なべて世はこともなし
日記アーカイブ(インデックス)へ前日の日記はこちら翌日の日記はこちらアイルランド真実紀行へ


2005年09月28日(水) これで何が分かる?アイルランドの健康診断(だったのか?)

先週、GPに行ったときのこと。


私:「別に異変も何もないけど、健康診断なんて受けておきたいんだけどどう思う?」
医者:「いいんじゃない?」



と、医者に渡された3枚の紙切れ。


「それじゃあ、ここに書いてある番号に電話して予約して。結果が出たらまたこっちで話し合いましょう」


で、何も考えずに書かれていたBeaumont Hospitalに電話。


相手:「そんじゃあ、水曜日の朝9時10分に来てね」


というわけで行ってきました。アイルランドで初の、健康診断のお話です。


自慢じゃありませんが、私、人生で健康診断というものを受けたことがありません。よくは知らんけど、「人間ドック」なんてのがあって、CTスキャンがあったりとか、バリウム飲んだりとか、検尿があったりとかするんでしょ。まあ、アイルランドでそこまで要求するのは酷にせよ、いったいどうなりますやら。


かくして、本日朝9時。時間通りに懐かしのBeaumont Hospitalに到着。2年前に意味なし入院して以来。で、ここに着いて初めてGPが書いた紙を確認。それは3枚で、一枚が、「血液検査依頼」、もう一枚が「胸部X線依頼」そして最後が、「ECG依頼」


ECG?なんでまた心電図検査?


よくはわからんが、まず、一番先に目についた血液検査へ。ここは銀行のようなチケット制。「何のための予約だったのか」と疑問になるがアイルランドではそんな疑問は持つだけ無駄なので忘れることにする。


で、待つこと10分。カーテンで仕切られた椅子に座り、採血開始。おばちゃんの看護婦さんが、慣れた手つきで腕を縛りはじめる。風俗のおねえさんが「お客さん、こういうとこ初めて?」と聞くのと同じような感じで(行ったことはないから知らんけど)


看護婦さん:「採血は初めて?」
私: 「いや。いつも献血してるから」
看護婦さん:(声を裏返して)「けんけつぅ?」



で、私の腕を見て、あちこちに針の跡があることに気がつき


看護婦さん:「あ、ホントだ。すごいねえ」


なぜだか知りませんが、本気で驚いてらっしゃったようです。アイルランドでは献血をすることがそんなにすごいことなのか?


で、採血は献血同様慣れた手つきであっという間に終わる。


お次はX線検査。長い廊下を歩いてX線検査へ。ここでも待つこと10分。名前を呼ばれて畳半畳くらいの小部屋に案内される。


ここ、実に面白いことになってまして、待合室から、ちょうどトイレの個室くらいの小部屋が7―8ヵ所並んでまして、そこに入るようになってます。中で服を脱いで使い捨てのガウンを着て待っていると、入って来たのとは反対側のドアが開いて、そこからX線の機械に行くというシステム。実に合理的。


X線の技師は推定インドかパキスタン人でX腺を撮るときもガラスのついたての向こうに立っているだけだから、一日突っ立ってたらあまり健康に良さそうではないがどうなんだ?私が日本人と分かると、「ドモアリガトウ」なんて言ってたけど。


そして再び歩いて歩いてECGへ。


三度、待つこと10分。


看護婦さん:「今日はどうしました?」
私:「GPに送られてきました」
看護婦さん:(GPからの手紙を見て)「めまいがするんだって?」



ハァ?そんなこと、言った覚えはありませんが…でもそうは言える雰囲気じゃあなかったので


私: 「はぁ」
看護婦さん:「どれくらいの間?」
私:「ここ数週間ですかねえ(テキトー)」
看護婦さん: 「立ち上がったときとかにくらっと来る感じ?」
私: 「そうそう、それ(テキトー)」



で、看護婦さん、私の胸じゅうにべたべたと電極を貼りつけ検査開始。3分後に心電図の書かれたプリントアウトが出てくる。私、シロートながらその心電図は健康そのもの。案の定…


看護婦さん:「ごくごく正常に見えるけど。何も異常はなさそうだけど」


あってたまるか。


というわけで、終了。あっちこっちの検査にまわされた割には所要1時間ちょい。でも、これだけでいったい何が分かるんだ?だいたい、X線で何か見つかるような病気があったらすでに私の体に異変が起きてるんじゃないのか?血液検査だって、献血のおまけでよくやってるし。


来週GPから呼び出しがかかるらしいのでその時に結果を聞いてきます…何かニュースがあるとは到底思えませんが。


2005年09月26日(月) ハウルの動く腰

IFCで、「ハウルの動く腰」をやっているという話を聞きつけて見に行きました。さっさっさと夕飯を作ってIFCに着いて知ったこと。


ハウルの動く腰は上演中止。なんでもフィルムが手に入らなかったらしい。


…そんなことでいいのか。ってフィルムが手に入らないなんてことがあり得るのだろうか。もしかすると上演料だかなんだかの折り合いがつかなくなったとかなのかなあ…などとも思いますが、知らん。とりあえず、アイルランドでは10月まで上演されない模様です。


無駄足を踏んで疲れました。


追記:掲示板で「IFCじゃなくてIFIだろ」というツッコミをいただきました。その通りです。私のコンピューターがいかにアップデートされてないかがばれますね。


2005年09月25日(日) ジョブエージェンシー:あるところには仕事はあるようで...

