発し、一向に減る気配もないのである。

ちょっとだけなら大丈夫・・・という甘い考えでついつい運転してしまうという軽い動機からのことであろうが、そのついついという甘い考えが大きな事故を起こす要因となっているのでは・・・?「逃げ得」なる言葉もある。事故を起こしても時間を経て出頭すればアルコールは体内から検知されず単なる交通事故として処理されるという盲点を突く者も出て来る。当然刑罰も軽くなり軽微な処分で済まされるケースもある。

公務員だから民間人と異なる刑罰を求めるのも可笑しなことだが、民間企業よりも温室の中で守られているような気もしないでもない。民間企業なら懲戒解雇も在り得る処分も公務員は守られているケースもあったりする。だからと言って善良なる公務員を責める心算もないが、要はそういう制度や規則に問題があるのであって、交通事故に関しての刑罰の軽さがこのような事故を多発させることに起因している。

そもそも運転するのを職業としている人達・・・トラックやバスの運転手が飲酒運転をするなんて問題外である。特に長距離トラックの運転手の飲酒は一体どれだけの比率で行われているのだろうか?それって巨大な凶器が街の中を走り廻っているということだよね・・・。

飲酒運転はその内容に係わらず再取得不可能な免許取り消し等の重い処分にすればもっと減るはず。運転する側は歩行者からしたら凶器に乗っているという認識を持って欲しい。ここで何度か触れたこともあるが、路地から出て来る際に一方のみ確認し、逆方向は全く見もしないドライバーの多いこと。何度追突されそうになったことか?

夜にベランダから外を眺めていると目の前の通りの飲食店から出て来た人が車に乗って去っていく・・・。酒を飲むのがメインの店だから殆どの人は飲酒運転だろう。飲酒運転ほう助の罪に関してもより徹底して考えられてはいるが、店としては客が減るという死活問題もあり、見て見ぬ振りをするところが多いのが現実か・・・。

手掛けたお店も市街地は別として郊外や車での来店が多い店では十分に気を付けてもらいたいと思う。中にはノンアルコールビール等をメニューに入れてその対策を採っていたりするお店もあるが、これからはもっと厳しく取り締まられることになるだろうからより徹底してもらいたい。事が起こってからでは遅い・・・のである。


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ホンマに濁ってるわ!!! - 2006年09月10日(日)

今宵は違うそば屋で晩メシ。昨晩はとんだ日本酒を飲まされたが、今宵こそはまともな酒を飲みたいと思いとあるお店へ・・・。瓶ビールを飲んでから日本酒を燗で頂くことにした。暫くして運ばれてきたものを一口飲むと何となく酸味がある・・・。ここは菊正宗を使っていたはずだからこんな味がするのはおかしいな・・・と思いながらも飲み干してしまった。

続いて冷や(常温)で頂くことにしたがこれもおかしな味がする・・・。で、猪口の中を見てみると薄っすらと濁っている。えっ?日本酒が濁るって大丈夫?冷やだと余計に不味さが際立ってくるよ・・・。かなり劣化が進んでいる感じである。結局これはほんの数口飲んだだけで残してしまった。ここへは数ヶ月振りに来たが、昨晩のお店同様に酒を飲む客は殆ど見掛けない。ひょっとして一升瓶に残っていた酒を最後に飲んだのは数ヶ月前の俺かい・・・?

