今日も今日とて
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マジメに耳医者への通院を続けているじょりぃであります。
ワタシが医者通いをサボったりやめちゃったりしないよう、きょんが薬の量をチェックしては 「○曜日までにはちゃんと行かなきゃダメだよ!」 と目を光らせているとはいえ、ワタシがこのようにマジメに通院を続けるのは、非常にめずらしいことなのであります。 今までは「これ(気まぐれ難聴)ってもうずっとこんなだし、ワタシの体質というか、こういうモンなんだろな」って思っていたのですが、 お医者さんに診ていただいて、そして薬を飲んでいるといくらか具合が良いような気がしまして、 そうなってきたら「治るのかなーもしかして」なんて思えるようになってきて、マジメに医者通いできるようになったという感じであります。
そして今日、また耳鼻科に行ったんですけどね? 症状は、お薬のおかげで、ちーーーーっとは良くなってる のかな? という状態でして。
で、新しい一手としまして、もしかしたらアレルギーかもしれなくて、アレルギーを抑えればワタシの問題であるところの、耳と鼻をつないでいる管の狭さも解消されるんじゃないかっつーことで、そーゆーお薬が新たに処方されまして。
「またお薬増やしてごめんね」 とお医者様に言われまして。 でもなんか、そんな風に言っていただけると、「大事にされてるっぽいー(*´∀`*)」なんてうれしくなっちゃったりもするんですが。 お薬を試行錯誤してるのも、なんかワタシのこと治そうとがんばってもらえてるような気がして、やっぱりうれしい。
で、アレルゲンを調べる検査していい?って言われたので、ぜひぜひとお願いしましてね。 5〜6年前に一度検査しているのですが、そのときは花粉症と決めつけて9種類くらいの反応しか見なくて、 全部陰性だったんですよね。 って話もしまして。
で、検査のために採血もすることになったんですが。
「じょりぃさーん、採血しますから、この台に腕を乗せてくださーい」
ってやってきた看護師さんが、美人な上に、かなり若い。 これはうれしい。 うれしいけど。
看護師泣かせのワタシの腕でございますよ。 この看護師さん、若いですよ。 てことは、経験がまだ浅いかもしれないですよ。 失礼ながら、あなた、大丈夫? ってちょっと思っちゃったりして。
案の定、ワタシの左腕の関節のところを、ふにふにふにふにと指で血管を探し続ける美人看護師。 なんか申し訳ない(´・ω・`)
「いつも左腕ですか?」と聞かれまして。 「あ、ええと、ちょっとわかりづらいらしくて、そのときによって違ったりするんですけど、右も見ていただけますか?」 と言ったら「あ、じゃあぜひ」と。
右腕も、ふにふにふにふに。 ホントにしばらく、ふにふにふにふにふにふに。
「左でいきましょう(・∀・)」と看護師さん。 「わかりました。じゃ、ちょっと待ってください」
左腕を揉んだり叩いたり、ゴキゴキふるふると腕を動かしまくったりするじょりぃ。
「・・・何してるんですか?」 「血行を良くして、ご協力しようかと」 「・・・おもしろいですね(笑)」 <ホントにおもしろがってくれていたのか不明
それからまたしばらく、慎重に、看護師さんはふにふにふにふに。 興味津々で、どの血管を選ぶのか見ておりましたら。
このナナワタのときに、
「ここだよ」
とナナが言いきった場所と同じところに針を刺し、見事に採血してくれました。 今のところ、内出血もまったくナシです( ^ ω ^ )
若くて美人な看護師さん、ありがとー。 あんた、たいした腕前だ。
と思うとともに。
ナナ、やるじゃないか。
と、我が手柄のように誇らしく思ったりもいたしました。
早くナナに注射していただきたいものであります。
まだ暑さはバッチリ残っているとはいえ、外はすっかり暗くなってきた、夜に差し掛かった頃ですよ。 お仕事してましたら、きょんが仕事部屋の戸を開け、低い声で言いました。
「また出た。 でかいのが」
主語がないぞ主語が。 それではオバケが出たのかゴキが出たのかコウモリが出たのかう●こが出たのかわからないではないですか。
「何が?」 「・・・ゴキ」
どうやら口にするのもイヤだったご様子。 ああ、それにしても。
出てしまったか・・・。
2ちゃんのまとめサイトで「今年の夏って、蚊とゴキが少なくね?」みたいなレスを読んでいたので、すっかり油断しておりました。 少し前に、スズメバチ騒動できょんの部屋にバルサン焚いたときも、ゴキなどのの死骸はなかったのでこれまた油断しておりました。
「どこに出た?」と言いながら仕事部屋から出ましたら「キッチンとリビングの間の壁。くぼんでて仕留めづらいところ」と。
「一応これを用意したけど、ゴキジェットの方がいいかも」ときょん。
これ とは、丸めた新聞紙です。 ゴキが出るたびに言っている気がしますが、これはゴキ退治の最終兵器です。(注:二匹まで)(二匹出たことないけど)
ゴキジェットを手に持ち、現場に入るじょりぃ。 そうしましたらゴキの野郎、仕留めづらいどころか、見づらい位置にいやがりましてね! 遠くから体と首をいろいろと捻ってなんとか見てみましたら、なるほど、けっこうでかい。
このあたりでビミョウに手が震え始めますが、パニック時ほどおすましさんになるのはワタシの常です。
「ちょっと見張っててくれる? ゴキジェットする前にハナコを移動させよう」
いそいそとハナコを抱き上げ、仕事部屋に避難させまして。
ゴキやらコウモリやらが出るたびに書きますが、ワタシが戦闘態勢に入るのって、いつも時間がかかります。 だって失敗したくないんですもの。 うかつに動いて、ゴキが飛んできたり逃がしちゃったりしたらイヤじゃないですか!