かくして1週間ほど寝込んでいた私ですが、寝込む直前、つまり先週末にうちの住人がひとり入れ替わりました。やってきたのは骨太健康ドイツ人女性。「アイルランドに憧れて、念願かなってアイルランドにやってきた」そうな。6年住んだ私は「どこに憧れたねん」なんて冷たいツッコミをいれてしまうわけですが。まあいいか。


ちなみに彼女、仕事の目星がついてやって来たわけではありません。とりあえず来たら仕事が見つかるか…という軽い感じでやってきた模様。どうやら火曜日にジョブエージェンシーに行って登録をしたらしい。で、それ以降一日数件別のエージェンシーから電話がかかってくるようになりました。で、彼女、まだケータイを持ってないので、かかってくるのはうちの電話。彼女、寝込んでいる私に電話番をさせる鬼っぷり(そういうつもりはなかったのかも知れんが、結果的には私がいちいち電話に出る羽目に)。


で、何だかんだで彼女、1週間でエージェンシー登録から始まって、面接、で、数社から採用通知をもらったそうです。掲示板で日本人はけんもほろろに断られたとかいう体験を書かれた方がいらっしゃいましたが、なるほど、ヨーロッパ系の言葉だったら、求人も求職もどちらもあるからエージェントも扱いやすいんだろうなあと変に納得しました。


というわけで、私、まったくのシャレで、病気が治りかけてた金曜日に「日本人募集」をしていたエージェンシーに電話してみました。職種もいまいちだし給料もいまいちだしというわけで、本人はまったくやる気0。


私:「インターネットの日本人募集の広告を見…」
相手:「その仕事なら、もう、ない!じゃあね。ガチャ」



…そうですか。これ、本気でこの仕事に応募しようとしてたのに、こういう対応をされたとすればきっと凹むな。やはり、就労許可証が必要になるというのが足かせになるのか。それとも、もうすでに相当数の応募があってもういらないと思われたのか。どっちにしても、日本人は需要よりも供給のほうが多い買い手市場になっているような気がしますが。


2005年09月24日(土) 風邪は風邪でも...Snigel、寝込む

ワイト島に行ったのが、9月の第2週の週末の話。こちらは第3週、つまり先週末から始まった話です。


日曜日の夜のこと。なんだかだるかった私は夜の10時を待たずしてはやばやと寝てしまう。で、翌朝。


う。だるい。熱っぽいし、関節が痛い。頭が重い。悪感がする。


こりゃ会社休もう…と思った瞬間に気がついたこと。しまった。先週の金曜日、すでに会社を休んでいるんだった。金曜日・翌月曜日と休んだら、いかにもずる休みをしてどっかで遊んでました…とでも言わんばかり。仕方なく私はスーツなど着ずにフリースなど着込んで会社へ。


どうやら私は本気でひどい顔をしてたらしく(病気でという意味です。誰が何と言おうと)、同僚皆から、「どうした」と聞かれる。しめしめ。


で、会社中のみんなが私の不調に気がついた1時間後、「体調が悪いから帰る!」と言い、帰宅。その足で、近所のGP (General Practitioner=ホームドクター)へ。言ってみるとそこにいたのはいつもの女医さんではなく、私より若い、けっこう美形の女医さん。予測外の若い美形の女医さんの登場についと訪問の目的を忘れる私。


医者:「どうしました?」
私:「だるくて、熱っぽくて、関節が痛くて、頭が重くて、悪寒が…」



するとこの若い美形の女医さん、突然私の顔を叩きはじめる。おでこのあたりを右から左、さらに、目の下も同様。…ん?「だるい=脳溢血」か何かと思われたか?上の症状を素直に読めば、風邪を疑うと思うんだけどな。


で、ちょっとお腹に聴診器を当てて、


医者:「風邪ですねえ。ゆっくり休んでお大事にぃー」


…と、薬ももらわず、
「今週は風邪だから働いたらダメ」
と書かれた診断書をもらい退散。私もアホだから、「若い美形の女医さんに診てもらった♪」と家に帰る。どうやら私も世のおじさんと呼ばれる悲しい生き物の範疇に入りつつあるのだろうか。


で、うちに帰ったとたんに、さっきの


熱っぽいし、関節が痛い。頭が重い。悪感がする


…に加えて、




6/30の食中毒事件の再来か。


で、その晩からヒサンでした。10分に一度くらいの割で、へそのあたりがきゅーっと痛くなる(これで正しい病名が分かった人もいるはず)。腸を絞られる感じか。で、何か一口、あるいは水を一滴でも飲もうものなら、次の瞬間はもうトイレ直行。でも何か飲まなきゃいけないから、ベッド脇に常備のスパークリングウォーターを飲む。で、ますます気持ち悪くなる。頭は重いわ、熱っぽいはとにかく最悪。


そんな状態が水曜日まで続いたので諦めて水曜日の午後GPへ戻ることへ。GPに電話してみると、留守番電話が


「水曜日の午後は休診でーす」


うーん、Beaumont Hospitalの救急に行くべきか。待て待て、以前盲腸疑いでひでー目にあったし…放置!


