今日も今日とて
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2007年10月26日(金) おことわり

朝。さわやかな朝。
じょりぃはお仕事をしておりました。
そこにピンポーンと、ワタシを呼ぶ来客者の合図が。

昨夜ポストに「郵便物お預かりのお知らせ」が入っていたので、
「郵便屋さんかな?二度手間かけさせちゃって悪かったなー」
なんて思いながらドアを開けましてね。

しかしそこには、郵便屋さんではなく、書類ケースを抱えたセールスマン風の男性がおりまして。
ドア開けるなり
「あ、すみません。すみません、どうも」
とか言ってます。

正直「セールスかー(´д`) 忙しいのになあ」と思いましたが、
ワタシはたいてい気持ちよく応対いたします。
自分でも「ローラー作戦」なる飛び込み営業に出されたことが何度かあるので、冷たい応対とか意地の悪い応対をされたときの落ち込み加減は少しだけわかりますし。
友人にも営業やってる人がいたりするので、そういう人たちのことが頭をよぎると、やはり「なるべく気持ちよく帰っていただきたい」と、まあおこがましいといえばおこがましいんですが、そんなことを思ったりするのですよ。

で、この日も「はい?」とにこやかに。
何を謝っているかわからないんですが、とにかくにこやかに。

「実は今までにも何度か寄らせていただいているんですけどね、お留守のようなので、今日はこの時間にうかがってみました。
 朝早くからスミマセン」と男性。
「あ、いえ」
「実はわたくしども、○○株式会社といいまして、イ●ックスさんとの合同ってことで今日はそのお話をですね」

あらなんて怪しいつかみトーク。
この話し方だと、イナッ●スがどこまで絡んでいるのか正直あやしいです。

「はあ」とたんに警戒心が頭をもたげるじょりぃ。
「それでですね、この団地を回らせていただいておりまして、もうこちらで何軒か選ばせていただいてあるんですね」
「はあ」

ますますあやしい。
何ですか「何軒か選ぶ」って。
リフォーム詐欺の「モニターに選ばれました」みたいではないですか。

「非常に良いお話ですのでね、それに見合ったお宅を選ばせていただいてあるんです」

ますますあやしい。
そして、この人、どーもぺこぺこしすぎなんですよ。
しかも「あんた何を読みながら話しているのですか」と問いたくなるような、そんな話口調。
暗記したことを思い出しながら話しているような、そんな話口調。
たぶん、マニュアル通りに話しているんでしょうね。

でもまあいいです。ここまではよくあることです。

「それでですね、何軒か選んだ中にも順番をつけましてね、1番から順繰りにお断りしていただこうと、こういう話なんですよ」

ちょっと待て。

意味がわかりません。
順繰りにお断りって、断られるために家を回っているのですか。
それとも、ええと「ことわりがき」みたいな意味で「説明」とか解釈すればいいんでしょうかね。それも無理があるがなあ。
と悩んだワタシは

「断る・・・?」

と、眉間に少々シワを入れつつつぶやいてみました。

「ええ、どういうことかというとですね、まあ、宝くじに当たったようなもんですよ、ははははは」

いきなり宝くじ的ラッキーな話に展開。
しかも質問に答えてないし。

「宝くじ」
「ええ、そのくらいの確率で良いお宅を選ばせていただいてましてですね、」

ここまで話して、この人が何を売りに来たのか、何をすすめに来たのかがまったくわかっておりません。
ということで、ワタシったら少しイライラしたオーラを放ったのかもしれません。

「あ、手っ取り早く説明しますね。つまりですね、1番から何軒か順番をつけましてね、
 で、ご説明にあがってお断りしていただいて、
 そうしたら2番目のお宅へうかがいまして、またお断りしていただいて・・・」
「順番て何ですか?」
「ええ、お宅様が一番目なんです」 なんだそりゃ。ここでも聞いてることに答えてないし。


みなさんはこれ聞いて、意味わかります?
なんでわざわざ断ってもらうために、宝くじに当たるほどのすんばらしい確率で家を選び、順番をつけて順繰りに説明し、そして順繰りにお断りしてもらうのか。
しかもなんで我が家が一番目なのか。顔や心持ちの美しさが基準なんでしょうか。ええ、これは寝言ですのでスルーしてください。

『おことわり』という言葉が、何かうさんくさい。
「消防署の方から来ました」とか言って消火器売りつけちゃうのと同じ手口の何かなんでしょうか。
「結構です(いりません、の意味)」の言質を取って「結構です(承諾します、いります)と言いましたよね?」とやっちゃうあれらと同じ手口の何かなんでしょうか。
『おことわり』って、そんなにいろいろな意味に取れる言葉でしたっけ?

