華胥の城

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:::2004年12月28日(火)
:::書き納め

明日の夜に実家に帰りまっす！わーいわーい！

この日のために、激化するいやーな感じの環境を耐えてきたので(けっこう大袈裟じゃないです)、もうもううれしい。明日は会社で納会で、ドレスコードで、豪華商品で、インセンティブが金一封なのだけど、そんなのいらない！私は仕事より家庭です、家庭。

といいつつ、金一封も出席しないともらえないのかなということに不満が。
なんか、家に変えるから出られませんっていうのは、主催者側からするとかなり苦い感じらしい。できるだけ全員参加って言ってた和を乱すわけだから。でも帰りたい、というか、せっかく新幹線のチケットを1ヶ月前に取ったんだもの！
でもって30日に、両親と(むなしくない！)映画を観に行きます。私と観られるなら、って言って、観るのを我慢してもらっていたので行って来ます。

とはいえ、同じ部署のリーダーの人は3日から出勤だったり、もしかしてもしかすると30日の出勤もあるかもしれない。で、今日は体調を崩して休んでいたのでした。
それを私は前から心配して、私でできるお手伝いがあったらしますよ、って言っていたんだけど、その作業(バグチェック)をするためにはパスが必要で、それをみだりに教えることは出来ないから協力できない、という風にリーダーは言っていて、同じスタッフなのに、でもってそのパスを来年始めには部署の人全員が教わって、ログインしての業務になるのに、その当事者である私たち他のスタッフに｢みだりに教えられない｣っていうのがカチンと来て、ほったらかしにしていたのでした。

でも今日、リーダーが休んで、詰め詰めになってた作業がもう間に合わないかも！ってなったときに、今さらそのリーダーと共同で作業をしていた、もとお隣さんの忌まわしき彼が、私に手伝ってほしいっていってきて、でも、その作業がどういうものかすら分からないし、その作業は数ヶ月前から行われていたのに今日明日で代役が出来るはずもなく。
秘密裏に作業されていたってことを知った他の、同じ部署のKちゃんとかは、「秘密にするならすればいいけど、来年本格始動になってダメダメになって、クライアントや社内に迷惑を掛けることになっても知らない！｣ってキレていました。ごもっとも。
結局、明日何が何でもリーダーが出社してなんとかするらしいのでノータッチです。彼女が困るだけなら私は構わないけど、それがダイレクトに私の仕事の進行に関わってくることだから、独り占めで成功させようみたいな(でもって出来ないとなったら頼るような)いいかげんで自己中心的なことはやめてほしい。

…なんて状況の年の瀬です。
何が大変なのかを明かされないために、私の方はもう、穏やかに定時退社です。
それはそれで悲しいし、そういう生活に来年から入っていく模様だから本気で転職を考えているのだけど、そういう決意をしてもなお、こういう出来事が目白押しで、正直自分の職場には見切りはとうにつけていて、もはや早く出たい思いでいっぱいです。でも、現状に対して割り切ろうとして、割り切るんだけど、でもその割りきりでは割り切れない状況が次々に。もうどうなっているやら分かりません。外側から見ていたいです。

と、最後なのに結局あんまり幸せなことがかかれてません。
でもでも、来年の運勢はすっごいんだから！今日の日記によってもう今年のダメダメなことは捨て置く感じで。故郷からまた現場(東京)に英気を養って帰ってくる所存であります。出来るかなー、短すぎるしっ。

明日は仕事を納めて、年越しの旅に出ます。今年は忙しさから日記を書けない人かも多くて、それなのに毎日誰かしら見に来ていただいているみたいだということに、申し訳なくもうれしく思います。
来年も、ペース的にはやっぱり不定期かもしれませんが、せっかく長い間(何年だろう？)続けていることなので、やめずに書いていくつもりなので、もしよろしければまたご覧いただければと思います。

