なべて世はこともなし 日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら |アイルランド真実紀行へ
もう、例年恒例となりました年末スペシャルです…が、今年は致命的に時間が足りません。明日から冬休み(=元日までアイルランドから逃亡)なのですが、今晩は最後の忘年会(あ、クリスマスパーティーと言われているようですが、どっちかというと、私には「忘年会」のほうが正しい言い方のような気がします)。 こちらスターター。いや、だいたい中華料理なんだからコース料理にしなくてもよさそうなものだが。一部写真に撮れてないのもあります。だってピラニアのいる川に肉を投げ込んだような状態になったもんで。 それから、メインコースが来るまでも長かった。隣の席にいたマネージャーは私に真顔で 「まさかこれで終わりじゃないよね」 …大丈夫ですよ。メインコースはちゃんと来ますよ。…たぶん。 また、それからかなりしばらく待ってようやくメインコースがやってきた。いつも頼む綺羅星のごとき定番商品がこれでもかというくらいに出てきました。 いつも通りおいしかったです。特に豚の角煮は絶品…なのに、アイリッシュには評判が悪かった。 それから先のことは書きたくない。酒がまわってカラオケが始まると収拾のつかない状態に。システムディベロッパでいつもおとなしいおじさんが急にマイクをつかんだら離さない妖怪マイクオヤジに大変身。最初のビミョーな雰囲気はどこへやら。みんな歌う。歌う。私はこっそりと写真とビデオの撮影にいそしむ。 ところで、ここのカラオケ、日本の曲も数ページありますが… 歌える曲なんかねえぞ(ちゅうか、アイルランド人の前で日本の曲など歌う気はないけどさ。それ以前に、誤字脱字が例によってツッコミどころ満載状態です。 かくして、終バスを逃した私はLUASとタクシーを乗り継いで帰宅。 翌朝。聞いたところによると多くの人たちはカジノに行ったらしく、疲れ果てた表情。で、疲れ果てた表情の連中に昨日の乱痴気騒ぎの様子のビデオを見せると… 「Snigel、お前よー、酒の席にカメラを持ち込んじゃいけないよ。もう、お前、ITのパーディーには出入り禁止」 …だそうです。もちろん後半は冗談なのですが、酒の席にカメラを持ち込むとあまり快く思わない連中がいるようです。そりゃそうだ、私のカメラに納まっている模様を会社のイントラネットに乗っけたりしたら、いいお笑いの種になりそうだわ。ホントはここに晒し上げにしたい気分だけど、新年早々クビになるのはイヤだから今日のところはやめておきます。 数時間後、副社長室に呼ばれまして… 副社長:「Snigel君。昨夜はみんなを変な中華料理屋に連れていったんだって」 …やっぱオレのせいかよ。 時間切れです。皆様、よいお年を。さよーならー。 作者はたぶん1月1日までこのページの管理を放棄してます。それでもコメントを下さるというありがたい方はこちらへ(掲示板へのリンクです)。
Ryanair。 さらに、預け入れの荷物があると一つにつき片道6ユーロ。そしてクレジットカード使用手数料(なんじゃそりゃ)片道3ユーロ。それから、こちらも頼みもしないのにPriority boarding(ヒコーキに先に乗る権利)6ユーロと、まあケツの毛を毟るがごとき守銭奴ぶり(ただいまの放送に一部不適切な表現がありました。お詫びして訂正いたします)。とにもかくにも、何もしないと、預託手荷物なしでも19.5ユーロ(3120円)がかかる仕掛け。そこにクレジットカード手数料が6ユーロ(960円)。 ただし、私の場合、ロンドン日帰り、つまり、預託手荷物はない、かつ、インターネット上でチェックインできるのでその手数料もかからない。旅行保険もいらない。とどのつまり、上のすべてをキャンセルして運賃20ユーロプラスクレジットカード使用手数料6ユーロ、締めて26ユーロで往復できるわけ。 …と思ったら、世の中そう甘くない。オンラインチェックインを使い、空港でのチェックインをバイパスできるのはEUのパスポート保持者のみ。つまり、日本のパスポート保持者の私は選択の余地なく手数料6ユーロを払わなければいけないわけ。 これっていいのか? つまりね、EUのパスポートを持っていない人は無条件に6ユーロの手数料を払わなければいけないってのは人種差別になるんじゃないだろうか。 たとえば、空港の入国審査で、EUパスポート保持者とそれ以外が分けられるのはやむを得ないと思う。事務手続きの都合上と言われれば納得できるもん。だけどさ、金がかかってくるとそうも言ってはいられない気がする。おかしいと思いませんか?EU発行のパスポートを持っていないという事実だけで、余計な金を払わなければいけないというのは。