「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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子どもたちが風邪をひかなくなった。 昨日の雨に打たれて風邪ひかないかと心配したけれど なんてことはない。 元気である。
「ほんとに風邪ひかなくなったよねー。 去年の冬も風邪で寝込んだりしなかったし、 あなたたち強くなったよねぇ。」
としみじみ言ったら、 それを聞いていたマルが、
「もっと強くなるわ!怪獣倒せるくらい!一発で!」
・・・・そりゃあ・・つよいね・・。
2004年09月29日(水) |
台風21号でずぶぬれなおこさま |
台風である。雨台風である。 朝から大雨洪水警報は出ているのに、 学校休んでいいですよ、の「暴風雨警報」が出ない。
ごくごくフツーに「自然とつきあう」ということを考えたら、 こんな日は外に出るのは危険だ。 おかあちゃん的には休んでヨシなのに、 学校は来いと。来てから考えると。まぁ、そういうきまりになってるわけで。
モックンとミーはいくぶんうきうきモードで長靴を履き、 傘を差し、カッパをはおり「いってきまーす」とでかけていった。 マルはちゃちゃっと保育園に「先生、今日は自主避難ですぅ。」と電話して お休みにしておいた。
暴風圏に入ってないので暴風雨警報はなかなかでない。 出たら一斉下校だが、これだけ雨がひどいと大雨警報でも下校させるかもしれない。
シーちゃんから電話が入る。 「中学校帰ってるんやけど、小学校から連絡ない?」 「まだない。帰すとしても、給食食べさせてからやと思う。」 「午後からのほうがひどなるやん!」 「親が不在の家のこと考えてそうすると思うよ。」
的中した。 一番ひどく雨の降る中、大人のひざ丈まで冠水して どこが歩道だか側溝だかわからない通学路を集団下校させると連絡が来た。
シーちゃんが今年の地区役員だ。 車で迎えに行く親がたくさんいると思うけれど、 まとめれば地区の子ども全員拾えると思うがどうかと電話してきた。 「いけると思う。手伝うよ。」 在宅のご近所マダムを次々とまとめて学校横の公民館で車を待機。
校門から冠水した道路をかさをさしてずぶぬれで歩いてくる子どものなかから 地区の子どもを残らずピックアップして車まで誘導する。 地区の子どもは全部で50人近い。 とりこぼさずに拾うのが私の役目。 うちは普段からよその子どもが遊びに来る家なので 地区の子どもはたいてい名前と顔と母親がわかる私がピックアップ係。 シーちゃんたち6人で輸送係。 次々と誘導。シーちゃんが振り分けて分乗させ、 タイヤが隠れるくらい冠水した道路を抜けて一人一人家まで送り届けた。
シーちゃん、いい判断だったと思うよ。 あの道はいくら集団下校でも低学年は無理だ。1年生、腰まで浸かるよ。 自分の子どもだけ拾ってあとはお好きに、なんてしない心意気もステキだったよ。
こういうときに細かい事情抜きで 「悪い、車出してっ」 「わかった。」 「子ども拾ってきてっ」 「まかされた。」 のできるご近所マダムたちはみなステキだ。
子どもたちは玄関からお風呂に直行してほかほかになり、 宿題もなくゴキゲンでした。
明け方降っていた雨もやんで上々の天気。 今年は4年生、3年生、来年入学児のフル出場で臨む運動会。 800人近い生徒にその保護者で運動場はぎゅうぎゅうである。 車もぎゅうぎゅうで駐車場整理では殺気立った保護者の車にひき逃げされそうになる役員続出。コワ。 労災降りるのかしらとかいいながらみんなとグランドに戻ってきたら、 もう、モックンの80メートル走だった。
モックンの組が走るまでにサッカー友達がステキに力走。早いなぁ。 トモ君が1着、ショーくんが2着、シューちゃんが2着、残念、惜しかったよ。女の子足速いな。 モックンの組だ。 よーい、ドン!で走り出す。おお!いいスタート! 4コースのモックン、スタートトップ。 肩の上がったストライドの短い、見るからに走るの遅そうないつものランニングスタイル。 抜かれるか?がんばれ?がんばれ! コーナーを曲がって、近くに来た。 「ガンバレー!」 声援ににやけながら走っていく。 笑ってないで走れバカ息子ー!