で、ただ放置するのもナンなので、ネットで病名を調べてみた。


で、この症状は腸炎に違いないと分かる。腸炎。別名「お腹のカゼ」とも言われるそうだから、まあ、GPが風邪と言ったのは間違ってなかった…


…って絶対間違ってるよ。腸炎と風邪は違うだろ。


ちなみに腸炎の場合、下痢止めは飲まずに、大量の水分を採って問題を流してしまうのがいいんだそうな(言わずもがな私は医者でもなんでもないので話半分に聞いてくだされ)。で、炭酸飲料は御法度…あれ、スパークリングウォーターをのみ続けてたオレって…。


で、もし腸炎だとすると原因は何だ?


そこにひでかすが気になる発言。


ひでかす:「俺もそういえば数日前に腹壊した」


待て、一緒に食べたものといえば、ひでかすが買ってきたTescoのツナパスタサラダ。これ、まずかっただけじゃなくて問題ありだった?またくされTescoにやられた?


幸いこの日(水曜日)の夜は月曜日・火曜日ほど悲惨ではなく、少し眠ることができる。で、翌木曜日、減ってきたとはいえ朝からそれでもかなりの回数トイレに行く羽目になった私はGPへ。で、いつものおばさん女医さん、血圧などを一通り測る。うーん、この先生のほうがちゃんと話を分かっている気がする。


医者:「こりゃ腸炎ね。薬出すわ。ちゃんと水を飲むこと。以上」


…薬を出すなら、月曜日に出してほしかった。まあ、月曜日の若く美形の女医さんを責めるのは酷か。だって、お腹の調子が悪くなったのはGPから帰った直後だったからね。


で、処方箋をもらい、薬局へ。もらった薬は処方箋なしでも買えるただの下痢止め


あれ、腸炎のときは下痢止め飲んじゃいけないんじゃなかったっけ?それにしても、水は飲め、下痢止めも飲めって矛盾してないかい?出口を塞いで入り口から水を取り入れると…。


幸い、その後復活をして今日に至るわけですが、1週間も寝込んだのは今回が初めてです。トシを感じますなあ。


2005年09月22日(木) 高名の木登りを体験するワイト島旅行記(1)

ワイト島、行ってきましたよ。ひでかすが、それこそ地上の楽園のごとく言うので、どんなとこかとかなり期待しましたが、…期待しすぎました。私としてはスコットランドの地の果てのほうが性にあってます。


まず、泊まったのはSouthampton。ここに来るのは2度目。と言っても、手違い間違い勘違いで一度空港に来たのみ。詳しくは、ここ読んでね。それにしても、今、この2001年に書いた上のリンク先の自分の日記を読み返したけど、これまた古き良き時代ですなあ。エアリンガスにホットミールがあった?キャンセルでたった30分早く着く他社便に振り替え?今じゃ絶対にあり得んと言い切れる。


そんなSouthamptonで発見したもの。






パブです。何が珍しいかって






イギリスでもセコムしてますか?


いやー、イギリスでセコムを見るなんて思ってもなかったのでちょっとびっくり。…それだけ。まあ、ジャブ程度に流してくだされ。今ちょっと調べて知ったのだけど、長嶋さん、我がセコム軍は永遠に不滅なんですな。



で、まあ、ワイト島とはこんなとこです。






個人的に気に入ったのは、ワイト島の西の果て。






この断崖絶壁の駐車場(車を止めたときはよもやこんなとことは思わなかった)に車を止めて






こんな道を1キロ歩くと下のような写真の岬の先っちょに出ます。ちなみに車を駐車場に停めたときに2階建てバスがこの道を発車するのを目撃。おお、こんな断崖絶壁を2階建てバスで走るのはオツじゃあないかと思ったら、逃した4時30分のが最終だったというオチ。ま、歩いて気分のいい道だったからいいけど。


で、着いたのは、






真っ白な岬でしたとさ。ちなみに白いのはイギリス南部名物石灰石。これのおかげで、ポットなどはすぐに真っ白になってしまうらしい...ちゅうかそりゃなるだろうな。






あとは、ストーンヘッジに行ったとか。あ、これはワイト島じゃあなくて本土の話です。


だらだら書いてもしょうがないので以下一切割愛!


