華胥の城

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:::2007年10月23日(火)
:::十三夜

今朝、ひさびさに郵便局の窓口から封書を出したのですが、民営化のためか、局員の人たちがすごくさわやかに声掛けしていました。
120円の郵便を出して、(朝でほとんど人がいなかったから)郵便チームの人たち全員にありがとう＆いってらっしゃいと言われながら郵便局を後にしました。

最近サービスを享受する時にそこで働く人個人個人を見てしまいます。
どういう風に働いているんだろう、この職業の楽しい所やつらい所はどんな所なんだろう、そういうことを考えながら。この先私はどんな仕事をしていくんだろう？

肝心の私の仕事具合は、変わりなく。
派遣元の人は真面目に考えすぎだというけれど、やっぱり身の置き所に困る毎日です。気持ちのいい笑顔を常に向けられるように、と心がけているけど、最近はそれも難しくなってきた気がします。とくに今日は、その少ない仕事の中で失敗をしてしまったから、へこみ中です。間違ったなら指摘してくれたら嬉しいけど、その失敗はいつの間にか直されていて、私あきらめられてる？とネガティブに受け取ってしまいました。
敏感になりすぎているのは自分でも分かっているんですが、最近仕事も絡んだ微妙事件がしばしば起こっているから卑屈になりがちです。

帰り道、会社を出て駅に向かう直線の広い道で、空に浮かぶ十三夜の月を見上げて、ゆっくり仕事モードから嫌なことをとかしてプライベートモードに。
携帯で今日の主なニュースをチェックして、私の世界は世界は会社だけじゃないんだと言い聞かせながら、電車にゆられて帰ってきました。

いろいろ微妙なことだらけですが、こちらでがんばろうと決めてから意識して予定を多めに入れていて、友達やお世話になっている知人と会う機会が増えています。
メールも用事がないと出さない私だけど、それでもこうして懇意にしてくれる人たちに感謝すると共に、いくら会社で居所がないと感じていても、そうした人の数だけ私がいてもいい場所はあるんだなと思って、なんだかほっとします。
話したいことが話せて、相手も話したいことを話してくれる。すごくうれしいです。

:::2007年10月22日(月)
:::バナナ

帰りの電車で隣に座ったお兄さんが、ものっすごくおいしいバナナの匂いをさせていて、つい帰りにバナナを買って帰ってきました。
天然の香りじゃなくて香料っぽかったので、バナナ香水？いやいや、そんなのあるんだろうか･･･。なにしろすごいバナナ臭でした。

今日はとうとういままでこっそり仕事を分けてもらっていた先輩までもがヒマ状態に突入して、身の回りの片付けに走っていました。私の場合はまだ1か月程度だけど、先輩はもう3年近いので片付け甲斐もあるというものです。うらやましい。
今が1年で1番忙しくて、残業が発生するなら今しかない！という時期らしいのに、これって一体。仕事配分がイマイチっていうこともあるけど会社の事業自体が微妙ってことだったりして･･･。

最近、ペン習字を習った方がいいんじゃ、とものすごく思います。PCを使っての仕事から赤ペンを持っての仕事にシフトしたから余計にそう思うのかも。何というか、居た堪れなくなることがあります、下手すぎて･･･。
きちんと気持ちを入れて書いている時はいいんですが、ちょっと慌てたりすると途端に危険な字になります。
それから、小さめの字を書くならいいけど、大きな封筒に配分良く住所を書いていくのがすごく苦手。なんだかバランスが悪くて貧相な文字列に見えます。
でも絶対、本の練習帳とか通信講座とか始めても挫折する自信あり。

