今日も今日とて
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りっちゃんにパソコンのアレコレを頼まれてパソコンを預かっていたものの、 ワタシが風邪なんてひいちゃったもんですから、思っていたより長く我が家にお泊まりさせちゃっていたんですよ、パソコン。 しかし、今日やっとすべてが終わったので
「やっとできたよ!」
とりっちゃんにメールしましたら、電話がきまして。 「これからパソコン取りに行ってもいい?」ってことだったので、「どうぞどうぞ」と。
「ありがとう。すぐ行くね」 「わかったー」
で、しばらくしたら、りっちゃんがやってきまして。
「ごめんね、急に」とりっちゃん。 「大丈夫だよ」 「あの、はい、これ。 ええと、嫌い?」
何か袋を差し出しながらたずねるりっちゃん。
「何が入っているのだ?」 「クロワッサン。ここんちのおいしいから、じょりぃちゃんにも買ってきたの」 「ありがとう( ^ ω ^ ) 好きだよ」 ホントはフツウだけど。 「よかった」 「でもさー」 「・・・何・・・?」
ワタシの「でもさー」に、他の人の3倍くらい、いつも怯えるりっちゃん。
「いつもうちに来るとき、なんかしら持ってきてくれるけど、手ぶらできてよ」 「(笑)わかった」 「できれば手ぶらに加えて、ノーブラで」
我ながら、なんというセクハラオヤジっぷり。しかもダジャレ。
「ノーブラで来てもいいの?(笑)」 来てくれるんでしょうか。 「うんうん!ノーブラで来て!」<本気 「いいけど」 「いいんだ(°▽°)」 「でも、ノーブラだと男になっちゃう・・・」 「え」
りっちゃんの返事はたまによくわからない。
「それは、胸が小さいから、ブラしてないと男並に真っ平ら、って解釈でよいのかな」 「そこまでハッキリは言わなくていいけど、うん、そう」
そういえば、たまにりっちゃんの胸がいつもより大きいと、ワタシは大はしゃぎで
「今日胸大きいね!」
とお伝えするんですが、そういうときの返事は決まって
「ブラってすごいよねー」
でした。
そんなに胸なかったっけー? そうでもなかった気がするんだけどなー。 でも以前、ブラのパッドを考えた人を絶賛していたこともあったっけ。
そういえば、ナナがまだ痩せていた頃(遠い目)、やはりナナの胸が大きく見えた日に 「今日胸大きいじゃん!」とはしゃいだら
「ああ、これ、ブラ。この胸のほとんどはパッド。ブラってすごいよねー」
と淡々と返されて「なーんだ( ´_ゝ`)」と思ったことがありましたわ。 そういう手品は種明かししなくていいんだってば。
ちなみに、きょんもりっちゃんやナナに負けないくらい胸が小さいですが(ナナの実際の胸の大きさって残念ながら知りませんけど!)、 きょんはパッドが大嫌いです。
「せっかく小さいのにさー、なぜ大きく見せねばならんのだ。邪魔」
だそうです。
おまえも手品使えよ。 もっとこう、出るとこ出せよと。 きょんは胸も尻も小さいんですよねぇ。 ワタシとしてはけっこう残念なんですが、きょん本人は自分のそういう体型が気に入っているらしいです。
そういうワタシは、胸が大きいのでパッドいらねえよな人であり、寄せて上げて大きく見せるブラもきょん同様「余計なことすんじゃねえよ」と思っていたのですが、 最近は寄る年波のせいで日増しに胸の位置が下がり、加えて両胸が離れていくというやるせない現象に襲われているもんですから、 寄せて上げるブラに頼っては「ブラってすごいよねー」と思ったりしています。
しかしできることならば下着メーカー各位様。 寄せて上げて、しかも小さく見えるブラをお願いしたく候。 最近、そういうブラも出ているみたいですけどね。まだ買ってみたことがありません。 てか、なんか売り切れてて買えなかったんですよね、売り出した頃。 最近はもう潤沢になってきたのかしら。
「胸が小さく見えるブラ」、装着しているかたいらっしゃいますでしょうかね? つけ心地はいかがでしょうか。 そして、ホントに小さく見えるのでしょうか。 ついでに寄せて上げたりもしてくれるのでしょうか。 ハミ肉は最小限にとどまってくれているのでしょうか。
まあとにかく、ブラってすごいですよね、ってお話でした。
そういえば、ワタシが中学の頃に猛威を振るった「フロントホックブラ」を、最近とんと見ませんですね。 売っていてもワタシも買わないと思いますが。寄せても上げてもくれませんしね。 でも今、フロントホックブラを思い出して、甘酸っぱい懐かしい気持ちになりました。 ワタシが生まれて初めて買った(買ってもらった)フロントホックブラは、水色の、まだAカップでした。 ああ、懐かしい。
なっちゃんの赤ちゃん・なもちゃんからもらった風邪が悪化中です。
で。