「えー?ちょっと待ってください」とじょりぃ。「断ることが前提で、話をされているんですか?」
「ええ、まあ、断るのは結果としても、話を聞くのはタダですからね」 えひゃっえひゃっと卑屈に笑う、笑うセールスマン。
「は?」
「話はタダですから、こうしてお話を聞いていただいてですね、そして順繰りに・・・」

ここでカチンときてしまったじょりぃ。
話を聞くのがタダだなんて。
時は金なりという言葉を知らんのか貴様。
安全なおひさまと安全な水と同じくらい、もはや時間というのはタダではないんですよ!
ましてワタシは今、仕事の手を止めてあんたのためにわざわざ時間を割いてるんだっつーの。

ここでじょりぃ、ドアに手をかけながら

「ああ、じゃあスミマセン。忙しいんで今の時点で断らせていただきます。お話いりません」
「あ・・・」

バタン。 無理矢理ドア閉めちゃいました。

前述したように、ワタシはたいていにこやかに「お世話様でした」(この日本語間違っているそうですが。お世話には「様」はつかないそうですね)と、セールスさんとの会話は気持ちよく締めるのが常なんですが。
なんだかもう、今回はワタシが気持ち悪くてですね。気持ちよくできませんでした。
どなたか同じような営業さんに回ってこられたかたいらっしゃいますかね?
この人はいったい何が言いたかったんでしょうか。
何を売っている人だったんでしょうか。


ちなみに辞書によりますと

ことわり
1.【断り】断ること。その言葉。「--の手紙」「何の--もなしに」
2.【理】物事の筋道。
 ア.もっともな事。道理。
 イ.理由。


・・・・やっぱり意味がわかりません。

よーく聞いたら「おとこわり(男割)」とかだったりして。
宝くじの確率で選ばれるのは、家持ちなのにさびしく一人で暮らす美人女性。(「美人」は勝手につけました)
選ばれた女性みんなでひとりのエロすばらしい男性をシェアして、人生の桃色部分を充実させませんか?みたいな。

でもこれだとイ●ックスの出番がありませんねえ。
台所プレイとか風呂プレイなどに最適なシステムキッチンやバスタブを供給してくれるのかもしれません。
なんてはずはありません。

「話を聞くのはタダ」なんだから、いったいなんなのかわかるまで話を聞くべきだったかしら。
ちょっと後悔してます。
それにしても気持ち悪かったですが。
「奥さんぜひ!お願いしますよ!」とかしつこくされるほうがまだなんぼかマシです。

はっ Σ(゚ロ゚ノ)ノ

これって。
「ワタシのこと好きにならなくてもいいから」と言いながら「好きだ好きだ」としつこくされているナナの気持ちと一緒だったりして!
と、気づきたくないようなことまで気づいちゃいましたよ!
あのセールスマンのバカバカトンマ(´Д⊂)


2007年10月22日(月) ・・・いいのかな?

5月に書いたままアップしていなかった日記メモを見つけたので、本日はそれで更新しちゃおうと思います。
サルベージ日記。フジツボとかついてそうですが。

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きょんは高血圧です。とびきりひどいわけではありませんが。
数年前に腱鞘炎になりまして、そのときにたまたま血圧を測った際に、看護婦さんが
「きょんさん、一度血圧のほうで内科を受診してください。数値が気になるので」
と勧めてくださり、マジメなきょんは言われたとおりにあらためて内科に行った結果、これからずっと薬を飲み続けなければならないカラダだということが判明。

きょんの高血圧の歴史といいますと、ワタシと知り合って2年目くらいの会社の健康診断で初めて高めの数値が出まして。
お酒もそれほど飲まないし、料理は薄口だし、あーでもお菓子は割と食べますけど、でもまあそんな感じだったもんで、その当時は
「たまたまだ」
と言い切ったきょんだったんですが。
しかしそれ以後血圧に関してビビリになり、「血圧測定」というだけで血圧が上がってしまうようになりましてね。
数値がやや高めなのはそのせいだと思おうとしていたらしいですが。
上記の内科受診できっちり診てもらったらきっちり高血圧(気味)だったので、このときは落ち込んでおりました。

遺伝なんですよねー。体質というか。

そんなわけで、きょんは血圧の薬をきちんともらいにいかねばらないおかげで、定期的にお医者様に基本的な健康診断をしてもらえているわけです。
これはこれで良いことですよね。
で、ずっと血圧の問題だけで済んでいたんですが。

先日医者から帰ってきたきょんが、重々しい口調で「コレステロール値が高すぎるって・・・」と。

「えー?そうなの? ・・・体型じゃわからないもんだねえ」
「どうしよう・・・とりあえず、砂糖の摂取を減らすわ」

ちょっとかわいそう。

「そうか・・・。でもほら、一病息災って言うけどさ、お菓子控えるのはいいことだし、それになにしろ、あなたまたその体型を維持できる要因が増えたわけじゃん。よかったね」
「そうか! そうよね。 ・・・でもなあ・・・」
「なに?」
「あたし、犬猫じょりぃよりも長生きできる自信がなくなってきたよ・・・」

きょんの人生のとりあえずの目標は、「犬猫じょりぃよりも一日でも長生きする」ことなのであります。
これらは自分が先立っちゃうと生きていけなそうでかわいそうなんですって。 
ちなみにワタシの人生の目標はもちろん「きょんより先に死ぬ」であります。
軟弱じょりぃは、パートナーの死なんて耐えられません。
何かこう、性格の違いというか、人間性の違いが出ますね!