今日からスキンケアを秋冬仕様にチェンジしました。保湿保湿。
気持ちも保湿して、できるだけゆったり、ゆったり暮らしたい。

:::2007年10月19日(金)
:::静かに満ちて

沸点を超えたら一気に覚めた。と同時に、最初からそうだったんだとはっとした。
もろもろあって、詳しいことをここには書かないけど、自分が嫌なことを忘れやすい性質を持っていてよかったと思う。自己防衛というヤツです。
こちらでがんばることにはしたけど、こちらといっても広い。転職ジャーニーとならない程度に、でも役立つ見込みのない類の我慢を美徳とすることはやめようと思う。でも、その前にぎゃふんといわせてやらなければ。

昼間の反動か、最近知りたいことがたくさんあります。
宇宙のこととかマーケとか、PC、歴史。まずは浅く、そこから興味の赴くまま、疑問の答を探してたどっていく。学校の勉強と違って自分の興味のある所は自由に深く見ていけるのが素晴らしいです。
あとは、学問ではないけどコンタクトレンズ。ずっと付けていられるレンズがTVCMに出ていて、本当に酸素関連の問題をクリアしているならちょっと試してみたい。でも自分の眼球の球面についてちょっと控えていないから、乗り換え検討できるかちょっと判断つかず。そしてかかりつけの眼科では扱っていない。という事はやっぱり微妙なのかな。私の調べた範囲でもやっぱり今自分が使っているレンズよりはリスクが高い模様。それでも目が覚めた瞬間からクリアな視界というのは憧れ･･･！

今日は帰ってきて、昨日のプリンを堪能。おいしい、そして安上がりな私。
明日はとあるお世話になっている筋からの依頼で原稿書きをしなければ。締め切りは少し先なんだけど、来週パーティー(女子の集い！)のお誘いがあったので、張り切って前倒し。
前の仕事だったらライティングは日常茶飯事だったけど、こうして離れてみると、そうした仕事が好きだっていうことがよく分かります。やめてしまった私に声を掛けてくれた某氏にありがとうの気持ち。

最近のことで一喜一憂、いや一喜百憂くらいしている私ですが、反省することも多く。
同じようにヒマな同僚がいるのですが、彼女は特にそれを申し立てたりせず、泰然としています。ヒマが気にならないタイプなだけかも知れないけれど。
私は派遣元に訴えたりして、結局職場の人たちのお荷物状態になっている。もっと私が大人だったら、波風立てずになんとかできたのだろうか、とかそう考えるときりがない。
問題が起きた時、不満が爆発しそうな時に、笑ってかわせるような人間になりたい。

:::2007年10月18日(木)
:::充電

昨日みずさんに誘ってもらって、ひさびさに歌舞伎を観劇して来ました！
社会人のための歌舞伎入門･･･と銘打ちながら、明らかに歌舞伎慣れした掛け声とか着物とかに満ち満ちた国立劇場。演目は俊寛とその周辺。俊寛はそれぞれ違う人で何度か見たことがあるんですが、それぞれ違っていて面白い。
ひさびさに劇場の空気を感じながら(係の人の丁寧さにドキドキ)仕事の疲れが飛びました。働いているとなかなか観劇に行くことが出来ないけれど、またいい演目を見つけて見に行きたいなあ。そしてひさびさにみずさんに会えてよかった。

お仕事具合は、なんだかもう･･･という状況。
働く以上お給料にプラスアルファで貢献したい、と同時に、働いている企業だけじゃなく、取引先やユーザーといった外の人たちにも喜んでもらえたら嬉しい。企画やライティング、コンテンツ系の業界でご飯を食べてきた私からすると、商品がゆく先々で人を喜ばせるシーンを思い浮かべながら働くことが幸せだったりするわけですが、今の職場だとそれが難しい。

自社には何ら損にならないけど、取引先にとってはちょっと痛い、という取引先のミスを他のついでで指摘したら、取引先は喜んでくれたのに自分の職場の社員さんにわざわざ注意をいただいてしまいました。それは取引先が勝手にミスしただけだからこちらでわざわざ教えてあげなくてもいい、だそうです。なんだかなあ。
いわく、常に、みんなが同じクオリティを保てるわけじゃないから、余計なサービスをしてそれが当たり前と取られないように、足並みを揃えてほしい、だから私が良かれと思ってしたことだけど、そういうことはしないでほしい･･･と、そう言われてしまいました。同じ注意を受けたのは2回目です。
立場もあるのですが、ちょっぴり反論したら、｢そういうところに気を遣わないで、もっと別の所に気を遣ったら｣って！って！確かに気のつく方じゃないと自覚してるけどひどい。