ほんでですね、今回、公共交通機関での移動が不便でしかも高いという理由で車を借りたんですよね。借りたのが、National Rent a Carという会社(係争中なのに実名を出してしまうやつ)。そもそもが変だった。この会社だけ、他の会社に比べて半額程度に安いのだ。他の会社が72時間レンタルで80ポンドとかだったのに対し、この会社はなぜか45ポンド。まあ、整備が悪いとかはないだろうし、ちょっとくらい古いのはいいと思って予約。


で、1ユーロしか払っていない私へのあてつけか(被害妄想)ヒコーキは1時間遅れで到着。で、ターミナル1から連絡バスに乗り、さっき降りたばっかのヒコーキを横目に通過し、滑走路の下をトンネルでくぐり、別のターミナルで客を拾い、また空港内を走って着いたレンタカーのオフィス。


ここで待ち構えていたのが、仕事に疲れたやたらに早口のねーちゃん。こーゆー輩を見ると笑わせたくなるのがオヤジ度が高まりつつある私の得意技なのだが、このおねーちゃん、全然笑わん。機械的にほとんどひとりで話し続けてる。


おねえちゃん:「(あーだこーだと説明。半分聞いてない)。それでですね、事故の場合の免責金は過失に関わらず500ポンドになります。この過失を25ポンドの割増料金で75ポンドにできますが、どうされますか」


ハァ?レンタル料金が45ポンドで割増が25ポンド。ざけんな。だいたい、アイルランドで3年も運転してるけど、一回しか事故起こしてないし(起こしとるんかいというツッコミはなしで)高速道路でSouthamptonへ行き、ワイト島をうろうろするだけで事故が起こるとは思えんし。却下。ちゅうか、こうやってあんたの会社は客を集めるのか?他の会社の時の免責割増金は確か3日で10ポンドとかだったぞ。やることがセコいというか。


で、書類にサインして、車の鍵をもらうのかと思いきや、


おねえちゃん:「Bクラスの駐車場に停めてある車、どれでも好きなの乗っていってね」


…初めてです。こういうシステム。


で、夜の高速を1時間かけて、Southamptonへ移動。いやー、イギリスってすごいね。アイルランドと違って高速道路が途切れない!M25(ロンドンの環状高速)なんか片側4車線あるし。アイルランドから来た田舎者の私は素朴に感心。


で、この先は、続く。


2005年09月21日(水) ふっかつ...してないけど強制復活

ふっかつ


…正確には復活してませんが、強制復活させます。


2週間ぶりのごぶさたです。この2週間何をしていたかというと


イギリスで交通事故の当事者になった。
ゴーストバスツアーに参加した。
ついでに病気で寝込んでた。



今も寝込んでます。でも、どうやら寝込んでいてもしょうがないと気がついたのでこうしてコンピュータの前に座ったわけです。


こうかくと心優しき読者様の一部にはご心配してくださる向きもあろうかと思いますが(…ちゅうか少しは心配してくれ)、大丈夫です。アイルランド真実紀行はお笑い系サイト、どんな不幸もお笑いにしてみせます。


かくして、今後数週間のネタとしては、イギリスネタと病気ネタを同時進行で続きネタとして書く予定です。


で、今日は、本題に入る前にちょっとジャブ程度の小噺を。


デジカメ、200万画素のオンボロから、700万画素のイクシーに変えました。さくさく動くし、これはいい買い物をしたと(正確には日本に行ったひでかすに頼んだので「いい買い物を頼んだ」と言うべきか)喜んでますが、でもね、なんでまた2インチ程度のディスプレイがドット欠けしてるのよ。地元O分県で作った(と思われる)カメラだけにあまり強く文句は言いませんが。それにしても、こっちで買うのに比べて半額に近い値段で買えてしまうというのは、ニッポン、あなどれん。


で、イクシーで取ってきた画像。


その(1)某市内の安かろう悪かろうの衣料品店にて。






ダブリンではすでにクリスマス関連の商品が売られはじめた模様。


…まだ9月なんですけど、クリスマスまであとまる3ヶ月あるんですけど…。


その(2)ダブリン空港にて。


この写真、前々から撮ろう撮ろうと思って、いつも忘れていたもの。初めてアイルランドに来た10年前に発見して、それ以来、空港ビルは改装され、エスカレーターも更新されたのに、この注意書きはなぜか残りましたね。






(以下、Snigelによるテキトー訳)
安全のために
エスカレーターに不慣れな方は、お近くのエレベーターか階段をご利用ください。エスカレーターへのお子様のひとり乗りや、カートは禁止します。



はい。皆様、ご一緒に突っ込みましょう。


エスカレーターに不慣れな方って誰やねん!


