なべて世はこともなし
日記アーカイブ(インデックス)へ前日の日記はこちら翌日の日記はこちらアイルランド真実紀行へ


2004年11月30日(火) じっと見つめる彼女の彼女の横顔

月末のくそ忙しい時に、会議をしたがるバカ上司のおかげで今日もまた残業でした。で、会議の途中にふっと目に留まったもののおかげでその会議中そのことばかりを考えていました。


そのこととは、机の角を挟んで隣りに座った女の子。


この女の子のとあることに気がついて、そこから目が離せなくなったのです。


その場所とは、耳。


…ちなみに私は耳フェチとかいうわけのわからん人種じゃありません。彼女の耳の穴の中に溜まった耳あかが目に留まってしまったのです。上下二ヵ所に溜まった耳あか。


…と、と、と、取りたい。


あれだけの耳あかを取ることができたら、そりゃ楽しいぞ。竹製の耳かきでごそっと一気に取ってあげたい。


そんなことを考えていたら、何時の間にか会議は終わってました。


別に彼女、不潔そうな感じは受けませんよ。いえいえ、むしろいつもこぎれいな格好をしてます。だけど、あの耳あかはいったい何なんだろう。確かにこっちの人は耳かきというものを使わないけど、だからといって、あの耳あかの量は半端じゃないぞ。写真にとってお見せできないのが残念です。


言うまでもなく、私の趣味の一つは、耳あか取りです。


日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)


2004年11月27日(土) 無謀?トレンド?ブリュッセルズ日帰りクリスマスショッピング

カタカナばかりの題名で恐縮です。日ごろはなるべくカタカナ英語は使わないようにしているのですが...。


今日は、「日帰りブリュッセルズクリスマスショッピング」に行ってまいりました。


フツー、買い物するために日帰りでブリュッセルズまで行くか?


というツッコミが去年に続いて聞こえてきそうですが、このツッコミに対する反論は後ほど。


去年日帰りアントワープクリスマスショッピングをしたところ、アントワープでは目新しさも手伝って、買い物がはかどりまして、大嫌いなクリスマスショッピングを一気に片づけることができる…という見事な離れ業をやってのけました。


ダブリンでのクリスマスショッピング、大嫌いなんですよ。12月の町中は平日でも上野のアメ横なみに(休日レベル…さすがに年末年始レベルまでは行かない気がする)混んでるし、人々が殺気立っている気もするし、とにもかくにも、ここ数年で人ごみというものが大嫌いになったというのが最大の理由です。


人ごみって、ストレスになる以外にいいことが見つからない。というわけで、ここに宣言しますが、私は今年はダブリンのシティセンターには一度しか近寄りません。その一度は、髪を切りに行く為だけです。はい。


ともあれ、例によって早めに予約すれば安いRyanairの朝の始発便に乗るために起きたのは朝の4時。ちなみに、前日はディナーに招待されてて、うちに帰ってきたのは午前1時。2時間ちょっとの睡眠時間はちょっと辛い。


空港の搭乗口に行ってみると、なんだかえらいたくさんの人が待っている。…この数はヒコーキには乗れないんじゃないか。まさかまたトイレに押し込められるのか…などと思っているとまた例によってボーディングブリッジを使わず建物の外をてくてく歩いて搭乗。そこにあったのは最新鋭のB737-800


解説。Ryanairはダブリン発祥の航空会社で(正確に言うと違うけどそこまでは突っ込まない)現在ヨーロッパ内に路線をタコの足の如く広げまくってます。で、自称、「最新鋭のヒコーキを使ってます!」と宣伝してますが、実際はダブリン発のヒコーキは各大手航空会社が古くなって売り飛ばしたB737-200というヒコーキを飛ばしているのです。この25年とか30年とか(正確には知りません)とか経っているおんぼろのヒコーキに乗るたびに、本当に無事に着くんだろうかという不安に襲われるわけです。


で、数週間前のニュースではついに、このおんぼろ737-200も退役が決まったらしく、今後は「パーツを利用する」とのこと。ありていに言えば「スクラップになる」ということですな。


