新人監督日記
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2002年10月21日(月) 日本大学医学部戦を終えて

昨日行われた日本大学医学部とのリーグ初戦に無事
26-0と勝利することが出来ました。

もちろん、勝利した結果には満足できるものでしょうが、
内容に関してはまだまだ満足できるものではありませんでした。

不用意な反則など細かいミスが多く、試合自体もイエローフラッグが
頻回に見受けられるものとなってしまいました。

また、自分などのベンチワークも綻びをみせ大いに反省する点があります。

ただし、最も修正すべきだと感じたことはチームとしてのまとまりが
まだまだ不足しているという点でした。

このような状態では、これから続く慶應大学医学部、東京大学医学部
といった強豪校と対等に試合を進めていくことなどとうてい出来ません。

一方で、期待通り3年生カルテットは正に中心プレーヤーとして大活躍を
してくれました。ほんの少し前までは頼りない面も見受けられた彼らですが、
昨日の試合では彼らの活躍なくしてはこの様な結果はなかったでしょう。

また、2年生コンビも賢明なブロックとランを見せサイドラインも盛り上がりました。

最も評価できることは、とにかく完封したこと。
内容がまだまだ未熟な点が多いことはプレーヤー自身が一番分かっています。

それでも結果として、完封できたことは守備陣にとって大き自信になるでしょう。

次節はByWeekの為試合がありません。この次の試合は11月3日(日)
12時より 聖マリアンナ向ヶ丘グランドにて、常勝慶應大学医学部戦です。

今年のように若いチームはまだまだ飛躍的にのびます。
関係者の皆様をはじめ、チームの成長に大いに期待して下さい。


2002年10月19日(土) 日本大学医学部戦へ向けて

いよいよ今シーズンの開幕戦です。

対戦相手は2部から昇格してきた日本大学医学部です。
先週、東京大学医学部に37-0と圧倒されたものの、
油断は禁物です。

スケジュールの都合がつかず、今週は思うように
幹部以下選手達と話をする機会が取れませんでしたが、
そのような状況の中でもわずかな時間ながら幹部学生を
中心に試合へ向けて話をすることができました。

幹部としての責任感からプレッシャーを感じる者や、
対戦する日本大学医学部とのシュミレーションに苦労する者など
色々でしたが私が彼らに強調したいことはただひとつ。

「ただ目前のプレーに集中する」

ということだけです。
とかく、開幕戦とはナーバスになったり余計に深く考えすぎたり
するものです。

しかしながら、いざ試合が始まれば悩む暇はありません。
次々と展開されるプレーに対して自分の責務を果たさなければなりません。

今までの実戦経験が少ない者ほどとくに不安にもなるでしょう。
そのような時にこそ、ひとつひとつのプレーに集中して欲しいのです。

細かいことはごちゃごちゃ考えず、ただひたすらに審判の笛がなるまで、
目の前の選手をブロックする、ボールをひたすら追いかける、無心でタックルする。

誤解を覚悟して言えば、結局はそれだけで良いのではと私は思います。
もちろんフットボールには格闘技としての側面と、戦略性としての
側面がありますが、選手達がフィールドにたった時にはいかに気持ちで
相手を上回ることができるかだと思います。

彼らに戦略性などで柔軟な対応力が欠けているのであれば、いくらでも
フォローすることは出来ます。

しかし、気持ちの面をフォローすることはできません。それが出来るのは
本人しかいないからです。

ですから、今試合へ向けて私が最も注意することは選手達が気持ちで日本大学
医学部を上回ることができるようにサポートすることだと思っています。

フィールド上で一つ一つのプレーを最後までやり抜く集中力と相手を上回る気持ちを持ち続けることができれば結果はおのずと付いてくるものと信じています。

関係者の皆様を始め数多くの皆様のご声援をよろしくお願いいたします。





2002年10月13日(日) リーグ戦ついに開幕。

今年も東大さんは絶好調のようである。

リーグ戦開幕の第1節、我がマイティーズはByWeeKで試合がない。
学生達は当番校、私は当番評議員の任があったので朝から聖マリアンナ向ヶ丘
グランドへ足を運んだ。

今日のカードは獨協大学と神奈川歯科大学の試合が第1試合。
東邦と同ブロックの4チームの試合は第2試合と第3試合に予定されていた。

第2試合では、来週対戦することになる日本大学医学部と昨年度覇者の東京大学医学部が登場。いやでも試合内容が気になった。

アメフトというスポーツの特色上、ここで色々内容に関して私の意見を述べることは差し控えるが、続く第3試合の慶應大学医学部対聖マリアンナ医科大学の試合と併せて、事前の取り組みに対する配慮を考えさせられた。

現在チームの状態は可もなく不可もなくといった所か。
少人数ということで心配していた怪我人などもなく、後はこの1週間でどこまでチームモラルを引き上げられるかと言うことだけだと感じている。

日本大学医学部は今年2部から昇格してきたばかりだが、相手がどこであるかは正直あまり関係ないと思っている。

チーム全員が全力で試合にのぞみ、自分たちの目標に対してどこまでやりきれるかだけが問題だと考えているからだ。

その点、今年のチームには期待している。とくに昨年から出場している3年生達に注目してもらいたい。

私個人としても彼らのプレーには特に注目している。

さあ、初戦まであと7日だ。




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