今日も今日とて
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夕方。 なっちゃんも仕事が終わって家に帰りまして。 きょんが「犬の散歩に行ってきます」と部屋の外からワタシに声をかけまして。
「お願いしまーす。行ってらっしゃい(・∀・)」
と、ドア越しに声をかけましたが、きょんの声がちょっと暗かったかな? 体の具合が悪いとかでないといいんだけどー。
「ただいまー」 帰ってきました。
やっぱり声が暗いような。 どうしたんだろうー。 また玄関で倒れたりしないよね?
と心配になったので「おかえりー」と言いながら、今度は部屋から出て玄関まで迎えに行きまして。 やっぱりどんよりした顔しているきょん。
「どしたの? 具合悪いの?」 「んー・・?」 「大丈夫? 横になる? あとの世話、ワタシやるよ?」 「いい。大丈夫」
大丈夫と言われても、様子がおかしいのは明らかなので、犬の世話をするきょんの後を意味もなくひょひょことついて歩きまして。 そうしましたら、きょん、言いました。
「あたし、じょりぃのこと、嫌い」 「へ?」 「・・・・・」 「それはまた、どうして急に?」
寝耳に水というか、青天の霹靂というか。 ていうか、へきれきって、こういう漢字なのね。 って、それはどうでもいいです。 なぜに急にそんなことを言い出すのかこの人は。
「急にじゃないよ。ずっと嫌い」 真顔で続けるきょん。 「説明してくれない?」
あまりにも急な展開すぎて、怒ることすらできませんわこれじゃ。
「だってじょりぃ、いつもあたしのこと否定するんだもん」 「何の話?」 「いつもそうじゃん」 「何の話だかわからないんだけど、いつもそうだとしても、今怒りだしたということはこの短時間のうちにきっかけがあったってことでしょ? ワタシが何をしてしまったのか教えてよ」
だってつい45分前まではにこにこ話していたんですよワタシたち。
「さっきの今川焼のときだよ」 ときょん。 「今川焼・・・?」
本気でわからない( ´;゜;ё;゜;)
「ごめん。やっぱりまったく見当がつかない。 もう少し詳しく教えてくれない?」
きょんの話はこうです。(事実も以下の通りです)
きょんが夕方近くに出掛けたときに、今川焼を買って帰ってきてくれたのです。 で、なっちゃんとワタシにも「どうぞ( ^ ∀ ^ )」と。 ワタシは歯医者から帰ってきたばかりで、まだ全然麻酔が抜けていなかったので、「なっちゃんの分だけいただこうかな(´∀`)」とお答えしまして。
「歯医者から帰ってきたばかりで、まだ麻酔が抜けないんだよね」と、きょんにも説明。 「あー。なるほどね。感覚わからなくて、ぼろぼろこぼしちゃいそうだもんね」 ときょん。 「(笑)それより自分のくちびるとか頬の内側とか噛み切っちゃいそうで怖くて」
で、なっちゃんだけ貰って食べたと。
そのあと、なっちゃんは家に帰り、きょんが犬の散歩を終わらせたりして今に至るわけですが。
上記の今川焼の会話のせいで、「また否定された」と感じ、「じょりぃのこと嫌い」となった、ということらしく。
まだわからないワタシ。
「ワタシ、何か否定してた?」 「あたしが『こぼしちゃいそうだもんね』って言ったら『それより自分のくちびる噛んじゃう』って言ったでしょ?」 「うん」 「『それより』って、いつも言うんだよじょりぃ。 それってすごくイヤな気分。ていうか、あたしの言うことバカにしてて、あたしを否定してるんだよ」 「・・・確か前も、そのことで怒ったね?あなた」 「うん」 「そのときも反省したのに、ワタシまたやっちゃったのか。 スミマセンでした」 「・・・・・・」
と、いったん謝ったワタシでしたが。
腑ーーにーー落ーーちーーねーーぇーーーーーー。
どうなんですか一般的に見て。 前回怒られたときも、今回の今川焼と変わらないシチュエーションで怒られて嫌われたワタシだったんですが。 これってそんなにいけないことなんですか。
