華胥の城

INDEX OLD NEW

:::2004年08月30日(月)
:::わたしの色

明けない朝はないと思い込みながら出社して、一日を過ごして。
正直件のお隣の彼関連でおなかが(怒りで)あつくなるようなこともあって、だったんだけど、でも今一番自分にとっての一大事はやっぱり実家と連絡が取れないことかもしれない。

なーんて思いながら今日も帰ろうかと立ち上がったとき、本当は今日は休みだったんだけど近くにきたから立ち寄った取材スタッフ(カメラの扱いがプロ)(ってかプロなんだけど)のNさんというパワフルで、陽気で、一緒にいるだけで元気になれるようなひとが、「あれぇ、きあかさん、今日はめずらしく黒着てるね！｣と話しかけてきました。
今日は寒かったので、特に何も考えず、黒のカーディガンを羽織っていたのだけど、めずらしいかな、と答えたら、「きあかさんは白とかピンクとか水色とかそういう色の印象だったからびっくりした｣と言われました。｢さわやか系？｣とふざけて聞いたら、｢さわやか系だね！｣と言ってくれて、ここ最近職場でもどよーんなかんじだった自分のことを思い返して、「そっか、ありがとう！」という気持ちになりました。
自分のカラーって意識したことがないけど、きれいだと思うような色でありたい。Nさんとの会話で、今日一日の疲れが吹っ飛びました。

今日の朝は全く不摂生などしていないのになぜか貧血で、満員電車で人にもたれっぱなしで会社にいって、そこでお隣の彼の決意表明(部署長就任)のあいさつにうちのめされてました。
胃にきたキーワードは｢部署長になってしまいました」(立候補！立候補！)と、｢よく口癖でめんどくさいっていってしまうんだけど、仕事を面倒だと無意識に思ってて・・・でもめんどくさいものはめんどくさくないようにすればいいことで！(意味不明)というわけで、私がめんどくさいとか言ってても口癖なので聞き流してください｣(意味不明な上に多分弁解な所がイヤ)、そして｢こんな頼りないやつが部署長っていうのもなんなんですが、いつでも交代する用意はあるので…｣(やる気が全く感じられない)
…の、以上3本でお届けいたしました。
上記のNGワードを、全く別の人たちも｢ちょっとあれでなんで○○さん(幹部)とか社長が笑っていられるのか神経がわかんない！あれ冗談じゃなくて本気で思ってるって分からないのかな｣みたいなことをランチ時に言ってました。
社長、大丈夫かな…あれは笑うっていうか冷笑だったと信じたい。

そんな感じに、両親とのことがあるのであまりお隣さんとは確執もなく。ほかにもカチンと来たことはあるけど、申し訳ないけど彼の相手をしている心の余裕がないのでした。

前回の日記を書いてからさらに励まされたりとかして、特にナナちゃんとか、すごく久々に彼と会ってる時に電話をくれたり、たくさんメールくれたりとかして、感激しました。
けっこう、私って一人ぽっちだし、たぶん東京湾に沈んでも一週間くらい気付かれないで死体が大変なことになるかも…！と思っていたので、ひとりじゃないよ的な言葉にじーんときました。
私にとって親はかけがえのないもので大切だけど、だけどそれが全ての人間関係ではないんだよね。いま離れている両親とちょっとだけ、断絶しちゃっているとしても、それで世の中すべての人ときれてしまうわけじゃない。頭では分かっていても、どうしても自分の重要度が自分の中でも低くて(ダメだな自分的な考えの時は特に)、それでひとりだよ、とうつうつしてしまうのかもしれません。

でも、ちょっとだけ元気が出てきました。
とりあえず、電話を根気よくかけて、後メールで、なんでもないような感じに送ってみたりとか(無視されそうだけど)して、そしてできれば面と向かって私の目とか今の状況からにじみ出てくる、なんだろう、オーラのようなものを見てほしい。少なくとも現在は迷いは(将来のこと関係では)ないから、たぶん前に彼らにあった時よりもまともな顔をしていると思う。
そして話をしたい。またすごい罵倒されてなくかもしれないけど、それでも私がどうしてこうしているのかとか、妥協したりサボっててこうするんじゃなくてここでのほうが充実した幸せな日々をすごせると今の私が思ったからだってことを伝えたい。わかってもらえなくてもとりあえず耳にねじ込みたいです。そしたらいつか冷静になったときに私を見て、少しでも分かってもらえるかもしれないなんて思うのです。

そんなことを考えながら、いまはええと、もう夜中の3時です。
社会人としては寝なきゃなのです。
心配事はいろいろあるけれど、ここでがんばると決めた職場だから、眠気眼じゃなくて意欲溢れる目でさわやかに「おはようございます！」って入っていきたいです。
明日は同じ部署のケイちゃんがお休みなので仕事が大変そう。なのでさらにじっくりやすんでがんばってきます。それも両親に認めてもらうための一歩だと信じて。

:::2004年08月29日(日)
:::明けない朝

ちょっぴりしょぼくれながらの週末。
そのわりに、ぼーっとしていても時間は過ぎる。

自分がこれからどういう風に生きていくかを決めて、そのせいで両親からすごくがっかりされて、それでも修復しようと思って先週２回電話をかけてみたのだけど、２回とも放置されてしまって、ああもうダメなのかもと、ちょっぴり落胆気味です。

でも私からしたらそこは私が謝る所ではないと思うし(がっかりさせたことに対しては謝る所だけど、どういう決断をするかについては私に決める権利があると思う)、でもやっぱりつらくて、ちょうど、件のお隣の彼関連で金曜日はすごくいやな出来事があって、頭の中がぐるぐるして、困難じゃこっち選んだけどダメかもー。彼の存在ですべてダメかもー。というくらいに私の精神状態が危うい感じでした。無理矢理ご飯食べて無理矢理アロマとかお酒の力をかりて睡眠をとって、ようやく冷静になりましたが、ホント危なかった、ふー。

なんかね、都合のいいことをいうけれど、私がどういう形であれ、がんばっていることをどこかですべて受け止めて応援していてくれるっていう実感が、今まではあったんだけど、今回のことでさっぱりきれいになくなっちゃって、どこもダメなのにどうして渡しここにしがみついているんだろう、って思い始めて自虐的になっていました。
８月の部署長は私のはずなのに、来月から(立候補により)部署長になる彼が、まだ今月なのに、もろもろの決めなきゃいけないMTGにて｢そういえばこれを決めようと思ってたんだけど、○○さんは来月これをして…｣って、すべて采配をして、議事録だけ私に書かせてて、それで張り切って頑張るかと思いきや、他部署との連結部分に当たる人の報告が始まると、メールの着信もなかったのに(机の上に置いておくのもどうかと思うけど)携帯を堂々といじりだしてみたりで、なんかそこまでこだわる必要あるの？っていうくらいに私は苛々していました。私の形相、多分すごいことになってた。