どなたか勇気のある方、このくされRyanairを提訴してみては。かなりの確率で勝てるような気がします(←じゃあお前がやれよ)。 ともあれ、運賃20ユーロとクレジットカード手数料6ユーロ、そして空港での搭乗手続き手数料6ユーロ、計32ユーロを払った私は席を予約。運賃は20ユーロのはずなのに…。なんだか納得できない。 ちなみに、なぜにロンドンを選んだかというのは実に単純な理由でして、ほかに、土曜日に日帰りで往復20ユーロで行ける場所ってのがなかっただけのこと。とはいえ、Stanstedなる空港、行ったことがない。だいたい空港から市内までどのくらいかかるんだ? というわけで、調べてみると、バスが数社運航されており、通常運賃片道8ポンド。所要75分。電車は通常片道15ポンド(3300円)。所要45分。…なんだか遠くて高いな。 12月8日(土曜日)午前4時50分。家を出る。ダブリンは雨。空港に着いたのは5時半過ぎ。フライトは6時半。 チェックインを済ませ、指定のゲートに行ってみると、まだ出発30分前なのになんだか考えられないくらいの人がすでに行列を作っている。なんだなんだと思ってみていると、なんと、ロンドンに気だけじゃなく、マンチェスター行きも同じ搭乗口になっている。 それにしても、搭乗30分前から行列をしているこいつら、何考えてんだ?実質40−50分のフライトで少しでもいい席を確保するために30分も前から立っているってのはまったく理解できない。もっとも、「完全自由席」というこのくされRyanairの方針自体が理解できないのだが。 こちら、行きには撮れなかったので帰りの便の写真。搭乗口前に座り込んでいい席を確保しようとされる皆さま。御苦労さまです。 しばらくすると、搭乗口の係がマイクを使わずに 係:「みなさーん、マンチェスター行きの方は、こちらA14ではなく、D70が搭乗口だよー。」 ぞろぞろと歩き始める人たち。そこに流れるアナウンス。 アナウンス:「マンチェスター行き、最終の案内中です。まだ搭乗されていない方は今すぐにD70からご搭乗ください」 …って、歩いて10分は余裕でかかるここにざっと100人くらいの人がいるよん。このヒコーキは、はたまたここの人たちはいったいどーなったのか。よくは知らんが、たとえば私が英語が全く話せなくて海外が初めてとかいう状況だったらきっとパニクるな。あの、ヨーロッパに不慣れな観光客の方、この会社は避けた方が正解だと思います。 で、マンチェスターはほっといて、ロンドンStansted行き。しっかりと特等席の非常口席を確保。あ、この席、「優先搭乗」などせずとも後の方に乗っても確保できます。キャビンアテンダントさんがこの席に立ってますので、その人に「どけ」と言う勇気があれば…ですが。 こちら機内。黄色いヘッドレストが安っぽく、ほかの会社には出せない趣です。ちなみに、救命胴衣はシートの下ではなく頭上にあります。以前、救命胴衣をアホに盗まれてこういう方法にしたんじゃないかと勝手に想像していますが。 なんか、非常用設備のカバーが取れているような気がするけど、きっと気のせいですよね。 離陸後、ヒコーキの中でIrish Independentを読んでたら思わず笑ってしまった。 ガキ、ヒコーキでおしっこをしてタイホ(超意訳) 莫迦だなー、と思いつつ読み進めて見ると… やっぱりガキはアイルランド人で、航空会社はRyanairだわ。 記事によると、ダブリン発のCharleroi(ベルギー)行きのヒコーキの中で、若い男5人組が乗務員の指示に従わずそのうちの一人がヒコーキの後部ドアーのあたりで放尿。それが起こったのがダブリン空港の誘導路上で5人のうち二人がヒコーキから降ろされ逮捕。 ええい、アホかい! でもね、なんか想像がつくんですよ。何が起こったか。以下、私の勝手な想像ですが、飲みすぎたか何かでトイレに行きたくなった莫迦ひとり。トイレに行かせろと客室乗務員に要求するものの、ヒコーキはすでに誘導路上におり拒否される。それに逆切れして騒ぎになり、そのうち我慢できなくなりトイレに行くがトイレのドアーは施錠済み。で、やむなく後部座席のところで放尿。逮捕…大方、当たらずしも遠からずだと思う。 恥ずかしいことを告白すると、私、一度誘導路上でもうどうしようもなくなったことがあります。ヒコーキの離陸が1時間くらい遅れて、もう少しで離陸するだろうと我慢し続けていたものの、機長が非情にも 機長:「今、誘導路上におよそ10機のヒコーキが離陸の順番待ちをしてます」 とのアナウンス。私、諦めて、運良く目の前にいた客室乗務員さんにお願いしました。 私:「あのートイレに行ってもいいですか?」 