言葉って、共通のものでありながら、実は人それぞれ使う感覚や意味の度合いというのは違うものだ、とワタシは思っております。 『それより』という言葉、ワタシもときには強い意味で使うことはありますが、今川焼といい前回(もう具体的になんだったか思い出せねぇですよ)といい、ワタシにとってはほとんど意味のない接頭語みたいなモンなわけですよ。
でも、きょんにとって意味が重たいのであれば、それは申し訳なかった。 これからは気を付けるようにするけど、ワタシは深い意味なくぽろっとつけてしまうので、またやっちゃったとしたらそれも汲んでほしい。 しかし確かに感じの悪い言葉だし、直すようにするね、ごめんね。
というのが、前回のケンカの終わりだったんですけれども。 ワタシはまた同じ失敗をやらかし、同じように怒っているきょん。
「スミマセンでした」と言ったものの、言葉のルールがきょんの一方的なそれで決められ、ワタシが断罪され、嫌われるのはおもしろくないです。 なので「前回も言ったけど、悪い意味で言っているのではないんだけど」とふっかけてみちゃったりして☆
「でもそう受け取られる言葉なんだから直してよ」ときょん。 「ワタシは言葉そのものよりも、気持ちのほうを大事にしたいと思うけど? だいたいあなたは誰に対しても言葉に対して狭量すぎるよ」 「それは自覚してるけど、だからってあたしが『否定されてる』とまで感じる言葉をじょりぃが言っていいってことにはならないでしょ」 「でもさー、前回だってちゃんと説明しているんだし、そんなくだらないことでいちいち嫌われてたら身が持ちませんし」
『それより』より、よほど嫌な言葉を吐いてみるじょりぃ。
「あたしに対して否定の気持ちがあるから出てくる言葉でしょ?」 「言葉ってクセの部分も多いから、親が使ってるとうつってる可能性もあるよ。 だとしたらもうずーーーっとこれで来てるわけだし、そうすぐには直せないかもしれないよ?」 「それは違う。 じょりぃ、昔は使わなかったもん、『それより』って」
何その細かい記憶(´д`)ウンザリ
「そんなこときっちり覚えてるもんかいな。( ´_ゝ`)フッ」 「途中から言われて『イヤだ』って思い始めたんだから、途中から言うようになったのは確かなんだよっ」
ええええええ???? てことは、途中から『それより』という言葉に関してワタシの人格が変わったか(大袈裟)、ワタシが誰かからうつったか・・・
あ!
ナナ?・・・かしら・・・。 うん。あの人言うわ。 でもワタシは言われてもまったく気にならなかったので(ナナの方にもきょんが言うような否定的な気持ちがあるとは思えないし)、長電話をしょっちゅうしていた頃に伝染していたのかもしれません。 これに限らず、ナナから輸入された語彙といのは、ワタシけっこう多いのです。 語尾の「ねーよ」もそうですし、「・・・っつーの」もそうですし、「・・・なのだ」もそうです。 って、こう並べてみると、ろくでもない言葉ばかり入ってきてる気が。
「なるほど、途中からか。でもやっぱ、きょんが言うほど否定の気持ちは入ってないけどねー。 それに今日のなんかはまったく屈託なく言っちゃってるし。 それとも『確かにこぼすこともあるかもしれませんが、自分のくちびるを噛んでしまいそうなこともことさら心配です』とか言えばいいわけ? あなたを否定するつもりはまったくなかったけど、ワタシにとってこぼすことよりもくちびる噛んじゃう方が心配だったのは確かなんだけど、 あんなカジュアルな会話でそこまで説明しなきゃいけないわけですかね?」 「いやなモンはいやなんだよっ」 「ワタシもそんな程度のこと(『それより』より嫌な言葉)で嫌われるのはイヤなんですけど。バカバカしいし(『それより』より嫌な言葉)」 「・・・・・・」