で、この調子だと、犬猫じょりぃよりも自分が先に死んでしまうんではないかと、きょんは申しておるわけであります。
そしてしょんぼりしております。

ここは元気づけてさしあげねばいけません。
病は気から。
そんなどんよりとした、ナチュラルキラー細胞が減っていってしまいそうなことを考え込まれても困ります。

「大丈夫だよ、きょん」
「・・・なんで言い切れるの」
「だってワタシ、絶対早死にすると思わない?」満面の笑みで
「そうか!」やはり満面の笑みで
「うん!きょんより長生きなんてできないから大丈夫!」
「あー、じゃあよかったーーー(´∀`)-3」 きょん、安堵。



・・・・・いいのかな?
ビミョーに何かが違う気もしますが。


ふたりとも長生きできるように、きちんと食べて、できるだけ眠ろうと思います(°▽°)



2007年10月20日(土) ドン亀

昨日、ケンタッキーができあがるのを待っている間にきょんとおしゃべりしていたときの話です。

「ワタシ、こういうファーストフードのバイトってできないなー」とワタシ。
「へ?なんで?」
「何か、用事が多そうじゃない? 大変そう」
「でもみんなやってるよ?」
「うん。でもなんか、ファーストフードの仕事ってワタシの苦手分野ばっかりって気がするし・・・」
「まあそうかもね」
「うん。それにほら、みんなが普通にできることって、ワタシ、できなくない?」
「ああ・・・」


『あたりまえのことができない』

・・・ということを、きょんとまだつきあう前にきょんに話したことがありました。
普通の人ができるなんでもないあたりまえのことが、ワタシ、できなくてーという話です。
後で知って呆れられると恥ずかしいので、最初にバラしておこうと思ったのでした。
それはそれはもう、ワタシとしては、ちょっとした「えへへ」な話題のつもりだったんですが。

きょん、なぜか怒りましてね。

「ふうん。普通の人のできることはできなくて、普通の人ができないことはできる特別な私って話ですか? なんかイヤミー。たいした態度ですね」 と。

ものすごい解釈に唖然として、もちろんケンカになったのですが。
当時はまだお互い敬語を使っていたので、敬語でケンカ。冷たい戦争です。
とはいえワタシたぶん殴られましたが。


で、ケンタッキーでの話に戻りまして。
きょんが
「確かにあなたはそういうところあるけど、仕事ってことになるとまた別なんじゃないの?」と。
「いや、それがさ・・・」

と、ここで、過去のワタシの仕事ぶりをお話してさしあげました。

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18歳の春。専門学校に入ったばかりの頃。
ワタシとなっちゃんはバイトを探しておりました。
まだ田舎にはアルバイト情報誌なんてなかった時代でしたので、バイト探しって割と大変だったんです。
張り紙やコネが頼りのバイト探し。
で、なっちゃん父の友人のつてで、某食品加工会社を紹介してもらえまして。
コンビニなどに売っているおにぎりやお総菜を作っている会社のライン作業でした。
「これなら誰でもできるから、安心して来てくれていいよ」ということで。
ちなみにワタシ、高校のときに家庭教師のバイトをしていたくらいで、組織の中でバイトをする、というのはこのときが初めてでございました。

ワタシとなっちゃんは、野菜サンドイッチの製造ラインに配置されました。
日によってラインは変わるそうですが、この日は野菜サンドでした。
そして、ワタシの仕事は

「流れてくるパンの上に、トマトスライスをのせる」という単純なものです。

説明を聞いたとき、ワタシは「ふはははははなんだその簡単な仕事。余裕」と思いました。
で、スタート。

ワタシのところに来るまでにも、レタスやらきゅうりやらのってきます。
ようし!トマトのせるぞーー!どんどん来い!
こんな簡単な仕事で時給もらっちゃって、なんか悪いですな!


数分後。

「ちょっと!機械止めてーーー!!!!」

と響く、パートのおばさんの声。
ええ、止まったのはワタシのせいです。
トマトのところだけ、仕事が滞っております。

スミマセンスミマセンと小さくなりながらトマトをのせ、機械スタート。

数分後。

「ちょっと!機械止めてーーー!!!!」

また響く、おばさんの声。

ということが、何度も繰り返されます。
止めているのはすべてワタシです。トマト担当じょりぃです。

なんか、のせきらないんですよ!
みなさん、ちゃっちゃかちゃっちゃかと自分の担当のものを手早く美しくのせているというのに、ワタシはトマトをトレーからはがすことすら満足にできないわけですよ!
両脇から伸びてくる手の間を縫って自分の作業をする、ということができないんですよ!
向こう岸にあるサンドイッチまで手が回らないんですよ!
あわあわあわ!なんてしてるうちに、サンドイッチは流れていくですよ!

激しい自己嫌悪な上に、パートのおばちゃんたちの怖いこと怖いこと。
まあ、おばちゃんたちの怒りも無理もありませんが。ていうか当然ですが。
なっちゃんの心配そうな視線も痛い。(なっちゃんは余裕でこなしていました)
機械が止まるたびに、おばちゃんたちのワタシを見る目が殺気だっていきます。
ああ、おうちに帰りたい。おかあさーーーーん・゜・(ノД`)・゜・。

その晩、知恵熱が出まして。まあでも37度程度の微熱でしたが。

翌日のその工場での仕事は、工場内清掃でした。
水も使って、モップやらでばしゃばしゃとキレイにしていくらしいです。
ああよかった。今日は製造ラインじゃないんだ。ほっ。
掃除くらいならワタシにだってできそうですし。体動かすのは得意ですよ!任せてください!
昨日の汚名をそそいでみせますよ!('∀^v)
モップを渡されまして、それスタート!