結果、1着。
母大喜び。うそみたい、うそ?うそじゃない〜! 逃げ切って1着。快挙。快挙。
親子競技もミーのクラスも、モックンのクラスもことごとくダントツ1位で勝ち、 鼻が天狗。母の鼻が天狗。ふふん。 そんな母天狗であるがつぎはマルの旗とりだ。 幼子の手を離して遠くから見守る。
マル、保育園で仕込まれたままの見事な入場行進である。 大きく肩より上に手を振ってももを上げしゃきしゃき行進。 見習え小学生ドモ! 同じ保育園のママ友と固まってそれぞれが我が子の仕込まれっぷりに感動する。 「見てー、あそこの列だけちゃんと入場行進してるで!」 「あー、ホント!うちの保育園の列だけおりこう〜!!」 ところが、 「イヤー!見て見てあの子先生噛んでる!」 「うそ!どこ!うわっほんまや!」 「顔覚えとこ、顔。」 ・・・いろんなのがおるなぁ・1年生・・・・・。
マルはどん!で駆け出して6年生のお兄ちゃんのところへお土産をもらいに行った。 そのおにいちゃんがマル係ということになって、 マルと手をつないでトラックをぐるっと半周して退場してくる。 マルがニコニコと手をつないでもらってるおにいちゃんは、 モックンのサッカー団のキャプテンのシュンくんだった。 6年生の大きなシュンくんに手をつないでもらって帰ってくるマルに ああ、1年生になっちゃうんだなぁ。 手をつなぐのはおかーちゃんじゃないんだなぁ。じーん。 じーんとしていたら、またその横でさっきの子が先生を噛んでいる。 「か、顔覚えとこ。顔。」 うなづきあう保育園ママズ。 たいへんだ。1年生。
運動会は無事終わり、モックンとミーとマルをヒゲ君に頼んで 後片付けとグランド整備をして自転車で家に帰ったら、 家中ざらざら。
・・・・・玄関で靴下ぬいで風呂に直行と、 ドアに貼り付けておくべきだった・・・・・。
ラビィ!から尾を引いて、 おかしげな英語ブーム到来。 モックンが「ダーリンは外国人」のトニーさんにはまってるのもあるんだが。
車でお出かけ中、行くはGOだとかいう話になって、 いかなあかんてどう言う?と聞かれた。
「あい、はふとぅ、ごー(I have to go)。」
「あいはふとぅごー!!」
「そうそう。 そーりぃ、ばっ、あいはふとぅごー、で "ごめん、しやけど、いかなあかんねん"ていう意味。」
英語もいい加減だが、さらに上乗せてごむたいな関西弁訳である。
なのにマルが 「あ、そりは、シンデレラやっ!しょーりーばらいはふっごー!」 と王子を置いていくシンデレラのせりふになぞらえた。
やーわらか〜。 言語のパーテーションがやわらかいのねぇ〜。
今英語遊びしとくとおもろい子どもに育つだろうなぁ。やっとくか。 やっとくために母、基礎英語からか。とほほ。
マルさん、運動会で「終わりの言葉」役になったらしい。
な、何でまた、こんなにさくさく休む子にそんな大役振り当てたんだか。 どーした園長先生。
そんなわけでマルさん、 両手をグーにして直角に腕を曲げ脇を締め、 たったかたとかけあし、きゅきゅっと90度方向転換深々と礼、 「これで、うんどうかいをおわります、みなさん、さいごまでおうえんありがとうございましたっ。」 半歩下がって礼。右向け右、きゅきゅっと90度方向転換、たったかかけあし、 を、朝といわず夜といわずご披露してくださいます。
これがもぉお、かわいいっ!(←オヤバカ)
運動会前からこのメロメロぶりでは当日わたしゃ泣くな絶対。うん。
さかなさんにみょうちきりんなフラッシュ(←ジャンプ)を教えてもらって なんだこりゃと思っていたらモックンが隣で踊り始めた。
ヌヌネネヌヌネノのところはモンキーダンスである。 正しい理解です息子さん。
ラビィ!のところはこぶしをあげていたので、 親指と人差し指で作るラブサインに変更しておいた。
気に入ったらしく、 「おかーちゃん、ボクがインターネットにつないだらいつでもそれになるようにしといてよ。」 自分のログインページのブラウザのホームに設定してくれてか!!
