なべて世はこともなし 日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら |アイルランド真実紀行へ
ただいま土曜日の午後10時30分。Snigelは引越しのため仮死状態です。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
前日までの日記で新しい家を見つけるまでのお話をずっと書いてきましたが、まだ話は終わってません。というのも、まだ契約書にサインして鍵をもらうという作業が終わっていないからです。私は法律に詳しいわけではありませんが、たぶんアイルランドでも口約束には何の根拠もないと思います。 おおっ!駐車違反切符だ! 私は素朴に驚いた。家にドロボーが来た時は1時間以上来ないくせに、私が路上駐車を5分するとしっかりチケットを切るのね。 (資料映像。よく見るとこのパトカー駐停車禁止場所に停めてますが) で、ダブリンのシティセンターで車止めをつけられると車止めを外すのに確か70ユーロとか80ユーロ取られる。日本でも駐車違反の反則金は結構安くないはず。日本の場合、反則金のみでなく点数を引かれるのも痛い。幸いアイルランドの場合、駐車違反は点数には影響しない。ただ、罰金はいくらなんだ? そう思い裏を見ると ブッ! 私は思わず吹き出してしまった。 「駐車違反19ユーロ(2500円)」 はいはいはい。喜んで払わせていただきますよ。しかしアイルランド政府さん、この反則金じゃあ犯罪抑止効果にはつながらないと思いますよ。 で、そんなこんなで帰宅。洗濯をすることに。 数年前、うちの洗濯機のドアを開けるハンドルが壊れた。それ以来、ちょっとしたトリックを使ってハンドル無しでドアを開けていたのだが、この度この家から退去するにあたってこのハンドルを直そうということになった。で、修理屋を呼ぶと 修理屋:「ほい。修理完了。100ユーロね」 …それってぼってるんじゃないですか。新品の洗濯機が200ユーロからあるのにたかがハンドルの修理が100ユーロとはあんまりな気がする。考えてみるとケータイのバッテリーのようなもののような気もする。バッテリーを交換するくらいなら新品を買った方がいいというのは事実でして。 ともあれ100ユーロはたいて修理をしたのが2週間前。で、私が洗濯機を使おうとしてハンドルをひねるとなぜか私の手のひらの中に鈍い音とともにハンドルが残る。ん?なぜ? え?また壊れたの? おいこら!たった2週間で壊れるハンドルって何だ! そう思ってハンドルを見るとそのちゃちいことちゃちいこと。100円ライターのプラスチックと強度はどっこいどっこいのような感じ。こんなもんの修理に100ユーロをとるのはあんまりだが、それ以上にこういうナメた製品を市場に出すそのメーカーの根性に恐れ入る。 このぼったくりの修理屋とメーカーの謀略に脱帽した私は、頭に来たので自分で直すことに。と言うのも、前回修理屋が来た時に彼が行っていた言葉が耳に残っていたから。 修理屋:「この部品はメーカーを問わずよく壊れるんだよね。だからこの部品は各社共通になっているやつがあるんだよね。今日はそれを使うからね」 へ?これって、純正品じゃなくても使えるわけ?掃除機の紙パックみたいなものなんだなあ… と私が思ったのを思い出したわけ。それならば自分でパーツを見つけだすことも可能だぞ。と、さっそくGolden Pages(職業別電話帳)でWashing Machine(洗濯機)を引くとWashing Machine Parts(洗濯機部品)のコーナーがしっかりある。たったの数軒しかなかったがいちおうそこの住所を書き留める。 1軒め…ちゃんとパーキングメーターにお金を払って行ってはみたが…ない。店自体6畳くらいの狭いものでまあなくて当然というか、あえて言わせてもらえば「パーツセンター」とか看板を出すなといいたかった。で、2軒め、こちらもちゃんとパーキングメーターにお金を払い行く。 私:「あんただけが希望の星だ。(壊れた部品を見せながら)この部品、ある、よ、ね?」 店員:「あるよ」 といいつつ持ってきてくれた小さな袋には壊れたちゃちいプラスチック部分からバネまで一通り入っていてお値段18ユーロ。いかに100ユーロがぼったくりか分かる。実を言うとインターネットで調べたところではこの部品、イギリスでは5ポンド程度で売られているらしいのだ。…つまり、この店も十分ぼったくってるわけで。 かくしてひでかすと二人で修理。所要20分。ちょっとばねの付け方に悩んだけど大丈夫。次回は修理屋を呼ぶ前に自分たちで努力してみようと思いました。それにしても無駄な金を使ってしまった日でした。はぁ。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
