「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2006年04月30日(日) 遠足

休みなのに早起きしてしまったからか、
ここんとこ仕事で休みがなかったから
休みらしいことがしたい病の発作なのか
6時前からヒゲくんが「どっかいこよ!」と暴れ始めた。

ヒゲくんのやっかいなところは
「どっか」「いこよ!」である。

「目的は決まっていない。」そして 「連れてって。」

ぱふー。

結局、マルが気配に勘づいて起きてきて
「モクモクがいい!」と言うので伊賀まで遠足となりました。
運転はワタクシがつとめます。
まだ早いって、というのに朝8時半出発。
伊勢道→名阪国道を走りぬけ9時半に到着。だから早いって。

うかつだった。
この農業公園は元の山の地形そのままなのでアップダウンがきつい。
引率はヒゲくんに任せて私はそのあたりにゆっくりと、と思っていたけれど
まぁ、人生うまくゆかないものです・・・・。

こどもたちがもっと小さかった頃は
この公園もなんだか遊び出があったように思うけれど
もう、6年生のモックンなんかには「メシと温泉」くらいにしかならないようで
「ポニーに乗る?」と聞いたら、「え〜?いいよぉ〜。」と断られた。
そっかー。ここはモックン卒業かあ。

マルは乗る気満々だったのでながーい列に並んで、ミーも誘う。
ミーは、まだ乗りたいと思ってくれていたのでちょっと安心。
モックンは柵の外で見てるよ、と言いたげだったが
「じゃ、手綱、ひいてやってよ。」と
妹を乗せたポニーをひいて、馬場をたっぷり2周回ってもらった。

馬が勝手に歩くのでそれにあわせて綱を引く、というのがなかなかコツがあるらしく
乗らない人も楽しめたらしい。
もう、モックンには保護者ポジションでおつきそいいただくことになるのねえ。
子どもの成長って早いなぁ。

あいかわらずオコサマモードなのはヒゲ長男。
地ビールで心地よくお昼寝のヒゲくんを拾って温泉へ。

マルの楽しみはこれ。
ここのお湯はぬるぬるでしょっぱいお湯で、
カサカサ気味のおはだのマルさん「ここ、入ると、つるつるになるもん!」とお気に入り。

のんびり、ゆっくりお湯につかって
坂道に階段の上り下りでカンカンに張ってたお腹もやっと一息ついた様子。
最後にお風呂があって救われたなぁ。

こどもたちにはそろそろこの公園は卒業なのだと、実感し、
母的に遠足は平地を選ぶべし、と学びました。


2006年04月26日(水) 家庭内マット運動

なぜか 子どもたちに 逆立ちブームが到来。

逆立ちなんて誰でもできるでしょうに。と見ていたら、
これができない。

足がぜんぜん上がらないのだ。
ありゃー。どんくさいなー我が子たちー。
なにが悪いのかよーく見ていたら、
手のつく位置もヘンだし、
しっかりついてないし、
足の蹴り上げもビクビクしながら中途半端だし、
腹に力も入れてないのねー、とわかったので

壁に向かって手のつく位置だの足の蹴り上げだのを指導してみた。

「床でやると、痛い!」
と言い出した軟弱なお子様方は
自分たちで和室に布団を引き
布団をマット代わりに自主練がはじまった。

とほほー。布団を踏んじゃいけませんてば〜。

壁に向かって足を蹴り上げ
ビビらなかった人が成功するようで
マスターが一番早かったのはマル。
おお〜。安定してる〜。

ミーは身軽さがかえって災いして勢いがつきすぎるのか
バランスが上手くとれずに苦戦していたが
「妹に負けたなんてプライドが許せないっ」と不屈の闘志に火がつき
壁なしで、腰の辺りの補助してやるだけでバランスよく立てるようになった。
バランスが取れてからそおっと手を離してやると
3秒くらいはなんとか自立もできて、サルの女王本領発揮。

残ったのは兄。
やはり兄。

モックンができない。

熱い自主練のおかげで、子どもたちはもうパンツとシャツ姿。
パンツで逆立ちにはげむ妹たちを横目に見ながら
トランクスのモックンどーしてもできない。

最大の原因は「ビビリ」かも。
足が全然上がらないのは壁にだん!と当たる衝撃にビビっているのか。
無駄な勢いつけなくても逆立ちってできるはずなんだけど。

補助してやろうと脇に立つけれど
足が腰より上に上がってこない。
抱えあげて持ち上げようにも両足がばらばらに、ひざが曲がっていて
補助どころじゃおっつかない。

むー。

あしはー、こうーやって、のばしてー
手のつく位置はこのあたりで肩幅くらい、
手のひらは開いて内向き、外向きにならないようにしてー
ほれ!やってみ!

どすうん!と足から落ちる息子。
体が重いわけでもないのになぁ。
腕の力が弱いのかしら。そーでもなさそーなのになー。

なんかちょっとしたこつなんだろうなぁ。
コツのつかめないでいる兄は妹たちの逆立ちを見ながら
むーーと悩んでいる。
妹たちの逆立ちはオリジナリティが激しいので
真似をしてやってみてもなんとなくうまくいかないらしい。

もー。
どれ。

モックン、こうよ、こう。

手をこのあたりにつくぞーと見当つけるでしょー。
ほんでもってばんざいするでしょー。
足を前後に踏み出してひらいてー
前に出した足に体重乗せてー
後ろの足を腰より上にまっすぐ、蹴り上げるのよー。

ほれ!(←妊娠5ヶ月のひとの逆立ち)

(↓逆立ちした状態で指導)
で、逆立ちしたら、腕の関節を外に曲げないようにしゃんと力入れる。
腹筋にもちゃんと力入れないと、体のバランスとれないから、
ヘソにぐっと、力入れる。

な?

「お!おがあちゃん、あかちゃん!あかちゃん!」
慌てる兄妹。

んー。
逆子治すのに逆立ちするっていうからだいじょうぶなんじゃないの?
で、(←まだ続く)

降りるときはどすうん!じゃなくて、
片足からそうっと降りたら、
ほら!簡単じゃん!



「・・・・・おかあちゃん。 今から逆子になったらどうするんや。」


息子に叱られた。


でも、お手本ての大事ね〜。
百聞は一見にしかず。
モックンも逆立ちできるように。


せっかく布団をひいたので
ついでに
開脚前転と開脚後転と倒立前転を教えておこう。

逆立ちよりは開脚前転のほうが飲み込みが早い。
ひととおりうまくできるようになって満足した兄妹の立ち去った後には
ここで今晩寝るのか。と悲しい布団。

麦茶を飲んで「もっぺんやろ!」と帰ってきた体操マニアをたたき出して
すっかりひきなおして寝た。



今日、学校から帰ってきたモックン、
「おかあちゃん!今日ボク体育のとき前に呼ばれてんで!」
へー。なんでー。
「開脚前転の見本しろって!」

おお〜。
甲斐があった、甲斐があった。
あかちゃんや〜、
ほんとに手のかかるおにいちゃんでしゅね〜。(でしゅねじゃない。)


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