「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2005年01月31日(月) 30通のお手紙

ミーのクラスで30人31脚をやることになって、
足をくくるたすきみたいなものがほしいと言われて
細身のたすきを縫って持たせたら、
ハチマキもほしいなぁ、なんていう。

この30人31脚、実は隣のクラスの先生が言い出した。
挑戦状がミーのクラスにも来て、
3年生各クラスが練習に燃えている。


子どもたちも、先生たちも
なかなか楽しそうなのだ。
こういう雰囲気は好きである。
応援できることがあるならしてやりたい。


用事で学校に行ったのでついでに職員室で先生に
「ハチマキ、どんなのにする?」と隣の席の先生に内緒で相談して引き受けてきた。

畳の上で布を裁断し、袋縫いをしてひっくり返し、
型紙をあてながらアイロンで形を整え、
端ミシンをかけ、仕上げアイロンをあて、
半日がかりで32本仕上げた。
名前を書くアイロンネームシールもつけてやるご丁寧さだ。

快心のできである。
母に仕込まれた洋裁の技術がハチマキに活きました。ありがとうおかあちゃん。


今日、ミーに持たせたら
お手紙を持って帰ってきた。

「きゃおるさんへ」
ではじまる30通のお手紙。
「ミーちゃんのお母さんへ」ではじまらないのが面白いなあんたら。

「今日は、はじめて30人31きゃくにして、れんしゅうしました。
18秒45で、新きろくでした!」

「はちまき、むだにはしません。」

「まくとなんだかゆうきがでます。」

「これからも、もっと、おうえんしてください。」

「こんど学校に来たときに口でお礼をいいたいです。」



むずがゆいなぁ〜。
でもうれしいなぁ。


ミーの手紙もあった。
「みんなすごいなぁ〜ってゆうとったよ!はちまきありがとう!」




「おそろいのハチマキをまいてみんなでがんばった」
っていう思い出がきっと大人になっても忘れられないいい思い出になるよ。
がんばれ、3年4組。


2005年01月27日(木) 学年発表会

モックンとミーの小学校には文化祭がない。
大規模校だからなんとかかんとかと理屈があってなくなってしまった。

な、わけでその代わりに「学年発表会」というのがある。
文化祭的参観日みたいなものである。

モックンたち4年生の番。
この学年は総合学習でとにかく「ゴミ問題」と取り組んでこられたので
今日の発表もゴミである。

班ごとに自分たちが取り組んだテーマについての発表をなさる。

今朝、出がけにモックンが
「ボクのセリフは、"そして1週間後になりました。"だけだから。じゃ。」
と言い残してドアを閉めたのですが

廃油石鹸を作る班で朗読劇のようなものがはじまり
確かにうちの息子は
「そして1週間後になりました。」
と言って女子列に気圧されながらひっこんでいきました。。
廃油石鹸作りもたいへんですな。

そのあとゴミ問題を「リサイクル」で解決する方向へ話は進み
フリーマーケットがはじまって、
興奮した児童諸君が売るわ買うわで騒然といたしました。


あとで
「モックン、なに買ったの?」と聞いたら
うれしげに
「釜飯の釜と、湯のみ!」

峠の釜飯弁当の空き容器と
「日光中善寺」と金文字で書かれた湯飲みを見せてくれました。

独特なお買い物センスに脱帽。とほほ。






2005年01月26日(水) カイさん

モックンに「被災体験キャンプ」の話をしてみた。

どう!?
自衛隊さんに来てもらって野営よ野営!


「いいなあ!そや、あれ持ってきてもらおう。
炊飯器。炊飯1号カイ。」


?なに?炊飯器?

「うん、一度に200人分のご飯が炊けるねん!」

へぇ〜。ムダ知識だねぇ。ムスコよ。(ネタ元はトリビアだったらしい。)

「炊飯1号カイを持ってきてもらおう!」

・・・ねぇねぇ、その"カイ"て、なに?炊飯器に名前ついてるの?

「え、カイ。あ〜、ザク改の改。」



そ、そのあまりにアレ的な例え、やめんかーっ!・・しくしく。


2005年01月25日(火) うん。無理だと思う。

帰ってきたら子どもたちはまだ起きていて
布団にもぐりこみながらアニマックスを見ている。

カレイドなんやら というサーカスのマンガ。

主人公のライバル役の女の子が
「なんやらースパイラルー!!」と叫んで
ぶうんぶうん回りながら空中を吹っ飛んでいる。

「あれで、うけとめられるのかっ!」(←劇中脇役の声)

「無理に決まってるやん。」(←ムスコの冷静な声)

ぱし!と空中ブランコでギュルンギュルン回転女子を受け止める男子。


「・・・メイ。やってしまえ。」

気に障ったのか、ネコをけしかけておられました。


2005年01月22日(土) なんでもない日おめでとう



今日は寝坊のできる珍しい日なので
スタート遅く始まった一日。
おかげで母子ともどもヘンなテンション。

折り紙でパーティー工作をはじめて
部屋を飾りつけ始めるミーとマル。

なんで、貼ってるのかねキミたち。
・・・貼ったらなんか、あれだねぇ。パーティー会場みたいだねぇ。
・・・・・する?

