2002年07月31日(水) |
シドニー湾にクジラ接近、通勤フェリー妨害のアクシデントも |
幻の20ドル金貨、760万ドルの高値で落札(以上 ロイター) 小惑星 地球に激突せず NASAが声明発表 H2衛星切り離し失敗でNECに賠償請求へ 宇宙科学研 駅にイグアナの忘れ物 大阪・阪急電鉄十三駅(以上 毎日新聞) 日産が再生のシンボル、新型「フェアレディZ」を発売 #今日のニュースですが発売は昨日。 神戸・王子動物園の雄パンダ、繁殖能力低く“離縁” #メス疑惑のオスのその後。 古代ゾウの化石、江戸の儒学者には「竜の骨」 電車内で携帯電話OFFの人はわずか1割(以上 読売新聞)
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野菜責めパワーアップ。
忘れていたけど今日はまた水曜日。生協さんの宅配が届いた。美味しいものから食べたいのに兄貴(先にあった方)から食べないと追いつかないってどうよ。 ・・・何て贅沢な悩みなんでしょう!
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オークションで落札した図録が届いた。嬉しい(^^) 古書店に頼んだ方は音沙汰がない。早くこないかなー。 #・・・っていうか前払で振込済なんだけど(^^;
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備忘録:猫餌#2
今日はサンプルで頂戴したEukanuba(ユカヌバ)の餌をあげてみた。 お皿に入れたら、Qは「いやーっ(いにゃーんっ)」と一声強い声で鳴いた。気に入らないらしい。 仕方ないのでかつおぶしをトッピングしてみたら少し食べた。
彼はもともと食べ慣れない市販の餌(今食べてる餌だって最初は一粒も食べないので手に数粒づつ乗せては食べさせて慣らしたのだ)は嫌うので、しばらく続けてみようかとも思うが、家人に言わせると「自分があと10年しか生きられないとしたら、ちょっとぐらい体に悪くても好きなもの食べたいだろ」ということになるらしい。うーん。でも彼は持病(FUS)があるので基本的に治療食しか食べちゃいけないのだよ。
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川上弘美「椰子・椰子」(2002-089)☆☆☆☆
好きです。今まで読まなくてごめんなさい。
渋谷の青年の手紙にくらくらきた。ああっ。素敵。
中井貴恵「ピリカ コタン」(2002-090)☆☆☆
久々の100冊本。(他の本のリクエストがたまっておりましたのでね。) 北海道に住んだことも子供を育てたこともないので、読んでも残念ながら共感する材料がこちら側にない。星野道夫さんの章はちょっと辛い。
柴田よしき「RIKO −女神の永遠− 」(2002-091)☆☆☆うーん?
何だか女性作家ばかり並んでいるけど偶然です。
こんな月末に夜中の2時まで本を読まなくてもいいのになぁ・・・と思いつつ最後まで読んでしまったよ。 推理小説は最後まで一気に読まないと結末が気になるもの。言訳。
面白いと言って良いのかどうか。一晩寝て考えます。後日加筆。
(以下8月3日加筆)
この本を紹介された時に確か「性的に奔放な女性が駄目じゃなければ」という条件がついていたと思った。読んでみて納得。 「(本で読む分には)それぞれに納得できる感情または文化であればOK」というのが自分のスタンスであるようだ。が、この本の主人公 緑子(りこ)のそれぞれの相手との交渉(←婉曲な言い方)には私に(まだ?)理解できない感情があり、そこがもやもやする。・・・「私だったら絶対嫌」という相手が一人います、さあ誰でしょう(笑)。
タブーというのは文化によって異なるので、多夫多妻だろうと近親婚だろうと同性愛だろうとそれがその文化で認められているなら圏外の人間が口を出すことじゃないと思う。だいたい個人の嗜好について(相手に強制していないのなら)文化的に認められていなくても別に問題はないんじゃないかと思う。(法的な問題を除き。自分の好き嫌いはまた別だけど。) だから緑子が良いなら私がどう思おうと構わないのだが。
しかし、精神的なものでも肉体的なものでも他人からの強制は、自分が受けるのも人が受けるのを見るのも嫌。これがこの本を面白いと言って良いのか悩む理由。
柴田よしきさんの本を紹介されたのは、梨木香歩さんの「からくりからくさ」の感想から加納朋子さんの「いちばん初めにあった海」に言及したのに対してメールを頂いての出来事。柴田さんの本を2冊と短篇1篇を読んでみてその理由が分かる気がした。不利益も含めた属性としての「女性」を生きていくことに対して、加納さんの本の女性達より柴田さんの本の女性達の方がずっと真剣なのだ。そしてどうやら私は(紹介してくれたお友達も多分)そういう真剣さが好きなのだ。
ということでこの本の感想は「面白かったけど納得できない部分と嫌な部分がある」。柴田よしきさんについては「他の本も読んでみよう」。(猫探偵は外せないにゃん。←1Ny)
2002年07月30日(火) |
没後40周年のマリリン・モンローの遺品、オークションへ |
#8月5日が命日。享年36歳。 フィレンツェ市、ウフィツィ美術館の新玄関めぐり対立(以上ロイター) 街路樹にオリイオオコウモリ/那覇市の国道(琉球新報) 大道芸人に都がライセンス、審査始まる ネズミ・ゴキブリ駆除器ペストX効果なし 公取委排除命令 心臓に34年前の手術針、45回のX線検査でも見落とす 伊オートバイ「ドゥカティ」が2900台リコール 首都高速100円値上げ検討 国交相ら反発 バーミヤン大仏「夜間のみ映像で再現」 アフガン文化相 外国産カブト・クワガタ、年68万匹輸入 がん細胞の増殖、酵素と関与 宮城県立がんセンター(以上asahi.com)
◆野菜責め
残業日。へろへろ仕事。終わってないけど。 でも一番辛かったのは仕事じゃなくて、正門を内側から閉めた1秒後、表に出したバイクのエンジンが止まった瞬間。(計ったようなタイミングの良さだったよ。)
帰宅後、冷奴(薬味はみょうが)、つるむらさきのお浸し、アスパラのお浸し、茄子とトマトのオリーブオイル炒め、デラウェア(葡萄)で夕飯。
茄子とトマトの残りは冷蔵庫で冷やすつもり。(←本当はこっちがメインで夕飯はちょっと味見だけ。)みょうが竹もさっと茹でてまた梅酢と味醂に漬けた。万能葱は小口に切って冷凍、根っこはプランターに植えた。
・・・いえ、ちょっと冷蔵庫で野菜がうなっていて。まだまだあるよ。 頂き物と自分で買ってきたのと生協の宅配で取った野菜が見事にバッティング。で野菜責めになってしまったのよ(作ってるのも食べてるのも自分だけど)。
◆備忘録:猫餌
昨日は猫病院で猫餌2袋購入。サンプルで頂戴したDr.'s Careの餌(青袋)は一口食べてはもの言いたげにQが振り返る。嫌なのか、慣れないだけか。
◆世の中には色々な能力があり、それが生かされるとばかりは限らない
不思議な話だったので覚えておこうと思っていたのに、日曜日に書くのを忘れていたが、ここ数日のマイエンピツ繋がりで思い出した話。 (と言っても自分のブックマークなので、他人様には繋がりが分からないよなぁ。>マイエンピツ)
日曜日に「役に立たない能力」の話をしていたら、一人が「友達が次に会う時に着てくる服が分かる」という能力のカミングアウト(笑)。 ぼんやり思い出すように"見える"んだそうだ。残念ながらこの能力を生かす機会はないようだが(爆)
もう一人は「どのエレベーターが一番先に来るか分かる」という。勘で当てているのではなく、音が聞こえるということ。 「急いでゴミを出しに行く時位しか役に立たない」と言っていたけれど、母方のご親戚は第二次大戦中に「それで兵隊に取られちゃったのよ」ということだった。 耳の良い体質が遺伝してるのか、音楽教育に力を入れる一族なのか、どっちなんでしょう。(きっと両方でしょう。)
2002年07月29日(月) |
イリオモテヤマネコの道路横断ボックス利用、3カ所4匹 |
ワン切り業者を刑事告訴も NTT西日本 お寺の境内から小判38枚発見 埼玉・長瀞 名古屋市営住宅のエレベーター、落下 住民2人けが(以上asahi.com)
◆またもや他人様の日記にもらい泣き。
子猫「のいちゃん」がお友達ご実家へ転居。 猫との別れを知っている人は。「ノラや」で号泣してしまった人は。ぐぐっときてしまうよ。
・・・でも意外と猫はあっさりしてるので多分がっかりします>次回対面時。
◆「呪い」のビデオ。
明日が返却期限なのと諸々の巡り合わせにより、会社から帰ってから一気にDVD&ビデオ4本観た。(1本は土曜日に途中まで観てたけど。)
キーワードは "curse" − 「呪い(のろい)」。
いやー、そんなつもりで借りたんじゃなかったんだけど(^^; 4本中3本に「呪い」が出てきたちゅうのは何なんだ。 #過去には映画館で2日連続指の落ちる映画を観た嫌な偶然もありました。 #そういえば昨日読了した本2冊のキーワードは「ダイモン/デーモン」でした。
映画「チアーズ! Bring It On」2000年・アメリカ☆☆☆☆
面白かった〜。爽やかだったし、元気いっぱい。 主人公の女の子があんまり可愛くないのもいい(笑)・・・というか、キャメロン・ディアスとかもそうだけど「おさる顔の金髪美人」というジャンルがあるんだろうな(←失礼千万) 私はスポコン映画とかスポコン漫画とか好きなので、しっかり嵌った。辛くても顔は笑顔(それは「エリカの星」)。 途中の1シーンで「やはりバイク乗りは獣道か」と思ったが普通の人は見逃したと思う。
観るとにこにこしちゃう映画だったよ。
この映画は「バトンの呪い」(笑)
次。
映画「ウーマン・オン・トップ」2000年・アメリカ☆☆☆☆
ペネロペ・クルス・・・ずいぶん大人になって、まぁ。(彼女の映画は「ハモンハモン」以来。)あれも「ペネロペ・クルスは可愛すぎる」というお約束の上に作られていたが、この映画もそう。まあ彼女が嫌いな人は見ないからいいんだろうけど。 愛と料理と乗物酔い ( motion sickness ) の物語。
私も乗物酔いするので、なんだか同情しちゃった。(タクシーに「自分で運転させてくれ」って交渉するのは可笑しいけどかなり共感できる。)自分で運転すれば平気なんだよねー、何でも。
ロクデナシの夫@ブラジル人がとっても情熱的ですぐ歌う。 で、密かに「あんなセレナーデを捧げられたら、その後いくらロクデナシでもその一瞬のためだけに残りの一生もそこそこ幸せに送れるような気がする(幸せは心の中の青い鳥だからね)」と思ってしまう私はシチュエーションに弱すぎるでしょうか(笑)
音楽と料理とペネロペ・クルスの可愛さで楽しい映画だった。
この映画は「イマンジャ(海の女神)の呪い」。
次。
映画「リトル・プリンセス/小公女」1995年・アメリカ☆☆☆
あの小公女です。(いいじゃん、借りても。)
これでも少女小説好きの私、あまりのストーリー(の改変)にぶっとんだ。なんだかなー。しかし途中に入るラーマーヤナのストーリー(と特殊効果)は良い感じ。
お父さんがね、どこかで見たことあるんだ。誰だろう。 他に言うべきことは特にはない。
この映画は「インドで覚えた呪い」。
映画「グラス・ハープ」1995年・アメリカ☆☆☆☆
カポーティ原作。これだけでもう許す。ストーリーについては語る必要なし。 悪いオニーサンが格好良いのにまたくらっときてしまった。(反省。)
この映画は呪いは出てこないが「ジプシーに教わった薬」が出てくる。
以上、「月末2日前の晩に何やってんだ映画大会」のレビュー。 明日と明後日は残業がんばるぞ、おーっ。(げーっ。)
「太平洋ひとりぼっち」の堀江謙一さんが帰国 米炭鉱事故、9人全員を3日ぶりに救出(TBS Newsi) ブラジル、アマゾン流域のジャングル監視システムが稼動 米FDAの諮問機関、妊婦のマグロ摂取量制限を勧告(ロイター) #他メカジキ、サメ、アマダイ。メチル水銀を含むためだそう。
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時を忘れて読書。
おかげで行くつもりだったマグリット展に行かなかったばかりか、夕方の待合せに全然間に合わなかった。本当に本当にごめんなさい>お待たせした皆様。
ケーキブッフェでたんまりケーキを食べ、たんまり喋ってきた。 外国語の学習と思考法についてと、仕事の能力と意欲は比例する話など。お土産話もちょっと。あと、図書館員は人が借りる本をあれこれ言っちゃいけないそうだよ! ここ1週間程、食べっぱなし・・・来週は粗食で暮らそう(^^;
帰り道、通りすがりに黒いダラダラしたワンピースと、魔が差してユキヒョウ柄のワンピースを購入。 私は他人には違いが分からない黒ワンピースをとっかえひっかえ着るのが大好きだ。しかしユキヒョウ柄、しかもアシンメトリーヘム。着る機会はあるだろうか。 ・・・だって欲しかったんだもん。
帰宅し、作っておいた頂き物のフレーバーティーを試飲。
・・・いちごだ。
ストロベリーティー。 それは、非常に卑近な例を挙げると、いちごポッキーを食べた後でアイスティーを飲んだ気持ちに似ている(笑) ありがとう>マダムG。
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フィリップ・プルマン「琥珀の望遠鏡」(2002-087)☆☆☆☆☆←シリーズ通して
久しぶりに☆5つつけてみた。(時を忘れたのはこの本です。)
3部作の完結篇。児童向ファンタジーというのにはちょっと違う気がする。(ブッカー賞候補にもなったというし。)英国国教会派の祖父に育てられたというプルマンは、神についてや善悪についてどうしても考えてしまったのだろう。私が1作目を読んでC.S.ルイスを連想したのも故がないわけではないのだ。
私は特定の宗教はもっていない。でも「地上に神の国を作る」という理想は素晴らしいと思っているし、一人一人がそう努力すべきだと思っている(ただし他人にそれを押し付けてはいけない)。この本が言ってるのもそういうこと・・・? いや、このお話は作者が言いたいことがあってできたんじゃなくて、どこかから生まれてきたものなんだろう。・・・まあテーマについては私以外の誰かが考えれば良いか。
この本で気にいったのは、おそらく他の殆どの人と同じくダイモン(デーモン)の存在。あちこちで涙をこらえて読んでいたのだが(それは悲しくてだけではなく)、ダイモンに係る箇所でどうしても心が動く。本当に、こんな存在がいたら。自分の中の良いもの/大切なものが暖かくて柔らかくて、それを腕に抱いて愛し合えたら。本を離れたときの喪失感が辛い。持っていないダイモンを失くした気持ち。 そして大団円の纏め方。私は小野不由美さんの十二国記を大変気に入って繰り返し読んでいるが、彼女はいつも話の結末を端折る癖があり、そこで手を離されてしまうのが不満なのだ。が、この本の終わりは充分みんなを描いてくれて嬉しかった。 何故か最後の方を読みながらYesの曲が心の中に流れていた。( "Close to the Edge" ) 繰り返し読み返したら粗が見えてくるのかもしれないけれど、この本を読めて良かった。・・・大切に読んだけど終わっちゃったなぁ(溜息)。
しかし本のリクエストは3月12日。結局借りるのに4ヶ月以上かかった。また読み返すのも大変だ。(待たずに買えって?いいえ、文庫になるのを祈るのよ。)
吉川良太郎「ボーイソプラノ」(2002-088)☆☆☆1/2
先週読んだ「ペロー・ザ・キャット 全仕事」の続編。今度の本は主役が入れ替わって探偵が主人公のハードボイルドになった。本の好きな作家がオマージュとして色々な過去の作品から借りてきた設定を使うという姿勢は同じらしいが、語り口は過去のハードボイルド小説翻訳体という感じ。(嫌いじゃないよ。) フィリップ・プルマンと同じ日に読まなければもう少し点が良かったかもしれないが夢中度では全然叶わなかった。ごめんね、吉川さん。
結末は(登場人物の行動とその心理が)何だかよく分からなかったというのが正直な感想。私には犬の気持ちは分からないらしい。 しかし続編も読んでみようと思う。シリーズ連作というのかな。次の主役は誰かな〜♪
2002年07月27日(土) |
毒ヘビ逃走、バンジージャンプなど営業停止の騒動 山形 |
首相官邸の庭を掘れば…大名屋敷が現れる(読売新聞) カドミウム米 対立データ無視 強引に結論づけ 厚労省研究班(毎日新聞) セーヌのほとりで海気分 自動車専用道を歩行者に開放 図書館の「不明本」7万5000冊、損害1億円超に USJのアトラクション人工池で大腸菌検出 昨秋 アフガン仏教遺跡、やまぬ盗掘 密売団の首領逮捕 イラク侵攻よりアフガン再建を ゴア前副大統領が批判(以上asahi.com)
* * *
知人宅に放置したPCが気になり連絡を取った。
やること早くて「セコムの配線変更済、ADSLで申し込んだ某プロバイダ解約済(何でも丸三日電話してようやくサポートデスクに電話がつながった時には、もう嫌になっていたようだ)、ADSLモデム返却済、YahooBB申込書記入済」と言うのでせめてダイアルアップで接続できるよう設定に行った。
家で使わなくなった電話の分岐と電話線を持っていって繋いで、私がADSLで契約しているプロバイダのダイアルアップ接続(どうせ無制限だし)をツナギに入れてきた。(YahooBBの「10営業日がんばります宣言」ってのは本当なのかなー。)
今日の謝礼(現物支給)は"回らない"お寿司だった。 ・・・あの家は設置工事を申し込んだほうが絶対に安いと思う。 ・・・私はこんな天使活動を続けていたら絶対に太ると思う(笑)