続き物です。(1) (2) (3)(4)をお読みでない方はそちらから。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
続き物です。(1) (2) (3)をお読みでない方はそちらから。 家の中は何の変哲もない4ベッドルーム。特に古くもないかわりきれいと言うわけでもない。キッチンはわりにでかいが殺風景。3年前なら「まだ空いてるの?ここにしよう!」と自分を見失って叫んでいたところだが、だんだん目が肥えてきた私にはどうにも魅力的には映らない。家賃が最初のリフォーム中の家と同じ1400ユーロというのも気に入らない。だったらあっちの家のほうが広そうだし、採光も良さそうだし、ついでに日本でコンビニに行く感覚の距離にスーパーもあるし…いまいちだなあ。 で、この家の致命的な欠陥は表通りに面していること。目の前は信号つきのバスも曲がる交差点。家から徒歩50歩ぐらいでバス停に着くという魅力はあるが、なにせうるさい。で、窓も防音にこだわっているというわけではなくフツーの古そうな窓でうるさいだけでなく冬寒そう。 アイルランドで家や部屋を探す方に私がひとこと助言するとすると、窓をよく見たほうがいいです。一部のアイルランドの家は悲しいくらいに隙間風が入って来ます。今の家も外から見ると結構いい感じの家なのですが、実は隙間風が多い。窓辺に近寄ると窓をしっかり閉めていても風の流れを感じます。…ま平たく言えば冬に暖房が効かないんですわ。まあ風の流れがあるということはガス中毒で死ねないというメリットも確かにありますが。 そして午後7時30分のアポはそこから徒歩2分。車で30秒のところ。 この家、見た瞬間に「いまいちだな」という印象を受ける。
今度は裏通りなので静かなのだが、まず間口が狭い。ということはきっと中も狭いだろうと思いつつ中に入ると…やはり狭い。リビングルームのソファーもソファーではなくアームチェア(肘掛けが木製の椅子。つまりソファーじゃないのねん)。ベッドルームも余り広くなくキッチンが4畳半程度しかなく致命的に狭い。で家賃はやはり1400ユーロ。ここまでそろいも揃って1400ユーロという値段を提示されるとこの辺には「大家組合」だかなんだかがあって、そこで家賃を談合して決めているのではないかという気すらして来る。 ともあれ。この家には、とんでもない特長があった。 庭が広い。 広いなんてもんじゃない。家の床面積の軽く4倍はあるのではないだろうか。 のみならず、ここの大家のじいちゃんがとんでもなくいい人なのだ。なんでもこのスーツに身を包んだじいちゃんいわく、前の住人はフィリピン人の目の前の病院で働く看護婦さんたちだったそうで、彼女たちが「寒い」と文句を言うからとなんと窓枠を全部二重窓に変えたそうな。それからもし私たちが希望すれば階段下の倉庫(ちょうどハリーポッターの最初の映画でハリーが寝ていたあそこ)もトイレに作り替えても構わないという。つまりなんでも喜んでやってくれそうな大家さん。 うーん、家自体にはまったくといっていいほど魅力はないが、広い庭と優しそうな大家さんがそのマイナスポイントを見事なまでに打ち消している。うーん、心が動く。 とか何とか言っているうちに次のアポの時間(午後8時)に。本日最後。で、ここに関しては「ちょっと見てみるだけ」というあまり期待していない状況。なぜならここの家賃、1600ユーロと他のところと比べて200ユーロほど高いのだ。 (続く) 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