驚くべきはそんな指摘を社員の人がしたこと。
そういう意識だから･･･！と、心の中で思ってしまいました。自分の会社だけ良ければいい、自分の部署だけ良ければあとは他部署の範疇だから知らない、そういうシーンを見るにつけ、どうなんだろうと思ってしまいます。
ベンチャーから飛び出して大きな企業も経験しようと今働いているけど、周りの人たちが自分周辺の事ばかり見て、会社の行く末とかポジションとかは関係ない、残業があるような職場は女性の職場じゃないわ、とかそういう話をしているのを見ると、自分はベンチャー向きなのかもしれないと思います。ベンチャーと言うか、ベンチャーマインドを持つ会社であれこれ議論したり、そういうことは大好きだった。今はあそこのスイーツはおいしいとか、ドラマの配役がどうとか、そういう話ばかりでちょっとついていけません。

そんなことを考えてしまうのはヒマだから余計にかもしれません。
前回派遣元の人に交渉してもらってから、また様子を聞きに担当の人が来てくれたのですが、やっぱり前と同じ状況だということを話したら、あまりひどいし、話していて私が仕事に対してどういうスタンスで働くタイプかもよく分かってくれているので、このままの状況だったら12月半ばか来年早々に別の会社を紹介しましょうか、と言ってくれました。嬉しいけど、今の担当の人から変わるのは惜しい。
社歴を刻んでしまうのはかなりマイナスだけど、でも今の状況はどうしたって私にマッチしていないから、また職場を移るかもしれません。コピー取り1部頼まれても嬉しがる私なんて、なんだか悲しい。周りの派遣の人たちも(ダメと言われたから堂々とはできないけど)ちょっとずつ自分の仕事を回してくれます。それも嬉しいけど、なんだか自分、なにしてるんだろう、仕事恵んでもらって結局お荷物じゃないか、と、書類を届けに階段をひとりで移動しながらちょっと涙ぐんでしまいます。

人の役に立ちたいとか、仕事に付加価値を付けて渡したいとか、そういうことを言うと派遣元の人は｢偉いわね」と私に言います。
でもそういうのって、自己満足でそう思っているだけで、今の職場みたいに必要としていないのに仕事をくれと言われて鬱陶しいとか、そういう風に思われていると思うと自己嫌悪してしまいます。親切の押し売り、みたいな感じなのかな。
派遣元から再度職場にクレームが入ったみたいで、課長が盛大なため息をつきながら、ひよこ鑑別みたいな(全然違うけど超似てる)仕事を少し、くれました。｢今取り掛からなくていいから！明日でいいし、ゆっくりでいい！｣と言われたので、たっぷり時間をかけて終わらせて提出すると｢早いね｣って。ひとりトリプルチェックしたのに。
そういうのを見てるとやっぱり持て余されているんだなと思います。この人たちの役に立つためにここに来たのに、その人達に迷惑をかけているんだなと思うとやるせない気持ち。

自分を必要としてくれる職場に、今後出会えるんだろうか。どうにも、やる気が空回りです。今はなんでもいいから、思いっきり仕事をさせてくれるところで働きたい一心です。今の鬱屈が充電だったんだと思えるような職場に出会えたらいいな。