でもセコムがあるので、やっぱり無線LANが一番屋内配線がすっきりするということが分かってちょっと安心(^^; ←勧めた責任上、買い取ろうかと思っていた。
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本、読みかけ。ビデオ、観かけ。完了したのは水槽の掃除だけ。
USJの配管ミスの続報が続いているが、塩素はあるとないとじゃ大違いだと魚を飼って実感した。 塩素を抜いた水に餌が残ってると、半日で黴カビになってるもの。推して知るべし。
2002年07月26日(金) |
子供に本を読み聞かせる親、英国で急増=世論調査 |
エリザベス1世展覧会、没後400年の来年開催へ ピアース・ブロスナン、オースティン・パワーズを楽しむ 鎮静作用のあるカバを使用禁止 シンガポール 「クローン技術で妊娠」と韓国で発表 政府が捜査要請 窃盗男、ブランド盗品をレンタル・コンテナに入れ、鑑賞 防犯用「開かずの間」住宅、日本でも発売 引きあい好調(以上asahi.com)
◆エアコン
結局、職場のエアコンは今週治らなかった。おかげで毎日差入れのおやつがあった。
◆その他ちっちゃいものクラブ
昨日の頂き物も含め「その他ちっちゃいものクラブ」をアップ。 #なんてイージーにコンテンツを増やしているんだろうか(笑) #しかもなんてイージーなネーミング(笑)
しかーし。
ここに明記しておくが、私が集めているのは「豆猫」と「箸置」。 ちっちゃいからと言って自分の好きな豆動物を送りつけてはいけません(笑) >うさぎゲリラの方へ
2002年07月25日(木) |
原始の鳥、主食は種子 中国で発見の化石で初めて裏付け |
長径2キロの小惑星、17年後に地球衝突? 確率は…… #600万分の1。よかったね、はいはい。 世界最高齢35歳のスナメリ、老衰で死亡 三重・鳥羽 従業員6人の小企業、世界で唯一スターウォーズ玩具発売 三蔵法師「バーミヤン東大仏見た」はウソ? 伝聞か(以上asahi.com)
◆カブレテシマッタ。
昨夜届いて喜んでいた石鹸シャンプー&リンス。 いきなりかぶれてしまった・・・。
今朝、髪を洗ってリンスして1分後。首の後ろから肩にかけて、日に焼きすぎたようにひりひりひりひり。白色ワセリンを塗って出勤したけど、どうにも痛くて気になる。同僚に見てもらったら「赤くなっている」という。
昼休みに「赤ちゃんのおむつかぶれ・あせも」用の塗り薬を薬局で購入。(しくしくしく・・・いい年して赤ちゃんのおむつかぶれと一緒の薬・・・。)物理的刺激には子供の頃から情けない位弱い(靴擦れとか洋服のタグとか自分の髪の毛とか)けど、今までは化学薬品類は割と平気だったんだけどなぁ。
早く洗い流したくて、今日は定時5分後には退社した。急いで帰宅して旅行用リンスインシャンプーで洗髪。薬を塗りなおしてちょっと復活。 でもあのリンスはもう捨てましょう。せっかく買ったのにごめんね>リンス。 (心の悪魔;やっぱりリンスなんて軟派なもの買わないでリンゴ酢とオリーブオイルor椿油で仕上げるべきだったか。)
◆沢山の幸せ・続
今日も届け物。豆兎と紅茶を頂いた。(これも豆猫楼効果か? 笑) ありがとうございました>贈り主さま。
◆苦節○年
本日とうとう室内物干しを購入。 ・・・いや、場所を取るのでずっと買いたくなかったんだけど、乾燥機用フィルターがなくなっちゃったので。(ガス乾燥機「乾太君」用フィルターはガス屋さんにしかない。そしてそこは夜7時には閉まる。しかし室内物干しを売っているスーパーは夜9時まで開いている。)
旅行後の家の荒廃とたまった仕事とリンスかぶれと天気のもろもろが集約して室内物干しになった。 気分はちょっと複雑。
(数日後に「物凄く便利!!」と言い出すかもしれないので要経過観察。)
2002年07月24日(水) |
大きくなりすぎて飼育困難、海へお帰りジンベイザメ |
長崎県産品に「三輪素麺」表示 農水省が改善指示 壱岐・原の辻遺跡から青銅器多数出土 歴代首長の墓域 十三湊遺跡で墳丘墓とみられる円形の塚発見 青森(以上asahi.com)
◆たくさんの来客・たくさんの幸せ
今日はたくさん届け物がやってきた。
生協さん。郵便屋さん。宅配業者さん。クリーニング屋さん。
生協さんで、ようやくせっけんシャンプー&リンス、ボディーソープが到着。旅行用小壜で繋いでいたのでセーフ(^^; #旅行の間に頼めなかったのでサイクルが狂ったのだ。 時々石鹸者になる私。
郵便屋さんはとっても嬉しいものを届けてくれた。 R隊長が、天使活動のご褒美に用意して下さった豆猫ズが「家内家出から戻ってきた」そう。以前お逢いした時に「とっても小さな猫なので隠れている」と伺っていたが、本当にちいさーい!!(感動。)
さっそく「豆猫楼」にアップ(^^) ありがとうございました>隊長。
通販で頼んでいたジーンズはばっちり。さすが量産品というか何というか。 (リーバイスはレングスが幾つかあって、お店によっては品揃えが少ないのだ。その店通販の方が良いみたい。)
クリーニング屋さんも会えて良かった!さっそく次の集荷も依頼。 去年まで何故宅配のクリーニンング屋さん無しでやっていけたか分からないわ! (本当は理由を知っているがここには書かない。)
◆下見
近くに出来る予定のスポーツクラブの隣の支店を下見。 実は法人会員だからそこでも良いと思ったんだけど、今度出来る方は素晴らしいと聞いて完成が楽しみになった。
◆今日のおやつ
会社でケーキをご馳走になった。エアコン故障の慰労のため上司がポケットマネーで買ってくれた。ご馳走様です。(でも本当に扇風機生活も気持ち良いよ?)
2002年07月23日(火) |
スイゲンゼニタナゴなど5種を国内希少種に指定 |
輸入動植物に環境省が対応方針 事前に影響検討 大阪全域のNTT通話障害、「ワン切り」が原因だった(以上asahi.com)
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職場であまりにセコい人の言動に驚いて、開いた口に魚が入ってドナルドダックのように締まらなくなってしまった。(←ちょっと誇張がある。)
「やりくり上手」は限られたバジェットを自分の優先順位に合わせてうまく使うことで、「倹約家」は自分のお金だろうと他人のお金だろうと浪費を嫌うことだとすると、あの人の場合には何と言う種類の人間になるんだろう、と色々考えてみたがうまい言葉が見つからない。 っていうか、犯罪者?(笑)>保険金詐欺
移るといけないから、あんまり近寄らないようにしよう。前からだけど。
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毎年恒例のアルバイト、暑中見舞作成。きんぎょ柄のかもめーる、涼しげ。
2002年07月22日(月) |
ヘミングウェーそっくりさんコンテスト、理髪店主が優勝 |
(表題ロイター)アリゾナの理髪師だそうですよ。 接続会員全員にウイルスメール 東京のCATV会社(ZDNet) 通信大手、代替回線の確保急ぐ ワールドコムの破綻受け ヨット単独世界一周から10年、今給黎さん日本一周へ 色はどうするの 消防車+救急車を大手が開発(以上asahi.com) #名前は「消救車」。
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今日、職場のエアコンが壊れた。あちこちから扇風機を集めて事務所でぶんぶん。意外に扇風機の風も気持ち良いです、デスクワークだと。
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昼休みに行った郵便局で、とても気の利く局員さんに当った。ゆうパックの申込用紙を書いて持っていったら「定型外だと○○円ですよ」と一言。ちょっと話してお勧めに従うことにして「じゃあ住所書き直します」と言ったら「大丈夫ですよ」と私の書いたゆうパックの送り状をちょきちょきハサミで切って貼ってくれた。
・・・気が利くというのは、こういう事を言うのだっ>某市図書館員へ
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こんなこと、昔から知ってたけど。
人に親切にすると感謝されることばかりではなく、親切にできる余裕がない時にただ恨まれたりする。
元々自部門の内部資料だったとある資料の配布をやめることにしたところ、ある部署が「資料の正確性は求めないから作りつづけてくれ」と非常に強引な依頼を上司宛にメールしてきた。 でも必要な書類は必要な部署で作るべきじゃありませんか?
こういう時に「人の言動の意味を理解するために、受け手にも最低限の知識と準備が必要だ。」というみんみんさんの日記の一節をふと思い出す。
やってみて分からないことがあるなら教えてあげる。 エクセルが使いこなせないならどこかで習ってこい。 それがどれだけ手間がかかるか理解してから頼め。 ・・・というようなことを上司に訴えた。
しかし上司も理解していないんだろーなー(^^;
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扇風機稼動中の事務所で一人で残業。沢山の幻の猫を見た。 「視界の端で動くものが全部猫に見えるという」幻覚症状の持ち主なので(^^;
2002年07月21日(日) |
世界で唯一飼育中のヨウスコウカワイルカが死亡 |
#名前は淇淇(チーチー)。合掌。 週明け1万円割れも 東京株価 北海道・有珠山に17世紀末マグマ噴火の新事実(以上asahi.com)
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祝・招き猫&豆猫コンテンツ復活!
朝から作業して、ジオシティーズの容量(12MB)じゃ足りなくなって、フォトハイウェイジャパンのアルバム(100MB)を作ってたら途中からサーバーのTimeOutに苦しんで、最後にヤフージャパンのアルバム(30MB)に落ちついた。(付けられるコメントがもの凄く短くなってしまったが。)
これで「招き猫のウェブリング」経由のお客様に門前払いをくわせなくて済むわ(^^;
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やること、やりたいこと山積み。山が崩れる前に始めなきゃ。
2002年07月20日(土) |
夏の一夜、大輪「月下美人」の甘い香り 福岡で鑑賞会 |
波間にみこし、彼方に富士 神奈川・茅ケ崎で「浜降祭」 ロケットから切り離す装置が誤作動 超音速実験機失敗 資本金1円でも会社設立OK 5年間、規制免除へ 米でハンバーガー1億8千万個分の牛ひき肉回収(以上asahi.com) ロシア 「スホイ」と「ミグ」が航空ショーに出展せず(毎日新聞)
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昨日の無線LAN続き。
朝からセコムその他のサイトを回り、そこん家では今のままでは絶対にADSLが利用できないことが確定した。(セコムの有線監視装置とADSL回線は、どちらかひとつしか電話回線とは共用できない。) ネットの海には6芯の電話線を2芯づつに分岐してうまく問題を回避した人がでてきたが、人の家だしうにゃうにゃうにゃ。
ということで、該当ページをFAXし、今日は行っても繋がらないから行かないと連絡。 「朝から○○(プロバイダ)に電話してるんだけど、ずっと話し中なんだ。」 ということだったが、電話が繋がったらタイプ2の契約に変更できるか訊くように言っておいた。 ・・・もしADSL専用回線を開通させると、昨日買ったばかりの無線LAN要らなくなっちゃうんだよねー(^^; (手回しの良い私はシリアルナンバーのシールも全部ユーザー登録葉書に貼ってきたし、説明書にMACアドレスぐりぐり記入してあるにゃん。)
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恐ろしいことに、1ヶ月以上本を完読していなかった。意外と平気なワタシ。 旅行前から何冊か平行して読んでいる本には何となく手がでない。
ようよう1冊読了。
吉川良太郎「ペロー・ザ・キャット 全仕事」(2002-086)☆☆☆☆
面白かった。
パリへ行ってきたばかりというのもあるんだろう。
この本には直接関係ない矢作俊彦氏の最近のインタビューより引用。
たぶんフランスが一番住みやすいでしょうね。というのは、ぼくよりワガママで底意地の悪いやつが百万人以上は確実にいるからです(笑)。 フランスへ行って、何てみんな我侭なんだろうと思った。 自分のやりたいこと優先。だらしなくてちょっと行儀も悪い。そんな感じ。 で、借りてきた本のなかからまずはこの本に手が伸びた。
設定(ガジェット)の面白さはデュマレスト・サーガ(E.C.タブ)やゴクウ(寺沢武一)のエピソードを思い出させるところもあるけれど、何故か全体的には名前の思い出せない以前に読んだSFを思い出させた。 たしか主人公が塔に登るところから始まる話。彼が大学を卒業せず学部を転々とするのは、冷凍睡眠中の伯父さんが大学在学中の学費を出してくれる約束になっているから。黒猫の変装をした異星人とか、夢見る宝石(シオドア・スタージョン)みたいな石とかが出てくる面白いお話。(確かハヤカワ文庫だと思ったんだけど、誰の書いた本だろう。もう一度読みたい。) 塔に登るとか、順列都市(G.イーガン)のビル壁歩きとか、何故か惹かれるのだ。訳はわからずに。
・・・で、この本の話に戻る。
主人公はとあるガジェットを手に入れたお蔭で、猫の体を手に入れる。それから始まるゴタゴタの顛末についての話。フランス映画の脇役みたいな脇役の設定が面白い。あとこの作者はやっぱりガジェット好きなんだとおもうな。私も好き。
「チューンナップした純血種のアメリカン・ショートヘア」については猫バカとして異議申立てしたいところ。行動がちっともアメショーっぽくない。 アメリカン・ショートヘアは元々アメリカの土着猫の血族だから、平地を駆けるのを得意としていて、猫の垂直運動はあまり得意じゃないのだ。(筋肉がむちっとした重いつくりなので、垂直運動に向かない。) 本当なら、エチオピア原産のアビシニアンの方が向いていたと思うのに・・・ちょっと残念。
でも、ジンジャーエールを飲むシーンでは思わず「ピート・・・」と声をかけたくなった。(いいえ、ペローですけど。)全体として、過去のSF作品の剽窃(良い意味で)にフランスの不道徳な感じが加わった、楽しい小説だった。
続編「ボーイソプラノ」も読み始めた。こちらは一転、ハードボイルド小説。
思うに、この作者さんは本が好きなんだと思うな。ワタシも好き。
ということで続きも楽しみ。ご紹介下さった酔眼犬さんありがとうm(__)m
2002年07月19日(金) |
翼竜・タラソドロメウス 巨大なトサカは冷却装置? |
北朝鮮で食糧配給制廃止 韓国紙が一斉に報道 東南アジア最古の類人猿化石 タイで京大など発見 アヘン1.4キロ飲み込み密輸未遂 ドイツ人左官を告発 健康人の総コレステロール値240 動脈硬化治療新基準 特定遺伝子増やしネズミの脳巨大化 米グループ(以上asahi.com)
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前日の日記にも少し書いた「営業する図書館職員」について職場で同僚と話した。 私は、いつも自分が借りる本の作者の別の本を営業されるのが嫌。同僚は、いつも的外れな別の作家の本を営業されるのが嫌。市内他館で同僚が出会うのは同じ人なのか、それとも○○市図書館職員が一斉に営業する方針を決めたのか。
同僚「私はあの人ヅラだと思うんです。」 (ぴ)「嫌いな人の顔見ないから覚えてない。(←我ながらずいぶんと排他的)」
外見的特徴は私が覚えていないために一致しなかったが(笑)どうも「一人だけ」のよう。私はあの人がいる日はカウンターへ行きたくないです(泣)。
今日も予約した本が届いたというので、昼休みに取りに行ったら(アン)ラッキーなことにカウンターには彼。
彼「(本を手にとり)川上弘美さんは『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞を 受賞されましたよね。」 ぴ「ええ。」 彼「受賞作は読まれましたか?」 ぴ「いえ。」 彼「(吉川良太郎氏の本を手に取り)この作者は、確か第2回○○大賞を 受賞してますよね。」 ぴ「人に勧められたのでよく知りません。」 彼「いや、第3回だったかな・・・。」
ただの本(文学賞?)ヲタクだった。
彼「もうお読みになりましたか?」 ぴ「いえ。」 彼「確か・・・『マーブル騒動記』という題名で牛が知能を持つという話で」 (といいながら端末で検索をかける) 彼「(画面を示し)これです。」 ぴ「そうですか。」 彼「今日、予約されますか?」 ぴ「いえ、たくさん借りたので今度にします。」
どっと疲れた。 私が心を閉ざしていたのにお気づきではなかったか?(それがヲタクか。)
しかもこの日記を書くためさっきgoogle君に聞いてみたら間違っていやがるし。(『マーブル騒動記』というのは別の方の小説だった。)
本の神様、楽しい読書の邪魔をする奴を何とかしてください。お願い。 #それとも私から彼にはっきり 「不愉快だから人の借りる本にあれこれ言うのはやめてくれ」 というべきだろうか?
* * *
終業後、先日相談をうけた知人宅へ無線LANを組みに行った。NTTの開通工事は終わっているということだったので、いきなり無線LANから設定開始。・・・なんだかうまくいかない。
基本に戻って、モデムとPCを有線でつないで(移動の簡単な新しいVAIOで良かったよ)モデムの設定からやり直し。
ADSLランプは点滅しているのに、PPPランプが全く点灯しない。 ???
サポート窓口の受付時間はとっくに終わっていたので、2時間近く作業して最初と何も変わらない状態(あ、箱から出して線はつないだけど)で放置し、天麩羅と刺身をご馳走になって帰ってきた。
障害の原因として疑われるのはそこん家がセコムに入ってること。 翌日また出向き、そこからサポートセンターに電話する予定。
2002年07月18日(木) |
小説に登場する探偵人気投票、シャーロック・ホームズが1位 |
(表題ロイター)「英国での」調査。念の為。 体質左右する遺伝子を情報公開 経産省と文科省 カルソニックカンセイは年初来高値を抜く 首都圏の「水がめ」持ち直す 台風相次ぎ 古銭フェアで大判や外国貨幣大量に盗まれる 被害1億円 76歳、クマに足払い「助かった」 秋田・協和(以上asahi.com)
* * *
私の苦手な人・・・それは、営業する図書館職員。 借りる本の作者の他の本をいちいち営業しないで下さーい。
* * *
http://sv11.lucky.ne.jp/tea_uranai/tea_uranai.html
お友達のBBSにてしばらく前に話題になっていたお茶占い。占い好き(将来のことを占うのは嫌い)な私。早速やってみた。
あなたは・・・ウーロン茶です。
◆あなたの性格◆
半発酵の清々しい香りと花や果物のような甘みを持つ伝統の中国茶。異国情緒感じさせるロマンチックな香りは、焦らずゆったりした時間の中で自分を追求するあなたそのもの。あなたは夢を追いかけるためにはどこまででも行きます。高山の茶木を求めるようにどんな高い山にも登っていきます。そんな不可能を可能にする冒険家はみんなの憧れだけど、恋人にするにはちょっとヘビーすぎるかも。
◆そんなアナタにピッタリの相性は◆
「レモンティー」 普通の紅茶もレモンを浮かべるだけで目先の変わった楽しいものに。身の回りの楽しさ探しがうまいこの人は、いつも遠くを求めがちなあなたに今いる場所の楽しさを教えてくれます。
◆そして最悪の相性は◆
「はと麦茶」 美容に健康、整理整頓、きちんとすることにうるさすぎてウンザリ。大好きな旅行やぐーたらな休日も大掃除&洗濯日に変更で夢の挫折。
・・・あっはっは。当ってるかも(笑)
2002年07月17日(水) |
「土用丑の日」前にウナギ空輸、最盛期 |
#今度の土曜日、20日です。 おどおどトド、堂々変身 新潟の水族館 神戸・須磨海水浴場でサメの目撃情報 釣り人が通報 「情報漏洩は許さない」その文書がたちまち漏洩 米国 芥川賞に吉田修一さん、直木賞は乙川優三郎さん ライチョウの血液中から原虫 研究者らが発見 スパイが愛した「殺しのキス」 冷戦の遺物600点展示(以上asahi.com) #国際スパイ博物館@ワシントン http://www.spymuseum.org/siteintro.asp スピルバーグ監督、アーサー王伝説をテレビシリーズ化 モンティ・パイソン作の寸劇、初の一般上演(ロイター) ファービー 模造品への無罪判決で上告せず 仙台高検(毎日新聞)
※何だか昨日の日記更新が真夜中を過ぎていて、日付ずれてたので直しました※
◆しばらくいいほんよん読んでないみたい。
3月13日に図書館で予約したフィリップ・プルマン「琥珀の望遠鏡」。 ようやく今日「用意できた」と連絡があった♪
他にも吉川良太郎さんとか柴田よしきさんとか川上弘美さんとか100冊本とか、「読むつもり」本がたまっていくばかりなのはどういう訳か? (めだかでも見てたのか?笑)
面白そうな映画の紹介もうけたので、ビデオ屋さんにも行きたいなぁ。
こんな自分を読書好きと言っていいものやらいけないものやら。
◆いつか。
自分のための遠大な事業として、マグリットのレゾネ全作品のデータベース化を漠然と考えている。
レゾネの作品番号は1655番まで。確認が取れなかった(写真しか残っていない)作品などはこの中からは外されているし、レゾネに載っていない真作もある。(さすが20世紀の画家。)だから、作品自体はこれが全てではないが。
本の画像は白黒だけど、今までに収集した絵葉書や過去の展覧会カタログにあるカラー画像を取り込んで、一部はカラー化を。そして手持ちのどの本にどの絵が入っているのかも整理したい。可能ならば図書館の美術全集(禁帯出)も含めて調査して。 2000行位のデータなら、アクセス使わなくてもエクセルでもいいか? (絵もレゾネも著作権生きてるので、あくまで自分用。)
夢はひろがる。 #叶えるのはいつだ?(笑)
願わくば、私がこの作業にとりかかる前に20万円以内でレゾネのCD−ROM版とかDVD版とかが出ますように。
2002年07月16日(火) |
原子番号118番 最も重い元素はねつ造と判明 米国立研究所 |
(表題 ワシントン共同) 教育評論家宅からフクロウ像盗まれる(TBS Newsi) #ふくろう博士のお宅です。盗難3回目だって。 老化現象、たんぱく分解酵素の働きすぎが一因か(asahi.com) レニ・リーフェンシュタール「年齢が邪魔になっている」(ロイター) 京都、祇園祭の宵山佳境に(TBS Newsi)
* * *
今日も残業。昨日は天気がよかったので自転車通勤だったけど、今日は台風だったのでバイク。半月ぶりにバイクに乗った。
・・・いやー、楽しいわ。バイク。おまけに涼しい(走ると)。
* * *
旅行に行って、家中のものを捨てたい病にかかっている。 (あれだけの荷物で暮せるんだから、これはいらないんじゃなかろうか?) でも片付けをする暇がないよー。
でも欲しいものもあるんだ。 軽くて素敵なデジカメとアイロンとアイロン台。 全部リプレースなので、総数は増えない予定。
あ、あとねー、マグリット専用本棚を作りたいなぁ(妄想)。 理想は京極夏彦氏のお宅の「水木楼」、あそこまでじゃないにしても、とりあえずレゾネがきちんと入る本棚が欲しい・・・、あ、あと大型美術全集のマグリット篇も。本が痛まないように扉付きがいいかなぁ。扉の裏に絵葉書なんか張っちゃったりして。
で、新月の夜に扉を開いて自己満足に浸るんだ・・・へっへっへ。
(ちょっと疲れているので変です。)
* * *
あ! 同様に「豆猫楼」っていうの、どうかしら。
* * *
今日はもう寝よう。
2002年07月15日(月) |
秦時代の竹・木簡2万枚出土=最古の九九計算表も−中国 |
(表題 時事通信)さすが中国四千年の歴史。
コンチキチン 祇園祭、宵々山に22万人 HIVの増殖抑えるヒトの遺伝子発見 英米の研究者 類似ドメイン名で仲裁センターと異なる判断 東京地裁 米ファイザー、ファルマシアを買収へ 断トツの最大手に(以上asahi.com)
* * *
久しぶりに職場へ。 「あんまり・・・変わってないね?」と言われた。 君子じゃないので豹変しないのさ。
そういえば私は最初フランス定番、フォションのお菓子を会社のお土産にしようと思っていたのだった。つい空港で派手に売っていたゴディバを買って帰ったら、実はベルギー製だった。(アムステルダムの乗換で買ったのは秘密。) #ベルギーに行ったときにはneuhaus(ノイハウス)しか目に入らなかったんだもん。(←猫の舌のチョコレートを作っている。)
まあ、スリランカへ行ってあまりにお土産がやばい感じ(当りそう)だったからと言って「成田空港のお土産です」といいながらお土産配ったつわものもいるから、EU内でお土産買ってきただけで良しとして下さい>同僚各位。
* * *
休んでいた間の仕事を片すために残業。また最後の一人だったので戸締りをして、最後に建物を出てセキュリティ(S○K)オンにしようとしたら赤ランプ点灯。 さっきと逆に鍵を開けて明かりをつけて全部チェック。あれーっ、どこも開いてないのになぁ・・・と思ったら、プラットフォーム(コンテナが荷降ろしする場所)のシャッターが全開(笑) 私は現場で作業してないので(笑)閉め方が分からない・・・どうしよう・・・。
結局、職場の人に電話をして閉め方を教えてもらい、明かりのスイッチの場所も分からないから、携帯の画面の明かりで照らしながらシャッターのスイッチを探し当てて閉めた。ふぅ。
教訓)明かりのない場所では、意外に携帯電話が役に立つ。 (本当に教訓はそれだけかっ?)
* * *
わらしべ長者な頂き物のマリアージュ・フレールのアールグレイ。 アイスティーにしてみた。・・・飲むのが勿体ないような。
もちろん自分の嗜好に合うことが大切だけど、ノンアルコール飲料のちょっとした贅沢は、てっとり早く幸せになる手段のひとつ。(あ、淹れる時はたっぷり時間をとってね。雑に淹れたら勿体無いからね。)
ありがとうございました>贈り主さま。
* * *
ちびめだの水槽を掃除。あとどれ位で親めだの水槽へ戻せるかな。
* * *
ベランダガーデニング隊。 今まで過保護に育てていたので、世間の厳しい風にさらされ、めためたに倒れてしまった。私の楽しい薬味セットの夢が壊れる・・・。
* * *
家の荒廃は徐々に復旧しているのだけれど、これは生活のチューニング(調律)というよりはレストア(修復)に近い、てなことを考えつつ今日も片付け。
あーあ、また旅行行きたいなー(笑)
* * *
2002年07月14日(日) |
旅日記リライト終了。 |
次世代超音速機の飛行実験失敗 打ち上げロケットが墜落 生薬の呼称や成分一本化 日中韓などが協議 ダイオキシンに近い化学物質 体内蓄積30年前の40倍(以上asahi.com) さながら「ジャッカルの日」仏大統領狙う、男逮捕(読売新聞)
家の中を羽虫が飛ぶし、ハダニ退治に毎日たっぷりと水やりをしようと、キッチンガーデニング隊がベランダガーデニング隊に名称変更(置き場も変更)。 強風が吹いててみんなよろよろしてるけど大丈夫かなぁ(^^;
2日間家にこもって、旅日記リライト終了。はぁはぁ。 なんだか人気のあったルーブルの猫狩り、画像追加してみた(笑) しかしリライトの大変さを思うとモバイラーになりたくなるー。 #何故こんな苦労をしてアップするか。 手書きの旅行記は自分でも二度と読まないと思うから。 (ウェブに置いておいた方が自他共に役立つ気がする。)
バイクの旅とはまた違った意味で、自分の限界を知るために良い旅だった。それにしても年くって良かったと思うのは「ボンジュール、マダム」ときちんとした扱いを受けられるようになったことだわね。(着てるものも関係あると思うけど。) でもあんまり年くうと美術館や地下鉄の階段上り下りが辛くなるから、また近い内に行こうーっと。
今回の旅の教訓 )
・事前に集められる情報は集めておく。(美術館の展示内容など。) ・もっと軽い同等機能のデジカメを捜してリプレース。 ・旅行用ショルダーもいい加減やれたのでリプレース。 次回はA4プラスティックケースが入るサイズのものを。 ・フランス語はあきらめて英語をブラッシュアップ。
2002年07月13日(土) |
楽園?長崎空港にタヌキ繁殖、駆除へ |
稲を食い荒らすピンクの房 広がるジャンボタニシ被害 廃車時のフロン回収料金1台2580円に スペースシャトルに亀裂 野口さんの初飛行、白紙に 2100年、「地球は赤かった」(以上asahi.com) バーミヤン 石窟群の壁画残る 2〜3割 戦乱を越え(毎日新聞) 南太平洋を133日間漂流=タヒチの男性、クック諸島で救助(時事通信)
時差ボケは大丈夫みたい。 1日家にこもって家の荒廃を少し復旧。しかし自分の荷物の片付けがぁ。
と言いつつ他人様へお土産画像をせっせとアルバムにして押付け(笑)、旅日記も4日目の途中までリライト。削る場所を考える時間が惜しいのでだらだらだらだらリライトして異様に長いけどびっくりしないでねー。
昼間、知人宅より電話。PCを買ってADSLの回線申し込みをしたはいいが、その後どうすればいいか分からないらしい。電話で聞いてもよく分からないので直接行こうかと思ったが、夫婦間でPCと電話の置き場所の掏り合わせが終わってないらしい(笑)。 とりあえず無線LANを紹介し、心を決めてまた電話くれるように言って切った。
久しぶり(当たり前)のウチ飯。トマトとピーマンの入ったオムレツを作ろうと思ったのに野菜を欲張り過ぎてトマトとピーマンの卵とじになってしまったけど、トマトの焼いた奴はやっぱりこうじゃなくちゃねぇ。 (ロンドンの仇を家で討つ。よく分からない。) 帰りの飛行機の中でふと「梅酢らっきょう、美味しく漬かってるかなぁ(^^)」とわくわくしていた通り、美味しくなってたよぉ(^^)うしし。
いにしえの息吹伝えるピンクの花 「古代蓮」が見頃 全長35メートル、セイスモサウルスが幕張に出現(以上asahi.com)
今朝無事に帰国いたしました。 ご心配・励ましを頂いた皆様ありがとうございます。
日本暑〜い。何か台風も大変だったらしく。 自宅の惨状(これは天候とは関係がない)を見てそのまままた、旅に出ようかと思った(笑)
ちびめだは激減、めだか隊6匹はサバイブ、チビエビはちょっと大きくなってて、スジエビ隊3匹もサバイブ。(でも水槽の水換えしないと駄目だろう。) キッチンガーデニング隊は何とかサバイブ。でもハダニにやられてる気配。アメリカンコーヒーを葉裏に霧吹きで吹くと効果があると読んだので、やってみよう。 ベランダの枝豆はひょろひょろ倒れてる。嵐に遭ったね。
そして猫はいつもの如く耳だけ出して隠れ「だぁれ?だぁれ?」と鳴いていた。 ・・・。 何となく覚えてはいるらしいが「おかえりー!ずっと遊んでくれなかったねー!」というオープンマインドな猫ではないので、寄って来るまで放置。 後からは嬉しそうにごちんごちんしてたが。
自分へのお土産: ヴィクトリア&アルバート美術館の猫の文鎮 ウィッタードの紅茶(アールグレイ・ラプサンスーチョン) マグリットグッズ死ぬ程(重くて?嬉しくて?) ティユール茶(西洋菩提樹のハーブティー) モノプリ(フランスのスーパー)のプライベートブランドガテマラコーヒー サフラン、ブーケガルニ、フランスの海塩 絵葉書・絵葉書・絵葉書 ブルガリの香水セット たくさんの視覚と味覚の記憶
旅行記はだらだら書くととっても長くなるので、ぼちぼちと。 写真だけちょっとアップ。
* 旅行8日目サマリー *
帰国。
パリ/シャルル・ド・ゴール空港より搭乗 アムステルダム/スキポール空港にて乗換 機内にて映画「I am Sam / アイ・アム・サム」「モンテ・クリスト伯」
軽食1:二色ケーキ(パリ−アムステルダム間) 機内食1:チキンカレーライス、ライスサラダ、マスカットババロア、パン 軽食2:ヌードルスープ(日清カップヌードル) 機内食2:ポテトのトマトソース煮(?何だかよく分からないが美味かった)、 甘い重たいケーキ、パン、ヨーグルト、フルーツ
(機内で日付が変わって、12日)
* 旅日記 *
帰国の日。早く帰りたいような、帰りたくないような。帰りたくないのは、美味いもの食べ尽くしてないし、絵も見尽くしてないから。(展示されてないのはどうしようもないけれど。) せめて2年に1回は1人で海外旅行に行かないと、やり方忘れるなぁ。色々次回に向けての課題ができた。
買物はパリではまったく物欲がわかなくて不思議な位。アジアみたいに安い訳じゃなし、タックスフリーでもない(デタックスは面倒なのだ)、名産品があんまりない。 香水は使わないと変質するからそんなに沢山はいらないし、洋服で好きなブランドがある訳でもない。日本で普段使ってないものを買うのは旅行時間の無駄のような気がしてしまうのよね。(じゃあネットカフェはいいのか?>いいんです。情報も収集したし休憩もとれたし。) 物欲のスイッチが入ったのはマグリットグッズと食材か。これも大して買っていない(ような気がする)、少なくとも金額的には。それにしても食材。もっと重くなくて嵩張らなければたくさん買いたかったよ。ううっ。
チェックアウト。毎朝鍵を渡すたびに「今日チェックアウト?」と聞かれて、毎朝「あと○泊、水曜日の夜まで」と言いつづけた(途中で「毎朝聞いてごめんね、でも確認のためなんだ」と言われたけど(^^;)ので、今日こそ本当にチェックアウト。 早かったけど、ユーロスターの二の轍を踏んではいけない、空港へ向かう。
ちょうどGare du Nord駅から出るRER(B)という路線が空港行き。本当に安宿だったけど、便利な所に宿をとったわねー、たまたまだけど。 今朝ホテルでこのためにわざわざ両替してもらったコインを自販機に入れ、空港行きの切符を買う。・・・4ユーロ入れたところで急にコインが入らなくなり(投入口がふさがって)あれれ?と思ったら画面の表示がメインメニューに戻っていた。
おーいっ!!!
3つ隣の自販機を開けていた遠くのおじさんを「シルブプレー」と呼んだけど、そのままおじさんは行ってしまった・・・。
くっすん。係員呼出ボタンもないし、中止ボタンを押しても何も起こらない。蹴ろうかと思ったけど人目があるしやめた。 あきらめて窓口へ行って、空港行きの切符を買った。7.90ユーロだった。 「フランス人は機械に弱いのか自販機はいつも空いていて窓口は行列」と「地球の歩き方」には書いてあったけど、それって機械が信用できない根拠があるんじゃあ。
RER(B)には急行と普通があるみたいで、シャルル・ド・ゴール空港のターミナル1に停まるのと停まらないのがある。ターミナルがどっちか分からないので、停まる方の列車に乗って、ドアの脇に貼ってある航空会社毎のターミナル表(成田へ行く電車の中に貼ってあるのと同じような奴)をじーっと見た。KLMはターミナル1から。この電車に乗って正解(^^) と、アコーディオン弾きの人、登場。「帰れソレント」、名前分からないけどパリの景色のBGMでよく流れる曲、「カチューシャ」の3曲を続けて弾く。どこの国の曲でもいいのかい?
40分でターミナル1駅へ着いた。そこから表示に沿って進むと・・・バス乗り場に出た。やっぱり。ターミナル1は電車乗り入れしてないって書いてあったからおかしいと思ったんだよね。 少し待つと2台連結バスがやってきて、荷物をもった人々がわらわら乗り込んで5分もしないで着いた。結局3時間前に空港に着いた。でもチェックインカウンターで30分以上並んだ(^^; 帰りはロストバゲージの心配がない(あるけど自宅に戻れば困らない)ので、ピギーちゃんは預けた。10.6kg。でも箱がつぶれると困る塩とか、傘とか、寒い時用の上着とかをショルダーバッグに移したので、ショルダーが重くなった。
ターミナルにはあんまりお店もなかったので、早々に長ーい動いてない「動く歩道」を歩いて、出発ゲートへ。 手荷物検査で眉バサミがひっかかって没収された。あら、初めてだわ(笑)。安い奴なのでまあいいや。これがスイスアーミーナイフだったら預かってくれって頼むけどね。(←今回はセキュリティチェックが厳しそうなので持ってこなかった。)
出発ゲートのお店。しょぼくて大後悔(笑) ちいさな売店と、クロワッサンの売りきれてる(涙)カフェしかない。こんなところで何時間も時間をつぶせと?でもあの動かない歩道を歩いて戻るの嫌だしなぁ。 がっかりしながら何故か持っていたキットカット(行きの飛行機で食べなかった奴)を齧ってペリエを飲む。 売店で小銭使っちゃおうかと思ったけど、よく考えたらスキポールでも使えるんだ。通貨統合ばんざーい。
待ち時間に段々寒くなって、半袖Tシャツ+長袖デニムシャツの上に長袖のフリースまで着込む。まだ寒い。人種的に体質自体違うので、彼らが快適な温度だと日本人は凍える・・・というのは外資系企業でよくある風景。ハーフの人はどうなんだろうな?
