今日も今日とて
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いつまでも「俺の股間はかゆい」で日記を止めておくわけにもいきません。 華族出身のワタシの品性が疑われてしまいます。 ということで、無理矢理日記を更新いたします。
昨日のことです。 ワタシは打ち合わせでちょいと遠くまで車を走らせておりまして。 打ち合わせも終わり帰り道になり、次の打ち合わせまで中途半端に時間があいちゃったなー、なんて思いながら運転しておりました。 そうしましたら、携帯がプルプルと鳴りましてね。 誰かしらと思いましたら、あらめずらしい、K姫からでございました。
「もしもーーーし!」気合いを入れて電話に出ます。 「あ、Kです。おつかれさま」
このK姫の「おつかれさま」の「ま」がビミョーーーにアクセントがついてかわいらしいんです。 なんというか、こう、「ああ、ねぎらってくれているのね(*´∀`*)」という印象を与える「ま」なんでございますよ。 もう少し詳しく解説するならば、「おつかれさま」の「ま」に
「ごはんにします?それともお風呂?それとも わ・た・し?」
という趣まで匂わせるような、そんな「おつかれさま」の「ま」。
もちろん、K姫がそんなものをワタシに匂わせるはずぁーないのですが、ワタシの脳内で勝手に匂う分には自由にさせてください。ぷうん。
早急にちょろっと打ち合わせたいことがあるんだけどー、ということだったので、ではこの足で向かいますよーと電話を切りまして。 K姫とちょろっと打ち合わせをすれば、次の打ち合わせまで時間が良いあんばいです。 おまけにK姫に会えます。にこにこ。
運転をしながら「なんだか視界が曇るなあ」と、メガネを拭こうとメガネに手をやりましたら、「すかっ」と空振り。 そうだそうだそうでした。 今日のワタシはコンタクトなんでした。 ここのところずーーーーーーっとメガネで過ごしていたせいか、鼻と耳のメガネのあたる部分が痛くなってきてしまいましてね。 鼻には跡ができちゃうし。 なので今日は久しぶりにコンタクトにしたのでした。
なんとなくですが、男性からはコンタクト顔のほうが好まれるようなんですけれども、メガネってこれで七難隠すんですよねー。 目周りのシミは厚いフレームで隠れますし、目周りのクマはレンズでごまかせますし、目周りのくぼみは・・・って、だんだん悲しくなってきたのでこのへんでやめますが! 上記のように、ネガティブに自分の欠点をカバーするためにメガネをかけていたフシもあるんですが。 まあでもとにかく、今日は久しぶりにコンタクトで顔がパキっとしているワタシなわけですよ! どうだどうだいい女だろうこんちくしょう。(ワタシは誰にケンカを売っているのか)
K姫の会社に到着しまして。 さっそくさくっと打ち合わせ。
おや?
今日のK姫ったら、いつもよりもワタシの顔をじーーーっとよくご覧になります。 ああ、コンタクト顔、めずらしいですからね。 パンダでも見るような気分なんでしょうか。おもしろい顔ですからね、ワタシの顔。
・・・また見てる・・・。 何か緊張します。 ということで、ワタシは恥ずかしくて、いつもよりもK姫を見ることができず。
・・・また見てます。 な、なんだろな。
これはもしかして。
K姫ったら、ワタシのコンタクト顔にノックアウトですか? うんうん、ありえますよ! ワタシ、目だけはK姫好みなんですから!