昨日元気になったのにまたへこんできたので、帰りにプリン買って来ました！
明日1週間の仕事が終わって解放されたら、ゆっくりしながら食べようと思います。

:::2007年10月13日(土)
:::漕ぎ出す

とりあえずは現状維持という決意をした1週間。

先週、あまりにも仕事量が少なくて、辞めるつもりで派遣会社にクレームを入れた私ですが、その後前回の日記のように、とりあえずがんばれ、的なメールが送られてきて、直接話しにくると言うからどう対峙しようかと考えていましたが、担当の人を信じてとりあえずは様子を見ることにしました。
信じて、の部分の話の内容はオフレコな職場の状況についてと、これから恐らく調整せずとも仕事が増えそうだと私自身が納得できる内容だったので、とりあえずは春先くらいまで(それより前にちょっと変わるかも知れないけど)は様子を見ながらここで我慢するか、と決めました。

職場ではようやく慣れて来たという風に認識されているのか、前の人が辞める原因になったんだろう現象が起き始めています。
ようは、遠慮のない物言いなんだと思います。たとえば人の洋服や持ち物をちょっとひどい言葉でバカにする、とかそういう類のものです。本人たちは親しさの証しとしてそうしているのだと分かりはするのですが、多分ダメな人はダメなんだと思う。現に、言われたことを気にして通勤バッグを新調する人までいたし。
私自身、いままで仲のいい友達とも(というか友達だからこそ？)そういう風に無遠慮なことがない生活を送ってきたので、悪気がないことは分かっているけどいい気分はしないです。
先日そんな洗礼をうけて、とくに問題なく振舞ったけどこの雰囲気を本心から楽しんでなじむのは無理だし、やめておいた方が賢明だな、と思いました。親しき中にも礼儀あり、というかどうしてそういう発想となって出てくるのかちょっと興味深い。私にはみんなそれぞれオシャレだと思うのに。

言葉って不思議なもので、使っている言葉によって気持ちや、それこそ顔つきや雰囲気まで引きずられてしまうものだと思います。気持ちが先か、言葉が先かはわからないけど。
話をしていて、同じことを伝えるにもきれいな言葉、優しい言葉を多く使う人とはなんだか安心して話ができるし、とげとげしい言葉を多く使う人とだとなんだか肩こりがします。
私は、語彙がそんなに多い方ではないので(日記も散らかってしまっていますが)、きれいな言葉遣いはできないかもしれないけど、できるだけ汚い言葉は少なくできればな、と思っています。なんだか書いていて子どもの作文のようになってしまったけれど。

職場といえば、これは勘違いなのかいじわるなのか、ちょっと困ったことがあります。
私の仕事は別の部署の人が仕事ごとのものを封筒に入れて届けてくれて、それを処理したらその部署に返して、という流れで行われています。その中でも最初からタイトなスケジュールだったり特殊な物については、届けてくれる際に(通常は集積所的場所に入るのを)私のデスクまで来て、ひとこと伝えてくださるのですが、ある人はその重要なものについて、私の所に届けてくれず、集積所スペースや、別の離席している人の机なんかにポンと置いていくんです。
担当が変わったことを認識していないのかも、と最初思ったし、周りの人が気付いて渡してくれた時にも(その人とうまくいっていないのか心配されたので)そう話したんですが、届けてもらえなくなったのはついここ最近のことで、それまでは普通に届けてもらっていたんです。

原因はよく分からないのですが、とりあえずきちんと渡してもらうようにお願いを。
人間同士だから嫌ったり嫌われたりは仕方がないと思うけど、仕事に関わってくるような所でそういうことをするのは大人としてどうだろう、と思います。その人は私よりいくつも年上だし、責任ある業務を預かっているベテランなのにそんならしくないことをするなんて、とすこしがっかり。
原因は、特に思い当たるほどの接触はないはずなんですが、前にちょっと業務の話をしたときに、入りたてで要領を得ず、回りくどく伝達してしまった時があって、その人はベテランの人だからかなりイライラさせてしまい、その時に｢ちょっと怖いな･･･｣と思ったのが顔に出てしまったのかもしれない。だって、沢尻エリカの不機嫌絶好調並みの様子だったんだもの。チキンハートの私はただでさえビクビクだったのです。
もしそうだったら残念なので、できるだけテキパキ簡潔かつ、親しみやすい雰囲気で接するようにしよう。

