Just A Little Day
目録過去未来


2006年05月31日(水) いけすかない

あたしという人間
大嫌い
笑えない
いけすかない
煩わしい
いっそ一人になりたい
こんなことを云いたいんじゃない
こんな顔したくない
優しささえ素直に受け止められない

消えてなくなれ


2006年05月30日(火) 恋路

フラッシュバック
例えば道で
例えば駅で
例えば息を吸う瞬間に
例えば席を立つ瞬間に
振り向けば確かに道があり、
振り向けば確かに恋をしていたあたしがいる。

断片的な記憶は蘇るのにそれが繋がらないのは、
確かにそれが「過ぎたもの」だから。

確かにこの手で触れていたんだけどなぁ…
遠すぎてよく思い出せないや


2006年05月29日(月) ALIVE

友達のお父さんが亡くなりました。
62歳。癌だったそうです。
癌が発覚したのが去年の今頃。
入院したのは最初の3ヶ月くらいで、あとは自宅療養だったので
大好きな煙草もお酒もたくさん飲んでいたそうです。
年を越せないかも・・・
そう云われたけど、年明けには家族旅行にも行ったって。

「急に逝くんだもん。びっくりしたよ」

と、息子である彼は笑いながら云っていました。
笑っていなかったら、きっと泣いちゃうからだと思った。
きっとね、お父さんは幸せだったと思うよ。

午前中ぐずついていた空が、お通夜の頃には快晴。
写真の中のお父さんは素敵な笑顔でした。


最近、「最期」について考えます。
うちのおかんはよく云います。

「延命なんてしないで。食べられなくなったら、もういい。
 点滴すれば生きられるとしても、したくない。
 病院でたくさん管をつけられて生きながらえるなら、
 私は家で好きなことをして早く死にたい。」

好きなことをして、好きなものを食べて、
お酒を飲んで煙草も吸って、それで早死にするならいいじゃん。

『大好きな人たちに囲まれて、家で暮らせたら、それが幸せじゃない?』

それがあたしが在宅介護に携わる理由です。

その人がその人らしく生きられたら、それが幸せじゃない?


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