なんだなんだ。 こんなことならいつもコンタクトにしておけばよかったなー(*´∀`*) とワタシが勘違いしてもおかしくないくらい、ワタシの瞳をじっと覗き込むK姫。 困ったなー(・∀・;)ハァハァ
打ち合わせが終わりまして。 「ぢゃ!」と帰ろうとしましたら、
「じょりぃさん、あんまり無理しないで、体大事にね?」と、 いつもよりもひときわやさしく甘く声をかけてくださるK姫。
ふ。 もうワタシにメロメロっつー感じですなこりゃ。 ワタシのことが愛らしくて、何かと心配でならないのでございましょう。 もしや、先日デートのお誘いを断るという、高度なかけひきに出たのも功を奏したのかもしれません。
----デートのお誘い断りシーン再現-----
K姫「ねえ、ファルコン(K姫の憧れの俳優)の舞台があるの。・・・一緒に行かない?」 じょ「えー。いやです」きっぱり。 K姫「どうしてよーーー」<口をとがらせて愛らしいです じょ「他のならともかく、ファルコンのじゃなぁ・・・(・д-)」<正直です K姫「いいじゃないのー」 じょ「ワタシにはおもしろい材料がひとつもありません」 K姫「じゃあいいわよひとりで行くから」ぷん じょ「そうしてください」
-----再現おわり----- 「ファルコンて何?」という方はこちらをどうぞ。
やっぱり日頃「姫」扱いでちやほやされてるよーな人にはですね、 たまにこのように冷たく突き放したりすると、逆に「めろっ」ときちゃったりするんじゃないですかね! ていうか、かけひき云々でなくて、単にワタシがモーレツにファルコンのことなんて見たくなかっただけなんですけど! ファルコンに興味ゼロですし、ファルコンに熱上げてるK姫なんてちっとも見たくありませんし!
とまあ、そんな具合にほくほくニヤニヤしながら車に戻りましてね。 次の打ち合わせに行く前に、口紅つけなおしておこー、と乙女モードに切り替わったじょりぃは、運転席のサンバイザーについているバニティミラーをのぞきこみまして。
おや?
鏡の中には見たことのある顔が。 って自分の顔なんですからあたりまえなんですが。 でもそういう意味ではないんですよもちろん。 誰かに似てる。どこかで見たことある。思い出そうとしても忘れられないこの顔というか目元は。
思い出しました。 そう。 おそれ多くも、アンジェリーナ・ジョリーですよ!
そうですこの人。この顔。
うっふん。
なんてはずはなくてですね。
思い出したのはこのアンジーでした。
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ちなみに言わなくてもわかると思いますが、顔立ちは微塵も似ておりません。 似てるのはクマ。クマだけです。
すんげえクマだなこりゃ。と鏡を見て愕然とするワタシ。 ていうか、クマとは呼べませんよワタシのこれ。 骸骨と言ってもいいでしょう。 顔立ち的に頬骨と眉骨がしっかりめな分、目周りの落ちくぼみが強調されております。 上記の「目のまわりクマだらけアンジー」は「腐っても鯛」「腐ってもアンジー」でございますからたとえ腐っても美しいわけですが。 ワタシはワタシです。 ただでさえ腐っているのに、もはや腐乱死体のような様相を呈しております。
・・・・寝不足続きな上にビリーズ・ブートキャンプに入隊したものですから、限界まで来た疲労が目のまわりにぼっこりと現れたようです。 いったいなんのカルデラ地形ですかこれは。 さらに、本日のワタシはコンタクトレンズ。 いつもならそれらをカバーしてくれるメガネという小道具のない裸一貫な顔だったわけです。
なるほど。 この顔なら「ちょっとじょりぃさんのこのひどい顔はどうしたことかしら」とか 「こんなに目周りが陥没している人もめずらしいから、どうせならよく見ておきましょう」とか 「もしかしてヤクでもやってるのかしら」とか思ってワタシの顔をじーーっと見るのも無理はありませんし、
「じょりぃさん、あんまり無理しないで、体大事にね?」
と、帰り際にやさしい声をかけてくださるのもむしろあたりまえの話という気もします。
次の打ち合わせ先でシャチョーさんとブチョーさんに
「あれー。寝てないの?」
と言われましたが、K姫も最初からこのようにおっしゃってくだされば、ワタシも余計な妄想をして自分の気持ちを無駄に盛り上げるようなことをしないで済んだんですけどね!<好きでやってるくせに
仕事が忙しくて日記を書くという楽しいことなんてしてる場合ではないんですが、 自分で自分にいたたまれなくて「もうワタシったらーーー!!!」と叫びつつ走り出したい気分なので、こちらで発散させたいと思います。