で、今日もまた、その棺桶に片足を突っ込んだオンボロ機で不安を感じながら飛ぶ羽目になるのかと思いきや、目の前にででーんと現われたのがB737-800。これには正直驚いた。


お尻をこちらに向け作業に没頭しているスッチーさんの横をすり抜け中に入ってみると、…まあ、なんといいますか、Ryanairが自分の期待通りにボーイング社に作らせた機体、一言で言って、すごいです。まず、そのステキなステキな色使い。


座席はRyanairの基本色ともいえる濃紺。で、前の人の頭の部分は実に明るい黄色(これもまたRyanairの基本色ですな)。で、前方や後方の一部の壁も黄色。座席の上の物入れの扉も黄色。よく言えば「明るい印象を受けます」が、悪く言えば、「えらく安っぽい印象を受けます」


さらに良く見ると、座席のリクライニングはなし。そりゃそうだ。前との座席との間、アイルランド人の5人にひとりは肥満という事実を故意にか偶然にか無視して徹底的にその間を切りつめ座席数を増やそうとしているのに、そこに前の人の座席を倒された日には、自分のいるスペースがなくなるぞ。


さらにさらに、座席のテーブルの下にある機内誌なんかが入っているポケットも撤去。当然、シックバック(別名ゲロ袋)もない。ということは、必ず入っていなければいけない非常の際の案内を書いた「安全のしおり」もない。どうしたかといえば、この安全のしおりを、前の座席の背面にシールでぺたっと張るというなかなか香ばしいことをしてくれてます。このコストカットへの飽くなき執念は驚くばかりです。


で、どうも737-200に比べて737-800は圧倒的に大きいらしく、搭乗口にいた乗客は全員トイレに押し込まれることなく離陸。さすが片道1ユーロとかで客を集めているだけあって客席はほぼ満席。


まあ、それからがうるさいのなんの。どう見てもアイルランド人には見えないスッチーさんが数人(法に触れない程度の最低賃金で某国から大量採用されているという噂…あくまで噂)が数分おきに、ドリンク・軽食販売、機内誌の貸与、お土産販売、チャリティスクラッチカード販売(売上の一部はチャリティーに行くらしい)、ゴミの回収、ふたたびドリンクの販売、と歩き回る。小銭を稼ぐための涙ぐましい努力のおかげで、眠いのに眠れやしない。


で、今度は地上に着くと、バスにてブリュッセル市内に移動。このバスが、ヒコーキが満席だったこともあってか完全に満席。さらに10人ほどの立ち客まで出る始末。ベルギーの法律は良くは知らないけど高速道路で立ち客を乗せて運行するのは違法ではないのか?自分はしっかり座ってたからいいけど。


で、高速を走ることおおよそ45分。バスは駅に到着。そこから地下鉄で市内へ。朝の11時から夕方の4時30分まで一度朝食を食べただけで足を棒にして買い物をしました。


やっぱりアイルランドにない店は目新しくて、いい。服飾関係だけでもH&MにC&A、ちょっと(私にとっては)高いところではEsprits、その他、CDを買うならMedia Marketなどなど。次から次へとアイディアが浮かんでいろいろ買う。ダブリンよりも値段がかなり安い印象なので、一足早くバーゲンが来たような気分にもなる。


そして仕上げにスーパーへ行って、アイルランドでは1本3ユーロもするベルギービールChimayを買い、ぎりぎりの時間に空港行きのバスに飛び乗る。ちなみに、このビール、ご当地では1/3の値段で買えたりします。そうそう、ついでに、Advent Calendarも買いました。






Advent Calendar。まだアイルランドではあまり一般化していないアイディア。こんな感じのチョコレートの箱で、12月1日から毎日一つづつ小窓を開けてその中にある小さなチョコレートを食べます。で、全部の小窓が開くとクリスマスがやってくるというもの。去年、ダブリン中を探して見つからなかった(売っていたらしいがすでに売り切れていただかなんだかだった)ものの、今年は一部のスーパーで見かけました。子供っぽいけど面白いのでこちらにご在住の方はぜひお試しを。言わずもがな、これまたダブリンの市価の2/3。