最近浮き沈みが激しくて、本当に心のケアをしてもらいにいった方がいいのかなとか思うくらいです。でも実際どこにいったらそういう病院があるのか分からないし、現実的なところでお金がかかるかも、とかも考える。
そういう段階だからあまり深刻なステージに入ってはいないのだと思うのだけど、自分で、そこにいてつらいのはいけないと思う。泣くわけじゃないんだけど、泣く前のツーンとした感じが耳の奥にくる感じ？うまく説明できないけど。

結局、やる気があるんだかないんだか(肩書きだけがうれしいんだと思う)分からない彼が、｢切りがいいから月曜日から俺がやるよ、部署長｣っていうので、私の部署長生活は終わってしまいました。来月の社内全体のリーダーたちが会するMTGで８月の部署長として現状報告をして、おわり。
なんか精神的に、彼の下にいることが、他の人の手前反対はできないけどやりきれない。(彼に私の仕事をチェックされるのがなんともいえない)(私が指摘すると９割方｢それは細かすぎだから別に現状でいい｣と言われて終了なのに同じ件で指摘をされる)
こ、これが社会の不条理とかいうやつですか？というくらい、今回のことは、社内の女性人たちにこれほど｢ダメ｣のレッテルを(もちろん仕事の面で)貼られているのに、上層の人たちは気付きもしないし、それは各部署で収めるべき、といって、フラットな関係だからそういうマイナスの指摘が出にくいことを分かってない。といいつつ私も言えないのだから、結局は何か大きな出来事が起こらない限り変わらないのかもしれない。

明日月曜日は彼が１ヶ月間(まだその時は部署長なんて決まってなかったのに)準備して温めた｢決意表明｣(これから部署をこうしていくぞ！みたいなのかしら)を、朝にスピーチするらしい。
電車、意図的に遅らせてもいいかしら・・・彼のせいでも会社のせいでもないけど、そういう出来事のひとつひとつが、将来の私のしわ(主に眉間とか？)を増やしている気がする。もっと精神的に大人にならなきゃ。
外見のせいで子どもに見られるのがいやって言ってきたけど、実際中身も子どもじみているかもしれないです。とりあえず、思ったことを顔に出すのをやめる方向で努力していこうと思います。少なくとも会社では、何があっても何もないような顔で、にこにこと余裕のある微笑でいきたい。
いつになるのかは分からないけれど。

とりあえず、会社はがんばるとしても、実家に電話を無視されたのはかなり痛いかもしれない。９月下旬に１週間以上も休暇が取れそうで、そのときに、もうこんなゆっくりは帰れないから実家にいきたいっていったんだけど、微妙に帰ってこられても…的なことをいわれてしまって、さらに電話も出てくれないようじゃ、無理かもしれない。
会社には、｢いいよ実家に帰ってきなよ｣っていってもらっているのに、これではどうしてこんな状況になっているのかも(まさか会社辞めるかもしれなかったなんて)言えないし、でも行ったことにしたら郷土の(？)お土産なんて持っていかなきゃいけない。
今のところ東京にそんなに長い間ひとりでいても、周りは働いているしで全く何もしようがないから、休みを取ること自体をやめたほうがいいのかな。多分ひとりで過ごしてても悲しいし。

正直、今まで大学受験だって無理と分かってて東京に行くならどことどこじゃなくちゃ許さない、とかそういうのを受け入れて、その場所で私なりに楽しく生活してきたのに、自分で、しかも思いっきり悩んだ末に出した答えについて、もう感知しない的な放置状態でコンタクトを断たれてしまうのは納得いかない。
だから会社でうまくいかなくなると、衝動的に｢もう電話も帰省もして欲しくないなら言ってくれれば二度としない｣とかいう電話とかメールをしようとしてしまったりする。そんなことしたら取り返しがつかないかもしれないのに。でも本当にそれで取り返しがつかなくなるとしたら、今までの私って一体なんだったんだろう、とも思います。もう怖くて電話がかけられないかもしれない。絶対いるはずの時間なのに無視される回数が増えていくと、もっとへこんでいく気がする。
なんだか、何をしていても、｢好き勝手に生きればいいじゃない｣って言われた時の吐き捨てるようなお母さんの声が聞こえてきて、楽しく感じられない。これって親に依存しているってことなのかな。ううん、むずかしい。

なんだか日記にして今週の自分を振り返っていたらやっぱり鼻がツーン＆耳がワーンとするので、このへんにして、落ち着く音楽をかけて続きが楽しみな小説を読みながら眠くなるのを待ちます。

:::2004年08月25日(水)
:::かたちから入る主義

髪を切りました！しかも無料(飛び込みカットモデル)で！貧乏社会人！
ちょっとお姉さんな髪形になりました。これから伸ばすのであまり形は変わっていないのだけど、お姉さん、だと、思う・・・。

ランチで外に出た時に通りすがりのサロンの前に、女性のカットモデル募集！とあったので、今日は速攻で仕事を終わらせて、閉店後のサロンに殴りこみでした。お兄さん、明後日は？と言っていたけど、｢できれば今日で！｣と押し切ってしまいました。でも快くやってくれてうれしい。
分け目を、今まではなくしたり、真ん中とかにしていたのだけど、ななめってみました。風が吹くと危ういのだけど・・・。
私のくせ毛は厄介で、襟足が膨らもうとがんばるから野暮ったい感じになってしまうのです。毎朝格闘しているのだけど、あまり効果なし・・・。でもって後ろをたくさん梳いたらますます膨らんできます。開花する花のような感じに。お兄さんの力をもってもダメとは、もうダメだ・・・。

形から、仕事人、お姉さん、髪を切ろう！になりました。
だって私は微妙に元こけしみたいなグラデーションボブの伸びかけだったのよ。こけし。お兄さんにも｢若く見られないっすか？｣と言われたし。今日はあらかじめ診断シートみたいなのに年齢も書いていたから大丈夫だったけど。もー。
今回はマッシュボブになりました。ウフフ。しかも無料。
髪を延ばすなら、次に切るまで2ヶ月は我慢してね、と言われてしまいました。ううう、我慢、できるかな・・・。すぐに頭が重い！と切りに出かけたくなってしまう私としてはちょっと厳しい。アレンジでなんとかしていくしか・・・。

