朝、調子が良かったのでお姉さんパンツで保育園に登園。
…まあ、なかなかうまくはいかないものです。
ずーっと怠けていた読書メモの整理、終了。読んだ順の番号がダブっていることに気づいたけど、他に読んでて書いてない本とかもあるからもういい。とりあえずリンクが切れていなければいい。
家人が日曜日の夜、友人と物々交換でミッフィーグッズを山のように(ぬいぐるみ大中小、キーホルダーたくさん、キラキラ光るマスコットたくさん、デザートカップ5個とジャム壜2個)持って帰ってきた。 ぬいぐるみは洗ってから出すつもりで隠し、マスコットとキーホルダーはジャムの壜につめて置いておいたらケロは大喜びで毎日遊んでいる。ぬいぐるみの方は今日洗濯。うーん、綺麗にはしたけど、やっぱりこれはバザーに出してしまおうかしら。今、家にあるミッフィーのぬいぐるみを妹のように可愛がっているケロに、他のミッフィーは要らないのではないかと思う。誰かが愛情を持ってケロに贈ってくれたものならともかく、クレーンゲームで取って車に置いてあったぬいぐるみのおさがりだしね。(ケロはミッフィーなら幾らあってもいいと思っているんじゃないかという気もするけれど。)
ジョアン・マヌエル・ジズベルト「イスカンダルと伝説の庭園」(2006-136) 徳間書店(1999年12月)
スペインの作家が書いた、中世アラビアの架空の国を舞台にした歴史小説。イスカンダルと聞くと例の星を思い出してしまうと思うけど、アレキサンダーのアラビア語形。 で、この本のイスカンダルは巨大建築を得意とする建築家で、費用を惜しまないスポンサーのもとで素晴らしい建築を作りたいと思っていた人。(おや?キャロルの「犬博物館の外で」とシンクロニシティかしら。)そして素晴らしい庭を造り…。
なかなか楽しく美しいお話だった。
体調悪く、午後は寝て過ごした。夕方起きたらすっきり。
マンションの公園で赤ちゃん連れの隣人達と世間話。
お友達に男児誕生。おめでとう!
宮尾登美子「仁淀川」(2006-134) 新潮文庫(2003年9月)
2000年に刊行された、自伝的小説第4段。壇ふみさんの後書きによると、「嫁入り箪笥のくだりが滑稽じゃなかったか」と宮尾さんは心配して言ったそうだが、仁淀川の流れる夫の故郷に戻ってきて、満州からの引揚にくらべたら何が苦労なものかと思っていた農村の暮らしは、ここに書かれている以上に辛かったのだと思う。ああ恐ろしい。
オーソン・スコット・カード「第七の封印」(2006-135) ハヤカワSF文庫(1993年4月)
カードにしては詰めが甘いが。モルモン教徒であるSF作家のカードという人は、やっぱり神について日々考えているんだろうなと思わせる宗教的テーマを扱っているのだが、「ネシャン・サーガ」みたいな暗喩ではないので作者自身の真摯な考えが伝わって好感が持てる。
神の名の許にあれだけの人が亡くなってきたことを思うと、神様はいてもいいけど宗教なんてなけりゃいいのにと常々思っているけれど、信仰を持つ人々がこれだけ真摯に善について考えていることは凄いと思う。(他人に押し付けなきゃね。)
そうそう。「シャドウ・オブ・ヘゲモン」も読まなくては。
土曜日に買ったメダカ5匹が星に。はやっ。
家人に頼まれて職場まで車で送り、帰りに「そうだ、DVD書込みドライブを買いに行こう」と電気屋さんをハシゴ。東芝のサービスに電話をして有料だったり、訪問日に家で待ってなくちゃいけなかったりする不自由を考え、こんなもので直るならいいやという値段のドライブ(一応バルクじゃなくリテール品)を買って家でDVDレコーダーを分解してドライブ交換。
一部制限があるものの、DVD−R/RWの読み込み時間が早くなって嬉しい。HDDつきのレコーダーとかは次世代DVDの勝ち負けが決まってからでいいや。
これで身内に頼まれてたビデオからDVDへのダビングなども果たせる。
網野善彦「海民と日本社会」(2006-132) 新人物往来社(1998年9月)
講演記録や雑誌に寄稿した文などを集めた本。同じような内容が繰り返し語られているが、その中に色々と知らなかったことがちりばめられているので面白く読んだ。
明治以降の陸路中心の交通では日本海側は交通が不便な土地だと思われるが、近世以前は日本海側の港がある地域は交通の要所として大変栄えていたという指摘で、改めて言われないとついうっかりする思い込みを反省。馬や牛をつかった輸送もある程度道が整備されていなければ難しく、水路でなければ大量輸送はできなかったのだということをつい失念する。イザベラ・バードの「日本奥地紀行」で新潟の町が栄えていたことなど読んでいたのに。