で、帰りのダブリン行きのヒコーキは、行きとは違いボロボロのB737-200でして。これまたほぼ満席なのは仕方ないにせよ、このヒコーキ、新しいものに比べて、荷物入れの容量が致命的に少ないという事実に気がつきました。


どうやら、ベルギーにクリスマスショッピングに行くという発想は私だけのものではないらしく、機内はアイルランドと違いベルギーでは未だに無料でもらえるビニール袋を持った人であふれています。で、このビニール袋は荷物入れに収まりきらず、座席の下にもあふれ、なんだかすごい状態になってました。そう、今日の日記の最初の疑問、フツー、買い物するために日帰りでブリュッセルズまで行くか?の答えは、「あんがいいるよ」ということになります。確かに往復5000円程度でちょっと変わったことができるなら、十分考慮の余地はあるような気がします。もし、新しいヒコーキで運行されてるなら、また来年も行こうと思います。

日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)


2004年11月25日(木) 発見!傘ぽん

Liffey Valley Shopping Centreに行ってきました。その入口で発見したもの



ケータイカメラで撮影



こ、こりわ、傘ぽん


日本人にはおなじみ、店の入口に設置されている傘にビニール袋を自動でかけてくれる機械。...ちゅうか、今の今まで商品名が「傘ぽん」というとは知らなかった。実は、このLiffey Valley Shopping Centreに設置されていた傘ぽん、注意書きが全部日本語で、ごていねいにオフィシャルウェブサイトまで書いてあったから商品名が分かった次第。


たぶん、日本にいる方にはこれがなぜ日記のネタになるか分かっていただけないと思う。アイルランドに住んでいる方は御存知の通り、この「傘ぽん」アイルランドでは実に新鮮なアイディアなのです。


でもさ、運用しているのがアイルランド人だから、すぐに、補充のビニールが切れて、ただの入口にある邪魔な物体に成り下がりそうな気がする。

日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)


2004年11月23日(火) 論理の通じないアイルランド人

Dollymount Houseにメシを食べに行きました。バスオフにご参加くださった方…はい、あのパブです。取り合えずお腹いっぱいにはなったけど…高いよなあ。


今日食べたのは、Chicken Jamesonなる、要は鶏肉に詰め物をしてオーブンで焼いて、それにソースをつけたものとジャガイモ丸ごと皮付きでオーブンで焼いたもの(ジャケットポテトっていうんですか)。量だけは十分にあった。


で、思うんですよ。高いなあって。このChicken Jamesonのお値段は16.95ユーロ。日本円にして2300円。ファミレスなら、セットでも1500円程度だと思うと、かなり高い。と言ってもDollymount Houseは気取ったレストランとかじゃあなく、ただのパブ。これが、「世界一住みやすい国」の物価なんですかね。


ところで、この「世界一住みやすい国」の住人の皆様はまともな論理が通用しないことが多いです。例えばこんなことがありました。


市内某所の交差点。私は左折、対向車のタクシーは右折。つまり同じ道に入ろうとしてます。言うまでもなく私に優先権があります。なのに、この対向車のタクシーはずうずうしく突っ込んできまして、ぶつかりそうになります。するとタクシーは車から降りてきて


タクシー:「あぶねえじゃねえか(怒)」
私:「どっちに優先権があるんだよ(怒)」
タクシー:「お前がぶつかりそうになったんじゃねえか」



…って、それはあんたの側から見た問題で、こっちから見るとそっちがぶつかりそうになったわけで。そう、「優先権」とかいう論理は通用しない人たちなのです。相手の頭には「まず相手が悪い」ということから始まり、そこから論理を組み立てて行こうとするものの、はじめから間違っているから論理が組み立てられるはずもなく、しまいにゃ「とにかくお前が悪い」という理屈で乗り切ろうとするわけ。このテの話はまさに日常茶飯事。枚挙に暇なし。


これのどこが「世界一住みやすい国」なんですかね。誰か説明できる人は説明して下され。


そういえば、地元Q州にこんな交通安全標語(?)を書いたビル3階建てくらいの大きな看板がありました。これも、アイルランド的といえなくもない標語です。担当者は、いろいろ気のきいた標語を考えたのでしょう。で、三日三晩考え抜いた(推定)挙げ句に決めた標語とは…


とにかく車には気をつけましょう


だいたい、私の地元にはナゾが多いです。例えば






純和風教会


これこそ「和洋折衷の極み」とでも誉めるべきか、節操のない教会とけなすべきか。


で、その教会からちょっと歩いたところにある民家。






…ん?なにか、ちいさな手書きの看板がありますね。






注意


ユーレイ注意ですか?これは?