しまった。 せっかく最初にすぐ謝ったのに、ワタシったらちょっと言い過ぎ てはいないけど(どうかしら)、イヤな言葉を炸裂しすぎです。これぞ否定的態度。
「・・・でも、直すようにするよ」<反省したじょりぃ 「・・・・・」 「たださ、黙ってムッとするのはやめてほしい。こっちは気付かないんだし。 クセみたいなもんだと思うから、今度また同じような『それより』を使っちゃったら『ほらそれだよ!』ってその場で指摘してほしい」 「・・・・・」 「嫌な気持ちにさせちゃったのは申し訳なかった。 でもあなたのこと否定してないよ。 ほかの誰と比べても、きょんを否定するなんてこと、ワタシはしていないと思う。 でしょ?」 「かもね」 「とにかく、ごめんね。 一度言われてたのに、コロッと忘れてまた同じ失敗しちゃって」 しかもついでに言いたいこと言って。 「・・・んー」
ちょっと言い過ぎちゃったかなー、『それより』って確かに良い言葉ではないし・・・ と罪悪感を感じたじょりぃは、その後も嫌がるきょんの後ろをしつこくとてとてとついて歩きまして。
「夕飯、どうしたい?」と聞いてみたり。
「じょりぃに作ってあげるのがイヤなのは確か」
かっちーーーーん。
と来ましたが、ここで怒ったらまたふりだしです。 それは非常にめんどくさい。 それに、今きょんがそんな気分になってしまうのは、まあ無理もありません。 ここはワタシのガマンのしどころ。 売り言葉を買ってはいけない。
「じゃあどうしようか。 外に食べに行く?」 「どうでもいい」 「どんなもんなら、ワタシと一緒に食べてもいいと思う?」 「ケンタ」
ケンタキターーーーーーー(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)
「じゃ、ケンタ買ってきて食べよ?(´∀`)」 「じょりぃ、ケンタ嫌いでしょ」 と思いつつ言ったのか。 「嫌いじゃないよ。(実際嫌いではないですし) ビールも買っていい?」 「どうぞ」 「あと、ついでにドラッグストアにも寄ってほしいんだ。目薬買いたくて」 「いいよ」
で、ドラッグストアに行きまして。 まだ不機嫌なきょん。 まあ、ワタシが謝ったとはいえ、きょんが怒って始めたケンカだったのに、ワタシの方ががーーーーっと言いたいこと言ってしまいましたし。 無理もありません。
自分が買うものをカゴに入れ、と。 きょんは別行動でフラフラしているようです。 ワタシと一緒にいたくない様子。
レジにひとりでぽつんと並んで。 レジ付近に並んでいる商品から、あるものをきょろきょろと探すじょりぃ。 確かよくレジ付近に置いてあるんだけd あ、 ほら、あった(・∀・)
ハイチュー。
ドラゴンフルーツ味? なんじゃそりゃ? でもこういうめずらしい味はきょんが好きなはず。
「お待たせー」とワタシ。 「んー」 「あの、これ。きょんに。 今日のお詫び。 ごめんね、ホントに」
ハイチュー・ドラゴンフルーツ味をきょんに、はい、っと。
「わーーー。ありがとーーー(*´∀`*)」
キゲンなおった。 すっかりなおった。 「じょりぃも食べる?」って聞いてくれた。
本日の教訓。
相手が、自分にとって理解不能なことで自分のことを怒っているときは、ワタシは臨戦態勢を取らずに
ハイチューか、ぷぷるんを買いに走ること。
ではなくてですね。
『それより』ってつい言っちゃうクセ、なおさなきゃーー(´д`)
こんなの見つけました。
嫁に求めるもの 1位は「安らぎ」 http://blog.livedoor.jp/booq/archives/826490.html
2ちゃんねらーたちのコメントもおもしろいので、元ソースでなくてまとめサイトのリンクを貼らせていただきました。
記事からご紹介しますと
