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:::2004年10月29日(金)
:::とぎれ、とぎれ




そんなに忙しくしてるつもりはないけど、この間日記を書いてからまた1週間以上経ってしまった。日々充実しているせいでそうならまだしも、私の場合は、今けっこう落胆しつつ、そこから立ち直って自分に出来ることを!と思ったところで毎日終電に駆け込む毎日を強いられてしまっているところが痛い。


というぐちぐちも、週末(2連休!)の前ではかわいいものなのだ。
週末を休むと決めた人はえらいとおもう。


来月、うちの部署にニューカマーがやってくる予定。
元(!)お隣の彼が私の真後ろ(微妙に背中合わせに隣じゃんっ)にお引越ししたのが今週の月曜日。素晴らしい、素晴らしい日でした。
しかし、しかししかししかしっ。
毎日のようにチョコとかを持って、背後から忍び寄る黒い影。部署が違うはずなのにいまだにご機嫌伺いをするというのは一体…。でもって、彼は上司に「電話の声が暗い!背筋を伸ばせ!」と言われて、ソッコーで「これさえあれば完璧!電話対応マニュアル」みたいな本を買ってきたのです。しかも、会社の経費で落とそうと企んでいる。無理です、そんな初歩的な本。まずは明るく、と言われたのをスルーして、技巧を学ぼうとしたらしいのですが。
それを読み終わったらしく、うちの部署に持ってきて、「これ、ためになるからみんなで読んでいいよ」と。いやいやいや!私が入社して一番褒められたのは電話対応だからっ。だから必要ないわよ?と言ったのですが、でも彼に侮られている私の机に、彼はその本を置いて帰ってしまったのでした。


なので、ケイちゃんの机の本棚(?)にこっそり入れておきました。
ちょっと2人で開けてみたんだけど、ホント、常識的なことしか書いていない。
今期のコミットメントに「ビジネスマナー検定で満点を取っておく」が入っているのですが、それこそ元!お隣さんにやらせたほうがいいとおもいます。かなり失礼なことを平気で顧客に言っていたり、同等のはずのスタッフに、「おつかれさま」ではなく「ああ、ご苦労さん」とか平気で言ってしまう。
私もそんなにマナーに則って過ごしているわけじゃないけど、それにしてもひどい。
で、なぜか元お隣の彼の上司のUさんがビジネスマナー検定オンラインに取り組んでいて、ちょっと笑えました。「玉露を入れるときのお湯の温度なんて知るか!」みたいな感じでした。マナーじゃないものが混じっています。


というような、ある意味なごむ出来事もあるのですが、でも、この間の人事のお話が公になってから、いろんな人が自分の立場を持ち始めてて、それまでの和気藹々したのの後ろに何か違うものができてきた感じ。
私はけっこう、もう、スキルをつけたら出て行きたい気持ちだし、それに人事で決まってしまった私のポジションは、どう考えても(かなりわざとらしく違うといわれたけれど)ずっと勤めてほしい、というものではなかったから、それは仕方がない。けれどその一方で、周りの子に言ったらすごく私に対していやな気分になるだろうな、と思うような感じに、私を辞めさせないようにしたいのかな、というような特別扱いなことをちょろっとされてて、びみょうです。なんでそういうことをするのかなあ。。


せっかく働くのに、その会社をでっかくしてやりたい!というのが薄くなってしまっているとちょっと毎日の時間が勿体無い。でも、そこでまた期待をしてしまうと、またがっかりするだけだと分かっているから、私は今の職場はお金をもらえる場所と割り切って、スキルをつけ、資格を取り、というようなことをメインに生活しようとおもいます。
そう、思っているんだけど、なかなか早く帰れる日がなくて、勉強できるのは週末だけ。わざと??と思うほどです。来年になって新しい人事制度に移行したらたぶん定時に近く帰れるようになりそうなので、それまではとにかく健康第一でいいかな、と思っています。


友達からのメールや、手紙にもレスがなかなか付けられなくて、それくらい何とかできるように、さくっと帰ってくる術を編み出そうと思います。
明日はたまった手紙を書いて、メールを返信して、乾かしっぱなしのブラウスにアイロンをかけて、家の子状態で過ごそう。そのゆっくり感がたまらなくすてき。