その謎はすぐに解けた。すぐ近所の電柱には…






徐行せよ 飛び出し注意!


子供



確かにこんなイラストの子供が出てきたら怖いぞ。

日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)


2004年11月21日(日) 恋文

さだまさしの新しいアルバム「恋文」をぼーっと聞きながら部屋を片づけているうちに何時の間にか日が暮れてしまい、今日はそれでおしまい。

そう、日本に行って待望の商品を買ってきたのです。それは

コロコロ

…御存知の通りカーペットに使う粘着テープです。

きれいに掃除機をかけた後にこのコロコロを走らせてみると、まあ、面白いくらい(ちゅうか、キモいくらい)髪の毛が取れます。本人には身に覚えのない長い髪は前の住人とその関係者の遺物か。キモいです。

あと1ヶ月分くらいの日記の復旧作業をしたら、寝ます。


日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)


2004年11月20日(土) 世界でいちばん暮らしやすい国・アイルランド

まずは、このニュースから。


「暮らしやすい国」1位はアイルランド…英誌調査

 【ロンドン支局】英エコノミスト誌が世界111か国の1人当たり国内総生産(GDP)や政治の安定、治安、衛生状態、家庭生活などを基準に割り出した「暮らしやすい国」ランキングで、アイルランドが1位に選ばれた。世界第4位の1人当たりGDP、家族や共同体の温かいつながりを維持していることが評価された。同国は19世紀に大飢饉(ききん)を経験するなど、20世紀後半まで移民大国で、今回の調査は同国の大変身を裏付ける。

 2位はスイス、3位はノルウェーで、上位10か国中、6位のオーストラリア以外は欧州の中小国だった。日本は17位で、米(13位)、仏(25位)独(26位)、英(29位)など主要国は中ランクにとどまった。「最悪」111位は、ムガベ独裁政権下のジンバブエ。ロシアは104位、中国は60位。北朝鮮はリストに入っていない。
(読売新聞) - 11月19日1時49分更新

(出典:Yahoo! News



たくさんのメールありがとうございます。これだけの数のメールをいただくと、無視できない状況になるわけで。


こんにちは。アイルランドっていいね。


…そうですか?


すごいですね。Snigelさんから聞いているアイルランドとはかなりのギャップが感じられます。Snigelさんは、面白おかしくかなり脚色して書いているのかな。


別に私は脚色して書いているつもりはありません。日々の日記は、私が体験したことをそのまま書いているつもりですが、反面、「今日は一日穏やかで何もない日でした」なんて日記は書かないから、当然、内容が偏ってくるというのも否定できないのですが。


たまたま昨日のニュースで日本の労働生産性のランキングについて述べていましたが、日本は世界で第13位、一方アイルランドは第3位とか。日本が経済大国とうぬぼれている間に、どんどん追い越されているということでしょうね。


…と、まあ、話がことここまで来て、どうやら私の知らないアイルランドの側面というのがあるのかもしれません。


少なくとも、大して高いと言えない生活水準で毎日汲々と生きている私には見えない何かがあるのでしょうか。私のまわりを基準に話させてもらうと、「アイルランドの労働生産性が世界第三位」とか言われても全然納得ができません。私のまわりのアイルランド人もまったく同じことを言っているのですが、これって、私と性格環境が似ている人たちに聞いているからなんですかねえ。自分でもよく分からなくなってきました。私の実感から言えば、アイルランドは日本を追い越していないと思います。


まあ、この辺を突っつきはじめるときりがないんですが、世論調査とかアンケートの結果ってどうだって調整できるんですよね。例えば、どっかの新聞社から「緊急世論調査」で「内閣支持率の調査」をしているという電話がかかってきたとします。電話の向こうで、