同調査は2月、1都3県在住の未婚で20歳〜34歳という、女性631人と男性741人を対象に実施。 てことで、記事の主旨としては、 「婚活が盛んな折、女性のみなさまが男性から結婚相手として求められていると考えている条件と、実際に男性が結婚相手に求めている条件がちょいとズレちゃってるよーな?」 ってことみたいんなんですが。(違うかも) それはまあ、ワタシにはどうでもいいことなのでスルーさせていただくとして。
男性が結婚相手に求めるもので譲れない条件とは。 みなさま、見当がつきますでしょうか。 答はこちらです。
1位 「安らぎを感じる」 2位 「気配りができる」 3位 「健康である」 4位 「誠実である」 5位 「料理ができる」
でございました。 3位の健康以外は、本人の努力でナントカなるものですし、ワタシ的には割とまっとうな答だなと思いました。 おもしろみはありませんが。 ちなみにワタシは、好きになっちゃったら健康でなくてもかまいません。 健康ならばそれはありがたいことですし、健康でなくても保護本能が刺激されるような気がしますし。 だいいち、ほかの4つはワタシが自分になくて相手に求められたとしても「がんばってみっか」と思えますが、もしワタシが健康体と一般に言われる体や心でなかったとしたら、「健康であること」が条件なんて言われたら「がーん」です。 まあ、いずれにしても、この5つ、「好きんなっちゃえば問題になることではない」という条件ですナ。 「料理ができる」というのも、「そんなに大事なのか!」という感じです。 上手ならそりゃありがたいですが、譲れない条件と言われると「はて?そういうものですかな」と思います。 この中でワタシ的にいちばん共感できるのは「安らぎを感じる」でしょうかね。 家に帰ってきて安らげないようでは、家に帰れなくなりますし。
で、女性が「男性から結婚相手として求められている条件」と考えているのが
1位 「料理ができる」 2位 「家事ができる」 3位 「容姿が良い」
だそうです。
ちょっと脱力しました。
前にもどこかに書いたことがあるかもしれませんが。 まだきょんもワタシも20代で売出し中だった頃。 パッと見おとなしそうに見えるきょんが同僚男性に
「きょんさんて嫁さんにしたいタイプだよね」
とある意味モテな、ワタシなんてただの一度も言われたことがない、うらやましいようなことを言われたときに
「どういう意味ですか! 結婚に何を求めてるんですか? 料理や家事ができそうって意味なら、すごく腹が立つんですけど」
と、やおら怒りだし、そのとき飲んでた一同、びっくりして一瞬しーんとなるということがあったのですが。 このときはワタシもびっくりしまして、「○○さんは好意で言っただけなのではないですかー?」と、ちょっときょんを諭すようなことを言ってしまったりしたのですが(まだつきあってなかった頃です)。 でも確かに、料理と家事ができそうだからってな理由で嫁さん候補にされるのだとしたら 「ならばメイドでもお雇いになったらいかがでしょうか」 と言いたくなるような気が、今ではしております。
でも、たまたま好きになって、結婚することになったその相手が、お料理が上手だったり家事がマメだったりすれば、これはとってもしあわせなことだろうな、と思います。 家に帰ってくるのも楽しみでしょうし。 それにやっぱり、日々の料理や家事をきちんとこなすというのは、これは本当に立派なことだと思うんですよワタシみたいにソッチ系がまるでズボラな人間から見ると。 そういうことをキチンとできる、というところに、ある種の人間性とか責任感とか、そういうものを見いだしてのことでしたら、この答も納得です。 でも「なんで女がそれを期待されるんだよ、おう。こっちだって働いてんのによう」という気持ちもあります。 おまえもやれよと。 てか、料理とか家事って、必然的にやらねばならないものなので、わざわざ「求められている条件」にあげるほどのものなのかいな?という気もします。 やらないワタシが「?」を飛ばすなと自分で思いますが。