ともかく、そんな感じにバタバタ動乱の、私の2004年の日記はこれで書き納めです。
来年も、よろしくおねがいします！（あいさつらしく！）

:::2004年12月27日(月)
:::くるくるくるり

カットモデルで髪をくるくるにしてきたよ！

…ということを記したかった日記。
今日は、会社上がりに表参道で髪をくるくるしてきました。どれくらいくるくるかっていうと、多分明日の朝出勤した時、無造作ヘア風か寝癖かで意見が真っ二つに分かれるだろう、というくらい。お店でセットされている時は、もうホントドキドキひやひやするくらいくるくるだったんだけど(余計にエアリーに仕上げられたので)、帰ってきて自分でちょっといじったらなかなかいい感じだ。
でも明日以降維持できるのかな…年明けにカラーをしに行くのだけど、その時に怒られそうな予感大。

今日は同じ部署の人が2人も体調がおかしくて早退してしまったので、てんてこ舞い！と思ったら、今は一年で一番ヒマな時期なので(そういう業界なのです)さして忙しくもなく、お隣のＫ君の夕ごはんのあんかけ焼きそばによだれを垂らしながら定時を待っていました。おいしそうだった…。

水曜日の夜に実家に帰るので、どうしよう、納豆がまだ4つもあるよ！くさる！(でも毎食納豆なんていや)…と思っていたのだけど、1月3日でお休みが終わりなので、凍らせたら余裕で持つことが分かって、やっぱりがっかり。もっと長く休みたい。私なんて、水曜日までのカウントダウン中だよ！

来年の私はちょっと運気が上向きらしい。今年は最悪！ってどこかの占いで見ました。今年転職・就職したあなたは最悪でしたね。なんて書いてあった。でも来年は運気が向いてくるから、物怖じしないでチャレンジしなさい、だって。年女(になります)って別に運がいいわけじゃないらしいんだけど、私にとっては来年は期待の星なのです。鬼に笑われてもいい！

今日髪の毛をくるくるしてもらっている時に、仲良くなった美容師さんとお互いの半生について話し合ってみたのだけど、私ってなんだかんだで今までピンチをラッキー(？)で乗り切ってきていることに気付きました。そのラッキーを一番活かせるのがもうすぐだとしたら、用意をしておかなければ。
ていうか、もう期待をかけられるのが来年の運だけなんだ…！

:::2004年12月26日(日)
:::時間

今月は、全く予想だにしなかった出費が10万円近くあったので、年末年始の帰省のために集荷待ちの運送屋さんから一体いくら請求されるのかをドキドキしながら待っている今日この頃です。

昨日はクリスマス本番だというのに、もう各寺社のＣＭが目立っていて、ひとり本番気分でケーキを食べたりしました。イブにも食べたのですが、ケーキというよりムースっぽいものだったので、ごってごてにケーキであることを主張しているいちごケーキを買ってきました。おいしい。

毎年この季節に自分用の贈り物をしているのですが、今年は、指先用の小さなパラフィンパックセット(インスタント)と、新しい爪やすりと、可愛いピンクのマニキュア。指先マニアみたいなラインナップです。
職場の他の女性たちの指先を見ていて、自分の赤ちゃんっぽい小さい手とか、同じように小さな爪を見ているとちょっと女子としての自信を失いかけなので。
早速昨日の夜にパックをしてみたら、とっても気持ちがよかったです。足湯の手バージョンみたい。温泉気分です。でも、新しい電化製品のボタンの所にあるフィルムを剥がすのが大好きな私なので、5分くらい待って。という注意書きを守れませんでした。

来年は、唇ケアなラインナップにしようかな、と計画中。今はお金がないので夜中のケアはヴァセリン(300円弱)です。もうちょっと労わってもいいかなと思います。ああ、でも、まつげを伸ばす系のも…。
なんていう感じに、今年後半は、お化粧よりもケア方面の出費が多かったです。化粧品は口紅とパウダーとファンでとマスカラを、それぞれいつも使っているものの補充みたいな感じでしか買わなかった。
多分分析するに、癒しを求めての所業なんじゃないかな、と思います。なんか、おうちでエステ！みたいなことに安らぎを感じていたもの。ま、まあ、不規則な生活で、常ににきびさんが私の友達だったということも関係しているのだけど。そろそろ卒業してもいいと思う、にきびさん…。