数分後。

モップを持ってうろうろしつつ、途方に暮れているじょりぃがおりました。

なんというか、この手のことに気が利かないんですわ、ワタシ。
そもそも考えてみたら、掃除って苦手分野でした。
まして、勤め始めて2日で、工場内の右も左もわかりません。
教えてくれる人もいません。
皆黙々と自分の作業をこなしています。
ワタシの作業っていったい何?<使えない人の典型
なっちゃんはお掃除得意ですし、こういうことに気が利きますし、要領よくやっているようです。
ワタシはなんだかやっぱりよくわからなくて、何か水ばっかりばしゃばしゃかかってしまい、しかも仕事がよくできずに焦っているので、作業着の中は汗だくですよ。

この晩、本格的に発熱。ダウン。
結局このバイトは、2日しか続きませんでした。
なっちゃんはお父さんのお友達の手前もあったので、ひとりでもう少し通ったようですが。
ごめんよなっちゃん(´・ω・`)

ワタシって、なんにもできないんだなー。
と、このときは本当に落ち込みました。
きょんの冒頭の言い分ではありませんが、「ワタシって何でもできるー」ってものすごく勘違いしていたんです、それまで。
実際は、誰でもできることすらできない、ドジでのろまな亀みたいなじょりぃだったわけですよ。
心はスチュワーデス物語の堀ちえみです。
でも愛してくれる教官はいません。ただのドン亀です。 古い話題でスミマセン。

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きょんとつきあって十年以上経っている現在ですが。たまにきょんが思い出したように

「本当にあたりまえのことができないんだね・・・」

としみじみと感心 じゃなくて軽蔑してくれます。

卵をかき回すことができない。
(できないわけでなくて、見てられないほどヘタクソなんだそうです)
(言われるまでこれはちゃんとできていると思っていたのに)

割り箸をキレイに割ることができない。

箸をちゃんと使えない。

洗濯したら干すことができない。(忘れるだけですが)

干したら取り込むことができない。(忘れるだけですが)

モノの大きさがわからない。
(総菜を器にあけたりするときに、いつも入り切らなくなります)

半分に切る、ということができない。
(スイカとか丸いものを半分にできません)

サランラップが上手に巻けない。

鍋料理とか、こぼさずに食べられない。

とりあえず今パッと思い浮かんだものだけでもこれだけあります。
もちろん、その他もろもろどっさりまだまだ。

たぶんきょん、そんなワタシのことがかわいくてしかたないんじゃないかと思います。
怒られるばかりで一度もそんなこと言われたことありませんけど( ´_ゝ`)

ついさっきも

「洗ったら干せって言ってるでしょーーーーーー!!!!」

と怒られたので、せっかくなので日記をしたためてみました。
ドン亀日記。

もちろん、「普通の人ができないこと」 なんかもできません( ^ ∀ ^ )


昔怒った分、返しやがれ、きょん(`Д´*)


2007年10月17日(水) 誰かの手

その日はお日様の下で体を動かすお仕事の日でしてね。
体がすごい勢いで疲れておりました。
疲れているならとっとと寝ればいいものを、またワタシらしくだーらだーらと仕事をして、眠い眠いと思いながらもマゾヒスティックに起き続け、ベッドに入ったのはやっぱり遅い時間になりまして。

やっとおふとんに入れたのに、なんだか寝付けない。
変に仕事しちゃったもんですから、頭が冴えちゃったんですね。
寝付けないときの常として、何度も寝返りを打ったり、枕の高さを調整してみたり、うつぶせになったり仰向けになってみたり。

「眠れないって思ってると余計に眠れなくなっちゃうから、眠れなくてもいいやと思うことにしようっと」
と思い直し、仰向けの姿勢で軽く目を閉じまして。
あー、でも目を閉じてるより開いてるほうがかえって眠くなるかもー、なんて思ったりもして、ぼけーっと目を開けつつ、天井を見ておりましたら。

金縛り到来。

金縛りって、体が疲れてるときに頭より先に体が寝ちゃう状態だろうって私は思っているので、霊的に怖いとかは全然ないんですが。
軽い金縛りなら「足が攣ったようなもんだ。通り過ぎるまで待つかー」と大人しくしていられるんですが、
たまに、ものすごく苦しいのがあるんですよね。
苦しいときの金縛りって、手先足先から絞られるようにぎゅううううううって痛みを伴って動かなくなるんですよ。
それが体の端からだんだん中心に広がってくるわけです。
頭部がぎゅううううううってなるのもつらいんですが(息もできなくなりますし)、この締め付けられる感じが心臓に達したら、もしかして私死んじゃうんじゃないの?!という恐怖に襲われて、軽くパニくります。
「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせつつ「ぐうううううく、くるしいいいいいいい、いたいいいいいいい」と思いつつの苦痛の時間なんですが、今のところ心臓に達する前におさまってるのでこのようにアホらしい日記を書くじょりぃが存在しております。

で、この日の金縛りは、つらく苦しく痛いほうの金縛りだったもんですから、金縛りから解放されたあとも怖くてですね。
きょんの部屋に行っちゃおうかなとも思ったんですが、申し訳ないのでやめまして。
また金縛られるのはゴメンだーーー、と怯えたワタシは、じっとしてると金縛っちゃう!と思い、ベッドの中で落ち着きなく体勢を変え続けましてね。
とにかく寝たいですし。
寝返りの嵐。