そんな感じに今日は髪を切ることで気持ちを少し切り替えました。
それから、最近不摂生＆遅く帰ってきてからご飯なので太ってしまって大変です。おなかと二の腕と足をなんとかします。
というわけで、この間からしている腹筋に加えて、少し走ってみることにしました。というのは大変かもしれないので競歩にしようかなと思います。
今日は約３キロで終わってしまったのですが(夜なので遠出することができず)、かなり、体が悲鳴。マラソンの時って、息はどうするんだっけ？？鼻から吸って口から吐く？それとも口から吸う？それすら分からない初心者。

職場のお隣さんは、今日も編集部の女子にキレかけられていました。
どうして彼は電話連絡を頑なに拒むのだろう。相手の企業に確認の電話をかけないといけないのに、推測で勝手に決めて、さもそれが正しくて、確認する時間が無駄だといわんばかりなのですが、推測している時間が10分とかなので、確実にい電話で聞いたほうが早い。
そしてその10分プラス女子との論争の間にたまっていく仕事は私の担当になってしまうのでした。なぜ・・・。

今日はランチに出かけることができたのだけど、本来3の仕事を彼と1.5ずつ分け合うはずが、さらにランチ中に気付いた分は彼が私の分もやってくれるはずが(逆もしかり)、私がランチから帰ってくると、彼は机で突っ伏して寝ていて、3とも私が出かけた時刻からキッチリ残ってて、私はプチキレそうになって、女子たちにペタを送りまくりました(ペタろう)。ひとこと、｢ムッ！」で、みんな分かってくれました。

そんな感じに、普通にお仕事をしてきました。
普通だけど、やっぱりまだふと、こんなに私は笑ってていいのかしら、今両親は何を考えているのかな、とか別の悩みというか、もう、私がここでがんばってそれを見ていってもらうしかないのだけど、でもそれでもやっぱり認めてもらえないかもしれないし、社会人としての私はあまり優秀じゃないよな、とか、もろもろの思いがあります。
やると決めたからにはしっかりとやらなければ。ということで、今日はすごく仕事をがんばりました。偉い先輩に感謝されるくらいの成果を挙げたりしてみました。ちょっとしたことだけど。私ができることなんて限られたことだけれど、でもその中で私ができること、役に立てることを一個一個がんばったら、もしかして気づいた時には目指していたところに立てているかもと思うんだ。

明日もがんばろう(走ったのの筋肉痛がおそろしいけど)
必要はなくなってしまったけど自発的に続けようと決めた中国語を勉強してから、明日に備えて眠ろう。

:::2004年08月23日(月)
:::月曜

ううん、やっぱり逃げ道として二股していたっぽいこと発覚。
二股といっても、ふたつの未来の自分を二股。

ひとつだけ、これだけ、と思って改めてオフィスに行った私は、笑顔どころかちょっと深刻な感じになっていました。というのも、一緒くらいの時期に入った子が｢私はここ、長くないと思うから、キッチリ自分の能力をつけてこうと思う｣って、ランチの時に言ったから。
私の心境としては、今いる場所である会社を大きくしたる！っていうような方向にいっていて、組織だから違う人もいて当然だけど、そうか働くからといって永久にここにいるっていうことでもないんだなと思って、今さらびっくり。

びっくりしたことで、未来を決めたばかりで自分の浅はかさを思い知りました。
浅はかって、後悔したわけじゃなくて、決めた瞬間、すごく未来が開けて、安泰！と思ったんだけど、実はそこはそこですごく広くて厳しかったり楽しかったりする世界が漠と広がっているってことだったんだ。
私は今いる場所が好きでそこにいるけれど、もしかしたら会社を育てるだけの魅力を感じなくなってしまって、他の場所に行きたくなるかもしれない。そのときに、今の場所にいればよほどのことがない限りやめさせられたりはしないだろうけど(景気いいし)、私が旅立ってこうとする時に、今の会社がぬるま湯で、他にいけないなんてことになるかもしれない。

ということで、つまり、私も自分を磨かなければ！と思いました。
私はもしかして将来結婚するかもしれないけれど、いわゆる主婦になる気はないし、一粒で二度おいしい(社会で活躍することと、家族でほんわかな幸せ)人生を送るつもりなので、そうなると、しっかりと生きていかなければいけない。というか仕事はがんばれても結婚はけっこう私には無理っぽいので、やっぱりしっかりビシイッ！といきていなきゃ老後に困る。
なので、どういう方向に自分を伸ばしたらよろしいか、ちょっと考えてみようと思います。資格を取ったり、仕事も自分がより活躍できることをして、今の自身のない自分がもう少し｢私もやればできる｣というような人になりたい。

…と、決意してみたりしました、が、今日は忙しくてデパ地下ご飯(佐世保バーガーが期間限定で売っていたので賞味)だった割に夕方あっさり仕事が終わってしまったので、会社で5番目くらいに早く帰ってきてしまった。
仕事といえば隣の彼がやっぱり噛み合わないし、しつこいし(なんか、もう私と雑談をしようと仕掛けてくるずうずうしさ＆ポジティブシンキング)(当然冷たくスルー)。土曜日にみずさんに話したら超気持ち悪がってたよ。やっぱりストーカーとかセクハラとか言われたよ…そんな人と私は戦っているのか…。

でもでも、仕事の道でがんばる！プラス、両親に失望されてへこみ中(今でもちょっとどころじゃなくきつくて家に電話できません)なことを考えると、やつなど取るに足らない障害物です。建物の中なのにキモいサングラスないでたちでじいーっとみつめられようとも、じわりじわりと何かを差し出すと思ったらチョコレートで、もらおうとしたら空の包装紙を渡されて｢さあつっこんでくれ！｣といわんばかりでも無反応＆速攻で他の人と談話に興じる扱い。
エクセレント！マーベラス！デリシャス！(チョコ)(違)

まあ、それなりに彼はキモいのですが、でもって最近私が大人の態度であまり差別的態度を取らなくなったのを｢機嫌直った！｣と勘違いしてやたらと話しかけてくるけれど(微妙に仕事に絡めてくる所がずるい)(これどう思う？といわれるので｢聞くまでもないんじゃない？｣)、でも仕事の面ではいかに仕事をしないかに尽力しててそのしわ寄せを私に寄せまくりだけど、おこらなーい。怒ってても表面上はおこらなーい。