:::2004年10月21日(木)
:::引越し願い




すごく長く日記を書いていないことに今日気づきました。


それだけ忙しい、ということなのですが、でもでも、前回の日記にあったのと同様のもやもやは常にありというか、新しい疑念投入でますます精神的に微妙。
なのですが、現状を嘆いても仕方がないので自分の生かせるところに少しでも早く巡り合うべく、勉強をしつつ、仕事もきちんとこなしつつ。


来週、ついについに、件の彼が別部署に移動です!
それは嬉しいんだけど、ヤツ的に昇進と信じて疑わず、でもって最近上司との面談があったのですが、そこでヤツは居眠り(私がチクって上司が監視して、多すぎるので叱責)について怒られた時に、「ええっ!先月よりすくないっすよ!」と素で言っていたそうなので、もうどうしようもないかもです。上司も、脱力してて、移動先でダメなら次はない!てきなことまでいったのだけど多分それは激励方面に解釈されたっぽいです・・・


なんだか、今まですごくむかついていたんだけど、考えようによってはヤツって、すごく幸せ…??という所に思い当たってしまって、ちょっぴりうつ。うそです、すごくうつ。
すごくいやな考えだけど、けっこうしあわせそうです。でも、あしたは身内にご不幸があって有休を使ってお休みの模様。不謹慎だけど、やつがいないことがとてつもなく嬉しい。最近は夕方になるにしたがってすごく頭痛がしたりしてて、多分精神的に限界なんだと思います。異動が決まってからは、それを待っているせいかますますやつに対して怒ってしまいます。


今日、過去3ヶ月間の自分のこなしてきた仕事の数を出して見る必要があって、ついでにやつのも出してみたら、私が約5000件こなしているのにやつは3000件だっていうことに気付いて、もうすでに彼は2年分の有休(24日)でもあまるほどサボってるじゃんっ。ということに気付いてしまって、そのあとにすごい勢いでサボっていたので、我慢できず呼び出しとかじゃなくみんなもいるオフィスで彼に叱責してしまいました。そういう筋合いじゃないっていうか一応まだ彼がリーダーなんだけど、リーダー以前に働く人として、というか、社会生活を送る人としてありえないことをしていたので。
結果、終わってみたら全く効果なしだったんだけど(5分限定で効果あり)、でも周りのみんなからソッコーで「がんばった!」メールがたくさん来たのでよし、です。みんなが認識すれば雰囲気で自然と彼も気付いてくれるに違いないというかそう思いたい。


ということもあって、今日はかなりお疲れ。
昨日も台風というよりもお隣の台風にお疲れ。
明日が終われば(しかも彼はいない!)週末なので、明日だけがんばろう。明日だけ…。と思いながらの毎週は早い。気を引き締めて転職とかの準備をしていかなければ。


なんだか今は明確に、これ、っていう目標が定まっていないからちょっとよわよわしてます。今まではこの学校に入る、とかそういう明確なものがあったんだけど、今はそれがない。それが楽しい部分でもあるけど、でもなんとなく、今はちょっとがっかりモードなのでがんばるぞ!的な楽しさがなくて、毎日惰性気味。これじゃいけないし、気が付いたら無駄に年を取っていたとかになるから、早くこれっていうものを見つけて充実した毎日をはじめたいものです。



:::2004年10月11日(月)
:::プチ同窓会




週1ペースで日記を書くようになってきた気がする。
もっと日記に書いておきたいこと、メモっておきたいことがあるのに!
なので、手持ちの手帳に今日食べたもの、行ったお店、着ていた服なんかのメモと一緒に一言日記をつけたりしています。まめな私。


今日は大学時代の友達たちと、ご飯がおいしいカラオケやさんに行ってきました。私が行くカラオケは常に2次会とかの、ワンドリンクと歌、っていうタイプの所なんだけど、今日行った所はご飯がコースでおいしい。
なによりみんなで集合するのは卒業以来なので(1人1人とは会った時も会ったけどでもひさびさ)、会えるだけで嬉しいの、そう、風邪で、喋るとせきがゴホゴホなので歌えなかったとしてもいいのっ。