詐欺集団による催眠商法なんてのが話題になったことがあります。「何とかセミナー」と称してどこかの会場に被害者を呼び出し、軟禁状態にて商品をしつこく売りつけ、判断能力が弱まった被害者がついと商品を買ってしまうという。 まあここがすごい状態でして。今まさにリフォームの真っ最中。床のカーペットは引っぺがされ、壁という壁は「ペンキ塗りたて」。この状態じゃあ何がなんだか全然分からない。ただ、家自体は大きく、リフォームが済めば住みやすい家になりそうな気配。4ベッドルームで1400ユーロなり。 で、次のアポまで時間があったのでEvening Heraldを買い、電話攻勢。2軒のアポを取る。ここで驚愕の事実発見。結局6軒のアポを取ったのだが、なんと6件中5軒の大家(あるいは不動産屋の担当者)の名前はJohn。誰もかれもみーんなJohn。ケータイが何度も鳴ったが、かかってくる相手みーんなJohn。こうなるともとから人の顔と名前を一致させるのが大の苦手の私。ましてや顔の見えない電話ではどれがどのJohnなんだか全然分からない。ちょっと苦労した。 で、Johnと電話でアポを取る。何度も書くけど、3年前とは全然状況が違う。電話をかける先、どの家もまだ借り手が見つかってない。「借り手市場」とまでは行かずとも、大家と対等に渡り合える状態になっている。別の家に電話するがちょっど話を知っているJohnが不在らしく、折り返し電話の約束。ま、かかってくるわけはないですが。 閑話休題。今度は例のBeaumont Hospitalの隣りにあるBeaumont Woodへ。物件に着くが誰もいない。窓から中を盗み見ると、リビングルームにはコンポなどが置いてあり誰かが住んでいそうな雰囲気。10分ほど待つがだれも来ない。ひでかすがひとこと ひでかす:「あれ、ここ違う通りじゃん」 そう、違う通りの全く関係のない家を4人で敷地に入り込んで中を覗いてました。一歩間違ってたらケーサツ沙汰だったな。 で、このBeaumont Wood。まだ建てられて5年くらいしか経っていない家でして、まずきれい。で、各部屋の大きさは古い家よりやや劣るけど、水まわりが優れている。すなわち、なんとトイレ・シャワーが3つもある。他のところはひとつなのでこの違いは大きい。採光なんかもうまくできてるから住んでいて気分がいい。家賃も1400ユーロと最初の家と同じ。が、ここにはひとつ致命的な欠点があった。 3ベッドルームしかない。 古い家にはリビングルーム以外にReception Roomと言って要するに予備室がある。で、この予備室もベッドすら運び入れれば立派なベッドルームになる。つまり3ベッド+Reception Roomというのは実質4ベッドルームとみなすことができるわけ。かくして3ベッドルームの物件でも実は4ベッドルームに化ける可能性がありだめもとでアポを取ったのだが、この物件の場合Reception Roomがないのでそういう芸当はできず結局ボツ。 なにせこういうBeaumont WoodやCollins Woodなどの新興住宅地に住むのが私たちの夢だったのだ。他の家と比べてみるとよく分かるが新興住宅地は家がきれいなだけではなく周りの雰囲気もいい。「住んでいて楽しく」(ひでかす談)なりそうな家なのだ。かくしてこのBeaumont Woodも私としては気に入っていたのでイコンが残る。 そしてこの日の後半の話は翌日へ続く。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
ドキュメント:ダブリンで新たな家探し(第2日) 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
9/30に現在住む家の契約が切れます。つまり、あと半月。今までやれ仕事が忙しいだの、何だかんだでずっとこの問題を先送りしてきましたが、そろそろ放っておくにも限界のような気がします。かくして本日地元の不動産屋数軒に行ってまいりました。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
部屋の掃除をせっせとしております。で、もうすぐ引っ越さねばならないので久しく放置しておいたベッドの下も掃除することに。すると出てくる出てくるおげれつな本 ええ。靴ですね。靴。その靴が何が問題かというと。 新品。 新品の靴があって何が問題かという方。 私はこの靴の存在を忘れてました。 というのはちょっと正確さにかける表現ですね。実は写真左の靴、夏のバーゲンの時にArnottsで清水の舞台から飛び降りたつもりで買ったんですよ。で、今の靴をもう少し頑張って履いてもう少し経ったら履こうと思ってベッド下に保管。 で、どうも同じことを去年の夏か冬のバーゲンの時にして、右の靴をベッド下に推定一年間(か半年)大事に保管してその存在自体をすっかり忘れ去っていたのです。で、買った靴はそりゃいくら仕事用とはいえ何の変哲もない革靴。どうせ買うなら全然違うタイプの靴にすりゃいいものを。 オレって馬鹿だなあ。 そんなことを感じた秋の気配を感じる午後でした。 で、私がただの馬鹿ではなく究極の馬鹿と思われる理由は 再びこの靴をベッド下にしまいました。 