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明日、この前の無職期間に実家に帰った際の写真を送ってもらうことになっているのですが、郵送でくると思っていたら、｣柿とかリンゴとか、最近食べておいしかったおやつとか、一緒にたくだけで栗ご飯ができるキット(？)とか、実家で飲んでた風邪薬を一緒に送ったから！｣と電話が来ました。

昼間ずっと地下のカフェにいて電波が入らなかったんですが、帰りにそんなメールを受信して慌てて実家に電話したらそんなふるさと小包！
私がこちらでもう少しがんばると決めた日に、そのことを率直に母に話して、がっかり＆心配しながらも多くを語らずに｢分かった｣といってくれた母(と、同じ気持ちでいてくれる父)だけど、残念そうにしていたのは分かりました。
地元の大きめの企業で東京支社がある企業のエントリーシートも同封したから、とも言われました。多分そこに勤務してゆくゆくは帰ってこいということなんだろう。ものすごく倍率が高くて私みたいなのが受けた所で志望動機が捏造だとあっさり見抜かれてしまいそうな企業だったのでとりあえず受けることは承諾したけど、間違って筆記までいけてしまうと来月の友達の結婚式の次の日に選考だ。2次会にいけなくなってしまう。多分大丈夫だよね･･･？

ともあれ、26歳にもなって心配をかける、しょうもない娘です。
愛されすぎていると自分でも思います。いまの職場の人たちが話す自分の家庭の話を聞いていると、自分の家庭がいかに特別に幸福なのだろうと思います。両親はいまだに互いを運命の人だ！といって尊敬し合い、尊重し合いながら暮らしているし、子供の頃はなんでも弟第一(というのは今も変わらないけれど)な両親にイライラして早くひとり暮らししたい！と思っていたけど、こうしてある程度の距離を取るといい関係が築けるようになった。ありがたみも分かるし、もろもろのことについて相談を受けられるようにもなった。

そんな幸運な生い立ちでありながら現在の私の宙ぶらりんかげんったら！と、自分が思う自分の価値より多くの愛情を注がれると嬉しいけど後ろめたかったり、申し訳ない気分になります。
いつか故郷に錦は飾れないにしても、両親が安心して自分たちのことを第一に考えて人生を謳歌できる日が来るように、私もいきいき生きられるようになりたいです。両親の安心には安定もまた必要･･･なのですが、そちらはもう少し待っていただく方向で。

こっちでがんばると決めたは決めたけど、やっぱり月曜日が憂鬱には変わりない。困ったことにお休みが残り24時間を切ったことにより、今から憂鬱が始まっています。
そのうち緩和されてくるのかなあ。生物の得意技･慣れに期待。

:::2007年10月09日(火)
:::ここにいる

なにと戦うの？という感じですが、いま逃げ帰ったらこれからずっと後悔しそうだと、あきらめて帰ったことをこれから起こるいろんなことの言い訳に使いそうだなと、ぽつんと思ったので、もうしばらくこちらで頑張ってみようと思います。

最近の悩みのタネである仕事がヒマ問題について。
先週末には派遣先に私の意向を伝えると共に、現状どうなのか＆改善できるのかについて、派遣元から連絡が行っていたみたいです。今日の午前中に、あからさまなまでに課長が私の仕事具合を聞いてきたり、丸聞こえなんだけどコソコソ、社員さんへのヒアリングが行われていました。
でも、ヒアリングの内容的には、社員さんは仕方がないことだし、私に仕事を振っちゃったら他の派遣の人達(いまも余裕を持って働いている)が暇になっちゃう、と、あんまり明るくない答を返していました。