「する!」

ということで、「なんでもない日おめでとう!」のランチパーティー決定。
アリスの帽子屋のお茶会だ。

お好み焼きだったけど。


2005年01月21日(金) 図書室貸切


お留守番がいい?
図書室がいい?
と尋ねたら
「読書室ー!」
と答えが返ってきたので子どもたちも連れてPTAの会議に出る
会議はエアコンの効く図書室でやるのだ。

会議の始まる前に書架の前に
畳マットをさくさくっと敷きお座敷を作った。慣れたもんである。

モックンは自分のお気に入りシリーズの書架の前に
畳マットを引きずっていって靴下を脱ぎ
親たちのけんけんごうごうもなんのその
たっぷりと楽しんだようで

「帰ろ。」と声をかけたら、
「え?もう?」と時間を忘れていたようだった。

漫茶デビューさせたいわー、この息子。


2005年01月08日(土) お勉強もしよう

のびのびと遊びほうけている3兄妹だが
漢字だの割り算だのは大丈夫なんだろうね?
ということで
恒例の新学期直前スパートをかけてみました。

午前中は勉強タイムにしようよ、とドリルを持ち出すと
モックンもミーもぐずぐず言わずに問題を解き始めた。
快調快調。そういうとこえらいと思うよ。
したくないとか言ってする前にもめないものなぁ。

ところが、まずは力試し、とやってみた
まとめのテストの答えあわせをしてみるとモックンが全然集中してやってない。
凡ミスばっかりで母激昂。
できるのにできてないって、いっちばんキライっ!キー!

割り算ドリルの「3ケタ÷2ケタの割り算」特訓課題。
できなきゃ塊魂に触れることなりません。

ひぃひぃいいながらそれでも7ページで100問近く解いて
ミスがなくなったので放免する。

兄が割り算してる横でミーさん。
さっき兄が母にごっつうお叱りを受けたのを横目でしっかり見ていたミーさん。
外しませんよ、こういうとき。

2学期のまとめ算数ドリル、パーフェクト正解達成。
わからん。このひと、わからん。
できんと思ってた人がこれだけできてしまうと逆に「ど、どうして?」とか思ってしまう。
本人、やる気出しただけなのに。
あっという間にまとめドリル(算数編)終わらせてしまった。

えらいねぇ、すごいねぇ、すんごいねぇ〜とさんざ褒めて、
じゃ、次は漢字、と言ったら泣き崩れた。

ミーちゃん、漢字がなまこより嫌い。
いきなり読みでつまづく。
そして泣き怒る。
「こんなん!できん!ミーは漢字わからんっ!うおーん!」

漢字は暗記だからねぇ。練習して暗記しようよ。ね。
漢字テストドリルにすがりつくミーを引き剥がし
漢字ノートに1行ずつ練習するやり方をおすすめする。
2学期に習った漢字全部で80題。

怒り泣きながら1行ずつ練習し始めた。
怒りなきながらでもはじめるところがえらいねぇ。
やってる間にだんだん調子付いてきてやめられなくなってるところがおもろいねぇ。
そしていつのまにか勝手に、「全部やってテストに合格したらごほうび買ってもらう!」
と、マイ目標設定しちゃってるところが、やっぱりミーさまだねぇ・・・・。


2005年01月07日(金) 初ハヌケ

マルたん、朝から歯がぐらぐら。
もう抜けるねぇ〜と兄も姉も母もなんとなくウキウキなのに
本人がすさまじくブルー。

「痛い!当たると痛い!なんにも食べれへん・・・・。」
「うう、このまま、朝ごはんも、昼ごはんも、夜ご飯も食べれへんで、
ボク、干からびちゃうんや・・・!!うお〜ん!!」


いや、だ、だいじょうぶですから。
そっかぁ、マルは痛いのかぁ。

モックンは抜ける行程とか感触とかを存分に楽しんでいたし、
ミーはぐらぐらしてきてうっとうしくなると
「でぇい!」と血が噴出すのもかまわず自分でスッコ抜いたりしていたので、
「子どもの歯が生え変わるときってちょっと痛いもんだ。」
ってことを忘れていました。
うん。マルが普通です。

「りんごがかじれないーうおー!」と泣くと
ミーが、ウキウキと「じゃあすりおろしたろ!」とすりりんごを作り、
「コップが当たって痛くて飲めない!うおお〜ん!」と泣くと
モックンが、ウキウキと「じゃあスプーン持ってきたろ!」とかいがいしく動き、
朝から腫れ物そのものになっているマルを囲んで
抜けないかなぁ抜けないかなぁと
兄、姉、母、ウキウキ。