風邪の症状って、出るもんは出すにまかせたほうがいい、って話も聞くもんですからね? 熱とかは特にですね、必要があって発熱してるわけですから、下手に解熱剤飲まないほうがいい、とか。 ウソなんですかね? わからないんですが。 40度超えてガマンしたらえらいこっちゃですが、今のワタシ程度の熱でしたら(38度まではいかない)、自らのホメオスタシス機能を信じてみようってことで、葛根湯飲む程度で辛抱してるんですが。(もう葛根湯の範疇超えてますけど) くしゃみ鼻水鼻づまり、おめめのうるうる、耳の不調などもですね、もしかしたら必要があって具合悪いのかもしれないので、まあ治るまで好きにさせておくさ、 なーんてカッコつけてたんですけれども。
本日ワタシは、割と大事な打ち合わせがありまして。 初めて会うかただったので、鼻水まで飛び出しちゃうようなクシャミを連発するわけにいきませんし、耳が聞こえないのも非常に困ります。 悩んだ結果、春頃ひどい鼻炎に悩まされていたときに買っておいた、鼻炎薬を手にとったんであります。
この鼻炎薬というもの。 強いじゃないですか。 眠くなるじゃないですか。 頭がぼーーーっとしちゃうじゃないですか。 おまけにワタシ、どうもこの薬に対して耐性が弱いらしく、これらの副産物的症状がものすごく強いんですよ。 「じょりぃは鼻炎薬飲むとバカになる」って言われるくらい、呆けてしまうんですね。
てことで、担当者にくしゃみと一緒に鼻水ぶっかけちゃうのと、バカになった状態で打ち合わせするのとを、天秤にかけてみたんです。 けっこう悩みました。
結果。
鼻水かけられちゃうくらいなら、ワタシがバカでいることのほうが、相手の心理的ダメージが少なそうだ、という理由で、薬を飲みました。ごっくん。
薬さん、たいしたもんでしてね。 鼻水、収まりまして。 くしゃみもとまりまして。 おめめもうるうるしないどころか、ドライアイっぽくなりました。 ものすごく水分が枯渇しませんか、鼻炎薬飲むと。 喉も異常に乾きますし。
たいしたもんなんですが。
車を運転していて、もう、眠くて眠くて眠くて眠くて。 眠いというより、意識が突然「がくん」と沈むんですよね。 運転するなよおまえ、って自分で思いました。 まあ、運転中に「がくん」てなるわけにいかないので、気を張るじゃないですか。 でも頭はバカになってますし、まあ、眠いんですよ。 なんかすごい苦行ーーー。 さらに、耳は治ってくれなかったので、頭ぼんやりで耳が遠いってことで、いつもよりも方向音痴になっちゃいましてね。
道に迷いまくりました。
ワタシ、耳がよく聞こえなくなるたびに思うんですけども。 三半規管が調子悪くなると、めまいが起きたり、バランス取れなくなったりするって聞くんですが。 三半規管が無事でも、聞こえが悪くなるだけで、バランスを取るの、難しくなる気がするんです。 思うに、周囲からの反響音も、バランスの手がかりにしているんじゃないかと。
少し前に「目が見えずに道を歩くって、どんな感じなんだろう」と思って、団地内を目をつぶって少しの距離歩いてみたことがあったんですよ。 そのときに、音だけで、自分が壁からどれくらいの距離にいるのかわかるんだな、ってわかったんです。 で、壁がなくなると(たとえば十字路とか)、今まで壁があった側に体がちょっと傾いちゃうんです。(ワタシだけなのかしら・・・) つっかえ棒がなくなった感じに少し似てますかね。
って、耳の話は今日の話に全然関係ないのについ話し込んでしまいましたが。 まあとにかく、薬と耳のせいで、ふらっふらしてたんですよワタシったらもう。
で、肝心の打ち合わせがなんとか終わり(声の大きい担当者さんで助かりました)、その後もう一件、まわるところがあったのでそちらへ。
そこは新しい工場ができたばかりで、現在引っ越し中。 新工場に着いたものの、担当者が見つからず、携帯にも出てもらえず、どうしようーと思いながらワタシは工場のまわりをぐるぐると歩いていたんです。
午後3時。まだまだ暑い時間帯。 そんな中をぐるぐるてくてく。
さらにワタシは上から下まで黒ずくめ。太陽光、どんと来い!全部吸収したるでー!な状態であります。 地面は灼熱のアスファルト。 できたてピカピカの白い新工場からは、照り返しもあり。(少し曇ってましたけどね) まわりの工事の人や社員さん、首からタオルって人が多くて、みなさん汗だらっだらですよ。
そしてワタシ。 ワタシの汗っかきぶりったら、「汗かき選手権」があれば余裕でエントリーできるソレでありますよ。 そんなワタシがこの状況下ですから。 水かぶったみたいになって、工場の敷地内を歩いて
いるはずなんですが。
ワタシ、さらっさら。 サラサーティみたいにさらっさら。 汗、ひとしずくもかいてません。 汗だくのみなさまの中、汗をかかずに颯爽と歩くワタシは、まさに女優。
自分で自分にびっくりですよ。 で、「どーしてーーーー?!」って考えてみた結果。
たぶん、お薬ですよね。鼻炎薬。 ほかにいつもと違う要素がないですもん。
鼻水を止める力のある鼻炎薬、汗すらも止めるみたいです。 ほんっっっっとに汗かかない。 この!あたくしが!汗かかないなんて!