今日は、実家から、私のおもてなし用にいくらを買ったよ！と電話が。
父の単身赴任先が三陸海岸にちょっと近いので、何かのお祭りの折に買ってきたのだとか。うれしい。海の仲間たち、大好き！(見るのも食べるのも、ってひどい？)
で、喜んでいたら、1キロも買ったらしいです。さ、さすが。1キロって、一体何千匹の魚の命を喰らうことになるんだろう(1キロも食べないけど)？それだけ買っておきながら、コレステロールのかたまりだからあんまり食べちゃいけません、て言われたけど、ヘルシア緑茶片手だったらどうだろう？(高めの人用だから、普通だと思われる私が飲んだらきっと余計に食べていいだろう)
なんにしても、実家に帰るのが楽しみです。

気付いたら、すべてのパラグラフが時間を表す言葉で始まっているよ。
なんだか年末という感じ。さほど季節感のない生活をしている私でも時間を意識してしまうのだから、師走の威力はすごい。私はどちらかというとのんびりしている人なので、もう少し慌てた方がいいのかもしれない。

:::2004年12月21日(火)
:::非日常の日常化

クリスマスっぽい環境にいると、もういつがクリスマスなのかという根本的なところが分からなくなってくる。

クリスマスにデコレートされた街に慣れきっていて、今日が21日ということに夜に近づいて気付きました。もうすぐだよクリスマス！
この日記の放置っぷりもけっこうなものですが、もう一個あるSNSの中の日記なんて、いつ振りだろうってくらいにひさびさに日記を書きました。多分9月以来くらい。ありえない。

師走というのは名ばかりで、うちの職場は性質的に年末年始が閑散期なので(それでも年始は新サービススタートなので忙しそう)、今日は定時に限りなく近く帰れました。
うちでは、あんまり帰りにご飯を食べようとか飲もうとかそういうのがないよね、ということで、ケイちゃんとお茶をして帰ることに。積もる話もあることだし…という事で、ひさびさにOLっぽい会社帰り。

最近書いていない、困った彼のその後について、もうホント、キモイとしか言いようがない事態になっていたりしました。彼女は、その困った彼も混じっている忘年会に先週参加して、その時の様子を教えてくれました。
来年、その部署とうちの部署で合同新年会をしようという話になったのだけど、彼の空気の読めなさとか、絶対一緒に帰る破目に陥ってしまうのだろううつっぷりを考えるとどうしよう、という感じ。
とりあえず、その様子を聞いてる分には｢いや！キモい～！｣で済むからよし。

そんなOLっぽい会話だったのだけど、ちょろっと、今の会社のことも出てきて、なんかもう、彼女はどうでもいいや～、楽しいし！という感じでした。割り切れば確かに楽しい。
でも私はそうじゃないからな、と内心思いつつ、とりあえずは割り切っている(ことにしながら次のステップを模索する)つもりなので、そんなようなことを言っておきました。私が考えすぎるのかもしれないけど、今が楽しいだけじゃダメなのだと思うんだけどなあ。

そんな話もしながら帰宅。

なんだか平和。このままクリスマスになって、そしてお正月になればいいと思う。
あさっては上司と今期のコミットメントについて語り合う面談があるのがうつ。この間会社の体制について言ってって言うからけっこう言っちゃったので、その件について出されると面倒だ。もう、あの時は変わるかもって思ったことも変わらないって分かったから、無駄に反抗せずに今の会社では適当にしておこうと思い始めているので、さらに諭されるのは避けたい(自分で言ったことなのだけど…)。
それを乗り越えたらいよいよクリスマスからお正月というめくるめく日々が待っているのでがんばります。3が日までだけど休めるし(3日が危うく出社になるところだったけど死守！)

:::2004年12月14日(火)
:::飴とムチで生きてます

Nさんが惜しまれながら辞めて行きました。
金曜日の夜に、おつかれさまの意味を込めて有志で飲み会を開いて、結局オールに。会社の飲み会なのに私のオール率、8割超えてます。ヤバイ。

そんなこんなで、いろいろ話をして、別部署に行ってしまった元うちの部の先輩とも話をできて、有意義だったのですが、それまでの疲れとかが一気に出たために、寝付いてました。不覚。
今日もあんまり本調子じゃなかったので、ご飯はみんながいいよっていうのでうどん屋さんであなご丼とおうどんのセット。おいしいかった。

