だからお前は誰なんだ

春の高校野球も盛り上がる最中。
残された僅かな日々を、そこはかと無く鬱に過ごす紺です。
みなさまはお元気でしょうか。


えー、早速、今日の座敷わらし会話講座。


高校野球中継を映すテレビの前に寝そべるわらし。
紺がその側で座っていたときのこと。


紺:「もう、この子(球児)たちはアンタよりも年下なんだよね」


弟:「高校の頃のひとつ上って偉く感じたよな。…まるで神」


紺:「………」


弟:「ということで、今は俺が、神。 全てだね



・・・・・・神・・・。



とうとう、ここまで来たか


この座敷わらしめ。




ほんの数日前には



「僕は悪い魔法で人間の姿に変えられたハムスター」



などと、ほざいていたのは誰だ。

つーか、普通はその逆だろう。
ハムスターから人間ならまだしも


しかも、その言葉に対するおかんの反応が。


母:「え、アナタ、座敷わらしじゃなかったの?」


そうじゃないでしょう、お母様。


厳密に言えば、もしかしたら合っているのかもしれませんが
紺はどうしようもない矛盾を感じざるを得ませんでした。



自分は神だとのたまう輩が、まさかこんな身近に実在するとは
思ってもみませんでした。

破天荒な某E探偵じゃあるまいし







明日は紺、歯医者(歯科)です。
泣くほど嫌です。
削られるのが、とかいうのではなく。
何をされるのか分からなくて。
初心者にとっては、それが大問題。
ああ、こわい…。
2002年03月29日(金)

女工哀史

今日は卒業式でした。

見事なほどに、雨にしてやられました。

どうやら雨女・雨男の比率が若干多かったようデス。
厄介な卒業生達ですね。(お前が言うな)


これはやっぱり私が謝るべきでしょうか。



某地方大学卒業生の方々、並びに関係者。


本当に申し訳ありませんでした



苦しい袴姿であちこち動き回り、とにかく疲れました。
そして、運が悪いことに腹痛が。
風は吹くわ、雨は降るわ、腹は痛くなるわで体調は史上最悪。
友との優雅な晩餐も泣く泣く辞退。
まさか、卒業のこの日に全く別の意味で泣くハメになるとは…。
忘れたくても忘れられない強烈な思い出になりました。

これもアリですかね…。


でも学生生活も終わりかと思うと、ちょっぴり寂しさが。
おセンチ気分な紺です。






さて、どうでもいいコトなんですが。
実は昨日、座敷わらしの誕生日でして。
不思議な事に、どうもこの日に生まれた方が多いようです。
誕生日ごとに性格判断がありますが、弟を一言で表すなら。


「突発的飛躍的思考」


とにかく連想が果てしなく飛ぶ飛ぶ。

例えば、ある日のこと。
わらしが家に帰ると身体がむわっとした空気に包まれたそうです。
そこでわらしは何を言い出したと思いますか。


突然、「女工哀史」の一節を暗誦


その後、居間にいた紺とおかんの前で。
女工哀史の時代(明治から昭和初期)の厳しさを刻々と語り始め。
ついには…


「俺は体調の悪かった女工を車で送ったこともある」


などと言い出す始末。
どうします、こんな弟。


「むわっとした空気 → 女工哀史」


誰がこんな連想に追いつけますか。


つーか、


お前の生まれは何年なんだ




生まれるときにどっか頭ぶつけたのかな…。
と絶えず納得を試みる日々です。

2002年03月22日(金)

雪男

今日は何日だろう…。
ああ、また、2週間振りの日記。
みなさまはお元気でしょうか。



座敷わらし + スノボにGO! → 雪男



弟の劇的変貌を未だ直視出来ない、今日この頃の紺です。
だって、顔が、顔が、顔が……まっくろくろすけ。
家に帰って来た座敷わらしを見て、紺の心の一声。


……ダレ?


成長と共に、日に日にむさ苦しくなるのは仕方ないにしても、
これには我慢の限界が。
たった二日でまるで別人。
人見知りの激しい紺は、危うく泣き出すところでした。


この座敷わらし、ようやく枕返しに勝ったそうです。
姉として誉めてやるべきでしょうか。
とりあえず、そっとしておく毎日です。




で、話変わって。

紺の2週間をダイジェストでお届け致します。
なので、この先は飛ばしても可。



・祝! 卒業決定!!
・某企画参加の為、期限ギリギリまで自分の首を締める
・紺、友達と佐渡へ島流し
・血を採られる

以上。




特に島流しは、涙あり笑いあり何でもありでした。(普段通り)
たらい乗ったり、砂金掬ってみたり、賽の河原で石積みしたり、
「閉鎖」の立て看(かなり古い)がある遊歩道に足を踏み入れたり。

結果、1泊で佐渡攻略できることが判明。

紺が感じた、シーズンオフの佐渡の印象は。


客に観光させる気、あまり無し


マジ話です。
でも、旅館は最高でした。海の幸が美味美味。
これはお薦めです。

一度で良いので(十分)、御試し下さい。
2002年03月14日(木)

喧嘩上等

今日はバイトでした。

先月で辞めたはずなんですが。

送別会もとっくにやって貰ったはずなんですが。


何故に、大量の幼年誌(「めばえ」「幼稚園」「おともだち」他)を

付録とセットにしてビニールに詰めてんだかな私…。

突っ込む気力も失せ、淡々と作業に没頭。


ちなみに「小学一年生」の付録は、ドラえもんファイル(手帳)です。

ネコ型ロボット好きには、お買い得の品。

来月号はドラえもんの着せ替えウォッチ(腕時計)だそうです。

さあ、どうだ。(って言われてもな)





今日の座敷わらし(紺の弟)


夕御飯時。



弟:「あー、やばっ」

紺:「約束は何時?」

弟:「7時」

紺:「5分後か……」



相変わらず、学習能力皆無


豚丼片手に座敷は携帯を取り出し、何やらメールを送る様子。



弟:「よし、これでみんなの心も和むはず」

紺:「どれ?」



以下、わらしの携帯画面



『 僕が一番忌む行為は遅刻です。

  遅刻するヤツは人間のクズです。

  クズで結構。

  僕は遅刻します。

  文句あるか。           』





弟:「最低だよなー



紺:「お前がな」





何の為のメールだこれは。


謝るどころか、喧嘩上等じゃねーか。



紺:「着いたら最初に、ちゃんと謝るんだぞ」


弟:「ん。初っ端から、文句あるかって言ってやる」




いっぺん殴られてこい、お前




家を出る直前、おかんにゴミ出しを頼まれた座敷わらしは
ぶーぶー言いながらゴミとギターを抱えて出掛けました。





みなさん、こんな座敷わらしはどうですか。(って言われてもな)




2002年03月01日(金)

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紺色の日記 / 紺

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