しかし中国の歴史小説を読んでいても、農耕についての記述は多いけど他の食料についての記述はあまりなかったように思う。(鶏を生で食べたとか、もてなしに肉がないので狼と偽って奥さんを…というのはあったけど。)やはり穀類は栄養を取るにも、持ち運びにも、保存にも効率がいい食糧だということだからか、律令制の基だからか。
網野善彦「中世的世界とは何だろうか」(2006-133) 朝日選書(1996年6月)
この本でも海民について書かれている。海民を統べるには船山を押さえて(船を作る材木を押さえて)おいたのではないかというのは面白い。確かに、船を作る技術と材料はどこでも手に入るものではないものね。 それから後醍醐と楠木正成の話は、日本人だけどよく知らないのがお恥ずかしい。もしかして戦後教育では意図的に省かれているのかもしれないけど。
あと職能民と差別、庭と税の話なども興味深かった。子どもの頃、日本の昔話の挿絵が怖かったけど、ああいうものに子どもの頃からもっと親しんでおくと良いかもしれない。
朝9時に某身内から「いつでもいいから取りにいらっしゃい」の電話があり、これは今日来いということだなとケロと電車で出動。
ケロにずーっと前から用意してあったという別の某身内からの贈り物でレゴの赤いバケツ(3歳から7歳向け)を頂戴した。ちょっと早い誕生日プレゼント。でもケロはまだ力も足りず、コツもつかめず、ちょっとブロックを組もうとしては外れるのですぐくじけて「おかあさんやってー」。げろ。私はこの前買ったレゴもケロが遊んでいないのをいいことにこっそり片付けてしまったのだけど。
昼食を用意して貰って「最近あまり食べないのでそんなにたくさん用意して頂かなくても」と言って「じゃあお魚焼きましょうか」まで気を使って貰ったのに、納豆をみたケロは「納豆とごあん食べるー」と納豆ご飯を2杯食べた。他のおかずは私が責任持って食べた。げぷ。
* * *
その他、日記さぼっていた間にあった出来事。 ・金魚がまた星になり、代わりにヒメダカ10匹200円で購入。(飼育用には丈夫なクロメダカかシロメダカと勧めてあったが無視。)
読書
ノエル・ストレスフィールド「ファミリー・シューズ」(2006-129)
バレエ・シューズと関係があるかと思ったが関係なし。中にバレエの才能がある子どもは出てくるが、貧しい牧師の家族が自分達の精一杯で努力して幸せになる話。
ルーマー・ゴッテン「すももの夏」(2006-130)
作者の体験を基にしたお話というが、かなり稀有な体験だったようだ。あとがきにその体験が書いてあるが、小説より奇なり。 小説の方もルーマー・ゴッテンらしく、切なく意地悪く美しく描かれている。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔法使いハウルと火の悪魔」(2006-131)
これも映画の方を見る予定はないけれど。本として読むととっても面白いお話。DWJらしく主人公は意地悪だったり見栄っ張りだったりして、どたばたして、最後はハッピーエンド。読者をイライラさせるキャラクター設定をしながらひっぱるって筆力だと思う。
朝から買い物にケロとぐるぐる。某身内から株主優待券をもらっていたのでミスタードーナツでドーナツを食べた。ケロに「ピンクのにする?」と砂糖衣のかかったドーナツを指すと「すっぱいから(甘いからの間違い)いらなーい」と言うので「普通のにする?」とオールドファッションを注文。するとケロは席で一口かじり「おかあさん、ふつうのどーなつ、かたーい」。あははは。
私は無心にドーナツを食べる子どもを見ながらスタインベック「怒りの葡萄」を思い出して「元々ドーナツとかクッキーは保存食だったんだよな」と飢えに苦しみながら職を求めて移動していたアメリカ南部の貧しい白人のことと、宮尾登美子の満州引揚のことなど、消化の悪いことを色々考えていた。
ダイソーで六角レンチを買ったので、ケロの子ども椅子の調整。だいぶ足が伸びてきたので足のせ台を2段下ろし、自分で上る時のために一番下に足した板を外した。
朝、元同僚Aさんからメールがきてランチの約束。図書館に行く予定があったので結局朝から図書館、ランチで外出、ランチ後に図書館に戻って、1日図書館にお篭り。
元同僚Aさん、またまたダウナーだったのでチアアップしてみたが、私が既に辞めているのでちょっと効果が薄かったかもしれない。