なんかみんな大人の片鱗をちらちらさせていました。
私も負けずにちらちらできるほど大人っぽさをかもし出さねば。


前回の日記で私はけっこう落ち込んでいて、それで今週の仕事も最初の方は落ち込みというか、あんまり気力がなくて、それを隠すように余計に仕事をしていたりしていたのだけど。
だって、進学することを蹴ってまで選んだのがこの会社だったし、だからこそがっかりしたんだもん、仕方がない。でも、もしやり直しができるとしても、私は進学を選ばないと思うから、この場所から、次にどこに駒を進めていくべきかを考えています。


会社でがんばって昇進して、納得できない部分を改善させるだけの発言力をつけようと努力するのと、もしくは、もうこの会社から巣立つべく、自分のスキルをアップさせるのと。
私は後者を優先させつつ、がんばることに決めました。今勉強している語学について、それから、いくつか興味のある資格について。それを身に付けて、今の会社での業務で自信が付いて、次にいきたいと思うような会社とであった時に、私は転職しようと思います。
だから少なくとも2、3年はここでがんばることに決めました。
まだ半年やそこらで偉そうなことをいって、自分のできることを省みていない生意気なやつ、と思われるかもしれないし、実際私の今もっているものなんて高が知れているけど、でもこっから始めて、目的意識を持っていったら、なんとか使えるようにはなると思ってがんばります。


今までいろんなことを経験してきたからか、落ち込んでから方向転換するまでのスピードがちょっとづつ速くなってきた気がします。
いい傾向です。1人で勝手に悩んで、失望して、悲劇の真っ只中で蹲っているよりも、そこでどうするかを考えた方が建設的だし、精神的にも健康。また浮上しにくいくらいに落ちる時もあるかもしれないけど、それはそのときだ、で、とりあえず今回は立ち上がれました。
ホント先が見えなくて、実の所今の場所でしばらくは安住しようと思っていたのだけど、それは叶わぬことのようなので、今までと同様努力の人をやろうと思います。試験をやめてからしばし、読書とかそういう趣味に時間をいくらか割けるようになっていたのでちょっと残念ですが、でもいつも何かに追われて(追わせて?)いるからこそ、自由のありがたみも分かるというものです。


うん、ちょっとだいじょうぶ。ちょっとだけど。
とりあえず、せきだけを残して治りかけの風邪を完全に治してから、がんばろうと思います。せきをすると「うつすなよ」オーラがバチバチで。そういうあなたたちからうつされたんだって!と、強く主張したい。
とりあえず、私が防波堤となってここで風邪菌を退治しなくては。
月曜日がお休みの分、明日は大変忙しいことが予想されるので、今日は早めに休もう。



:::2004年10月03日(日)
:::嬉しいこと半分




嬉しいことも悲しいことも、半分半分あった1週間。


職場で大流行の喉ががらがらになって鼻水が増殖して、熱が地味に上がってくる風邪に掛かってしまって週末がつぶれてしまいました。同じ風邪(オフィスでの感染源と思われる)の先輩は私が実家に帰省する前から掛かっていたから、そうとう頑固です。
私も、だんだんせきが出てきたので、治りかけの方向だと思うけどまだ喉がつらくてのど飴消費量がすごいことです(一日で1袋食べてしまって体重が不安です)(でも常になめてないと喉にイグサを詰め込まれたみたいにひどいのです)


そんな中で、まずは嬉しいことから。


お隣さんが別部署に移動になることを内々に聞きました。
まだ彼は聞いていないんだけど、彼が了承しさえすればすぐにでも異動することに。すごい。なにがすごいって、誰も悲しくないところ。
別部署にいくっていっても降格というわけじゃなく(というか彼自身一番下っ端)、スライドする感じなのです。考えようによっては昇進と取れなくもない。
でもって、うちの部署に新しい人を採用することになったのです。もしかしたら2人かも。それだけ作業量が増えてきていて、これを機会に、ということになりました。