いえ、いつものようにたいしたことではない事柄なんですが。 人様から見たらたいしたことでなくても、本人からすると叫びつつ走り出したいことってたまにというかよくあるではないですか、ねえ? という話なんですが。
たまにお仕事を持ってきてくださる某社の某営業男性がいます。 S井さんとしましょう。 S井さん、とっても背が高くてとってもハンサム。 歳はワタシより少し下なのかな? 頭も良くて性格も良い、ちょっとお坊ちゃんぽいところはあるけれども、まあ総じて素敵な人です。 割と話も合います。 ワタシがバイクを買うときに、「僕、バイク屋さんにも何軒か営業行ってますんであたってみますよ」と、ホントにあちこちよく見て話を聞いてきてくれて、今のワタシの素敵バイクを見つけてきてくれたのもS井さんです。 さらに、この冬バッテリー上がりで動かなくなったワタシのバイクを、団地内を一周して汗だく息切れ切れになりながら押しがけしてくれたりもしました。 結局エンジンかからなかったんですが。 その他にも、ちょこちょことしたところで話が合って、やさしいですし、前述したようにカッコイイので、ワタシはS井さんをとっても好ましく思っているわけです。
で、そのナイスガイ・S井さんが、またお仕事を持ってきてくださってまして。 スケジュール的に非常にタイトなもので、それもあってワタシが忙しぶらなきゃならなかったりしてるんですが。 でもいいんです。 S井さんのためなら、寝不足くらい。
そんなご贔屓のS井さん、今日も夕方に疲れた顔でやってまいりまして。 ちょっと小雨がパラついてましてね。 うちの仕事の応接用の玄関というのが、ひさしが小さいものですから、雨の日は靴を室内に入れてもらうんです。濡れちゃうので。 で、その際に新聞紙を敷いて「この上にどうぞ」なんて貧乏くさいことしてるんですが。 心配りの細かいS井さんは「これでいいかな?」なんて小さくつぶやきながら、できるだけ新聞紙が濡れないように工夫しながら靴を置いてくれましてね。 普通の人は普通に靴底が新聞紙にあたるように置くんですが、S井さんは新聞紙と自分の靴をぢっと見ながらあれこれと動かしたあと、靴の側面が新聞紙にあたるように置いてくれまして。
あんた、ちまちましててええ人や。
で、打ち合わせが終わり。 バイクの話やらパソコンの話やらを少ししまして。 ではではさようなら、また明日、となりまして。
靴を履くS井さん。
「靴べらいります?」と、にこやかに気の利くさわやかな女を演じるじょりぃ。 「いえ、大丈夫です」 こちらは演じてるわけでなく、天然さわやか気の利く男。
ありがとうございましたー、気をつけてー、と見送りまして。
はー、やれやれ。 新聞紙を片づけましょう、と、S井さんの靴が乗っていた新聞紙を見ましたら。
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それだけのことなんですが。
乙女なワタシとしましては、自分で自分にいたたまれなくて「もうワタシったらーーー!!!」と叫びつつ走り出したい気分なんですよホントにもう。
昨日、割と長いこと車を運転していたんですが、iPodも聴き飽きたのでラジオでもー、と思い、ラジオをつけまして。 ワタシはJ-wave開局以来のJ-wave党なので(クリス智子のトークのファンなんです(*´∀`*))、昨日も当然J-wave。 もしかして関東地方以外の方には馴染みのない局かもしれませんが。
で、時間的に「GROOVE LINE」という、ピストン西沢と秀島史香の番組だったんですが。
さて、知ってる人にしかわからない話題はここまでですので、ご安心ください。
で、この日のお題が「バブル伝説」だったんですよ。 バブルに関する話、自分の経験談でもいいし、親の話でもいいから、なんでも送ってねー、と。 親の話でもいいからというところに、こう、微妙な殺意を感じたりしたんですが。ぷん。
バブル景気。 それは、キチガイとしか言いようのない景気でございました。
昨日放送していた中でワタシが覚えているエピソードが
「ラーメン食いに行こう、って言って、どこに行くのかと思ったら空港に連れていかれて博多でラーメン食べてとんぼ帰りしてきた」とかですね。 ラーメン食べるというだけのために、羽田から飛び立つわけですよ。ありえん。おまえはハーレクインロマンスか。
それと、急激な好景気により、どこも超超超人手不足で完全売り手市場でございましたから。 内定決まった後、ほかの会社とコンタクト取れないように、内定者まとめて長期ハワイ旅行に連れてって隔離してた、とかですね!