私は図書館でウィロビー・チェースのおおかみ、バターシー城の悪者たち、ナンタケットの夜鳥、ぬすまれた湖とかっこうの木の途中まで一気に再読。忘れてる箇所がけっこうあった。グリーンノウも再読しないとな。(この辺は私の中で同じグループ。)
予報では天気が危ぶまれたが、ケロに家人が「お父さんと海行こうか?」と言うと「うみぃ?」とハートマーク付で飛び上がったのでまたまた海行き。
「これは海のとき履くんだよ」とプール用のオムツを出してきて、ミッフィーのボート型浮き輪を持って、玄関に座って「お父さん、お母さん、いくよーっ」とものすごく張り切っていた。そんなにすぐ支度できませんってば。 といいつつ、我が家は綿密な準備より迅速な行動を良しとする方なので、適当に荷物を詰めてすぐ出発。
今回は日影さんも持参したし、海行こうと言ってもケロは文句も言わずに抱っこされて行き、海に少し入ると「もう乗る」とボート浮き輪に乗って足をぱちゃぱちゃして、かなり積極的。 がしかし。また私と家人が相次いでクラゲらしき痛みに襲われるとケロも恐怖がよみがえったらしく「こわいー」「おうちかえるー」と泣きが入った。 しばらく砂遊びをさせて、家人がもう一度泳いで、1時間くらいで撤収。
朝からQの嫌がらせ。嫌がらせではなく不安が高じてのことだと説明してあるサイトがあるが、人間の目から見ると嫌がらせ以外の何ものでもない。(それに猫は嫌がらせをする位の知能あると思うんだ。)
先日、某身内から布地3m×2種類を貰い「昔(某有名洋服屋)さんから貰った中でいい生地だけ取っておいた。柄が大小のお揃いなのでケロと(ぴ)の服をお揃いで作ったらどうか。」と言われたので、何を作ろうか考えて手持ちの洋裁本をひっくり返してみた。 が、素材がいい(おそらくイタリア製)とはいえ黄色地にピンクと紫とターコイズの大きなメガネ柄のコットンで何を作ればいいんでしょうか…。何でわざわざ手間暇かけて自分の好みじゃない服を作らなくちゃいけないんだ。おまけに今ピンク星人のケロはピンク以外の服は着たがらないし、頭が痛い。 お揃いでパジャマでも作るか(これもケロが着ないかも)、そーっと保育園の昼寝布団サイズにしてバザーに出すというのが実は一番の活用法かもしれない。
ちょっと裁縫すると聞くと皆が布地をくれようとするんだけれど、昭和の人は布類が捨てられなくてストックがたくさんあるらしい。
治ったと言っていた盲腸疑惑の右下腹痛、実はまたぶりかえしてきた。ので「きよ(今日)なに(どこ)いくの?」というケロに「お母さんのおいしゃさんもしもし行こう」と言ってケロ行きつけの小児科へ。だって開業したばかりの最寄の内科医より、おじいちゃん小児科医の先生の方が盲腸の症例詳しそうなんだもん。 ケロは行きつけのお医者さんだしおとなしく座って待ち、私はあちこち押されたり片足けんけんをしたりして「十中八九盲腸じゃないでしょう」という診断をしてもらい一安心。「しかし痛いということはどこかに炎症が起きてる可能性があるので」と安静を言いつかり消炎剤と抗生剤を処方してもらった。
* * *
夏の間サンダルばかり履いていたケロがこの前運動靴を履いたら、軒並み小さくなってた。ということで今日はケロの靴ばかり4足購入。3足はケロの希望でピンクの運動靴ばかり、1足は拝み倒してバタ足で抵抗するケロの足に履かせたワラビー型。しかしサイズ15cmからはデザインもお値段も赤ちゃんじゃないので万札が飛んだっす。
セール期間中なのでその他にもケロのパンツ2本、ベスト1枚と、自分のTシャツも購入。(自分のは毎年サイズが変わらないからな。)
保育園、ケロは今日も張り切って30分早く登園。私は図書館の開館を待って図書館へ。児童書コーナーで座って1冊読了。
その後、外で昼を食べた後から「そういえば某身内に布地をいっぱい貰ったんだった」と裁縫本を借りにまた図書館へ舞い戻り。ケロのお姫様ドレスの作り方も色々見たけど、実用性に傾くか、コスチュームとして思いっきりフリフリにするか、まだ心が決まらない。この前GAP KIDSで見たワンピースの、裏地にチュールをつけてスカートをふくらませるアイデアは頂きっ、と思っているんだけど。通りすがりのラブ&ベリーが着てた3段フリルの縁に白レースのドレスっていうのも(ゴテゴテするけど)ケロは喜ぶかもしれない。うーん。
ノエル・ストレトフィールド「バレエ・シューズ」(2006-127)