たぶんですが、過去にドネゴールあたりから出てきたPaddyが初めてエスカレーターに乗ってコケて多額の賠償金を払わされたとかそういう話があるんだろうなあ。とはいえ、現代社会にエスカレーターに慣れてない人がいるというのもにわかには信じられてませんが。


はい。通常更新再開です。はっきり言ってネタは寿司屋に卸すほど新鮮なのがたくさんあるので乞うご期待。メール、掲示板にはたぶん当座手が回らないので(ちゃんと全部ありがたく拝見させてもらってます)ご容赦を。


2005年09月07日(水) よくは知らんけど・・・

興味がないのでよくは知りませんが、今晩、ワールドカップの予選の試合があったそうで。アイルランドはロクでもない試合をして負けたそうな(友人談。しつこいけどよくは知らん)。

でもアイルランド人は、そんなに悲しんでないそうな。理由:

にっくきイギリスも負けたから。

どこか捻じ曲がった人たちです。この人たちは。


2005年09月06日(火) 就職体験記・投稿募集のお知らせ

日本もそう…というか世界中がそうなのでしょうが、現在のガソリンの高騰には目を覆うばかりです。昨日の夜、給油に行きました。リッター111.9円(151円)なり。で、50リッター給油して56ユーロ(7650円)。


愛車、Rav4。いい車っすよ。車高が高いから運転しやすいし、乗り降りもしやすいし、エンジンだって、小柄な車体に2リッターのでかいのを積んでるからきびきび走ります。四駆だから安定感もあります。運転してて本当に楽しい車です。しかし、50リッター給油しても400キロしか走らないという罠。いくら町乗りとはいえ、リッター8キロしか走らないという罠。前のカローラが驚異のリッター16キロとかを走っていたのに比べると、燃費は一気に倍。そこに輪をかけて、ガソリンが今年の初めに比べて25%も値上がりしたという信じがたい現状。


Snigelの財布を直撃してます。


いやー、下には下がいるとは良く言ったもんで、先週北アイルランドに行ったときに気がついたのですが、北アイルランドのガソリンはリッターほぼ1イギリスポンドに届こうとしてました。リッター200円っすよ。200円。


ちょっと前の新聞に面白いことを書いてました。大筋こんな内容です(記憶で書いてますんで間違ってたらごめん)。


原油価格の上昇が止まらない。この原因の一つは中国の旺盛な原油への需要だ。中国は工業化が進み、自転車に今まで乗っていた人が車に乗り換えつつある。皮肉なことに、中国の工業化が進めば進むほど、われわれ(ヨーロッパの住人)は車を手放し自転車に乗らなければいけない。


で、大学のゼミの教授がこんなことを言っていたのを思い出します。


「もし、中国の10億の人間が、日本人と同じ生活レベルを享受するようになったら、地球は持たない」


だから中国人は自転車に乗っているべきだ…という結論はあまりに無責任です。でもね、このままじゃまずいというのは分かる…と言いつつリッター8キロの車に乗っている私には何も言う権利はないですが。


この話、オチがありまして、昨日ガソリンを入れに行ったスタンド、今日通りがかったら、一気に7セント(9.5円)の値上げを断行してました。なんちゅうのか、値上げの時の反応の早さは日本の比じゃありません。こりゃ、私がバス通勤に戻る日も遠くないかも。


明日から、リッター200円の国で車を借りて、ワイト島に行ってきます。ネタがあれば、旅行記更新しますね。というわけで、次回更新は月曜日予定。


で、読者の皆様にお願いがあります。


読者様からよくアイルランドでの就職についての質問メールがやってきます。ジョブマーケットから久しく遠ざかっている私、現状がいまいち掴めてません。ゆえに、アイルランドで仕事をしている(仕事をしていた)皆様からの体験記をお待ちしてます。言うまでもなく、個人が特定できるような内容は書かれなくてけっこうですし、もし、個人が特定されそうな場合は、掲載時に十分注意、校正しますので、お気軽に体験記を送っていただければと思います。言うまでもなく、投稿者の名前やメールアドレスを晒すようなことは間違ってもしません。

内容としては…


(1)どのくらいの期間就職しているか
(2)ビザの種類(日本で申請した「カンパニートランスビザ」だとか、アイルランドで申請したとか)
(3)職種(具体的な職種を書かれることに問題があるなら、日本語を使った仕事であるかどうか)
(4)就職活動にかかった時間、また、ビザの発給までにかかった時間
(5)就職した時期(1年前だとか)
(6)ビザ申請が拒否されたことがあるかどうか



投稿が3通以上あった場合は、責任を持って「最新情報」として日記に掲載させていただきます。逆に3通以上投稿がなかった場合は、素知らぬ顔で知らん顔してますんで悪しからず。メールは…


(画像データですので恐れ入りますが、書き写してください)。


2005年09月05日(月) 実録:くそ忙しい月曜日の会議

この日記のネタに極力避けていたこと。それは仕事です。考えてみりゃ一日最低8時間、つまり一日のうちの1/3を(好む好まずに関わらず)過ごす会社はネタの宝庫です。でもね、私の仕事など調べる気になるとすぐに調べがつきますから、いちおう「守秘義務」も伴う仕事、ネタとするのは避けてきたのです。しかし、


