*黎明ノォト*

2006年08月27日(日) 眠気と憧れ


眠たい。

眠りには憧れがあって、

それは幸せと同じこと。


好きなことがある。
好きなものもある。

欲しいものが在る。

そんな事を忘れてまで寝たい時がある。



2006年08月22日(火) 夕立


夏の終わりの夕立は
濃い蜂蜜で味付けた
甘いジンジャー・ティ

ここまで来て
ここからさらって
風の速さで
雲と一緒に




2006年08月20日(日) 結婚のすがた


私の結婚観はとても悪かった。
今も大きくは変わっていない。

それは、まあ……
私の幼少期が、成長期が、
俗に言う、どろどろの、ドラマのような、
けれど現実にはそのあたりで拾えてしまうような、
そんな家庭生活の在り方をしていた訳ではない。

そうではない。
ただ、私は小さい頃にはなんでも考えてしまうこどもだったので、
ありふれた家庭(だと思われる)で、ありそうな悩みやぶつかりのある
ありえる家庭生活の中で、
私は悲観的な考え方をたくさん養ってしまった。

こどもにとって、長じるにつれ「家庭」や「家族」は
とても不可解な場所になる。
物心がつくと、それまで信じていた事がウソだと知る。

私の結婚観はとても悪かった。
それはひとつのかたちだ。きっとそういう結婚がある。
今は、べつの結婚観も信じられるようになった。

*  *  *  *

それはおかしなもので、
心や気持ちを漢字で表現する事が最も似合っていた時期が過ぎ、
ひらがなで表現したい心が現れたのと同時であり、
その同時変化がとても似つかわしいものであった、
という、とても優しい事実だ。

ひとは変わる。
それはやさしいことだと思う。

…………
堕落だと思う瞬間が例えあったとしても。



2006年08月19日(土) 旅人

イモウトは旅人です。

イモウトはいろいろダメなところがありますが、
(彼女に言わせると私は「徹底的に俗物」で問題外)
私は結構、イモウトが好きです。

身近な変わり者には寛容なので。

イモウトは旅人です。
ですから身軽。
あれは、旅人の身軽さだと思います。
物の扱い方がそれなりに丁寧で、けれどふわりと軽い。

今私が憧れるかたちに近いので
まじまじと眺めます。

私がイモウトを真似たとしても、
きっと俗物的なバリエーションと化してしまって
結局身軽ではないでしょう。

旅人には憧れますが、
きっと、なれたとしても晩年、にだと思う。



2006年08月06日(日) しゃかいせいかつ

社会生活に不適合…だと思います。自分の事を。

社会での自分の保身やルール以上に、自分の主観が大事な己。

どうしてこうもヘタレなのか…

それが俗に言う(?)、
「那音サンは他人に興味ないもんなあ」
という同僚の言葉の実質なのか。
(多分そう)


己の発現のひとつ。


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