昔読んだ本だと思ったら違った。(ルーマー・ゴッテン「トウシューズ」と混同。)ロンドンのクロムウェル・ロードにある大きな家で化石を集めるガムが、化石の代わりに次々と収集してきたのが赤ちゃん。ということで3姉妹となった赤ちゃん達が、フォッシル(化石)という苗字を名乗って自分達の名を歴史に残そうと奮闘。 バレエはお金もかかるけど、この前読んだルーマー・ゴッテンの「バレエ・ダンサー」でもこの本でも、役がつけば12歳から(この本当時?)お給料が支払われて労働として認められるというのがみそ。家族のために働く姉妹達なのでした。 原作者は貧しい牧師の娘として苦労してきたらしいので、一部は自分がこうやって家族を支えたかったという願望なのかもしれないが、昇華されたこの作品は楽しいものになっている。ネズビットの「宝さがしの子供たち」もそうだけど、イギリス児童文学では「貧乏」「自活」がうまく扱われているなぁと感心。 あと、オーディションに備えて毎回絹布を何ヤールも買ってきてドレスを仕立てるところは胸躍った。
フリッツ・ライバー「妻という名の魔女たち」(2006-128)
Y/Gさんお勧めのFT。主人公の揺れ動く気持ちが、「隣のアボリジニ」のエピソード同様のゆらぎで読ませる。私はうといけど、魔法を使っているかどうかはともかくとしても妻たちが何かしているのは一部の社会では間違いないんだが。
ゲド戦記の映画について、ル・グィンが自サイトで語ってます。 http://www.ursulakleguin.com/GedoSenkiResponse.html (*翻訳引用*はリンク張らないけどこちら http://abnormal.sakura.ne.jp/index.php?itemid=952 )
原作者としては言いたい気持ちもあるんだろうけど、ビジネスとして映画化を了承して、出来上がりを見た後でこういう発言はちょっとジブリの方も可哀想かも。契約違反であるならばきちんと契約上の問題としてやるべきだろうし。 上橋菜穂子さんが自著の別メディア化について非公式ファンサイトでコメントをしているけれど( http://www.ne.jp/asahi/yumi/koubou/moribito/m_top.htm 等)こっちの方が潔いなぁと思ってしまった。
まあゲド戦記の映画は元々見るつもりないからいいけどさ。私の驚きは、ル・グィンが「友達のヴォンダ・N・マッキンタイアに『となりのトトロ』を見せてもらった」っていうところだな。(友達だったんか、というところね。)
* * *
ケロ、久しぶりの保育園に張り切って朝7時位から「じゃあ保育園行こうか」とやる気満々だったので、普段より1時間近く前に(自転車だとすぐ着くから)歩いて登園。まだ皆来てなかった(時間外で別の部屋にいた)けど、嬉しくて仕方ないみたいだった。
朝起きたら、盲腸疑惑の右下腹部痛が治っていた。やったー。
家人の床屋さんへお付き合い。閉まっていたらそのまま皆ででかけるつもりが、開いていたので私とケロだけ本屋さんへ。木でできた、猫の着せ替えパズルをケロのために購入。この夏休みはいろんなもの買ってもらえてよかったな、ケロ。
その後、家人の探し物や私の探し物であちこち店をハシゴして、ケロと昼寝してたら家人がいなかった。携帯にかけるとバイクの修理中だったが戻っては来ず、ようやく暗くなってから夕飯の支度をしてたら戻ってきた。
キャンプに行く予定が天候と体調不良により果たせなかったが、一応2日だけ夏休みらしい外出もしてお盆休み終了。
ジョナサン・キャロル「犬博物館の外で」(2006-125)
「月の骨」から始まるシリーズ第4作。第2作と第3作の間くらいの時系列。嫌いじゃない話だが段々キリスト教的になってきてキリスト教文化で育っていない私にはやや違和感。異教徒的なペプシのいた世界にはもう触れないのかな。
ジョナサン・キャロル「天使の牙から」(2006-126)
上記続編の第5作。キャロルらしい素晴らしい輝きと幸せと不幸のジェットコースターに翻弄され、でも結末は好きだ。
終戦記念日。TVで日本では国のために戦争に行くかという問いへの「はい」の回答が約15%だと話していたが、国のために戦争に行かない人がたくさんいる戦後の反戦教育は正しいと思う。
