INDEX OLD NEW :::2006年02月27日(月) :::それぞれの道 前に書いた、微妙企業から弟が内定をもらってしまって超有頂天でインターンを開始することに・・・!! 何のことだかさっぱりな書き方ですが、簡単に説明すると、弟は今大学4年生になるところで、就活を開始しているのですが、そこでどこで見つけたのか都内のとあるベンチャー企業に応募。 そこは、いわゆるサークル的なノリでやっているところで、規模的には20人(インターンが半分くらいと思われる)くらい。社長はベンチャーの典型的なタイプ?で、理想を語ってるんだけど、弟はそれを真に受けてしまって、なぜ何年も前からある企業なのにいまだにずっと同じ構想を同じ"将来的には"と語り続けているのか(実現が難しい)がわかっていない。 選考の中で、最終選考として3ヶ月間(2週間という話だったのにいつの間にか変わっている)のインターン期間が設けられるという話だったのですが、弟は特別に現時点で内定をもらった!!というお知らせのメールが。。 でも話を聞くと結局内定承諾書は3ヵ月後らしいので、本当に内定なのか微妙な所。やっぱりインターンを見ての内定のような雰囲気です。 そして、前回の面接では就活も思う存分やっていい!という話だったのが、3ヶ月間は毎日、そのあとも最低週2で出来れば毎日、朝7時から夜は仕事が終わるまで(!)(弟は千葉県民なので5時過ぎの電車出勤)。そして日給は1000円、能力が上がったら項目ごとに昇給(営業が一人でできたら日給2000円に昇格、とか壮大なレベル)。 もともと、両親はまだ就活自体が始まったばかりでよくわからない企業に入ってしまうという点でがっかりしていて、さらにもしかして彼女のいる沖縄に行ってしまうかもしれないという、どっちに転んでもがっかりの究極の選択(選べないけど)だったので、今回のインターンの事を聞いてかなりがっくりしていました。 インターンは法で労働者とはみなされないから、最低賃金法も適用にならないとはいえ、うちにインターンできてる人も、時給1500円くらいでプログラミング見習いとか、時給1200円で事務系のお仕事とかのレベルなので、私の感覚からしても、日給1000円はかなり厳しい。 ・・・なんだけど、弟的には嘱望されている!と思ってしまっているので、始発で通勤も日給1000円も頑張るし、他社の就活もやめてもいいからこちらを優先してがんばる!という気持ちみたい。 そこまでするだけの信念があるならいいけれど、でも話を聞いていると、弟がなにに魅力を持ったのかが毎回話を聞くたびにコロコロ変わって、どうして、本当にそこでいいのかが全く伝わってこなくて、先方にいいことを言われたからその気になっているんじゃないかな、って私は感じます。 もしそうなら彼の選択はすごくゆらゆらしたものの上に成り立っていて、それが私は心配です。心配といっても、もう決めていることなのだろうからそれすら意味のないことかもしれないけれど。 -------- ・・・という具合に、今日はせっかく定時でムリヤリ仕事を切り上げて帰ってきたのに心配事ができてしまって結局やすまらず。気持ち的にちょっと微妙な感じなので(ちょっと乙女モード)、リフレッシュしようと思ったのにー。 今日、ついに紙の退職願を提出してきました。 ものすごくあっさり受け取られて、ちょっとさみしい・・・。私もドライな感じだったはずなんだけど案外そういうものに関してはウェットだったのかな。 今週末にある事業部の交流飲み会については、最後の事業部全体と飲める機会だけどCXL。そのへんはドライです。馴れ合いたいわけじゃないけどドライすぎるとさみしい、なんて勝手な言い分かもしれない。 これからのことについていろんな道ができているはずなのに、なんだか足元の道が消えかかっているみたいに感じて、会社のMTGとかでこれからのこと、来月の企画なんかの説明があって、それを聞いても私はその時そこにいないんだよな、と思うとなんと表現したらいいのかわからないけど本当に、足元がおぼつかないような感覚に陥ります。胸に下げてる社員証も、机の名刺も、財布の中の健康保険証も、全部なくなって、一時的にだけど私は身分を証明できるものがなくなってしまうのかと思うと、本当に気持ちがほっそりしてきます。 10日までに、きちんと気持ちを前だけに向けて、おちついて新しい日を迎えなければ。大丈夫だと言い聞かせるほど、どこかで焦ってほかの事に過敏になる自分がいます。 |