容姿に関してはですね、これは「良い」というより「自分好みである」くらいの解釈かな?と、広い心で受け止めてみました。 ええ、ワタシが自分の好みにうるさいから、肩持っちゃってるだけなんですが。
とまあ、記事に関するワタシの勝手に思うところはこれくらいにしてですね。
ワタシが一緒に暮らすパートナーに求める譲れない条件と聞かれたら、いったい何と答えるだろうな?と考えてみたんですよ。 そしたら結構むずかしい。 何か一つ、と言われると、じっくりじっくり考えねばなりません。 パートナーになる、ということは、ワタシの場合「好きだからー」が前提となっているので、いちばん簡単な答は 「ワタシが好きな相手で、相手もワタシを好きでいてくれること」であるわけなんですが、このアンケートの求める答ではないような気が。 もっとこう、「条件」としてひとことで言い表せる言葉をお求めのことと存じます。敬具。終わってどうする。
うううううむ、 ううううううむ
ワタシを甘やかしてほしい。 ワタシのいろんなダメなところを大目に見てほしい。 ワタシの行動に口を出さないで欲しい。 疑い深いの困る。 あんまり神経質なのも疲れる。
とまあ、ワタシにたいへん都合の良い自分勝手なこれらをひとことで言いますと
「おおらかさ」
うん。これだ(・∀・)
・・・って、おおらかって言葉、ワタシ意味をはき違えていないよね? 手元のデジタル辞書の大辞泉で調べてみましょう。
おお-らか【大らか・多らか】 1. 心がゆったりとして、こせこせしないさま。おおよう。 2. (多らか)分量が多いさま。たくさん。
2はちょっと、米の収穫みたいな話になってしまうので置いておいて。 うん、1の意味なら良いですね。 心がゆったりしてるなんて、非常に良いです。
さて。 ワタシのパートナーであるところのきょんは、どんな譲れない条件を求めているのでありましょうか。 上記の記事をざっと説明し、「で、あなたは?」と聞いてみました。
「そうねえ。 楽しい生活」
パートナーに求める譲れない条件は、楽しい生活を共に送れること、ということでしょうか。 それともきょんだけ楽しければ良いのでしょうか。 楽しいってなんなんでしょうか。 ハードルが高いんだか低いんだかよくわかりません。 そして困った。この文章、オチないわ。
みなさまはパートナーに求める譲れない条件、いったいどんなことでございましょうか。 と、ビューワー様にオチを放り投げる形で、本日は締めとさせていただこうと思います。 このような無責任な放り投げもおおらかに受け止めてくださるかたでしたら、ワタシのパートナーになれます。なりたくないでしょうけど。
コピー機、入れ替えませんかー?
と、リ●ーの営業さんが何度か通ってくれましてね。 もともと●コーだったので、飛び込みとかではなく、「今までよりも良い機械だしおまけに月々安くするから、またあと数年は逃げるなよ?」という営業なんですが。
まだリース満期の5年が経ってないんですが、いつも早め早めに「入れ替えましょ( ^ ∀ ^ )」と誘惑してくださるリ●ーはん。 安くなるし機能も上がるんだから・・・と、ついつい言われたとおりに入れ替えるのが常なんですが。 でも入れ替えるとなると、事務所の掃除しなくちゃならないし、うちにあるパソコン全部をネットワークつないでいってほしいので、パソコン環境もちょいと整理整頓したくなるではないですか。 まあとにかく掃除が大変なんですが。
てなわけで、今回は「じゃあよろしく」とは即答していなかったワタシだったんです。 なんか、リースよりもそのへんで売ってる複合機買っちゃったほうが安いんじゃないのー?と思ったりもしましたし。
が。
やっぱ、「壊れた!すぐ来て!」「はいはいー」と、メンテナンスのヒトがすぐにすっ飛んできてくれるというのは魅力なんですよねぇ。 なんかもう、「ちょっとかすれてる?」ってくらいでも、「かすれて困る」って電話すればすぐに来てくれて。 修理が必要なら修理も部品調達も全部タダでしょー?(まあ、カウンター料金だかメンテナンス料金て名目で、リース料のほかに毎月しっかり取られるわけですがー) でもこれが、自分で買ったら自分で面倒見なきゃならないわけで、しかも故障、修理なんつったら、一万円札がひらひら飛んでいってしまうわけで。 さらによく考えてみたら、前々回「トナー代かかるからイヤ」って駄々こねたら、トナーはいくら使っても無料にしてくれましたし。(普通なのこれって?) これも自分で買ったらえらい金額ですからね。
とか、ちまちまとお金と精神衛生の計算してたら、結局リースを続けていくほうがいいのかなー、と。
いうことで、先日、営業さんに上がってもらって、じっくり話を聞きまして。 でもほら、うちって今お金ないですからね。 かーなーりー、勉強してくれた見積を目の前にして、さらに
「もうちょっと安くなんないかなー。えへ☆」
と、まったく威力のないかわいこぶりっこ(死語)攻撃も繰り出してみたんですが。
「じょりぃさん、無茶言わないでくださいよー」と。 「無茶言ってるんじゃなくて、駄々こねてるんです」 ついでに屁理屈もこねこねと。 「見積金額は変えられないんですが・・・あの、うちってもともとカメラも作ってるのご存知ですか?」 「はい。けっこう、セカンドカメラ的に玄人ウケしてますよね、リコーさんの一部のデジカメ」 よく知らんけど。 「ありがとうございます。で、この最新型のデジカメをですね、サービスでつけますから・・・どうでしょうね?」 「あ、前回更新したときも、デジカメもらいましたよ」 「あ、そうですか。 どうでした?」 「ワタシ、あんまり合わなかった・・・」 「・・・そうですか・・・」
いやいや、リコーたんが悪いんじゃないんですよ。もうめんどくさいから伏せ字にしないけど。 操作パネルの使い勝手がワタシ好みでなかったのと、画質がワタシ好みでなかったっつーだけの話で。 結局カメラなんて、そのヒトその人で、使い勝手も画質の好みも違いますからねえ。
ということを説明し。
「ていうか、今デジカメ、間に合ってるんですよ」とワタシ。 「そうですか(´・ω・`)」 「そのデジカメ、いくらくらいのものなんですか?」 「たぶん、4万円台です」 「あー、じゃーあー、ちょっと試しにワガママ言ってみていいですか?」 「どうぞどうぞ」 「ワタシ、プリンタが欲しいです(・∀・)」 「プリンタ?」 「カードからダイレクトにさくっとプリントできるヤツが欲しいんです、今。 いちいち撮ったモンをパソコンに落とす作業が、寝ちゃうほどめんどくさくてー」 「なるほど」 「リコーさんでは、そういうプリンタの取り扱いはやってないんですか?(・∀・)」 「うちの商品でなくてもいいですか?」 「いいです。 って言ったら失礼なのかしら」 「いえいえ。エプソンとキャノンなら、どっちがいいですか?」 「どっちでもいいです」 「キャノンはライバルなんで、できればエプソンだと気持ちがいいんですが(笑)」 「エプソン好きですよ(´∀`)」 「じゃあ、上司と相談してみます。たぶん大丈夫でしょう」 「あ、あと、そこに放置されている死んでるモニタも引き取ってもらえたりすると、ワタシがハンコ押したくなる気がするんです」 「引き取りますよ!」
やったーーーーー。
動物やお魚の写真やオンナのハダカ、さくっとプリントできたらいいなーってずっと思っていたんですよね。(最後のは冗談ですよ!) さらに言えば、きょんが自分用のプリンタを欲しがっていたので、これはきょんにプレゼントしてしまおう( ^ ∀ ^ )
で、昨日になって、リコーの営業さんが、契約書持ってやってきたんですが。