でもな、モックン、きっとこのゲームはクソゲーだぞよ。 ということでニンテンドーDS貯金始めてしまいそうです。
ミーちゃん、また歯茎がはれてきた。 虫歯になったところに銀をかぶせてもらったところだ。 以前の治療が尾を引いてるらしい。 きれいに治してもらったのにかわいそうになぁ。
ヒゲ君が家にいるので兄と妹を置いて ミーとふたりで歯医者までドライブ。
ふたりで出かけるとミーはよくしゃべる。 普段よりよくしゃべる。 友達の話とか、先生の話とか。 言いたいことを言ってさらりと、 「で、おかあちゃんは今日は何してたん?」と友達のような尋ね方をする。 おもしろいねぇ。
きょうは、お父ちゃんがお休みだったのでふたりで遊びに行ったよ、というと、 「デートやん!ご飯食べた?」 「うん。」 「なに食べたん?」 「焼きそば。」 「なんで焼きそば!デートちゃうん!」 「わははは!石焼きやきそばてのが食べたかったんだっておとーちゃん。」 「あかんで!デートやろ!」 「デートのご飯て、ミーやったらなに?」 「もっと、ゴージャス的なもの!」 うははは!どんな飯だか。でもジョシとしてはもっともである。いいぞミー。
「で、次は?」だんだん詰問になってきた。 「えー、焼きそばっていうのがちょっと物足りなくてやだったから、 アイスおごってもらった。」 「ふぅん。それはいい。よかったな。」 年上のおねいさんにはじめてのデートを相談してるんですか私は。
「ほんで?」 「おとーちゃんが映画見たいって言うから映画を見ました。」 「なに見たん?」 「・・・・・ゾンビの映画・・・。」 「ぞんび?なにそれ?」 「えー、死んでるんだけどー腐ったまま、うお〜!ってひとを襲うの。」 「・・・それ面白いわけ?て言うか、デートでなんでそれ?」 核心を突きますねぇ。 「うん。ほんまはおかあちゃんハリーポッターの字幕版が見たかったんやけどね。」 「見たいっていうた?」 「うん。そしたら、ボク見たもん!これもこれもこれもこれも見た!って。」 「勝手やーーーーっっ!!ものすごい、わがままやんか!!おとーちゃん。」 「いやまぁ、それでね、残ってるのがゾンビやった。」 「・・面白かった?」 「みらじょぼびっちって日本で言うと誰だろうなぁって思った。」 「ふぅん・・・で?映画見て、終わり?」 「うん。お買い物したかったんやけど、おとーちゃんが散髪に行きたいって言って、帰ってきた。」
ここでミー炸裂
「ちょっと!プレゼントなしっっ???」
「ぷ?プレゼント?」 「あたりまえやん!デートなんちゃうん!プレゼント買ってもらわなあかんやん!!」
この娘は立派な名古屋嬢になれるに違いない。彼氏は苦労するだろうが。 8歳にして己の父親にデートとはなんたるかを説教していました。
金曜日の保育参観ではぅはぅ言いながら撤収されたマルさん。 さて。本日はどうか。いけるのか保育園。
「おかーちゃん!今日の髪型はみつあみ!」
お〜。ダメージ忘れてる〜。いいぞ。
「さっ!はよ行こ!」
お〜。8時登園。いいぞいいぞ。
園の玄関で、お迎え当番が担任の先生だった。 「あっ、マルちゃん!大丈夫だった??」
はっと気がつくマル。 「せんせー!おは!」よーございますを飲み込んだ。
やばっ!と先生とふたり顔を見合わせる。 アイコンタクトで、次の瞬間、 「おかあさんに、いってきまーす!って」 「いってらっしゃーいっっ!!」 必要以上に明るい大人ふたり。
マル、にーと笑った口で固まったまま、振り返った。 ダメか?と覚悟したとき 「おかーちゃん、早いお迎えな!」
う。 はい。とりあえずいってらっしゃいまし。
園舎に入ってしまってから、先生に 「ご苦労様でしたぁ〜。」とねぎらわれましたよ朝から。
モックンのサッカーの試合。 今日はリーグ戦の第2節。 いままで全勝できてるので今日一敗でもしたら優勝争いからはこぼれる正念場の試合。 夏の間にどこのチームも春より強くなってるからそう簡単には行かない。
結果、3試合して2勝1分け。
だけど、今日はよく動けてた。 くたくただろう子どもたち。 モックンはゲームに出てたし、 ミーとマルは公園ではじけていたし。 おかーちゃんはくたくたです。