あとは「タクシーつかまえるのに、万札の束をちらつかせながらタクシー止めた」とかですね。 それ聞いて「いや違うよ。万札じゃもはや止まらないから、タクシーチケットをちらつかせるんだよ」と。 「なんで?」 「それって『好きな金額書き込んでいいよ』ってことなんだ」とか。
で、それらを読み上げながら、ピストンさんが叫ぶわけですよ。
「オレなんて、バブルの頃も働いてたけど、そーゆー恩恵にあやかったことがないよ!」と。
それを聞いてじょりぃも叫ぶわけですよ。
ワタシもだよ!!!!!!ヽ(`Д´)ノ
まず、ラーメンの話で我が身と比べてみますとですね! バブル全盛期はまだ専門学校生だったワタシ。 割の良いバイトをしている友もたくさんいましたが、ワタシがバイトしていたのは米屋。地味です。 バブルなんて関係ない上に、時給もショボかった。 友だちに話すと「よくその時給で働いてるねー」と驚かれたものでした。 でも、「お客様がいないときや、手が空いているときは好きなことしていていいよ」というルールだったので、課題の下準備をしたり読書したりと、えらく充実させていただいたんですよね。 人生であの頃がいちばん本を読んでいたのではないでしょうか。 ワタシの勉強に関係する仕事なども社長夫婦の好意で任せていただいたり(シロウトなのに)、そしてその分はささやかながらちょっとだけ余分にバイト料くれたりですね。 という、お金に代えられないメリットがあったんですが。 しかしビンボーはビンボーです。
で、ラーメンの話ですが。 そのように、同じ時代に「ちょっとラーメン食べに、飛んでイスタンブール的に博多!」という人種がわらわらしているさなか、 ワタシとなっちゃんと言えば
「お昼、麺類が食べたいね」 「ラーメン食べたい」 「でもラーメンだと高いよね」 「じゃ、またあそこ行こうか」 「うん」
てな具合に、スーパーの片隅にあるうどん屋で、250円のかけうどんを食べていたわけですよ。 あと30円足すと山菜うどんにグレードアップできるんですが、なかなか山菜うどんが食えないという。
バブルってなによ。
次に就職の話でバブルとワタシを比べてみましょう。
売り手市場だったというのに、ワタシの希望する職種は地元には求人がなくてですね。 通っていた学校の市内で、地元では割と大手のその手の会社があったので、学校側で「見学だけでも」と頼み込んで、ある程度成績の良い生徒を送り込んだのです。 ワタシも運良くそのメンバーに入れたんですが。
しかし、見学に行ったものの、ものすごーーーーく冷たくあしらわれまして。 専門学校?ぷっ。 てなもんですよ。 鼻っ柱だけは強かったワタシは「頼まれたっておまえらのところには勤めてやらん!」と思ったりしたんですが。 ていうか、頼まれなかったんですが ァ'`,、('∀`)
で、ホントはそのまま学校に戻って報告しなければならなかったんですが、なんだかみんなしょんぼりしちゃいましてね。 帰りにビリヤード場に寄って(ものすごく流行ってたんです)、
「オレたちどうなんのかなー」 「就職できるのかなー」
なんて、暗ーい顔して玉突いてから帰りました。
東京でそこそこの短大に行った友たちは、全国区の一流企業にぽんぽん内定が決まって行ってるんですよ。 たぶんあいつらも、ハワイに隔離されたりしたんだと思います。きー。 ということで、就職に関しても、バブルとは無縁だった、就職難民じょりぃ。 まあ、結局そこそこ給料の取れる、まあまあ希望のセンかな?というところに就職できて、今の自分があるわけなので結果オーライと言えばオーライなんですが。
なんですが。
バブルってなによ。
と、バブルによる売り手市場もワタシには無関係だったわけです。
が。
タクシーの話では、ワタシも似て異なるパターンでバブルの恩恵にあやかったことがあるんです!