ま、まさか・・・
あり得ない話しだけど・・・
仮に、もしそうだとしたら・・・
ス・ゴ・イ・・・! 凄過ぎるかもしれない・・・

でも、町のそば屋さんってこういうところの意識が低過ぎる店が多い。店で扱うものは全て商品である。商品としての意識がないからチェックもしない。中には茹で置きしてボロボロになった残り物の蕎麦を平気で出したりするし、厨房の中も見るに耐えないくらいに不衛生であったり、そういうのを見ちゃうともうそこでは食べたくなくなるのは当然のこと。

そういう店に限って売り上げが悪いのは景気や政治、競合店のせいにする。店が客を寄り付かないようにしていることに気付かない結果がそれである・・・。今は新規開業の方の仕事が多いし、リニューアルでもちゃんとしたお店からの依頼が殆どだから物凄い厨房を見る機会は減ったが、かつては「蕎麦を食っていってよ」と言われてもとてもじゃないが食べる気にはならない店に何度遭遇したことか・・・。

あの頃は言い訳考えるの大変だった・・・。


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日本酒のそば湯割り・・・? - 2006年09月09日(土)

今宵はとあるそば屋にて晩メシを食った。天ぷら盛合せを肴にビールを飲み、久々に日本酒でも飲もうかと思い、好みのものはないが4種類のメニューの中で一番有名なものをオーダー。殆ど日本酒は出ない店なので劣化は避けられないし、一番有名な銘柄であれば出る頻度も多いので大丈夫だろうと・・・。

暫くして出て来た燗酒は何故か濁っている・・・。えっ、何これ?匂いを嗅いだら日本酒の香りじゃない。恐る恐る口に運んで少しだけ啜ってみると、これまたおかしな味わい。日本酒の味じゃなく、どちらかというと焼酎っぽいというか未知との遭遇である。なんだろう・・・?俺が頼んだのは日本酒のぬる燗である。でも、なんで日本酒が濁っているの?これは濁り酒かい?否、そんな筈はない・・・頼んだのは普通の本醸造である。

お店の人に「これ変ですよ・・・」と言ってもあまりその状況が理解出来ていなさそうで、もう一回お燗しますと言うがちょっと怖いので「そのまま冷たいものを下さい」とお願いした。それは濁っていない・・・。じゃあ、なんで燗したものは濁っていたのかな?でも、それも濁ってはいないが殆ど酒の香りも味もしないくらいに劣化していた。久々にこんなに劣化した酒を飲まされたが一口だけで勘弁して欲しくなりビールに戻した。一番名の知れた酒がこれでは他のものは飲めないね・・・。

以前は何度か通った店だが殆ど日本酒を飲む客はいない。一日2杯も出れば良い方だろうか・・・?4種類の日本酒がある中で一日2杯として単純計算で全部捌くには20日も掛かることになる。定休日もあるから中には一ヶ月以上も掛かるものもあろう。有名銘柄でこの状態なので名の知れぬものは開封後どれだけ経っているの?かなり前に焼酎を飲んだことがあったがカビ臭くて飲めやしなかったことがあった。

やはりこういう店のように夜に殆ど力を入れていない町のそば屋さんでは怖くて酒が飲めないなね。まだ菊正とかの1合瓶の酒の方が安心できるね。それと、ここにはないが生ビールだって怖くて飲めない。冷水機使っている店でもお冷は飲まない。だっていつ洗浄しているか分からないもんね。だから瓶ビールを飲むしかない・・・。

でも、あの濁ったものは一体なんだったんだろうか・・・?何となく蕎麦湯っぽかったので釜で湯煎している時に茹ったお湯が入ったんだろうね。それをきちんとチェックもしない、何故そのような事態になったのかをきちんと確認しようともしない姿が残念ながら町のそば屋さんのレベルであり現状である。


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・ - 2006年09月08日(金)




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今さら Yeeeee・・・!!! って、35年も何やってたの? - 2006年09月07日(木)

ショッカーの戦闘員達がテレビCMや雑誌の広告を賑わしている。今になって戦闘員という仕事に見切りをつけて、やり甲斐のある新たなる職を捜し求めているようだが、35年近くもそれに気付かず戦闘員をやっていた人間がそう簡単にやり甲斐のある職探しなど出来るのであろうか?当時20歳としても既に定年間近である・・・。そんな年で今さらやり甲斐のある仕事など巡り合えないよ!だから最初から目標を定めて真っ当な仕事に就けば良かったのに・・・って、真に受けないでね・・・。