なーんてやっているうちに、いつの間にか眠ってしまったじょりぃ。

が。

まだ暗いうちに目がさめてしまいましてね。

うーーーん、むぐむぐ・・・また寝よう・・・ん? 顔に何か当たってる・・・なんだろう・・・

と、顔に当たっているものを軽く持ち上げて、なんだろーと見てみましたら。


手でした。 でも ワタシのではないです。

目の前に、顔のすぐ前に、誰かの手が。


幻とか見間違えでなくて、はっきりと人の手で、そして重い。

思わず「うわわ!」と、その手を離しましたら、ぼすっと枕に落ちました。
少ししか持ち上げなかったんですが、そのリアルな重量感といったら。
ここで一気に目が覚めるワタシ。
うわわわわわわーーー!と体を起こそうとしましたら。

起きあがれない。
いや、正確には、起きようとするのに体が持ちあがらないんです。
しかし何かおかしな体勢になりつつ、半身になって起きあがって枕を見ましたら。

やはりそれは、幻とか気のせいでなく、ちゃんと枕の上に乗っていたんです。


ええ。痺れてまったくの無感覚になったワタシの左手が、妙な角度で。



寝返り打ちまくっているうちに眠ってしまったワタシは、自分の左腕を折り曲げて押しつぶすような姿勢で熟睡してしまったらしく。
左手は痺れきってしまい、感覚がまったくない上に、ぴくりとも動かせない麻痺状態になっていたんですね。
なので、右手で持ち上げてみたときにも自分の手だとはまったく気づきませんでしたし、体を起こせなかったのも左手が全然使えなかったせいだったのでありました。

わかってみればなんてことないですよあははははははは( ^ ∀ ^ )
同じ経験のある方なら、途中からもうオチも読めてしまったんじゃないかという、そんなささやかでメルヘンチックなできごと。

少しの間「おお、ワタシの手なのにワタシの手ではない!」なんて思いながら左手を持ち上げては落とし、なんてきゃはきゃはといじっていたのですが、そのうち

「こ、これって大変なことなのでは。壊死とかさ!元に戻らなかったらどうしよう!」

と怯え出すじょりぃ23歳年齢詐称。
何しろワタシの体重が乗っかっていたんです。
なんてかわいそうなワタシの左腕。
どれくらいの時間乗っていたんだろう。
血液とかちゃんと巡っていたんだろうか。


まあ、その数分後には

「うぎゃああああああああああぐぬうううううううう」

と、ひとりで大悶絶するほどの痺れが襲ってきて、生き物って頑丈ね☆ということを思い知るわけですが。
その後も何度か、自分の腕を我が体重で押しつぶして麻痺→痺れに悶絶という経験をするのですが、あの痺れってすごーーーくつらくないですか。
絞られてるというか痛すぎるというかオシッコちびっちゃいそうというか。

あと、押しつぶして寝てる体勢によっては、腕が麻痺してることに気づかないまま体勢を変えようとすると、自分の腕がどうなっているかわからないのであやうく

「それ、骨折れるよ」

という具合の無理な姿勢をとってしまうことがあって、これも怖いです。
ありえない角度に曲がる寸前だったりして。


心霊現象なんて全然怖くない。
怖いのは、自分の体重と寝相である、という、怖がりさんを勇気づけるお話でありました。


2007年10月10日(水) お金を落としちゃいけません

もう、ちょっと前のことなんですが。
きょんが出先からワタシの携帯に電話をかけてきまして。
何事かな?と思いましたら

「あのね、○○○(近所のショッピングモール)の入口のところで1万円拾ってしまった。あたしはどうしたらいいだろう」 と。

この人、自分が望んでいないときにワタシが口を出すとぷりぷりしたりするんですが、たまにこのように「それをなぜワタシに?」ということで電話をかけてきます。
でもなんだか、今回のこれは気持ちがわからないでもありません。

1万円。
そのまま自分の懐に入れるには気が咎めますし、かといってむき出しの1万円を警察に届けたところで、はてどうなんだろう、という気持ちでしょう。
お財布を拾った、とかでしたら、中にお金が一銭も入っていなかろうと、たぶんきょんもためらうことなく警察に届けたのでしょうけど。
そして、500円玉くらいでしたら「えへへ」なんて自分のものにしちゃったんでしょうけど。
1万円というのが、なんというか、微妙です。

「あなたどうしたいの?(笑)」とワタシ。
「1万円札をわざわざ警察に届けるのもどうなんだろうって思うけど、自分の懐に入れるのは気が咎める」
「気持ちはわかるよ」
「それに、そんなことあるはずないのに、誰かに見られてる気がして(笑) 何か落ち着かないのよ」
「ドッキリとかね(笑)」
「そうそう(笑) ・・・どうしよう?」
「おまわりさんにつまらぬ仕事を増やしてしまうけど、届ければ半年後にはあなたのものだね」
「そうねえ。他に思い浮かばないし、じゃあ近くの派出所に届けてくる」
「気をつけてよー。そんなもんのために回り道して事故った、とかだとシャレにならん」
「わかったー」

ということで、律儀に警察に1万円を届けたきょんでありますよ。

帰ってきたときに「おまわりさん、イヤな顔しなかった?」と訊ねましたら
「なんかね、定年退職した元おまわりさんが、代理で派出所の留守番してるとかで、すごく暇そうだったから気にしないで済んだ」
「それはよかった」
「でね、名前とか住所とか書かなきゃならないんだよ、書類に」
「それはあなたも面倒だったね」
「それはいいんだけどさ。その書類の中で『持ち主が現れたら連絡が欲しいですか?』みたいな項目があってさ」