ま、引越しの時に気がつくでしょうが(引っ越した先のベッド下に保管する可能性が高いが)。こうしてClarksの靴がSnigelのベッド下に何足もたまる日もそんなに遠くないと思われます。 ちなみに私、靴に関してはちょっとこだわってまして、買う時はほぼ必ずClarksの靴です。履きやすいし長持ちする。で、日本で聞いて驚いたのですが、このClarksの靴、実は日本ではブランドもん扱いなんですってね。聞いたところ1足2万円するとかしないとか。なるほど、調べてみると、定価で2万円。Yahoo!のオークションでも12800円とか。 そっかー。オレは何気なくブランドものを身につけているのか。 アホな寝言は放置して先を急ぎますが、ともあれ、ダブリンでClarksの専門店で買うと、むろん種類にもよりますがだいたい80-90ユーロくらいです。で、私が買う時はバーゲンの時ですので値段は50-60ユーロ。つまり7000円くらいで買ってるんですよね。ずいぶん得してるんだなあと気がつかされました。 で、いつもClarksの靴を買う時に謎に思うのですが、私の足のサイズはきわめて日本人の平均的に26.5センチです。なのにClarksの靴を買う時はサイズ7、つまり25を買ってぴったしなんですよね。他の靴は25なんてとてもきつくて履けません。原因不明。 でもこの足のサイズ、ずいぶん得をします。というのも、バーゲンが終わる頃に靴屋に行ってもこのサイズ7(25センチ)の靴って結構残ってるんですよね。やっぱり売れ筋はサイズ8とか9前後のようでして。 話は突然さくっと変わります。 金曜日、つまりおととい映画を見てきました。かの「千と千尋の神隠し」を。こちらではなぜかSpirited Awayとかいうタイトルになってますが。金曜日のIFI(いつの間にやらIFCじゃなくなってた)というマニアックな映画ばかりやる映画館。初日、金曜日の夜の上演。映画館は最前列の数列を除いてほぼ満席でしかも映画が終わっても立ちあがらない人多数。観客がすごく満足しているのが手に取るように分かりました。 何だかんだ言って、実は私も初めて見たので感激しました。うーん、感激ってのは正しい言葉じゃないかな。すごく素朴に楽しめたというかわくわくしっぱなしだったというか。ダブリンご在住でまだ見ていないという方はぜひどうぞ。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
冷蔵庫の中が空っぽだったのでTescoに買い物に行きました。出口のところで何やら怪しい雑誌を発見。 CITY ADS FREE MAGAZINE タイトルよりも FREE の文字の方が目立ってます。どうせ中も広告だらけなんだろうと思い(タイトルのまんまですもんね)通り過ぎそうになったが、なぜか気が向いて手に取ってしまった。 うーん。なかなかにして香ばしい広告が揃ってます。例えばドアの広告にとなりにあるもの。 The Viagra Stallions バイアグラの種馬(直訳) なんですかこれは?Full Montyの世界なんですか? そうかと思うと、 Roddy DoyleのThe Van(バリバリのダブが主人公の映画)に出てきたようなオッサンが何を勘違いしたかポーズを決めてるし、なかなかのそこはかとない脱力感を醸し出しております。 で、本日の脱力大賞の紹介です。 なんとなく水着姿のオバサン(とか言うとあんまりかな)が白い水着姿で悩殺ポーズをしようと努力しているようですが ん?脇毛? んなこたあないですね。髪の毛が垂れているだけですね。とはいえ絶妙の場所から絶妙の角度で垂れているので一瞬脇毛かと思ってしまいます。 編集のときに塗りつぶせよ。(←ひでかすのツッコミ) で、このSunbed RentalはEuropean Saftey Standardsに合格している…ん?何か変だぞ。Snigelお得意の誤植? もう一度写真を見ると… Saftey Standards 頼むから気がつけよ。 ただですね、最近のイギリスのどっかの大学の研究によると、英単語の最初と最後の文字さえあっていれば後は順番が間違っていても問題なく読める…らしいんですよ。例えばね… All bdes psas the Eepruon sftaey sartdands (All beds pass the European standards) ね?意外と読めるでしょ?なんでも人間の目って最初と最後の文字を中心に追ってるんだって。 このほかにもツッコミ所満載のCITY~ADSスーパーに行くと置いてあるようなのでおヒマな方はぜひどうぞ。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