「じょりぃさん、エプソンのダイレクトプリンタ、上司から決済もらえましたから!最新機種ですよ( ^ ∀ ^ )」 「やったーーー。さすがは○○さん☆」 「で、カタログ持ってこれなかったんで、ネットで機種の確認をしてもらえればと思うんですが」 「あ、はいはい。じゃあ今ノートパソコン持ってきますね」
いそいそいそ。
あれ? バッテリー切れちゃってる。
「あー、今電源つなぎますねー」
ばたばたばた。 電源入れてと。
あれ? 作業途中だったのかな? まあいいや。
「今立ち上がりますから、一緒に画面見ましょ?」とワタシ。 「すみません」と営業さん。
そしたら奥さん。 モニタ全画面使って出てきたのがこれだった。
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なんてこったい。
実際はもっと大きい画像だったもんで、パソコン画面いっぱいにこいつが鎮座。 目の逃げ場、なし。
そういえば、先日きょんと「トレイシー・リンて女優いたよね?」「いたいた」「かわいかったよね」「今どうしてるんだろうね」なんて会話しましてね。 どんな顔だったっけ? 映画、何で見たんだっけ? などなど。 で、きょんが「確か『ケロッグ博士』に看護婦役で出てたよ!」と記憶のクリーンヒットを放ちまして、看護婦と聞いて色めきたったワタシが、画像検索した、と。 で、トレイシーちゃんが出てきた時点で、画像を保存してそれを開いてにまにま眺めて、そしてバッテリー切れ、というささやかな歴史を作っていたことを思い出しました。
思いだしたところで、この気まずさは。 どうにもならん。 が、どうにかしなければ。
「そういえばトレイシー・リンのこと調べていて(強調)そのままでした(´∀`)」 内心の表情→( ´;゜;ё;゜;) 「はあ」 「トレイシー・リンて、ご存知ですか? ○○さん」 「いえ、知りません」 「昔すごく人気あったんですよねー」 「キレイなヒトですね」
乳、垂れちゃってるけどね。
困った。 これ以上、話のしようが、ない。
まあでも、相手もプロですからね。いたって平静。 それに、イイ年した独身女性がナース姿のオンナのハダカとか尻の画像見てるくらい、別にすごく普通って言やぁー、普通。
ですよね? <もうこのへん麻痺してるわ現実に向き合いたくないわで自分ではよくわからないワタシ
しかしまあ、「こんなの普通」と判断しきれなかったワタシの動揺は隠しきれず。 ほかにもいらなくなったパソコンなどを無料で引き取ってもらおうと目論んでいたのですが、
無抵抗で契約書にハンコを押すことになりました。
くやしいです。(トレイシーの豊満な尻を眺めながら地団駄)
先日、よく一緒にお仕事させていただいている某社の営業男性が、久しぶりにうちにやってきまして。 仮に木梨さんとしましょうか。ちょっと雰囲気が似てるから、とんねるず木梨に。 彼はワタシより10歳くらい上なのかな? 面倒見が良くて、広く浅くなんでも知っていて、とにかくやさしいですしとても素敵なヒトであります。 自分では「オレ、おばさん気質なんだ( ^ ∀ ^ )」なんて言ってますが、おばさんという表現はさておき、女性的な繊細さみたいなものも持っているヒトで、女性陣にもモテます。 性的とか恋的な意味とはまたちょっと違う感じですが。 でも男女問わず頼られ、人気があり、そして気付けばなんだかいつもビンボくじ引いてるような、そんないとおしい存在・木梨さん。 そして彼がビンボくじ引くと、そのくじをワタシのところに持ってくるという、もしかして一番ビンボなのはこのワタシかもしれないという、そんなじょりぃさん。
というわけで、また 「ごめんねー、じょりぃさんー(´д`)」 という言葉とともにやってきた木梨さん。
で、仕事の話も終わり、家庭菜園の話なんかを少しして。
なんだか木梨さん、ちょっと顔色が悪いような気がー。と思うおせっかいなじょりぃ。