ぶっちゃけ両親とのこと(昨日参照)でへこんで、さらに仕事を続けるとは！という部分でへこんで(将来転職するとしたらどういう仕事にいこっかな)、隣の彼にへこんで、ボッコボコなのですがとりあえずは元気です。眠いけど。入眠しやすくなるようにアルコールをたらした紅茶を飲んで寝よう。
社会人ライフを続行に決めたことについて、まずい、しくじった？とは思うけど(こっちも本腰入れてがんばらねばっ)、でもだからといって進学しようとはなりません。

昨日すごいどよーんな、しゅーんな日記を書いてしまって、それに対してすごく気を使ったメールをたくさん(私にとってのたくさんなので件数的には両手の指でたりますが)(でもたくさん)いただいてしまって、なんと返事していいか分からないのですが返信しなくていいとか、落ち着いてからでいいとかいう言葉に甘えさせていただいてしまってます。

なんていったらいいか良く分からないです。はっきりと単語にしては書かないけど(変な検索ワードになったらいやだから)、富士の裾野に広がるとっても広くて迷ったら出てこれなくて、そのままさようなら、になってしまう場所に行きたいとか、ちょっと入定もいいかも(！)とか思ったりするほどの重唱でしたので、やっぱり今日の午前中も、親を押し切ってまでこの席を守って意味があるの？と思ったら微妙に泣きそうになってトイレに駆け込もうとしたところを先輩に見つかって、｢なにっ、隣の彼が何かしたの！？｣と誤解されて必死で｢いや違うんです、おなか壊してるんです！｣と妙なうそをついてしまったりしました。
今日の朝は、マスカラ塗った後変な角度で瞬きをした時にしたまぶたにマスカラがついてしまって、セクシー泣きぼくろが完成していることに午後気付いたりと、乙女的にはありえないミス連発でした。ホント恥ずかしかった！

元気は出ないし、来月とる夏休みに実家に帰れるかも微妙だけど、今はカラ元気でもいいからとにかく決めたように(たとえそれすらぐらついたとしても)一生懸命やろうと思っています。

:::2004年08月22日(日)
:::きめたこと

見る人が見たら急に、と思われるかもしれません。
でもずっとわだかまってて、で、きちんと整理して、きめたことです。

最近あまり日記上で具体的に言及していませんでしたが、私は今春から社会人ライフを送っていて、でも、もうひとつの道として来年から大学院に行って、その先の人生も存在していて、私はどちらにも決めかねながら、どちらに心を決めてもいいようにと、来月にある院試の準備をしていました。
正直仕事は大変だし、その合間を縫って勉強して、というのは主に睡眠時間の面できついものでした。でもそれは将来を考える上で関係のないことで、また、職場の、というかそのお隣さんについての問題も、関係のないことで、といろいろ考えるうちに、自分の気持ちがぐるんぐるん回っていて、純粋な仕事vs進学で考えることが少し難しかった。

ここに順序だてて、論理的に自分の心の変遷を書き記すことは、非常に膨大な要因から決めたことなので難しいのですが、結論から書くと、私は仕事を選びます。可能性を残すために受けようとしていた院試も、受けないことに決めました。
なぜなら、どちらに行くにしてももう一方を逃げ道として用意しているような感じで、どっちつかずなまま、このままいてもいい方向にはいかないと思ったからです。事実、仕事でいやなことがあるたびに、｢私はこの職場は長くないかもしれない｣と考えてしまったりしてて、自分でも嫌な感じでした。

両親には昨日電話で伝えました。
すごく応援してくれていたので、というのもあるのですが、かなり失望されてしまいました。私が初めて自分の力だけで手に入れた場所について、いいかげんな場所だとか、社会の厳しさをまだわかっていない、といわれて、とても心外だという部分もありました。
進学しないなら、今後一切私には構わないから勝手に生きればいい、とか、来月帰郷したいといっても、微妙に帰ってきて欲しくないみたいなことを言われてしまったり、私としては、どちらの道だって等価だと思っていたのに彼ら(特に母)にとっては、せっかく東京の大学にいった意味がなくなってしまった、もう失望した、という感じのよう。私は誇りを持って今の仕事をしているので、それが一番悲しかったです。そして、もしかしてもう、家族に電話をしたり、帰ったりするのは今までよりも回数を減らした方がいいのかな、と、たとえるなら、落ちこぼれて見捨てられてしまったような気分になって、そこまでして私は仕事をする意味もあるのかな(でも進学するという考えはないし)と、途方にくれて、昨日は久々に旅に出たくなりました(しかもディープなところに。樹海とか。危ない)

でも、親のために自分の気持ちを偽って生きて、それで失敗したらきっと私は親のせいにする部分も出てくると思うし、それに親だって、私を思い通りにしたいのではなく、私が自発的に行ったことが彼らの望むものと同じだ、というのを望んでいるはずなので、結局は私が親のため、といって考えを曲げても喜ばないはず。
だけど、私の守ろうとしている生活を、何の価値もないような、適当に生きるということでしょ？という風に思われてしまって、さらに今まで院試のために勉強してきた(正直つらかった)時間についても、結局は私がどんなにがんばろうともそっちの道なんて私ごときには土台無理だったってことでしょ、という感じに吐き捨てるようにいわれてしまって、電話口で涙が出ました。これ以上悲しいことは世の中たくさんあるかもしれないけれど、でも私のこれまでの人生は、少なからず｢親が喜ぶから｣と、勉強とかをがんばってきたものであったので、その親に私のこれからをつまらないもの、私の選択を妥協と取られてしまうことはとても悲しい。落ち着いた今こうやって文章にしていても眼窩のあたりがあつくなる。

私が楽しくても、それを誰も楽しんでくれない、なんてこと、本当は当たり前かもしれないけれど、いままでは私が勉強することで喜ばれる(というかそれがプラスマイナスゼロの当然)と思われてきたから、私の一切についてもう関心を持たないよ、という風にいわれてしまうと、楽しくもなんともなくなってしまいます。
けど、だからってこれからやっぱり受験をするのは、私にとってはもう可能性がほぼゼロになってしまったのでできません。だからどうしようもない、何もかもが無味乾燥、のように、昨日の私は思っていました。
今日は少し落ち着いて、でも、喪失感。この年になって親にそんなに心的依存をしているなんて子どもっぽい、とも思いますが、事実そう考えてしまいます。