これは某求人誌のCMでのひとコマであるが、仮面ライダーに出ていた戦闘員達が主役となって作られたもの。懐かしいねぇ〜・・・。ショッカー幹部の地獄大使や死神博士なんかも出ているし、当時のことを思い出す。いろいろなバージョンがあるみたいだが結構面白い。このCMプランナーはきっと仮面ライダー世代なんだろうね・・・。

CM <ショッカー戦闘員の転職> ←Click

やはり好きだったのは1号2号で、V3までは毎週楽しみに観ていたが、それ以降は何となく離れて行ったような気がする。今の仮面ライダーは空も飛ぶらしいし、武器も最新鋭の凄いものを持っているそうで、初期の頃の面影は感じられないというのは寂しさがあるね。当時の必殺技ははライダーキックにライダーチョップである。放映が終わると近所の山に行って悪ガキ共とライダーごっこをして遊んでいたっけ・・・。

当時は今のようなゲーム機もなければ遊戯施設もない。まあ、都会にはあったかもしれないが、住んでいた田舎では自然の中にあるもの全てが遊び場であり遊び道具。どんなところでも自分達の遊び場に変えて楽しむことが出来た。与えられたもので遊ぶのではなく、自分達の創意工夫で如何なるものも利用して楽しんでいた。今の子供を山に連れて行っても遊ぶ術も知らないだろう。恐がって帰りたいと泣く子もいることであろう。

そして、今時の若い子はネットなどで人工的且つ強制的に知識だけは詰め込まれているが、固いオツムでマニュアルがないと動けない・・・、自分の力で何かを考えるということが出来なくなってしまったという・・・。どの時代が良いのかは一概には言えないが、自分達が育って来た当時の環境や遊ぶ術はいい思い出としていつまでも心の中に残っている。そして、今のモノを考えるという仕事に活きているような気がする。


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俺はまだ40年だよ・・・ - 2006年09月06日(水)

今宵は久々に野毛にある老舗の焼き鳥屋さんで一杯。小さな店内はいつもいっぱいで入れないことが多く、暫くご無沙汰していたのであった。ここはメニューはなく常連客は好きなものをアラカルトで頼んでいるが、俺はお任せで適当に焼いてもらっている。5〜6本焼いたところで「もう少し焼きますか?」と声が掛かり「お願いします」と言うと数本焼いてくれる。

今宵のお献立は・・・

<お通し> 大根おろし鶉卵付
<焼き物> 椎茸・鶏皮・手羽・レバー・ししとう・鶉卵・鶏睾丸・モツ
<香の物> 人参・蕪・胡瓜・大根
<吸い物> 鶏スープ
<飲み物> ビール大瓶×1本 日本酒/菊正宗 ぬる燗×2本

お通しの鶉卵付の大根おろしはいつも同じ。焼き物の途中で結構な量の香の物が出て来て、最後に鶏スープで〆るというのがこの店の流れ・・・。

本当に小さなお店で5坪ちょっとくらいかな・・・?カウンターには詰めれば8〜10人ほど座れ、壁面には小さな小さなテーブルが3卓あり、そこへ窮屈だが2〜4人座るようになっている。カウンターと言っても奥行きは25センチ程しかないし、一人当たりの占有面積は限りなく狭い。仕舞屋風の佇まいと店内の油で汚れた風合いはこれまで刻まれて来た歴史を感じる。

カウンターの奥に座っていた常連客と女将さんとの会話でその方が「俺はまだ40年しか通ってないよ・・・」と言った。店が出来て50数年の年月が過ぎており、その中で40年しか通っていない・・・なんて粋だねぇ。俺なんてまだ数ヶ月で、しかも3回目だからまだまだヒヨっ子である。というよりまだ顔すら覚えてもらっていないから生まれる以前である。まあ、卵というところかな・・・?