それはワタシがタクシーの運転手をやっていたとき。 という経験は残念ながらないですスミマセン。 上記の会社に就職し、とある会社様に打ち合わせに行かされたときのことです。 もうバブルも終わりを迎える頃でございました。とは当時はわからなかったわけですが。
そこんちはまさに、バブルで急激にお金ができちゃって、金の使い道に困っちゃってるよめいた会社でして。 ワタシの担当のお客様ではあったんですが、いつもは電話だけでやりとりさせていただいていて、そしてものすごく変わった社長さんでした。 変わっているので行きたくなかったんですが。 しかもそのときは、会社でなくて「自宅に来てくれ」ってことだったんですよ。 なんか、ヤダなあ、と思ったりして。 でもお仕事だから行きまして。
う わ さ に は き い て い た け ど 。
なんだこの成金趣味な御殿は。 まだ建てたばかりで木の匂いがぷんぷんしてまして。 そしてあちこちに金色がぴかぴかしてまして。 もちろん、でっかい金●袋を下げた信楽焼のタヌキも置いてありましたし。
おそるおそる呼び鈴を鳴らしましたら、お手伝いさんが出てきて案内してくれまして。
どうして、街に一軒だけあったアダルトビデオレンタル屋がここまでになるのかがワタシにはわかりませんでしたよ本当に。 これがバブルのおそろしさというものでしょうか。 この頃には、このビデオ屋も近県にまたがって80軒以上になっていたんですけどね。たかが数年でですよ。
その社長は実際に会ってみても、やっぱりすごく変わった人でした。 応接間には、おおおおおおきな水槽が設置されてましてね。海水魚です。 今でこそ海水魚も当たり前に飼われてますが、当時は珍しくて。しかも水槽でかいし。 水槽に張り付いてなかなか席につかないワタシに(ワタシもワタシですが)、社長が得意そうに、水槽の仕組みやら(下のおおおおおおきな台の中で、海水を循環させているんだよ、とか)お魚の種類やら教えてくださいまして。 ハコフグというのを、このとき初めて見たんですが、かわいいのと「フグ」だってのとで、じょりぃったら大興奮しちゃいましてねえ。
変態っぽい社長相手に、ワタシも随分と余裕があるものですが。
「よかったら持っていっていいよ」 と、変態社長はおっしゃってくださったんですが、持って帰ったところで飼う環境がありませんし。 てなことを変態社長もわかってて言ってるわけですが。きい。
で、仕事の話も済ませまして。 変態社長はワタシが自慢の水槽に夢中になったので、ゴキゲンでございます。 ああ、よかった。無事に打ち合わせが終わって。これで営業さんにも怒られなくて済むわー。
と、「じゃあこれで」と失礼しようと思ったら
「あ、悪いけど、駅まで乗せていってくれないかな?」と。
は?
あんた金持ちなんだから、車がないならタクシー呼べばいいじゃん。
と思ったんですけど、何しろ相手は変態&偏屈な社長でございます。 ここで断ったりしたら面倒なことになるかもしれません。 しかし、なんだか脂っぽくていやらしそうなこの初老の社長と、車という小さな密室にふたりっきりになるのもイヤでございます。 ワタシ、仕事のつきあいで車に乗せた取引先のおっさん男性に、「いいだろ?いいだろ?」といきなり顔をべろべろ舐められたことがあったりしたものですから。 ちょっと怖かったんです。
でも仕事だし・・・断れないし・・・ということで、仕方なく送っていくことに。 ほんの15分ほどの辛抱です。
なーんて怯えていたものの、その変態社長は変態的なことを一切匂わせることなく、駅前で「うん、ここでいいよ」と車を止めさせまして。
「はい、車代」
と言って、ワタシに一万円札をよこしました。
あ、どうもー って、ええええええええ!?
就職してからも相変わらずバブルとは無縁だったじょりぃには、15分車に乗せただけで1万円というのは理解の範疇を越えておりました。 だいいち、困ります。 もらういわれのないお金であります。なんて言ってるからいつになってもバブルと縁ができなかったのかもですが!