持ち主が現れたときに、1割貰えるから、ということでしょうかね。

「うん」
「そこは連絡いりませんてことにしたのよ。めんどくさいしさ」
「うん」
「でもそうすると、半年後に持ち主が現れなくても、警察からは連絡くれないんだってー。
 こっちから半年後に『どうでしたー?』って確認入れるんだってさ」
「なに?! じゃあほら!忘れないうちにスケジュール帳の半年後の今日に印をつけておくのだ!」
「あはははは」
「笑い事ではない。1万円のボーナスはうれしいじゃないか」
「まあ、それもそうだけど。でも忘れそうねー」
「そうだねー」
「そのまま届けないで貰っちゃえばよかったかな?(笑)」
「金額的に悩むところだけど、でもたかが1万を懐に入れたせいで、なんだかドキドキしてるよりも健康にいいんじゃない?」
「それもそうだ」

ということで、きょんが1万円を拾ったという、景気がいいのかせこいのかという話は一件落着したんですが。

この話は、「けっこう良い額を拾っちゃったけど、貰っちゃおうかどうしようか」という迷いの話だったわけですが。

ワタシはつい最近、逆のパターンの経験をしましてね。

いつものように、朝、じゃー!じゃー!とキックボードを漕ぎながら近所の自動販売機に缶コーヒーを買いに行ったときのことですよ。
120円入れてごろんとコーヒーが出てまいりまして、コーヒーを取り出そうと下を向きましたら

お金が落ちてました。


1円。



すごーーーーーーーく、拾いたくない。
変な話ですが、きょんが1万円を拾ったときに「誰かに見られているんじゃ」と自意識過剰なことを感じたように、
ワタシもこのとき「誰かに見られてるんじゃ」と思ったんですよ。
さらに言うなら「見張ってるんじゃ」って思っちゃったんです。
この1円玉を拾う貧乏人は誰だ!みたいな企画まで勝手に鮮明にワタシの脳内に。

見られているのなら、1円玉なんて、拾いたくない。

見栄っぱりなんでしょうね。
うわ!あの人、1円拾ったよ!せこーーーー! とか思われたら、なんかヤだーーーって思っちゃったんです。

そして、葛藤。
なんかもう、ホントに、たかが1円でものすごく葛藤してしまいましたよ。
拾いたくない、拾いたくないが、1円とはいえお金はお金です。
ここで「けっ、たかが1円かよ。( ´_ゝ`)プ」なんて感じでお金を粗末にすると、後で大きなバチが当たるのではないか。
そんな強迫観念にかられてしまうわけですよ。
今こうして書いていると実にくだらない葛藤なんですが、そのときはまさに葛藤の渦。
なんでこんなに「1円玉を、わざわざ拾って、我がものにする」という行為が恥ずかしく思えるのか。
そしてそこまで恥ずかしいなら捨て置けばいいのに、「お金を粗末にしてはいけない」という道徳的観念がワタシを縛ります。

ぐ、ぐおおおおおおお めいた気持ちでもって、ワタシは1円玉を拾い、さりげなくきょろきょろして誰も見ていないことを確認した後、自分のポケットにその1円玉をしまいました。
挙動不審者じょりぃ。

このお金は、次にお金を払うときに必ず使おう。
このままポケットに入れて洗濯しちゃうようなことは断じてしないようにしよう。
だってだって、ワタシがこんなに葛藤して、ぐおおおおおおって手にした1円なんだもの。

あ、そうだ。いいこと思いついた(・∀・)

ということで、その日のお昼にコンビニに行ったときに、その1円玉を募金箱に入れて、ワタシの葛藤は終了いたしました。
ありがとう募金箱。
キミは恵まれなかったり困ったりしている人を救うばかりでなく、ワタシの葛藤まで救ってくれたのだよ。

アルミ玉ですし、何か非常に軽い音がしました。まるで厚紙でも落としたかのような。かさ、みたいな軽い音。

音は軽かったですが、こんなに1円玉が重たい存在だったのは初めてでしたよ!


・・・という話をきょんにしましたら「あ、それで思い出したことがある」ときょん。

きょんは先日、ちょっと大きめの病院へ行ったのですが。
自分の用事を終え、駐車場へ向かって歩いておりましたら、きょんのすぐ前を歩いていたおじさんが、かがんで何かを拾ったのだそうです。
と思ったらそのおじさん、くるりときょんの方へ振り返り

「これ、拾ったから、やるよ」と。

手に持っていたのは、今拾ったばかりの1円玉。

い、1円くれるの?Σ (゚Д゚;) しかも今拾ったヤツ? しかも見ず知らずのあたしに?

と、いっぺんに3つも「?」を飛ばしたきょんは、「いえ、いりません」とお断りしまして。

「拾っちゃったんだよ。100円玉ならともかく、1円玉じゃあなあ」とおじさん。照れくさそうに笑いながら。
「あ、あはは・・・」ときょん。
「だからあげるよ」とおじさん。
「あー、いやー   けっこうですよー」
「そうか・・・そうだよな・・・・1円だもんな・・・」と言って、おじさん、バツが悪そうに自分のポケットに入れたそうです。


たぶん、このおじさんの心境も、ワタシが1円玉を拾ったときと似たようなものだったんじゃないかなーと思うと笑えました。

オレ、うっかり1円玉拾っちゃったよ!Σ (゚Д゚;)
でもすぐ後ろに女の子
(に一見見えるきょんのファッション歩いてるし、き、きっと見られたよな!
このままポケット入れるの恥ずかしいし!どうしようかな!よくわかんないけど、この子にあげちゃったほうが気前良さそうかも!