これも2ちゃんで仕入れた知識なんですが。 ゴキってば、危険を察知すると、身を守るために敵の目をめがけて飛来する習性があるらしいんですよ! 頭いいですよね! この事態は避けたいワタシなんですよ。 目に向かって飛んでこられちゃったら、おすまししてる場合じゃないですからね。 パニック起こして大暴れしてきょんを新聞紙で殴りまくるという悲劇にもなりかねませんからね! 何が悲劇だって、その後のきょんのワタシへの報復が悲劇的なことになりそうですよ!
ハナコを避難させて帰ってきまして。見れば、きょんはホントに怯えきってましてね。 ワタシだって、ゴキ怖いーー(´Д⊂)というのは、まあきょんと同じなんですが。
これも2ちゃんで仕入れた知識なんですが。(ほかにソースはないのかワタシ) ゴキってば、本来、人間様の目につくところに出てくるようなトンマではないんですって。 見つかっちゃうところに出てくるようなゴキは、弱っているゴキなんだそうで。 正しい情報かどうかはワタシ知らないんですが。 とにかくこれ読んだときに、すごくなんか、心強かったんですよ。 弱っているゴキならば動きは鈍いはずではないですか。 健康なゴキに比べて、という注釈付きであり、弱ったゴキもワタシよりはよほど素早そうですが、弱いモノいじめと思うだけで自分がジャイアンにでもなったような強い気分になれます。(サイテー) ジャイアンて弱いモノいじめってしないんですかねもしかして。ワタシドラえもんてよく知らないもんですから。 ジャイアンで語弊があるなら、北斗の拳に出てきた、やたらガタイのいいワルモノたちに例えてもいいです。 それならワタシにも「ぐへへへへへー」とか筋肉ムキムキでヨダレ垂らして笑いながら、ゴキブリを仕留めることができそうな気分になれます。
とまあそういうわけで、いつもよりは強気なワタシだったので、今日こそは、きょんにゴキ退治を任せず、ワタシがいいかっこして惚れ直してもらおうか、と、こう思ったわけですよ。
「今日はワタシがいきます」と、じょりぃ、宣言。 「えーー。大丈夫ー?」 「うむ。 しかしゴキがきょんの方へ飛来したときのために、その武器はそのままきょんが持っていたほうが良いでしょう」
武器とは丸めた新聞紙のことです。
ここでまた「ちょっと見張ってて」と言い置き、自分の分の最終兵器を製作しはじめるじょりぃ。 ええとー。 なるべく丈夫なのにしたいから、新聞は2日分使ってー。<大事な武器なので、丁寧にゆっくりと作業 固めに巻いてー。<大事な武器なので、丁寧にゆっくりと作業 よし、できた( ^ ∀ ^ )
「ゴキはいいこにしてる?」 「動いてる・・・少しだけど」
むむ。 確かに、少しずつじりじりと床に向かって下がっております。 しかし、このまま床に降りてくれた方が仕留めやすそうなので、そのまま見守ることに。
「あ、ゴキジェットも預かるよー」とワタシ。 「あ!見えなくなった!」
ゴ キ が 姿 を 消 し ま し た ( ´;゜;ё;゜;)
きょんがおそるおそるゴキのいた付近に近づき覗いてみますが、「見えない・・・いないよ・・・(´;ω;)」と震える声で。
ワタシは思いきって、もっと近づいてみましてね。 きょんには「下がってて」なんつって、カッコつけながら。 カッコつけながら、ああ、どうしよう! 顔に飛び乗ってこられちゃったら!と怯えきっているわけですが。 思わず自分の顔にゴキジェット噴射したり、自分の顔面を新聞紙でバシバシ叩いてしまいそうで怖い!
