◆日常
ケロの新学期もようやく1週間。昨夜は疲れ果てて夕飯の途中でぐらぐらして、そのままお風呂パスして寝てしまったが、毎日楽しく過ごしているようでなにより。
同じマンションの奥様に会い、ケロ担任が以前お兄ちゃんの担任だったというので家庭訪問は玄関なのか奥まで入るのか聞いてみた。玄関と聞いてほっ(笑) 「あっせん販売があります」の一言で親を思考停止させる学校のシステムがすごく嫌だったのだが、「ピアニカはあまり種類がないのでどこで買っても学校のものとほぼ一緒、絵の具セットは皆ばらばらよ」というお言葉が同じ奥様から。ピアニカは通常5千円前後の中、楽天でどことも知れないメーカーの1,980円というのを見かけてうーんと思ったが、音が合ってなかったりしたら困るので学校で買うことに。絵の具セットもいろいろ見たものの、ケロが「皆と一緒がいい」というのでこれも学校で買うことに。 ……どうやら思考停止の方が時間も手間もかからないようだ。
◆ウェブ
家人がコーチング研修を受けて勉強になったというので、ネットで捜して簡易判断を試してみた。
http://www.web-labo.jp/other/typecheck.html
私は「サポータータイプ」ということで、以下がその説明。
(ここから引用)サポーターは、俗にいう「いい人」です。このタイプにとって大事なのはなんといっても人間関係です。「ぎすぎすした関係」は、このタイプが最も避けたいものの一つで、とにかく「和」を構築するように行動します。人の視点に立ってものを見るのが得意で、気配り上手。 人を援助することを好み、協力関係を大事にするタイプです。周囲の人の気持ちに敏感で気配りに長けています。一般に人が好きです。自分自身の感情は抑えがちです。また、人から認めてもらいたいという欲求も強いのが特徴。(引用おわり)
わかるわかる、と納得。ちなみに家人はプロモータータイプだった。これもわかるわかる。
◆読書
ぜんぜん記録をつけていなかったので、まとめメモ。もっと読んだ気もするが。
時雨沢恵一「アリソン」「アリソン<2>」
アニメ「アリソンとリリア」でストーリーは知っていたが、読んでみたくなり。アニメの最初のほうはあんまり見てなかったのもあり楽しめた。一応SF設定(大きな大陸がひとつだけという設定や公転周期など)がところどころ現れるが、第一次大戦と第二次大戦の間あたりっぽい世界観。アリソンは軍人で特技は飛行機の操縦、筋肉担当。ヴィルは学生で特技は射撃と一度見聞きしたことは忘れないこと、頭脳担当。いいコンビになってる。 子ども世代の話「リリアとトレイズ」ではリリアの足手まといっぷりがどうも気に障ったが、やはりこちらの二人の方がバランスがいい。
このシリーズはとってもよく人が死ぬ。ここを改変してたからアニメはぬるかったが、原作の方が必然性があるかな……あんまり考えて読む話じゃないけど。
ジョアンナ・リンジー「舞踏会の夜に魅せられ」
現実逃避にはこういう話が一番。華麗なるマロリー一族というシリーズの二作目らしいが、これだけで読めた。王道の誤解とすれ違い、でも惹かれあう男女。スコットランド方言が東北のものに改変されているのだが、英語でもこのような感じになるのかなー。あと追いはぎに遭ったヒロインが「黙って身ぐるみはがれろっていうの?」とヒーローをけしかけて、いざ拳銃を持ってる犯人をまのあたりにしてものすごく後悔するのが可愛かった。
コニー・メイスン「海賊に心奪われて」
前述シリーズの一作目が貸し出し中で、海賊の話が読みたくなってこれを。フィクションをフィクションとして楽しむのはパイレーツ・オブ・カリビアンと同じく。この本でしょっちゅうイギリスとカリブ諸島を往復している気軽さは、現在の飛行機と同じような感覚なのか。難破も遭難も心配じゃないのかしらとこっちが心配になってしまった。
柴田よしき「小袖日記」
十二単の女性が表紙で、どんな風になるのかと思って読んだら源氏物語のパロディだった。ジェンダー問題や様々な見方を含んでて面白かった。夕顔、末摘花、葵、明石、若紫の柴田流解釈というのか。この人の書くお話は弱者やマイノリティへの理解があるので読んでて気持ちがいいけど、男性が読むと不快になるのかな。
◆私信 ケロの入学にご祝辞を下さった皆様、ありがとうございました!