とことん愛想が尽きました。


…ので、ネタ解禁です。暴露してやります。本日は、暴露その1です。これ、今日あった会議の実録です。トホホ感を共有していただければ幸いです。


私が勤める某社の某部門、業務の特性として、月曜日が特に忙しく、逆に金曜日は比較的暇になります。つまり、本日月曜日は週でいちばん忙しい日なわけ。当然私の手はコンピュータのキーボードに対し、ほとんど高橋名人の十六連射並みに(ネタ古すぎ)動いていたのですが、そんな中、スーパーバイザーが私の机にやってきて…


「おーい、Snigel君、メールに書いた通り今から会議だよ。早く会議室に来たまえ」


あんたのメールなんて来ても全部デリってるよ…という事実は当然言えず、会議室へ。すでに10人ばかしの人は揃ってまして、スーパーバイザーがおもむろに話しはじめます。


スーパーバイザー:「我が社もXX周年を迎え、皆さんの努力の賜物で増収増益を維持している。かくして、会社としてはいかにして、社員に満足感を与え、長く勤めてもらえるかを考えている。何か意見や提案がある人はいるかね」


…また、そういうくだらない英語で言うとこのBullshit(たわごと)ですか。そんなくだらんことを語ってる暇があるなら、わしの仕事、一つでいいから手伝ってよ。


で、意見が出ないので、スーパーバイザーは続ける。


スーパーバイザー:「実は私には一つ考えがあるのだよ。この部はドイツ人、スペイン人をはじめ、Snigel君、日本人までいろいろな人種が集まっている。そこで提案だが、毎月1回、各国の伝統料理を持参して昼食会を開くというのはどうだろう」

…冗談でしょ?わし、朝6時に起きて巻き寿司を作るなんてごめんだよ。だいたい、この提案のどこが、「社員に満足感を与え、長く勤めてもらえる」ことにつながるんだ?


で、これに応じたのが、スーパーバイザーに面従腹のアホアホドイツ人(ヒラ社員)。


ドイツ人:「いいですねえ。それ。それに一歩進めて、その日は、各国の伝統衣装を着てくるってどうでしょう。


( ゚д゚ ) ポカーン


冗談だとしたらつまらないし、本気だとしたら痛すぎる。あんた、本気でバイエルン地方のあの伝統衣装を着てくるの?わしに羽織袴を着て来いってか?持ってねえよ!


スーパーバイザーは、うんうんと肯きながらメモってます(何をメモることがあるんだか)。話はだんだんフォローのしようのない方向に移っていきます。別の社員(アイルランド人)は、


「Employee of the month(最優秀社員賞とでも訳すのが適当でしょうか)を作のはどう?」


すると、件のスーパーバイザー氏、


スーパーバイザー:「いいねえ。それ。で、Employee of the monthに選ばれた社員の顔写真を旗にして、会社の外に飾るとか、記念のマグカップを作るってどう?」


(*・o・) キョトーン


もはやコメントのしようがない。あんたら、幼稚園の運営会議じゃないんだよ。ここは。唖然としているとスーパーバイザー氏は私にネタを振ってきた。


スーパーバイザー:「Snigel君、さっきから黙ってるけど、君は何か意見はないのかね?」

あまりにくだらなすぎて意見を出す気がしなかったとはもちろん言えないので、私は


私:「そうですね。私としては同じ社員同士に不平等感があるというのは問題だと思います。例えば、現状バス通勤をしている人には交通費が支給されるのに対し、自動車通勤の人には支給されてません。この点を改めるべきだと思うのですが」

スーパーバイザー氏、即座に、


スーパーバイザー:「会社の予算は決まってるから無理だね」


…この会議、完全に時間の無駄でした。もうとにもかくにも一刻も早くこの会社から脱出しようと思います。このくだらない会議のおかげで3時間残業をした私。疲れました。


2005年09月04日(日) これはうちだけですか?使えん同居人どもについて怒る

前日の日記で「週末に連続更新します」などとほざいておきながら、気がつけば、日曜日ももう午後10時です。もろに責任転嫁発言をさせてもらうと、悪いのは私じゃあありません。うちの同居人です。


理由:家の掃除に半日かかったから。


てめーら、ざけんじゃねえと言いたい。なんで俺が、毎週末に半日もかけて家の掃除をしなきゃいけないんだ。今日はヒサンでした。何せ、お客さんが来てたおかげで、先週末の掃除をパスしてたので。つまり、家は2週間近く掃除されていなかったわけ。


「じゃあ、掃除当番表でも作って順番にやればいいじゃん」とお思いの方、ご意見ごもっともですが、そうは行かない理由があるのです。


まず、私は個人的に「規則」というのは少なければ少ないほどいいという理論の信奉者です。社会の一員である以上、規則は必要です。その点に異論を差し挟むつもりはありません。でもね、規則なしで済むなら、それにこしたことはないと。