こういう店では薀蓄言ったり写真撮ったりする野暮な客はいない・・・。焼き加減がどうこうとか、塩加減がどうこうとか言う客はいない・・・。今日は何処産の鶏なの?とか聞いている客もいない・・・。店側と客側がいい塩梅で一つになっているような気がする。この野毛という街にはそういう店が多い。ホント、こういう店でカメラ構えてストロボ焚かれたりしたら周りから摘み出されるよね。どうしてメシ食いながら写真撮らなければならないのか理解出来ないが、野暮で無粋で無礼な行為はいい加減やめて欲しいね。

偶々見掛けたサイトで驚いたが、一回の食事で10数枚の写真をアップしていたりするということはそれ以上撮影しているだろうし、一時間ちょっとの食事の最中に写真ばかり撮っているということになる。じゃあ一体いつ食べるんだいって不思議に思う・・・。メシ食う為に店に行くのか、写真撮るために行くのか、なんかそういう人って普通の人とは目的が逆じゃないのかな?

まあ、ここにはそういう客はいないから純粋に食事というものを楽しめる。今は暫く休業中の老舗 「武蔵屋」←Clickと同様に店全体が肴にも成りうる雰囲気を持っているんだよね。食事の時間はマナーを守って、美味しく、楽しく過ごしたいものである。


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猫も杓子もダイニング・・・? - 2006年09月05日(火)

蕎麦ダイニングとやらがいろいろと出来ているが、それのラーメンバージョンも巷ではチラホラと・・・。軽く飲んだ帰りにラーメンでも一杯食おうかということになり立ち寄ったとあるラーメン店。外からは全く気付かなかったが店内に入って驚いた!凝った内装でそれなにりお金も掛かっているようである。

どうやらラーメンダイニングと称しているようである。まあ、確かに店の雰囲気だけを見ればそう見える。メニューも一品料理と共に日本酒や焼酎なども置いてあるし、ラーメン食う前に軽く一杯飲まないと申し訳ない?・・・ような雰囲気。それじゃあ日本酒でも飲もうと思ったが大したものもない。おまけにテーブルにあるメニューと壁面に貼られたものでは値段が違うのは何故?

なんだか胡散臭いので生ビールとツマミを一品づつオーダー。雑誌でこういう業態が出来ているというのは知っていたが、実際のところどうなんだろうかと疑問に思っていたのである。ラーメン屋にこういうスタイルを望むターゲットって果たしてどれだけいるのかと・・・?

店の造りとしてはダイニング系である・・・。しかし、ホール厨房共に外国人のスタッフのみ。店長は休憩時間とかで不在なのかもしれないが、言葉も満足に通じないスタッフが極普通のラーメン屋と変わらぬオペレーションで働いている。結局は形だけ真似してブームに乗っかろうとしている魂胆が見え見え・・・。中途半端な業態コンセプトでは長続きはしないだろうという第一印象。

全ての外国人を否定する心算もないが、一般的に考えてこういう飲食店で働いているのは経営者側からすれば人件費が安く押さえられるからそうしているケースが殆ど。普通の業態ならいざ知らず、ダイニングを謳っていながらやっていることは只の配膳作業のみ。まあ、何も特別なことを望む心算もないが、せめて最低限の仕事だけはして欲しいと願うのは決して客側の我儘ではないと思うのだが・・・。

そしてランチタイム、ディナータイム共にディスカウントしたメニューがいろいろとあるのは集客がままならないからであるに違いない。きちんと集客出来ていれば経営を圧迫するようなことは必要はないし、この立地でこの時間帯で客が疎らという現状はかなり厳しいものがある。席数は28あるがかなりゆったりとしたレイアウトなので25坪以上はあろうかというお店からすればちょっと勿体無いかも・・・。

この立地で家賃は坪2万以上だろう・・・。例え安く見積もっても50万以上の家賃を払ってこの程度の集客で実際のところどうなのだろうか・・・?近所にある数店の普通のラーメン屋はどこもほぼ満席。それを考えるとかなりの苦戦を強いられているというのが分かる。

蕎麦屋もダイニング系と呼ばれている店は結局は居酒屋であるケースが多い。居酒屋メニューが中心でそれがメインとなり蕎麦は付け合わせみたいなものだが、それでも業態としては成り立っているところが多いのはそういう需要があるから・・・。しかし、ラーメン屋にそういうものを求めている客がどれ程いるのか・・・?ダイニングがブームだからと言って飛び付いただけなのか?