昨日の日記の続きです。「タダ」という甘美な響きに騙されて、East Midlandなるmiddle of Nowhereへの航空券を買ったはいいが、そのさきのことを全く考えていない。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
週末、Englandに行ってきました。と言うと、Londonにでも行ってきたのかと思われるでしょうが、人智を超越したアホタレの私はEast Midlandへ行ってきました。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
「仕事の効率を15%上げるするにはどうすればいいか」 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
ごめんなさい。 クイズを企画する なのに! 何ですかこの答えは。 350ユーロ(after8さん) 200ユーロ(めりーさん) 198ユーロ(えむさん) 128ユーロ(nanaさん) ちょいとあんたら、ここやここ(必見)のページを見てみい。盲腸で1週間入院するとニューヨークでは243万円かかるんだぞ!ロンドンですら114万円かかる。そりゃあたしゃ盲腸じゃなかったよ。だけどあたしゃ4日間も入院したんだよ。なのに、1万5000円だの5万円だの、ちょっとあんたら何も分かってないんじゃないの? …言葉づかいが興奮のため汚くなってきたのでちょっとワインでも飲んで落ち着きましょう。 ともあれですね、ちょっとインターネットを検索しただけで、 「海外での医療費はこんなに高い!だからウチの海外傷害保険を!」 というページを見つけることが出来ます。こんなページを見ていたら、確かに保険に入っておかねば…という気分になりますね。 翻って私のケース。「盲腸疑い」で4日間入院。で、これが注目の請求書。あ、すでにVHIが払ったから正しくは「領収書」 ですが。 かくして、after8さんの350ユーロがほぼどんぴしゃの正解。after8さん、今度おごりますね。そう。読者様はちゃんとアイルランドでの入院 費用を見切っていらっしゃったのです。 もう一度おさらいしましょう。ロンドンで盲腸で1週間入院した場合。114万2千円 ダブリンで盲腸疑いで入院した場合 5万円 この差はどこから来るんですか?どこから? この保険を売ろうとしている人たちの肩を持つとこの114万円。まんざら嘘でもないのです。例えばロンドンに日本人向けの医療機関が3つほどありますが、ここ風邪を引いてちょっと医者にかかっただけでも120ポンド(およそ2万円)くらい請求されます。で、イギリスで盲腸にかかった場合の請求書は次のようになると思われます。 まあ114万円は大げさですが、これくらいはかかるでしょう。で、入院費用のもっとも大きなウエイトを占めるのが病室代。たとえばロンドンにSt Mary’s Hospitalという公立病院がありますが、ここにLind Wingという病棟があるのですが、ここの入院費用は一晩あたりおよそ10万円。ヒルトンホテルもびっくり。こんなことに1週間もいれば、そりゃ114万もかかるわな。 日本で言えば、川崎市立病院に盲腸で入院するのと山王病院に入院するのじゃそりゃ費用は違ってくるわな。まあ驚くには値しないけど、保険会社のホムペは「考え得る最大の費用」を紹介していますな。 翻って私の請求書。ツッコミ所満載です。 まず専門医費用。はっきり言うと例のミスターアイルランド。私のベッドサイドに来て二言三言交わしただけで170ユーロ。これってあんまりじゃあないだろうか。ろくずっぽ見てもいないくせに。 反面、4日分のベッドおよび食事が120ユーロというのは安すぎる気がする。4日間病院にいて5万円というのは…安いよなあ。 念のために申し添えますが、私、海外傷害保険が無駄だとはいうつもりはありません。実際何が起こるか分からないし。と同時に、アイルランドで4日間入院して5万円しかかからなかったというのもれっきとした事実です。とどのつまりは「案ずるより産むが易し」ってことなんでしょうね。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝) |