いいことあった
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2005年04月30日(土) 猛暑再び?>「世界的に高温」NASA予測

(毎日新聞社)
インドの寺院 莫大な食料調達はショッピングサイトで
イラク少女の治療費 米国大使館に請求 ベルギー
サッカー=W杯予選の北朝鮮―日本戦、第三国開催が決定 (ロイター)
為替介入は不正な輸出補助=米政府・議会に対策要請
豊かなベトナム建設訴え 戦争終結30年で式典 (共同通信)

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某身内宅に電話をし、ケロと訪問することにした。一度雪の予報で私がキャンセル、その後先方のインフルエンザでのびのびになっていたもの。
某身内宅から用事に付き合って出かけ、ホテルのロビー、オープンカフェ、休日のオフィスビルのロビーで、それぞれケロを放牧。ケロは私には叱られるので甘えず、かわりに某身内Aを大大大好きになってしまい、車の中でも横に某身内Aが座らないと泣き出す始末。某身内Aが喜んでたからいいけど、私は気づかれもしてへとへと。

駐車料金のサービスもあったので花屋でアレンジメントを作ってもらい、某身内Aに渡した。某身内宅に着いたところで上がらずにそのまま帰ることにした。「また来てね」とうっすら涙ぐむ某身内に、帰りの車の中で「あと百回会うのはひょっとして無理かも」とまた思う。月1回でも8年は長いよね。まぁ年に1回も逢わない大切な友人達にもあと百回会う前に人生終わっちゃうことは分かってるんだが。

帰りに(今日は迎えにいかなくてよかった)家人職場へ寄り、家人の荷物を車に積んで帰宅。後から家人も帰宅。



2005年04月29日(金) 7葉のクローバー、見ぃ〜つけたぁ〜 茨城

尼崎脱線事故>救命・救助活動で「トリアージ」実施
 #医師が圧倒的に足りない現場では辛い作業だと思うが、
  この記事を読む限りでは不幸中の幸いという感じだった。
真夏日>静岡市で4月最高の33.3度を記録 (毎日新聞社)
北京デモを違法と初認定=市当局、暴力行為は認めず
中台関係改善で一致=60年ぶり国共トップ会談 (共同通信)
米スペースシャトル、打ち上げ再開延期へ=関係筋 (ロイター)

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ケロ、私の手作りボールを「床に置いて、距離を測って、蹴る」というのに嵌って延々やっていた。プラステンもどきも、先日他のものを修理する時にケロが全部抜いてしまった棒を入れなおしたらちゃんと遊んでいる。ボール落としも一人で遊べるようになった。
ふふふふふ。手作り好きとも違うんだけど、作ったもので遊んでくれると嬉しいよね。また何か作ろうかと思っちゃう。

夜TVでキリンの赤ちゃん(生後4ヶ月)を見た。まだたてがみが短いの、可愛い。

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「もう奴は死んだから大丈夫だ」という話ではない。そんなハリウッド映画みたいな悪者がいるわけじゃない。自分も仕事の時に遅刻して「無理して事故でも起こしたら困る」とゆっくり行くか、できる限りの手をつかって挽回しようと思うか、常に前者の心持でいられるとは思えない。人間はそういうもんだと思ってそれを止めるシステムがあるべきなんだろう。でもそのシステムにはコストがかかるから運用で人がカバーすることになる。物には値段があって値段には理由がある。
今回も私は被害者側にだけ立ってはいられない。回りまわって私も加害者の一人なんじゃないかと思ってしまうのだ。でも加害者の一人として何をすればいいのか思いつかない。冥福を祈る以外にも何かできることはないものかな。

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エリザベス・エンライト「ゆびぬきの夏(2005-069)
堀口香代子訳 福武書店(1990年2月)

20世紀始めのアメリカ、ウィスコンシン州の農場に住む少女の一夏を書いたお話。ニューベリー賞受賞作。やかまし村みたいな話でほのぼの読めるが、もっとすごい事件が起こるのかと思って読んでいたら終わってしまった。大草原のシリーズと現代アメリカYA小説の間を埋めるような感じか。アメリカ人にとっては郷愁を感じる話なんだと思うが、日本人にはどうかな。朝食はシリアルで、お父さんは中古の乗用車に乗っていて、ヒッチハイクで旅をする少年がいて、アイスクリームやホットドッグを食べて…という感覚に馴染みがないので「こんな前から(1930年代)こんな生活してたんだ(なんでこんな国と戦争したんか)」という感じだ。



2005年04月28日(木) 睡眠時間、遺伝子が操る ハエで発見、人に恩恵も

死者106人、捜索終了=尼崎JR脱線事故
鈍るタイマイ成長速度=海水温度上昇で餌不足か
野球選手が3年ぶり1位 子供のなりたい職業調査 (共同通信)
英国がユーロを導入する可能性は低い=ブレア首相
米大統領、誤報で地下シェルターに一時避難 (ロイター)

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朝から色々用事。まず図書館へ行ったら休館だった。とりあえず返却する本を返して、目的地をはしご。いい天気なのに帽子なしで出歩いたせいか帰宅後(私だけ)だるだるになった。

一旦帰宅して昼食。最近乳製品が入ったパンなどを食べてもケロに変化がないので、ヨーグルトを少し食べさせてみた。口の周りについて赤く腫れたがあまりひどくなかったので良くなってきたかと思ったが、しばらくしてお腹を下してしまった。可哀想なことをした。早く進めすぎた。反省。

午後から予防注射に行こうと勇んでいったら臨時休診。あああー。
行き道の公園でケロがそわそわしていたので「帰りにすべり台やろうね」と約束していた。ので病院からとってかえして公園へ。公園にある普通サイズのすべり台、一人で登って滑るところまでできるようになってケロ大得意。ありをみつけてしゃがんでじーっと観察(どこの子どももやるのね)。ブランコに乗せてあげたら一人で(ごく小さく)こげるようになっていた。でも調子に乗って片手を離して「ばいばーい」とやろうとしてずるっと落ちた。あわててつかまえて「ブランコに乗ってるときは手を離さないでね」と教えた。
入って欲しくない隅の方とかに入り込むので止めたかったが、帰ったら上から下まで洗濯しようとあきらめることに。

帰宅後三種混合の追加について調べていたらウェブでは「初回の3回目終了後1年から1年半以内」と書いてある。あれ?母子手帳では6ヶ月以内になってたぞ。どっちが正しいんだろう。どっちにしてもゴールデンウィーク明けじゃないと受けられないけど。

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最近のケロ。指差しが激しくなってきた。知っているものでも毎回指差して同じ答えを聞いて満足気な顔をするので、名前を言ってもらうのが楽しいらしい。(言うまで「これっ?」「これっ?」と叫び続ける。)

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ケロの長靴を買おうかと探していたら通販のヒラキというところに辿り着いた。噂には聞いていたがものすごく安い。うう、ケロが欲しがっている(多分)ブロックも家人が欲しがっている(多分)木の電車のおもちゃも安い。とりあえずカタログを請求してみた。
https://www.hiraki.co.jp/html/index.html



2005年04月27日(水) 動物愛護法改正案、成立へ 悪質業者の規制可能に

ユーロトンネルが経営危機 重い金利負担、競争も激化
朝読書、小学校の8割で 「読解力対策に効果期待」
「強引でも問題なし」3割 新入社員、慣習を重視 (共同通信)
世界最大の超大型旅客機、初の試験飛行 (ロイター)

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ここ数日考えていたことがあり今日も外出を予定していたが、やる気がしぼんで家でのらくらしていた。
そこへ友人から誘いの電話があった。家にいて丁度よかったわ。

待ち合わせ場所を決めてケロと一緒に外出しようと、寝ているケロの着替えをはじめたが全然起きない。起きて欲しくない時はぱちっと目が覚めるのに何故こういう時は泥のように寝ているのでしょうか。普段暴れるまとめ髪が抵抗されずにできたからいいけど。

4ヶ月以上ぶりで定例会の仲間、BさんとHちゃんに会った。待ち合わせ場所をHちゃんが飽きないようにおもちゃのある場所にしたため、根が生えたように動かないHちゃん。「じゃあここで遊んでお茶飲みに行くか」とケロもそこで遊ばせて、Bさんとは立ち話。脱線事故で亡くなったBさん知人の話に言葉を失う。
今日できることが明日もできるとは限らない。

それから豪勢にケーキを食べてお茶飲んで、キッズスペースでHちゃんとケロを放置。Hちゃんが一瞬立ち上がるのを数回見かけた。自分で「立ったー」と言うのが可愛い。ケロもわぁわぁ言いながら走り回っていた。
いい加減Hちゃんが眠くなってきたところで解散。またSさんも一緒に定例会をやろうね、と再会を期す。

帰宅後、Bさんたちを呼ぶかもしれなかった来客モードの目で家の中を見直し、懸案だった洗面所奥の目隠し用スクリーンを設置。あまりに簡単にすっきりしたので家中にスクリーンをつけたくなった(それは止めたほうが…)。



2005年04月26日(火) ハッブル宇宙望遠鏡15周年、わし星雲の鮮明な画像公開

(ロイター)
オーバーラン、実は40m=運転士が「短く」と要請 (共同通信)
斉唱に教育効果、命令合憲=北九州君が代訴訟判決 (共同通信)
自治会からの退会は自由 最高裁が初判断 (共同通信)
電波の影響確認されず 携帯4社が中間結果 (共同通信)
中小企業を女性や高齢者の雇用の場に…白書(読売新聞)
 #言ってることも分かるんだが。

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昨夜ケロに「これをお父さんに渡して」というと渡してくれて「つ、使える。通じてる。」と感動したのだが、今日もテレビを指差して「これっ(つけてくれ)」と言うので「リモコン持ってきてくれたらテレビつけてあげるよ(取りに行くの面倒だから)」と言うと立ち上がってテレビの上のリモコンを取って戻ってきて渡してくれた。ケロがお使いをできる日がくるなんて。

高柳佐知子さんの個展に行った。
何やかやでほぼ10年ぶり位だったか。絵の感じがちょっと変わっていた。以前は青っぽかったのが緑っぽくなったというか。新刊がアイルランド紀行だから、アイルランドの景色なのかもしれない。緑の国だものね。でもご本人はお変わりなく何より。

新刊「ケルトの国へ妖精を探しに」(アイルランド紀行)にサインを頂き、グッズ(マグカップ5種類、刺繍カード2種類、絵葉書10種類)を大人買いで全買い。でもマグカップはもったいなくて使えない…。復刊ドットコムのリクエストの話などもさせて頂いた。
松本侑子さんの完訳版アンシリーズがまた出るらしく、表紙を手がけたそう。このシリーズは訳者が前に出すぎていて苦手なんだけど表紙のために買うぞ。

それから車を止めた松屋銀座へ戻り、ミッフィー展のポスターを見て行ってみたが残念、明日からだった。せっかくなのでそのフロアでお高い鰻を食べたが、鰻屋さんは出てくるのが遅いのよね…お重が置かれた時にはケロはすっかり退屈していて、私の膝の上で自分の箸で柔らかい(関西風)鰻をぐさぐさ刺しては味わっていた。ケロに粉砕される前に食べてしまおうとあせったら私はまた何だか分からないうちに食べ終わっていたorz 余裕で肝吸いまで味わっていた家人がちょっと憎かったよ。



2005年04月25日(月)

新法王が伝統を復活、使徒パウロの墓を訪問へ
福知山線の脱線衝突事故で死者50人、負傷者は325人に (ロイター)
「一人一人の中で考えを」 国旗国歌で天皇陛下
 #うーん微妙な回答だ。微妙な立場だしな。
感染者と患者1万人超す=エイズ、最悪の状況
ロスで初の反日デモ 総領事館前に千人集結 (共同通信)
日中友好>記念樹切り倒される 甲府 (毎日新聞社)

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病院の前に出されたホワイトボードの映像にローマ数字を見つけ、「こどものお医者さん」のyamakawさんが10年前の震災について「トリアージだけは二度としたくない」とだけ書いていたことを思い出して胸がつまる。何故また兵庫で。でも震災の経験のある医療関係者が多いことで助かる命もあるかもしれない。せめてそれだけでも。
今回も報道が過熱して邪魔なんじゃないかと自分も視聴者のくせに心配になった。上を飛ぶヘリコプターの騒音とか。病院や遺体安置所前の取材とか。もし自分の縁者が事故に遭ったかもしれないと思ったら少しでも情報が欲しくてテレビの映像を見続けると思うので、全く報道されないのも困ると思うが、わざわざブルーシートの隙間を覗く必要はあるのか。うーん。

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昨夜焼いた薄力粉で卵入りのパン、あっさり目のパウンドケーキみたいで美味しく出来た。何度か作って配合を研究してみよう。

朝家人に千円渡されて「パインパン」を探すミッション。コンビニハシゴして3軒目で見つけたわよ。(ちなみにミニストップにて発見。)
こんなん→http://www.fujipan.co.jp/shin_shohin/1704.html

スーパーへ寄って買物して、さあ帰ろうと店を出たら、ケロが私の手を引いて乗物型のカートのところまで歩いていった。ドアを開けて乗り込むのでほだされてもう一周してあげた。後ろから見てると普段後部中央座席から見て覚えたであろうハンドルさばきが堂にいっていて可笑しい。

そして今日も予防注射の時間になるとお昼寝…。そんなに急ぐ注射じゃないんだけどね。

伊藤遊「えんの松原(2005-068)
福音館書店(2001年5月)

昨日読んだ「鬼の橋」の著者の2冊目の本。これも面白かった。憲平親王を主人公の一人に据えて舞台は平安時代。やや食傷気味の設定だが、怨念を「無念を抱いて死んでいった人間を思いやる気持ち」と言い換え、それを不合理と考えず「他人の悲しみに敏感だった」と考える、その姿勢が出来上がりに大きく影響しているようだ。爽やかな読後だった。



2005年04月24日(日) ヒト型ロボットと赤ちゃん出会い、米保育園で実験

熊野古道、地権者が抗議の落書き 世界遺産登録に反発(asahi.com)

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2ヶ月の赤ちゃんが喋った話
http://www.ananova.com/news/story/sm_1304575.html?menu=

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自治会の総会。自分が役員になったので初めて出席してみたが、自治会関係者で合計10名。はははー。皆さんの関心はそんなもんよね。

議事進行はスムーズに流れたが、またその後の話が長かった(同じ話を3回リピートする方は欠席だったが)。皆それぞれ真剣に問題を検討しているようで責任は負いたくないのだった。何かうまい手があればいいのにね。
しかし雑談になってからはケロはいつものお友達ちーちゃんと遊んでいたので割と平和。同じ隅の机の下に座る、宇宙語で会話をする、布巾を持って部屋をぐるぐる歩くなど、大人には何が楽しいのかよく分からないが仲良くしてくれて嬉しいわ。
解散後、皆で外の様子を見に出てからも、公園でシーソーに乗ったり(動かしてたのは黒子)、また二人で何やら遊んでいた。ちーちゃんがアリを「わんわん」と言い張るのでどこの家も一緒だなーとにやり。でもケロまでアリを「わんわん」と言い出した。動くもの皆わんわんじゃないんだよ。

寝起きに機嫌の悪かったケロが何か思うとおりにならないことがあって私をぶったので「ぶたないでよー。お母さんぶたないでしょー。」と苦情を言うと、にこーっと笑って抱きついてきた。その媚の売り方はどこで覚えてきたんだ。可愛いから許しちゃうよ。

白神こだま酵母の袋を冷凍庫で見つけたので、すごく久しぶりにこだま酵母でパンを焼いた。肌理が細かくて美味しいパンができた。成功すると美味しいんだけどほんのちょっとの手間と失敗の可能性がねー…って、これ土鍋炊飯と同じじゃないか。
夜は強力粉がなかったので薄力粉と卵でパンを焼いた。どんな味か明日朝のお楽しみ。

内田樹/平川克美「東京ファイティングキッズ (2005-064)
柏書房(2004年10月)

最近私が痺れている内田樹氏と平川克美氏の2003年9月から2004年5月までのメール(blog?)をおこした本。ちなみにこれの続きは「悪い兄たちが帰ってきた Tokyo Fighting Kids Return」( http://blog.goo.ne.jp/maingmen/ )で公開されている。これを読んでようやく内田樹氏が仏文学者だと知ったわ。話がぐっちゃんぐっちゃんに混じって面白いけど、この本をお金出して買った人はひょっとして怒らないのかなと心配になったりもする。
読みかけの時にも日記に書いたけど「本来自分の持つ意見と異なるものも多いのに引きずられる」というか、最終意見が違うとしても相手の言うことにも一理あると思わせるのは何なのだろう。そして何故今ここで「世界と物語」なんだ。

エリナー・ファージョン「ムギと王さま 本の小べや1(2005-065)
岩波少年文庫(2001年5月)
エリナー・ファージョン「天国を出ていく 本の小べや2(2005-066)
岩波少年文庫(2001年6月)

何だか貪るように子ども時代に読んだ本を再読している。何故か同じ書棚の「ダレン・ジャン」に手が出なかったり。いつまでも御伽噺みたいな話ばかり読んでいたいのさ。

2001年に改版されて「本の小べや」全作品が2分冊になって文庫になっていた。おそらくハードカバーの「ムギと王様」と同じ内容。

伊藤遊「鬼の橋(2005-067)
福音館書店(1998年10月)

この著者の「えんの松原」について夢の図書館新館さん(http://www.enpitu.ne.jp/usr/1551/)で以前レビューを読んでいたので、図書館で見かけてこの本と2冊借りてきた。でなければ自分では手を出さないような装丁(怖い)だが、第3回児童文学ファンタジー大賞受賞作だそうだ。聞いたことない賞だなと思って調べたら小樽のNPOが主催していて第1回受賞作が梨木香歩「裏庭」。第3回がこの「鬼の橋」でその前後8回は該当作なし…。なんかものすごく硬派で水準が高いみたいで気に入ったぞ。今後大賞受賞作があったらそれは読む価値があるってことだ。

でこの「鬼の橋」。時代は平安時代。主人公は小野篁(おののたかむら)。何も事前情報なしに読み始めた方が面白い本なのでこれ以上は書かないがとても面白かった。
本文中に「つゆくさが染物にむかない」とだけ書いてあるのに蛇足ながら説明を加えると、露草の色は洗うと抜けてしまうから。(逆に下書きをするのに使ったりする。)



2005年04月23日(土) 救える子供の命、年5百人=小児集中治療室整備で

サンショウウオの幼生発見 四国初、自然繁殖の可能性 (共同通信)
花粉症に酒が効く!?石垣島の泡盛「請福ファンシー」 口コミで注文殺到(西日本新聞)
ペットの散歩1日3回しないと罰金 イタリア
インテル「ムーアの法則」掲載誌 1万ドルの懸賞金は英国人に (ロイター)
国際宇宙ステーション>日本食が通常メニューへ
米ウェンディーズ>豆料理に人間の指 主張の女性を逮捕
鳥取県>2年連続勤務成績最低職員に退職促す 3人が退職 (毎日新聞社)
新ローマ法王のテディベア (時事通信社)

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花粉症。
とある日記で紹介されていた薬「アスゲン鼻炎錠S」。「よく効くのに、眠くならないので相当便利」とのことで探し中。ネット通販を狙ったらgoogle上位の通販は4月20日までの限定販売だった…。アスゲン製薬株式会社の問合せ先(下記)に聞くと最寄の取り扱い薬局を教えてもらえるそうだ。
http://www.asgen.co.jp/product/general/nose/235-fram.html

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調子に乗って冒険パンを焼いたらすごく不味かった。柚子の甘露煮を入れたら重すぎたみたいで膨らまないし味も悪いし半分我慢して食べてみたけどギブアップ。ああ食べ物を無駄にしてしまった。

クリーニング屋さんと図書館へ大荷物を持って行った。出たのが遅かったのでケロは気づくとベビーカーで寝ていた。こんな時に限って図書館で借りる本がすぐ決まってしまうなんて!
帰り道で起きたケロは、踏切を通る電車に向かって手を振っていた。誰かが振り返してくれていたのかな?電車を見ると手を振ってしまうのは人間の本能か?(嘘)

ルーマー・ゴッテン「木馬のひみつ(2005-062)
猪熊葉子訳 大日本図書(1981年8月)

これ再読なんだけど、これカウントするならDr.ヘリオットもカウントすべきか?
ティビー、ジェド、ティビーの母、ポメロイさま、その他。ほとんどがポメロイさまのお屋敷の中で起こる出来事。子ども部屋の描写はさすが「人形の家」の作者。垂涎。
「木馬のひみつ」といいつつ秘密自体は割りとすぐ発覚。私がどの本で読んだかずっと思い出せずに気になっていた木馬の中に秘密文書というお話がこれだと分かってすっきり。
ポメロイさまの回想するキツネ狩りの後のお茶は「熱いお茶に、クランペットにプラム・ケーキ、こってりした黒っぽいケーキだよ。近ごろのかるいスポンジ・ケーキだの、きゅうりのサンドイッチなんかじゃなくてね」というもの。(これを読むとアフタヌーンティーのメニューは割と最近のものみたいだな。)アマゾン海賊が持ってきた(確か)黒っぽいべたべたしたケーキも同じものかしら。

ルーマー・ゴッテン「ハロウィーンの魔法(2005-063)
渡辺南都子 偕成社(1997年10月)

本当に本当にルーマー・ゴッテンの本に出てくる意地悪は天下一品。甘みをつけて薄めたような児童文学もある中で、リアルすぎて胸が痛くなるような出来事が起こる。(幸いなことに大抵の話ではそれも消化してハッピーエンドで収まるが。)訳者あとがきによると「ゴッテンの作品にたびたび登場する、ほかの兄弟姉妹にくらべて容姿もさえないし、なにをやっても失敗ばかりというキャラクター」はどうも少女時代の自分の姿らしい。

舞台はスコットランドなので、ハギスという名のポニーが登場する。本物の食べ物もたくさん出てくる。ハロウィーンにはリンゴにアメをかけたタフィーアップル、砂糖菓子の<タブレット>、糖蜜をいれた四角いタルト、ナッツ類や磨かれたリンゴなどが用意される。そして家に帰るとシャンパーズというジャガイモとチーズをつぶしてまぜて、オーブンに入れて焼いたハロウィーンの食べ物をお母さんに作ってもらうんだって。ああー食べてみたい。あとポテトのスコーンってどんなものなんだろうな。
そして一週おきの金曜日、シチューの缶詰7つ、コーンビーフの缶詰7つ、コンデンスミルクの缶、紅茶1箱、パン、ドッグフード1袋、ウィスキー3瓶、それにソブラニータバコを1ポンド買う偏屈な老人の生活も、それはそれでそんなに悪いもんじゃないと思うわ。



2005年04月22日(金) 外来種規制6月1日から ブラックバスなど37種類

学力改善、正答率が上昇=小5−中3の全国テスト
「反省とおわび」表明=首相が記念会議で演説 (共同通信)
黒潮大蛇行>13年ぶり カツオ激減、東海から紀伊半島
シベリア抑留>北朝鮮へ移送の日本人、数千人病死 (毎日新聞社)
新法王関連アイテムはネットでゲット (ロイター)

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何故ケロは予防注射日和になると予防注射の時間帯に昼寝をするのだろうか。

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しばらく前に夜中に急にヘリオット先生の話が読みたくなり「Dr.ヘリオットのおかしな体験」を読んだのだけど、他の話も読みたくなって図書館でまとめて借りた。昨日から今日にかけて「ヘリオット先生奮戦記」「ヘリオット先生の動物家族」「ドクター・ヘリオットの生きものたちよ」と続けて読んだ。面白かった。もっと読みたくて調べたら去年文庫オリジナルで「毎日が奇跡」という新刊(上・下)が出ていた。やったー。早速図書館にリクエストしよう。

昨夜もらったけど濃そうで食べる気がしなかった「貴腐ワインのチョコ」というのを入れてパンを焼いてみた。今朝食べたらすんごく美味しいパンになっていた。いつものごとくお掃除料理は二度と同じものが出来ないのが唯一の欠点だわ。
(ひょっとして家にある那智黒飴でも美味しい黒パンができるかな…。)

「おかあさんといっしょ」を見てたら「めだかの学校」のビデオクリップで黒メダカを網ですくって捕ってた。絶滅危惧種なんだけどいいのかな。

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某所での石原慎太郎に関するトピックに色々思う。この人の人気は、右寄りの人に支えられているのかもしれないが、政治に関心がない人が「石原慎太郎は3月の道路工事を止めさせたから好きだ」と言うのも「社員が式典の途中で座ってることなんか許されないんだから教員だけ君が代斉唱で立たないのって社会人としてどうよ」と言うのもありなわけで。ブッシュに投票した人工中絶反対派の人みたいに、それぞれの人の心の中の優先順位は他人からは計り知れない。
でもヒットラーが「一家に一台の車を」とか一般市民に共感できるアピールをしていたことを思うとね、それとこれは別、こっちには賛成なの、という切り分けは政治に関しては危ない気がしてならない。少なくとも都民じゃなくって良かったと思う程度に。



2005年04月21日(木) ロシアで赤い雨降る 染料工場の汚染物質で

新法王が初ミサ、厳格な印象の払しょくに努力
耳の温度で脳の変化がわかる
新法王、ベネディクト16世のドメイン名、すでに米国人がゲット!(ロイター)
 #「あの法王がかぶる大きな帽子がひとつ欲しいな。
  それにコンクラーベのために建てられたバチカンの
  ホテルに2泊3日で滞在したい」駄目じゃないでしょうか。
男性の育休助成、利用ゼロ=2年間、04年度で廃止
中年男性3割が上半身肥満=20代女性やせ4人に1人 (共同通信)

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昨夜「東京ファイティングキッズ」(内田樹・平川克美共著)を読みかけたらすんげー面白くてわくわくした。誰か、誰かこの人たちに反論してー。この人たちの話すこと(往復メールを本にしてるから)面白くて引き込まれるー。本来自分の持つ意見と異なるものも多いのに引きずられるー。
この現象についてもこの本で「『ポセイドン・アドベンチャー』でジーン・ハックマン演じる若い牧師が皆を導く脱出行」を例にとり、「肺活量の大切さ」になぞらえて語られているのよ。(そうかあの牧師はジーン・ハックマンだったのか。)

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背中の筋を違えて散歩に行く自信がなかったので、家人を送った帰りに車で図書館へ寄った。今日はケロには悪いけど家で本を読んで過ごそう、と思って家に帰ると排水管の点検か何かで駐車場の前に業者さんの車が止まってて入れなかった。

仕方ないので(買物もあったし)開店直前のショッピングモールへ行き、スーパーと薬局で買物をした。しかし20分くらいしか経ってなかったので、ケロに乗物型の大型カートを借りて、ペットショップや書店をふらふらと。途中でキッズスペース3箇所ハシゴし、最後のところで他の子ども達が帰り支度を始めたらケロも帰りたくなったらしく(珍しい!)靴を履かせてくれと足を出した。ほくほくして靴を履かせたが問題が。

カートジャックされてしまいました。
ケロの乗ってきたカートに男の子が乗り込んで、お母さんの説得にも応じず降りてこない。困ったなー。ケロも騒いだりはしなかったけどその場でじーっと男の子の様子を伺っている。ケロも乗ったら目を輝かせて「ばっばーい」と手を振って自分でドアを閉めカギをかけ、ハンドル握って何やら運転してたもんなぁ。でもこれここで貸してくれるんだけど…返して欲しいなぁ。
気弱な私はまたケロを連れて別の売場のもので気をそらしていたら、結構かかったが「すみませんでしたー」とようやく説得に成功したらしいお母さんが子どもを抱っこして現れた。そしてケロとその子は今まで仲良く遊んでいたかのように「ばっばーい」「ばいばーい」と力強く手を振りながら別れたのだった。
家に戻ったら業者の車は無事いなくなっていた。

帰宅後、「ヘリオット先生奮戦記」を読みながらケロの寝かしつけ。ごめんよこんな夏日になるとか言ってる日に外で遊ばせてあげられなくて。でも花粉もいっぱい飛んでるらしいから私は外出しないですんで助かったよ。

散々検討して、こどものとも社さんに「ものがたりえほん新36」の年間購読を電話でお願いした(半年分づつ郵送)。他の月刊絵本もどうしようかずいぶん悩んだんだけど、福音館以外にも良い本はたくさんあるから、ここはぐっとこらえた。



2005年04月20日(水) 聖なる木の「結婚」で呪い封じ インドの風習

赤ワインにもビール同様の血圧上昇作用=豪研究 (ロイター)
新法王にドイツのラッツィンガー枢機卿 (ロイター)
肥満は生後8日で決まる? 米調査、急な体重増は危険 (共同通信)

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昨日の外食時、入り口で「3名様でよろしいですか?」と指を3本立てたウェイトレスさんにケロが指を1本ぴっと立てていた。一人で座る気ですか貴女。(じゃんけんも全部1本指のケロ。)

家人を送った帰りに児童館へ。昨日のキッズスペースでも子どもを避けて子どものお母さん達に愛想をふりまいていたので、子ども社会に慣れたほうがいいかとも思い。(だいたい邪魔にされるから子どもを避けるのはケロの知恵だとも思うけど。)おもちゃで遊んだり、他の子どもの遊びに横から手を出したり。やはり子どもよりお母さんに寄っていったけど、音楽が流れると首や手を振って踊るので人気者だった。(着メロで童謡流してもらった。)
おままごとの調理が、料理中の鍋にコップの液体を入れる真似をするなどリアルなのは私のお手伝いをしてくれるから…な訳なくてまたNHKのお陰だろう。

帰宅後、狭い場所でドアを細めに開いてケロを下ろしたら背中の筋がぴきっと言った。鏡みてないけど私多分すごく傾いた姿勢だと思う。

これも昨日の書き忘れ。ホームセンターでベランダ給水用のパーツ下見をしていたら、ペットボトルに嵌めて流量調整ができる給水フタを売っていたので買った。しかし使ってみたら流水量最小でも数時間で出てしまう。ペットボトルの容量を変えたりして試行錯誤してみようかな。それとも5個399円のパーツに期待しすぎかしら。

今日気づいたらケロは「ばいばーい」と肘から上を左右に振って「手を振って」いた。最近手首から上を左右に振れるようになっていたが(基本は指の部分をにぎにぎする「ばいばい」)が進化したらしい。
しばらく前から通りすがりの看板などを「これ」と指差すので「駐車禁止」「年中無休」など読み上げている。何が書いてあるか知りたいのかと思ってやってるんだけど真意は不明。
外出先から帰るとちゃんと洗面所の前で立ち止まって私を待てるようになってきた。石鹸をつけた手の平と甲を洗うのも怪しいけど何とか。水をぱっぱっと切ってタオルで拭くのも形だけ(拭ききれない)できるようになった。
あと何だろう、あ、力持ちになった。宅配便(コーヒーだけど)の段ボールを玄関からリビングまで10mくらいよいしょよいしょ押してきたり、棚の上のものを取りたくて、棚の前のままごとキッチンを1mくらい押してずらしたり。

ドロシー・バトラー「赤ちゃんの本棚 −0歳から6歳まで(2005-061)
百々佑利子訳 のら書店(2002年12月)

読み聞かせの薦めと良書のガイド。著者がニュージーランドの人なので日本では翻訳されていない本も多いが、逆に日本人があまり紹介していない絵本(絵本や児童書に力をいれていない出版社で出ているものなど)も載っているので参考になる。ピーターラビットの本でも「こわいわるいうさぎ」はもう少し成長してからとか、グリム童話でも白雪姫の継母の嫉妬心を理解できるのはもう少し後とか、そういう心配りに感心。あと特に詩の本を薦めているのが面白かった。日本では子ども向けの詩集ってあまり出てないんじゃないかな。綺麗で面白い日本語の詩(短歌俳句でもいいけど)を探してみようかな。

教育のためでなく、親子の楽しみと、本の楽しみを子どもに教えることを奨励する本なので、「子どもに生活習慣を教えるための面白くもない本」や「(あまり面白くない)教科書の副読本」を読ませることには批判的。強く共感。
あと絶版の本について「きっとまた再販されることでしょう」と紹介しているのが心強い。絶版であることが紹介する価値がないことではない、と高らかに宣言する姿勢に拍手。



2005年04月19日(火) 故マーロン・ブランド所有の島、環境に配慮したリゾートに

 #「夏の朝の成層圏」
本当はいい子なのに……電車オタク少年が市電を勝手に運転
警察の倉庫に眠るコカインが砂糖に変身 (ロイター)
誕生直後の宇宙は液体? 国際チームが発表
徒歩でも通勤手当=274市町村、月5千円も (共同通信)

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今日のケロは、「お父さんお出かけするよー」と声をかけても「やあだあ」と遠くへ行ってしまいさばさばしたものだった。が、何度か「おいで」と呼ばれてようやくやってきて、昨日家人が一生懸命仕込んだ「ほっぺにちう」をしてあげて、力強く「ばいばーい」と手を振っていた。

家人は午前中に帰れる予定が変更になり、ケロと私だけで買物などに出かけた。ジーンズ2本(1本は白)購入。また試着しないで丈詰めしてもらったけどあと3cm短くてもよかったかも。靴によっては丁度いいけど家の中では裾がもたつく気がする。
ケロにサンダルを勧めて見たが手の甲で払われてしまった。なんか出先で靴試着させようとすると強烈に嫌がるんだよなぁ。洋服だと気に入ると離さないのにな。
あちこちで白い帽子を被ってみるが「これなら作るのやめて買ってもいい」と思うものがない。早く自分で作れってね。

夕方家人が帰宅。皆で外食。ケロもだいたいおとなしくしていた。(鮭マリネが気に入ったらしく黙々と食べていた。)それから本屋を覗き、ケロが寝る時間になったので帰途についた。帰り道で車とバイクとマンションをどうするのが一番いいのか与太話。



2005年04月18日(月) 女の子をもっと学校に 教育格差解消ユニセフ訴え

ベアリングズ銀行倒産事件のニック・リーソンが再就職(ロイター)
和解、18日午後発表=フジテレビとライブドア
突然死診断に解剖義務付け 厚労省研究班が新指針公表 (共同通信)
科学カフェ 研究者との語らいの場 文科省が初開催 (毎日新聞社)

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石川県羽咋市にあらわれた「ジャーン」と「ゴゴゴ」と…
http://sueme.pobox.ne.jp/prof/log/eid327.html

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「内田樹の研究室」の過去ログに膝を打つ文章があったので紹介。某所関係者の感じる違和感やすわりの悪さはこれじゃないかと思ったのですがいかがでしょう。(該当テーマに対する自分の意見がないもんで火事場見物みたいになってて申し訳ない。)
http://blog.tatsuru.com/archives/000913.php

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一昨日最初のフリージアが開花。家のフリージアは以前頂いたミックス球根だが、いつも最初に咲くのは紫系の花なんだっけ?と去年の日記を見たら去年も「黄色は去年も遅く咲いたんだっけ?」と書いてあった。最初に紫、そして赤も一輪咲いた。

朝家人が休日出勤に出かけようとすると、ケロが両手を前に出して走ってきて家人に抱っこをせがんだ。そして抱っこしてもらうと私の方を向いて「ばいばーいばいばーい」と一生懸命手を振った。
「お父さん会社行けないよ」とめろめろになった家人に「皆で出かける?2時間位で済むから」と言われて、まあ2時間ならいいかと付き合うことに。また家人が「某身内宅へ行って来れば?喜ぶよ」と言うのでアポなしで(一応外から電話したけど)訪問。
結局そのまま1日居座り、家人や外出中だった某身内も集合。お互い様だとは思うが何となく疲れた。
しかしケロが人が食べているものを「あーん」と口を開けて欲しがるように(ようやく)なってきたので、ケロが食べられないものを皆で食べるのは宜しくないな。アレルギーに関係なく、子どもには食べさせないものとか飲ませないものがあるのが全て悪いことじゃないとも思うけど、目の前で食べてみせるのは思いやりに欠ける気がする。

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ドロシー・バトラー「クシュラの奇跡 140冊の絵本との日々(2005-060)
百々佑利子訳 のら社(1984年5月)

4月15日の日記に「ぱらぱら読んだ」と書いた児童書ガイドの著者による、孫の障害と絵本との関わりに関する学位論文を本にしたもの。
染色体異常による多数の障害を持つクシュラが、多数の絵本を読み聞かせてもらうことを外界との接触手段として発達していく様子を、3歳9ヶ月まで追ったもの。(日本語の題名は説明過剰だが原題は "CUSHLA AND HER BOOKS")

知能障害だと思われている子ども達の中に、外界との接触が困難な子どもがいるのではないか?その子ども達にとって知性の発達に必要なのは彼らに可能な方法での外界との接触を続ける手段ではないか?というようなことを、クシュラのケースから推論できるが、クシュラの両親がそのために読み聞かせを始めたわけではない。睡眠が浅く短く、体を自由に動かせないクシュラと一緒に過ごす時間潰しとして始めたことだが(たまたま母親の母親=筆者が児童書の書店を経営していた)、それを子どもが喜んだので続けたもの。
結果として彼女に外界への関心を持たせ、ストーリーを追うことで思考力の発達を促し、自分で体験するのが難しい様々な出来事を知る手段となったようだ。読み聞かせは健常児にとっても同じような作用があるのかもしれない。しかし役に立とうが立つまいが本を読む楽しさを子どもに教えてあげたいと思う人にもガイドとなる本だと思う。



2005年04月17日(日) 絶滅危機のチーターをインドでクローン化計画

 #クローン化して自然公園に放されて幸せだろうか。
ロシア宇宙船、国際宇宙ステーションにドッキング (ロイター)

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天気予報で最高気温が20度だったので、砂場着は暑いかもしれない(し汚れてる)ので、汚れてもいい服を着せてケロと散歩。日曜日の公園はおじいちゃんと一緒の子やお父さんと一緒の子がちらほらいるがレギュラーメンバーはお休みらしい。ケロは砂場で「ざーっ」と音がする位の砂を靴に仕込みつつ遊び、登り系の遊具に登っては私に手を取らせて虚空に足を踏み出す。(私が黒子になってそーっと下ろし最後の5cm位だけ落下する。)

珍しく40分くらいでベビーカーに乗せることが出来たので、それから図書館へ。昨夜読んだミス・ビアンカシリーズ「くらやみ城の冒険」の続きを借りようと書棚から全部抜いた。
帰宅後せっかくケロがすやすやと寝ているのに、そのベビーカーのポケットに、借りた本を入れてしまったので出せない。うーん。出すと起きそうだしなーと、残り僅かだった本を読み終わって苦悩した。

結局ケロが起きてから片手に本を持って回り、更にケロが寝てから夜更かししてシリーズ全部読んでしまった。

ゲーリー・スナイダー「野性の実践(2005-052)
重松宗育・原成吉訳 山と渓谷社(2000年6月)

最初あまりにもストレートにエコ好きな白人臭い始まりだったのでちょっと引いた。ついでにどうして英語圏の人はすぐテーマを表す言葉を選んで、ウェブスターとかからその言葉の定義を持ってきたり語源を引いたりするのが好きなんだろうか?「この楽しき日々」か何かでローラもそうやって書いてたけど、作文の書き方として学校で教わるのかもしれない。

で、著者はビートニクな詩人で環境保護活動も行い、京都に12年住んで在家で禅の修業をした人。引きつつも最後まで読むと何となく禅宗の教えが身近になったような気がするが気のせいだろう。実際に歩いた場所、体験したこと、感じたことについて書いてある部分は素直に読んで面白い。そしてこれを読むにつれ、アメリカ的生活というのは世界的にも特殊なんじゃないかと強く思う。アメリカとカナダと日本で普通である暮らしは世界の他の場所で行うと困難だし不自然なのじゃないかな。

マージェリー・シャープ「くらやみ城の冒険(2005-053)
以下全て渡辺茂男訳 岩波書店(1987年〜88年)

懐かしのミス・ビアンカ!私が読んだ頃は途中までしか出てなかったんだよね。訳者によるあとがきで「翻訳は外から訳すのではなく物語の中に入って云々」と書いてあってあれっと思ったら昨日読んだ「すばらしいとき」の渡辺茂男さんだった。
完璧に淑女らしく色白で詩作が趣味、大使のぼっちゃんに可愛がられているミス・ビアンカは中華風の瀬戸物の塔に住んでいて、そこには噴水のある庭もあるのだ。(これはJardin Anglo-Chinois !)しかし育ちの良い女性らしい親切心と正義感でもって何故かくらやみ城までノルウェー人の詩人を助ける冒険に行くことになるのだった。
彼女を裏から支える地味で現実的な性格のバーナードがいい味出してる。そうそう、非常用に封蝋を持っていくっていうのが子どもの頃は理解できなかったけど、多分蜜蝋はネズミが齧るんだろう。

マージェリー・シャープ「ダイヤの館の冒険(2005-054)

可哀想な孤児のことを聞きつけてきたミス・ビアンカが、ジェイン・エアを引き合いに囚人友の会の婦人部会を焚きつけてダイヤの館へ救出に行く冒険。

マージェリー・シャープ「ひみつの塔の冒険(2005-055)

ミス・ビアンカが囚人友の会の婦人議長を辞職するにあたり記念ピクニックが開催され、その時に偶然みつけた囚人を過去の因縁もあり救出する冒険。サー・ヘクターという馬が立派。

マージェリー・シャープ「地下の湖の冒険(2005-056)

偶然塩のつぼから見つかった手紙を読み、塩坑へ8歳の男の子を救いに行く冒険。私は幼少の砌この本で「レインコートの脇の下には空気穴がある」ということを知ったよ。多分あれはゴムびきだったからだな。そしてこの本でもロウソクの燃えさしを非常食として喜ぶ場面があるが、封蝋と同様に蜜蝋だったのだろう。(昔のネズミってロウソク齧ったり石鹸齧ったりしてたのね。)

マージェリー・シャープ「オリエントの冒険(2005-057)

正に「オリエンタリズム」本領発揮というようなどことも知れぬオリエントのとある国に、粗相をして象に踏み潰されそうな奴隷を救いにいく冒険。ははははー。

マージェリー・シャープ「南極の冒険(2005-058)

ミス・ビアンカとバーナードはともに囚人友の会の役職を引退することになったが、何故かまたノルウェー人の詩人が南極に取り残されているために助けに行くことに。段々風呂敷が大きくなっていくわね。

マージェリー・シャープ「さいごの冒険(2005-059)

今回の冒険は「大使公邸」内で、ちょっと毛色の違うもの。最後にミス・ビアンカとバーナードはどうなるんだろうという下世話な興味があったが、普通に大変仲のよいお友達で、一巻の最後で「おいおいこんなところで締めちゃっていいの?」と思ったのと矛盾なく終わった。



2005年04月16日(土) 光のリレー アインシュタインの命日に地球1周の計画

高松塚古墳 壁画保存問題で石室解体案 文化庁作業部会 (毎日新聞社)
中国製おもちゃの銃2万1千個がカナダの土壌破壊でリコール
北極探検 15歳の娘が一流探検家の父親の記録を超える
大暴れした50頭の野生イノシシの行方
中国の反日デモ、一部参加者が暴徒化 (ロイター)

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本屋さんでダ・ヴィンチの栗本薫インタビューを立ち読み。まず著者近影に驚く。そして「100巻は通過点、このままだといろんな人が可哀想だから」というような説明を読んで、納得したようなしないような。

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ケロと寄ったキッズスペースの木馬。最初は小さい男の子がずーっと乗っていた。ケロが乗りたくて周りをうろちょろしていたので、空いた時に少しやらせて「はい、じゃあ他のお友達に交代。順番順番。」と無理やり下ろした後で、年上の女の子が仕切り、並んで順番を回す方式にした。それは良いやり方だとは思ったのだが…。
ケロは「並んで待つ」ができないんだな。並び順の椅子に座らせても途中で降りて、木馬の周りをうろちょろ。ぐるぐると交代していくが、ケロは並んでいないのでやらせてもらえない。途中で「お兄ちゃんの後で赤ちゃんやらせてもらえるかな?」と言ったらみんな頷いてたが、そのときになってもケロがその場にいないと他の子に交代。最後にはケロが泣き出したので連れて帰ってきた。
うーん、自分ももっとやりたいのをぐっとこらえて順番を待っている子ども達に「順番を理解できない小さい子もその場にいるので代わってあげる」は難しすぎたか。これに懲りてケロも順番の大切さとか、人語を話す必要性とかが身に染みたかもしれん。(でもシステムを理解してないに一票。)お母さんはちょっと見てて切なくなったけどね。

帰宅後のケロは、畳もうと底を開いた段ボールの中を「あーいあい(はいはい)」と歌いながら潜り抜けたり、「くぅくぅ(くるくる)」といいながら両手を合わせて上に上げて回ったり、なにやらTVで覚えたものを真似しているくさい動き。

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渡辺茂男「すばらしいとき−絵本との出会い(2005-050)
大和書房(1984年7月)

「もりのへなそうる」「しょうぼうじどうしゃじぷた」等の作者である著者が、雑誌などに発表した文章をまとめたもの。なので内容が重複する箇所もある。
「もりのなか」との出会い、「どうすればいいのかな」−子どもの本の翻訳、ロバート・マックロスキー訪問記、センダックの幼児体験、センダックの芸術と衝撃、の5章に分かれている。
しかしこの本で一番衝撃を受けたのが、「サリーのこけももつみ」のこけももに「ブルーベリー」とふりがながふってあったこと。え、こけももって、こけももって、ブルーベリーだったの?とgoogle君にきいてみたが、普通のこけももはコケモモでブルーベリーとは別だった。ああよかった。

R・サトクリフ「子犬のピピン(2005-051)
岩波書店(1995年7月)

子犬のピピンとマミーの別れと再会の話。絵本だけど大人の方がぐっとくる気がする。猫との別れがあった某氏に勧めたいようなおせっかいなような。



2005年04月15日(金) 中国、恐竜の化石から鳥類に酷似した卵

動物園の名物・喫煙チンパンジーに禁煙命令
子供を生き埋めにする儀式で80人を告発 インド(ロイター)
「世界王者」のクローン馬
届けたのは飼い主だった−イグアナ君 (時事通信社)
障害者の生活実態>ほとんどが減免措置の基準に合わず
オートバイ>2人乗り解禁後初の死亡事故 広島の専用道 (毎日新聞社)
 #免許取って7ヶ月だから二人乗り自体違反だが、ご家族はお辛いでしょうね。
道路沿いに40キロ以上拡散 遺伝子組み換え菜種 (共同通信)

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ケロの予防注射(3種混合追加)に行こうと思っていたが、ケロが3時間も昼寝したので予定中止。おかげで読書が捗った。

「5歳から8歳まで−子どもたちと本の世界」(ドロシー・バトラー著 のら書店)という良書のガイド本をぱらぱら読み。ケロには同じ作者の「あかちゃんの本箱−0歳から5歳までの絵本」という本の方が向いているようだ。しかしこの本で8歳向けと書いてある本の中には私が今でも愛読する本が多々含まれていた。知らない本を読んでみようとまでは思わないけど>8歳向け。

夕方ケロと歩いて買物に。案の定ケロは本屋で大興奮でぐるぐると書棚の間を歩き回った。売物に手を出さない限り止めずに後をついて歩いた。そうそう、楽しいでしょう?読めるようになったらこの本全部読んでもいいんだよ。
古い児童文学に出てくるお屋敷に図書室があるのが羨ましくてたまらなかった。もしお屋敷に住める機会があったらぜひ図書室を作りたいものだわ。ついでに屋根裏部屋と地下室と庭に木登りできる大きな木もね。
最後は暴れるケロを抱えて本屋を出た。

それからペットショップ併設のスーパーへ行くと、小型犬2匹をリードで歩かせる老女に遭遇(本来は専用カートに乗せなくてはいけない)。そして犬が片足をあげてしーっとするところを目撃してしまった。
思わず「これっ」と猫をしかるように叱り、老女がこちらを向いたので「あのー、今****してました」と告げると「あら、じゃあもう帰らなくちゃね」とさっさと逃げ出してしまった。
げーっ。
近くの店員さんに「今これこれのことがありました」と告げ、私もその場を離れたが、犬を飼う人のマナーの悪さに怒りを覚えるのはこんな時だ。(飼い猫を外に出している人にも思うけど。)下の世話までできないなら飼うな。私が独裁者なら生き物を飼う人には孫悟空の緊箍呪をつけてマナーの悪い奴はこらしめてやるっ。(イグアナ飼いきれなくて警察に落し物と偽って届けちゃった女もなっ。)ぷんぷん。
ヨーロッパ人の、土地を離れる時に飼い犬を射殺してしまうメンタリティに共感はできないけど、彼らは自分で責任を負うという覚悟があるぞ、少なくとも。(といいつつ映画「猫が行方不明」ではバカンスの前にフランス人が高速道路のサービスエリアに動物を捨てていく話してたな。)

夜、理事会。前回山積みで頭を抱えた問題も解決の糸口が見えてきてちょっと安心。ケロも会議の資料にせっせと落書きしたり私の財布の中身を出したりしながらいい子で参加。

夜ケロが寝言。「いらないのおっ」「いやーだー」。何かにうなされていたらしい。でも起こすとまた寝かしつけるのが大変だから起こさなかったよ。

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いつの間にかグイン・サーガの100巻が出ていたらしい。しかしまだ続くんだって。それってどうよ。以前栗本薫は職人だから依頼原稿は依頼枚数の原稿用紙の最後の枠に丸を打って書き終えるって読んで尊敬してたんだけど(確かこの話は全然依頼枚数で収まらない新井素子が書いてたと思った)、グイン・サーガは「もっと書け」って依頼でもあったというのか?

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私信 Pさま>
どんな池麺か確かめようと写真クリックしてアップしちゃいましたw

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ジョン・マリー「熱帯産の蝶に関する二、三の覚え書き(2005-049)
ソニー・マガジンズ(2005年1月)

Kさんが日記で紹介していらした本。「オリエンタリズム」や高山宏を読んだ後なので一層感慨深い。著者が「フィクションを書くうえでいちばん関心があるのは、人間が変化にどう対処するかという点だ」というごく押さえた口調で語る、その変化とは、たいていの場合人の生死なのだが。

この著者の経歴が「どんなものを書くのだろう」と興味を惹くのは事実だが、あえてそれを知らずとも面白い。そういう意味ではジェイムズ・ティプトリーJr.の一部の作品のよう。著者がフィクションを書くしかないと思ったというのは、リアルが伝わらないことへの絶望だったのかもしれない。
医療関係者と戦争と旧植民地とインド系の人々と知識への偏愛が出てくるので、少し「イギリス人の患者」にも通じる。

あーやだやだ、年食うと何でも「あれとあれが似てる」ばっかりになってきて。類似に関する記憶の想起は年をとるにつれ得意になっていくんだってね。(だからおじさんは駄洒落を言うんだな。)とにかく面白かった。それにしてもソニー・マガジンズはお金持ちだな。話題の本はすぐひっぱってきて。



2005年04月14日(木) 10万人の遺伝子サンプルで人類拡散の過程を解明!

最も眠りが浅いときに鳴る目覚まし時計
野良ネコ狩り、合法化へ 米ウィスコンシン州
次期法王選挙、ドイツのラッツィンガー枢機卿が優勢 (ロイター)
堀江謙一さん ヨット単独無寄港世界一周 6月上旬帰国へ
にんにく 大腸ポリープの成長を抑制 広島大助教授ら発表
宇宙初期の星 最も重元素が少量 国立天文台などが発見 (毎日新聞社)

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表題のニュースについて、詳しくは下記。
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/topics/n20050413_1.shtml
キットを購入してDNAサンプルを送ると、プロジェクトの進捗や先祖の移動についてウェブで分かるらしい。(キットの配布などについては詳細未定。)

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R隊長から自作給水器の作り方サイトのご紹介を頂いた。へぇほぅほぅ。そうよねぇ、この方式なら何でもいけるわね。
http://www8.plala.or.jp/toms/diy/kyuusui02.html
ありがとうございました>R隊長

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おままごとキッチンでケロがラップの芯を何やら前後に動かしていた。心の中で何かを伸ばしていたらしい。
その後では、同じラップの芯を上下に振りながら何やら歌いつつ行進し、途中で「おーっ」と掛け声をかけて拳を天に突き出していた。善意の参加者としてケロの後ろで一緒に「おーっ」とついて歩いたが、ケロはいったい何の真似をしているんだろうか。ケロが見るテレビって殆どNHKだから、ニュースの反日デモの真似じゃないかと思ったりするんだが。(ドレミノテレビかもしれないけど。)

ケロの公園遊びにとことん付き合うつもりで3時間近く遊んだら私が頭痛。帽子をかぶらなかったのが敗因か。早く今年の帽子を作らなくては。
ケロは一人で丸太を組んだ大きな滑り台の上まで登れるようになった。しかし無茶なところから降りようとしたので下でサポートしてたら予想通り足を滑らせた。つかまえた拍子に私の鼻にケロが頭突き。ケロも大泣きしてたけど私も涙出たよ。
桜の木の下で拍手していたのは、桜が見事に咲いていたからだろうか。不明。

砂場遊び用に持っていったおもちゃを少し大きい男の子が取り上げ、自分の親に「これ僕の」と持っていって「違うでしょー、名前書いてあるじゃん」と却下されてた。男の子はそのままそれを砂場の隅に投げ捨てた。ムカつきつつも、子どもって心の中にファンタジーがあるんだろうかと思う。

今年はじめてツバメを見た。もっと前に来ていたんだろうが、ここしばらくツバメを見かけるような場所に私がいなかった。

その後図書館へ。さらに今朝壊れたおえかきボードを買いに百円ショップへ。今回は色が紫と紺しかなかったので2色から選ばせたら紺になった。
帰宅するとBROOKSのコーヒーと女海賊の本屋からの荷物が届いていた。(紅茶は頼んだことないから保証できませんけどコーヒーは安いし毎回封切りたてだから美味しいですよ>Y/Gさま。)
女海賊の本屋に頼んだ今市子の「岸辺の唄」「雲を殺した男」素晴らしい。あの美しい絵で中華風ファンタジー。そして後書きの「だってインチキファンタジー」に笑った。
一緒に何かついでがある時に買おうとおもっていたケロの絵本購入。でもクリスマスの絵本なので12月までキープ。(シーズン前に買うと品切れになりそうだったからさ。)

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中国問題について。「内田樹の研究室」の「中国の狼少年」http://blog.tatsuru.com/archives/000921.php
に一票。題名で煽って見えるような内容ではない。
しかしこういう時にはやっぱりblogの方がいいのかなと思ったりもするな。



2005年04月13日(水) 平易な言葉で論告求刑 鹿児島、検事の発案で

国籍法の規定は違憲=母比国人の男児に日本籍
所得控除受けなければ免除 障害福祉利用料の家族負担
GPS付き通学服を発売 刃物に備えて強力繊維 (共同通信)
ドコモ>FOMA通信料10億円分データ消失 請求せず (毎日新聞社)
 #うわー私が株主なら怒るなー。でも責任者でもなくてよかった。
ローマ法王御用達の仕立屋はいま
ムンクの「叫び」強奪事件2人目の容疑者を逮捕
政府、東シナ海のガス田開発に関する試掘手続きを開始 (ロイター)

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朝家人を送ったついでにまた某身内宅へ。前回不在だった某身内へのフォローもかねて。ケロは喜んでいた。何をしても怒られないしねぇ。(いや私には怒られるんだが。)

夜家人にそんな話をしていたら、別の身内が「外人は『子どもは暴れるもの、そのうちやらなくなる』と割り切っていて、食事の時に暴れても騒いでも叱らない」という話をしていたと言っていた。この「外人」という括り自体が偏っている部分もあると思うし、お国柄と一括りにできるほど色んなケースを見てきたのかも疑問なのだが、実際のところどうなんだろう?私はケロが従うかどうかはともかくとして、こういうルールがあるということを教えるために注意し続けるつもりだけどね。

あと家人だけ某身内から真顔で「夜のお迎えでケロちゃんの睡眠リズムが狂うと成長に良くないから、夜は電車で帰りなさい」と言われたらしい。クローズアップ現代を見たらしい。にやり。心配してるのは分かるけど、ケロのことは親のほうが分かってるし、家庭の事情ですから。

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ここ数日、巡回先複数で紹介されている「世界史講義録」( http://www.geocities.jp/timeway/index.html )。面白いものは伝わるのが早いけど、何故今なのかは不明。ということで私も書いてみた。

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数日前にベランダの掃き出し窓に蚊が何匹かとまっていて「南風が強いのかな。開けないように気をつけよう。」と思ったところが、今日もまた窓にとまっているのを発見。…もしかしてベランダの植木鉢の受け皿でボウフラが湧いているのではないか!とどきどきして受け皿の水を見てみた。何もいない。大丈夫だろうか。害虫を増やしてはご近所迷惑だし水を溜めずに水を切らさない方法を考えてみよう。ペットボトルを逆さまにセットする奴はR隊長が使えなかったと前に書いていた気がするしなぁ。



2005年04月12日(火) 「ゴルフクラブでオオヒキガエルと戦え」政治家が主張

(ロイター)
 #オーストラリアにて。
調査捕鯨対象、新たに2種 ザトウとナガスの大型鯨
愛国教育の問題提起へ=政府、反日デモで対中方針
クローン牛肉や牛乳は安全 日米が研究、品質もOK
アサリ適正表示求める 農水省、北朝鮮産問題で (共同通信)
富士山測候所>空き家状態続く 管理費ネックで名乗りなく (毎日新聞社)

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結局昨夜は家人が留守なのをいいことに(期末ニンジンその1)ネット巡回でいろんな場所を訪れて4時に寝た。
当然朝は起きられない。ケロが起きたのでテレビをつけてあげて沈没。耳で聞いてたり本気で寝たりしながらなんとか起きた時には子ども番組は終わっていた。

最近ケロは寝ている人の頬をぺしぺしと叩きながら「きゅーきゅー」と呼びかける。寝ている人(動物)は皆QQらしい。今朝もやられた。猫の鼻つん(人差し指で鼻の頭に触ること)が好きなのでQを見かければ鼻つん、ぬいぐるみや家族にも鼻つんして、最後に自分で自分の鼻つんをする。最後のはよく分からない。
あと最近寝言が多くなった。一瞬起きてまた寝るのか、夢を見て寝言を言っているのかは不明だが「やーよー」「どうじょー」等分かる言葉もあれば、宇宙語で喋ってる時もあり、いきなり泣き声をあげることもあり。
自分や他人が何かできると拍手するのは相変わらず。「すごいー」の台詞がつくこともある。この間はテレビで大きなシャボン玉を作ったのを見て拍手していた。これはまぁ、私の真似だな。

買物に出かけようと「ケロお出かけしよう」「うん」「久しぶりで嬉しいね」「うん」と会話。「お風呂入ろう」と言っても入りたくない時は「ううん」と首を横に振るので、一応Yes/Noは出鱈目に使っている訳ではないらしい。

午後、家人は食中毒で発熱しながら帰宅。

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過去分まで全部読んできた「こどものおいしゃさん日記」のリンクに、自閉症の人が書いた文章「われわれの存在を嘆くな ( http://homepage3.nifty.com/unifedaut/dontmourn2.htm )」というものがあり、非常に考えさせられた。自分自身も身近にも(今のところ知る限り)自閉症に関わる人がいない身で、これを他のことと引き比べると「一緒にするな」と言われてしまうかもしれないけれど、他人に対する失望とか怒りとかは、この問題に限らずたいていの場合自分の問題なのだということを感じさせられる。
ケロに「いい子ねー」と言った後で「いい子でもいい子じゃなくてもケロは世界一の赤ちゃんよー」などと言わずもがなの付け足しをしてしまったりするのも同じ根っ子。相手に付帯条件をつけず、丸ごと受け入れること。実際はあっちでムカつきこっちで文句を言い、なかなか実現できていないけど、心に留めておきたい。



2005年04月11日(月) 法王死去で記念グッズ大売れ、「法王不在」切手も発行

日本は中国人の感情修復に一層努力を、中国側に責任ない=中国外務省
関東地方で強い地震、茨城・千葉で震度5強
ラクダレースの少年騎手がロボット騎手に
キーボードが院内感染を拡大も=米研究 (ロイター)
毎回手洗い、38%は未実施=高齢者施設のおむつ交換
体内時計、食事も影響か=制御のタンパク質確認
保育の仕事紹介に主婦殺到 東京のNPO法人が講座 (共同通信)

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ネット巡回で見つけた読みたい本メモ。
ジョン・ヴァーリイ「ブルー・シャンペン」ハヤカワSF文庫
古川日出男「ボディ・アンド・ソウル」双葉社

* * *

昨日から「こどものおいしゃさん日記」過去ログを読みふけっている。いや面白いわ。SF好きで同年代というのも大きいかもしれない。全ての意見に同意するわけではないが(当たり前だ)。昔は新生児の手術は麻酔なしだったと読んで寒気がした(大昔は大人も麻酔なしでしたけどね)が、自発呼吸も危うくて保育器に入っているような子どもに麻酔をかけるのはリスクがあると聞くと「うーん」と唸ってしまう。何が最善か。
救急車に道を譲らない人々によく怒っていらっしゃるけれど、私も救急車に道を譲ったつもりが後続車両に追い抜かれたことがある。確かに路上駐車の多い道ではあるが。(類似品で信号の無い横断歩道で歩行者に道を譲ったつもりが後続車両にレースのように抜かれたことがある。あれはびっくりした。)
ちなみに「こどものおいしゃさん」は新生児科医であることとチャイルディッシュであるという自戒のダブルミーニングらしい。

このブログでTV視聴と言葉の問題についての提言がどうもうさんくさいと知ったり、上顎洞炎(多分)で抗生剤出されるのが嫌で病院行かなかったのは正解だったかもと思ったり、松田先生の「育児の百科」一冊あれば十分と読んでにっこりしたり、色々得るところも多い。

同じくここで "What You'll Wish You'd Known" という講演記録を知り、「風上をめざせ」にくらっときた。惚れた。
http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/hs-j.html

* * *

今日も雨のためケロと蟄居。わー三日連続散歩抜きだー。そこでケロとはいはい競争をしたりかけっこをしたり踊ったりしていたが、ふと世のお母さん達はこんな馬鹿な真似をしているんだろうかと思ったりもする。子どもの頃は「家の中で走らない」と怒られた気もするんだが。

遊んでいる最中にケロが急に後ろを向いて、ベランダの掃きだし窓のロックを外してまた掛けた。誰かがやってるのを見て真似をしたくて覚えていたんだろう。あぶないあぶない。ケロが一人でベランダに出ないような対策と(万一出たときの落下防止対策と)、私が締め出されないようにする対策を考えなくては。



2005年04月10日(日) カンタス航空係員が勝手に乗客のラクダの着ぐるみを着る

英世論調査、圧倒的多数がウィリアム王子の王位継承を希望 (ロイター)
反日デモで遺憾表明なし 中国外務省 (共同通信)
 #あらあら。
  でも言論の自由の(あまり)ない国でデモやるんだから遺憾じゃないだろう。

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神様お天道様ごめんなさい。今日も風が強いので恐れをなして外に出ませんでした。(その代わり家の中でケロとキャッチボールをした。20cm位離れて。)

甘いものが食べたかったが前述の通り外に出なかったので、ビターすぎて美味しくないチョコとココアをぶち込んでチョコココアパンを焼いた。ケロが寝てからこっそり食べた。

ネット巡回で芋蔓式に
「こどものおいしゃさん日記 おおきくなりたいね( http://childdoc.exblog.jp/ )」
というところと「ヒラカワの見方 ( http://blog.goo.ne.jp/maingmen/ )」
というところへ辿り着いた。
「ヒラカワの見方」の方は「物を知らなくてすみません」と謝ってしまうような刺激のある文章なのだが、「こどものおいしゃさん日記」はNICUの医師としての真摯な姿と子どもと親への目線が素敵。捨て猫拾って飼っちゃう奥様の話とかも大好き。この間読んだ「早期教育と脳」の著者の小西行郎医師についてもすごく褒めてあって嬉しかった。こういう人が生きていることを知ると少し生きやすくなるような人の一人。



2005年04月09日(土) こいのぼり 5500匹が桜並木と競演 群馬・館林

(毎日新聞社)
北京で1万人反日デモ=当局規制せず (共同通信)

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朝、車で出かけたのに花粉症の症状が治まらず(普段は狭いしエアコンの性能は良いしで一番快適な空間の筈なのに)、マスクの下にティッシュまで挟んでようやく症状が改善。恐れをなして午前中は外に出ないつもりでケロと蟄居。

「中学生日記」を見て「女の子にスカートを強制する制服はやはり宜しくないのでは」とか考える。北欧の幼稚園ではスカートを履きたい男の子のためにコスチュームが用意してあるっていうしねぇ。ジェンダー問題だけでなく電車通勤で制服なんか着てると痴漢に遭いやすいから、実利上もパンツを制服として認めてもいいのじゃないかな。なんだっけ、よしもとばななの小説でスカートで通う男の子が出てこなかったっけ。
「平成若者仕事図鑑」で引越屋の若者が30kgの洗濯機を一人で持ち上げないといけないという話が出てきて「ナマコの眼」に昔から成人男性一人が持ち上げられる重さを1単位とするものが各地にあり(一俵とか)大体50〜60kgと書いてあったことを思い出し、現代成人男性(特に日本人)はちょっとまずいんじゃないかと思う。いや私も重いもの持てませんけど、倒したバイクは起こせますよ。うりゃっ。
「テレビスポーツ教室」では逆上がりの練習の丁寧さに「ここまでしないといけないのか?」と首を傾げる。闇雲に練習するより効果的な方法があるんだろうけど、私が逆上がりできるようになったのは友達に教えてもらった呪文が効いたんだと思うよ。その呪文は「最後の一回」。(逆上がりをする前に「最後の一回」と唱えると気合で普段以上の力が出るのだ。)

ああNHK教育テレビって面白いわ。あ、こんな話退屈でしたね。

高山宏「ふたつの世紀末(2005-048)
青土社(1986年7月)

18世紀末(といいつつ1757年)からおよそ百年間のヨーロッパ(特にイギリス)の文化史落穂拾い。
平和の中のイギリス人が、自らの安全安泰を背景に物珍しさを求め、世界を腑分けする様子を書き下ろしている。これの前に読んだ「奇想天外・英文学講義」と同じテーマが多く(これが専門なんでしょうが)全くゼロからの出発じゃなくて助かった。
『北海の湿気を吸いながら吹いてくる冷たいイースタリー(東風)が、英国人の狂気への原因の一つである。そうまことしやかに論じているのは、他ならぬ十八世紀の英国人医師たち自身であった。』と言われると私としてはついメアリー・ポピンズが東風に乗ってやってきたことを思い出してしまうわけだが、あの提督の風見鶏の動きに不穏なものを感じなくてはいけなかったのね、きっと。その他ポーの「アルンハイムの地所(領地)」が出てくれば当然マグリットだし、それがキューガーデンに何故か立つパコダにつながって、その必然を教えてくれる。S字を描く迂回路についてはローマンロードのアンチテーゼだと思っていたのだが、この本では「動く建築」への欲求から造られたということになる。そして名づけることは殺すことだと言われ、パノラマとジオラマを語り、まとめ。

これらのことを知っていればあの人やあの人や…の言うことをもっとよく理解できたかもしれないと今更思う香炉峰の雪。



2005年04月08日(金) 9百万年前のヒラメ化石 長野県で発見、GWに公開

ローマ法王に最後の別れ=バチカンで葬儀
愛子さま「こどもの城」へ 同世代の子と造形、水遊
 #うわーやめてくれ混むじゃないか。
ウエスト太めは要注意 内臓脂肪で新診断基準 (共同通信)
 #っつっても女性で90センチ以上という縁のなさそうな数字でほっ。
身の危険を感じたら相手を射殺してもOK フロリダ州の新法案
ヘラジカ狩りの獲物を増やすために灰色グマを射殺せよ!(ロイター)

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朝、家人を送った先が某身内宅に近かったので突然だが連絡して在宅を確認し(1人しかいなかったけど)、コンビニケーキを手土産に買って訪問。
ケロと某身内と3人で近くの公園へ行き、花見がてら散歩。ケロはまたすべり台の階段だけ登って戻ってこようとしたので(今日は下で受けてくれる人もいるし)「一緒に滑ろうか」と無理やり手すりにつかまる手をはがして落とした。(今日は後から私も滑ったよ。)やっぱり高いとびびるんだな。

公園に来たのが本当に思いつきだったので、花粉症対策をしていない私は段々具合が悪くなってきて「ケロもう帰ろうよう」とお願いモードになったが聞きやしない。結局本人が疲れて抱っこをせがむまで2時間以上遊んでいた。帰りには私はティッシュをマスク代わりに鼻と口に押し当てていたので、某身内が抱っこしてくれた。

某身内宅へ戻り自分の分のご飯(うどん)をほんの少々食べるとケロは帰りたくなったらしく、私のバッグを持ってきて私に渡し、自分は玄関へ出る扉の前に立って「はいっ」と手を差し伸べ、某身内には「ばいばーい」と手を振りだした。しかし大人はそう簡単に帰れないのよ、ふふふふ。結局食後に淹れてもらったお茶をごくごく飲んでから失礼した。

帰宅後、寝たケロを車に残してダッシュで家に戻り、ベビーカーと帽子とクリーニングに出すものと図書館に返す本を取ってきた。ケロをベビーカーへ移して今度はベビーカーで一回り。ああー今日は働いたわー。
図書館で巷で話題沸騰の(笑)「リサとガスパール」を蔵書検索してみたけどなかった。残念。NHKのイタリア語講座では「ぐりとぐら」を伊訳して朗読してたとか言うし、最近は絵本好きは守備範囲を広げなくては色んな情報が落ちるわねー。

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他人様の日記からの連想2種をぐだぐだと書いてみる。オチはない。

先日Mさんの日記に動物が静かに寝ている姿を見ると死んでいないか不安になるというような記述があって、私もよくそういう気分になることを思い出した。夜中にふと目が覚めると猫やケロや家人が生きている兆候を確認してしまうことがある。小さなお腹がぺこぺこ動いているのを見てほっとするが、猫以外は深い眠りについていると昏睡状態だったらどうしようとまで思ったりする(猫は物音を立てると寝ていても耳が動いたりするから)。そしてQは白地の猫だから、たぶん死んでしまったらあのピンクの耳の裏や鼻の頭の血の気が失せて白くなるんだろうけれど、この間お別れした某君は鼻も黒い子だったのでふわふわした毛皮の下の額の冷たさを感じてもまだ寝ているようだったことなど思い出した。小さな生き物の切ない愛しさは遠からずやってくる変化と関係があるのかもしれない。

また別のMさんの日記で教科書検定についての話題で戦争加害国だったという認識の欠落について書かれていて、先日「日本風景論」の感想でうまくまとまらずに書いたことの続きを少し考えた。同じ本の中で東京の運河や河がことごとく暗渠になったり高い堤防で囲まれたことについて「空襲の時に折り重なった死体が水面に浮かんでいたのを思い出すから見えないほうがいい」ということを言った人がいたというエピソードがあったのを思ったり。戦争だけでなくもろもろ体験したことについて、語りたくもない話がきっとたくさんありつつも「彼らは体験しないだろうからわざわざ言うこともない」と飲み込んでいる人たちのことや、今読んでいる高山宏の本でピクチャレスクについて語られるのと私がこの間「墜落遺体」を読んだのは同じことなのかと思ったり(何故私は他人の死について根掘り葉掘り知りたがるのだろう)、「オリエンタリズム」後に「じゃあどうすればいいのか」と途方に暮れたり「ちびくろサンボ」復刊について「これが『イエローモンキーたろう』の話であっても同じように「それでもやはりいい話」と言えるのかどうか」と思ったり。




2005年04月07日(木) チャドで発掘の化石、最古の人類=科学者チーム

(ロイター)
受信料不払い74万件超す=NHK、見通し上回る (共同通信)
 #視聴率はどうなのだろうか?

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風邪が治りかけたころまた児童館へ。そろそろ学校や園が始まるらしく、また空いていた。ケロはしばらく前に遊んだお花畑を作るおもちゃ(ドイツ製らしき木のおもちゃ)を指差して下ろさせて遊び、「長期記憶もあるんだなぁ」と感心した。まぐれっぽいが木の取っ手つきパズルをはめられることもある。

先日も別の場所であった出来事だが、今日もケロより年上の女の子(何故か必ず女の子)がケロをペットがわりに「いっしょにあそぼう」「こっちへいこう」等ひっぱり回したがった。ケロは非社交的な気分だったらしく「いやーだー」と暴れて抵抗していたが無理やり抱っこされたりしていた。私はケロにも社会性は学んで欲しいが明らかに年長の女の子も身勝手なので、危なくない分には中立でいようと見守り「そっちには行きたくないみたい」などと事実を述べるだけにした。そのうち年上の女の子が飽きて、ケロより大きい子を見つけて離れていってちょっとほっ。同い年くらいでも一緒に遊ぶとは限らなくて、自治会の時にいつもお友達と遊んでいるのは、退屈なせいか彼女と気が合うのか?

思い立って豆腐を作ってみた。家には「豆腐のできる豆乳」が常備されているので、何故かこれも家にある「海の調べ」というにがりを混ぜて電子レンジで2分。(豆乳200ml、にがり小匙1)
縁がぶつぶつに固まった状態で、少し混ぜるととろっとしたクリーム状になった。もうちょっとにがりを増やすか加熱時間を長くするといいのかもしれない、がお腹がいっぱいになってしまったので今日の実験はおしまい。

家の山椒の木がはげちょろなので「そろそろ筍も出るのに大丈夫かしら」と思っていたのが数日前。今日見ると緑の新芽がにょきにょきと芽吹いていた。さすが。じっと待っていたのね。

ここ数日で他人様の日記で得た情報その他

■「吉田が巨大な物を作ってますよ」
http://www.h7.dion.ne.jp/~huge/huge.html
■ビデオ・オン・デマンド方式オンラインテレビGYAO
http://www.gyao.jp/
■ニッポーンゴ.com
http://www.jtpa.org/column/000273.html
■ソースがみつからない
桜は八分咲きになると最初に咲いた分が散っていってしまうので、それ以上満開の姿が見られないという話…うーんどこで読んだのだ?



2005年04月06日(水) 山梨県大月市で30.2度 全国で今年初の真夏日

黄砂 道内で今年初観測 室蘭地方気象台
輸血血液 大幅不足 「A」「O」は特に深刻 (毎日新聞社)
18日からコンクラーベ=法王庁発表
 #きっとこれ誰か駄洒落言うぞ、間違いない。
「虐待の兆候」見逃すな=厚労省がチェック指針 (共同通信)
ガソリン店頭価格、122円と10年ぶりの高値 (ロイター)

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旅行中はわりと平気だったケロの鼻風邪、家に帰ると復活。実はアレルギー性鼻炎じゃないかと家人は疑っているようだが、たぶん風邪だと思うんだ。

同じく旅行中はわりと平気だった私の花粉症も、家に帰ると復活。市販薬の鼻炎カプセルを飲んだら睡魔に襲われて午前中ケロにぺしぺし叩かれつつも寝入ってしまった。起きたらちゃんと罰が当たってケロのお尻が汚れていた。ああケロごめん。(本人の機嫌は良かったが。)

前夜家人が、楽しみにしていた「お風呂の電気消して」とかいう発光体を入れて浮かべてあそぶおもちゃでケロに泣かれてがっかりしていたが、今日は明るいお風呂だったせいか、いつものシェービングクリームの蓋に同じおもちゃをはめて遊んでいた。慣れたのかしら。でも発光体は2個しかついていないという全く子どもだましなおもちゃなのだった。

家人が来週旅行に行くので、シャツを買ってくるよう頼まれて行った。(前夜無印良品のサイトでデザインを確認してもらい、実店舗で購入。インターネットって何て便利なんでしょう。)ついでに自分の服も2枚購入。ついケロの服を買いに入ったGAP KIDSなんかで服を買ってしまいそうになるが、ちゃんと自分の服も買おう。コンセプトは「児童館でおしゃれな人に会っても恥ずかしくない服装」。低い、低いぞ。