今日もヒマは継続中。なんだけど、見かねた古株の派遣さん(いい人)が自分の仕事を分けてくれました。まあ、分けてもらっても、私がした後にやっぱりその人がもう一度やらなければいけないので(担当だから内容を把握しなくちゃいけない)、ムダにはなってしまうのだけど。
おかげで今日のヒマ度は先週よりは少し緩和したけど、それでもヒマで、ようやく仕事を分けてもらってもなんだか情けなくて。
いままで、私は派遣だろうと社員だろうと、ずっと、お給料もらった分よりもすこし多く貢献したいという気持ちで働いてきました。そのおかげでいい人たちに出会えたし、昇給という形になっても返ってきた。
今は貢献したくてもそれが拒まれてる状態で、そんな状態で時間を持て余したり、お給料をもらったりということに対する後ろめたさを、ヒマについての苦痛と同じくらいに感じています。

夕方、帰る前に派遣元から、派遣先からの回答が帰ってきたとの連絡が。
内容としては、さっき私の近くで社員さんたちが話していた内容からなるほどと思うようなものでした。
これから年末で繁忙期に入るからそれまで待ってほしい、また、業務については担当によって差が生じてしまうことは仕方がないけれど、調整したいと思うので、繁忙期までとりあえずは辛抱してくれないだろうか。
･･･という内容でした。つまり、とりあえず我慢してくれ、ということでした。
でも実際は繁忙期にかかるような仕事も既に周りでは普通にきているし、その話でいくと、繁忙期以外はいつもこんな感じが続くということで。その時期が終わったら暇になるか、もしくはスパッと契約をきられてしまうかも知れないということだと思う。しかも次切れるのは年末！

そういうことが引っかかるので、また、派遣元の人が今週中にきてくれるということなので、とりあえず具体的に今後どのようになるのかを提示してもらうように求めようと思います。我慢しとけ、じゃあこれ以上は無理だから。
でも、先週まで鬱屈していた気分は、なんだか不誠実に思えるもろもろの対応によって冷静な怒りというか、そういうものに変わってきました。そしてヒマで苦痛であることを周りが認識したので、私がサボっているのではないことを分かっているんだと思うだけで少し気が楽です。
とはいえ、｢ヒマなら、みんな忙しくて手が話せないから電話を率先して取ってよ｣とか言われちゃうとさすがにへこみます。電話取り次ぎ100％の仕事内容ってどうよと思っちゃう。封筒届けに階段何往復もするだけの仕事だって、座っているよりマシだとは思うけどなんだか悲しくなる。
今後どうなるかはわからないけど、とりあえずはもう少しがんばろうと決めたから、がんばる。入れないように気を使い始めたこれからの東京での予定だけど、やっぱりやめて、たくさんこれからの楽しい予定を入れようと思います。

週末にいろんな人とあって元気をもらえて、それだけでもありがたかったんですが、もうひとつ、私にとってすんごい出来事がありました。
ひとりでは･･･と敬遠していたんですが、思い切ってひとりプラネタリウムに行ってきました！メガスターという、ものすごい数の星が輝くプラネタリウム。双眼鏡を使ってひとつひとつの星をさがしました。ぼやけた映像でごまかされることなく、ひと粒ひと粒がキラキラしている空は、私が知っているプラネタリウムとは全然違っていて、私の知っている星空とも全然違っていました。美しいとか素晴らしいとか、そういうことよりもただただ衝撃を受けました。
なんだか他の世界に来たみたいな気がして、体がふわふわして、ドキドキして、星の名前もほとんど知らなければ星座もオリオン座しか発見できない私だけど、すごく感動しました。感動って言葉じゃうすすぎると思うくらい。

これを作ったのがひとりの人で、作りたいという純粋な動機から始まってこんなに素晴らしいものとして実を結んだんだと思うと、身震いしました。
私もこれと決めてつき進んだら、私なりに実を結ぶことができるんだろうかと、ちいさな希望を見つけました。最近の私はいろんなことをあきらめて、凡庸であろうと思って、そういう方向に行こうとしていたけど、好きな物事に背を向けるのをやめようと思えました。