鼻炎薬、SUGEEEEEEEEEEEEEEEE!!!
・・・すごいけど、なんか、おそろしい・・・。 このワタシが汗かかないなんて、 飲食店にゴキブリがいないくらい不自然であります。
でもワタシ、うれしくてうれしくてうれしくてですね! こんなに暑いのに、ワタシ汗かいてない! まわりの人が汗だくなのに、ワタシ汗かいてない! いつもは逆なのに! 汗をかかない人生って、なんてすばらしいんだろう!
友人に、全然汗をかかない人がいるんですが。 その人いわく、ワタシみたいに汗かく人がうらやましいそうなんですよ。 なぜなら「たぶん、あたし、汗かく人より暑い」からだそうです。 「だって汗を気化できないから、涼しくなれないじゃん」だそうです。 それ聞いて「なるほど、汗をかかないというのも大変なことなんだな」と思ったんですけれども。 でもねー、汗をかくって、ひとりで運動しているときにかく汗は気持ちよいものですが。 衆人環視の中で、ひとりだーらだーらかく汗というのは、不快指数でいえばかなりのモンです。 ワタシも不快ですが、見てる相手も不快でしょう。なんて思うと余計に汗かいて不快指数があがっちゃうんですが。 なので「不快指数的には似たようなモンなのでは」と、そのときも反論したんですけどね?
今のワタシ、汗かいてない上に、暑さすら感じない。 なんだよ、友人め、汗かかないと暑いなんてウソじゃんね(・∀・) 汗かかないって、本当にすばらしいじゃんね(・∀・)
と喜んだんですが。
用事が済んで、日向に駐車してあった車に乗っても暑くないワタシ。 ここで「あれ?」と、少し思った。
走り初めて、ためしにエアコン入れずに、窓も開けずに運転してみたんですが。
やっぱり暑くないワタシ。 や、少しは暑いんですけど、そのままで平気なんですよ。 もちろん、汗なんてかいてません。
でも、んなはずぁーー、ない。 このときはもうかなり雲も厚くなってきていたんですが、雨降り前の蒸し暑さはむんむんしていたはずなんですよ。 なのに平気。 こりゃおかしいですよ。
これももしかしたら、鼻炎薬のせいなんですかね。
年を取ると、暑さ寒さを感じる能力も衰える、って聞いたことがあるんですが。 こんな感じになってしまうとしたら、暑いのに気づかず熱中症、なんてのもそりゃあるだろうな、なんて思ってみたりして。 慌ててエアコンつけてみたりして。
家に戻ってからもサラサーティなワタシ。 快適です。 でも喉乾くーー。眠いーーーー。
そして、今。
ビデオデッキにからまったビデオテープを取り出しただけで、汗だくのワタシがおります。 ビデオテープ取り出しながら、床に汗落ちましたよ。やだー(´Д⊂) 薬、切れてきたのね。 なんというわかりやすさ。 てか何この汗。 タオルじゃ吸い切れないっすよ。 誰かサラサーティ持ってきて!ワタシに貼り付けて!