3時ごろに家に帰ってくると ミーは、サーちゃんとこ行ってくる!とでかけ、 マルは、タックンがやってきて二階におもちゃを広げ始め、 モックンは、レンちゃんとこへ行く約束だから!と自転車で1キロ離れた友達のうちへ行ってしまった。
ひょえ。 まだあったかそんなに体力。 ゲームで出し切ろうよ。ね。ね。
ミーが帰ってくるなり 「カレー作る!」と鼻息荒い。 習ってきたのかと思ったら、カレーを作るお手伝いをしたよ、 という作文を書いたクラスメイトがうらやましくなったらしい。
「えー、今日は冷しゃぶの予定で豚さんを冷蔵庫に、」 「その豚って、このおとーちゃんが半分食べてあるやつ?」
なんですってっ
・・やられた。 昨日チャーハン物足りなかったんだ。食われた。豚。
「これだけじゃあ、しゃぶしゃぶできないねぇ。カレーに入れちゃうか。」 「よし、やろう、カレー。」
ま、カレーにいれるにしてもいささかツライ量なんだけど。いいか。
「じゃがいも、むく!」とピーラーでむき始めると、マルも黙ってない。 ふたりがかりでジャガイモを切り刻み始めた。
「これくらい。半分を四つに切ったらもういいよ。」 と見せたのに、うまく切れたのに気をよくして、 四つに切ったのをもう半分に切ってみたり サイズがばらばらだわとそろえるつもりで切ってみたり 「できたー!」と見せてもらったときにはボウルには 大豆とみまがうほどのジャガイモさんたちが。
・・・ま、早く煮えることでしょう。
たまねぎも切ると、意気込んだ。 皮をむいたら半分に割って端から切って、・・・・・・なにをしてるの? 「涙が出んように、鼻にティッシュ詰めてんの!!」
たまねぎを鼻ティッシュでクリアして切り、いよいよ鍋に投入。
たまねぎを茶色くなるまでいためてほしいんだけど、できる? 「まかしといて!」 まかせた。 「おかーちゃん!煙でてるよ!?」 「焦げてる焦げてる焦げてる!!」
ぎりぎりセーフだったので煮込む。 材料がみな細かいので煮えるのも早い。 カレールウを割りいれるのも真剣だ。
できたカレーを鍋ごと食卓の真ん中にドンと、置いた。 「今日はミーとマルのカレーでーす!」
「おいしいねぇ。」 「えっへん。」 「おいしくておかわりしちゃうねぇ。」 「いいよいいよ、どんどん食べて。」
自分が作ったカレーがおいしいのはうれしい。 おいしいと食べてもらっておかわりまでされるともっとおいしい。 ミーもマルも中辛だったのにおかわりして食べた。
ジャガイモはとろけてよくわからなくなっていたけど でもほんとにほんとにおいしいカレーだったー。
マルの保育参観。今日は廊下から見るだけ。 なんだけど。 マル、工作で失敗。 ↑ お母さん方に注目される ↑ 泣く ↑ さらに注目 ↑ おお泣き ↑ 白目むいてきた ↑ パニックで過呼吸状態 ↑ 母がケアにあたって、落ち着かせる ↑ 落ち着いたものの立ち直れない ↑ 置き去りにできないなぁ、こりゃ・・。 ↑ 撤収 ↑ 車に乗って保育園の駐車場を出るまでの間に落ち着く ・ ・ ・ ・ シテヤラレタ感 フルゲージ ↑ 気分転換して、うれしい気持ちで今日の後半を過ごそう!とポジティブシンキング ↑ マルさんとランチ
そんなわけでランチおいしゅうございました。
台風がちょうど下校の頃に一番近い。 3時を過ぎて風が強くなってきた。 閉めた雨戸がきしんで音がすごい。
迎えに行ってみるかなぁ。
学校からうちまで約1キロ半。 吹き飛ばされつつ帰ってくるのも楽しいとは思うんだけれど。 ちょうど、ミーのお友達ママからも迎えに行くけど、 ミーちゃんも一緒に拾うよ?とメールが来た。
今日は4年も3年も6限だから、ミーだけお車だと あとあとややこしいなぁ。
「ありがとう、私も今から迎えに行くよ。」と返して車を出す。
校門の前にはお迎えの車がずらり。 へえ〜。みんな拾いにくるんだなぁ。
ミーが車を見つけて走ってきた。 ひとりじゃない。 4人。男の子ばっかり。それもみんなモックンの友達。 「のせてぇ〜。」