ケロが出かけたがっていたので外出。昨日で懲りたので来年用にセパレートのケロ水着を購入。家人がケロにおかあさんといっしょの「むかしの町でポンチャラリン!」というドラマ仕立ての特番総集編DVDを購入。夕方ブックオフへ行き、ケロに「おしゃれキャット」のビデオも購入。「めめちゃんのタオルのにゃーにゃーしゃん」→「ノートのにゃーにゃーしゃん」がとうとうマリーという名前だとケロにも分かったらしい。ノートを持ってきて「おんなじー」と喜んでいた。
明日近所の病院が開くので、病院へ行くつもりで就寝。
昨日からの胃痛が治まらず「ケロとどこか行ってこようか?」の親切な申し出もあったが家人も胃痛だと言うので我慢してケロとプールに同行。家人は12日夕方までツーリングに出かけていたので、一緒に食べた12日の夕飯で食中毒疑惑も。
プールへの道は大渋滞をしていて、あきらめかけたが、帰り道の駐車場が空いていたのでそこへ車を停めて、歩いてプールへ。(通な客はキャリーカートに荷物一式積んで駐車場からひっぱっていた。)立錐の余地もないような人出に逃げ帰りたくなったが、子どものためと思えば我慢できるのってすごいわね。
ロッカーが一杯だったので私は荷物番。家人とケロは子ども用の水深50センチ位のプールで遊んで大喜び。「(ぴ)も行ってきなよ」と言われてケロと連れ立ってプールサイドへ行くと休憩時間。ぶぶー。 そろそろ休憩が終わるところでケロが「**出てくる」と申告。トイレはどこも並んでいたので荷物を置いた場所に戻って水着を脱がせてオムツをはかせ一安心。ふぅ。(実際には早期申告でその後も無事だったことをケロの名誉のために書いておく。)
ケロは通りすがりに「にゃーにゃーさん、プールいったのよ」「おはなさん、プールいったのよ」と皆にプール自慢。昨日ケロが箱入りすぎるとI君に心配された(批判された?)けど、いいじゃないの、人生の一時期くらいちょっと阿呆でも。
* * *
取りにくるように言われていたものがあったので、その足で某身内宅を訪問。ケロは公園で三輪車に乗って、サッカーボール柄に蚊にさされまくり。 古い絵本をたくさんもらい、ケロの絵本所有は3桁を超えた。時代を反映して、機関車が引退する話とか廃線になる話とか、月世界の話など。恐竜の絵本は怖いだろうと外してあったが、好きだと言ったら出してきてくれ、ケロは大喜びで見ていた。
最近のケロの好きなものは自己申告によると「ピンクとー、うちゃちゃんとー、きょうりゅうとー、チリーランド(ディズニーランド)とー、こわき」だそう。 あれこれ質問しているのだが「こわき」だけ何のことだか分からない。(イントネーションは「おばけ」に近い。)
* * *
夕方になると胃痛が右下腹部の痛みになり、(先に胃痛が治った)家人に「盲腸じゃないの?」と脅される。家族全員盲腸の経験がないマイ実家、私に限って盲腸なんかになるものですかっ、と根拠のなくもない強気(虫垂炎の疑いがある場合、家族の病歴についても聞かれるらしい)で反論しつつも、虫垂炎の症状&最寄の内科の休診日を調べたり。 「子どもが小さいんで入院したくありません、薬で散らして下さい」と頼もうと思いつつもお盆で混んでいそうな総合病院で1日潰すのが嫌で、近所の個人病院の診療日に合わせて行こうかと都合のいいことを考えてまた先送り。
朝7時半に迎えが来て、家人の友人I君とご子息T君と釣りに行った。(T君の下のY君も来る予定だったが椅子から落ちて腕を折り不参加。)
ケロとT君は用意のライフジャケットを着て、釣り場を2箇所ハシゴ。今回はT君に初めての釣りを体験させてあげるというのがメインだったので、ケロは持参の砂場セットで遊んだり、びくを水に沈めて「おあかなーっ、きてー」と魚に叫んだり、浅瀬を長靴で歩いたり、川遊びに終始。
T君はブルーギルを沢山釣り上げた後、最後の最後にヘラブナを釣って「僕が一番上手い」と若者ならではの大胆さで言い放っていた。
私は胃痛で空腹満腹にかかわらずきりきりきり。帰宅後に胃薬を飲むも、飲んで15分くらいしか効果が続かず。
何気なく雷の鳴る中でPCを開けていたら、突然電源が落ちた。UPSが止まってる…どうやらサージを吸収したはいいが、バックアップのバッテリの方が寿命だったようだ。バッテリ交換して使うべきか、サージ保護のタップと入れ替えるだけにするか。
以下、強制バトン。拾うつもりの方だけ反転してどぞー。
□■ルール■□ 私の日記覗いたあなた! そう、そこのあなたよ! 逃げてもだめなのね。このバトンは絶対ですからねー。 見た人は絶対やること!絶対だから!嘘つきは駄目! 足跡残ります。
ルール 経験したことあるものには○、無いものには×をつける