ようやく出発。さよならフランス。またいつか。飛行機に乗る時に立っている係員にパスポートを見せる。これだけで出国しちゃっていいの? 飛行機の中で行きと同じ二色ケーキをもらう。実はかなり美味しかったのだ(^^) 今度はパリからオランダなので、行きより更に短いフライト。
スキポール空港で、会社のお土産にゴディバのチョコレートを買う。うっかりベルギーのチョコとか買いそうになって危ない危ない。ゴディバも「オランダの景色」の缶の奴は買えないし(笑) 追記)この日記書いた時はゴディバもベルギー製だと気付いてなかった
そこを出ると、パスポートコントロールがあって凄い行列になっていた。EU内での人の移動が自由になったというのは本当だった。でもEUの外にでるのにどこで出国になるだろうと思っていたのだが、ここだったのか。 順番、結構待った。ようやく自分の番になってパスポートと航空券を提示。写真を見て係員さんが「君に似ている」というのでにっこり。
さあ、有名なスキポールの免税店ですっ。 チューリップの球根の前でしばし悩む。これ買って帰ったら皆喜ぶだろうか。でも普段チューリップの球根買わないので(猫には危険な植物なので自分から球根を買おうとは思わない)どれが珍しいのかも、値段が高いのか安いのかも分からない。・・・慣れない買物はしない方がいい。 しかし切花の花屋さんもたくさんあって、欲しくなる。もっと短いフライトだったら買えたのに。パリにも素敵な花屋さんたくさんあったなぁー。
自分へのお土産に、行きの成田空港からずーっと悩んでいたブルガリの香水セットを買った。使わないよなぁ、でも欲しいよなぁ、と悩んでいたのだが、ブルガリのデザインが好きなので、壜を買うつもりで買った。36ユーロなり。実は一番高いところで買ってしまったけどね。(確か成田は\3,500。KLMの機内販売だと35ユーロ。でも帰りの機内で売り切れてるともうリカバリーができないから・・・。) 唯一の贅沢品(笑)そしてイタリア製(笑)。
これで買物も打ち止め。ゲートへ。もう搭乗が始まっていて、乗継の日本人乗客で一杯。いやー、日本に帰るって感じがするねぇ。
映画その1)「I am Sam / アイ・アム・サム」2002年・アメリカ☆☆☆
ストーリーとは別に、色々考えさせられる映画だった。7歳児の知能の シングルファーザー(子供を産んだ母親が出ていった)と、ウルトラ しっかりした娘の話。 子供=ルーシー・ダイアモンド(主人公サムはビートルズのファンなのだ) が超かわいい。ショーン・ペンていつも情けない役のいい役者さんだなー。 とてもマドンナを殴ってたとは思えない。マドンナに殴られてたの間違い じゃないかときっと皆も思ったと思う。 弁護士役のミシェル・ファイファーも綺麗ー。
映画その2)「モンテ・クリスト伯」2002年・アメリカ☆☆☆
岩窟王です。原作好きの人が見たら怒るかもしれないって位に改変。 でも豪華な演出(たぶん時代考証も合ってるんだろう)でお金かけて エンターテイメントの仕上げてます。 ちょっと(いや、かなり)ご都合主義かなー。登場人物少ないし。
機内にて、日付変更。
* 旅行7日目サマリー *
パリ。
ルーブル美術館 中世美術館 ネットカフェ ポンピドゥー芸術文化センター ネットカフェ ヴァンドーム広場
写真)ルーブル美術館における猫狩りの成果その2(エジプト篇)
写真)これはアイラインが入っててちょっと怖い
朝食:Monoprix で買ったミニチョコデニッシュ 昼食:プラ・ド・ジュール(一皿盛りの定食)でチキンとピラフ@カフェ 間食:クロックマダム、ブリーチーズとパン(突出し)、コーヒー@カフェ 間食:タルト・オウ・フレーズとコーヒー@カフェ
* 旅日記 *
朝起きるとアキレス腱が痛い。歩き過ぎたか。最終日だというのに。
ひょこひょことルーブル美術館へ向かった。まずは月曜日に閉まっていたオランダ絵画コーナーで、フェルメールを見る。「レースを編む女」と「天文学者」。「レースを編む女」はおもったよりずっと小さい絵だった。それから、オランダの花の絵・絵・絵・・・。
次にやはり月曜日に閉まっていたエジプト美術コーナー。ここにはバステト(バスト)神がいるので外せないのだ。早速猫がいる。アイラインしてる。うー猫いっぱいで嬉しー。同じような猫マニア(外国人)が同じように猫の写真を撮っていてにやり。 エジプトの猫の像がこんなにあるのは、猫が愛らしいから・・・だけじゃなくて神様として信仰の対象だったから。農耕を始めた民には本当に猫が神様に見えたのかもしれない。
これで一応ルーブルの見られる個所(月曜日と水曜日に重なった閉館個所以外)で彫刻以外は見尽くした。(幸い私は彫刻にあまり関心がないので、これ位はパスさせてもらおう。)
カルーゼルルーブルの中の、セルフサービスのカフェでクイックランチ。プラ・ド・ジュールという一皿料理で、チキンとピラフを頼む。チキンはビストロの方が美味しかったかなぁ。ピラフ・・・ついご飯粒に里心がついてしまった私の失敗。これはこういう味なんだろうけど、日本のピラフのつもりで食べてしまうとがっかりする。
ということで中世美術館へ向かう。ここは14世紀のクリュニュー修道院の建物の一つだったそうで、建物自体も古い。中庭には古い井戸、壁には古い貝のレリーフと日時計。美術館の地下には、更に古いローマ時代の浴場跡もある。
中世の美術品は殆どが教会関連。宗教画、教会で使っていた燭台や装飾品、僧衣。羊皮紙の本が特別展示されていて、虫眼鏡などセットしてある。羊の皮とは思えない細かさ。まぁこういうの見て育ったら、人の皮で装丁した本とか思いつくよなぁ(苦笑)。神に捧げた時間というのは永遠の修行時間だから、生産性とか考えなくてよかったのねー。と信じられない位に細かい手仕事を見て考える。 こうやって美しいものを全て教会に集めていると、段々に民は不満に思うわけだなぁ、なんて近づく7月14日のことを考える。
そんな中でもタペストリーは生活に根ざしていて、石造りの寒ーい部屋の防寒のために使われていたから宗教的でない部分がある意味魅力にもなる。 有名な「貴婦人と一角獣」の6連のタペストリー。うち5枚は人間の5感を象徴するものだといわれているが、もう1枚の一番大きなものは意味が分からないそうだ。 半月盆の形の部屋の、弧の部分の壁に5枚が丸くかけられ、雲に隠れた平らな部分の真中に一番大きい1枚がかかっている。それぞれの絵についての、英語の解説リーフレット(パウチしてある)が入り口の左右壁をくりぬいたスペースに仕舞ってあって、それによると湿気で痛んでいたオリジナルの下の部分を織りなおして修復してあると。確かに色が違う。図柄自体もだいぶ痛んでいて古さを感じさせる。でも美しいし謎めいている。 こういうの見るとつい家にもかけたくなるけど、似合う場所がないよなー(溜息)。
と、溜息をつきながら美術館を出て、Pharmacie(薬屋)の緑十字がぴかぴか光っているところに吸い込まれた。「歩き過ぎて足首が痛いんだけど、何かありますか?」と聞いて「とっても良いプラスター」を勧められた。プラスターって膏薬だよな、大丈夫だよな、とそれを買って、その場で貼らせてもらう。ひやりともしないので実は靴擦れ防止を買ってしまったかとも思ったが、お礼を言って出た。
すぐ近くにネットカフェを発見。日本語を見られるか聞いたら、IMEの入ったPCを貸してくれた。やったー。これでポンピドゥーの所蔵品などをもう一度調べてみるのだ、とgoogle検索。シャルル・ド・ゴール空港までの行き方も確認してみる。 で、また他人様の日記巡回してメールまで送ってみる(笑)ふふふっ。
ポンピドゥーの所蔵品は調べてもよく分からなかったので、えーい、直接行った方が近いわい、と再訪することにした。
途中、またノートルダム大聖堂の前を通り、見てしまった。
若い修行僧。黒衣に荒縄のベルト、革のサンダル。
やっぱりパリはそういう町でもあるのだね。
またもやポンピドゥー。まずメディアライブラリーへ行き、マグリットについて調べるも、4点持ってて展示中は1点だけということが分かった。残念。 デュフィについては全くひっかからない。でもエミリエンヌ・デュフィさんの名前は寄贈者リストに何度も出ているのに・・・。インフォメーションの人にも聞いてみた。いろいろ調べた結果「No Dufy」だって。ありがとう。パリ市近美へ行けといわれたが、そこへももう行ったのよ、ありがとう。
昨日マンタローを飲んだカフェで休憩。オニオンスープを頼んでみたら置いてないというので、代りにクロックマダム(パンの間にハムとチーズを挟み、パンの上にもチーズと目玉焼きをのせたもの)を頼んだ。他には?と聞かれたので今はそれだけで結構というと、水道の水を持ってきてくれた。あら珍しい。で突出しというかお通しというかで、パンとブリーチーズも持ってきてくれた。
溜息が出るほどしみじみと美味い。硬くてこめかみが痛くなるけど、噛めば噛むほど美味い。 一瞬、フランスの小麦粉とイーストを持ちかえろうかという気が思ったが、もう充分荷物は重いので断念。ああー、でも美味しかったなぁー。
クロックマダムも運ばれてきた。 ・・・こっれっがっもうっ、美味いのよ。
あぁ、死んでも・・・いや、死んだら困るけど生きてて良かったぁ(溜息)。 コーヒーにもチョコが1つついてきたし、ここは名古屋ですかいい店だわ。またいつか来よう。
結局フランスで食べた不味いものは、一昨日のシトロン・プレッセ(不味くはないけど偽物だった)と今日の昼だけだなぁ。これも不味かったわけじゃなくて自分の選択ミスだし。
さすがに今日は疲れ気味、水道の水で頭痛薬を飲んだ。風邪はようやく治ったようでくしゃみはでなくなった。
そこからまた別のネットカフェへ。ここは日本語が使えると「地球の歩き方」にも出ているところ。しかし機械とOSがちょっと古いせいか、回線が遅いせいか、表示が少し遅い・・・日本がテレホタイムだからかしら。 明日のパリのお天気は曇り。ほっ。明後日の日本の天気も曇り。でも何だか連日33度だったとか台風がきたとか読んでも実感が沸かない。私は明日Gジャンで帰ろうかフリースで帰ろうか考えているのに。
ちょっと歩いてヴァンドーム広場で出た。ここはヘミングウェイゆかりのバーのある、オテル・リッツのあるところ。ココ・シャネルも自宅には殆ど帰らずこのホテルの1室で暮し、ヴァンドーム広場を横切ってシャネルの本店へ通っていたそうだ。記念塔が真中に立った広場の周りは高級宝飾店がぐるっと並んでいる。
うわー。パリだー。
嬉しくなった。
正直シャンゼリゼはバージン・メガストール(メガストア)とかマクドナルドとか外資の店がたくさんあってあんまりパリっぽく感じなかったし、ちょっと期待外れだったのは否めない。 私のパリのイメージって、このヴァンドーム広場の金持ちチックな、ブルジョアーな感じ。カップルがショーウィンドウを熱心に覗いているのもなんだかパリっぽい。ここに来てようやくパリのイメージが形になった。来て良かったよ。
ふと気付くとアキレス腱の痛みが消えていた。すごーい。「とっても良いプラスター。」 追記)これ、帰国して調べたらやっぱり靴擦れ防止だった。湿布はcompress。plasterは膏薬の意味もあるけど絆創膏の意味もある。プラシーボ効果で治ったのか?
また通りすがりのカフェで休憩。うまく発音できないタルト・オウ・フレーズ(苺タルト)とコーヒー。ケーキうまーい。思うに日本は畜産国ではないくせに生クリームとスポンジのケーキにこだわり過ぎているのではないか、などと日本の喫茶店でよく出す乾いた不味いケーキについて考察。生ケーキ以外の美味しいケーキをもっと置いた方がよくってよ。 で、支払の時にお釣りを間違えられてわーわー言って返してもらった。旅行も7日目ともなるととっさに英語で文句が言えるようになる(^^;
夕食を食べたかったのにどうにもお腹がいっぱいでホテルへ戻ってそのまま睡眠。(うー、勿体無い。)
* 旅行6日目サマリー *
シャルトル。パリ。
シャルトルのノートルダム大聖堂 シャルトルにて猫狩り 凱旋門 シャンゼリゼ通り
パリ泊。
写真)シャルトルにおける猫狩りの成果。 最後の写真は分かりにくいけど猫柄のレースカーテン。
写真)シャルトルにおける花狩りの成果。(リラとラベンダー)
写真)シャルトルにおけるドーシーボー狩りの成果。 (Citroen 2CV = dφ se ve )
朝食1:Monoprix で買ったミニチョコデニッシュ 朝食2:タルティーヌとティユール@カフェ 昼食:ムニュ@クレープリー ボウル1杯のシードル、フロマージュのガレット、スクレのクレープ 間食:栗ペーストのクレープ買い食い(名前忘れた) 間飲:シトロン・プレッセ(本物)@カフェ 間食:オムレット・フロマージュとコーヒー@カフェ 夕食:ケバブとフリット、持ちかえりでホテルにて
写真)シトロン・プレッセの正体。Citron presse レモン絞り。 私はレモン丸ごと蜜柑のように剥いて食べられる女なのでこのままでOK。 お好みで砂糖と水を加えてどうぞ。
* 旅日記 *
また朝4時起床。目が真っ赤。目薬を注してまた横になる。今日は主な美術館がお休みの日。シャルトルへ行って、それから凱旋門を見よう。
起きると今日に限って雨。美術館巡りの日は快晴だったのに(苦笑) 地下鉄でモンパルナスベルビューから、動く歩道でSNCF(フランス国鉄)のモンパルナス駅へ。まずはカルネをもう1組(10枚)購入。また自販機にチャレンジしたら、今度は大丈夫、私のカードで買えた。調子に乗ってシャルトルの往復切符も買おうと別の国鉄用の自販機にチャレンジしたが買えない。最初に駄目だったのもGare du Nord駅だったし、ひょっとしてSNCFの機械だと日本のVISAカードが使えないのかな?
あきらめてチケットオフィスへ。窓口嬢は英語が話せたが「シャルトル」の地名が上手く発音できなくてとんでもない駅行きの切符を買うのが心配だったので、昨日「地球の歩き方」の旅の会話集を見てメモした「シャルトルの往復切符を下さい」という紙に 2 classe と書き添えて出した。(さっきの自販機でも等級を指定しないといけなかったのだ。)さらに「24歳以下?」と聞かれたので違うと言う。年齢割引もあったね、そう言えば。 無事切符が買えた。支払はカード。何番線から何時発か聞いたら、5分後に23番線といわれてあわててホームへ。
2等車に乗り、個室はパスして2人掛けの席の窓側に座った。隣に若いお兄ちゃんが座った。何故わざわざ私の横に座るー(怒) 15分遅れて出発。天気は相変らず悪い。モンパルナスの周りは歴史的建造物などがなくて普通のビルが並ぶ町。 と、窓の外を見ながらふと窓枠の上を見上げると、何か紙が入ってる。 ・・・ここ予約席だったのね(^^;
席を立ち、別の車両へ移り、予約の入っていない席に座った。こんどは隣もいなくて快適だわー。 30分も走ると一面の畑。さすが農業国。
誰にも聞かずに乗り、フランス語のアナウンスも分からなくて、そろそろ不安になる頃に窓の外に特徴のある塔が2つ見えた。シャルトルのノートルダム大聖堂だ。
電車を降りてまずはカフェを捜す。今日はTilleul茶を飲むと決めていたのだ。プルースト「失われた時を求めて」の冒頭に出てくるお茶は、紅茶じゃなくてティユールだとどこかで読んだ。西洋菩提樹の葉。 良さげなカフェを見つけて入り、ティユールとタルティーヌを頼んだ。タルティーヌは最初「ジョセフィーヌ」みたいなイントネーションで頼んだら通じなくて、身振りで「こう、フランスパンの長いのに・・・」とやると「オゥ、タルティーヌ」とタにアクセントを置いて言われた。なるほど。 で、バターを塗った奴をティユールと一緒に運んでくれた。フランス風の朝ご飯。そして風邪っぴきの私にはハーブティーが嬉しい。 ティユールは、お土産にも買って帰ろう。
気付くともう12時。早く出たつもりだったのだけど。カフェを出て目の前の大聖堂へ入った。
シャルトル・ブルーといわれる最古のステンドグラスがある大聖堂。生憎の天気のせいか中は暗いが、それでもステンドグラスから光が入ってくる。古いものが黒ずんでいるのは、かつて火事があったせいらしい。ここでも写真を撮ったが、写るもんじゃない。献金して蝋燭をもらい、また献火。 ここのマリアは黒いマリアだった。色々想像してしまう。
外に出て、街中を散策。何というか、イギリスの田舎に比べて美しくないし、商売っ気も感じられない。フランス人はイギリス人より新しいものが好きなのか。共和国だしねぇ。 しかーし! ここにきてようやく猫と逢えた。猫おじさんの給餌時間にちょうど通りすがったの。ラッキー。野良はやっぱり外国猫の柄。 フランスでは猫は室内飼いがデフォルトらしい。映画「猫が行方不明」でヴァカンスにいく為に猫を預ける先を捜す女の子が出てきた。(実はヴァカンスの時期に野良猫が増えると何かで読んだことがある。)野良猫に逢えないのは少し寂しいけど、猫がお家で幸せにしているなら、その方がいいよね。
昼ご飯を食べようとアテを捜す。ブラッセリーとクレープリーが多い。・・・モンパルナスのクレープリーが出稼ぎに来た人達が駅の周りに作ったからというのなら、モンパルナスから出る電車で来たこの町も本場なわけだ。 一軒のクレープリーで定食にシードルが付いていたので、そこに入った。 シードルは自家製なのか、陶器の水差しで持ってきてボウルに注いでくれた。 (^^)林檎の味がする。 「りんごジュース」の味じゃなくて、齧ったときの林檎の味。酵母で自然醗酵している。美味い。 最初はガレット(そば粉のクレープ)。ブリュとエメンタールチーズ。美味。 次はクレープ。一番シンプルなサクレ(砂糖がけ)。おフランスの味だわー。
満足して駅へ向かう途中でMonorixも発見。ティユールを購入。プライベートブランドと、少し高いELEPHANTというブランドがあって、象のロゴに負けてELEPHANTの方を買った。 帰りはどうやら普通列車に乗ったらしく、あちこち停車しながらパリへ戻る。このゆったりしたペースが・・・何とも・・・ZZZ。思わず寝てしまったよ。シードル飲んだせいかしら。
パリ、モンパルナスでマロンクリームのクレープを買い食い。メトロに乗って凱旋門へ。
観光客がみんな口を開けて凱旋門を見上げている。私もその一人。 地下道を通って凱旋門の下へ。何があるのか、胸にものすごい勲章をつけた制服でベレー帽の人達が集まっていた。あ、ひょっとして7月14日の打ち合せ?