たはぁ。 あとはモックンが何人連れてくるかだなぁ。
「早くみんな乗って!」 と気前のいいモックンは3人連れてきた。
乗って!と言われても。 乗るとこないんですが。
誰も降りたくないので詰めて詰めて、家の遠い順に奥から詰めて、 ニコニコと、「はい、乗った!乗った乗った!!」
もー。絶対つかまる。 おまわりさんがきたら全員小学生マネキンになるよう言い聞かせて出発。
一人ずつ玄関先まで送って、一番遠いところの子を降ろして帰ってきたら ウチの玄関先に3人ほど集合していた。
「台風やし!!みんなで遊ぼう!」 「ワーイ!」
うわーん 家の中も台風〜〜〜〜
今日から給食がはじまった小学生チーム。 新学期最初のメニューは、
「ドライカレー(麦入り)」
麦入り。が気に入らないらしいです。
ヒゲ君が青年部で浜名湖花博に行くらしい。
行ってらっしゃい、と見送ろうと思っていたのにミーから異見が発動。 「船に乗ろう!おかーちゃん!」
え。船っていってもフェリーですよ?いいの? 「乗る!」 ミーの決意はいつだって硬い。
朝5時半に家族で参加が決まった。
「どこ行くの?」とマルが聞くので、 「浜名湖花博。」と言ったら 「なまなこなまなく?」
かわゆいので、なまなく ということにする。
突然決まったので予備知識がまるでない。 聞いてみよう。 フミにーちゃ〜ん。
「花が閉じる前にモネの庭見に行ってー。」とメールが来る。
ありがとう。 でも。 4人がタコス買えとか、バラのアイス買えとか、ううぅ。 食欲に睡蓮が負ける。
せっかくのバス旅行だからビール飲んじゃいたかったのに、ダメでした。ガクリ。
なまなく会場はトンデモ広い。 モネの庭についてみたら、曇り空のせいかまだ睡蓮が開いていた。
この庭は大人の目線の高さから見るよりも 子どもの背丈から見るのが美しい。 画家がいすに座る高さ、だろうか。 ミーは、子どもができたら「モネ」と言う名前をつけたいそうだ。 へぇー。 なにか伝わったのかなぁ。
なまなくは広かった。
ナガシマスパーランドの無料券をいただきましたので、 ついこないだも遊園地に行ったのに今週も遊園地。
ナガシマは結構大人向きのアトラクションが多いので どれだけ楽しめるか心配だったけれど予想外に楽しめて大満足。
子ども向きのコーヒーカップなんかからはじめて じわりじわりと大人の並ぶアトラクションに移動。
時速40キロでコーナーリングを楽しむ「ボブカート」に乗りたいと モックンとミーが言い出した。
小学校3年生から乗れると書いてある。 それ以下は保護者同伴だと書いてある。
どうする?
「ボクとミーで乗るから、おかあちゃんはマルと乗りなよ!」
ええっ。できるのかそんなこと。 できるんだろうけど。ドキドキ。
列に並んで順番を待つ。 係のおにいさんがミーに、 「何年生?」と厳しい声で聞く。
つん!と胸をはり、「3年生!」
ほんとかよ?という顔のお兄さん。(わかるけど。) それを見てモックンが「3年4組やで。」 ミーが「17番っ!」
ナイス!いいコンビネーションだ!
モックンが後部座席に座ってスピードコントロール担当。 ギュウウウウウンン!!と走り出した。
はらはらするまもなく、母+マル号も発進。 マルが泣いたらスピード緩めなくちゃと思っていたのに 前の座席で40k/hの風を受けながら 「気持ちいい〜〜〜〜!!おもしろーーーーーーい!」とオオウケ状態の5歳児。
ええのんか、だいじょうぶなんか。 じゃ、遠慮なくフルスロットルで。
ゴール近くの橋の上でモックンとミーが大笑いしながら手を振っている。
せ、成長したなぁ。こどもたちー。
ボブカートからの帰り道、シュートザシュートの横を通る。 とんでもない高さからの急流くだりで水しぶきが5メートル近く上がるやつだ。
無理無理無理無理と通り過ぎようとしたら、 「のりたぁい。」とモックンが。
え、でも。妹二人が無理だもん。 「いいよ、乗っておいでよ。」
は。ミーちゃん。大丈夫なの? 「うん。いいよ。マルと二人でジュース飲んで待ってるよ。」 ジュース買えってことですか。 えーでもー、大丈夫?