結局は客単価もそれ程高くはないので経営的にはかなり苦しいはず。でも、こういうところは企業体だからもしダメだったら業態を変えて普通のスタイルに戻せばいいだけのこと。残念ながら本当にこの業態で頑張っていこうという姿勢は感じられない・・・。スタッフ構成や店内を見ればそれが一目瞭然である。

本気でやるのならもう少しきちんとしたオペレーションを構築しなければ継続は難しいだろう・・・。他にもこういう業態で出店しているところがあるらしいし、実際に見てみないと何とも言えないが、この店に限って言えば申し訳ないが長続きするとはとても思えなかった・・・。

近くの席の怪しげなカップルはビールと料理とラーメンを頼んだ。飲み始めて間もなく料理の前にラーメンが出て来てブツブツ文句を言っていたが、こういう基本的なオペレーションをしっかりとやらないと単なるラーメン屋の戯言となってしまうのである。飲んで料理を食べさせたいのならこれくらいのことはきちんとやらなければ何にもならないんだよ。その辺が蕎麦屋との大きな違い・・・。蕎麦屋の夜のスタイルを真似しているんだろうけど根本的な姿勢がこの違いを生んでいる。

これは個人的な好みだろうけどラーメンのお味もそれなりに名前の通ったお店らしいがよく分かりません・・・。美味しくてまた来てみたいと言う気持ちにはならなかった。ラーメン業界は何でもありと言うか、奇を衒ったものを出すのが流行りなのかは分からないが、もう少しシンプルなラーメン食いたいな・・・。蕎麦ってシンプルにまとめられているけど、近頃のラーメンって何でもいいから物珍しさを打ち出すことに目が行き過ぎていないかな?

繁盛店を装うニセ行列然り、やることが中途半端な店が結構目に付く業界である。「拘り」の押し付けはラーメンヲタクやマスコミが過度に持ち上げ過ぎているのも起因しているのかな?


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32坪・家賃189万でセルフのさぬきうどん店だって !? - 2006年09月04日(月)

アホちゃうか・・・!?
坪当たりの家賃が約6万円也・・・!!!

本当にこんな家賃でやっていけるとでも思ったのかな?立地的には駅から徒歩一分だけどメイン通りではなく路地を入ったところで、しかも低価格のセルフ店でどうやって継続させていく心算だったのだろうか?この条件は春先に閉店したブーム便乗型のセルフのさぬきうどん店のもの。その後ずっと空き物件になっているが偶然に不動産広告を見て驚いてしまった・・・。


うどんの自家製麺だから原価率は抑えられる・・・(^ ^)
セルフだから人件費はフルサービスよりも掛からない・・・(^ ^)
巨大ターミナル駅から徒歩一分の好立地だから間違いない・・・(^ ^)
今、この業種は旬の商売だから一気にブレークするかもしれない・・・(^ ^)


開店前、たぶん経営者はこういうことを考えながらにやけていたに違いない。私は開店当初からいつまで持つのやら・・・と思っていたのだが、それでも家賃は100万前後と踏んでいた。それがなんと189万円とは・・・。

この店は建物の構造上1階となっているが実質的には2階である。半地下の部分の階高がかなりあるので1階といっても通常の2階の高さとあまり変わらない・・・。当然ながら階段を上って店内に入ることになり、普通に考えれば2階の店という認識である。建築主は地下は家賃を下げなければならないので半地下にし、更に階高を高く取ることによって1階と変わらない家賃設定が出来、1階部分もどう見ても2階なのだが構造上は1階だから通常の家賃が取れる。