そこからシャンゼリゼ通りへ。これが歌にも名高いシャンゼリゼ・・・表参道に似ているような。問題は通りの真中をぶんぶん車が走っていて、シャンゼリゼ通りっちゅうものが見えない(笑)こと。
通りすがりのカフェで休憩。シトロン・プレッセを注文。今度こそ本物が来た。嬉しい。美味しい。日本のカフェのメニューにも載ればいいのになー。街角のフルーツジュースバーでもいいから。
バトームッシュでも乗ろうかと、セーヌ川に向かう途中で激しいにわか雨が降ってきた。公園の木の下で雨宿り。すみれの写真など撮る。 そうか、今日の天気を昨日の羽アリ(ぶるぶるっ)達は知っていたのだね。
雨はすぐ止んだけど、バトームッシュ乗場へ付いて屋根のない船を見て考えてしまった。今の雨で座席が濡れてるのでは?また大雨降ってきたら傘差すの? 考えている間にわらわらと団体さんが現れたので、踵をかえして乗場を後にした。
セーヌ川を渡り、左岸のカフェでオムレツを食べた。オムレツの上のパセリはモノプリで売ってる奴と同じだろう(笑)。あれを買って帰って、家でカフェのオムレツを作ろう。(この後モノプリの前を通らなくてパセリは買えなかった。)
気のせいかもしれないけど、今日はカフェでの扱いがいまいち。やはりジーンズでは駄目だということか?昨日と一昨日は何だか扱いが良かったもんなぁ。
その後、ネットカフェを捜しつつ歩くも見つからなくて地下鉄へ。Gare du Nord駅前のケバブ屋さんでピタパンのケバブサンドとフリットのセットを注文。ものすごいボリューム。それを持ってホテルへ帰る。 下品な味ー。美味しいー。雑巾舌と言われても、たまに食べたくなるのだ。
睡眠。
* 旅行5日目サマリー *
パリ。
ルーブル美術館にて猫狩り Flammarion 4 襲撃。マグリットグッズ強奪。 サント・シャペル ノートルダム大聖堂 Monoprix にて食料品売場襲撃。 ポンピドゥー芸術文化センター Book Flammarion 襲撃。マグリットグッズ更に強奪。
パリ泊。
写真)ルーブル美術館における猫狩りの成果。(評判がよかったので追加。)
写真)Monoprix における食料品売場襲撃の成果。 あ、左の写真の右側は私じゃなくて猫用の食料品ね。 Felix Favorits Friskies - 猫大好きフリスキー!?
写真)マグリットグッズ強奪の成果。(一部。)
朝食:クロワッサンとトマトジュース@ルーブル美術館 昼食:シェフサラダ@ルーブル美術館 間食:タルト・オ・フロマージュ@カフェ 間飲:シトロン・プレッセ(の偽物)@カフェ 間飲:マンタロー@カフェ 夕食:ムニュ(定食)@ビストロ ポークパテ、チキンロースト、アップルタルト、ワインとコーヒー
写真)謎のマンタローの正体。Menthe al'eau ミントシロップと水。 味は・・・ミントキャンディーを水に溶かしたようなもの。 私は緑もミントも好きだからOKだけど、甘くないともっといいな。 頼めば水をペリエなどのガス入にも変えられるよう。 気付くとカフェでテーブル3つ並んでマンタローを飲んでいた。 あれ絶対私の真似したんだと思うな(トクイ気) #だって運ばれて来たとき「あれー何か違うじゃん」と私のと 見比べていたもの>外国人観光客たち
* 旅日記 *
また朝4時起床。少しでも帰国後の時差ボケを少なくするため、このままでOKとする。今日はとにかくルーブル。で、閉館後はポンピドゥーへ行くのだ。 ストレッチなどしていてから、うっかり二度寝してしまい、起きたら9時。 !8時に起きて支度するつもりだったのに。
シャワー浴びて、今日こそコンタクト入れて、今日もワンピース(下に着てるものが違う)で出発。地下鉄の駅からルーブル方面へ向かうと、昨日みつからなかったカルーゼルルーブル(商店街)が開いてる!あとで行かなくちゃ。 カルト・ミュゼを出して、団体入口から入れるか聞いてみた。普通の入口から入れといわれたが、よく見りゃ込んでいるのは入場券売場で、入口は別に込んでいない。何だ。カルト・ミュゼ、買っといて良かった(^^)
地階の展示から見はじめ、あっと言う間に1時間。こりゃあ見終わらない。 とりあえずリシュリュウ翼にあるカフェが開いたから朝食を食べよう。野菜不足解消のためトマトジュース、あとクロワッサン。 で、カフェで色々考えて方針変更。まず見たいものの多い3階の絵画部門を見て、そこから下りていこう。(これを隣の席のカップルは「東急ハンズ方式」と呼んだ。言い得て妙。) リシュリュウ翼の端、まずはフランドル派の絵画から。フェルメール今回の旅で何作見るのかしら♪なんて明るく行ってみたら月曜日は閉まっていた。がーん。 ということで水曜日に再訪決定。 もう1回来ると思えば他の展示も流しやすい。猫を捕獲しながらぐるっと回って、とうとう3階コンプリート。 やったよ、ぴよちゃん!でも3時間かかってるよ!(笑)
ということで、今度はデュノン翼のカフェで昼食。こちらの方が同じメニューがさっきのカフェより安いと思ったらその筈、器がプラスティックだった。好みと財布の問題。さっきのカフェではまだバルコニーに出られなかったので、向かい合ってこちらのカフェではぜひバルコニーに出ようと順番待ち。(皆考えは同じらしく、室内は空いていた。) 野菜不足解消のため、シェフサラダを頼んだ。たいていのメニューにフランスパンがついてくるのはこれいかに。嬉しいけど。 手すりの上に並んだ石像の写真など撮っていると目の前を飛ぶ黒い虫。 うわー。羽アリだー。(背中ぞわぞわぞわ。) 羽アリとか名前も言いたくない黒い虫(飲食店の隠語で「太郎」)とか、飛ばないような飛ぶような虫だけは嫌いなのだ。 早々に食事を終えて美術館へ戻った。はぁーっ。こんな乾燥した気候でも羽アリって飛ぶんだぁ。まぁ、地面を歩くアリがいるってことはいつかどこかで羽アリが飛ばないといけないんだものねぇ。
「←モナリザ」の看板(日本語じゃないけど)に案内されて、スペイン・イタリア絵画のコーナーへ。周りみんな(じゃないけど)イタリア人とスペイン人(この二つの言葉はよく聞分けられない)。みんな嬉しそうにばしばしフラッシュ焚いて写真撮ってる。
おーいっ、フラッシュ禁止じゃなかったのか? そりゃあ君達の国の名作を見にフランスまで来るのはちょっとムカつくかもしれない。でもこの名画が残ってるのは誰かが大事にお世話したからなんだ。よく考えろ。フラッシュ焚くなー。 美術館の係員さんもあまりの人数のためか、注意もしない。いいのかぁ?
で、モナリザを見た。モナリザだけは特別防弾ガラス(かどうかはしらないが)の中に入って、ちょっと他の絵との扱いが違う。泥棒されたことがあるから?
世界一の微笑みだとは思わない。(日本には素敵な仏像がたくさんあるからね。) そういえば「モナリザはどこから見てもこっちを向いているように見える」と言うのを思い出したので、絵の前で左右に平行移動しながら実験してみた。 ・・・本当だった。どこからでも彼女と目が合っているような気がする。 #後で他の絵でも実験してみた。(例:グランドオダリスクなど。) こっちを見ている絵の中の人とは、やっぱり目が合うみたい。(笑)
9時半ころに入って、6時間経過。そろそろへろへろになってきたので、あとはミロのビーナスを見て帰ることにした。
ミロのビーナスは素のまま置いてある。あんまり有名すぎて、いざ本物を見てもレプリカの一つに見えるのは審美眼がないからか。 個人的にはサモトラケのニケの方が美しいと思ったよ。(これは堂々として大きくて西洋的に本当に美しかったよ。顔はないけど。)
ということで、帰り道。へろへろになっているのについグッズのお店など立ち寄ってしまう。ルーブルの絵葉書。ポストイット。エジプトの猫のブロンズは買おうとおもうけどサイズが大きい。こんな重いの持って帰れないし、私は豆猫を集めているのだ。(実物大は生きてるのがいるので結構よ。) ・・・と思ったら、丁度良いサイズの猫をようやく見つけて「そうそう、これ位のサイズよ。」と買おうとして箱を手にとると「British Museum」の文字。 うわー。これっ、家にあるのと同じだよっ。大英博物館のお土産だ。 ふうっ。どおりで丁度いいサイズだと思ったわ。あやうくフランス土産で買ってしまうところだった。危機一髪。
更にカルーゼルルーブルで目当てのFlammarion4のお店発見。ここが世界のマグリットグッズの元締めだす。と思ったら名前が変わっててJNF Productionsになっていた。・・・アメリカ資本か?(ちなみにサイトはwww.jnfprod.com) 絵葉書、ほとんど家にもあるが、マグリットは同じモティーフを何度も描いているし油彩とグワシュで同じ図柄というのもある。買い残す位ならと思い、棚の端から端まで全部取った。42枚。各0.8ユーロ。マグリットのモティーフを使ったマグネット(「これはパイプではない」パイプ、「これは林檎ではない」林檎、「大家族」青空鳥、「ヘーゲルのバカンス」蝙蝠傘、「赤いモデル」足靴、「善意」山高帽の男の前にパイプ、「世界大戦」山高帽の男の前に林檎、「男と夜(グワシュ)」山高帽の男のシルエットの夜の景色)各2.50ユーロ。あとカレンダー、5.95ユーロ。 これがフランスで一番高い買い物か?(笑)
さすがに疲れて、カフェでタルト・オ・フロマージュ(チーズケーキ)を食べた。美味い。
セーヌ川沿いを歩いて、ポンヌフ(映画「ポンヌフの恋人」の橋はセット)を渡ってシテ島へ。池澤夏樹「花を運ぶ妹」を思い出す。シテ島はお兄さん。
まずはサント・シャペルへ。ここはステンドグラスが綺麗だと聞いて行ったが、意外に規模が小さかった。石の螺旋階段を皆が上っていくのを見て、塔があるのかと私も上ってみた。
・・・圧倒された。
ステンドグラスのメインは2階にあったのね。すごい。 日本語(NIHONGO)の図柄の説明が、クリアファイルに入って置いてある。(キリスト教系の学校に通っていた友達曰く「宗教関係は無料奉仕する人がたくさんいる」そうだ。これもそうかな。)なるほど。聖書の知識がないと、前に蛇がいるからモーゼだろうとかその程度しか分からないが、昔の人はもっとずっと目が良かったんだろうか。(蝋燭の下で何時間も手仕事してたのに?)こんなに細かいステンドグラスの絵物語で啓蒙できたのだろうか?
続いてノートルダム大聖堂へ。外の石像はアダムとイブと、サン・ドニ(首がない)しか分からない。中へ入り、献金して蝋燭をもらい火を点す。誰かがオルガンを弾いている。やがて聖歌が始まった。いやー音が良い。マイク使ってるのかな。中世の生活は分からないけど、教会にだけ美しいものがあったのだろうか。 ・・・やっぱり宗教は貧乏人の麻薬かもしれない。大聖堂の中で、宗教に依らない救いを全ての人が受けられるよう祈る罰当たり者。 ここのステンドグラスも美しいのだけど、天井が高ーいので図柄は見られない。薔薇窓が美しい。ステンドグラスって写真撮ってもうまく写せないんだよねー、などと思いつつ数枚写真を撮る。この雰囲気を覚えていればいい。 少し座らせてもらって、聖歌を聞いて出た。
また右岸に戻ってカフェで一休み。シトロン・プレッセを頼んだらすぐ出てきた。・・・これレモンジュースだよ。こんなのできそこないのシトロン・プレッセだっ、と山岡さんに怒られるからね。ぷんぷん。
そこからポンピドゥーへ向かうつもりが途中で靴屋さんのソルド(セール)にひっかかる。・・・可愛いけど、わざわざフランスから買って帰る程のこともない。フランス製じゃないし。 おぉっと、スーパーのMonoprixを見つけてしまった。行かなくちゃ(笑)。 もちろん目指すは地階、食料品売場。
うわーん楽しいよー(泣)全部持って帰りたいよー(泣)
泣きながら(嘘)買ったのは、時差で早朝目が覚めた時の小腹用チョコパンパック。ペリエ1リットル。猫大好きフリスキー♪の猫のおやつ。Fleur de Sel de Camargue カマルグの塩の花=地中海の天然塩(美味そうだと思って買って帰り、家で調べたら有名な名産品だった)。自宅用に(日本で買うと高い/フランスでも高い)サフランのちびパック4つ入。ブーケガルニ10袋パック。Monoprixプライベートブランドのガテマラコーヒー(これは以前にアテをつけていた)。 あー幸せ。でもこれ持ってポンピドゥー?
途中で「ニコラス・フラメル通り」を見つけて思わず写真を撮る。ハリー・ポッターのお蔭で有名になった錬金術師の名前。池内紀「錬金術師通り」を思い出す。あれはプラハの城の一角にある通り。いつか行ってみたい。
ポンピドゥーに入る前に、また休憩のためカフェへ。マンタローを注文。ミントシロップが底に入ったトールグラスと、水のボトルが来た。綺麗な飲み物だ。 味はミントキャンディーを水に溶かした感じの味。甘くてすこしすーすーする。もっと甘くないともっといいなー。(実は甘い飲み物があんまり好きじゃない。) また旅日記など書いていたら、右隣のテーブルにマンタローが運ばれた。「え?こんな?」という感じで男性が私のグラスを盗み見る。そこに水を入れて自分で薄めるんだよ、貴方。左隣でもマンタローを飲んでいた。でもどうやらペリエで割って飲んでいるよう。炭酸が入ってより美味しそう。 ・・・幸せ(^^)
しかしまた羽アリが飛んでいて、あわてて上着を羽織る。ぶるぶるぞわぞわ。 さあ、ポンピドゥーへ行こう。
・・・とやって来たが、マグリットは1点しか見つからず。日本語で「体の不自由な人」と婉曲に訳されている、ヴァーシュ(牡牛)の時代の作品。 Le stropiat (1948) 油彩(個人蔵だったが1999年買入したらしい) もう少し持っていそうなのにな。デュフィも見つからない。パウル・クレーが沢山あって、日本パウル・クレー協会会員のT子さんのためにせっせと撮影。(家で整理していたが、作品の向きがよく分からない(^^; ごめんねT子さん。) メディアライブラリーみたいなところで、絵がみつからないだけなのか、展示されていないのか調べようと行ってみたらクローズと言われる。ポンピドゥーの出版物コーナーもクローズ。夜10時まで開いてるのは展示だけなのかー?
美術館を出た1階に本屋さんFlammarionを発見。まだ開いている。ぱぴちゃんは絶対ここの絵葉書持ってるだろうから、デュフィのカレンダーを。パウル・クレーの絵葉書はT子さんに。 マグリットの絵葉書、さっき買ったのと重複してそう。でもここでさっきの42枚を広げて確かめるわけにはいかない。重複するだろうけど、全部買おう。27枚。それとマグリットの切手シール(郵便に使えないシール)。中身重複するかもしれないけどART STAMPSという小さなパックも。 #ホテルで絵葉書チェック。重複は7枚、全部で62種類という成果。ブラボー。 #ART STAMPSというのは小さな本になっていて(ISBNコード付)中の一部がミシン目で切り取れるようになったものだった。
それからビストロへ。今日もワンピースだからちゃんとしたお店に入るのだ。 ムニュ(定食)はプリフィックス方式で前菜+主菜+デザート。 前菜:ポークパテ、主菜:チキンロースト、デザート:アップルタルト。それに、またグラスワインを選んでもらって(赤ワインだった)、最後にコーヒーをつけた。 美味かった。フランス人は普段こんなに美味いもの食ってるのかー。 まるで一人暮しの人が居酒屋の焼魚定食に舌鼓を打つようにおいしく頂いた。やむやむ。
ホテルへ帰り、さっきからタイマー点滅どころか真っ赤になっていたコンタクトレンズを外す。うわー目が真っ赤だー。毎日つけない場合は1日6時間から慣らしましょう、と言われているのに今日いきなり12時間以上だもんねー。
その日の収穫など写真に撮り、倒れるようにベットへ。
* 旅行4日目サマリー *
パリ。
オルセー美術館 パリ市立近代美術館 ルーブル美術館(の周り) チュイルリー公園の観覧車 ブーローニュの森 ムーランルージュ(の前) ネットカフェ サクレール寺院(の前)
パリ泊。
写真)オルセー美術館の猫狩り。え?最後の絵がよく分からない?
写真)ここ↑です。
写真)観覧車。ゆっくり回りつづけるんじゃなくてぶんぶん回る。 スリリング。細い手すりか真中の柱につかまる。
写真)意外にしょぼかったムーランルージュ(中は凄いのか?)
間食:ショートブレッド 朝食:クロワッサンとカフェクレム@オルセー美術館 昼食:ジャンボン&フロマージュのバゲットサンド@カフェ 夕食:シュークルトの定食とスフレのアングレーゼソースがけ@ブラッセリー ワインとコーヒー
シュークルトというのは、キャベツの塩漬を醗酵させたもの。いわゆるザワークラウトだと、ぱぴちゃんが教えてくれた。なるほど、ソーセージや豚の煮込みの真中に山になってたのはあれがメインだったからなのね(笑) 「ハムとかが入ったのは、シュークルート・ガルニといいます。」 (情報提供:ぱぴちゃん@ESPACE Raoul Dufy)
* 旅日記 *
現地時間4時起床。イギリスより1時間遅いけど時差の分なので、体内時計はきっちり日本時間の11時迄しか寝ていられないらしい。 ユーロスターの中で買ったショートブレッドとペリエで小腹を収めて、二度寝。 おかげで変な長い夢を見た。悪い夢ではないけど変な夢。
シャワーを浴びて支度。今日はワンピースで出かけるのでポケットがない。上に黒のGジャンをはおって、ポケットに荷物を分散。手には昨日と同じくデジカメの袋に地図をいれたものだけ持って出発。 フロントで延泊を申し込んだ。結構外も隣の部屋のTVも煩かったんだけど(笑)荷物が重いことを考えると移動は気がのらないし、この辺で他のホテルを捜しても大して変わらないだろう。 出てすぐにコンタクト入れ忘れたのに気付いたけど、戻るのも面倒なのでそのまま出発。明日は忘れないよ。
オルセー美術館は開館したばかりで殆ど並ばなかった。 (たまたまなんだけど、実は第一日曜日は一部の美術館は入場料が無料になるんだそうだ。カルト・ミュゼ5日間のがなくて3日間のを買ったけど、丁度よかった。) ぼんやり見て回ると時々見たことのある絵に行き当る。 1階の展示を見て周り、どうにもお腹が空いたので2階のカフェへ。まだ準備中だったので仕方なく(笑)印象派の部屋などを見て時間を潰す。 ボナールの猫に逢った。やあ、逢えたね。 キング・オブ・猫絵描はレオナール・フジタ氏だと思っているが、オルセーに猫が何匹かまぎれているのが嬉しい。 ひと周りして戻るとカフェ開店。クロワッサンとカフェオレを頼んでみたが、カフェオレが通じない。メニューにもない。あきらめて「 Coffe with Milk 」と頼むとカフェ・クレムが来た。厳密にはミルクとクリームは違うのでは?と思ったが。 クロワッサン、美味しい。でも日本の美味しい店の手作りクロワッサンと同じ味。日本で食べられないとしたら、あのフランスパンのサンドウィッチの方かな。
ようやくお腹も落ちつき、印象派をきちんと見直した。モネの睡蓮はテート・モダンのよりこっちの方が好き。太鼓橋はここの絵はまだはっきり描き込んであって、ロンドンのナショナル・ギャラリーにある方が好き。うーん贅沢な選り好み(笑)
ルソーの「蛇使いの女」はここにあった。深い静かな絵。向かい側に掛けた「戦争」と全く違うベクトルだけど、どちらもルソー。
それにしてもフラッシュ禁止とはいえ写真がとれるのは海外の美術館の嬉しいところ。私のライフワーク(笑)美術館における猫狩りは、日本の展覧会だと出口で「猫○匹捕獲。」と呟くだけになるが、海外だとちゃんと証拠で残せる。それに私の好きな絵はあまり絵葉書にならないから。
奥の方の工芸品コーナーも面白かった。昨日V&A美術館でもたっぷり見たフランク・ロイド・ライトのデザインなどもここにもある。あまり大きな声じゃいえないが、彼のことを知ったのは漫画「ギャラリー・フェイク」からだけど(笑)
大好きなミュージアムショップで、名画のポストイット購入。
ひと通り見て外へ。今度はパリ市立近代美術館へ行くのだ。 セーヌ川沿いを散歩しながら映画「世界中がアイラブ・ユー」のダンスを思い出す。あの映画はくだらなかったけどMGMミュージカル好きの私は嫌いじゃない。 途中、コンコルド広場を通りすがる。オベリスクの周りは立ち入り禁止の柵がしてあって、トリコロールの屋根をつけたベンチが設置されている。7月14日のパレード準備だね?(分からない人は映画「Taxi2」を見よう。) バイクが結構走っている。スズキが多い。パリのコンコルド広場で、スズキのエンジン音を耳にするのは結構嬉しいもんだ。もちろんホンダ、ヤマハ、カワサキも走ってるし、BMWもある。大排気量が多いかな。アプリリアも見た。 そういえばフランス製のバイクってないよね。あ、でも走ってる自転車がプジョーだったのはちゃんと目にしたよ(^^)
パリ市近美は、第一日曜日の一時までに入館すると、入場料が無料になる。無料だけど、受付で入場券はもらわなくてはいけない。不思議なシステム。 パリ市立なので、英語の案内は一切ない。さすがだ。フランス人。
ダダ(イズム)のコーナーに、マグリットの絵が表紙になってる印刷物を見つけて嬉しくて写真を撮る。 Coverd design for Minotaureというグワシュ(1937年)がレゾネにある。1937年の冬に発行された雑誌の表紙デザイン。その雑誌がこれらしい。うれしい(^^) ルソーの「蛇使いの女」のオマージュだと思われる作品(Victor Brauner「La Rencontre du 2 bis rue Perrel」)を見つけ、つい比較のため写真を撮る。(えーと、私はルソーの方が好きです。)
いくつか部屋を抜け、次の部屋へ移ろうとすると白い壁に薔薇色の絵がかかっているのが見えた。 ラウル・デュフィ「薔薇色の部屋−あるいは30年の人生」だ。 とっても気持ちのいい場所で明るくて、いい感じだわ。 全部で4枚の絵を、デュフィファンのぱぴちゃんのために撮影。
・・・で、壁画がないんですけど・・・。係員さんをつかまえて訊ねるも、英語の話せない方だった。でもデュフィは通じてて、更に否定的な返事らしいのも何となく分かる。 近くの別の係員さんが助けにきてくれたので、もう一度英語で聞いてみた。「Dufy is closed.」うう。やっぱり。いつまで?と聞くと10月迄だって。なかなか見られない、パリ市近美の目玉「電気の精」(笑)。
カフェで腹ごしらえしよう。丁度天気もいいし外の席でサンドウィッチ食べよう。 英語のメニューを貰い、吟味した挙句にジャンボン&フロマージュのバゲットサンドとカフェ(コーヒー)。デザートも食べたかったのに、サンドウィッチでお腹一杯になってしまった。 しかしフランスパンのサンドウィッチって何って美味しいんでしょう。日本のあの噛みきれない/口の中切るバゲットサンドはずっとあまり好きじゃなかった。そんな私の目を開かせたのはベルギー旅行中のカフェのサンドウィッチ。やっぱり「フランス(ベルギーも)はとにかくパンが美味い」と皆が言うのには根拠があるのだ。
今日は外歩きが続いて、フェラーリ様を2回見た。360モデナ。でも同じ人かしら。 そして(日本では三菱で売ってる)Smartも5回位見た。税金でも安いんだろうか。 追記)Smartは元々ヨーロッパ車。メルセデスベンツとスウォッチが共同設立した会社の斬新なデザインの二人乗り。
ちょっとルーブル美術館も覗いてみることにして、地下鉄でルーブルへ。おお、あれが有名がガラスのピラミッドか・・・もの凄い行列だ(^^; ちょっと覗いてみるのにそんなに並ぶのは嫌だ。明日、朝早く来よう。
向かいの骨董品屋ギャラリーを冷やかす。陶器の猫のピルケース、95ユーロだし、しかもあまり可愛くないのでパス1。エッフェル塔のガラスのフィギュアはちょっと綺麗なのだが、これを日本に持ちかえって飾ってもなんだかどうかと思うのでパス2。これが箸置になれば買って帰れるのに!(←箸置コレクター)
買物はあきらめて(どうせ日曜日は開いてる店も少ないし)観覧車に乗りにチュイルリー公園へ。5ユーロのチケットを購入。ゴンドラ全部には人が乗ってない。(あとで分かったが、回りつづける観覧車じゃないから乗せられないのだ。) 最初にゴンドラ5個に人を乗せて少し回し、もう5個を下ろす。首尾よく一人でゴンドラに乗った私(^^) と、そのままぐるぐると回り始める。遊園地のフライングカーペットとか苦手な人は駄目かも。何周か回ってから上で停止。景色が良い。それからまた何周か回って終わり。 すっげー楽しい。天気がよかったせいもあるだろうけど。にこにこした写真が(自分で)撮れた。ちなみにシートベルトとか安全バーとかいうものは皆無。訴訟好きのアメリカには絶対にこんなのないだろう。(日本でも危ないところだ。)
さあ、これからどこへ行こう。 せっかくだからちょっとだけブーローニュの森を歩いてみよう。
地下鉄でブーローニュの森の近くまで行って、別の路線の駅までちょっとだけ散歩。 こう、やばい感じのする「自然に近い公園」。自然観察路みたいな感じだけど、一人歩きはちょっと怖いかもー。道外れたら楽しいだろうなー、怖いけどー。 で、何となく人の声がする方へ歩いていってしまう人込み嫌いな癖に気弱な私(笑) そういえばさっきボーリングがどうしたこうした、という看板が出ていたような気がしたが・・・道の先に突然おやじの群が現れた。真剣勝負でペタンクに興じていらっしゃる。(映画「マルセルの夏」でマルセル父が見事な腕前を発揮するあれ。金属のボールをぶつけ合うビー玉遊びの大きい奴というか。) 写真とりたかったのだけど、おやじばかりで熱い戦いだったので、ちょっと怖くてカメラが出せなかった(笑) 他にも瓦のような物を投げて棒を倒す遊び(名称不明)やドミノ遊びをするおやじ、おやじ、おやじ・・・。日曜日だから特別だったのかもしれないけど、フランスおやじに逢いたい人、ゴー(笑)
ブーローニュの森の静けさも、すっかりおやじで挽回して、今度はモンマルトルへ。今日はワンピースを着てきたのでまともな店でご飯を食べるのだ。
地下鉄の駅を地上に上がるとすぐムーランルージュが見える。この間見た映画「ムーラン・ルージュ」とは大分違う。ムーラン乙女(箱根の乙女峠にある)の方がずっと大きい。とりあえず写真を撮る。 ぶらぶら街歩きをしてクレープリーに目星をつけたが、ふと目に入ったのは「インターネット」の文字(←日本語じゃないけど)。6分1ユーロ、15分で2ユーロと書いてあったので、ジャパニーズが表示できるか聞いて使った。メールチェックなど。日本語入力には非対応だったので、検索などはできず。
そこからまたふらふら歩いたら映画「アメリ」で矢印の書いてあった公園に出た。映画と違ってものすごく人が多かった。何とかここでお腹を空かせてクレープリーへ行くのだ。 しかし私のフランスに関する知識って、文学と映画ばっかりやなー。(もう少し辻邦生さんも読んでいれば良かったなぁ。)
粘ったけどどうにもお腹が空かず、ホテルまで歩いて帰ってしまった。 ベッドに横向きに寝て思いっきり咳をする。さっきからずっと咳が出そうで、でも腰ゆわしそうで我慢してたのだ。はぁ。今日は朝から立ちっぱなしだからなー。
で、ガイドブックをよくよく読むと、クレープリーで有名なのはモンマルトルじゃなくてモンパルナスだった。てへっ。
しばらくホテルでお腹を空かせ、北駅前のブラッセリーまでまた出かけた。シュークルトかムール貝・・・うーん、ムール貝はブリュッセルで食べたし、シュークルトは何か聞いたことあるから美味いものだろう。お薦めメニュウだし食べておこう。 シュークルトのムニュ(定食)を頼み、グラスワインを選んでもらった。白のフルーティーなドイツワイン。店員さんはもの凄く忙しそうだけど、願わくばデザートを頼む時にはちょっと暇になっていてくれ。
隣は多分中国人のカップル。彼氏がエスカルゴとオニオンスープ、彼女がサラダを前菜に頼んだよう。サラダのあまりの大きさに二人で笑っている。「Salad?」と聞くと「Just Salad.」と言うので私も一緒ににっこり。どおりでメニューで10ユーロ位するわけだ。私もサイドオーダーで頼みたかったけどそんな予感がして止めたんだ。正解。 シュークルトは、豚の煮込み、ソーセージ、ザワークラウトがどーんと盛られてきた。あれ?これがシュークルトだったのね。どおりで(美味しかったけど)ドイツワインを勧められたわけだ。 豚は柔らかかったしどれも美味しかったけど、申し訳無いけどザワークラウトを半分残した。・・・だってデザート食べたいんだもーん。
デザートの入ったガラスの冷蔵庫の中に、ガラスの器に入った白いものがあった。で「あの白いのは何?」と聞くと「エッグホワイトでイングリッシュソースをかけて食べる」というのでそれを頼んだら、一段下のスフレが来た。違ーう。 まあ、フランスといえばスフレ。映画「サブリナ」でもサブリナはコルドンブルーでスフレ習ってたじゃないか。と、そのままそれを頂く。 お味も良かった。しかしアングレーゼソース(カスタードソース)をイングリッシュソースと直訳するのはいかがなものか、ムッシュウ(笑) 明日はムール貝を食べに来たいなぁ、と思っていたが、やはり隣のカップルがメインにムール貝を頼んで、あまりの量に会話もせず黙々と食べていたのを見てちょっと怯む。
満腹になって、よろよろとホテルへ帰った。夜11時を過ぎたころにようやく外が暗くなった。エッフェル塔のライトアップを見て、パリで貧乏暮らしで屋根裏に住んでいる人のつもりになる。
睡眠。
* 旅行3日目サマリー *
ロンドンからパリ。
ナショナルギャラリー ユーロスター(パリへ) エッフェル塔
写真)真下から(左)第三展望台から見下ろす凱旋門(中)見上げるとこんな(右)
Gare du Nord 駅近くの安ホテル La Bieille France 泊。(飛び込み。)
写真)ホテルの部屋 シングルで55ユーロ+0.76ユーロの宿泊税。 ここはバスタブじゃなくてシャワーだけ。エアコン無(ヒーター有)。 いわゆる屋根裏部屋。でもエッフェル塔が見えるよ。 フレンチポップなカラーリングのドアなのだ。
朝食:フル・イングリッシュ・ブレックファースト(昨日と全く同じ) 昼食:Upper Crust の卵とトマトのバゲットサンド(ユーロスターの中にて) 間食:Twix のチョコバー 夕食:クレープ買い食い(ジャンボン&フロマージュ)
* 旅日記 *
・・・で、また現地時間3時に目が覚めた。パリのガイドブックを読んで日程計画を立てる。何とか回れそう。予備日を1日作ってできればシャルトルへシャルトル・ブルーのステンドグラスを見に行きたい。 よし、今日パリへ行こう。 早速荷造り。(さすがにカタログ2冊は腰にくる。)何だかイギリスで選りすぐって重いものばかり買ったような。文鎮、ブロンズ、紅茶(ったって250gパック3つも買うとねぇ。)、カタログ2冊。 シャワーを浴びて朝食の時間を待つ。
朝食は昨日と全く同じメニュー。No Beansで給仕のお姉さんに頼んだのに。あきらめて残した。(食べられない訳じゃないけど抗議の意味で食べないのだ。) 田舎のB&Bの朝食と比べるのは間違ってるけど、これなら朝食無にしてくれたら良かったのに・・・。(っていう程不味かった訳じゃないです。期待が大きくてがっかりしただけ。)
チェックアウトして9時過ぎにウォータルー駅へ。まずは岩のように重い荷物をレフトラゲージに預け、身軽になって1階下にあるウォータルー・インターナショナル駅へ。昨日貰っていったユーロスター時刻表の11時48分発の列車から3本に○をつけ「この中のどれかに乗りたい」と言った。「1本前の10時53分発もある」と言われたが、それだと、もうロンドンの自由時間がなくなっちゃう・・・でも本当に当日でも大丈夫なのね。希望の11時48分発、2等の片道切符を105ポンドで購入。 追記)今見たらhttp://eurostar.com/で買うより安いような・・・?週末割引か何かかな?