乗務員:「いえ、もう当機は誘導路上におりますので」 私:「承知してます。すぐに終わります。どうしてもおねがいします」 とちゃんとていねいに言ったら、 乗務員:「直ちに用事を済ませてくださいね」 と言って、トイレの施錠を解除してくれました。そう、ちゃんとお願いすればそれなりに対応してくれると思うんですよね(もっとも、私の場合はまだ離陸まで数分あるという状態でしたが)。ま、上のガキの話は私の想像にすぎないのですがね。 その後、ロンドンに着いたら、雨。結局ほとんど何も買わずに帰りましたとさ(って、お前途中で書くのが嫌になっただろ。 あ、この先で書こうとして挫折したこと。市内行きはStansted Expressで市内へ。これ、Ryanairのサイトから予約すると片道15ポンドが10ポンドに。帰りは、Easybusなる怪しいバスで、片道2ポンドでした。 Ryanairが大好きな方、文句が言いたい方、または御用の方はこちらへ(掲示板へのリンクです)。
ごぶさたをしております。なんだか毎日忙しいSnigelです。 もうすぐクリスマスです。予定のある方、ない方、または御用の方はこちらへ(掲示板へのリンクです)。
前日の日記で… ボイラー室の内側にドアノブがついているが、ボイラー室には入れない。 どっちかというと、こっちのほうがまともだと思うのですが、でも、どっちもどっちという気が。 作者は明日、買い物に行きます。その間にコメントをされたいというお方、または御用の方はこちらへ(掲示板へのリンクです)。
今のアパート、地下に駐車場がついてます。どうも苦手ですね。こういう柱と柱に囲まれたところに駐車するの(自分の運転が下手であることを告白しているようなものですが)。ただ、地下駐車場ということは、雨が降ろうと風が吹こうと車は汚れないということになります。というわけで、引っ越しの当日、大枚10ユーロを払って前の家の近所の洗車場へ行き車を洗ってもらいました。 (自分の部屋のバルコニーから下を見下ろした図) (地下駐車場から上を見上げた図) おそらく、解説なしでは意味不明な写真ですね。最初の写真は私の部屋のバルコニーの床を撮ったもの。で、下の写真は、駐車場の私の車の真上の天井を撮ったもの。 部屋にバルコニーがあり、Wicklow Mountainsが遠望できるというのは慶賀に堪えないのですが、よくよく見ると、このバルコニー、床の木と木の間に隙間が開いてます。で、その隙間は地下の駐車場までまっすぐ続いてます。高所恐怖症の人にはちょっと辛いかも…とも思えます。 で、ふたつめの写真、明かりとりのつもりなのか、後進駐車で停めた場合、ちょうどボンネットとフロントグラスに当たる位置に穴が開いているのです。で、この明かりとりの穴の真上に私の部屋のバルコニーがあるのです。 何が言いたいかもうお分かりですね。そう、雨が降ると、ビルの外壁やバルコニーの汚れが一気に私の車を襲うように仕掛けてあったのです。 そりゃ私の車もう年式も古いもんですよ。だけど、せっかく洗車したのに雨が降るたびにビルの外壁の汚れを背負うというのはあまり気分のいいもんじゃありません。というわけで、車を停めるときは、無理やり目いっぱい後ろの壁にくっつけて停めるようにしてます。でもさ、これって、どっかの元建築士を呼ばずとも構造欠陥というやつじゃないのか? で、構造欠陥はこれでは終わらない。 こちら、数週間前の日記でも取り上げたボイラー室です。ちょっと引いてみるとこんな感じでバスルームからドアーでつながっているのです。で、ボイラー室はわりかし広めなので、中に入ってかくれんぼもできます(30過ぎたオッサンがそんなことをするかどうかは大いに疑問ですが)。それがどうしたという方、これ、見てくださいよ。 ボイラー室の内側にドアノブがついてない。で、そのドアーは勝手に閉まるときたもんだ。 つまり、ですよ。何らかの理由でボイラー室に入り、ドアーが勝手に閉まったら、もう、出られないという罠。しかも、ドアーに体当たりできるほどボイラー室は広くないし、おそらく叫んでも隣には聞こえない。これで、一人暮らしだったりとか、同居人が不在だったりしたら、ホントにシャレにならない状況になりかねない。 慌ててドアストライクをティッシュで埋めました。 それにしてもさ、人が入るスペースがある場所にドアノブをつけないってのはどーゆー了見なんだ?どっか抜けている…とか書くと怒られるのかな。 自分のうちの構造欠陥を告発したい方、建築家なので黙っちゃおれんという方、または御用の方はこちらへ(掲示板へのリンクです)。
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