体が本調子じゃなかったんだけど、会社の人が今日のオーシャンズ12のプレス試写会のチケットを持っていて、自分はいけないから誰かあげる！っていうことだったのだけど、出遅れたためにゲットできず。惜しい。プレス試写会ってものに行ってみたかったのにー。にー。にー。
だけど定時で帰ってきて、ついでに本も買ってきたのでご満悦。

しかし、そういうファニーなことはいいとして、社会人としての私、という観点から見ると、なんかあんまり仕事行きたくなーい病が出てきて、寝るのが惜しい感じです。社会人はつらい。
でも、嫌なだけじゃなくて、今日の帰りに｢カットモデルやりませんか」のお姉さんに遭遇したおかげで、初・表参道のサロンで髪をいじるの巻になることに！ラッキー。週末に行ってきます。私にしてはハイペースで髪をいじっていることになります。なんだかお姉さんだ。
さらに今度、会社の別部署の人たち＆クライアントたちとで、超健全な体育会系のイベントがあって、それが楽しみ。デヘヘ。お店も、有名人がいっぱい出没するとかいう位だからきっとごはんも美味しくてオシャレなのだろう。すばらしい。

最近これからのこととかでうつになりぎみなのだけど、ぽつぽつと楽しいことを織り交ぜながら、とりあえず年末までがんばりたい。私がいやだと思っている限り、そこから脱出しようと思っている限り、絶対今は続かないんだもん。がんばろう。

:::2004年12月09日(木)
:::ひどいきぶんだ

ひどい気分だ。

うちの会社の要ってくらいにすごいカメラマン兼ライターであり、多分私が会社で一番信頼できるひとが、月曜日で退社するって今日聞きました。すごい急。本当なら1月末までいるところだったんだけど、新体制とかもろもろのことがあって、そしたら｢いつ辞めるの｣みたいなことを言われて(こんなに貢献してきたのに！)、じゃあもういいです、ってやめることにしたんだそうだ。
まだ次の職は決まっていない。

なんかこの話を詳しく今日聞いて、ホントもうダメって思いました。
私、転職します。絶対。来年いっぱいで辞められるように(ずいぶん長い計画)！第二新卒OKの求人に、春の就活シーズンに参加しようかなって思ってたけど、絶対そこで職をゲットしたい。でもって、もし新しい所でバイトで春までいられるとかだったら、収入が落ちたとしても行く！っていいたい。平行して中途のも探すけど、できればリセット転職の方向で。
もちろん今は勢いで、興奮してるってこともあるけれど、それでも、あの人（Nさん)にそんな扱いをするような会社は、私はもう知らない。
Nさんは先月引っ越したばかりなのに(ちょっとそれは関係ないけどね)。

幸い、優秀な人だし、今の仕事が対外的にいろんな企業にコネクションを作りやすい立場だったから、なんとか年内に新しい場所を見つけられそうだということだけど、それにしたって、今日の話を聞いて、あきれるっていうか、もう、結局、泣いちゃったよ。Nさんがいなくなることもそうだし、冷たすぎる扱いとか、なんかいろいろ。気を遣わせてしまったよ。Nさんだけが、会社の中での私の(現状に対する疑問とかの面での)理解者だったのに、というのもあった。
最後、｢卒業するってことだよ｣っていって笑っていたのが印象的だった。表情は微妙だったけど、でも前向きな決断だって言い切っていたから、私は応援するって言って別れました(月曜日まではいるっていってたけど)

そんな事態にあって、うちの部の女性陣は、もうすっかりOLって感じで、合コンとか、デートとかで早々に帰っていったけど、このことを知っているのかなあ。

私も、同じように卒業するんだっていって辞めていきたい。
そのためにも、今日もがんばります。

:::2004年12月05日(日)
:::第二の目

昨日の日記にも書いたように、目の調子が悪い。

ということで、今日は眼科に行って来ました。眼科といえば、メイシャっていう言い方をしばしば聞くけれど、初めて聞いた時、私はどこのお店(もしくは何人)？と思ってしまいました。
幼稚園の時だったんだけど、それは自分の地方の方言だと思っていて、その後東京に出てきてからさらにメイシャという言い方をする人を発見して、もしやメイシャスタンダード？？と勘違い。…って、ホントにスタンダードなんでしょうか？