そういう大家の目論見によって実質2階であってもこのようなべらぼうな家賃設定となっている物件。立地的にも駅から徒歩1分という好条件と言えるが、業種的に果たして本当に一等地と言えるかと疑問が残る。更にメイン通りから一本入った路地にあり、その通りには娯楽遊興店や風俗店が並んでいる。その通りの中で、しかも実質2階の物件でセルフのさぬきうどん店が成り立つと思うこと自体無理がある。

市場調査もしていたらしいがデータとしては駅前立地で商業集積地。当然商圏人口としてはかなりの数字となるが、それはただ単にデータを見ただけのレベルで何にも分析など出来ていない。コンサルタントを名乗る方が付いていたそうだが、一体なにをどう考えたらこんな条件の物件で商売が成り立つと判断したのだろうか?どう考えても風俗店等の商売じゃないと無理だよね・・・。

マーケティングってデータを集めたり見ることが主ではなく、きちんと分析してどのようにそのデータを利用するかが主なのである。分析能力のない人がそのデータを持っていてもそれは只の紙切れでしかない。でも、素人はそういうものを見せられるとそれだけで凄いと錯覚してしまう・・・。

いくら駅前と言っても路地を入り、更にあまりイメージの良いと通りとは言えないところで、しかも2階で家賃が坪6万弱。32坪あるが階段スペースで2坪近く取られ、製麺室やらバックヤードがかなりあり、厨房もそれなりにデカイ。客席は45席程度であったと記憶しているが中途半端なレイアウトで、一席当たりが非常に窮屈なものなので並んで座ることはまずしないので満席率は滅茶苦茶悪い。

それと何処のセルフ店でも思うことはレイアウトの悪さである。本当にプロが考えているのだろうか?と不思議に思ってしまうのだが、こういう業態は如何に回転させていくかが勝負の分かれ目なのに、非効率的なレイアウトでは数が捌けない。ここも然りで、セルフ特有のオーダーシステムもそれがかえって非効率さを増大させていた。

損益分岐点が30万としても客単価500円の設定で600人。セット物などで高単価にしようとしていたようだが実施的には400円台前半がいいところ。満席率の悪いレイアウトでピークでも30人は入らないであろうから、ピークが続いても20回転以上しなければペイ出来ない。アイドルタイムに行ったら客は殆どいなかったので、本当に一瞬だけしかピークはなかったであろう。当然夜なんて全然効かないし、閉店間近は夕方から居酒屋に鞍替えしていたが、不味い揚げ物と冷食中心のメニュー構成では客が入る筈もない。そんな小手先の手段で何とかしようとすること自体甘過ぎる!

それにしても不思議なのがコンサルタントを名乗る方がどうして出店を了承したのだろうか?普通に考えたらこの物件に関してのあらゆるデータを冷静に分析すれば出店など在り得ないという答えが出て来なければいけない。他にも市内のお店でここ1〜2年程度で何軒閉めたのか?どれもコンサルタントと名乗る方が関わっているようであったが、一体どういう理論で指導なり提案をしているのだろうか?横浜でこんなにあるんだから都内では一体どれだけの数になるのか・・・?

それと近所にある2坪しかない立ち喰いそば屋の方が売り上げは断然多かったね。ここは最高の立地で、こういう業種って如何に好立地で商売するかが問題で、態々セルフのそばやうどん食いに行くのはマニアだけ。通りすがりの客を如何に拾えるかを主に考えなければならない。それとロードサイドと商業集積地でも考え方は違うものである。

例えばここでダイニング系の蕎麦屋を出店したとしてもこの条件では難しいであろう。立地的に夜中まで営業可能だが、客単価を5〜6000円に設定しても分岐点は原価率や人件費の増大を考えるとかなり厳しい数字になると言える。それを低価格のセルフ店でやろうなんて何を血迷ったのか・・・?冒頭の言葉しか出て来ないね・・・。


まさに甘い考え方の何も知らない経営者がブーム便乗型商売に飛び付いて失敗をする典型例の縮図を見せ付けられたようである・・・。商売ってそんなに甘いもんじゃないということをもっともっと自覚しなければどんどん不幸になる人が増えることになる。飲食って安易な考え方で飛び込んですんなりと上手く行く業界じゃないんだよ!