入院・・・○ 3歳の時(記憶にない)と出産 手術・・・○ 3歳の時(記憶にない) 骨折・・・× 献血・・・○ 大好きだったけどイギリス滞在でできなくなった 失神・・・× しゃぶしゃぶ・・・○ エスカルゴ・・・○ 万引き・・・○ 故意ではないが社会科見学途中のみやげ物屋で支払いを忘れて店を出た/何せ買い物してないので店の連絡先が分からずそのままばっくれ 補導・・・× 女を殴る・・・○ 子どもの頃 男を殴る・・・○ 子どもの頃と大人の頃 就職・・・○ 何度か 退職・・・○ 何度か アルバイト・・・○ 学生時代と知人からの頼まれ仕事 海外旅行・・・○ あちこち もっと行きたい ギター・・・× ピアノ・・・○ 10数年習った割に筋が良くなかった バイオリン・・・× メガネ・・・× 使い捨てコンタクトは経験 オペラ鑑賞・・・△ ガラ公演のみ テレビ出演・・・△ 高校生クイズの西武球場とかスタジオの観客とか パチンコ・・・○ 一度だけ/打ち止め 競馬・・・× 合コン・・・○ 本気じゃない奴 北海道・・・○ 飛行機 沖縄・・・○ 飛行機 四国・・・○ 電車とバイク(橋)と車(フェリー) 大阪・・・○ 夜行バスと飛行機 名古屋・・・○ 新幹線 エスカレーターを逆走・・・○ 最近ではケロが乗り遅れて フルマラソン・・・× 自動車の運転・・・○ MT車手動チョーク付可 10kg以上減量・・・× 交通事故・・・○ 車対車、車対バイク 電車とホームの隙間に落ちる・・・× 1万円以上拾う・・・○ 複数回 1万円以上落とす・・・○ 複数回 総額50万近いかもしれない 徹夜で並ぶ・・・× ピアス・・・× 50万以上の物を買う・・・○ 車と指輪 ラブレターをもらう・・・○ えへ 幽体離脱・・・× 先生に殴られる・・・× 徒競走で1位・・・× 最高で3位くらい 妊婦に席を譲る・・・○ 他人の子供を叱る・・・○ 独身の頃から 20過ぎてシラフで転ぶ・・・○ え?普通の人は転ばないんですか? 同棲・・・× ストリート誌に載る・・・× 2m以上の高さから落ちる・・・△ 水泳の飛び込み台 学級委員長・・・△ ジェンダーな副委員長 恋人が外国人・・・× 刺青・・・× ナンパする・・・× 逆ナンパされる・・・○ ディズニーランド・・・○ そういえばアメリカの奴も 異性に告白・・・○ 同性から告白される・・・△ 好意を告白されたが恋愛感情だったのか不明 中退・・・× 留年・・・× 浪人・・・× 喫煙・・・× 禁煙・・・× 酔って記憶をなくす・・・○ えへ 飲酒運転・・・△ 酒気帯びはあったかも 保証人・・・○ 幽霊を見る・・・× 食中毒・・・○ 無言電話・・・○ 故意ではないが携帯でときどき ピンポンダッシュ・・・○ 多分やった
ケロが長靴が汚いと苦情を言うので「激落ちパパ」で磨いたら自転車のチェーングリスがついたところも綺麗になった。うれしい。
最近きーきー叫ぶと思ったら保育園のお友達もやってた。流行か。
神林長平「グッドラック−戦闘妖精・雪風」(2006-124)
前作の最後でジャムの新しい戦略が明らかになったが、その続き。何だかクールな前作に比べるとプレデター2の如くハートウォーミングになってしまったが、雪風と零がお互いに兵器としての信頼を持つところは微笑ましかった。
朝、会社へいく家人を送っていきながらFさんの日記に出てきたカワサキのER650の話をしたら「あれ欲しいんだー」という話から、パラレルツインの振動は心臓の鼓動に似て心地よいという話を熱く語られる。私は2気筒のバイクは後ろに乗ったことしかないんだけど、確かに気持ちよかった。いや自分で乗るのは単気筒が好きなんだけれど。
夕方ケロと図書館へ。児童書のコーナーは早仕舞でどうしようかと思ったが、特別企画の展示に絵本があったのでごまかしてそれを借りて帰る。
夜、上橋菜穂子「虚空の旅人」「滄海の旅人」再読。はあー、続き出ないかな、と公式ファンサイトを見に行ったら、色々発覚。 1)精霊の守り人、ラジオドラマ、実写映画、TVアニメ化 2)天と地の守り人3部作、今秋から順次刊行。 (刊行が遅れたのは挿絵の二木さんがゲド戦記の方で忙しかったから)
そして守り人シリーズはこれで完結するとのこと。楽しみだ。この前からまとめてシリーズ読み返していたけど、タイミング的には間に合ったというところか。
台風。野菜などたくさん買い込んだら進路がそれたらしく、夕方には雨も止んだ。