そんな疑問を抱きつつも、職場から徒歩1分以内というかなり行きたくない場所にある眼科に行ってきました。日曜日も夜までやっていて、とてもよろしいです。会社を抜け出していけるようになりたい。とても。

で、目の不調を訴えたら、どうやらコンタクトが私のライフスタイルに合っていなくて、そのための弊害が半年を過ぎて(4月から社会人開始だったので)表れたとのこと。
2週間のを使っていたんだけど、水分含有量の高いコンタクトで、乾いてくると目の涙を吸いまくるから、PCから離れない仕事の私のドライアイとあいまって目に悪影響があったらしいです。
なので、酸素透過率が高くて水分含有量が低い、新しいレンズに変えてみることになりました。ちょっと(1.5倍)高いんだけど、目は大事だよ、ということで。

おかげで、眼科から出てから一回も目薬を差さなくても大丈夫だし、コンタクトを着けていることすら忘れてしまうくらいに違和感がない。素晴らしい。

精神的に沈んでくると、目のことも肌のことも栄養のことも気にしないようになってきてしまうので、ここ最近の体について気を使い出したことは、けっこういい前兆かもしれないと思います。
あっという間に週末が過ぎて明日からまた一週間とおもうとなんか気分が沈みそうだけど、また次の週末を待ちながら、その間でできることを探しながら乗り切ろうと思います。

とりあえず、残された僅かな自由を、昨日偶然にも、そして幸運にも見つけたお気に入りの小説のサイトをチェックしながら静にすごそう。

:::2004年12月04日(土)
:::師走ではなくディセンバー

日記を途切れさせてからまた1週間(それ以上？)。
気付くとデスクの上のカレンダーがクリスマスを思わせる赤に変わってました。

朝起きてからも、なんだか私が起きていることがおぼろげで、昼頃にようやく外が雨で、それを確認してみたら外気が部屋に入り込んできたので起きていると確信。どうも家にいると羊水みたいで、時間の経過が正確に把握できません。
それでも、出かける必要がない日に暖かな家で好きなことだけしていられるっていうのはうれしい。でも、明日は出かけなければ、です。

先週、自分でもびっくりしたのだけど、左目が悪くなっているかもしれない。
コンタクトをした時に、それぞれ反対の目のを着けてしまったのだと錯覚するほどピントが合い難い。それで、片目ずつ目隠しをしてものを見てみたのだけど、どうも、左目のピントが合うまでに2秒掛かるし、片目なら2秒で見えるようになるけど両目に戻すと、片目だけレンズをつけているみたいに気分が悪くなる。
とはいえ、今私がモニターを眺めている目と画面の間にあるレンズは、実に良好に私の視界を保ってくれていて、それが不思議。なぜだろう？急に目が悪くなったなら不摂生かもしれないけれど、眼鏡なら問題がないなんて。

ということで、日曜日でもやっている眼科(しかも定期がきく範囲！)を調べてみたら、なんと、職場のすごく近くの眼科を見つけてしまったので、仕方がないので行ってきます。
前の職場だったら仕事中に病院に抜けていくことなんて普通だったのに、私がそれをいざ行使しようとするともう、今の職場でそんなことは通用しないのでした。なんたる不公平。
朝起きてもまだ雨が降っていたら、出かけたくないかも。ううん。

最近、目の事だけじゃなく、身体に不調が表れている。
…とはいっても、病気になるとかではなくて、にきびができるとか、爪付近がささくれ立つとか、そういう程度のこと。でも、それは私としてはかなりダメージなので、12月に入った記念＆元気のない私に贈り物を、ということで、1万円ほど、身体のケアにかけてみました。手用のクリームの高いのを買ったり、ボディ用のクリームもいいにおいでかつしっとりするものを買った。夜に顔をケアするための美容液とパウダーも。
おかげで、1週間弱で私の手はふたたびいい血色に戻ったし、顔も、見て嫌悪することが少なくなった。素晴らしい。たまにはこういうお金の使い方をするのもいいよね。