「困ります。お金は結構ですから。いつもお世話になっているんですし・・・」と優等生じょりぃ。 「いいんだよ。足がなくて困ってたから、これくらい助かったってことで」<気持ちの悪い声で読んでください 「いえ、ホントに。ワタシ、会社に戻ってから上司に怒られてしまいますし」 「言わなきゃいいんじゃない? 僕は誰にも言わないよ?」 「でもホントに結構ですから」 「あのね、一度出したお金は引っ込められないんだよね。僕も困る」 「・・・そうですか。では、どうもありがとうございます」
1万円もらっちゃったーーーーーー!!!(´д`;)ハァハァ
これが、ワタシにとっていちばんバブリーな出来事でございました。 ショボい(´д`)
いかにワタシがバブルに縁遠かったのか、よくわかっていただけたことと思います。
J-waveの番組中で「バブルに関係ある曲」としていろんな曲がかかったんですが。 シャーデーの「スムースオペレーター」とか、ジュリアナ東京でかかってた曲(曲名わからん)などがかかる中、 秀島史香が突発的にチョイスした、Zooの「チュー・チュー・トレイン」が。 ピストンさんには「Zooかよー!」とバカにされてましたが、ワタシはなんだか聴いててえらく懐かしく、そして遠くあの頃を感じました。
ちなみに。
ワタシに1万円くれた社長の会社、もしかしたら、もうないかもです。 1万円返しに行くべきでしょうか。行きませんけど。
見たいような見たくないような。 うれしいようなうれしくないような。
どちらかと言えばうれしくないんだと思いますワタシ。 何をかというと、大好きだったスパイス・ガールズの再結成です。 それはもう、どど〜〜〜ん。と再結成。
どど〜〜〜ん というのは「ついに登場ー!」とかの効果音のどど〜〜〜んではなくて、
体型。 のどど〜〜〜ん。
ちなみにかつてのスパガ。
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そしてどど〜〜〜んと再結成のスパガ。
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スパイス利きすぎです。昔とは違う意味で(°▽°) ていうか、体型的な意味で。
スポーティ・スパイス/メルCは筋肉キチガイの細身だったのに、今ではおばさん体型に。 キャラ的にメルCにはもうちょっと痩せてほしいです。大きなお世話ですが。 ちなみにメルCはレズ疑惑があります。 後述のジェリがスパガ活動停止前に先にイチヌケしちゃうんですが、そのきっかけがメルCとの深い関係やらこじれやらにあったのではないかと噂されております。 ホントかどうかはわかりませんが、レズ的にはこう、なんだかワクワクしちゃうエピソードであります。
ベイビー・スパイス/エマは昔からぽちゃぽちゃしてましたが、今ではよりおばさんらしいぽちゃぽちゃに。 なんか顔も昔から割とおばさんぽくて、「どこがベイビーだよ」という気もしないでもないんですが、ファッションや性格的にベイビーだったみたいですね。 「力ワザベイビー仕立て」という感じですか。 でも歌声は澄んでいてキレイです。 歌唱力というとメルCが持ち上げられがちですが、この子がいちばん歌がうまかったのではないでしょうか。
ジンジャー・スパイス/ジェリは、当時からおばさん体型だったからいいとして。 おまけにこの服では体型がわかりません。ずるいなジェリ。 乳は相変わらず大きそうですが。 実はこの人もレズ疑惑がありましたが、確かレズの神経を逆撫でするような否定コメントを出していたような覚えがあります。 今思えば、いっそのこと全盛期に「レズよ!」ってカムしちゃえば(レズだったとしてですが)、キャラ的にゲイレズのアイコンにもなれたんじゃないかと思うんですが。 今となっては、そうすればある程度安定した市場が確保できていたろうに。 策略失敗したな、ジェリ。(勝手に)
スケアリー・スパイス/メルBは、割とかっこいい体型していたのに、やっぱりおばさん体型に。 ワタシ、メルBのことはよく知らないんですよねー。 自分で思ってるほどは歌うまくないよなーとかは思っていたんですが。 後述の映画「スパイス・ザ・ムービー」では、演技するのが照れくせー、って感じがしてて、ちょっとかわいいです。 まあ、演技が下手っつーことになるんですが。