大長編のオンライン小説を再読したら、案の定はまってPCの前から動けず。読み返してみると伏線があちこちに張ってあって、よくできてる。オンライン小説には点が甘くなるのが常だけど(こっちは無料で読ませて頂いている身、作家に印税を払っている訳ではない)、この作家さん独自の世界観っていうか考え方が全ての作品に共通していてすごいと思う。
今日の夢はSちゃんともう一人誰か友達と一緒に、広くてカウンター式のカフェでシャンパンブランチを食べていた。大学の近くの下宿屋(架空の設定)が出てきた。あとは忘れた。
* * *
DVDレコーダーについて調査。HDD付のものも安ければ3万台からあるんだけど、デジタル放送になると何やら形式がまた変わるらしい。記録媒体もまだ勝ち負けが決まっていないらしい。 更に、今家にある機種はDVD−RAMドライブの不良があったらしく、補償期限外でも初回無料修理なんて話をgoogle君が教えてくれた。
ので、1)東芝に修理が無料でできるのか聞いてみる 2)有料の場合、バルクのドライブを買ってきて換装を試みる(もし失敗しても私のPCはDVD−RAMドライブがついてないからそっちに流用できる) の順番で修理して使う方針決定。
* * *
面白いFTが読みたいと暴れていたら紹介してもらった。持つべきものは本仲間。(でも完結してない本は続きが読みたくてやっぱり暴れてしまうので完結してから読むことにします。)
* * *
昨日の読書。
神林長平「戦闘妖精・雪風<改>」(2006-123)
ずっと手にとっては読まなかった本。日本のSFは星新一と火浦功と高千穂遥以外読んでいなかったので、神林作品は友達が貸してくれた敵は海賊(猫SFの括りで貸してくれたのだ)以外はアンソロジーで読んだりしてない限り未読なんじゃないかな。 先日「日本沈没第二部」が刊行された話で「そういえば私は原作読んでないなー」と思いつき、日本のSFに手が出たような気がする。そういえば筒井康隆の「日本以外全部沈没」も映画化されるそうですね。くっだらねー(笑)
んで、面白かったので続編もリクエスト。
溜めた日記を埋めたけど、色々書き忘れがありそうだ。読書メモの書き忘れは以下。
柴田よしき「月神(ダイアナ)の浅き夢」(2006-119)
ようやく緑子シリーズも読了。絡んだ人間関係はそれほどほどけていないが、話としては一応完結なのかな。続編が出る様子もないし。
ラルフ・イーザウ「ネシャン・サーガ1〜3 ヨナタンと伝説の杖・第七代裁き司の謎・裁き司最後の戦い」(2006-120〜2)
私の好みからするとあまりにキリスト教的すぎて、RPGっぽすぎて、長いお話であるのは楽しみだったのだけど、心ゆさぶられるというほどではなかった。主人公を含めた男の子達のかけあい部分は面白かったけど。
ハリポタブームのおかげで長いFTが沢山出版されたけど、面白いのはどれだーっ。うわーん、ひっくり返るくらい面白い本が、明け方まで手放せない本が読みたいよーっ。
* * *
退職にコメントを頂いた皆様、ありがとうございました。次の仕事は更に近くで見つかるといいなぁ…(甘すぎ)。
Y/Gさんの日記に私信。DVD見られて良かったです〜お暇な時にでもご覧下さい。DVDプレーヤーを買いたくない気持ちは分からなくもないです。私はPCでできることを何故わざわざ家電でやらなくちゃいけないんだという気持ちでHDDレコーダーが買えないので。(と言いつつDVDレコーダーが壊れたので買うことになりそう。)
Fさんの日記の感想を書こうと思ったけど、今バイクに乗ってないので控えます。またバイクに乗ってから語ります。(いやバイクは語るもんじゃなくて乗るもんなんだけど。)
朝、家人を会社まで送って戻るとケロがまた「お買い物行こうか」と言い出したので「じゃあコンビニまでね」と自転車に乗り換え、公園経由で買い物に。日曜朝9時の公園には犬の散歩の人しかいなかった。
この前TVで見てからケロは「木登りしたーい」と言っていたのだが、ここの公園の木は登れず。ケロが上るんじゃ余程下に枝が出てる木じゃないと無理だよな。ところで今って公園の木って木登りして良いんだったっけ。何となく駄目なような気がするけど…。
家でケロが「恐竜さん見たい」と言い出したのでDVD−Rに撮った奴をファイナライズしようと思ったら、ERR−14という表示が出てしまった。google君によるとディスク不良のエラーコードらしい。ぐうう。しばらく前から異音がするのを放置していた私が悪いのか…。修理代払うくらいなら読み込みの遅いこのDVDレコーダーは(どうせ貰い物だし)処分した方がお得だけど、ファイナライズしてない撮りっぱなしのDVDをどうしよう。