まだ、直接会ったり、電話で尋ねられたりしたときには話したのだけど、自分から人にお知らせすることが今は出来なくて(ちょっと後ろめたいのかもしれません)、相談に乗ってもらったり、話を聞いてもらったりした少なくない人たちに直にお知らせすることはちょっとまだできないのですが(両親との会話でちょっと弱っているので)(それとメールとかの短い文でまとめることが難しいと思ったので)、きめたこと、けじめとして、文章に残そうと思って日記にではありますが書きました。

今は正直とても複雑な気持ちだけど、明日からはキッチリと、お仕事人としての人生をがんばって行こうと思っています。そのために悩んで、そのために悲しんだりしたんだもん。軽率な決断だと思われるかもしれないし、自分自身が後でそう思うかもしれないけど、でも今現在の自分の決めたことだから後悔はしないと思います。
後悔をしないために決めた生き方だから、悩むのは今日まで(あ、でも、まだ何回か、悩んでもいい券を自分に発行しよう)。明日目が覚めたら迷いなんて最初からなかったみたいにいこう。

:::2004年08月19日(木)
:::目を瞑って私を見て

さ、最近同じ部署の女子たちが大人な格好へと脱皮するのが流行っているみたいなのですが…！みんなこぞってイメチェンしています。
私なんてつい最近まで少し間違ったらこけし状態だったしっ(切った時は少し前のあゆっぽかった)

一体みんな、どこへ行こうとしているんだろう・・・。

オフィスが超綺麗になって、男性陣もスーツくさい服が目立ち始めてきました。な、なんで！初夏はゴムサンダルだったくせにー。
みんな、オフィスカジュアルを体得しつつあります。今日もKちゃんが髪の毛をノッポさんみたくしてきたし。私はあいかわらずこけし脱却直後。

職場の服装は限りなく自由なので、いまだにタンクトップにハーフパンツプラスゴムサンダルの人もいるのだけど、良くいろんな企業からスーツの人たちが職場見学に来るのでそんな時には居心地が少し悪そう。
そんな私はジーンズだらけ。らくちん。てきとう。
ちょっと女子的にどうなの！と自分で思いつつも、そんなにOLっぽい服をばしばし買うほどお金なんてない。まあいいの、人は外見じゃないから。そう自分に言い聞かせつつお仕事。メールや電話でばかり外部とコンタクトを取るということは、服装に気を使わなくていいからすごく楽。

そんなんでお茶出しのご指名が掛かるので、やっぱりちょっと居心地悪い。
うちの会議室(応接室を兼ねるふかふか椅子完備)は、ベテランのおばさまでさえお茶をこぼしそうになるほどお茶出しの人泣かせです。椅子がふかふかすぎてテーブルにコップを置くときに体がななめって、お盆に残ったお茶たちが「ズサーッ」と滑り台。
この間私は始めて滑り台をしてしまって、椅子＆床を汚しました・・・。でもお客様には｢いえっ、何でもございませんっ！｣と言い張って、帰ったあとにダッシュで拭きに行った所を先輩に発見されてしまいました。こそっと行ったのに・・・。

そんな具合に、私とオフィスがあんまりマッチしていないような。
でも、私よりもさらに気の抜けたファッションを愛好している方がまだ会社の半数くらいいるので、まだ大丈夫。過半数超えたらちょっと考えよう。
考えた所で、二通りのファッションを使い分けるほどのワードローブを持っていない私はどうしたらいいやら。ううーん。

今日からまた隣の席の誰かさんが帰ってきてしまって、イヤンです・・・。
でも、いなかった2日間のせいか、少し自分自身がおおらか(寛容？)になっている気がします。でも、それで調子に乗った彼がやたらと親しげに話しかけてきたのでいっぺんに逆戻り。
誰に話しかけても自分に話しかけたものとしてマシンガントーク(知ったか知識を披露)を繰り広げてきて、それを無視して私はお仕事の構図です。知らないなら知らないでいいのに、知ったかで、しかも間違いを認めない(私を自分より無知だと信じて疑わない)ので、いくら説明しても｢いやだからちがくて｣みたいに切り返してくる。だったら自分はそう思ってればいいじゃーん。

明日は昨日までの2日間とは逆に、女子の先輩(けっこう私がツーンとしているときにフォロー入れてくれた)がお休みに3日間も入ってしまうので、彼と編集部の潤滑油が失われてしまいます。
さらに私は他の部署の先輩の代わりに、いつもの業務に加えてユーザーサポートまで担当することになってしまっているのでいそがしいです。
私が休むよりもむしろ彼が休んでいる時が私の夏休みだったという感じ。
明日もまたがんばろう・・・うううん。

:::2004年08月17日(火)
:::ニセ爽やか

今日明日と件の彼が夏休み中なので、ありえないくらいニセ爽やかにお仕事してます。仕事できる女！って感じにパーフェクトな仕事ぶり。クレームの顧客に最終的に感謝されて、｢これは私の対応ではない・・・｣とちょっと怖くなるくらいに順調でした。多分最近のボロボロさを補うべく幸運がやってきているに違いない。

夏休みが決まると所定の書類を提出しなきゃなのですが、それと同時にサイボウズにも入れることになってて、誰が始めたか、すごい｢夏休み｣的な予定をみんな捏造して書き込んでいます(例えば、体調20センチのカブトムシを捕獲しにサイクリング！とか)
私は来月なのだけど、もう夏じゃないよね…うーん、一体どんな予定を書き込もう。
件の彼は3日間あるうちのすべて、「○○して死亡」みたいななんともいえない結末で書き込んでいて、誰一人としてコメントを記入できないでいました。心が病んでいるのだろうか…でもたぶん原因である私は何もできないので自力で治ってもらうしかない。

今日は彼がいないので、その分をみんなでがんばらなきゃ！と気合を入れたのですが、あまり困らなかったです。彼は仕事をサボりすぎだと思います。そのせいで私は人としても彼のことが我慢できないのです。うーん、別に難しいことを求めてはいないと思うのだけど。
でも対外的にいい顔をしたり、私のした仕事を自分がしたと捏造したりするので、上司受けはまあまあ良いらしい。それがちょっとむかっ。

でもでも明日も心安らかに仕事が出来るのです。ウフフ。
もっと休んでてもいいのに…とは言ってはいけないけどついつい思ってしまう。
朝の目覚めも会社への歩みの軽さも断然違う。こころってすごく大事なんだな、と思いました。ホント疲れ果てて、じつはこっそり心を穏やかにするくすりを入手してしまったりしてました。かなり病んでる。
明日までのほほんと過ごしたら、もう少しおおらかにできるようになるかしら。
明日もがんばります。いやむしろあさってからに備えて適当にがんばります。