でも木梨さんは繊細な上に神経性の胃炎持ちですから、 「顔色悪くないですか?」 なんてうっかり言っちゃったら、言った時点で具合が悪くなってしまうかもしれません。 なのでそれは言わずに 「なんか悩みとか、ありそうな気配」 と水を向けてみましたら。
「もうオレ、いなくなっちゃいたい・・・(´Д⊂)」
と、おまえはナナか!とツッコミたくなるようなセリフが木梨さんから。
なんかですねえ。 木梨さんの会社の社長が替わってから、社内がぐっちゃんぐっちゃんなんだそうなんですよ。 話を聞いていたら、ワタシなら机ひっくり返してとっくにやめちゃうだろうなというくらい、ホントにお気の毒な状況。 木梨さんは社長に目を付けられたりはしていないんですが、組織的にはえらいことになっているし、あちこちから「木梨さん、どうしよう」コールは来るし、板挟みだわ社長には腹立つわ動きは取れないわ社長に進言しても聞く耳持ってもらえないわで
「もうホントにいなくなっちゃいたい・・・」 んだそうです。
かわいそうに。
お気の毒な話がひととおり終わったあと、なぜかというか当然というか、お酒の話になりまして。
「オレんち、こないだ息子が友だち連れてきてバーベキューやったもんだから、 みんながおみやげに持ってきてくれたいろんな酒がいっぱいあるんだよね( ^ ∀ ^ )」と木梨さん。
「えー、いいなー」
「○○○(名前失念)っていう、すごいいい日本酒も持ってきてくれてさ。これがうまくてうまくて」
「日本酒、おいしいのはくいくいいけちゃいますよね。でも翌日がなぁ(´д`)」
「いい日本酒はあんまり残らないんだよ」
「えー、そうなんだ。 じゃあワタシ、安いのしか知らないんだなー」
なんて言うと、今まで飲みに連れてってごちそうしてくださったシャチョさんたちに「あれは高かったんだぞ!」と怒られてしまいそうですが。 たぶん、二日酔いにならなかったときって、「二日酔いにならなかった」とわざわざ記憶しないからでございましょう。 と、ご本人様たちには聞こえないところでフォローしてみたりする、心優しい妖精のようなじょりぃ。
「おいしい日本酒だと、ツマミいらないんですよね」 とワタシ。
「そうそう。だから余計に飲み過ぎるんだよ」
「ワタシの友だちに、日本酒ならツマミは塩だけでいくらでも飲める、っていう酒豪がいますよ。女ですが」
「合うんだよ!うまい日本酒に塩!」
「えー、そうなんだー。 やってみたいなそれ」
「そうだ! クサクサしてるとこだし、久しぶりに飲みに行かない?」
「いいですね! でもワタシ、お金ないからダメだわ」 正直者じょりぃ。
「(笑)じゃあお金かからないように、じょりぃさんちに酒持ち寄りで、ここで飲み会しようよ( ^ ∀ ^ )」
「え!?Σ (゚Д゚;)」
困るーーーーーー!!!! ワタシもきょんも、おもてなしとか、まったくできませんぜ?
「おいしい日本酒も持ってきてくれるの?」 とワタシ。
「持ってくる持ってくる」
「じゃあ、ツマミは塩だけでいい?」 <真顔で
間。
「いいよもちろん( ^ ∀ ^ )」 木梨さんは、いつもやさしい。
「そろそろ暑いし、もしかしたら塩すらいらないかもネ」
「なんで?」
「自分の腕とか舐めながら飲めばよくない?」
「わはははははははははは」
って笑ってたけど、なんか目が笑っていなかった木梨さん。
この調子なら、「我が家で飲み会」は回避できそうです。 ちょっとやってみたい気もしたんですけどね。 集まったみんなで、自分の腕舐めながら日本酒。 たぶん、ささやかな伝説になる。
てか、気持ちがクサクサしてるときは、お酒控えた方がいいですよー、木梨さん。 という、ワタシのやさしい気持ちが言わせたんですよ、腕舐めツマミ。 お酒は楽しい気分のときに飲まなきゃですよ。 ね。
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