「一緒にパリのトラベルカードはどう?」と勧められ、「カルネ(回数券)が欲しい。」といったら「トラベルカードしかない。」「じゃあ、カルト・ミュゼは?」というと「ミュージアムカードのこと?」と聞き返された。英語で何て言うかまでは調べてないです(笑)5日間のカードが欲しかったんだけど、捜しに行った窓口嬢が「3日間のしかなかった」と言うので、手間をかけてもらったし3日間の「ミュージアムカード」(笑)を購入。19ポンド。ユーロスターの切符と一緒にカードで払った。
30分前にゲートが閉まるので(イギリスの列車は駆け込み防止のため、ホームへのゲートが本当にガシャンと閉まる)それまでにチェックインを済ませるように言われて窓口を離れたのが9時20分。11時18分のチェックインまでにグリニッジパーク往復はちょっと(かなり)厳しい。ううっ(涙)また来るからね、絶対。
ということで(切替えが早い)近場のナショナルギャラリーへ。ロンドンアイの横に出来ていたハンガーフォードブリッジという歩行者専用の橋を渡って北岸へ。 トラファルガー広場、おぉ、懐かしい。そしてナショナル・ギャラリーへ。 かつてのステイ先へ帰る列車がチャリングクロス駅から出ていたので、よく時間つぶしにナショナル・ギャラリーを覗いていたのだ。 今日は時間がないので、ポイントを絞って、見たい絵だけ。ちょっとだけ。
ボッティチェリとフェルメールを2作づつ。16世紀頃のオランダの花の絵。ゴッホのひまわり。 そろそろ戻らなくては。地下鉄のチャリングクロス駅が改装か何かで閉鎖中だったため、途中ちょっと走った(^^; 預けた荷物を請け出して(5ポンド)締切2分前にチェックイン・・・セーフ(^^; 今回はうまくいったけど、もっと余裕みて行動しよーねー>自分。
セキュリティチェックが厳しくて人が溜まっていた。時間がないからか横のゲートをあけてノーチェックでどんどん通してくれる。あらら。嬉しいけど。 1等車へ上がるゲートの前はゆったりとしたテーブルの待合コーナー。対して2等車へ上がるゲートの前は病院の待合室みたいだった。 動く歩道で1階上のホームへ。乗り込んで、時間がくるとしずしずと発車・・・うわぁ、後向きの席だった。(ヨーロッパの鉄道は、個室じゃなくても車両の真中から座席が後向き。進行方向に合わせて座席の向きを変えるなどという手間はかけない。)
30分も走った頃、ようやく外に白い点々・・・羊の放牧だ。今回はロンドンばっかりだったから、羊見るの初めてだなぁ。イギリスは圧倒的に田舎の方が食べ物(≠食事)は美味いし景色もいいけど、ミュージアム巡りと両立しないのよねー。今回は時間と天気の都合で一度も公園のベンチで呆けたりもしなかったなぁ。不覚。
乗る前に買ったサンドウィッチでお昼は済んだんだけど、どうも皆が持って帰ってくる紙袋が気になる。折角ユーロスターに乗ったんだし探検しよう。 と、軽食の売店へ行ってみた。お弁当セット(サンドウィッチかマフィンなどと飲み物)などとスナックを売っている。余ったポンドでショートブレッド、Twix(チョコバー)、ペリエを買った。 気付くと列車はトンネルへ入っていた。新幹線のトンネルと基本的には変わらない。ちょっと長いだけ。
席へ戻って暫くすると、トンネルを出た列車はCalais駅へ。「カレーの市民」のカレーだね。フランスだ。何となく先ほどより明るい光の中にいるような(笑)
パリのGare du Nord(北駅)へ到着。検札もパスポートチェックも何もなかった。検札はともかく、パスポートが要らないってのはEUだからか。以前はEC内では出入国のスタンプは省略していたけど、パスポートチェックはあったよな。
観光案内所の行列を見て、まだ4時だし、自分でホテルを捜してみることにした。しかし現金ゼロじゃどうかと思うので、また両替所でキャッシュアドバンストができるか聞いてみたら、ここではやっていなかった。すると、窓口の後ろにいた男性が「この下でできる」ととても大きな身振りでパントマイムのように教えてくれた。 指示どおりエスカレータで1階降りるとぽつんぽつんと独立して立っているキャッシュディスペンサーが何台かあったので、そこで100ユーロ引出してみた。 ついでにカルネを買おうと自販機にチャレンジしてみたが、VISAはヨーロッパ発行のカードじゃないと使えないらしい。試行錯誤していたら知らないお兄ちゃんがやってきて「どこへ行きたいの?」「カルネが欲しい」「それならこうやってこうやってこうやってこうだよ、OK?じゃーねー。」とさくさくとボタンを押してくれていなくなった。そこまでは私も辿りついてて、支払で困っているのだと説明する暇はなかった。
でもフランス人というと意地悪(偏見!)という気がしてたけど、いい人達ね。
カルネはあきらめて窓口で買って(窓口では手持ちのVISAカードで支払できた)、ホテルを捜しに駅の外へ。いきなり駅の向かい側にホテルが何軒か立っているが、少しは離れたところも見てみようと1ブロック歩いてみた。玄関に料金の出ているホテルの2軒目が1軒目より安かったので、部屋があるか聞いてみた。 部屋を見せてもらうと屋根裏。エレベーターは5階までで、屋根裏の6階へは階段を少し上る。地下室から屋根裏とは(苦笑)
とりあえず今日の宿には安かったし合格ということで「まずは一晩泊まってみて、延長するかも」ということでキーをもらった。朝食はロンドンの傷が癒えないので(笑)断って、自宅へ電話しに駅へ戻った。 スクラッチ式のテレカを買い(これはベルギーと同じ)音声指示は何を言ってるか全く分からないけど雰囲気で適当に番号など入力し・・・かかった。 「パリへ来た。宿もとれた。」と報告。「フランス語が聞こえる。」と言われた。
折角まだ明るい(ヨーロッパの夏は昼間が本当に長い。特に夏至からまだ2週間だし。)のでエッフェル塔へ登りに行くことにした。地下鉄に乗るので「財布を持たず外出」。これはポケットに素のままお金をいれていく(友達に言わせると「(ぴ)ちゃん男らしい」)方法で、強盗にあったら駄目だけどスリは防げる。手にはデジカメの袋だけ持って、その中にパリの地図も入れた。
地下鉄の乗り方がどうもよく分からない。ああ、やっぱり日本はイギリスの鉄道を見本にしていたのねー。イギリスでは困らないわねー(涙) #あとで分かったのだけど、地下鉄よりちょっと難しいRERという路線だった。 とりあえず終点の駅名など形で覚え(私はフランス語が全くできない)何とかエッフェル塔の最寄駅へ辿りついた。
地上に上がり・・・ビバ!世界の観光地!(フランス語ではビバじゃないのか) エッフェル塔柄の馬鹿Tシャツとか、土産物のキーホルダーとか、屋台がいっぱい出てます。エッフェル塔に上るのに、凄い行列ができてます。 しかし私は煙と何とかなので、上る。ヘミングウェイがエッフェル塔のエレベーターについて書いていたような気がするな、読み返してくれば良かったな、などと思っても仲々列は進まない。・・・寒くなってきた。 小一時間並んで、てっぺん迄のチケット9.90ユーロを購入。リフトで第二展望台まで一気に上った。とても寒い。吹きっさらしだし。 しかしここで戻ったら私は一生「エッフェル塔のてっぺんに上れなかった」という傷を負って生きていくことになる(←大袈裟)。さらに数十分並び、一番上の第三展望台まで上った。
思ったより高くないと感じるのは、おそらく周りに高いビルが全くないせい。自分より上にはアンテナしかない証拠写真を撮って、早々に下りた。(下りるのは何て早いんだろう。)
そこから人波に乗ってシャイヨー宮へ。クレープの屋台を見つけ、さっきからお腹が空いていた私はジャンボン&フロマージュ(ハムとチーズ)のクレープを買った。おいしーい。あったかーい。・・・これ食べたら夕食抜きだよね。
帰りの地下鉄は乗り換えた2路線ともミュージシャンが乗って演奏。正直言うと煩い。パリの人(ロンドンでも)は平気なんだろうか。
ホテルに帰着。まだまだ外は明るいけど、睡眠。
* 旅行2日目サマリー *
ロンドン。
ヴィクトリア&アルバート美術館 自然史博物館 テート・モダン ネットカフェ
ロンドン泊。
写真)ヴィクトリア&アルバート美術館における猫狩りの成果。ラブリー。
写真)ロンドンにおけるマグリットグッズクエストの成果。とっても嬉しい。
写真)ミレニアムブリッジの上より。ブリティッシュな空にかかる虹。 (見えないかなぁ。)
朝食:フル・イングリッシュ・ブレックファースト (シリアル、トースト、スクランブルエッグ、ソーセージ、 トマトとチリビーンズ、紅茶) 間食:キャロットケーキとガス入ミネラルウォーター@V&A美術館 (以下、いつでもどこでもガス入の水を飲んでいたので省略) 間食:スコーン(クロテッドクリームと苺ジャム付)と紅茶@テート・モダン 夕食:スターバックスのサンドウィッチ(←非常に不本意な選択) アイス・カフェ・アメリカーナ
* 旅日記 *
現地時間3時(日本時間11時)に目が覚めた。飛行機で食べなかったクラッカーとチーズを食べて、いつもの習慣−「地球の歩き方」解体。 最初のページの地図を外して、ガイドブックから開館時間などを転記したポストイットを貼る。その地図を見て回り方を検討。その日行く場所に関係あるページだけを鞄に入れる。最初のページからブロック毎に解体していくと、綺麗にばらばらになる。(この容易さがいつも「地球の歩き方」を買ってしまう理由・・・。)
シャワーを浴びて朝食へ。ジュースとシリアルは好みでセルフサービス。コーヒーか紅茶、トースト、メインのお皿は給仕してくれる。卵の焼き方はスクランブルで頼んだ。一般的には、卵とソーセージの付け合せはトマトとマッシュルームのソテーなのだけど、ここでは皮剥ホールトマトとチリビーンズの付け合せだった(*_*) ・・・これっ、両方缶詰やん!酷いっ。
朝食を食べ終わっても開館時間までは時間が余っているので、30分寝ようと毛布をめくると、シーツとシーツの間に蜘蛛がいた。 うーん、朝蜘蛛だから縁起がいいんだよね、と追い出して仮眠。(元々蜘蛛は殺さないけどね。)
South Kensington駅から美術館までの町並み、石造りの家と街路樹と石畳を見て思う。ああ、ヨーロッパだ。やっぱり好きだな。
ヴィクトリア&アルバート美術館は開館したばかりで空いていた。ここは、何というか、ちまちましたものを集めた美術館で、繊維製品(タペストリーや衣類、レース編)、家具、箱、陶器、金属細工、ジュエリーなどがある。私の好きなものいっぱい。
1階奥「ウィリアム・モリスの緑の間」「ギャンブルルーム(ギャンブルさんのデザインした部屋)」「陶器の間」はそれぞれ部屋自体が展示物で、セルフサービスのお茶と軽食を頂きながら部屋の内装を鑑賞できる。陶器の間でキャロットケーキとミネラルウォーターを買って、ギャンブルルームのテーブルに着いて鑑賞。 ・・・キャロットケーキ美味しい(←そうじゃなくて)。部屋の凝ったつくりを見ると、軽装で申し訳ないような。(他の人も軽装、念の為。) 丁度空いている席がなくて、女性の一人客が二人着いたテーブルに相席させてもらった。 このテーブルにはその後も何となく女性が集まり、本を読んだり書き物をしたりして、一人立つとまた別の女性客がやってきて座り、不思議な連帯感で微笑み合うことになった(^^)
ヨーロッパ芸術コーナーのテーブルや長持、楽器の凝った装飾に気が遠くなる。いったい何年かかったんだろう。未だにヨーロッパの古い家系ではこういう家具を使い回して代々伝えて使っているのだろうなぁ・・・。
ジュエリーの展示は、出入口2個所が鉄の回転式ゲートになっていて厳重。私の愛読する「完璧版 宝石の写真図鑑」の著者はイギリスの自然史博物館の学芸員さんで、V&A美術館のジュエリーの写真が沢山入っている。本で何度も見たデザインの宝飾品がたくさんあって嬉しかった。
ステンドグラスの破片を集めて、下から光をあてた展示方法はとても素敵。長崎の埋蔵資料館の陶片や、ビーチグラスなどもそうだけど、破片には何だか魅力がある。これは子供の頃に考古学者になりたかったせいだろうか。
シルバー(銀器)のコレクションは、古代から現代までの流行り廃りのそれぞれが展示されている。大きな銀のお皿を見て、林檎を転がして遠い国の景色を見るお話を思い出す。(確か暮しの手帖社「お母さんが読んで聞かせるお話」の中。どこかの国の民話。) 小さい細工物も愛らしい。ここには「子供の為の展示」というのがあって、展示引出の一番下は子供用になっていて、小さい子供に分かるようになっている。 (実は私も想定されている身長よりやや低いらしく、展示物や解説が見えない場所があった。こういう時にデジカメを持っていると何が展示してあるかモニターできて便利・・・って脚立置いて下さーい!)
別館のフランク・ロイド・ライトの展示は、彼の設計した部屋(家具を含めて)を再現してある。ヨーロッパの伝統的なデザインを「すっきり」させた気鋭のデザイナーだったんだろうか>ライト。
他にも好きなもの、色々。旧かな遣いで名前を書いた日本の生地は、いつ誰が分類したものだろう。今の日本人が見ても分からないような生地の名前、柄の名前。 タペストリーのコーナーに、一角獣と女性の柄。フランスの中世博物館で、ぜひ「貴婦人と一角獣」の6連のタペストリーを見ようと思っているので、興味深く見る。中世において一角獣というのは、モティーフとして愛用されたらしい。
ミュージアムショップで、猫のペーパーウェイトとブロンズの小さな兎を見つけて購入。 追記)帰国後に呆然。何故特別展示のティアラ展を見てこなかったんだろうか???
道を渡って向かいの自然史博物館にて、鉱物の展示を見学。ここにも前述の本に載った展示品がたくさんある。中でもマシューズ・コレクションは個人で蒐集したルース(裸石)の有名なコレクション。確かその半分は手づから研磨したもの。 はぁー。美しい。
帰り道にウィッタードに寄って紅茶を買ってから、一度荷物を置きにホテルへ戻った。そして再出発。まずはウォータルー駅で、ユーロスターの情報収集。どうも、予約なしでも行ったら乗れそうだ。しかし時刻表を見ると結構早く出ないと、パリに着くのが遅くなってしまう。(これはパリは時差があって1時間遅いため。) うーん、予約をするにはまだちょっと心が決まらない・・・。
何だか寒くて鼻がぐずるので、Bootsで鼻炎薬(1.59ポンド)購入。やっすーい。 ヨーロッパは電池が高いといわれて沢山もってきたが、確かに電池はブーツオリジナル単4電池4本セットで1.95ポンド。鼻炎薬が安すぎるのか電池が高過ぎるのか。(しかし400円弱。わざわざ持ってくるかどうか、微妙な値段ではある。)
そこから歩いてサウスバンクのヘイワードギャラリーへ。ギャラリーは・・・展示換えのため閉まっていた。がーん。 10年前にここで見たマグリット展のカタログが欲しかったのだが。売ってないかもしれないとは思ってたけど、閉まっていると「あったかもしれない」と思いつづけるのが口惜しい。
がっかりしつつクィーンズウォークを歩いてテート・モダンへ向かった。(いるかの街灯は変わらないけど浮き輪が新しくなっていた。)歩いていく途中に「ART BOOKS」の看板が。近くだというし、どんなところか行ってみようと寄り道。 そのお店は Marcus Campbell Art Books。FOREIN ARTISTの棚でいきなり見つけてしまった・・・。
"Magritte South Bank Centre 1992"
・・・これが欲しかったの。中には展示の時のリーフレットも挟まっていて38ポンド。よっしゃ! レジで本を渡すと「この本はとても良い。僕も見に行ったけどこれはとても良い展覧会だった。」といわれたので「私も見たの。」と答えた。あぁ嬉しいなぁ。 ポンドが余りそうと思ったのも、このカタログを買うために残ったのかと思ってしまう。カタログに38ポンド≒7,000円は高いと思うかもしれないけど、ワインだって10年も経てば値段倍以上になるでしょう?良いものは古くなると価値がでるのだ。
にっこにっこしながらテート・モダンへ。 ガラス張りのティールームの前で「今ここで休憩しないと展示を見ている間に疲れそうだ」と休憩。一人だったのに窓際の席に案内してもらえた。ジンジャービアを頼もうと思って、クロテッドクリーム添えのスコーンをみつけてしまった。これはクリームティーにしよう。飲み物を紅茶に変更してスコーンと一緒に注文。
ここ数年の疑問−はたして私の作っているスコーンは本物だろうか? イギリスから帰ってしばらくしてスコーンを作り始め、その間に日本でもスコーンを置く店は増えたけど、いつも「私の作る方が本物」と思っていた。 しかし味の記憶は段々薄れたり膨らんだりするもの。私のスコーンは独自の進化をとげているのか否か。 運ばれてきたスコーンを半分に割って、クリームと苺ジャムを載せてぱくり。
・・・私は間違ってなかった!!!(目に涙。)
私の作るスコーンは卵黄を入れないからポロポロ崩れやすいけど、味は本物。で、日本で売ってるロックケーキまがいの塊は偽物。 今日は色々嬉しいことが重なる日だ。
ようやくテート・モダンで展示を見た。思っていたより狭い(吹き抜けが広い分、各階の展示室はそれほど広くない)。が、シュルレアリズムの部屋にマグリットが1点しかない。
L'Avenir des statues(1937年 ナポレオンのデスマスクに青空を描いた作品)
テート・ギャラリー(ブリテンとモダンに分かれる前の)は、油彩とグワシュ、ブロンズを持っていたから、あれがモダンに移ったと思っていたのに。 1階にメディアライブラリーみたいな部屋があったのを思い出し、行って確認した。6点も持ってるのに、展示中は1点しかない。意外に少なくてがっかり。 他の展示はモダンすぎて1作づつ大きい(一部屋丸々「薬屋」という作品で、壁が棚になってて薬が並んでいるとか。←この作品のテーマは何だろう。)のもあり、早々に見終わった。(特別展のピカソとマティスは時間指定予約が必要で、並んでいるのを見てパスした。) 追記)テート・モダンは常設展示がなく、常に展示換えをしているらしい。なのでマグリット1作だけだったのねー。現代美術館のコンセプトとしては立ち止まらない姿勢は良いと思うけど、昔のテート・ギャラリーで観ておいて本当に良かったと思う私。ピカソとマティスは残念だったけど、朝から立ちっぱなしで腰にきてて、並んで観る体力がなかったのだった・・・。
それからミュージアムショップへ。マグリットの絵葉書だけはあったので購入。(ここのコレクションの絵葉書は Flammarion 4 の扱いじゃなくてオリジナルなので、他所のショップでは見たことがない。)カレンダーはパリで買うからパス。書簡のコピーなどをページに貼り付けた、手の込んだ本があったが、本の状態があんまりにも悪いので買わなかった。オランダ発行。やっぱりオランダにも行かなくちゃいけないか。で、ペーパーバッグの「The Portable MAGRITTE」という本を買った(アメリカ発行)。
今回はこれからパリへ行くし、世界のマグリットグッズの殆どは Flammarion 4 が作っているのでイギリスでは買わないつもりだった。例外は出版物。これは英語じゃないとちょっと辛い(いや全く読めない)のでイギリスで買えたらいいな、と思っていたのだ。 目的を果たせて嬉しい(^^)
出口を出たら・・・表は土砂降りの雨。傘を持ってる人も小降りになるのを待っている。少し待ったけど「買ったものは全てビニールの袋に入っているし」と決心して出てみた。 10秒後に決心が崩れ、ミレニアムブリッジの下で雨宿り。何故か40p拾った。
少し小降りになるまで待って、ミレニアムブリッジを渡りはじめた。これは2000年に完成し、人が歩くと揺れるというので3日後に閉鎖され、今年ようやく再オープンした歩行者専用橋。まあ、橋からの眺めはロンドンの他の橋とあまり変わらない。橋の姿自体が美しいような。1日中重たいデジカメを持ち歩いたのに全く使ってなくて口惜しいから、橋から何枚か写真を撮っている間に西の空が明るくなってきた。こんな時には・・・。 東側を向くと、はたして虹が出ていた。(写真では分からないけど私は見た。) なんだか今日は朝からラッキー続きじゃない?朝蜘蛛のおかげか?