「最近の小泉総理の答弁は人を小馬鹿にしたようなものが多く、国会軽視ではないかと言われてますが、あなたは小泉内閣を支持しますか?」

なーんて聞かれたら、たとえ自分が小泉内閣を支持してても思わず「いいえ」と答えたくなりませんか。


あとは、統計の手法。今回の統計を吟味していないのであまり確定的なことは言えませんが、例えば、「ビールをよく飲む国は生活レベルの高い国」とか「移民を過去に多く出した国は国際関係上有利な国」なんてふうにこの統計上で評価されていたら、アイルランドはおのずと上位に来るわけで。


…何が言いたいかもうお分かりですよね。ありていに言えば


こんな結果、信じられん!


…ということです。身の回りのアイルランド人その他もろもろも同意見です。


最後に…


明らかに北朝鮮のがオチになってる。
多分、書いた人も、自分で書いてて笑ったと思う。
爆笑じゃなくて、クスって。


(これは私の友人の日記から勝手に(すいません)転載)


とにもあっくにも、この統計の詳細を調べてみようと思っています。はっきり言って納得できてませんから。


日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)


2004年11月18日(木) 寒い

寒い…です。なんでも今晩は氷点下になるとかならないとか。今、ガレージまでビールを取りに行ったら(注:Snigel宅はガレージを物置として使ってます)その寒いこと寒いこと。だいたいねえ、私がダブリンに戻って以来、一度も太陽を見てませんよ。日本では友人にもともと地黒だったことも手伝ってか「きれいな白い肌になったね」と言われましたが、それって太陽に当たってないだけだい!(そもそも男が「白い肌」とか言われても嬉しくない)。

…この先があるのですが、眠い。寝ます。


日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)


2004年11月17日(水) 今日もまた業務連絡

ほとんどの方はお気づきでないでしょうが、この日記、変わりました。どこが変わったか気がつかれます?多分気がつかれることはないと思いますが、実は上下の広告バナーが消えました。実は、4000円ほど払って有料版に移行したのです。

ウェブ上のサービスに金を払ったのは、多分今回が初めてです。だいたい、情報を公開している側がなんでまた金を払わなければいけないんじゃい…というものすごく不遜な発想で、今まで有料版に移行することをかたくなに拒否し続けていたのですが、ジオシティーズのサーバー移転などにともない画像が表示できないなどの不具合が発生してきた為、今回やむなく有料版への移行を決めたわけです。


で、現在復旧作業を急いでおります。地道な作業で現在、最新の日記から2004年6月までの日記はすべて画像が正しく表示されるようになりました。で、この復旧作業が終わったら、次は、ホムペ本体の大改造に取りかかります。


現状考えているのは、初めて来られた方のための日記のベスト版の製作、過去日記への表紙作成(わかりやすくするため)さらには表紙のリニューアルなどです。ともあれ、地道な作業になりますので、いちおう年内には終わらせる予定ですが、どうなりますやら。


これからもよろしくです。


日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)


2004年11月16日(火) 意外?アイルランドの銀行のカードでお金が降ろせる日本のATM

ただいまです。お疲れです(←自分自身)


日本で言われたこと。


「ほら、よく、海外で大きな事件や事故があった時に『被害者の中に日本人は含まれていませんでした』って言うよね。あれって、日本のマスコミだけじゃあないの?」


違います。他は知りませんが、アイルランドのマスコミも同じことを言います。そう言うと相手は


「でも、イラクで殺された香田さんの事件はアイルランドでも大きく報道されてたでしょ」


されてません。この報道、私が知る限りではほとんどありませんでした。これには相手もびっくりした様子。なんでも日本国内では本当に大きく報道されていた様なので。


これが信じられないという日本にお住まいの方、今日、イラクでアイルランド国籍を持つ女性が殺されましたが御存知でした?…そう、マスコミはやはり自国の国籍を持つ人の報道を重要視するようです。