:::2004年08月11日(水)
:::北風リバイバル

事態は好転なんてしていなかった・・・！

ということが今日発覚。ちょっぴりなきそう。いやだいぶ。うん、顔が解けるほど嫌な汗をかきながら、眉毛をハの字に固定しながらの今日この頃。
ホント困った。困った。ううん、困った。困ったなー(エンドレス)

周りの協力を得たにもかかわらず、最近沈静化してきていたのにもかかわらず、全く好転なんてしていなかったことが今日発覚。
久々に帰りに明らかに待たれてしまって、振り切った！と思ったところで彼まで｢おつかれさまでーす｣ってオフィスから出てきたので、とりあえずあきらめてみたのですが(早)、エレベータに乗ったところで、事情を知っている先輩(最近高感度急上昇のKさん)がコンビニに行くのを装って出てきたのに、それに気付きつつエレベータのドアを閉めて、「何するの！Kさんが来てたじゃない！｣と怒ったら、｢だってエレベータはいくつも他にあるんだから待つ必要はないよ｣って！って！！
絶対Kさん私を心配して出てきてくれたのに申し訳ないことをしました。フォローのメールで逆に心配されてしまった。いいひとだ。ぽわわん。

そこで和んでる場合じゃなくて、必然みたいな感じで一緒に帰るはめになったのだけど、明らかにそんな用事なんてでっち上げ(話しててバレバレ)なのに、うちの最寄り駅への通り道にある駅で、友達と待ち合わせだから、って、いつもなら違う路線なのに一緒に電車に乗る破目に・・・このあたりでなきそうになって、｢なんで！？これから飲み会とでもっ！？｣と半分切れながら聞いたら、｢い、いや、飲み会とかじゃないんだけど、ただ会おうって約束を・・・｣と言いつつ、わけのわからない言い訳が始まって、すごく遠くの県に住んでる友達が、わざわざ夜の10時に、何をするわけでもなく待ち合わせている、という妙な設定を作り上げてしまった彼にちょっぴり同情しつつ、うそだろ！ともいえず、電車なので電話掛けるから一人で帰るともいえず。ううううん。

電車の中では、今日私が女の子チームで話した、安いプール施設に私が行くよ！と乗り気だったことや、女性陣週末のお祭りに行こうよ、という提案とかをし合っていた件について、｢そういえばプールいつ行くの？俺泳げないんだけど、予定あわせるから教えてくれない？｣とか、｢祈暁さんは祭り行くの？俺今年はまだ一回も行ってなくて、一個くらいいかなきゃって思ってるんだけど｣とパンチが繰り出されてきて、私は｢行きたかったら行くけど、オフィスで隣なのにオフまで一緒なのは嫌だ｣というようなことを言ってみました。が、いつものように通じず、冗談で言っているんだと取られて敗北。
駅で彼が降りていった瞬間に、まだオフィスに残ってるIさんに泣きそうなメールを高速でうって、慰めてもらいました。

こんど、女子対策会議MTGイン居酒屋を開こうということになりました。
さらに心強いことになって、それは怪我の功名だけど、だけどありえないほどの攻撃に身も心もボロボロ・・・。ううん・・・。
さらにSNSでは能面(久々の登場)に高感度急上昇中なんだけど！とか言われてあんまり嬉しくない状態。変な人にばかり好かれる私です。男難の相が・・・？

でもでも、今日はお茶出しのときにこっそりお茶をこぼしてしまったり(なんとか隠蔽！)したのだけど、今度、人材の監査の人が長期的にやってくることになりました。
今日顔見せにいらしたのだけど、ふっくらした感じのいいおばさま。仲良くしてねといわれたので、仲良くして、相談してみようかな。オフィスの一人一人を見て、業務効率をアップさせる目的で監査に入るのだけど、そういう人は多分人間関係のこととか慣れてるかもだし。
とりあえず仲良くしたいです。物知りだったり、私と全く違う生き方をしてきた人と話すのはとても有意義なので、何もなくともコンタクトを取ってみよう。うん。

そんな感じに日記を書く頻度がなぜか高い・・・？感じがします。
多分精神的にちょっぴり追い詰められつつあるのかもです。中国語をがんばらなければ！でもって文学史をがんばらねば。多分去年の今頃の私の日記と同じような状態になっている気がする・・・。変わらない私。
どうなるのかは分からないし、このまま仕事を続けるのもいいかもしれないという思いはまだある。けど今はやってみるだけ。未来がとかいうまえに私、試験で大変でと毎回思っているけど実はその試験が心のよりどころなのかもしれないです。仕事一辺倒だったら多分もうそろそろ件の彼とのことで押しつぶされていたかも。外に続く道が私をなんとか毎日会社にいかせている気がします。
そう思ったら、まず結果よりも前にどれだけ元気にがんばれるかを試そうという気になってきます。

うん、まだ大丈夫。いけるいける。
明日もがんばろう。

:::2004年08月10日(火)
:::守られてる！

着実に守られています・・・！

日記でおなじみのかんちがい男性(お隣さん)からの攻撃を日々半泣きでかわしつづける毎日の私でしたが、きょうは、なななんと、そんな私の姿(いや、むしろ空回りし続ける件の彼)を見て一番楽しんでいたと思われるUさん(無駄にイケメンなニセ爽やか男性)が、私を助けてくれたのです。

先週複数の女性に、私が体調を崩しかける(というか崩してたけど)ほどに彼の押せ押せに押されて窒息寸前！なことを相談することができたのですが、それが密かに社内のあるルートに流れたらしく、今朝の全体でのMTG(珍しく全社員で集って目標確認とかの伝達があった)(社長の気合が入りまくってました)の時に、二人で1枚のプリントを見てね、といわれて、当然一緒だよね！と振り返った彼の横を素通りしてプリントをゲット＆仲良しの女性の先輩に｢はんぶんこで見ましょう！｣と誘いをかけたのを見て、いつもどおり大爆笑だったUさんだったのですが、そのあと、部署ごとの進捗MTGの時に、今度こそ！と私の隣に擦り寄ってきた件の彼と私の間になななんとUさんがかなり無理矢理入り込んでくれたのです。