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相模原の店 - 2006年09月03日(日)




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○■×※♂∝≦£・・@▲◎◎≠!・・・えっ何? - 2006年09月02日(土)

とあるお店で遅い昼メシ・・・。予め店の中を覗くと空席が幾つかあるので入ることにした。すると店長らしき男性が何かを言ってきたのである。

「○■×※♂∝≦£・・@▲◎◎≠!・・・」

えっ?なに?全く何を言っているのか分からない・・・。「何ですか?」と聞いてみると奥の方を手が指している。そっか、向こうの席を使ってくださいということなんだろうなと思いその席へ。他のお客様が入って来ても同様に意味不明な言葉を発している。「いらっしゃいませ・・・云々」と言っているのは大方察しが付いたが、よ〜く耳を澄ましていないと全く聞き取れない。

他のスタッフへ指示を出しているのも殆どが聞き取れない・・・。何となく聞こえる単語から判断して動いているようであるが、こんなんで全体を仕切る仕事なんて出来るのかな・・・?たまにゆっくりと話していることもあるのだが、それは普通に聞こえるのである。

オーダーしたものを運んで来た時も「「○■×※♂∝≦£・・@▲◎◎≠!・・・」といろいろと説明をしているようなのだが、ホントに何言っているのか分からなかったので無視してしまった・・・。

見ていて感じたのは仕事への「慣れ」が問題であると思った。FCとかの飲食店で早口で流すように話す人をよく見かけるが、毎日毎日同じことを繰り返し言っていると自然に早口でハッキリとした口調でなく、まるで一つのメロディーかのような話し方になってくる。特に多いのがFC店のそれなりの立場のスタッフで中途半端な飲食のプロである。

今日のお店もFC展開しているとんかつ屋さん。お会計の際にレジの女性スタッフに「あの人何言っているのか全然分からないね・・・」って言ったら笑ってたけど、結構廻りも困っているようだね。


おまけにもうひとつ・・・

テイクアウト用の揚げ置きを補充するよりも店の客の方が先じゃないのかな?これっぽっちの客で何でこんなに待たされるの・・・?って思っていたら、デカイバットに盛られたカツが何度も何度も表のショーケースへ運ばれている。これじゃ出てくるはずもないよね。隣のテーブルの客がお茶を頼んでいたけどいっこうに持って来ない。そりゃそうだよね・・・カツ運ぶので手一杯だから!


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掻き立てられる想像・・・ - 2006年09月01日(金)

今日は午後から開業予定の方と物件の内見をした。角店で正面から見れば1階だが横から見ると半地下となっている面白い物件。一通り店内を見てから外へ出るとピピッと閃いたものがあった・・・。

導入を正面からではなく側面にあるビル全体のエントランスを使い、そこから階段を下りるとお店の中に入れるという構造を利用出来ないか?ちょっと複雑な構造のビルなので上層階の人は正面からではなくもう一つ横にある通路から入れるし、寧ろそこを使った方が便利なのである。

現実的に殆ど使用されていないビルのエントランスを使うことが出来ればかなり面白い店のつくりになると思う。クライアントもその発想には面白そうと言っているし、立地条件やビルの構造的にかなり気に入っているようである。諸条件的にも立地を考えたら良心的で、本当にこれでいいの・・・?という感じ。

でも、ただ一つ問題が・・・

好立地だけあって競合があり、一応は申し込み順で今のところもう一軒が優先権を持っている。条件的に向こうよりもいいものをぶつけているので後は大家さんの判断次第となっているのだが・・・。


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