2005年04月05日(火) 金環皆既日食 太平洋上で観測、ネットで生中継 9日

MONSTER 大ヒット人気マンガ 米で実写映画化へ
外来生物 オオクチバス指定反対に9万5千件の意見 (毎日新聞社)
妻殺しの容疑者、妻の生存が確認されて11年ぶりに釈放
 #中国にて。映画「ダブル・ジョパティ」を地で行ってる。
空の旅に金属製の食器が戻ってくる
カシミールの歴史に残るバス運転手
幼児期にテレビを見過ぎるといじめっ子になりやすい=米調査 (ロイター)
 #ここまでくると眉に唾がつくが。

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旅行2日目。いつも楽しみな朝食ビュッフェ。今回はケロに豆腐とお箸をあてがったのでかなり間がもった。ありがとう豆腐の神様。しかし最後にはケロタイマーが作動し、私と中座して(ケロ的には食事を終え)外をぐるぐる。ロビーの床にアンモナイトの化石を発見。

帰り道は旧道でからみもちを食べたりしながらのんびり湘南へ。サーファーを見ながらこの間聞いた「隣の奴がいつまでたってもテイクオフしないから横を見たらアザラシだった」話など思い出す。
そこで家人召喚の電話が入り、一気に高速を使って帰途へ。ケロもご指名がかかったので、家人がケロを抱いて車を降りた。ケロはこちらを向いて「おかーたーん」と呼びながら悲しい顔で段々遠ざかっていった。しばらくして戻ってきたが「大泣きしてたよ」と家人はへらへら。やっぱり一緒に行った方がよかったのかしら。(訪問先で泣きながら皆に「ばいばーい、ばいばーい」と手を振って「まだばいばいじゃないでしょ、来たばっかりでしょ」と言われて号泣してたそうだ。)

寄り道も済んで帰宅し、旅行終わり。

高柳佐知子さんの個展のお知らせ葉書が来ていて慌てた。例年は1年おきに9月頃の開催だったので、今年こそ行くぞと決意を固めていたのだが、新刊が出るためか今年は4月になったようだ。家人の予定を確認し、家人が駄目なら身内を呼び出しても必ず行こうと決意を新たにする。夜半にホームページにお知らせを足し、復刊ドットコムにも情報投稿してみたが、関心のある人みんなに伝わるといいな。去年の秋に雑誌フェアレディ展が開かれていたことを後から知って悔しい思いをしたので、同じ思いをする人が減るように。
ここにも改めて転載。

2005年4月25日(月)〜30日(土)まで銀座ギャラリー・オカベにて個展開催
「高柳佐知子個展 −言葉の魔法−」11:00〜18:30(最終日17:00)
ギャラリー・オカベ http://www.galleryokabe.co.jp/



2005年04月04日(月) アレルギー治療に有望物質 受容体を標的に、京都大

出生前に診断、半数超す=03年、先天異常の赤ちゃん
英皇太子の結婚式延期 法王葬儀と重なり翌日に (共同通信)

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修善寺へ旅行。途中で寄り道を考えていたが寒いので直行した。途中の本屋でケロ用にシール絵本を購入。うーん甘やかされてるな。

前回2度続けて閉まっていて心配した美味しい御寿司屋さんが開いていて一安心。ここの御寿司屋さんは行くたびに「前にもいらして頂いてます?」と覚えていてくれるところが立派。閉まっていたのは「具合が悪かったんです」とあっさり仰ってましたがもうお体は宜しいんでしょうか、心配だわ。ここに来る楽しみなのでぜひ健康でいて下さい。

宿の方は、併設の研修用施設で社員研修などがあったらしく、夜の温泉も今までで一番混んでいたし、朝から駐車場でモットーの発声訓練みたいなものをやっていた。彼らはきっと朝風呂に入る余裕はないだろうからと、ケロを朝風呂に連れて行ったら案の定貸切状態。しかし広いお風呂が怖かったのかケロが泣いてへばりついてきた。走り回るんじゃないかと心配していたので良かったといえばよかったが、今までも(洗い場だけだけど)広いお風呂には数回来たことあるのになぁ。



2005年04月03日(日) 神社のこま犬、盗まれる 大津で連続4件

ローマ法王が死去=在位26年、宗教和解も (共同通信)
迷信深い国ルーマニア サッカーでも必勝祈願に呪いの儀式
映画「ブレイブハート」の由緒ある剣がニューヨークに (ロイター)

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その手のニュースばっかり集まってしまったが偶然。

ケロの鼻ぐずぐずが治らないし私も花粉症の薬を飲んで眠くなってしまい、家でのんびり過ごした。予報では雨が降ると言っていたが結局夜までは天気が良かった。

家人の帰りが遅かったので、お掃除料理で「小松菜・しめじ・ブリの温麺」を作ってみた。塩味のスープスパゲッティみたいな感じだったけどなかなか美味しかった。二度と同じものができないのがお掃除料理の唯一の欠点だ。

高山宏「奇想天外・英文学講義(2005-047)
講談社選書メチエ(2000年10月)

英文学の本流からはどうやら外れているらしい自称「超」英文学者の語る、本流では英文学とあまり関連して語られない時代性についての解読。
シェイクスピア・リバイバル、マニエリスム−驚異と断裂の美学、「ファクト」と百科−ロビンソン・クールソーのリアリズム、蛇行と脱線−ピクチャレスクと見ることの快、「卓」越するメディア−博物学と観相術、「こころ」のマジック世紀末−推理王ホームズとオカルト、子供部屋の怪物たち−ロマン派と見世物…がそれぞれの章の見出し。

プロローグの「グランドツアーによりイギリス人は『見る』ことに対する関心を高め、全国土をイタリアの風景画のように改造した」というのは反論があれば知りたいところ。シェイクスピアの時代には目で読むことができなかった(活字が発明されていなかった)ので、耳で聞いたとおりの多義性を持たせたテクストを一義に絞るべきではないという話に納得。その他いろいろ目新しい話があり、一度読んだだけでは消化不良を起こしそう。要再読。



2005年04月02日(土) 桜、記録的な遅咲きも 気象庁「春先の低温響く」

光の色に染まる新素材開発 壁紙やスクリーンに応用へ
太陽系外の惑星を初撮影 独チーム、チリの望遠鏡で (共同通信)

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買物に行き、ケロにシール付の雑誌を購入。手に持ったままベビーカーでうたた寝してしまったので、そのまま玄関で寝かせておいた。1時間後に起きたので下ろした。
シールをがんがん貼って消費。この雑誌「げんき」のシールは貼り直しがきかないので見る見る「消費」されていった。ああー。でもいないいないばぁとミッフィーが同じ雑誌に載ってるのって魅力的だったしミッフィーの身長計の付録に惹かれてしまったの。

夕方玄関に出したままだったベビーカーをケロが見つけ、「乗せろ」とアクション。乗ると今度は「靴を履かせろ」のアクション。「じゃあゴミを出しにいこう。」とゴミをまとめてケロをベビーカーに乗せて下まで降りた。それだけじゃつまらないかと思い「ちょっとだけ散歩しようね」とほんのちょっと散歩して寂れた公園へ。
何度か練習して、ケロは手足を駆使してすべり台の鉄の階段を登れるようになった。しかし一番上まで登ると今度は反対を向いて階段を降りてきてしまう。誰もいなかったからいいんだけど、すべり台というのは普通は順番待ちがあるので逆走不可だよ、ケロ。

ミス・リード「ミセス・プリングル(2005-044)

ミセス・プリングルを中心にした1作。しかし「エミリー先生」や「ミス・クレアの歳月」とは違い語り手はミス・リードなので、ミセス・プリングルが心の中で何を思ってあのような人生を送っているのかは明らかにされない。とはいえ、読み終えると「彼女にも少しは良いところがある」と思ってしまうお人よしの読者多数(おそらく)。

ミス・リード「ホワイトロビンと村の学校(2005-045)

珍しい白子の駒鳥を中心に、モーン氏の甥などのゲスト出演者も交えた一年の話。

ミス・リード「村の百年祭(2005-046)

前作ホワイトロビンの続き(時系列)。「村の」百年祭となっているが、実際は村の学校の開校百周年の年の話。ミス・クレアご存命中の話なので、彼女がたくさん登場する。やはりミス・クレアとミス・リードの会話部分は心が澄むような爽やかさがあるわね。あいかわらずのミニー・プリングルにはいらいらさせられるが。(あと例の天窓が屋根付窓になるが、やっぱり元の天窓に戻る。)
それにしてもミセス・ウィレットの作るケーキは美味しそう。「ミセス・プリングル」の方に、1ヶ月以上前に仕込んだフルーツケーキにスプーンに一杯のブランデーを奢るという作り方が出てきて、重たーいべたべたのフルーツケーキにアイシングのかかった奴が食べたくなった。



2005年04月01日(金) 競馬レース中に鳥の攻撃 5人が重軽傷

子ども用ビキニは是か非か ノルウェーで論争 (ロイター)
 #うーん、子どもの立場で言えば1、2歳でも上半身裸の写真が残るのは
  嫌だと思うし、大人の立場で言えばセパレートの方が長い期間着られて
  便利なような気がするけどなあ。
天皇と歩む国民を明記=憲法前文で自民小委 (共同通信)
北朝鮮産アサリを不正表示=九州で「熊本産」と販売 (共同通信)

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前夜2時頃家人が疲れて能面のような顔で帰宅。期末の打ち上げで遅くなったのかと思ったら違った。とある顧客が「年度末の3月31日深夜12時に注文を出すのが一番お買い得」だと固く信じているのだそうだ。ありえない。

ケロが寝ている家人の顔にボールをぶつけて遊ぶので、買物に連れ出した。本屋さんに目当ての雑誌など探しに行ったが、見つからなかったり決めかねたり。後から家人に「ケロの雑誌を毎号買うのはどうかと思うんだけど、シール全部(遊んで)なくなっちゃったからシールのついてたページのイラストを剥がそうとして怒ってるんだよね」と言ったら「買ってあげましょう」と言われた。馬鹿可愛いってこんな感じ?

後から家人が合流。実はまだ私は腰痛に苦しんでいるので、ケロを預けてリフレクソロジーで腰を中心にマッサージをしてもらった。痛い/押して気持ちいいところじゃないところを押してもらって、痛みが消えるってすごく不思議よねー。痛みが全部消えた訳ではないけれど痛い箇所をかばった変な姿勢で凝っていたところがすっきり楽になった。

夜セブンイレブンに寄ってわくわくしてお茶を買いに行ったら、その店では飲茶フィギュアがついてなくてがっくり。積極的に集めるつもりはないのだけど…もじもじもじ。

ケロが寝てから、録画していた「ターミネーター3」を見た。スーパーウルトラつまらない映画だった。設定の矛盾も色々気になったし「猿の惑星2」だし。しかしそんなに核戦争が怖いのか?自分達が核兵器持ってるのが悪いんじゃないか?


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