なんて葛藤が、きっとおじさんの脳内に。
しかしきょんにあっさり「いりません」と言われてしまったかわいそうなおじさん(つд-。)
きょん、貰ってあげればよかったのに!

・・・しかし、「あげるよ」と1円玉を差し出されたきょんにも、きっとワタシやおじさんと似たような葛藤が。


1万円を拾うよりもタチが悪いと思います、1円玉を拾うって。


みなさん、このように無駄な葛藤に陥る人間をなくすためにも、お金は1円たりとも、いえ、1円をこそ、落とさないように気をつけましょう。
落とすときは、財布ごと。 これがマナーというものかもしれません。なんてわけがありません。


2007年10月03日(水) こんにちは、赤ちゃん

アフリカ系アメリカ人でオスカー女優でもあるハル・ベリーが妊娠したらしくてですね。

 顔も体もパーフェクトなハルたん。

おめでたいですね( ^ ∀ ^ )
あのパーフェクトなボディは出産後も同じなのでしょうかね、というワタシのしょーもない懸念なんて屁とも思えないような不安が、ハルたんを襲っているわけですよ。
現在のハルのパートナーであり、お腹の子どもの父親でもあるガブリエル・オーブリーが白人なせいなのか、人種差別主義者から

「お前と子供を八つ裂きにする」

といったような脅迫状が何通か届いているらしいです。

おまえが八つ裂きになってろよこのクソ人種差別主義者め(゚д゚)、ペッ と悪態をつくだけでは、ハルたんは済みませんからね。
ボディガードを数人雇ったようですね。

以前ならこんなニュースを聞けば、もっぱら人種差別主義者のほうにアンテナがいってしまい、腹を立てたり呪いの藁人形に「差別氏ね」とか書いてカンコン打ち付けたりするところですが、最近のワタシは

「赤ちゃんがお腹にいるのに、ハルたん、そんな怖い思いしてかわいそう(´;ω;)
 赤ちゃんに影響出ないといいけどなあ。母体にも影響が出ないといいけどなあ(´;ω;)」


と、そちらにピーンとアンテナが張ってしまうわけです。

と、ここまで読んで、今日これからワタシが何を書こうとしているかわかってしまう人がいらっしゃいますでしょうか。

ええ。
実はワタシ。
妊娠したんです。てへ☆(*a∀a*)

というのはもうホントに「血行が良くなる!」という噂の赤いふんどしくらい真っ赤っかなウソでどうもスミマセン。

この数ヶ月のワタシの忙しさったら半端でなくてですね!
7月から忙しくなっちゃってるんですが、あんまり忙しいので、7月8月は仕事怠けちゃうくらい忙しかったんですよ!
だって、ひとりぼっちで仕事できる量なんてたかが知れてますし!
ていうか、今までだって、ワタシよりもなっちゃんのほうがマジメに仕事してたのに、そのなっちゃんが産休に入っちゃったもんですから!

ええ。
実はなっちゃん、出産したんです。てへ☆(*´∀`*)

これは本当です。
6月の後半に、なっちゃんは元気な男の子を出産いたしました。
おめでとうおめでとう!ありがとうありがとう!

「妊娠したー」と打ち明けられたのが、去年の11月頃だったでしょうかね?
えええええええ?今頃ーーーーー?! とびつくーりしたものの、まあとにかくめでたいではないですか。
それに、子ども産むなんて、もうこれは一大ビッグプロジェクトですよ!
高齢出産ですし(°▽°)

打ち明けられて「仕事、どうなるんだろう・・・」という不安がなかったと言えばウソになります。
というか、ものすごく不安でした。
でも、ワタシの仕事となっちゃんのベイビー誕生、どっちがビッグイベントかって言えば、比べモノにならないほどベイビー誕生ではないですか。
なので悩むのやめました(°▽°)
ワタシの仕事なんてなるようになるだろうし、いよいよダメだったらやめちゃえばいいしー、と考えることにしまして。
なっちゃんがフル稼働できない間やお休み中に、他の人を使おうかな、という選択は、ワタシには1ミリたりとも浮かびませんでしてね。
こんなに優秀で信頼できてワタシが楽なパートナーなんて、たとえその半分も満足させてくれる人間がいるはずありませんし、なっちゃんは仕事続けたいって言ってくれてましたし。

「そこまで大事ななっちゃんなら、じょりぃったらさぞなっちゃんをいたわって、重いモノなんて持たせなかったり、仕事時間も短くしてあげたり、産休も早めーに取らせてあげたんだろうな。じょりぃってやさしいもんね☆」と、ワタシの恋人に立候補したくなるかたもいらっしゃるんじゃないかと思いますが、現実というのはキビシイもので、実際は


出産の5時間前まで仕事させてしまいました(°▽°)


しかも「予想外の早産でした!」とかならまだわかりますが、出産予定日を1日過ぎてからの話ですよ!