席としては、私の新しい席の真後ろになるので距離的にはさして変わらないのですが、視界に入らないということや、会話に混ざってこられないことがすごくうれしい。
新しいティッシュが当然のように共有として机の真ん中に置かれてしまったことは悔しかったけど、それは彼の新しい席に持っていってもらいましょう。とがまんがまん。




でも、これで職場環境が良くなって万々歳かというと、そうでもなくて、会社の制度が変わることになったのだけど、それがかなり不本意なものだったので、かなりへこんでいます。
モチベーションを高めるための改革だったはずで、確かに私以外の人は普通に喜んでいたのだけど、私からしたら、正直もう会社を辞めたほうがいいかも、という感想を抱くようなもので、モチベーションが打ち砕かれるものでした。生活ができなくなるから辞めるのは何年か後になりますが、確実にその時期は今回のことで早まりました。


同僚の先輩や女の子は喜んでいたし、納得していたけど、私は正直その説明MTGで泣きそうで、どのくらいかって言うと、その説明をした人が会社のちょっと気になる人なのに、その人を恨みがましい目で見そうになるのを(大人気ないから)必死で隠すという、妙な表情になってしまったくらい。彼に対して怒るのはお門違いかもしれないけど、最終的にこの制度を社長に提出したのは彼なのだと思ったら、なんかもう気になるレベルからちょっとマイナスレベルまで急降下してしまいました。激しい。


聞いたのは金曜日で、風邪が絶好調に私の喉の粘膜を侵略している時だったので、久々にトイレに行って、おやじな表情でため息を4、5回ついてから、ちょっと仕事をして、それでもやる気がゼロ近い(そしてそれを悟られてはいかん!)ので、帰りました。
お隣の彼が移動になって空く部署長の枠も、結局待遇的には変わらない、という方向になってしまったので、迷っていたけど、部署の古株の女性(なんだかんだでちょっとやりたそう)に譲ることにしました。
早計かもしれないけど、この会社に貢献してのし上がろう!的な情熱が減退してしまって、自分でも驚くぐらいに諦め観が入っています。まだ23だし、これからいくらでもいい企業はあるさ!と思っても、結局私ってそういう扱いで、どこに行っても今の場所の方がマシとかそういう状況なのかな、と思ってしまったり。


で、へこんだのですが、両親に相談して、周りは喜んでいたけどこの改革に対して私は失望しているんだけど、どうかな、と言ってみたところ、私の志向には合わないようだ、といわれました。
それと同時に、いましている語学とかの資格の勉強をがんばって、とりあえず形が整うくらいの年数をこの職場で修行して、それから職場を変わろうというためのモチベーションを高めるという上でいい事件だったんじゃない?と言われて、そうだな、と思いました。私は絶対的に経験が足りないから、今の職場しか知らなくて、判断材料が不足しているからまだ両親にこんなことを相談しなきゃいけなくて、ちょっと申し訳ない。要らない心配をさせてしまった。私の落ち込み方がすさまじい(いつも両親の前では楽天家として振舞っているのです)と思ったらしいお母さんからは、週末だけで3回(日数より多い)も電話があったり、お父さんからも2回電話がありました。


院試を蹴って入った企業の中で生きる道なのだから、こんなところで挫折したら勿体無い。お隣さんのこととか、自分で何とかできるレベルとは話が違うのだから、これはへこむだけ無駄だと思うし、もしかしたら次の場所でもっと私の適正に合っていると思うかもしれない。新しい人が先週はいってきて、すごくいい企業だとほめたり、誰もいやな人がいないとか、人間関係がすごくいいよ、とほめる時に、愛想笑で肯定できない時とか、ちょっと寂しい。どこにでもある人間関係の問題かもしれないけど、寂しい。私が入った状態の事を指すなら、今でも私はすごくいい場所だと思うけど、なんだか最近のめまぐるしい変革で、どんどん違う方向に行こうとしている気がする。私の会社じゃないのだから、それも当たり前なのだけど。
と、とりあえず、(実の所相当へこみながらも)明日からの職場でがっかり感をうまく隠してがんばろうと思います。私は職場でいつもとても明るく振舞っているので、それはとても難しいかもしれないけれど。


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