「大丈夫大丈夫。留守番と一緒だもん。」
・・・。 モックンはもう乗る気満々。
またもドキドキしながら列に並ぶ。 もう夕方なので2回ほど待ってすぐに乗れた。
ボートに乗ってミーとマルを探す。 いた。 アホ!
一番水しぶきのかかる橋の上で、大笑いしながら手を振っている。
モックンは隣でドキドキしながらキンチョーしているが、 母はあいつらが水しぶきでふっとぶんじゃないかとドキドキである。
「どきなさいっ!!そこダメッ!!」 と急なレールがたがた上がりながら叫んでみるが、 どうやらミーは確信犯である。 「いーひひひひ〜〜〜〜!」などと笑って跳ねている。 マルはちゃんと荷物を抱えて水よけのアクリル板の陰に入ってひらひら手を振っている。
ボートがくるりんと向きを変えて、トップからいよいよ落下である。 あのアホ娘っ!まだあんなとこでっ!どけってばーーーー!
叫んではみるが落下。
ひやっほぉぉ!
ド ザッパアァ〜〜〜ン!!
びしょびしょ。
どけって叫んでてカッパかぶるの忘れてました。(バカ母)
モックンとわはわは笑いながら妹二人のところに戻ってきて うっかり、「ミー、あれ110センチからだったよ。」と言ってしまい、 もう一度乗ることに。
今度はモックンとマルが橋の上でお留守番です。 同じようにがたがた上がりながら振り返ってみると、 兄妹ふたりとも水よけの角で手を振っている。
そのへんがミーと違うとこです。兄妹。
よしよしと、隣のミーを見るとキンチョーしている。 「あがってきたねぇ。」 「アガリスギ。」
ガタ。 「ホラ、落ちるよ♪」 「ヒ」
ド ザッパァァアア〜〜〜〜〜ン!!
カッパかぶっててもびしょびしょ。(アゴヒモしめ忘れた。)
びしょびしょになったところで、温泉に移動。
今日は大人の男がいないので、モックン処遇に困るところなのだが、 「へ?ボクは男湯で。当然。」 「大丈夫?」と聞くと、 「おかあちゃん。お母ちゃん4年生やったら、男湯に入りたいか?」 へへぇ、ごもっとも。
ちゃんと洗ってから入るんだぞ、サウナに入っちゃダメだぞ、と約束して男湯前で別れる。
改装したばかりのお風呂はとても立派な露天風呂。 紅葉の頃にきたらこれ、きれいだろうなぁ・・。 お湯はさらり系の少々熱め。
6つあるお湯を出たり入ったりしながらのんびり温まって表に出ると、 ほかほかのモックンが待っていた。
ニコニコしながら車に乗り込んだところで待ってたように急に土砂降り。 土砂降りの中を運転しながら、
子どもたちと、母子で遊園地あそびが楽しめるなんて、大きくなったよなぁ・・・。
としみじみな母でした。
モックンがうれしげに帰ってきた。
指ではさんでつかまえているのはタイコウチである。
「それ、生餌でないとだめなんじゃないの?」
「うん。」
毎朝6時におきて田んぼに小さいザリガニを捕まえに行くその情熱に免じて 玄関での飼育を許可しました。
今、飼育5日目。 タイコウチどんお元気です。
もう体育が始まった。 運動会だ。
がんばれ。 なにやんだ今年は。
「ゴミひろい。」
・・・・今、総合学習でゴミの勉強してて、 ゴミ処理場だの最終処分場だの行ってるのは存じ上げてますが。
運動会までゴミ拾いなのかっ
「ゴムのわっかに5人で入って、落ちてるゴミを拾うんやけど、 ペットボトルみたいにリサイクルできるモノは得点が高いねん!」
・・・・が、がんばってくれたまえ・・。
スイミングでモックン、バタフライを泳ぐ。
・・・お、おぼれているように見えるんですが、気のせいでしょうか・・・。
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