ちなみにここ最近でアイルランドで大きく報道された日本のニュースはご賢察の通り中越地震です。このニュース、アイルランドでも速報として流れました。ただし、


「東京近郊で大規模な地震が発生した模様」


アイルランドから見ると、新潟は「東京近郊」らしいです。


今回日本に行った理由の一つはクリスマスショッピング。とにもかくにもクリスマス前のダブリン市内には行きたくない。特にクリスマス直前の週末などほとんど年末の上野のアメ横状態になります。そんなわけで、日本で極力買い物を済ませようという考え。


かくして、私がよく行く東京は御徒町の「ディスカウントデパート」多慶屋。ここで、私にとってはかなり清水の舞台から飛び降りたつもりで買い物をしました。で、クレジットカードで払おうとすると…


係:「申し訳ありません。現金のみになります」


あいた!すっかり忘れていた。日本は未だにクレジットカードを受け付けないところが多いんだった。おーい、誰だよ。日本は先進国だとか言ったやつは。クレジットカードで買い物ができない国なんて先進国とは言えないぞ(ホントかよ)。


ともあれ、財布の中のお札を文字通り総動員して、ようやく支払いはできた。…が、財布の中から現金がすべて消えたのは情けない。特に、その日の夜は天王洲アイルで(なぜに天王洲アイル)人と飲む約束をしていたので、やはり現金がいる。そこで私はふと思った。


アイルランドのカードでどうやったら現金を引き出せるんだ?


私のLaser Card(日本的にいえば「デビットカード」)、CirrusについでにMaestroがついてる。ただし、Cirrusが使えるATMって日本じゃ見たことがない。唯一の例外は私の知る限りCitibankのATMくらい。


問題は上野(御徒町)にはCitibankがない。


試しに某都市銀行のATMにカードを突っ込んでみたら…やっぱり動かない。このまま天王洲アイルに現金を持たないまま飲みに行くことはできない、かといって、CitibankのATMのために新宿だか六本木だかまで行っているヒマはない。


私は自棄になって郵便局のATMにカードを突っ込んでみた。動くはずはないと思いつつ。…するとなぜか使えました。ATMのどこにもCirrusが使えるとか書いてないのに。

で、そのまま天王州アイル駅へ。


駅構内に捜し求めていたCitibankのATMがあった


というのはきっと見間違いだと信じていますが。



日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)


2004年11月04日(木) 成田にて

成田の国内線ターミナルのインターネットカフェにおります。生ビールが500円というのは立派にぼったくりですが、しかも1/3が泡。思わず文句を言いそうになったものの、これが日本式だったことを思い出して必死に文句を言うのをやめました。そう、アイルランドのパブのビールはなみなみ注がれているのが当たり前なのです。…ちゅうか、なみなみ注がれてなかったら文句をいいますよ。

日本に帰ってくるたびに不思議な感覚に襲われます。なんと言ったらいいのか、なんか過剰なサービスとかに思い切り疲れてしまう…と言ったら良いのか。いまいちうまい表現が見つかりませんが、なんだか不思議な感じがします。

というわけで、今から福岡まで飛びます。所要時間トータル24時間。…疲れました。


日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)


2004年11月02日(火) 秋休みのお知らせ

作者、秋休みに入らせていただきます(「いつも更新してないくせになんじゃい」というツッコミはご容赦を)。ダブリンに戻ってくるのは11月15日の予定です。行き先ですか?実は、ほとんど誰にも言ってないんですが、…帰省です(「この前行ったばかりやん」というツッコミもご容赦ください)。


それにしても、「日本に行く」つまり、「長距離の旅行をする」ということが、何でもなくなってしまったことに自分で驚いてます。例えば、荷造り15分で終了。さらには、午後3時過ぎのフライトなのに、半日しっかり勤務(間に合うのだろうか)。


あ、「なんで、日本に来るのに私に連絡くれないの!」とお怒りの方、今回は、私、ほとんど誰にも会わない予定です。…ほとんど誰にも連絡していません。のーんびり過ごしたいと思っているので悪く思わないで下さい。


この間も、日本からの更新+ひでかす更新があると思いますのでよろしくです。


では。


日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)




Snigel |MAILアイルランド真実紀行へ掲示板へ