私が行ったのは川崎の方なのですが、日本科学未来館の方にもぜひぜひ行ってみたいです。どちらかにいける距離にお住まいの方、ぜひ見に行ってほしいです。あの素晴らしい時間を両親や友達など、自分の大切な人たち少しでも多くの人に体験してほしいです。
そんな場所まで電車を乗り継いで行くことができる、というのも、こちらにもう少しいようと思った理由のひとつだったりします。単純なことですが、ものすごくパワーをもらえました。

気持ちがすこししっかりしたところで、徐々にでもいい方向に向かうことを祈っています。

:::2007年10月05日(金)
:::流されそうになっている

前回日記で、仕事が超ヒマ！！もー！
･･･と書いたんですが、私の心の中で、｢半月様子を見てダメなら派遣元を呼びつけよう｣と思っていたその半月が今日できました。ひとり立ちから半月の反抗。

なんか周りは私のひまっぷりを、まあ、分かっていて、私が離席してるとこそっとそのことを話したりしている(のを聞いてしまう)わけなんですが(女の職場だ！)、かといって下手に他の担当の人のをやらせてもらっても、結局は本来の担当の人がもう1回同じ仕事をしなければいけないのでムダになっちゃって申し訳ないので、結局ヒマっ子してました。

前の職場でも途中そうだったように、仕事中ヒマというのは私にとっては本当に苦痛で、仕事をしていたらあっという間の1分が、ヒマだと何度時計を見ても同じ数字！もうダメ！って、正直茶化して書いているけどどんどん俯いていって、なんか無意味に泣きそうになったりしてダメでした。
今日派遣元の人に相談メールを出して、急遽来てもらって少し話をしたんですが、そこでもちょっと泣きそうでした。泣かなかったけど！大人だし！

最初、｢ヒマなのがいいって言う人もいるんですけどね｣とか言われたので、｢知り合いがうちにこないかって、正社員の話を持ってきてくれててそっちに気持ちが傾いてるんですけど｣と、ありもしない設定を持ち出したら、急に親身になってくれました。
で、勤務先の人事を通じて私の部署に現状について把握して、仕事を増やしてもらえるのかどうなのかを聞いてもらって、OKなら仕事が出来るようになるし、それでも任せられる仕事がないなら、契約途中だけど辞めさせてもらう方向で話を進めてもらうことになりました。
始めてからこんなすぐに辞めることになる(かも知れない)のはちょっと、というかかなり後ろめたいけれど、正直な所私の精神状態がちょっとヤバイので、仕方がないかな、という所です。

それにしても、正社員の話とか言っちゃったから、もし辞めるなら別の派遣会社から次は派遣してもらえるようにしなければ。というか私、いつまで派遣なんだろう。
なんかいろいろ考えたらぐるぐるしてきて、最近よく電話で話してるお母さんに今日の話とかをしました。心配掛けると分かってて話すのは申し訳なかったんだけど。

両親は私の現状についてすごく心配してくれていて、いままでは期待せずに実家に帰ってこいって言われていたのが、ここ1週間くらい本気で｢帰ってきたら？｣と言われています。
私はいままでこちらでがんばろうと思ってやってきたけれど、最近どうしてこちらでなくてはいけないのかが分からなくなってきていて、だんだん｢帰ってもいいかな｣と思っちゃうことがあります。確実にそれは逃げなんだけど、仕事でつらかったりすると、なんでこんな思いまでして、ここで頑張るんだろう？と思ってしまったりして、ヤバイです。
確か前に同じようなことを思ったことがあって、そのときこちらの友達に、でも私が実家に帰ったら会えないしさびしいからこっちでがんばろうよ、と言ってもらって、それでこっちでがんばることに決めたことを思い出しました。すごく単純だったし、でもそれだけでがんばれた。あれからどのくらい経ったんだろう。