先週の火曜日から、うちのチームに新しい人が入りました。
その人は私より年上の26歳。お姉さんです。すごく年上の彼氏がいて、そのせいか彼女自身も落ち着いて見えます。
チームのみんなでお昼を食べに行ったときに、そういう話が出て、ついでに、彼女の合コン関連の交際の幅が広いことを聞いて、でもって、みんな今フリーだったら合コンのセッティングしますよ、というお話に。
他の女性陣はすごく喜んでいて、どういう系の人がいいとか、恋愛論とかに発展していて、そこから、その新しい人は、(この用語選択が正しいかは別として語感は)イケイケっぽいことが分かりました。よく見ると彼女の耳にはCがふたつ組み合わさったような形ピアスがあったり、胸元にも見覚えのあるブランドのネックレスが下がってる。でもって他の子達も、ブランド物を手に入れるためにあたしは働いているのよ！的なお姉さんを慕っていて、本当に合コンをすることになるかもしれない。

OLの正しい姿っていうか、まさにそれという感じだ。
なので、私はあんまり付いていけないような心持ち。若さがたりなさすぎるのかもしれないけど、職場の人と合コンに興じたり、そこから恋愛事情を共有するのはあんまりいただけないような気がする。チャンスは多いほうがいい、といわれて、ちょっと、そうかな、と思っていたんだけど、そうかな、と、自分もしたい、は違うのだと思いました。
多分あっちの方がOLとしての今を謳歌できるのかもしれないし、楽しいといわれれば楽しいかもしれないけど、私はいま、今までの人生で一番といっていいほど恋愛という方向に興味が行かないような状態なので(やばいぞそれは、というのもセット)、若さはじける同僚たちに気圧されがち。ううん、どうしよう。ていうか私が一番年下なんだけど！やばい。

という具合に、私的に、もうだいぶ今の環境からはステージを変えたいという方向に気持ちがだいぶ動いています。そんな折に、来週の火曜日にはマダムな管理部の女性たちとのランチミーティング、という名のカウンセリング(らしい)が行われる予定。悩みとか聞くわよ、と言われているけれど、たぶんあんまりよろしくない社内の空気を何とか盛り上げるためにがんばっているんだろうということが察せられて、なんとなく気持ちが沈みます。しかも自腹だし…。
本当は金曜日にあったんだけど、木曜と金曜に社内ネットワークのトラブルが起こって大変なことになってて(といっても私はネットワークエンジニアじゃないからただヒマなんだけどPCの前で待機)、結局WLMは火曜日になったのでした。

転職という言葉を意識するようになって、でも私はまだ1年目でキャリアを押した転職はできないからリセット転職しなきゃ、と相談をしたら、とりあえずダメ元で、募集とか関係なく(もしくは新卒募集してるとこに既卒としてでも)自分を売り込んでみては、というアドバイスをもらいました。
既卒っていうのはずれているけど、能力とか年齢的にはそういうやり方もやらないよりいいかも、と思いました。自分から動かなきゃいけない、というのは本当だけど、だからどうするっていうことが分からなくて、でも、同じく他の所にいくかもしれないと言っていた子が、募集してないけれど折に触れて自分がその企業を希望していることを伝え続けているという話を聞いて、私もそれをしてみようかなという気持ちになりました。
自分がやりたいこと、行きたいところはまだおぼろげで、さらにちょっと行きたいと思ったところはそう簡単にいける所じゃないっぽいので、難しいかもしれないけどがんばります。

がんばるという言葉は誰でも簡単に使えるし、私もいろんな頑張りの程度を同じがんばるという言葉で表現してきて、正直さほどがんばってないのにがんばってるという言葉を使うことに対して違うだろうと思っていました。
でも、肝心なのはがんばっているかではなくて、がんばっていると思っていることや、これからがんばろうと思っていることみたいに、諦めていないということなんだとちょっと思います。
自分の限界なんて、知ったときにはそれこそ限界なわけで、そこから先には進めないけど、限界ではないにしろちょっとずつでも進歩し続けることこそが大切なことなんだと思います。
だから自分が仕事に忙殺されて自分のことができなくて、へこたれて不貞寝してしまう日があっても、その次の日に起きてそのへこたれを跳ね除けようとする気持ちがありさえすれば、まだ終わっていないし、これからいくらでも可能性はあると信じて、がんばろうと思います。

気持ちが急いていけないけれど、クリスマスに変容していく街を楽しめるくらいおおらかに、今年最後のひと月を生きたいと思います。

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