ワタシがいちばん好きだった、ポッシュ・スパイス/ヴィクトリアだけは、金にモノ言わせてるのかガリガリですが。 でもワタシ、ヴィクトリアに関しては、昔のちょっとだけ肉づき良くてボブのカノジョが好きだなあ。 痩せすぎですよね、今。 メンバーの中では歌が下手でみそっかす的な扱いだったんですが、そんなに下手かなあ? みんな似たようなモンじゃないのー?、と、メルBに聞かれたらスケアリーに怒られちゃいそうなことを思うんですが。 歌的にはみそっかす扱いでしたが、割とボケキャラで、おいしいところをさらっていた気がします。
しかし、全盛期のスパイス・ガールズというのは、本当にすごい勢いがあったんですよ。 とはいっても、ワタシは全盛期が過ぎてからのファンでして。 好きになったきっかけは、とある素敵サイト様でスパイス・ガールズを取り上げていたコーナーがとても楽しくてですね。 スパガに興味を持ったというよりも、その方の切り口ですとかスパガの描き方に「くすっ」「おもしろそー」「なんかかわいいし」という感じで感化されて、聴いてみたりスパガ映画を見たりしてハマっちゃったんです。 そのスパガ映画、その名も「スパイス・ザ・ムービー」をご覧いただくと、当時のスパガの勢いがしのばれます。 大変バカバカしい映画で、ワタシ大好きなんですが。 なんつーか、若い(ホントに若かったのかアヤシイですが)娘っ子たちがキャピキャピしているのを見ているだけで、顔がこんな(*´∀`*)になっちゃうわけですよ。 カメオ出演も豪華です。 1988年のラジー賞(クソ映画に贈られる賞)をほぼ総ナメしている映画ですが、ワタシは大好きですよこれ! 映画に「意味」とか「教訓」とか求める人には確かにクソですが、見始めちゃえばスパガファンでなくても割と楽しめちゃうと思います。 ただし、本気でバカバカしい映画だということは覚悟してくださいませ。
音楽にしても、セカンドアルバム「Spice World」なんて、今聴いてもいいなーと思います。 クセがなくて、楽しくて、かわいくて。
スパイス・ガールズの功績としては「ガール・パワー」という言葉を世界中に知らしめたことではないでしょうか。 「ズパイス・ザ・ムービー」を見ていても、Vサインしながら「ガール・パワー!」って叫んでるジェリ見てるだけで、なんだか元気出てくるんですよねえ。 自分が女の子だってだけで(もう女の子じゃないけどさ)、ふつふつと力が湧いてくるような、誰かの力になれるようなブレイブハートになれちゃったりして。 ワタシが単純なだけっつーのもあるんですが(°▽°)
とまあ、余計なこともいろいろと語ってしまいましたが、今日の日記で何が一番言いたいかというと、
体型を維持するって大変よねー
ということなんですよホントにこれが。<今日、ウィンドーに映った自分の姿を見て愕然とした人(´д`)
前回の日記に引き続き、わかる人にしかわからないような内容でどーもスミマセン。 ワタシには一大ニュースだったので。 ええ、体型的に。 まさに身が引き締まる思いでしたよ! 引き締まってないんですが( ´_ゝ`)
エルキュール・ポアロをご存知でしょうか。 ポアロとポワロと呼び方があるようですが、今読んでる本がポアロなので、ここでもポアロでいきます。
ポアロは、ミステリーの女王アガサ・クリスティが生んだ、イギリスで活躍するベルギー人の探偵であります。 卵形の頭、ぴっちりと分けた黒い髪にくるりんと常に整った口ひげ、そしてとっても清潔好きな、灰色の脳細胞を持つ小男です。
詳しくはこちらを。
ワタシはクリスティが割と好きでしてね。 特にポアロはけったいな性格も相まって非常に愛らしく思っております。 かつては旅のお供には、必ずクリスティの短編集を携えておりました。 長編はいけません。 読書に没頭してしまって、ほかのことが手につかなくなって、ともに旅をしている相棒を退屈させてしまうからです。 短編ならば「この話が終わるまで待ってー」で済みます。
で、また最近、本棚から昔読んだ短編集を引っぱり出してきて、ベッドに入ってからことんと眠りに落ちるまでの短い読書を楽しんでいるんですが。 一度読んだはずなのに初めて読むように楽しめる、自分の記憶力のなさが本当にうれしくてなりません。
とまあ、そんなわけで、またクリスティづいていたワタシ。 先日、きょんと車で移動中に、会話がとぎれたので話のタネにクイズを出してみました。 ここから先、エルキュール・ポアロものを読んでいない方にはつまらないかもしれなくてスミマセン。
「エルキュール・ポアロをご存知ですかな?マドモアゼール?」とワタシ。ポアロのモノマネつきのサービスです。 「ええ。知ってますけど」 「ポアロの職業は?」 「探偵」 「では、探偵になる前は、どんな職業についていたか知ってる?」