それに私は超感動して、(給茶機なので無料の)お茶を入れてあげました。
でもって持参のおいしい紅茶のティーバッグを一個あげました。お湯も出るので飲んでみてっ！という感じに。なぜか、この間のモンスーンカフェでの飲み会の時の、とある私のお話(なにかは秘密)を聞いてから、なぜか私のことをものすごいいい子だと思っているらしくて、｢いやあ、祈暁さん、早く俺に相談してくれなくちゃだめだよー」と、ニセ爽やかに言われました。
ニセ爽やかだけど、すごくいい人です。
私が他の子達とご飯に行っている時にも、それとなく「やめたほうがいいよ」的なことを話してくれていたみたいだし。そうそうそうっ！そういうのを求めていたのよっ！というくらいにフォローしてもらいました。

そんなフォローを受けつつ、今日も、もうすでに何をしていてもいやだな、と感じるほどにまで追い詰められた彼の隣でお仕事でした。ご飯時に立ち上がったときに微妙に彼が自分も当然一緒！という感じに財布を取り出したのですが、周りが｢一気にみんないなくなると困るから…｣という感じに彼を押しとどめてくれて感謝。
な、なんだか、すごくいい方向に行っている気が・・・！

・・・という方面の悩みが解決しようとしているのですが、一方でお仕事がいように忙しい。社長が本気だそうよ宣言をしてから、みんながぴりぴり。けっこう私はのほほんな方なので、さらに人より早くお仕事を片付ける方なので、暇になるとつらい・・。オフィスで飼っているヤドカリたち(妙に淫靡な背景の箱にお住まい)に思いを馳せながら、それでも彼らがいるのはお仕事真っ只中な別部署の先輩の机の上なので会いに行けないジレンマ。
でもって、夏休み中の先輩の穴を埋めるべく、ユーザーサポート的なお仕事も入っているからなかなか外ご飯にいけず、おなかのすいた状態でコンビニに行ったら買いすぎて気持ち悪くなり、次いで睡魔との闘いに突入して・・・。
な、なんかあんまり忙しそうじゃないかも。でも、企業からの返答待ちだったり、二組一度に来客応対(当番なの)とか、お隣さん撃退とかいろいろ忙しかったのです。ホントに。

給茶機のメンテに来るお兄さんが、犬みたいでかわいいと先輩が言うので、今日すごく注意してみていたのですが、白い犬とワルツを、の文庫の表紙の犬みたいな男性が来ていて、見た瞬間先輩の方を見て2人で激しく頷いてしまいました。しかも何度も。
お兄さんが不審がっていたのをみて、｢お兄さん犬っぽくていい感じですよね！｣と先輩が言ってしまって、お兄さんますます困惑。犬っぽいって私的にはすごく褒め言葉なんだけど(一生懸命っぽいしもふもふしてそうだし)、男性としてはあんまり嬉しくないのかしら？？先輩的には、出会いの少ない職場で久々のヒットらしいです。気持ちだけ応援中。

まだ月曜日、もう月曜日、両方を感じます。
時間がないのでもう！というのもあるけど、どうせなら1日中時間を使える土日に早くなってほしいとも思う。でも、でもっ。もうなんだか間に合わないかもとかちょっぴり思ってしまってイヤンな感じ。
全力投球できていればどんな結果でも満足できるよ、と思っているんだけど、それにしたってもう少し時間があってもいいと思う。時間は作るものだけど、でもオフィスでは私は勉強してるってことを隠し通さなきゃなので、相当仕事のあとに予定が詰まってる遊んでる子、というイメージかもです。速攻で仕事を終わらせて帰ってるもん、部署長なのに。部署長の仕事も含めて終わらせて帰ってるんだから大丈夫よね。
早く帰るといってもみんなが終電ギリギリなのを、それの30分早く帰る、という程度なのであんまり効果はないかもなのだけど・・・。お盆が過ぎるとさらに忙しくなるらしいので、今のうちにもう少し要領よく仕事が出来るようになっておかねば！と思います。

:::2004年08月05日(木)
:::働くお嬢さん

真夜中に日記を書いてみる。
日付は5日だけど、すでに6日な現在丑三つ時を30分ほど過ぎたあたりです。

夜更かしの原因は、来週から再来週(順番によってはその次かも)にある、3ヶ月に一度の社長面談(！！)の資料です。自己評価＆他者評価シート。
私の場合、すれすれで部署長になってしまったので(本当は今後も私だったのだけど、もろもろの事情でよりによって、件の彼が来月以降の部署長に就任することが内定してしまっています)、部署のスタッフの評価をしなければいけない。
私は一番最後に入ってきた(うちの部署では)ひよっこなのに、他者評価って…！と、ちょっぴり戦慄しつつも、しっかり書いてみました。

思いのほか時間がかかったのでこんな時間に。ううん、要領が悪いのかな。
でも、他者評価をしているところを職場で見られるときまずいし、見られなくてもなんかとなりの件の彼はディスプレイを覗いてくるので(彼は客観的に見て仕事態度に難があるので悪いことも書いてしまいました)、そんなところでは落ち着いて書けないよ！ということで、宿題です。

自己評価は悲しくなるくらいひどい。
反省するなら最初から分かっている分は気をつければいいじゃないかとセルフツッコミをしながらも、やっぱり自分の悪い所が良く表れていたりして。
明日の夜中が締め切りなので、自己評価の部分については明日日が高い時にもう一度冷静になって見直してから社長に提出しなければ。

今週は情緒が安定しなくて、よいこともたくさんあったんだけど、やっぱり不安もたくさんなので、浮き沈みが激しかったです。その上忙しい。むうう。

良いことといえば、昨日、今日と、別々の女性社員の人たちに、私の苦境(大袈裟ではなくこれは苦境だ)について、件の彼のことについてお話しする機会がありました。
それまでは常にわたしのそばに彼がいたので、さすがにその場所で彼について相談することが出来なかったのですが、昨日今日は何とかそれを振り切ってご飯に出て、そのついでに私が困っていて、おなかが痛かったり涙が出たり、ドキドキして苦しくてトイレに駆け込んだりしていたんだよ、というくらいに困り果てていたんだけどね、ということを、冗談めかしてだけど話せました。