◆日常
金・月と休んで心配しながら会社へ行ったら、「いろいろあったけど何とかはなった。(ぴ)さんがいるとすぐ聞いちゃうから覚えないけど、自分でやると勉強になるわ」と前向きな先輩方。よかったぁ。 仕事は相変わらず忙しいが、忙しいのも残業も2週目なので慣れてきた。
職場で入学式の写真を見せたら同期に「これ(ぴ)さん? なんかちがーう」と言われた。まともに化粧してたからか?(実は卒園式の時の写真を見た某身内が私を指して「これ先生?」と聞いたというネタもあるんだけど、写真の方がいいんだかわるいんだかどっちなんだ、うーん。)
同期で「着物に興味はあるけど自分では着られない」というTさんに、私が自分で着るようになった道程を語ってきた。私より背が高いTさんにはプレタのLサイズが着られると思うので、ポリ着物なら安いし練習になるよと勧め、同居しているお母様(要介護)が着物をお好きだそうなので「自分で着てみてどこがまずいか判定してもらえばいいんだよ」と言ったら乗り気になっていた。 着物の話をするとお母様の目が生き生きするというTさんの話に、自分も着物を着始めたことで身内から思いがけない昔話を色々聞いたことなどを思い、カンバセーションツールとしての着物を思ったり。
休みの間にやろうと思っていたのに他の事をしてしまったりでのびのびになっていた縫い縫い。 今朝ケロを待ち合わせ場所まで見送り、家に帰ってから会社へ行くまでの1時間ちょいで「雑巾2枚・体操着入れ・防災ずきんカバー」が完成。こんなにさくさく縫えるならとっとと手をつければいいのに〜。
あと溜まってる端切れと、某身内に貰ったリバティプリントの30cm角カット詰め合わせで、大きなポケットのついたスカートをざくざく縫わなくてはいけないわ。
この日記ももうすぐ丸9年。(ここ2年ばかしは月記になってるけど。)
◆非日常
ケロ入学式。家人は出向になったばかりで研修が詰まってて不参加で、私だけ列席。 ケロは朝一緒に行く約束をしているご近所友達2人とはクラスが別れたものの、保育園で一番仲良しのHちゃんと同じクラスに。しかし「*ちゃんとは同じクラスになりたくない」と言っていた*ちゃんとも同じクラスに。そういうのって口に出すと神様(か悪魔)が聞いてるんだよねぇ。
(*ちゃんはわりと仕切るタイプで、ケロとHちゃんは*ちゃんに仕切られていることでよく理不尽な思いをするらしい。「*ちゃんが『○○しちゃ駄目』って言っても聞かなければいいんじゃないかなぁ」とアドバイスしたところケロに「だって*ちゃん怒るんだもん! (ケ)ちゃん怒られるの嫌いなの!」という私からは「えーっ!!?」という理由で言うことを聞いてるらしい。無理を通せば道理が引っ込むお年頃なんだなぁ。)
私は念願の着物。思い起こせばケロ三歳の七五三が済んでから「七歳の七五三と卒園式、入学式は着物で!」を目標に着物を着始めたのだったが七歳はケロは写真だけ撮ったけどお参りしてないし(来年満年齢でやるか?)、卒園式は急遽洋服になったので、ようやく念願かなったり。
いちおう2時間前に起床したもののケロに食事させたり準備させたりで、自分の支度はかなりギリギリ。二重太鼓がいんちき(あらかじめお太鼓を作っておいて帯締めでおさえるやりかた)だったけど、なんとか時間内に収まった。
色無地と袋帯は某身内に貰ったもの(帯揚げと帯締めは別の某身内がコーディネートを見立ててくれたもの)で、綸子だからつるつる滑るのを覚悟していたが、地紋がひっかかって思いがけず着易いものだった。ありがたかった。帯揚げがふんわりとならなかったのが心残りだけど、まあ主役はケロなのでこの程度ならよしとする。
◆日常のようで非日常
前述のとおり研修中の家人、ここ数年はありえなかった日曜日の休みがある。(今月限りらしいけど。)そこで今日は花見ドライブに。 花見をして、通りすがりの城址を見学して、お弁当を食べて、たけのことせりを買って、釣りをして帰宅。ケロが小学生になって平日休みに一緒に遊べなくなったこの4月に、貴重な一日となった。 あとね、マルキューのグルテン3っていう練り餌がイチゴフレーバーで、手が魚(の餌)臭くならない画期的なものだった。普通の練り餌の匂いって洗っても洗っても消えないのだけど、イチゴの香りは手についてても平気〜。ミラクル〜(笑)
釣果は家人がウグイ2匹。ケロはブルーギルがいなかったのと羽虫が多くてやる気なしで坊主。私はアタリは来るものの合わせられなくて家人に「あそこ、あの辺にいるの。お願い釣って。」と頼んでギブ。家人ががんばって最後に釣り上げたのは7cmくらいのちびウグイだった。こりゃあ釣れないわ(笑)
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