夜、どこかの花火の音にケロが「ごろごろぴかー来た」と言うので「花火だよ」とスクリーンを開けて見せると「くろのからめしようかなー」と言うので黒いカメラを渡すとぱちぱち撮っていた(フィルムは入っていない)。
そういえば(居住地域をぼかすため)日付は書かないが、先日近くの花火大会にケロと浴衣を着て行ってきた。私は部屋着にしていたよれた浴衣で美しい着姿とは程遠かったが、ケロの金魚の浴衣は見知らぬ人の心を撃ったらしく「かわいいわねー」と大人気だった。うっふっふ。あの寸足らずの体形に浴衣が可愛いのよね。 怖がるかと思ったのに「帰る?」と聞いても「みる」と言ってじーっと空を見上げる不安気な顔がたまらなく愛らしかった。光るヨーヨーを買って、家に帰ってからようやく「楽しかった」と元気を取り戻していた。
前夜、先週金魚すくいで貰った金魚が星に。
朝ケロが「きんぎょしゃんはー?」と聞くので「死んじゃった」と答えたら「そっか、じゃあまたもらってこよう」と割とあっさりとひきさがった。
ケロが自分のピンクのハーフパンツを探し回り、洗濯中と分かると「ピンクのおズボンふたーちゅ買いに行こう」と言い出した。他のズボンがくたびれてきたのもあるので賛成し、二人で買い物に。首尾よくピンクのズボン(ケロ要望で2本)と、白い長袖ポロシャツ、ピンクのスモッキング刺繍の半袖Tシャツとケロの服ばかりあれこれ買い込み、帰ろうとすると「じゃあお花貰って帰ろうか」とケロが言うのが聞こえ、「お花?」「おあかな(魚)」
おお、君は朝の出来事と先週の出来事を覚えていたのだね。
「今日はお魚貰えないのよー」と言うとかなりしょんぼりしていたので、金魚がいなくなってしまったことは彼女なりに寂しい出来事だったらしいと悟り、「金魚くださいなしよう」とペットショップへ行き、餌金を1匹購入。(30円だった。)金魚すくいの金魚と餌金じゃ、どっちも健康状態は似たりよったりだと思うけど、今度は長生きしますように。ぽんぽん。
しまった、今週もまた読書でのらくら過ごしてしまった…。
図書館で守り人シリーズ、「闇の守り人」「夢の守り人」「神の守り人」を再読。楽しかった。旅人シリーズもあれば読んだのだけど、書棚になかったの。
末吉暁子「地と潮の王」(2006-118)
たまたまFTっぽい題名に惹かれて借りたら一般書コーナーにあったけど児童書だったらしい。古代日本を舞台にした色々な伝説を下敷きにしたお話。まぁまぁ面白かった。この手の話を最近読みすぎているせいかもしれないし、神話民話を下敷きにした話だからオリジナリティはそれほどなくなるかもしれないが…なんだろう、話の必然性?キャラクターの個性?何かが足りない。
家人に頼まれた買い物をし、商品券が余っていたので帰りに本屋さんでケロの絵本「かばくんのあめふりさんぽ」を購入。
ブックオフへ行き、指輪物語の新版文庫が山のように100円コーナーにあったので2巻以降全部購入。(実は新刊で出た時にも一度全部買って読んで処分してるんだが。)ああーツバメ号とアマゾン号も映画になって文庫にならないかしらー、駄目だろうなー。CG要らないし帝国主義臭いし引用が多くて読者に予備知識を必要とするし。
図書館へ。
上橋菜穂子「精霊の守り人」を再読。初読では違和感があった固有名詞なども、馴染んでしまって懐かしくなっていた。また再読しようかな。児童書コーナーへ行くと、子どもの頃読みたかった本、子どもの頃読んだ本、今読みたい本など入り混じって何から手をつけていいか分からなくなる。端からざーっと読んでいく手もあるんだが。
ルーマー・ゴッテン「台所のマリアさま」(2006-117)
何が起きるか書いてしまうとネタばれなので、周辺。ロンドン在住の家族の話で、自然史博物館が好きな少年が大英博物館へ行くのにバス代がいくらかかるか悩んだり、お茶の時間に遅れないように言われたりするのがとってもイギリス児童文学っぽくて良かった。そして博物館・美術館の入館料を無料にするのは子どもには良いことだと思った。(大人も無料は嬉しいけどね、子どもの頃、時間があるうちに興味のある物事に何度でも触れることができるって羨ましいわ。)
暑中見舞い作成を頼まれて夜中過ぎまで作業。
しかし、つい合間にソリティアをしてしまった。いかん。
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