ここに書けないくらい、自分でもどうなのと思うくらいに今日はネガティブで、今日から連休で良かったと思いました。今夜寝て、明日起きても会社に行かなくていい。そのことがすごくすごく、今は救いです。
連休はのんびりしながら、これからのこととかを冷静に考えようと思います。こっちにいるにしても、帰るにしても、逃げを打ったらどんどん逃げの方向に行ってしまうと思うから、つらいとかつらくないとか、そういうことを抜きにどうしたいか、どうするのかを考えようと思います。

って、今日はいろいろあり過ぎて＆考えすぎて頭が痛い･･･！

:::2007年10月02日(火)
:::うごかない

i-pod(二代目)がご臨終･･･！

もうもう、会社帰りに聴いていたら何の前触れもなく静かに逝ってしまったよ･･･。
フリーズだと思ってリセットしたら｢もうダメです｣って表情のsad-pod君が泣いてました。もうダメだと悟って、そっと持ち帰ってあれこれ対処法を試してみたんですが、PCがi-podを認識してくれなくなっているのでなにも出来ないかもしれない。悲しすぎる私の3000曲(+映像もろもろとか写真とか小説とかいろいろー！)。

というわけで、今は放置しつつ1回充電を切らしてから再起を図ろうとしているんです。明日から通勤のお供はどうしたらいいんだろ。もう、もう、超へこみ。会社でへこんでもノリノリの曲とかほっとする曲とか、寒くなったら沖縄プレイリストでとか考えてたのにっ。
それより、もし新しく買うか、よくてまっさら状態に戻すとして、あれだけの量をまた移すにはいったい何時間かかるんだろう。考えたくなさすぎです。

壊れるのは2回目なんですが、毎回保証がきれて少ししてご臨終って、なにかの呪いなんだろうか。
調子が悪くなるとか、そういう前触れが全くなかったのでさらにショックが大きいです。ちょっと、次回買うなら他のメーカーのも選択肢に入れようと思い始めています。ビデオがモリモリ入れられて新幹線移動もへっちゃらなのがお気に入りだったので迷うけれど。

と、とりあえず明日から当面の音楽を聴けない電車内のこととか考えよう。
中途半端な時間ごとの乗り換えだから読書作戦も通用しないよ！

今日は日記を書くつもりじゃなかったけど、このやり場のない気持ちを、普通に友達とかにぶつけたら迷惑すぎる気持ちをなんとかするべく、日記に書いてしまいました。

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仕事の方は、まあ、前回の日記からそう時間が経っていないのでなんなんですが、やっぱり微妙です。
まだ入りたてで担当範囲を人よりすこし少なめにしてもらっているんですが、私の担当範囲の仕事がまっっったく！来ず。
でも手伝うともろもろ面倒なので手伝わせてはもらえず、結局本来の仕事1:パシリと雑用2:何回目のマニュアル熟読7、という感じで、究極にヒマです。即辞めたくなる程のヒマを今日体感しました･･･。
たいして範囲的に変わりない仲間の所は、担当する会社がこれでもかって言うほどに一挙に出稿して来ているので忙しそうです。私の所はみんな一体どうしちゃったんだろう、不景気なんだろうか。

「もう、もう、なんなの！私お茶ばっか飲み続けて今日何杯目！？派遣元に怒りのメールを出してやる！！｣と、限界すれすれになった夕方に、ようやく仕事がやってきました。ものすごい飴っぷりです(ヒマはムチ)。
余裕のあるものだったので、じっっっくり見ます。
もったいないので、明日の朝のために半分残して帰ってきました。なんというか、仕事を覚える以前にこの仕事の波の激しさに挫折しそうです。今月も派遣元の人が様子を見に来るそうなので、ちょっと相談してみようと思います。忙しいのはいいけど暇はなんとかしてもらわないと、前の所なら企画と称してネットしてればよかったけど、今の所はマニュアルを読むかメールチェックするか、お茶をすするかしかないので地獄すぎです。

今日はこの間友達にもらった波の音のCDを聞きながらリゾートな夢を見て、明日への力を養おうと思います。

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