長々と何が言いたかったかといいますと。
頭痛薬なんかは飲み慣れているので、あたりまえみたいに思う存分飲んでましたが。
やっぱりお薬って怖いのね。
と、そう思ったという、それだけの話でどうもスミマセン。
それでも、 眠いしバカになっちゃうしでものすごくしんどかったですが、 灼熱のアスファルトの上を、さらさらのワタシで涼やかに歩けたあのときのしあわせ感は、格別なものでございました。
この汗っかきコンプレックス、汗かかない人にはわからないだろうなー。 ホントに恥ずかしいんですよ?(* ・ω・`)
とある海外ドラマのワンシーンなんですけども。
おばあさん・・・と言うと、こう、元気なくてよろよろしてそうになっちゃいますので「比較的高齢の、超お金持ちの、しゃっきりした淑女」と申し上げましょう。 その老淑女が、敵に追われるんですよ。 で、逃げるわけですが、彼女、走らないんですね。 年齢的にがっしゅがっしゅと走って逃げるわけにもいかないのかもしれませんが、淑女としてのプライドみたいなモンもあるのかもしれません。 走って逃げることで、敵や周囲の人を刺激したくない、ということもあるかもしれません。 しかし焦ってはいるわけですよ。ものすごく焦ってます。 捕まったらえらい目に遭わされるのは、ワタシたち視聴者にもよーくわかってまして、彼女にはもっとよーくわかってるわけですよ。 なので逃げる。 けど、慌てふためいて走って逃げるようなことはせず、ヒールをカツカツ言わせ、背筋をしゃきっとし、ひたすら前を見て歩きます。
いよいよ追いつめられて、人の多いビルに入りまして。 ここからはカツカツもスピードアップしますが、それでも走ることはしません。 もはや振り返って追っ手を確認することすらしません。 「いたぞ!」みたいな声が聞こえますが、正面にあるエレベーター目指してカツカツカツカツ、です。 ガタイの良い男どもが走って追いかけてくる中、画面を見ているワタシたちは、果たして彼女が追っ手を振りきってエレベーターに乗れるのかどうか、もうドッキドキなわけですよ。 お願い!間に合ってアンジェラーーー!!!(<これで何のドラマかわかったあなた様は超能力好きでちょっとオタクの気があります) ああ!ダメかも!追いつかれるかも!
・・・ドラマをご覧になっているかたで、さらにこのシーンを未見のかたのために、ドラマの描写はここまでにしておきますが。
そして話は全然変わるんですけども。
マシマロにも書きましたが、きょんに「早起きして健康的な生活を送れ」と説教されたワタシったらものすごく素直で良い感じの人なもんですから、言われた次の日には4時45分に起きて早朝散歩をしたんでございますよ。 けど、どうもイマイチ、きょんが言っていた「日の出前って気持ちいいよー」という感じが味わえず、しかもひたすら早朝の景色と空気が怖くて、ビビりながら蒸し蒸ししたなか歩いてきて「ちぇー」とか思っていたんです。
が。 この日は日の出に間にあっていなかったので、そこはワタシがいけなかったのかもと反省しましてね。 ものすごく素直で良い感じの人なじょりぃは、次の日も早朝散歩にトライしたんです。 今度は4時30分に起きました。 てか、ほとんど寝ないまま散歩に出かけました。 これ、健康的なんでしょうか。よくわからないんですが、まあ、朝というのは気持ちが良いし健康にも良いってことなので。
で。 確かに昨日よりも気持ちがいいかもー。なんて思ったんですよ。 昨日と同じくらい蒸してはいましたが、やはり日の出前はなんだか気持ちいいみたいです。 えへへ、やった、なんて思いながらてくてくと歩き、ワタシの家のある住宅地エリアの入口にあたる道を左に曲がり、 「よーし、歩くぞー( ^ ω ^ )」なんて張り切って10歩ほどてくてくしましたら、
「おはようございます!!!!」
突然背後から、男性の太くて大きな(絶叫のような)声で挨拶が。
ワタシ、ものすごくビックリしちゃいましてね。 大袈裟でなく、3mmくらい体が浮きました。ビックリして。 こういうマークΣも顔のあたりから出てたと思います。
ビックリしてる間に、その声の人は自転車をワタシの前にキキーっと停めましてね。
ワタシ、年中「今日は耳がよく聞こえません」なんて書いてますが、聞こえるときはたぶん、普通の人よりも耳が良いんです。 なので、自転車が来ることに気づかないことにまずビックリなんですが(徒歩でもたいてい気づきます)、気づかない状態で絶叫挨拶をされたので、ホント、心臓がキュってなるくらいビックリしちゃったんですよ。
・・・って、なんであんた、自転車をワタシの前で停めるのだ? ワタシにご用かしら?