ちょっと簡単かなーと思いましたが。 答はベルギー警察の警官(たぶん最終役職は署長?)です。
「えー?知らなーい」と、きょん。
ちなみに、きょんはクリスティにはさっぱり興味がありません。 映画「オリエンタル急行殺人事件」は好きみたいですが。
「当てて」とワタシ。 「えーーーーー? ・・・あ!わかった!」
自信たっぷりですよこの人。まあ、普通に考えればすぐに警察関係って思うかな? なんて思いつつ
「なに?」とたずねましたら
「不動産屋!」
「え!?」とワタシ。 「え?違うの?」ときょん。
違うの?っていうか。 どうして自信たっぷりに何の根拠もなく不動産屋と思ったのか。
「なんで不動産屋なんだよ!(笑)」とワタシ。 「えー、なんとなく、不動産屋って感じしない?」 な、なんで?(゚Д゚;) 「もっとそれっぽい職業だよーぅ」 「あ!わかった! 医者!」 「だからなんでだよ!」
不動産屋よりはマシですが。死因とかつきとめられそうですもんねと無理矢理。
「もっと素直に考えればいいんだよー」とワタシ。 「うーーんと、うーーんと、あ!わかった!」 「なんだ?!」
「小学校の先生!」
ちなみにきょん、大マジメなんでございますよ?本当に。
「先生はまだいいとしても、なんで小学校って限定するの?あはははははははは」とワタシ。 「確かにそうだね!あははははははははは。 で、ハズレなの?」 あたりまえだ。
「もっとさー、『ああ、この職業なら、後に探偵ってのもわかるよね』って職業だよ」 と、さらにヒントを出すワタシ。
「あ!わかった!」 ホントかよ。 「なに?」
「質屋!」<自信たっぷり
こ の 人 は な に を 考 え て い る ん で し ょ う か (゜A゜)
「わはははははははははははは」 「あはははははははははははは」 「・・・・なんで質屋・・・?」脱力するじょりぃ。 「えー。だって質屋さんて、なんでもモノ知ってなきゃできなそうじゃないのー」 「あなた質屋のこと知ってるの?」 「そういえば知らない。あははははは。ってことはまたハズレなのね?」 「ええ。すみません」 「なんで当たんないのー?(´д`)」 こっちが聞きたい。
「あのね、『ポアロらしいなー、まあ当然のなりゆきだよな』って職業だよ。あまり難しく考えないでみて」 「うーーーーん・・・あ!」 「なんだ?!」 今度こそ当てろよ!
「靴屋!」
くつ( ° ▽ ° )や?
「わはははははははは」 「あははははははまたハズレたか、ははははは・・・って、なんで当たんないの?おかしいなあ?」
おかしいのはあんたの頭だ。
「なんで靴屋ー?(笑)」と、ワタシ。当然の質問です。 「だってほら、あの人はキレイ好きらしいじゃないの」 「で?」 「身だしなみにうるさいんでしょ?」 「うん」 「だから、靴屋かなって」
きょんの思考回路って、やっぱりよくわかりませんわ ァ'`,、('∀`)
その後「探偵に必要な捜査方法のノウハウや人脈が築けるとしたら、どんな職業?」とさらにヒントを与えたら 「裁判官!」と張り切って答えたので、「裁判官は捜査はしないんじゃない?」と言ったら今度は 「検察官か弁護士?」と、やっと普通の脳みその人のような答が返ってまいりましたが。 この時点で正解を教えてあげましたら
「言われてみれば納得。ていうか、不動産屋とか小学校の先生って、いったいなんだろあたし?」
と、自分で自分を謎めかせておりました。 でも問題なのはそのふたつだけではないと思うよきょん。 質屋もそーとー驚いたわワタシ。 そもそもこの場面で「質屋」という職業が発想できないです。
ポアロをご存知のかたでしたら、彼が小学校の先生やら質屋をやっている姿を想像するとかなり笑えると思うのですが、いかがでしょう。
で、そのように想像してみると「靴屋は割と良いセンだったかも」なんてことも思いました。 「これはこれは美しいご婦人方!今日はすばらしい靴を仕入れたところですよ!私の桃色の美的センスを駆使しましてね!」 なんてね。
そして陳列してある靴は、ホコリひとつなく、いつもピッカピカに輝いているのです。
「ねえヘイスティングズ、僕はねえ、エナメルの靴にしか興味がないんだよ。 磨いてもピカピカに輝かない靴なんて、靴としての価値があると思うかい? スゥエードの靴なんてねえ、君、ぞっとするよ」
うん。似合う。
きょんは割と、いつも正しいんですよ。(フォロー
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