何のこっちゃと言う方。例えば、道を走っていると規制速度ってありますよね。あれ、道路上での安全を確保するために必要なものです。でもね、道路を走るみんながみんな、常識を持って、安全運転を心がけることができるなら、そんなもんいらんでしょ。


常識で考えれば、ダブリンの町の中を100キロでぶっ飛ばそうという気にはならないはずで。そこに規制速度があるのは、常識の尺度が違う人がいたりだとか、常識がない人がいるからに他ならないわけで。残念なことに、この世の中には悪人だの常識のない人だのがいるおかげで、いろんな規則があるわけです。まあ、言ってしまえば、世の中は「性悪説」のうえに成り立ってるわけですな。


で、話をSnigel家に戻すと、私としては、そういういらん規則を増やさずとも常識の範囲として、家の公共のスペースが汚かったら、掃除をしてほしいわけです。で、うちの住人はこの常識の尺度がちがうのか、常識がないのか知りませんが、掃除をしないわけ。


じゃあ、規則を作ればいいということになりそうですが、コドモ時代にイナカの学校の校則だとかいうわけのわからんものにがんじがらめになってたトラウマのせいで、規則を増やすということに対し拒絶アレルギーが働いてしまうのです。


さらに。仮に掃除の当番表を作ったとしてもたぶんうまく行きません。もうかれこれ一年くらい前の話ですが、うちの住人のひとりが珍しく「トイレの掃除をした」と胸を張るので行ってみると、なんのことはない、便器の中をブラシでなでただけ。


便器周り、私が自腹を切ってトイレクイックル(のアイルランド版)を買っているけど私以外に使った人はいません(つまり、便器周りを掃除した人はいないということ)。床もゴミだらけ、トイレマットはこれまた私以外洗濯をした人がいない(2週間に一度見るに見かねて私が洗います)、もちろんゴミ箱のゴミはそのまんま…と、どんなに妥協しても掃除したとはいえない状態なわけでして。そんな程度の掃除で「ボクは掃除したけんね」などと威張ってほしくないわけです。かくして、今日も自分で掃除をした次第。


腹がたつのが、「君の瞳は星だらけ」のハゲフランス人。…はいはいはい。ハゲなどと人の身体的特徴をあげつらうのは良くありません。だけど腹がたってるから、今日だけは言わせてください。この、非モテハゲ太鼓腹男はリビングで暇そうにテレビを見てたくせに手伝おうともしない。


上記の理由で冗談にも手伝ってもらおうなんて考えてませんでしたよ。だけど、ポーズくらいとれっちゅうの。「何か手伝おうか」くらい言えっての。人をお手伝いさんか何かと思ってるのかお前は。流しの中に汚れた皿を入れておいたら、いつか勝手にきれいになると思ってるのか。仮に洗ったとしても、洗った皿が勝手に戸棚に戻ると思ってるのか。ガスコンロのふきこぼれは勝手に蒸発してきれいになるのか。


お前ガキの頃家の手伝いとかしたことないだろ。このマザコンめ(って、ここまで書くとちょっと読者さんも引いてくるなあ。ちょっとトーンダウンしつつ、「今日だけは勘弁ね」というわけで)。ちなみに、テレビを見ない私はゆえにリビングを利用しませんので、リビングルームだけは意地でも掃除しません。ソファーの裏に埃が貯まってるのを知ってますが放置してます。


こう書くと、私はいかにも病的な潔癖性に聞こえるかもしれませんが、実はそんなことはありません。例えば自分の部屋。はっきり言って散らかってますよ。机の上だって本を開くスペースすらありません。押入れだって開けると確実に雪崩が起きます。だけど、これはいいのです。だってここは個人のスペースなのですから。


私には不思議な二重基準があると自分で自覚してます。例えば、洗濯。シーツは週に一回(どんなに最低でも2週間に一回)洗わないと気が済まない人です。ワイシャツもキチンとアイロンをかけなければ会社には着ていきません。そのくせ、会社の机は「爆撃を受けた直後のよう」(同僚談)だったりするわけです。この二重基準のおかげで、「自分の部屋は汚くてもいいけど公共スペースはきれいじゃないとダメ」というわけのわからん理論が少なくとも自分の中では成り立ってしまうわけです。


「じゃあ、Snigel家の住人は自分の部屋の掃除をするの」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、私はします。毎週掃除機をかけて、日本から持ってきた優れもの、コロコロ(粘着テープ)で掃除します。そのあとすぐに汚れてしまうというのがオチなのですが。


でもね、他の連中に至っては、自分の部屋の掃除機をかけてるのを見たことがない。シーツだって、ひでかすが洗ったのを数回目撃したけど、フランス人がシーツを洗ってるのを見たことがないし、アイルランド人にいたっては、シーツを使っていないというとんでもないオチがありまして…。アイロンだって、私以外に使う人がいない。


