子供の頃、雨の日は嫌いじゃなかった。 雨の日に傘で作った秘密基地。
水溜り 振り回されるワイパー 長靴と幼稚園バス 濡れない場所から見ていると、不思議とワクワクした気持ちになる。
大人になってからの「雨降り」は、少なくともワクワクする対象ではなかった。
朝起きて、のそのそとベッドを抜け出して窓の外を見る 窓を叩く雨の粒 スネアロールのように響き渡る
僕は何に守られているのだろうかと考え 少し苦笑いをする
青い空に腰掛けて桜の花を見上げよう
あ、笑った?
100匹目の猿の寓話は、本当は嘘です。 レミングは集団自殺などしません。 本当だと思われている事が実は真っ赤な嘘だなんて事、たくさんあるんです。 教科書に載っているから、先生が言っていたから、 そんな事で、ありもしない事実を盲信する事は罪です。 その過ちはいずれ誰かを傷つけます。
賢くなりなって下さい。 僕が犯した過ちを、再びトレースする事がないよう、 無知と盲信で、誰かを傷つけないように。
こんなにも胸が苦しくて切ないなら、 もう、恋なんてしない。
いつの間にか、胸が苦しくなるような恋をしなくなりました。 泣きたくなるぐらい強く、人を好きになる事がなくなりました。
私たちの中の何が変わってしまったのでしょうか。
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