周囲は私が困っているかもしれないことは分かっていたけれど、でもそこまで深刻ではないと思っていたり、もしかしたらそのうち彼の努力実ってもしかするかも、と思っていたらしくて、積極的に私を彼の隣の席に座らせたりと化していたらしいです。や、やはり・・・。
でも、私の気持ちが分かったから、これからはむしろ私と彼を離す方向でうまくフォローしてあげるからね、と言ってもらえました。
件の彼が話しかけてくるのが頻繁なので、私の方が他の先輩(マナーに厳しい)に、｢いつまでも学生気分で雑談とかをしているのはそろそろ卒業した方がいいわよ｣的な注意を受けてしまって、「ち、ちがうんだー！」状態だったのですが、その誤解も解けました。

仕事に対する彼の姿勢についても、彼は面倒くさがって人に仕事を押し付けたり、居眠りをしていて溜まってしまった仕事のヘルプを頼んできたりとめちゃくちゃなのですが、それでもパソコンに向かって何かをしていると(実際はずっと昔のデータを閲覧していたり、無為な作業)仕事をしているように見えるらしく、他部署の先輩、特に男性社員は彼がうちの部署の代表であるような扱いで、正直納得がいかなかったのです(今の部署長は私だしっ)
それについても疑問を持っていると、ビクビクしながら(私だけ？)いってみたら、同じ部署の女性社員たちも、自分だけかもと思ってたけれど、彼はそういう感じがしていた(チームだから表立って進言はしなかったけれど)、とのことでした。
けっこう私が感じたことを、他の人も程度は違えど感じていた模様。ちょっと安心しました。自分は彼の粗を探してひどいことを考えているのでは、と自己嫌悪に陥ったりしていたので、そうではなくて客観的に見てもそうなんだ！と思ったら少し気持ちが軽くなりました。

ただ、やはり他部署から見ると仕事が出来るのは彼なので、来月からの部署長は本人の希望もあるために彼になることがほぼ確定。私が今後の部署長に、と前の部署長が推薦してくれていたのですが、いる中で一番新入りの私では、スタッフに命令をしたりがしにくいだろうということもあって、今回の人事になったのでした。

私は自分が部署長になりたいわけではないですが、彼が部署長になったら必要な業務改善も｢無理だ｣｢自分たちが工夫すればいいことで他部署に協力(システムなど)を要請するのは忙しそうだからやめたほうが｣｢自分の基準ではこうだから従うのが当たり前｣というような態度でスルーされる可能性が高いので、出来れば他の先輩になってほしい。
部署長とは本人の希望よりも適正で選ぶべきだと思うのだけど、だけど下っ端の私の発言力はミクロなので、結局は彼がなるのだと思います。その議決を私は明日しなければいけないのがちょっとうつ。

・・・と、おお！なんだかサラリーマン的な愚痴を書いてしまいました。
働いている人臭がぷんぷんです！

これを書いているうちに3時が近づいてきたので、週末を目指してあと1日、がんばってきます。そしてまた日記を書きます。
日記を書く頻度は落ちてしまったけれど、相変わらずこうして書くことで自分の思考を整理したり、すっきりしたり、時には嬉しい言葉をもらってニコニコしたり、そういう日記を書く嬉しさは少しも変わりません。
読んでくださる方に感謝をしたいです。感謝しつつ、やっぱり眠いので眠ります。明日もがんばろう。

:::2004年08月01日(日)
:::8月

とうとう、とうとう、8月です。

外はジリジリ蝉の声なのに部屋の中で優雅にアイスティを傾けながら日記を書く(2本目なので少々お疲れ気味)うーん、優雅。涼しいっ。
金曜日買ってきた宮部みゆきのICOのノベライズ本を昨日の夜から今日にかけて読了。ICOやったことはないのだけどね、友達がしているのを見て、ぽわんとなっていたもので。元祖スーパーマリオの2－1で死んでしまう私（場合によっては1－1）には、攻略なんて出来るはずもなかったので、したことはなかったのだけど。

それから、昨日買った中国の本を少し読み始めています。
昨日はみずさんと母校のオープンキャンパスに行って（ちょうどやっていたので）、資料と共に文具（名入り）（笑）をもらったり、学食でご飯を食べたり、大学バイトでお世話になった職員さんたちのところをひやかしたりして、そのあと神保町の中国の本をたくさん置いている本屋さんに連れて行ってもらったのです。例によって道に迷う私は、以前自力で行こうとしたのに辿り着けなかったという苦い過去を持っていたので、周辺のチェックすべき本屋さんを教えてもらって、その中の一軒でみずさんおすすめの小説を買ってみました。

今まで中国語の勉強はDJ馬（中国語ジャーナル）とか、堅苦しい公文書とか、中国の新聞を読む、とかそういう文章ばかりだったので、小説を読めるというのは嬉しい。勉強だ、ということを忘れさせてくれます。
ですがすごく長いので（文庫にしたら4冊分です）、きちんと読み終えられるかどうかが心配。がんばろう。

この1週間、またもや日記をかけなかったのですが、モンスーンなカフェでの会社飲み会でキッパリ（私的）言ってから、攻撃はやまないのですが、なんとなく少し押せ押せムードが弱まってきた？という感じなので非常に喜ばしいです。なぜか幼少期の写真とかペットの写真とかを見せようとしてきて、その度にトイレに逃げ込むということは多々あるのですが、少なくともご飯はみんなで行く以外に2人で行こうよ、という誘いはあまりなくなりました。ラッキー！というか伝わってきているのかしら？？だとしたらすごく喜ばしいです。

8月は持ち回りで、私が自分の部署の長にならなければいけなくて（来月からは真の長を決定してその人がずっと長なのだけど、全員がひととおりの業務をできるようにするため）。
なので金曜日は進捗ミーティングの資料を作成したりとかちょっぴり忙しい。月曜日からは忙しくなるのかしら。私的にも試験が近づいていて忙しいのだけど･･･。

試験といえば、仕事でどうしても取らなきゃいけない資格試験に合格したのですっ。しかも点数が100点満点の98点！仕事中にテキストを読んだだけにしたら素晴らしいです。
もともとそんなに難しい試験ではないのですが、ね･･･。でもそのことが嬉しかった出来事です。
毎日同じような仕事をして、少しづつ違いはあるかもしれないけどその繰り返しになっているので、ちょっとしたことが大きく感じられます。毎日同じ、がちょっぴりキーワード。私はどうなるんだろうと最近よく考えます。
自分のことが分からないなんて、という感じですが、全く分からないかもしれないです。どっちの方向に行った自分の1年後も想像し難くなってきた。かといって第三の道があるかといったら別にないんだけど。うーん。

とりあえず、目先の目標に向かって努力するのみです。
早く解放されて、睡眠時間をめいっぱい取りたい･･･！

いいな、と思ったら押してください↓