自転車の男性は、スキンヘッドにサングラス、身長は180手前くらいありそうで、細マッチョなすごく良いカラダしてまして。 服装はタンクトップに短パンだったので、しなやかな筋肉がよくわかります。 全体的に、ボクシングの亀田長男を細長くしたような感じでしょうかね。 で、自転車はロードバイクって言うんでしょうかね、ハンドルがU字型になっててどっち向いてんのかわかんないような、なんか速そうなソレ。
こんな人に道を遮られ、ちょっとビビるワタシ。 んで、「へ?」と思ってましたら
「あさがおqzwx?」
突然話しかけてきましたが、あさがおしか聞き取れない。 しかもなんか、声が大きくて、怖い。 さらに言えば、無表情なのでもっと怖い。
「あさがおですか?」
もしかして、自転車で旅をしている人が、「このへんにあさがお見られるところある?」って聞きたいのかな?と思って、とりあえず聞き返してみました。
そしたらその亀田似男、
「あさがおみる?(無表情)」 と。 さっきよりも顔を近づけつつ。
意味わかんない。
「は?」 「あさがおみる?(無表情)」 至近距離で。
これは。
ちょっとヤバい人なのでは( ´;゜;ё;゜;)
と、真剣に怖くなってくるじょりぃ。 濃いレンズの、マトリックスキアヌ風のサングラスしているので、彼の目を見ることができなくて、ヤバイのかそうでないのかが読めないんですよね。
どうしよう、と思っていたら、もう一度「あさがおみる?(無表情)」と聞いてきました。
顔の前で右手をふるふると振って、「みない」と無言で伝えてみるじょりぃ。
しかしさらに
「あさがおみる?(無表情)」
また聞かれたーーーーー・゜・(ノД`)・゜・。怖いようーーーーー
「いえ。 けっこうです」
と答え、くるりと彼に背を向け、来た道を戻ることにしたじょりぃ。 だって道塞がれてて進めないですし。 てか、逃げたい。怖い。逃げなきゃ。
こんな早朝の、しかも散歩コースから外れているような場所、見渡す限り誰もいませんが、とりあえず住宅地に戻れば近くの家の人をたたき起こして助けてもらえるかもしれません。
「頼む!追いかけてこないでくれーーー!」と、ここ最近では堂々一位にランクインする勢いで祈りながら逃げました。普通に歩いて。
そうなのです。走って逃げることができませんでした。 相手はロードバイクですよ。そしてガタイが良いですよ。 ワタシがどんなに走ったって、彼が追いかけてきたら逃げられるはずがありません。 なのでとにかく彼を刺激しないように、静かに歩きました。 とにかく彼を刺激しないように、振り返ることもしませんでした。 とりあえず、あの角を、元来た方へ曲がるのだじょりぃ。 走るな。振り返るな。動揺を見せるな。
角までの10歩ほどの長かったことと言ったら! そして心は、冒頭の老淑女でございますよ。 心臓はなんだかドキドキバクバクしておりますですよ。
角を曲がってもまだ振り返ることも走ることもできず。 最初の家に飛び込める距離になってから、おそるおそる振り返りましたら。
ワタシのすぐ後ろに、彼はいました。 そして言いました。
「あさがお みろ」
・・・ってことはなくて、彼の姿はありませんでした。 ワタシがどんだけ安堵したか。
こ、こ、こ、怖かったーーーーー・゜・(ノД`)・゜・。
彼は単に、ワタシにあさがおを見せたかっただけなのかもしれませんが。 自分の思考枠にないシチュエーションで、思考枠にない問いかけを何度もされる、というだけのことが、こんなに怖いだなんて。 彼の無敵っぽい体つきも恐怖の一因だったかもしれませんが。 あの見事な筋肉、「キレられて殴られでもしたら、一発でノックアウトだなこりゃ」って、ホントに怖かったんです。
罪のないまっすぐな心で、ワタシをあさがお観賞に誘ってくれていたのだとしたら、申し訳ない話なんですが。 「見ます」って言ってついていったら、どうなっていたのかしら。
きょんにことのなりゆきを話しましたら、「そりゃ怖かったね。でもあたし、その人、犬の散歩のときにたまに会うよ」と言われました。 けっこう広い範囲の同じ場所を、ぐるぐると何周もしているらしいです。
「いつも大きい声で挨拶されてビックリするけど、話しかけられたことはないなぁ」ときょん。 「大きめの犬を二頭連れているからかもね」と言いましたら「そうかもね」と。
「せっかく早起きして散歩しようと思ってたのに、これじゃもう怖くて無理だ」 「じゃあ、明日からあんたが犬の散歩しろ、な?(´∀`)」
やぶへびでした(・_・)
それにしても。 走りたいのガマンして歩いて逃げるのって、ホント怖いですよ!
前日の早朝散歩の「なんか怖い」感は、このことを示唆していたのかもしれません。 あー怖かった。
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