「お口が血の味するー!うおおお〜〜ん!」

うがいしておいでー。

「!!!お、おかーちゃん!!抜けた!取れた!」

おめでとー。
初ハヌケ。
たいへん大げさでごわした。


2005年01月06日(木) 塊魂

モックンがお年玉で塊魂を買ってきた。
11月に出た廉価版。それをしかも中古で。よしよし。

モックンはなにがなんでもゲーム!と言うような人ではないので、
1日中ゲームばっかしなのよ、と言う人ではないのですが
本でも工作でもはまるとそれ1本になるのは子どもも大人も普通でしょ。

ということで今日は塊魂の日となりました。
6メートルがクリアできない。

♪なーななななななななーなななーなーなーななーなー♪



ヒゲくんが
「ゴロゴロ大魔王」
と言いまつがいました。


2005年01月04日(火) おみやげ


一人で大阪を歩いていると
それだけでとてもうれしい母なのですが
おみやげを何か買わないと帰れないのです。これが。

電車に乗る前にパークスを物色。
ミーにはクロスのペンダント。
マルにはハートのペンダント。
高いものではないけれどシンプルでかわいらしいから案外長く楽しめるかも。
実は私もおばあちゃんが旅行のたびに買ってきてくれたブローチやペンダントを
今でも大事に使ってたりする。
女の子ってそういうもの大切にするものですが。

反応は上々。
おでかけに二人揃ってつけていくかわいらしさ。よかったー。


モックンにはなにかなぁと悩んで
本屋を物色。
地方の本屋も都会の本屋も流通の事情は変わらないだろうと思うのに
都会の本屋は地元で見たことのない本が平積みしてある。

なんじゃこりゃ。と手にしたのが
「言いまつがい」。ほぼ日刊イトイ新聞編。
もう見たからにおかしい。
本がゆがんでる。「製本まつがい」をわざわざしてある。
ぱらぱらとめくると
「モライヤー、どってく?」
だの、
「ざっくらばん」
だの
大当たりの気配。

これだ。これですよ。と、いそいそとレジカウンターに持って行く。

レジではおねえさんが
「カバーはどういたしましょう?」と真顔で聞くので
「む、無理ではないでしょうか?」と応えたら
「なんとかなるのでは。」と言って無理やりこの斜め裁断の本にカバーをかけてくれました。

モックンにおみやげだよ、と言って渡したら
大爆笑しながら読破。
我が家では今度から「ブロッコリー」のことを「ボルックリン」と呼ぶことになりそうです。


しかも、本当の乱丁(ページ折れのままの裁断)だったので
これはもうレアもののお宝おみやげとなりました。


2005年01月03日(月) オトナ3とコドモ1って感じだ


おかあちゃん、新年会にいってくるけど、というと
子どもたちは3人揃って
「いってらっしゃい!泊ってきてもいいんだよ!」
「ゆっくりしておいでねー!」
と送り出してくれる。
ありがとう。ありがとう。

なのに、ヒゲの生えた長男だけが
「いややっ!早く帰ってきてよっ」と言う。

なんてコドモなんだっ


2005年01月02日(日) おねえさんまゆげ


なんだかもう飲み疲れてきましたよ母は。
こりゃあもうお肌のお手入れですなー、と蒸しタオルなぞを顔に乗せてぽはーとしていたら
ミーが寄ってきました。

「ミーもするっ」

いや、ミーはつるつるだし。

「んじゃ、ミーの眉毛、剃って!」

マユゲ?な、なんで?

「つながっとる!」

・・・子どものマユゲってそうゆうもんですよミーさん。

「あかん!これではあかん!」

お気に召さないご様子です。
まぁ、また生えてくるしそんなに剃ってほしいなら、ちょっと整えてあげましょうか?

大喜びでやってきたので
つながった眉間をまず剃り落として、
お姉さんのようなほっそり眉毛に整えてみた。


へ。
へ〜〜〜〜。

こんな小学生の小娘でも
眉毛ひとつでこんなにおねいさん顔になるのか。びっくりだ。

そしてそんなおねいさん顔ですと
いつものきっつい一言もさらに冴えるというものですな。コワ。



2005年01月01日(土) それぞれの年賀状


今年はモックンにもミーにも年賀状がたくさん来た。
それぞれが去年一年つきあってきた友達だ。

今年はファミリー年賀状を用意してないのだけれど
お返事どうしようかなぁ。

「ミー、これにするから、これ、あとでプリントアウトしといて!」

ミーが、年賀状素材雑誌から気に入ったはがきデザインを選んで丸をつけた。

ほうほう。
それもいいね。
一人一人違う賀状を作ろうか。
そんなことができるよねぇ。簡単に。必要なだけ。

ミーはお友達ごとにプリントアウトするデザインを選んで全部で5種類のデザインの年賀はがきを作った。
書き込む言葉もミーならでは。


モックンも同じように作り出したので
今年の年賀状、それぞれの名前のみが入った年賀状となりました。



子どもも独立したおつきあいをはじめるおとしごろなのねぇ・・。


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