問題のくぼんでいる壁の部分に大接近してみましたが、やはり姿は見えません。 と思ったら。
キッチンとリビングの通路のところに、犬が入ってこられないようにジャバラのゲートがついているんですけどね? そしていつも、それは畳んであるんですけどね?
ゴキたんたら、そのジャバラの隙間に隠れたらしく、長い触覚が1本だけ、ひよひよと様子を探るように動いているのを発見しました。
ぎゃああああああああああこわいいいいいいい・゜・(ノД`)・゜・。
しかもこのままではどうにも叩きようがありませんぜ! ゴキジェット噴射 → ゴキ逃げる → すかさず撲殺 という、ワタシにとっては非常に高度な戦術を使わねばなりませんや! てかもう、虫を叩きつぶすってだけで、怖い。恐怖。天使のようなワタシにそんなことが果たしてできるの?神様!
大丈夫大丈夫。じょりぃ。キミならできる。 何も恐れることはない。 たかが虫一匹だぜぇ? 今まで数多の修羅たちとの戦いをくぐり抜けてきたおまえじゃないか!
と、ありもしない戦いまで脳内ででっちあげて自分を鼓舞し、 ジャバラゲートからはみ出た触覚めがけて、ゴキジェットをしゅうううううううううううううううううううううううううううううううううう
って長いこと吹きかけてたら、ゴキが床に落ちてささささささと走り出しましたよ! じょりぃ! ここで最終兵器だ!
「てい!」 ばしっ!(最終兵器の一発目)
外れました( ´;゜;ё;゜;)
「てい!」 ばしっ!(二発目)
また外れました( ´;゜;ё;゜;)
「てい!」 ばしっ!(三発目)
外れた( ´;゜;ё;゜;) 三振かよ!
しかしソフトボール部現役時代、足の速かったワタシにはまだ「振り逃げ」という姑息な出塁方法が残されていたものでした。 てことで! 次振って外れたら逃げさせてもらうぜ!(そっちかい!) きょん、そしたら後は頼む!
「てい!」 ばしっ!(四発目)
ぐしゃ
ゴキ様は、お星様になられました。 合掌。
「・・・あたし、永遠に当たらないかと思ったよ・・・よくそんなに外せるね・・・」 と、きょん。
せっかくがんばったのにヽ(`Д´)ノ と一瞬ムッとしましたが、もしかしたら「よくそんなに外せるね」って、褒め言葉かな! と思ってにこにこしてみました。
「ワタシ、ゴキでは初めての手柄だよ!(* ^ ∀ ^ *)」
と、満面の笑みで伝えながら、きょんに向かって頭を突き出しまして。 これは「撫でて。褒めて」という、ノンバーバルなメッセージであります。
「えらいえらい。ありがとうーー」
今回がゴキ退治初めてということは、今まで自分が退治を押しつけられていたということである、ということに気づいているのかいないのか、きょんは頭を撫でてくれました。 ちなみに頭を撫でるきょんの手は震えておりました。 そんなに怖かったのね、ゴキ。 そうよね、あなたゴキ大嫌いだもんね。 なのに今までゴキ退治を押しつk(略
ゴキ様の死体の後かたづけもワタシがやりました。 大人の階段を一歩昇ったじょりぃ。
しかし、ゴキもスズメバチもコウモリも、出現するだけで我が家を一瞬にして戦場に変えますからね。 たいしたもんです。 ていうか、日本て平和ですよねー。ゴキごときで戦場扱いですからね。 ってそれは我が家だけ?
平和な日本に感謝しつつ、今日はそれからずっと後遺症で、黒くて丸いものを見ては「ひぃ!」と怯えております。
いやでもしかし。 ミンス党見てると、ゴキブリに大騒ぎしていられる平和な日々がちゃんと続くのかと、本気で心配になってきますよアテクシ。 と、最後は唐突に社会派っぽく締めてみました。 まるで櫻井よしこ様みたいですねワタシの今日の文章。どこが。
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