あははは、ワタシらしいなあ(´∀`) でも安産だったし、結果オーライだよね!  なんて笑っていたのはワタシだけでした。
いろんな人にその話をしたんですが、みなさん一様に返事に困ってるんですよね。
その様子を見て「ああ、ワタシったらひどいことをしてしまったんだな!」とやっとわかる始末ですよ。
母親にもこってり怒られました(´・ω・`)ダッテー...

まあでも聞いてくださいよ!
そういう人たちにはいちいち説明しないので、リアルでは「鬼畜じょりぃ」が定着しつつある昨今なんですが、ワタシもいろいろ考えてのことだったんですよ!

と思いましたが、よく考えてみたら、結局のところ「陣痛起きるまで、仕事はするからね(´∀`)」とやさしく微笑んでいてくれたなっちゃんに甘えていただけだったような気もします。あらー。

ワタシの鬼畜ぶりと、普段と何ら変わらない生活をなっちゃんが意識して行っていたことが幸いしたのか(家事も犬の散歩も、出産当日まできっちりこなしておりました)、年齢に負けないパーフェクトな安産でございました。
何かもう、すべてなっちゃんの予定どおり・段取りどおりという具合に進んでいきまして、なっちゃんも完璧主義の面目躍如でございますよ。
さすがに出産だけはどう転ぶかわからないよなーと7カ月半ほど毎日ヒヤヒヤしつつも、結局5時間前まで仕事させてしまっていたじょりぃだったんですが。
妊娠期間中の自己管理といい、陣痛始まってから病院へ向かうまでの行動のひとつひとつといい、お手本みたいな出産でした。
自己管理も立派でしたが、やはりこういうものは運などもございますからね。
いろんな偶然と、運と、助けてくださったいろんな方々に感謝感謝でございますよ。

今まではナナの親っぷりを見ては ( ´_ゝ`)フ 世間の親ってこれだからね、なんて醒めた顔してたなっちゃんだったんですが、
今ではすっかり
「うちの子って、こんなにハンサムでいい子でいいんだろうかーってマジメに思っちゃうんだけど(*´∀`*)」
になってます。 ( ´_ゝ`)フ

妊娠がわかってから出産の数日前まで、毎日ふたりして子どもの名前考えたりして、楽しかったですよー。
毎日2〜3個考えて、画数チェックも済ませて、その晩にのっぽ君におうかがいを立てるんですが、毎日ボツくらってました(・∀・)
結果、なっちゃんが考えた名前で満場一致(きょんも含む)で「いい名前だね」というナイスネーミングができたんですが。
ここでお披露目できないのが残念ですよ!すごく良いんですよ名前も顔も!<親の友バカ

なっちゃん、妊娠してからも、ギリギリまで友人たちにも妊娠してることを打ち明けなくてですね。
万が一、何かあったら気を使わせちゃうし・・・という理由と、自分もいろいろと不安だったんでしょうね。
なのでもちろんワタシにも箝口令が敷かれていたんですが。
7カ月に入ったあたりから、仕事量の調整もあるから仕事先の人にはアナウンスしないとねということで、ぽつぽつと告知し始めたんですが。
りっちゃん級の仲良しさんまでかなりの間知らされなくて、教えたときにりっちゃんビックリしてましたよ。
ちょっとショックだったんじゃないかしら。
その箝口令の重みが随分とワタシにも効いていたらしく、出産後もしばらく様子見をしてしまい、日記書いたりするのもヤケに気を使ってしまいました。
先日、100日のお祝いでお食い初めということで、ワタシも一緒に神社へ詣でたりして区切りがついたので、ご報告させていただきました。

まあそんなわけで、6月の終わりからこっち、ワタシとしては多忙で赤字な毎日を送っております。
どうやら黒字分はなっちゃんが稼ぎ出していたんですね ァ'`,、('∀`)
出産前にさんざんこきつかってしまったので、出産後はできるだけ赤ちゃんと一緒にのんびり過ごしてもらいたいなーと思っております。
でもなっちゃんはワタシのことが心配みたいで、でもまだ赤ちゃん預けたり仕事に連れてくるのも不安で(まだ3カ月ですしねえ)、イマイチ落ち着かないみたいですが。

なっちゃん、ワタシはオトナだから、どうにでもできるから大丈夫(・∀・)

って思われてないから心配かけているわけですが( ´_ゝ`)


こんにちは、赤ちゃん♪
ワタシーはマーマ・・・じゃなくて他人だけど、きっと一生あなたにつきまとう他人なの。
ヨロシクね(・∀・)ケヒヒヒヒ


うちの事務所もにぎやかになります。
子育てを間近で疑似体験できるラッキーを楽しみたいと思います(・∀・)
もうすぐワタシは、オムツを替えられる人間になるんですよ!





余談ですが。
赤ちゃんが男の子だとわかったときの、ワタシを見るなっちゃんの不安そうな顔が忘れられません。
男の子でもかわいがるってば。
女の子だといいなーってさんざん言って、プレッシャーかけちゃって申し訳ないことしました。
かわいいですよね、男の子も(*´∀`*)


もうひとつ余談。
赤ちゃんが産まれて「男の子ですよ!ほら」と先生が抱いて見せてくれた感動の瞬間。
なっちゃんが初めて口にした言葉は

「メガネメガネ(´ЗωЗ)/"」

だったそうです。
キミはのび太か。


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