まあ、この辺の愚痴をあげはじめるとキリがないのでこの辺で。うちだけなんですかねえ。それとも他の家をシェアされている方も似たりよったりなのでしょうか。今、酒を取りに台所に行ったところ、すでにテーブルの上には雑誌等が散乱し、いちおうは洗われた皿が棚にしまわれることなく流しの横に積まれてました。合掌。


2005年09月02日(金) ♪罠、罠、罠で更新できず(陳謝しつつ言い訳)

ご無沙汰をしてます。気がつけば、更新が完全に滞ってます。言い訳としては、まず、イタリアから友人が1週間ほど来ており、子守りおもてなしをしなければならなかったというのが一つ。


で、そのイタリア人の彼女はイタリアに帰ったのですが、一難去ってまた一難。今度は、来週の旅行の計画を立てなければいけない。これ、私は完全な自爆だと思っている。彼女の誕生日。プレゼントのネタに尽きた私は、イギリス南部に浮かぶ小島「ワイト島での週末旅行をプレゼント」などとほざいて、ワードでテキトーに作った、バウチャーをテキトーに贈って、格安だった航空券を予約してお茶を濁したわけ。なぜワイト島かというと、行ったことはないが、ひでかすがやたらめったら勧めるから。


で、結局そのアイディアで誕生日はうまく切り抜けたが、そのツケが今になって回ってきた。来週出発なのにまだ何の準備もしてない(7月にマルタに行ったばっかりとか、数週間前にベルリンに行ったばっかりだろとかいうツッコミはなしで)。確かに、ロンドンヒースローまでの航空券は確保していた(なんとダブリンから往復40ユーロ=5,200円)。だけどそこから先はまーったく考えてなかった。すなわち、ヒースローから、ワイト島までの移動方法、滞在先、さらにはフェリーなどなど問題が山積。


まず、移動方法。ヒースローからPortsmouthまでの移動って、不便。まず、ガトウィック空港まで連絡バスで移動して、そこから電車。運賃は、ガトウィックまでの連絡バスが片道17ポンド(しかも往復割引がないという罠)。で、ガトウィックからPortsmouthまでの電車での往復運賃は35ポンド(7,000円)。つまり、陸上での移動だけで80ポンド(16,000円)近くかかるという罠。つまり、ふたりで160ポンド(32,000円)かかるわけで。


さらに、平日フツーに仕事をしてからヒコーキに乗ろうというとんでもない考えの私らの到着時刻は午後9時すぎ。バスと電車を乗り継いでいるとPortsmouth到着が午前2時とかになるという罠(しかも、終電に乗り遅れたら、「はいそれまでよ」という罠。


もしかして、私、ヒコーキが往復40ユーロという高慢ちきなイギリス人の罠に見事に嵌められました?


で、高慢ちきなイギリス人の罠から抜け出すべく、いろいろ調査をしたところ、長距離バスサービス、National Expressの往復だと、確かに往復運賃はひとり20ポンド(4000円)程度と、破格に安くなった(鉄道の運賃をチェックした後なので安く感じるという罠)。が、やはり、到着は午前2時とかになるというとんでもない罠。


で、頭に来た私はレンタカーの値段を調べると、マーチクラスの車が4日で、50ポンド(10,000円)というオファーを発見。


ガソリン代まで考えても、レンタカーは鉄道の半額という罠。


斜陽のイギリス鉄道。運賃は高く使えない。これじゃあ、故いかりや長介さんならずとも「だめだこりゃ」と言いたくなる。


レンタカーを確保したところで「次行ってみよー」と、ワイト島での宿探し。ところがこれがまた難航。理由…


来週ワイト島で年に一度のBestivalなるお祭りが開催されるという罠。


やむなく、ワイト島は日帰りとする。で、本土に宿を探すのだが、これがさらに更に難航。何せ、最初の日は、午前2時とまではならないまでも、到着は12時前になりそうな気配。B&Bに飛び込みで行ける時間とは思えないから、ホテルを確保していたい。だけど、ホテルがまた高いのだ。過当競争状態にあるロンドンの方が安いくらい。で、結局予約したホテルは、アイルランド系のホテルという罠。


さらに、フェリーは、最短距離のPortsmouthより、Southamptonの方が安いという罠。


ふと気がつくと、行きはロンドンっ子がテロを恐れる木曜日で、帰りは言わずもがなの9/11という罠。


あ、それでチケットが安かったのね。


…ということなのかどうかは知らんが、確かにこの日だけミョーにチケットが安かったのは事実。こうして、罠だらけのワイト島旅行は来週末の予定。乞うご期待(ってテロとかに期待しないように)。


まあ、こうして旅行の予定を立てるのに忙しいところに、さらに駄目押しで「指さし」の改訂作業という罠。ワイト島に行くまでに終わらせなければいけないという罠。はい、そんなわけで、更新が滞ってました。ご理解をいただければ幸いです。とりあえず、週末は比較的時間があるので連続更新の予定です。


日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)




Snigel |MAILアイルランド真実紀行へ掲示板へ