さすがにソフトカバーとはいえ厚い本2冊でよろよろして、またホテルへ向かった。途中で10ポンド引き出してちょっと懐が温かくなった。 が、ついふらふらとインターネットカフェへ寄り道。15分1ポンド(200円位)といわれて座り、ウェブメールとその他覚えているurlを巡回。何故かKoreanだと自動認識されて化け化け。(おーい、みんなー。メタタグで言語指定しようよーっ。)エンコードをjapanese(auto)に直したら治った。
それからイギリスで果たす目的の一つ・・・フィッシュ&チップスの店を捜すも見つからない。 ピザ屋とバーガーキングとマクドナルドとケンタッキーとスターバックスはあるのに!!!!! ケンタッキーにもフィッシュ&チップスがなかったので、大変口惜しいがあきらめてスターバックスでサンドウィッチとアイスコーヒーを注文。何でまたイギリスまで来てスタバ・・・。(スターバックスの本社はシアトル@アメリカ) コーヒーは・・・美味しかったよ、全くもう。(拗ねている。)
今日はよく歩いて疲れたので、バスタブにお湯を張ってバスフォームを入れて泡風呂。まだ現地時間21時だけど、足を上げて睡眠。
2002年07月04日(木) |
「私はいません。」 -> 旅行1日目 |
* 出発前の日記 *
・・・ということで。
本日よりロンドンへ行きます。 適当な日にドーバー海峡をくぐってパリへ移動するつもりです。 帰国は12日になります。
それではみなさまごきげんよう。
* 旅行1日目サマリー *
出発 機内にて映画「ビューティフル・マインド」「モンスターズ・インク」 アムステルダム・スキポール空港で乗換 ロンドン・ヒースロー空港到着 Baker St. 駅近く Blandford Hotel 泊(www.hotels-london.co.ukにて予約)
写真左)バスタブ付で一泊55ポンド(正規料金70ポンドの部屋) 写真中)ツインのシングルユースだから高いのか(でもBasement=地下なのだ) 写真右)イギリスなので当然ティーファシリティがある
機内食1:薄切牛肉グリル、チリビーンズとローストポテト、パン、 コールドチキンとかにカマの磯辺揚、太巻1切れ、 チョコレートケーキ、チーズとクラッカー 軽食1:ヌードルスープ(日清カップヌードル) 機内食2:三色そぼろご飯(牛・卵・ほうれん草)、パン、 フルーツ(西瓜、パイナップル、リンゴ)、ラズベリーマフィン キットカット、チーズとクラッカー 軽食2:二色ケーキ(アムステルダム−ロンドン間)
* 旅日記 *
夜半にばたばたと荷造り。サムソナイトのソフトピギーバッグ、久しぶりに出したら猫の毛がいっぱい(ToT) コロコロでの掃除が最初の旅支度とは。
・ショルダーに パスポート、航空券の引換証、クレジットカード、ネットで予約したホテルの 予約確認メールプリントアウト、デジカメ、デジカメ用電池、ペンライト (電池はデジカメと共通)、機内で読むもの(今回はガイドブック2冊)、 機内セット(アイマスク、耳栓、首枕)、サングラス、いつもの化粧ポーチ、 ハンドタオル、ティッシュ、歯ブラシ ・ピギーバッグに 革靴と着替(それぞれ防水袋に)、折畳傘、水泳用プラセーム(バスタオルの 代り)、お風呂セット(石鹸・Lushの固形シャンプー、ナイロンタオル、綿棒、 化粧水代りのオードムーゲ)、バンドエイドと裁縫道具、書類を入れるプラス チックケース(100円ショップで売ってるA4サイズ)
朝6時起床。メールチェックなどしていたらあっという間に6時半。最後に忘れちゃいけないパスポートと航空券の引換証が入っているのを確認して家を出た。あとは野となれ山となれ。 駅のホームで成田空港のターミナルを確認していたら・・・昨夜入れたつもりのホテルの確認メールが見つからない。おっかしーなー。 追記)帰国後、荷物を詰めた部屋の床にぽつんと落ちているのを発見。
団体カウンターでチェックイン済みの航空券をもらったけど、マイレージ加算にはKLMのカウンターへ行けといわれた。KLMオランダ航空とノースウエスト航空は共同運航をしているのでカウンターが共通。妙に荷物のチェックが厳しいのはやはり。(日本時間の4日朝はNYKではまだ3日だけど。)
両替もしないし海外旅行保険はクレジットカードので賄うことにしているので、とっととセキュリティチェックを抜けた。まずは時計屋さんで世界時計付の腕時計を捜す。どれもいまいち。安い細い腕時計を2本買えばいいじゃん、と心の悪魔が囁いたが、結局は機能性に負けて格好悪い世界時計・アラーム・タイマー・電話帳・電卓機能付のデジタル腕時計を購入。
お店の前の喫茶コーナーに、10分100円のインターネットコーナーを発見して座り、100円コインを投入。 ふっふっふ。抜かりのない私はちゃんとホテルからのメールをウェブメールへ転送してあるのさ。(持ってくるのを忘れるだけで充分抜けてるってば>セルフ突っ込み。)
さあ、ホテルの名前と住所をメモ・・・と思ったら、旅行用に使っているボールペン(紐がついていて便利なのだ)のインクが出なくて書けない。(やっぱり抜けてる?)
・・・が。 慌てず騒がず、化粧ポーチからアイブロウを出してメモメモ。(やっぱり抜かりない?)
そして、リフレッシュルームへ。いつもここでシャワーを使っていくことにしている(って3年ぶりだけど)。長旅の前にはやっぱり髪とか洗っていきたいじゃないですか。(30分300円。)リフレッシュルームの中にも30分300円のインターネットコーナーがあった。
リフレッシュして、ようやく出国審査。出入国カードは廃止になっていた。久しぶりだと色々変わってるわねぇ。 出発ゲート前の売店でメモ帳とボールペン購入。出国後は消費税がつかないけど単価が高い(多分競争がないからだろう)のであんまりお得ではない。しかし突然ボールペンが書けない事に気付いたりした場合はやっぱり便利だ。
飛行機は30分遅れで離陸。スキポールで乗換のある私はどきどき。
KLMの機内食は・・・いまいち口に合わなかった。肉か魚を聞くのではなく牛か鶏かを聞くのは肉食民族の航空会社だからか。それでもってバターの代りに植物性脂肪65%配合のマーガリンをつけるのは健康のためか。魚食え、魚(笑)。食後のコーヒー、いまいち。 追記)帰国便で試したら、ミルクを入れた方が美味しいコーヒーだった。
映画その1)「ビューティフル・マインド」2002年・アメリカ☆☆☆
愛情とは、何と儚く強靭なものであるか。 「馬鹿みたいに頭が良い」じゃなくて「○違いみたいに頭が良い」というのが 正しい表現であったか。でもあれだけ頭が良くて数字を追いかけて暮してたら パターン認識が止まらなくなってもある意味で不思議はないと思う。
映画その2)「モンスターズ・インク」2002年・アメリカ☆☆☆☆
不覚にも飛行機の中でぼろぼろと泣いてしまったよ。・・・。
ロンドンのガイドブックをようやく開いて読んだ。ビクトリア&アルバート美術館、自然史博物館、テート・ブリテン、テート・モダン、ナショナルギャラリーを訪問予定。あとグリニッジパークへも行きたい。時間があったらホテルの近くのシャーロック・ホームズ博物館へ行こうかな。 追記)結局テート・ブリテンとグリニッジパーク、シャーロック・ホームズ博物館は回れず。
スキポール空港の乗換時間が1時間しかなく、出発が30分遅れたので心配していたが、頑張って飛んだのかほぼ定刻に到着。 今度はロンドン、ヒースロー空港まで1時間半ほどのフライト。平らかな国を飛び立つ。
ドラ・ド・ヨングの「あらしの前」「あらしのあと」は、オランダが舞台。「あらし」とは第二次大戦を指す。ちょっと辛い話だけど、オランダの一般家庭の生活が描かれている良い児童文学だと思う。と、オランダ上空で思い出す。
隣はパンクな若者。弁髪、もしくは昔の海賊風に頭のてっぺんの髪だけ残して、他はスキンヘッド。でも可笑しいのは残した髪の周りに花柄のタトゥーが入っていること(^^) オランダの人は花が好きだからタトゥーも花柄?ぷぷぷ。(一重の薔薇だと思うけど牡丹にも見える。) 見た目によらず(?)前の席の人に「眼鏡落としたよ」と教えてあげたり、テーブルを出すのを手伝ったら「ダンケ」とにっこり笑ったりする好青年だった。 #でも彼は見た目に主張があるので、見た目で判断して欲しいんじゃないかな。
以前に友達が「オランダ人は日本があまり好きじゃない」と言っていた。それは第二次大戦中の出来事と、それからの偏向による一般的な国民感情なんだろう。 「日本人が(旧)ソビエトがあまり好きじゃない」というのと一緒。
・・・なんてことを考えている内に雲でいっぱいのイギリス上空へ。ヒースローはロンドン郊外にあるので、スキポールからのフライトはグレーターロンドンの上を飛んでいく。テムズ川が地図の通りにうねっている。ビッグベンは川沿いなので見つけやすい。あれはサーペンタイン池とラウンドポンド。おぉ、あれが2000年に出来たというロンドンアイ(観覧車)。
入国審査は相変らず厳しく、列はなかなか進まない。30分以上並んで入国。出た所の両替所でクレジットカードのキャッシュアドバンスト(キャッシング)を頼み、とりあえず100ポンドを小銭を混ぜて受取。日本でT/Cを用意しても手数料かかるし、両替が手間だったりするので、いつもこれで済ませている。・・・まあ私のような質素な旅でしか勧めないけど。
チューブでロンドンの中心部へ向かう。先程の小銭で、自販機でゾーン1までの切符(3.60ポンド)購入、Baker St.駅 へ。 ここはロンドン動物園のあるリージェンツパーク近くで、マダム・タッソーやシャーロック・ホームズの事務所に程近い(笑)。駅にはパイプを咥え鳥撃帽を被ったシルエットが描かれたタイルが貼ってある。 目指すホテルではhotels-londonで予約した(ぴ)で通じて鍵をもらった。Room#1。半地下なので窓の防犯が気にはなるが、ロンドンだからこんなもんでしょう。
夕飯を食べに出ようと思っていたが、機内食の食べ過ぎで全然お腹が空かない。部屋に置いてあった女性誌を読み始めたら面白くて読みふけってしまった。 セレブリティスタイル、コンコルド搭乗記、姉妹関係、代理母、若年売春婦、お金をかけずに素敵なインテリア、等々。 はっと気付く・・・私はロンドンまで来て何でまた女性誌なんか読んでるんだろうか!(因みにスティングは今年50歳だって!あとアンジェリーナ・ジョリーの旦那サンは彼女の血の入ったネックレスをしてるんだって>ちょっとゲー。) しかし相変らず満腹だし、時差で眠いので、足の下に枕をひとつひいて就寝。
2002年07月03日(水) |
ハート形の尾びれ持つ金魚展示へ 大阪の海遊館 |
#金魚伝来500年! ノーベル賞級頭脳の流出を防止 EUが資金拠出5割増 カストロ議長、ロシアを「裏切り」と非難 「世帯主要件は差別」 阪神大震災支援金訴訟で大阪高裁 増税でたばこ1箱が900円に ニューヨーク(以上asahi.com) 史上初の女性仮面ライダー誕生(夕刊フジ) #劇場版にて。「仮面ライダーファム」だって。 そのうち仮面ライダーアンファンもできる? <H2A3号機>第1段エンジンをまるごと交換へ 整備中にミス <残留農薬>中国産冷凍ネギから基準の6倍 使用前に回収(以上 毎日新聞) ナメクジ駆除にカフェイン、農作物被害抑止手段に(読売新聞)
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お友達の日記に突然子猫が迷い込んで(という感じなの)、ここ暫く行く末を息をひそめて見守っていた。昨日付の日記で彼女のご実家で飼われることに決まったと書いてあった。
よかった。
名前もついた。のいちゃん。寮美千子さんの家のノイちゃんと同じ名前だけどひらがなとカタカナでまた印象も違うもの。
私は猫好きというより猫馬鹿である。人との付き合いよりも甘々になる。 でも人それぞれ猫類とのスタンスは違うから、簡単に「飼えば」ということはできなくて、かといってそのまま野良で生きるのが幸せと言い切ることはできなくて(こればっかりは猫の意志もあるけど)、遠い地で子猫の幸せを祈っていた。
のいちゃんが幸せであるように。他の全ての猫も幸せであるように。
のいちゃんが迷い込んだのは -> flower-bird-wind-moon...
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またもや他人様の日記に勝手リンク -> Sueのグルメ日記 7月2日の「新宿タカノ ピーチクリームパン」。 ビジュアル凄いです。圧倒されます。
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先日見た舞台のCD購入予約、締切が1日だった。今日電話して聞いてみたけどやっぱり締切ったそう。まあ残念/まあいいか。
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昨日の天使活動の続きで、とあるぼっちゃんへ貢物発送。 本当はもっと他にも楽しい詰合せを考えたんだけど、今回は時間切れ。残念。
2002年07月02日(火) |
いよっ「音羽屋」 新松緑、船乗り込みで大阪お目見え |
「反グローバル」の闘士、獄中ハンストで3キロやせる 69歳大物女スリ師、涙ながらに「引退宣言」 生物遺伝資源 収集・保存・提供ネットを文科省が構築 太陽の大爆発を撮影 NASAの観測衛星(以上asahi.com) 捨てたバッグはエルメス「バーキン」 時価100万円 窃盗少年、価値知らず(京都新聞) #鞄が見つかった時の被害者の女性のコメントが泣かせます(笑) 「命の次に大切なものなのでよかった」。
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(^^)
昨日しょんぼりしていたバイクの件。詳しい人に見てもらった。 仕事中に携帯に連絡が。 「ガソリン1滴も入ってないよ。」
なぁんだぁ! 良い混合気・良い圧縮・良い火花の混合気に問題があったのか♪
・・・かなり間抜け。
距離計ではまだ大丈夫だったんだけど、先日整備でガソリンタンク外してもらってるからガソリン減っていたんだ。
ということでお騒がせ。ちなみにプラグは綺麗に白く焼けてるってさ。
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天使活動のため職場で暗躍。首尾よく目的のブツをゲット。 ふふふふ。 #だんだん天使活動の定義が広くなってきている・・・。
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昼休みは図書館へ。本は借りずに処分予定の本を2冊頂いてきた。
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残業。
2002年07月01日(月) |
夏の風物詩・風鈴列車、走り始める 青森 |
途中で速くなるエスカレーター、三菱電機が製品化めざす 中国で無許可のネットカフェの摘発キャンペーン実施へ 無線LANに18社連合 駅などで今秋にもサービス開始 大阪のJR2線にも「女性専用車」登場 朝の導入は初(以上asahi.com) 半分が表示米と違うコメ混入…東京都調査(読売新聞) ※以下は6月30日の記事 予防接種済みの犬と猫にパスポート発行 EU(asahi.com)
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朝、バイクのエンジンがかからなくなった。一日憂鬱。(しょんぼり。) やはり電気系統だろうか?プラグ1番落としてみようか?
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新生銀行の口座を開設した。 海外で自分の口座の円貨を為替して引き出せるとな!便利便利。
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小さな当選通知のメールが2件。 しょんぼりしている私に神様が「元気だせ」と言ってくれているのか。
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先日買った会社用スニーカーが調子いいので、家用にもう1足買いにいった。 半額になっていた。 これをナンピン買いと言って良いのか?(笑)
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昨夜はたらばの蟹刺(貝柱に似た海産物のしょっぱうまい味だった(^^))、焼きたらば、蒸したらばと、蒸し毛蟹をご馳走になってきた。うまかった〜。 お土産に雲丹とイクラも頂いた。今日もご馳走だ(^^)
そしてジンクスができた。 「サッカーのW杯で私がドイツを応援すると負ける」 昨日負けたのは私のせいではないけれど!
かわみなみさんの漫画「シャンペン・シャワー」が読みたくなった。授業中に可笑しくて読めなかった漫画。(←授業中には授業を受けなくてはいけない。)
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今日みた恐ろしいもの。 猫が出ないようにちょっぴり開けてあった玄関ドアの隙間から入ってくる猫を見た・・・猫一匹這い出る隙間はなかった筈なのに(爆) 君は引田天功か、デビット・カッパーフィールドか?>Q
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